燃焼させる蝋燭部分と表面に蝋加工を施した発砲スチロール材叉は発泡ポリスチレン材若しくは発泡ウレタン材から成る燃焼させない部分を一体とさせた蝋燭の構造と製造方法
【課題】 蝋材以外の素材を用いて重量を軽減した、大型蝋燭の構造と製造法を得る。
【解決手段】 本来の芯3を伴った燃焼可能な蝋燭1の他に、発砲スチロール叉は発泡ウレタン材若しくはスタイロフォーム材から成る材料の表面に蝋加工を施し重量を軽減させた燃焼させない部分2を設ける。
【解決手段】 本来の芯3を伴った燃焼可能な蝋燭1の他に、発砲スチロール叉は発泡ウレタン材若しくはスタイロフォーム材から成る材料の表面に蝋加工を施し重量を軽減させた燃焼させない部分2を設ける。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、結婚式と披露宴で行われるキャンドルサービス、誕生日パーティ、ホームパーティ、イベント等での蝋燭を使用した演出効果に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の蝋燭は芯と蝋材から成り、製法としては主に鋳型等を用い、融点に達した蝋材をその鋳型に流し込む事により本来の目的の形状を完成させるが、当然の事ながら蝋材もその容積分必要で、大きくなると持ち上げる事が困難な重量となり、本来の燃焼目的以外に観賞目的要素も必要とする大型蝋燭を製造する場合には大きさに限りがあった。
【0003】
また、たとえ若干の染料を加える事も芯の作用である毛細管現象機能の妨げとなり不完全燃焼等を引き起こす恐れがある為、慎重に行われるものであり、蝋材以外に燃焼目的以外の素材を大量に用いて製造することは無く、また蝋材以外の材料を用い本体の大部分を形成させ蝋燭と呼べるものは無かった。
【0004】
さらに、発砲スチロール材叉は発泡ポリスチレン材若しくは発泡ウレタン材の表面に融点に達した蝋を用いて加工を施し、従来の蝋燭と組み合わせ一体化させる製法も無かった。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
蝋燭の燃焼に関して燃焼用の蝋材を要する事は勿論ではあるが、着火後の炎を伴った芯が蝋材に融点を及ぼし更にガス化させ、液状化した蝋材を綿芯による毛細管現象により吸い上げ燃焼させる面積は室温、綿芯の網数により多少異なるが、先端の炎を中心に50〜80mm直径程度のほぼ円形であり、融点より低い室温若しくは外気温により蝋燭の外側付近に融点を及ぼす熱量は無く、よって時間経過とともに50〜80mm直径程度の面積を消費すると、それ以降は面積に大きな変化は見られず、筒状に蝋燭本体の下部方向に蝋材を溶かしながら(図4)燃焼を維持し、当然ではあるが芯の通っていない部分には燃焼を及ぼす能力はなく、一例として一辺が300mmの立方体の蝋燭(図4)の燃焼に見られる様に、蝋燭の外見には燃焼による変化が見られない、これらの事から燃焼に必要とする蝋材以外の部分は必ずしも蝋材である必要性はない事が分かるが、これまでの鋳型に融点に達した蝋材を流し込み任意の形を求める製法をもっては、蝋材を容積分鋳型に流し込む事しか手段が無く、蝋材以外の固形材料を用いて組み合わせ、さらにその構造で通常の燃焼の働きが出来る蝋燭を製造するには問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
重量を軽減させる為には、燃焼させる蝋材から成る燃焼部分の他に、蝋材より軽い素材から成る燃焼させない非燃焼部分を設け、それらを組み合わせる構造が必要であり、その位置関係は図2で示されるように、燃焼させる蝋燭の部分1は燃焼させない部分2よりも高い位置にある事、また燃焼部分の炎5の最終到達予想位置が非燃焼部分と同等若しくは低い位置に到達を予測される場合は、図2での位置関係が示すように炎5の位置から最も高さ関係の近い非燃焼部分13付近までの間隔を100mm程度以上離す位置関係を持つ構造が好ましい。
【0007】
また、非燃焼部分に使用する材料としては、重量の軽い発砲スチロール材叉は発泡ポリスチレン材若しくは発泡ウレタン材が好ましく、これらの外見は蝋燭である必要性があるので、融点に達した蝋材が入った容器にこれらを浸し、表面に蝋を施す加工をして蝋燭との判別がつかない構造にする事が好ましく、さらに図3で示すように炎が燃焼させない部分2に移行しない様、芯の蝋燭内部末端に燃焼に終了を及ぼすアルミ等4の部分を設け、任意に燃焼終了させる加工を施す事が好ましい。
【0008】
燃焼部分の蝋燭と表面に蝋材加工を施した非燃焼部分を一体化させる方法としては図5の様に燃焼させる蝋燭の部分1と非燃焼部分7の間に、あらかじめ隙間を生じる設計とし、図6で示す様にその隙間に融点に達した蝋材9を流し込み凝固させ、組み合う加工を施した後、図11で示すようにその組み合ったもの10を、融点に達した蝋材11が入った容器にこれを浸し双方の表面に蝋を施し一体化させるか、また図7で示す様に燃焼させる蝋燭の部分1と表面に蝋材加工8をすでに施した非燃焼部分との間にあらかじめ隙間を生じる設計をし、図8で示すように融点に達した蝋材9を隙間に流し込み凝固させ完成させる、この場合さらに質感をもたせ一体化したい場合は、図11で示すようにその組み合ったもの10を、融点に達した蝋材11が入った容器に浸し双方の表面に蝋を施し一体化させるのが好ましい。
【0009】
また図9で示す様に燃焼させる蝋燭の部分1と非燃焼部分7に組み合う加工を施した後、図11で示すようにその組み合ったもの10を、融点に達した蝋材11が入った容器にこれを浸し双方の表面に蝋を施し一体化させるか、若しくは図10で示す様に燃焼させる蝋燭の部分1と表面に蝋材加工8をすでに施した非燃焼部分を組み合わせ完成させる、この場合さらに質感をもたせ一体化したい場合は図11で示すようにその組み合ったもの10を、再度融点に達した蝋材11が入った容器に浸し双方の表面に蝋を施し一体化させるのが好ましい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
【0011】
図1に示す実施例では、燃焼させる蝋燭の部分と燃焼させない部分の境界線12を示した点線から上部位置の芯3を伴う燃焼させる蝋燭の部分1と、その他の表面に蝋加工を施した芯を持たない燃焼させない部分2とは同一蝋材である為に光沢、質感、色、臭い等の判別がつかず、燃焼部分が限られている巨大な一体となった蝋燭と見える様子である。
【0012】
図3に示す実施例では、芯の燃焼に終了を及ぼすアルミ等4を用いて燃焼終了部分を設けたものであり、炎による斜線で示した非燃焼部分への燃焼を妨ぐ構造の様子である。
【0013】
図6、図8に示す実施例では、あらかじめ設けた燃焼部分と非燃焼部分との間に生じた隙間に、融点に達した蝋材9を流し込み凝固させ組み合う加工を施した様子である。
【0014】
図9、図10に示す実施例では、さらに外見上一体化した蝋燭を求める時の製法の様子であり、予め燃焼部分と非燃焼部分の完成後には外側から見えない内部に組み合う構造を設け、それらを組み合わせた様子である。
【0015】
図11に示す実施例では、本来の蝋燭の持つ表面の光沢、質感、色、臭い等を統一させる為に、燃焼部分と非燃焼部分が一体となったものを融点に達し液状化した蝋材が入った容器に数回浸し、表面に蝋材を施す加工をしている様子である。
【発明の効果】
【0016】
加工を施し一体となった非燃焼部分をもつ蝋燭は、外見上はその素材の違いを推測することは困難で、光沢、質感、色、臭い等は全く通常の蝋燭と同等であり、その重量の軽さには今までの蝋燭とは明確な違いがあった、その一体となった蝋燭本体から突出させた芯の先端に点火した炎は蝋を溶かし、液状化した蝋は毛細管現象により従来の蝋燭の機能を開始した、非燃焼部分の表面に塗られた蝋燭は従来の蝋燭と同等に炎の光をその表面に反射させ、従来の蝋燭との外見上の判別はつかなかった。
【0017】
燃焼部分の炎は時間経過に伴い下部へと移行し、予め距離を設定してあった最も炎に近い非燃焼部分の表面、及び内部の素材への熱による影響、変化は見られず、さらに炎の非燃焼部分への移行も無く、やがて事前に施してあった燃焼終了部分で鎮火し正常な蝋燭の燃焼を示した。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】 燃焼部分と非燃焼部分を結合させた全体の立面図である。
【図2】 燃焼終了直前の炎が、斜線で示した高さの低い非燃焼部分やその他の部分に熱による変化を及ぼしていない様子を示す全体の立面図である。
【図3】 燃焼する蝋燭内部の一部破断の立面図であり、芯の末端には燃焼終了させる加工が施してある。
【図4】 通常の立方体蝋燭の燃焼の様子を示した立面図である。
【図5】 燃焼部分の蝋燭と非燃焼部分にあらかじめ隙間を生じる設計を施し、組み合わあせる前の各々の断面図である。
【図6】 燃焼部分の蝋燭と非燃焼部分を組み合わせ生じた隙間に融点に達し液状化した蝋材を流し込み、その後冷えて凝固し一体となった断面図である。
【図7】 燃焼部分の蝋燭と表面に蝋材加工施した非燃焼部分にあらかじめ隙間を生じる設計を施し、組み合わあせる前の各々の断面図である。
【図8】 燃焼部分の蝋燭と表面に蝋材加工施した非燃焼部分を組み合わせ生じた隙間に融点に達し液状化した蝋材を流し込み、その後冷えて凝固し一体となった断面図である。
【図9】 燃焼部分の蝋燭と非燃焼部分が組み合い、一体化した断面図である。
【図10】 燃焼部分の蝋燭と表面に蝋材加工をに施した非燃焼部分を組み合わせる直前の各々の断面図である。
【図11】 融点に達し液状化した蝋材を満たした容器に、組み合わせた燃焼部分の蝋燭と非燃焼部分を浸けている、一部立方体の断面図である。
【符号の説明】
【0019】
1 燃焼させる蝋燭の部分
2 燃焼させない部分
3 芯
4 芯の燃焼に終了を及ぼすアルミ等の部分
5 炎
6 炎の熱で液状化した蝋
7 非燃焼部分
8 表面に付着し凝固した蝋材
9 流し込み凝固した蝋材
10 組み合って一体となった燃焼部分と非燃焼部分
11 容器に入っている液状化した蝋材
12 燃焼させる蝋燭の部分と燃焼させない部分の境界線
13 炎の位置から最も高さ関係の近い非燃焼部分
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、結婚式と披露宴で行われるキャンドルサービス、誕生日パーティ、ホームパーティ、イベント等での蝋燭を使用した演出効果に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の蝋燭は芯と蝋材から成り、製法としては主に鋳型等を用い、融点に達した蝋材をその鋳型に流し込む事により本来の目的の形状を完成させるが、当然の事ながら蝋材もその容積分必要で、大きくなると持ち上げる事が困難な重量となり、本来の燃焼目的以外に観賞目的要素も必要とする大型蝋燭を製造する場合には大きさに限りがあった。
【0003】
また、たとえ若干の染料を加える事も芯の作用である毛細管現象機能の妨げとなり不完全燃焼等を引き起こす恐れがある為、慎重に行われるものであり、蝋材以外に燃焼目的以外の素材を大量に用いて製造することは無く、また蝋材以外の材料を用い本体の大部分を形成させ蝋燭と呼べるものは無かった。
【0004】
さらに、発砲スチロール材叉は発泡ポリスチレン材若しくは発泡ウレタン材の表面に融点に達した蝋を用いて加工を施し、従来の蝋燭と組み合わせ一体化させる製法も無かった。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
蝋燭の燃焼に関して燃焼用の蝋材を要する事は勿論ではあるが、着火後の炎を伴った芯が蝋材に融点を及ぼし更にガス化させ、液状化した蝋材を綿芯による毛細管現象により吸い上げ燃焼させる面積は室温、綿芯の網数により多少異なるが、先端の炎を中心に50〜80mm直径程度のほぼ円形であり、融点より低い室温若しくは外気温により蝋燭の外側付近に融点を及ぼす熱量は無く、よって時間経過とともに50〜80mm直径程度の面積を消費すると、それ以降は面積に大きな変化は見られず、筒状に蝋燭本体の下部方向に蝋材を溶かしながら(図4)燃焼を維持し、当然ではあるが芯の通っていない部分には燃焼を及ぼす能力はなく、一例として一辺が300mmの立方体の蝋燭(図4)の燃焼に見られる様に、蝋燭の外見には燃焼による変化が見られない、これらの事から燃焼に必要とする蝋材以外の部分は必ずしも蝋材である必要性はない事が分かるが、これまでの鋳型に融点に達した蝋材を流し込み任意の形を求める製法をもっては、蝋材を容積分鋳型に流し込む事しか手段が無く、蝋材以外の固形材料を用いて組み合わせ、さらにその構造で通常の燃焼の働きが出来る蝋燭を製造するには問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
重量を軽減させる為には、燃焼させる蝋材から成る燃焼部分の他に、蝋材より軽い素材から成る燃焼させない非燃焼部分を設け、それらを組み合わせる構造が必要であり、その位置関係は図2で示されるように、燃焼させる蝋燭の部分1は燃焼させない部分2よりも高い位置にある事、また燃焼部分の炎5の最終到達予想位置が非燃焼部分と同等若しくは低い位置に到達を予測される場合は、図2での位置関係が示すように炎5の位置から最も高さ関係の近い非燃焼部分13付近までの間隔を100mm程度以上離す位置関係を持つ構造が好ましい。
【0007】
また、非燃焼部分に使用する材料としては、重量の軽い発砲スチロール材叉は発泡ポリスチレン材若しくは発泡ウレタン材が好ましく、これらの外見は蝋燭である必要性があるので、融点に達した蝋材が入った容器にこれらを浸し、表面に蝋を施す加工をして蝋燭との判別がつかない構造にする事が好ましく、さらに図3で示すように炎が燃焼させない部分2に移行しない様、芯の蝋燭内部末端に燃焼に終了を及ぼすアルミ等4の部分を設け、任意に燃焼終了させる加工を施す事が好ましい。
【0008】
燃焼部分の蝋燭と表面に蝋材加工を施した非燃焼部分を一体化させる方法としては図5の様に燃焼させる蝋燭の部分1と非燃焼部分7の間に、あらかじめ隙間を生じる設計とし、図6で示す様にその隙間に融点に達した蝋材9を流し込み凝固させ、組み合う加工を施した後、図11で示すようにその組み合ったもの10を、融点に達した蝋材11が入った容器にこれを浸し双方の表面に蝋を施し一体化させるか、また図7で示す様に燃焼させる蝋燭の部分1と表面に蝋材加工8をすでに施した非燃焼部分との間にあらかじめ隙間を生じる設計をし、図8で示すように融点に達した蝋材9を隙間に流し込み凝固させ完成させる、この場合さらに質感をもたせ一体化したい場合は、図11で示すようにその組み合ったもの10を、融点に達した蝋材11が入った容器に浸し双方の表面に蝋を施し一体化させるのが好ましい。
【0009】
また図9で示す様に燃焼させる蝋燭の部分1と非燃焼部分7に組み合う加工を施した後、図11で示すようにその組み合ったもの10を、融点に達した蝋材11が入った容器にこれを浸し双方の表面に蝋を施し一体化させるか、若しくは図10で示す様に燃焼させる蝋燭の部分1と表面に蝋材加工8をすでに施した非燃焼部分を組み合わせ完成させる、この場合さらに質感をもたせ一体化したい場合は図11で示すようにその組み合ったもの10を、再度融点に達した蝋材11が入った容器に浸し双方の表面に蝋を施し一体化させるのが好ましい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
【0011】
図1に示す実施例では、燃焼させる蝋燭の部分と燃焼させない部分の境界線12を示した点線から上部位置の芯3を伴う燃焼させる蝋燭の部分1と、その他の表面に蝋加工を施した芯を持たない燃焼させない部分2とは同一蝋材である為に光沢、質感、色、臭い等の判別がつかず、燃焼部分が限られている巨大な一体となった蝋燭と見える様子である。
【0012】
図3に示す実施例では、芯の燃焼に終了を及ぼすアルミ等4を用いて燃焼終了部分を設けたものであり、炎による斜線で示した非燃焼部分への燃焼を妨ぐ構造の様子である。
【0013】
図6、図8に示す実施例では、あらかじめ設けた燃焼部分と非燃焼部分との間に生じた隙間に、融点に達した蝋材9を流し込み凝固させ組み合う加工を施した様子である。
【0014】
図9、図10に示す実施例では、さらに外見上一体化した蝋燭を求める時の製法の様子であり、予め燃焼部分と非燃焼部分の完成後には外側から見えない内部に組み合う構造を設け、それらを組み合わせた様子である。
【0015】
図11に示す実施例では、本来の蝋燭の持つ表面の光沢、質感、色、臭い等を統一させる為に、燃焼部分と非燃焼部分が一体となったものを融点に達し液状化した蝋材が入った容器に数回浸し、表面に蝋材を施す加工をしている様子である。
【発明の効果】
【0016】
加工を施し一体となった非燃焼部分をもつ蝋燭は、外見上はその素材の違いを推測することは困難で、光沢、質感、色、臭い等は全く通常の蝋燭と同等であり、その重量の軽さには今までの蝋燭とは明確な違いがあった、その一体となった蝋燭本体から突出させた芯の先端に点火した炎は蝋を溶かし、液状化した蝋は毛細管現象により従来の蝋燭の機能を開始した、非燃焼部分の表面に塗られた蝋燭は従来の蝋燭と同等に炎の光をその表面に反射させ、従来の蝋燭との外見上の判別はつかなかった。
【0017】
燃焼部分の炎は時間経過に伴い下部へと移行し、予め距離を設定してあった最も炎に近い非燃焼部分の表面、及び内部の素材への熱による影響、変化は見られず、さらに炎の非燃焼部分への移行も無く、やがて事前に施してあった燃焼終了部分で鎮火し正常な蝋燭の燃焼を示した。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】 燃焼部分と非燃焼部分を結合させた全体の立面図である。
【図2】 燃焼終了直前の炎が、斜線で示した高さの低い非燃焼部分やその他の部分に熱による変化を及ぼしていない様子を示す全体の立面図である。
【図3】 燃焼する蝋燭内部の一部破断の立面図であり、芯の末端には燃焼終了させる加工が施してある。
【図4】 通常の立方体蝋燭の燃焼の様子を示した立面図である。
【図5】 燃焼部分の蝋燭と非燃焼部分にあらかじめ隙間を生じる設計を施し、組み合わあせる前の各々の断面図である。
【図6】 燃焼部分の蝋燭と非燃焼部分を組み合わせ生じた隙間に融点に達し液状化した蝋材を流し込み、その後冷えて凝固し一体となった断面図である。
【図7】 燃焼部分の蝋燭と表面に蝋材加工施した非燃焼部分にあらかじめ隙間を生じる設計を施し、組み合わあせる前の各々の断面図である。
【図8】 燃焼部分の蝋燭と表面に蝋材加工施した非燃焼部分を組み合わせ生じた隙間に融点に達し液状化した蝋材を流し込み、その後冷えて凝固し一体となった断面図である。
【図9】 燃焼部分の蝋燭と非燃焼部分が組み合い、一体化した断面図である。
【図10】 燃焼部分の蝋燭と表面に蝋材加工をに施した非燃焼部分を組み合わせる直前の各々の断面図である。
【図11】 融点に達し液状化した蝋材を満たした容器に、組み合わせた燃焼部分の蝋燭と非燃焼部分を浸けている、一部立方体の断面図である。
【符号の説明】
【0019】
1 燃焼させる蝋燭の部分
2 燃焼させない部分
3 芯
4 芯の燃焼に終了を及ぼすアルミ等の部分
5 炎
6 炎の熱で液状化した蝋
7 非燃焼部分
8 表面に付着し凝固した蝋材
9 流し込み凝固した蝋材
10 組み合って一体となった燃焼部分と非燃焼部分
11 容器に入っている液状化した蝋材
12 燃焼させる蝋燭の部分と燃焼させない部分の境界線
13 炎の位置から最も高さ関係の近い非燃焼部分
【特許請求の範囲】
【請求項1】
燃焼させる蝋燭の部分(1)と表面に蝋加工を施した発砲スチロール材叉は発泡ポリスチレン材若しくは発泡ウレタン材から成る燃焼させない部分(2)が一体となり軽量化された蝋燭。
【請求項2】
燃焼させる蝋燭の部分(1)と発砲スチロール材叉は発泡ポリスチレン材若しくは発泡ウレタン材から成る燃焼させない部分(2)を融点に達し液状化した蝋材を用いて一体化させる製法。
【請求項1】
燃焼させる蝋燭の部分(1)と表面に蝋加工を施した発砲スチロール材叉は発泡ポリスチレン材若しくは発泡ウレタン材から成る燃焼させない部分(2)が一体となり軽量化された蝋燭。
【請求項2】
燃焼させる蝋燭の部分(1)と発砲スチロール材叉は発泡ポリスチレン材若しくは発泡ウレタン材から成る燃焼させない部分(2)を融点に達し液状化した蝋材を用いて一体化させる製法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2006−152225(P2006−152225A)
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−370164(P2004−370164)
【出願日】平成16年11月25日(2004.11.25)
【出願人】(598133942)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年11月25日(2004.11.25)
【出願人】(598133942)
【Fターム(参考)】
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