物体の搬送装置
本発明は、2つの滑走面の間に、摩擦を生ずるように少なくとも1つの搬送機構(29.1、29.2)の一部(29.1、29.2)が物体(2)に接し且つ受容部材又は押圧ローラ(33.1、33.2)に支えられた環状カラー(3)を有するボトル形状の物体(2)の搬送装置であって、搬送機構の一部は物体に柔軟に接しているか又は柔軟に載置されていることを特徴とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2つの滑走面又は支持手段の間に、摩擦を生ずるように少なくとも1つの搬送機構の一部が物体に接し且つ受容部材又は押圧ローラに支えられた環状カラーを有するボトル又は中間加工品など形状を有する物体の搬送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
今日では、多数の物体を加工場から次の工程又は梱包工程へと搬送する必要がある。その物体は、例えば、搬送中に充填又はラベルを貼られるボトルである。特に、物体は射出成形され次いでボトルにブロー成形される中間加工品である。この中間加工品は、中間加工品次いでボトルをハンドリングするための環状カラーを有している。環状カラーはボトル開口部のやや下方に備えられキャップをねじ込むネジと区切られている。
【0003】
ボトルの搬送については、例えば独国出願特許公開第3515353A1号明細書に、環状カラーを下から保持して搬送する板状チェーンコンベヤ、板状ベルト、円形状コードなどが開示されている。
【0004】
欧州出願特許公開第0842875A1号明細書には、一対の無限コードが環状カラーを上方又は下方から保持することが開示されている。
【0005】
今日では、射出成形金型内で形成された中間加工品は、複雑で多くのスペースを要するプラント内の射出成形金型内で形成されブロー成形装置へと搬送される。PCT/EP2006/050682には、遠心分離器状の分離機において中間加工品を間引く新しい方法が記載されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、上記の技術を駆使して、中間加工品などの物体を整列させ次の工程へと搬送ができる適切な装置を提供することある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
物体に摩擦を生ずるように接する搬送装置の部分を柔軟に形成するか又は物体を搬送装置に柔軟に配置すれば上記問題が解決される。
【0008】
物体を柔軟に保持することにより、搬送並びに滞留が可能となる利点が生ずる。このことは、装置を使用する際には重要である。更に動圧が生ずる可能性もある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
搬送される容器は、特に胴体、環状カラー及び開口部を備えたPETボトル又はPET中間加工品である。この容器を搬送するのに、支持手段及び搬送機構が配置されており、支持手段は固定されることが好ましい。支持手段は、例えば、合成樹脂又は金属で形成してもよい。支持手段は枠のみならず、例えば、円形の断面を備えた帯のように任意の形状に形成することもできる。
【0010】
少なくとも、搬送機構は、所定の搬送方向に移動させるエネルギーを容器に与えることが好ましい。支持手段及び搬送機構は環状カラーの上又は下において容器と作用し合っていることが好ましい。環状カラーに接している支持部材又は搬送機構の受容部材は、環状カラーから僅かの間隔を保って案内されることも考えられる。
【0011】
搬送機構はバネ部材を備えた無限ベルトとして形成されることが好ましい。バネ部材と支持手段又はバネ部材と別の支持手段のバネ部材とが共動することにより、容器の環状カラー域が挟持される。
【0012】
本発明の別の例では、それぞれ2つの支持手段及び搬送機構が備えられることが好ましく、支持手段は不動で搬送機構が搬送方向に可動に設定される。容器は懸架されて搬送されることが好ましいので、支持手段は環状カラーの下方で接し、搬送機構は環状カラーの上方で接するように設定される。3つの支持手段を備えて所定の状態に容器を保持し、搬送機構が搬送方向に動く設定も本発明の範囲である。
【0013】
更に、全体として3つの支持手段及び搬送機構を備えることもできる。その場合、2つの支持手段と1つの搬送機構又は1つの支持手段と2つの搬送機構を備えることになる。4点支持では、中間加工品の環状カラーの上方又は下方並びに左右を任意に選び、3つの支持手段又は搬送機構で支えると、1点は支持されないことになる。
【0014】
本発明では、搬送機構に、チェーン、受容部材及びバネ部材から構成される無限走行鎖を備えてもよい。無限鎖は、環状カラーに平行に循環させることが好ましい。無限鎖には、所定の間隔毎に受容部材が備えられ、その受容部材にバネ部材を取付けてもよい。1つの受容部材に1つのバネ部材又は必要に応じては複数の受容部材に1つのバネ部材を配置してもよい。受容部材は、バネ部材を案内する溝が形成されたローラが好ましい。バネ部材は針金から製造され、受容部材の溝内を案内されるか又は係止される。しかし、受容部材はボルト又は他のバネ性を有する部材でもよい。バネ部材を直接に走行鎖に取付けることも考えられる。2つの受容部材に、1つのバネ部材を取付けることが好ましく、バネ部材を取付けた2つの受容部材の間隔は、隣接する受容部材との間隔よりも小さいか、同等か又は大きくてもよい。
【0015】
バネ部材が針金から製造され、2つの受容部材に、1つのバネ部材を取付ける形態においては、バネ部材の両端は一方の受容部材に在り、バネ部材は他方の受容部材を半周巻くように構成することが好ましい。一方の受容部材はバネ部材に取り囲まれ、その部分のバネ部材はC字状に形成され、C字を形成する両辺の間隔は、受容部材の径よりも大きい。このようにして、バネ部材が容器を挟むように、受容部材から相対的に動く。
【0016】
更に、本発明による別の形態では、容器を環状カラーの上方で挟むように、2つの搬送方向に平行な左右の無限走行鎖として形成された搬送手段を用いる。この構成では、チェーンは受容部材及びバネ部材と共に、搬送される容器の一連の中心点を通る面に対して対称に配置される。対称に配置することにより、バネ部材が容器を最適に挟持することができる。容器を挟持していない状態においては、互い向き合った2つのバネ部材のC字状部分の間隔よりも、容器の環状カラーの径の方が大きくなるように構成されている。これにより、最適な容器の挟持が達成される。容器がバネ部材に挟持されると、バネ部材のC字状部分の容器に接している部分は受容部材の中心点の方向へと動かされる。バネ部材が、受容部材を巻いているために、別に固定する必要がなくなる。
【0017】
装置による容器の搬送では、搬送される容器は、一連の容器の中心点を通る面に垂直な平面を有する環状カラーを備えている。これによ、バネ部材及び支持手段は環状カラー平面に平行に配置される。しかし、例えばバネ部材が環状カラー平面に対して0〜90度の角度とするような、支持手段及び/又は搬送機構を傾けて配置することも考えられる。
【0018】
受容部材及びバネ部材が取付けられたチェーンを最適に案内するために、内部をチェーンが走行する案内部材を備えてもよい。搬送機構を正確に案内することにより、受容部材及びバネ部材が正確に案内されるので、2つのバネ部材による保持力が正確に設定できることになる。バネ部材の位置を調整できるように構成することにより、容器の環状カラーを保持する保持力が調節可能となる。容器の動圧が生じても、バネ部材が作動し続けるようにバネ力が調整されるので、容器は滑り抜けることができる。
【0019】
案内部材には、チェーンを案内する溝が備えられていることが好ましい。案内部材は搬送方向と平行であることが好ましい。
【0020】
本発明では、柔軟に対応する押圧ローラに支えられた搬送機構が物体に摩擦を及ぼすように接する構成とすることもできる。これにより、中間加工品を確実に搬送することができる。押圧ローラは、針状バネ、板バネ、棒状バネなどに取付けられて、加圧力が生成される。また、バネを介して壁に支持された台座に押圧ローラを取付けてもよい。そこでは、バネは横にずれないように、台座を壁に取付けているボルトを巻く構成となっている。
【0021】
また、本発明では、搬送すべき物体の両側面に、物体を挟持するように無限ベルト、好ましくは無限円形ベルトを配置してもよい。断面が円形の無限ベルトを用いると、物体は必ず支持され、その状態で中間加工品が搬送される。
【0022】
無限ベルトは、傾斜した方向転換ローラを巻いて配置されるので、方向転換ローラの状態に応じて、望みのままに中間加工品は懸架されるのみならず、水平又は垂直方向に立てて搬送できる。ここでは、中間加工品が接するか又は載せられるレールが付加される。即ち、従来の装置では不可能であったが、中間加工品は任意の状態で拘束されずに搬送させることができる。例えば、従来は下方から上方への中間加工の搬送及び動圧の生成は不可能であった。本発明による装置を用いると、このことが実現できる。
【0023】
滑走面又は支持手段を所望の搬送路に適合できるのは勿論である。このようにして、中間加工品を自由に搬送できる。これにより、個々のブロー成形機への中間加工品の3次元的な供給に対応可能となる。
【0024】
特に、中間加工品及びボトルの搬送に際しては、平面から外れた搬送路が必要である。上昇、下降及び傾斜部を備えた搬送路では、正又は負の傾斜部が生じ、搬送されている物体の中心軸の間隔は狭まったり広がったりする。間隔が狭まると、搬送されている物体はずれて、互いに食い込むので更にスペースが必要になる。更に互いに摩擦し合うことになる。
【0025】
本発明では、この問題点を防ぐために、物体の搬送路内の負の傾斜部に変位部材を挿入して物体が滑走面に沿って滑り、外側に変位するように構成している。これによって、狭められた中心軸間の間隔が広げられる。
【0026】
中間加工品の環状カラーが滑る滑走面は、それぞれの領域において異なった平面を通すことも考えられる。これにより、中間加工品はずれて側方に変位し、中心軸間の間隔が広められる。
【0027】
異なった高さを通る異なった傾斜の滑走面を配置することも考えられる。これにより、多くの可能性が考えられるが、それも本発明に含まれる。
【0028】
異なった滑走面により、例えば負の傾斜が全く生じないように構成することができる。中間加工品は、任意の状態で搬送できるので、問題となる中間加工品の状態を変化させて中心軸の間を所望の間隔へとすることができる。
【0029】
更に、本発明を適用して、互いの滑走面の間隔を可変にすることができる。そのため、2つの外壁から構成されるハウジングの一部を滑走面とする。2つの外壁は、滑走面域に空隙を形成し、縁部により所望の間隔が保たれる。縁部はその間に中間加工品を取込んだ状態となる。
【0030】
間隔が変更できるように、2つの外壁は互いに可動であり、そのため2つの外壁の端部は互いに連結できるように重なりあっている。
【実施例】
【0031】
以下、図面を用いて、本発明の長所、特徴及び詳細を説明する。
【0032】
図1はプラスチックボトルを形成する中間加工品2を搬送する装置1を示す。中間加工品2は、一列に不図示の選別器から不図示の連続ブロー成形機に搬送される。装置1は、環状カラー3の下方で中間加工品を支える2つの支持手段4を備えている。更に、装置1は、中間加工品2又は図12に示されるようなボトル2.1を上方から左右に支える搬送機構5を備えている。搬送機構5は1つのチェーン21、複数の受容部材7、7′及び複数のバネ部材6から構成されている。チェーン21は、自転車のチェーンに似たリンクチェーンとして形成されている。チェーン21の幾つかの連結点の下方へ向かう連結ボルトには受容部材7、7′が取り付けられている。2つの受容部材7及び7′はバネ部材6により結び付けられている。バネ部材6は、内側の中間加工品2の方向に向かってバネが作用するように取り付けられている。
【0033】
図2の装置1の下面図から、中間加工品2がその中心点8を結んだ線に沿って一列に搬送されていく様子が判る。搬送は矢印Tの方向に行われる。装置1は、中心点8と中間加工品2の縦軸を通る面に対して対称となるように構成される。2つの案内部材9の中をチェーン21が案内される。チェーンは、自転車のチェーン状のリンクチェーンとして形成されている。チェーン21に受容部材7、7′が固定されている。この受容部材にバネ部材6が取り付けられている。
【0034】
バネ部材6の受容部材7、7′への取り付けの状態は、図2の右上に破線で図示されている。バネ部材の末端6′は受容部材7の回りをC字状に曲げられており、受容部材7の径はC字の2つの辺の間隔よりも小さい。そのことは、バネ部材6のC字の下辺が、中間加工品2の搬送路内にあることを意味する。バネ部材6は、受容部材7′へと案内され、受容部材7′を半周巻いてから受容部材7へ戻るように形成されている。バネ部材6のもう一方の末端6″は受容部材7の中間加工品2に面する側に在る。
【0035】
バネ部材の末端6′及び末端6″の受容部材7への設置並びに受容部材7′を巻くことによりバネ力が生成され、バネ力の搬送方向Tに垂直な成分により中間加工品2が挟みつけられる。中間加工品2を挟みつけていない場合の互いに向き合ったバネ部材6の間隔Aは、中間加工品2の開口部近傍の径よりも小さい。中間加工品2を挟みつけている場合には、バネ部材6のC字状部分は、受容部材7の中心点17に向かってX方向に動く。
【0036】
図3は装置1の断面図である。この図でも、環状カラー3の下方で左右の支持手段4に支えられている中間加工品2が示されている。環状カラーの上方で左右のバネ部材6が中間加工品に接している。バネ部材6はその側面が環状カラー平面Nに平行であり、受容部材7′に連結されている。この図から、バネ部材6が受容部材7′に巻きついていることは明らかである。受容部材7′はチェーン21に固定されている。循環的に走行するチェーン21は、案内部材9の溝10の中を案内される。このようにして、搬送機構5は安定化される。
【0037】
図4には、図3と同一の装置1であるが、一方の支持手段4及び搬送機構5が、環状カラー平面Nから角度γだけ傾いた状態が示されている。この角度γは搬送機構5のみ又は支持手段4のみに適用されてもよい。
【0038】
図6、7に示される別の実施例である中間加工品を搬送する装置は、2つの外壁23.1及び23.2から形成されるハウジング22を備えている。外壁23.1と23.2は相互に可動であるので、2つの縁部24.1及び24.2の間に形成される空隙25の間隔aが可変となる。上面部26.1、26.2で重なり合っている外壁23.1、23.2は、その重なりあった部分を、図5に示される長穴27を貫通するような、不図示の固定部材により連結される。
【0039】
中間加工品2は、環状カラー3による滑走面32.1、32.2並びに側方の縁部24.1、24.2に接して、空隙25内を滑走する。
【0040】
中間加工品2は、方向転換ローラ30.1、30,2で方向転換され且つ樹脂製のレール42を走行する2つの無限ベルト29.1、29.2によりハウジング22内の空隙25に沿って搬送される。無限ベルト29.1、29.2は環状カラー3の上方で中間加工品2のくびれ部に密接し摩擦力で中間加工品2を搬送する。これにより、中間加工品2は上方へは移動しないが、更に押圧部材としてレール31が備えられている。
【0041】
図9に、2つの滑走面32.1、32.2が示されており、その上に沿って環状カラー3が滑走する。図には一点鎖線により、方向転換ローラ30.1、30.2の幾つかの使用状態が示されており、どの状態が好ましいかに応じて、無限ベルト29.1、29.2は所望の位置で中間加工品2を把持して搬送できることは明らかである。これによって、中間加工品の懸架式搬送が水平又は垂直へ変更できる。これらの搬送方式は、図12に示されている。更に、図10、11には、中間加工品が滑走面32.1、32.2に案内されて水平状態から懸架状態へと困難なく配列を変更できることが示されている。当然ながら、同様に懸架状態から水平状態、更には懸架状態から垂直状態への配列の変更ができる。これらは、全て本発明による搬送装置によって可能である。
【0042】
図7、8に示されるように、2つの無限ベルト29.1、29.2は側方から中間加工品2に接しており、中間加工品2は空隙25を通って移動することにより搬送される。無限ベルト29.1、29.2が狭められて中間加工品2に摩擦力を及ぼすように、側方に押圧ローラ33.1、33.2が備えられ、無限ベルト29.1、29.2が環状カラー3の上方において中間加工品2の首部を押圧する。この押圧ローラ33.1、33.2は無限ベルトと共に走行する。その際、押圧ローラは、軸34.1、34.2の周りを回転する。これらの軸はそれぞれが、予め付勢され押圧ローラ33.1、33.2を無限ベルト29.1、29.2へと押圧させる板バネ35.1、35.2に連結されている。
【0043】
図13、14に示される中間加工品2を搬送する装置の実施例では、押圧ローラ33.1、33.2は台座36.1、36.2に配置され、その台座36.1、36.2はボルト37.1、37.2を介して壁38.1、38.2に保持されている。台座36.1、36.2は、ボルト37.1、37.2に巻かれたコイルバネ39.1、39.2を介して壁38.1、38.2に反発している。このコイルバネ39.1、39.2のバネ力により、押圧ローラ33.1、33.2は無限ベルト29.1、29.2を中間加工品2へと押圧する。
【0044】
本発明による中間加工品2を搬送する装置では、中間加工品を曲がった搬送路を走行させることが可能である。例えば、中間加工品は図15に示されるように、懸架され、傾きが正負に変化している搬送路を走行する。即ち、正の傾きの領域では隣り合った中間加工品の中心軸の間隔は大きい。一方、負の傾きの領域では、環状カラーが互いに押し合い横方向へずらされるので、中間加工品は平面内を案内されず、引っ掛って走行できなくなる。これは、図16、17に示されるように、空隙25の領域に円形状の滑走面41を有する変位部材40を挿入することにより回避できる。この滑走面41により中間加工品が変位されるので、負の傾き領域にも余裕が生じ、負の傾きの問題が解消される。
【0045】
図18、19には、滑走面32.1、32.2の高さを区間毎に変化させて、中間加工品2が外側へと変位する例が図示されている。
【0046】
更に、図20にも、滑走面32.1、32.2の高さを変化させた配列により、中間加工品2が外側へと変位する例が図示されている。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明による中間加工品を搬送する装置の斜視図
【図2】図1の装置の下面図
【図3】図1の装置の正面図
【図4】図1の装置の変形形態を示す正面図
【図5】本発明による中間加工品を搬送する装置の別の実施例の斜視図
【図6】図5の装置の拡大部分断面図
【図7】図6のVII−VIIに沿った断面図
【図8】図6のVIII−VIIIに沿った断面図
【図9】図7に示される無限ベルトの種々の配置を示す摸式側面図
【図10】本発明による中間加工品の搬送状態を変化させる装置の部分側面図
【図11】図10の上面図
【図12】中間加工品の種々の搬送状態を示す摸式図
【図13】本発明による中間加工品を搬送する装置の更に異なった実施例の断面図
【図14】図13の上面図
【図15】従来方法による搬送路の一部を示す側面図
【図16】本発明による中間加工品を搬送する装置の別の変形形態を示す正面図
【図17】図16の下面図
【図18】本発明による中間加工品を搬送する装置の更に別の変形形態を示す側面図
【図19】図18の斜視図
【図20】本発明による中間加工品を搬送する装置の更に異なった別の変形形態を示す斜視図
【符号の説明】
【0048】
1 装置
2 中間加工品
2.1 ボトル
3 環状カラー
4 支持手段
5 搬送方向
6 バネ部材
7 受容部材
8 中心点
9 案内部材
10 溝
17 (受容部材7の)中心点
21 チェーン
22 ハウジング
23 (ハウジングの)外壁
24 (外壁23の)縁部
25 空隙
26 (外壁の)上面部
27 長穴
29 無限ベルト
30 方向転換ローラ
31 押圧部材(=レール)
32 滑走面
33 押圧ローラ
34 軸
35 板バネ
36 台座
37 ボルト
38 壁
39 コイルバネ
40 変位部材
41 滑走面
42 (樹脂製の)レール
A (バネ部材6間の)間隔
a (空隙25の)間隔
N 環状カラー平面
T 搬送方向
X (バネ部材6の作動)方向
γ (環状カラー傾き)角度
【技術分野】
【0001】
本発明は、2つの滑走面又は支持手段の間に、摩擦を生ずるように少なくとも1つの搬送機構の一部が物体に接し且つ受容部材又は押圧ローラに支えられた環状カラーを有するボトル又は中間加工品など形状を有する物体の搬送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
今日では、多数の物体を加工場から次の工程又は梱包工程へと搬送する必要がある。その物体は、例えば、搬送中に充填又はラベルを貼られるボトルである。特に、物体は射出成形され次いでボトルにブロー成形される中間加工品である。この中間加工品は、中間加工品次いでボトルをハンドリングするための環状カラーを有している。環状カラーはボトル開口部のやや下方に備えられキャップをねじ込むネジと区切られている。
【0003】
ボトルの搬送については、例えば独国出願特許公開第3515353A1号明細書に、環状カラーを下から保持して搬送する板状チェーンコンベヤ、板状ベルト、円形状コードなどが開示されている。
【0004】
欧州出願特許公開第0842875A1号明細書には、一対の無限コードが環状カラーを上方又は下方から保持することが開示されている。
【0005】
今日では、射出成形金型内で形成された中間加工品は、複雑で多くのスペースを要するプラント内の射出成形金型内で形成されブロー成形装置へと搬送される。PCT/EP2006/050682には、遠心分離器状の分離機において中間加工品を間引く新しい方法が記載されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、上記の技術を駆使して、中間加工品などの物体を整列させ次の工程へと搬送ができる適切な装置を提供することある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
物体に摩擦を生ずるように接する搬送装置の部分を柔軟に形成するか又は物体を搬送装置に柔軟に配置すれば上記問題が解決される。
【0008】
物体を柔軟に保持することにより、搬送並びに滞留が可能となる利点が生ずる。このことは、装置を使用する際には重要である。更に動圧が生ずる可能性もある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
搬送される容器は、特に胴体、環状カラー及び開口部を備えたPETボトル又はPET中間加工品である。この容器を搬送するのに、支持手段及び搬送機構が配置されており、支持手段は固定されることが好ましい。支持手段は、例えば、合成樹脂又は金属で形成してもよい。支持手段は枠のみならず、例えば、円形の断面を備えた帯のように任意の形状に形成することもできる。
【0010】
少なくとも、搬送機構は、所定の搬送方向に移動させるエネルギーを容器に与えることが好ましい。支持手段及び搬送機構は環状カラーの上又は下において容器と作用し合っていることが好ましい。環状カラーに接している支持部材又は搬送機構の受容部材は、環状カラーから僅かの間隔を保って案内されることも考えられる。
【0011】
搬送機構はバネ部材を備えた無限ベルトとして形成されることが好ましい。バネ部材と支持手段又はバネ部材と別の支持手段のバネ部材とが共動することにより、容器の環状カラー域が挟持される。
【0012】
本発明の別の例では、それぞれ2つの支持手段及び搬送機構が備えられることが好ましく、支持手段は不動で搬送機構が搬送方向に可動に設定される。容器は懸架されて搬送されることが好ましいので、支持手段は環状カラーの下方で接し、搬送機構は環状カラーの上方で接するように設定される。3つの支持手段を備えて所定の状態に容器を保持し、搬送機構が搬送方向に動く設定も本発明の範囲である。
【0013】
更に、全体として3つの支持手段及び搬送機構を備えることもできる。その場合、2つの支持手段と1つの搬送機構又は1つの支持手段と2つの搬送機構を備えることになる。4点支持では、中間加工品の環状カラーの上方又は下方並びに左右を任意に選び、3つの支持手段又は搬送機構で支えると、1点は支持されないことになる。
【0014】
本発明では、搬送機構に、チェーン、受容部材及びバネ部材から構成される無限走行鎖を備えてもよい。無限鎖は、環状カラーに平行に循環させることが好ましい。無限鎖には、所定の間隔毎に受容部材が備えられ、その受容部材にバネ部材を取付けてもよい。1つの受容部材に1つのバネ部材又は必要に応じては複数の受容部材に1つのバネ部材を配置してもよい。受容部材は、バネ部材を案内する溝が形成されたローラが好ましい。バネ部材は針金から製造され、受容部材の溝内を案内されるか又は係止される。しかし、受容部材はボルト又は他のバネ性を有する部材でもよい。バネ部材を直接に走行鎖に取付けることも考えられる。2つの受容部材に、1つのバネ部材を取付けることが好ましく、バネ部材を取付けた2つの受容部材の間隔は、隣接する受容部材との間隔よりも小さいか、同等か又は大きくてもよい。
【0015】
バネ部材が針金から製造され、2つの受容部材に、1つのバネ部材を取付ける形態においては、バネ部材の両端は一方の受容部材に在り、バネ部材は他方の受容部材を半周巻くように構成することが好ましい。一方の受容部材はバネ部材に取り囲まれ、その部分のバネ部材はC字状に形成され、C字を形成する両辺の間隔は、受容部材の径よりも大きい。このようにして、バネ部材が容器を挟むように、受容部材から相対的に動く。
【0016】
更に、本発明による別の形態では、容器を環状カラーの上方で挟むように、2つの搬送方向に平行な左右の無限走行鎖として形成された搬送手段を用いる。この構成では、チェーンは受容部材及びバネ部材と共に、搬送される容器の一連の中心点を通る面に対して対称に配置される。対称に配置することにより、バネ部材が容器を最適に挟持することができる。容器を挟持していない状態においては、互い向き合った2つのバネ部材のC字状部分の間隔よりも、容器の環状カラーの径の方が大きくなるように構成されている。これにより、最適な容器の挟持が達成される。容器がバネ部材に挟持されると、バネ部材のC字状部分の容器に接している部分は受容部材の中心点の方向へと動かされる。バネ部材が、受容部材を巻いているために、別に固定する必要がなくなる。
【0017】
装置による容器の搬送では、搬送される容器は、一連の容器の中心点を通る面に垂直な平面を有する環状カラーを備えている。これによ、バネ部材及び支持手段は環状カラー平面に平行に配置される。しかし、例えばバネ部材が環状カラー平面に対して0〜90度の角度とするような、支持手段及び/又は搬送機構を傾けて配置することも考えられる。
【0018】
受容部材及びバネ部材が取付けられたチェーンを最適に案内するために、内部をチェーンが走行する案内部材を備えてもよい。搬送機構を正確に案内することにより、受容部材及びバネ部材が正確に案内されるので、2つのバネ部材による保持力が正確に設定できることになる。バネ部材の位置を調整できるように構成することにより、容器の環状カラーを保持する保持力が調節可能となる。容器の動圧が生じても、バネ部材が作動し続けるようにバネ力が調整されるので、容器は滑り抜けることができる。
【0019】
案内部材には、チェーンを案内する溝が備えられていることが好ましい。案内部材は搬送方向と平行であることが好ましい。
【0020】
本発明では、柔軟に対応する押圧ローラに支えられた搬送機構が物体に摩擦を及ぼすように接する構成とすることもできる。これにより、中間加工品を確実に搬送することができる。押圧ローラは、針状バネ、板バネ、棒状バネなどに取付けられて、加圧力が生成される。また、バネを介して壁に支持された台座に押圧ローラを取付けてもよい。そこでは、バネは横にずれないように、台座を壁に取付けているボルトを巻く構成となっている。
【0021】
また、本発明では、搬送すべき物体の両側面に、物体を挟持するように無限ベルト、好ましくは無限円形ベルトを配置してもよい。断面が円形の無限ベルトを用いると、物体は必ず支持され、その状態で中間加工品が搬送される。
【0022】
無限ベルトは、傾斜した方向転換ローラを巻いて配置されるので、方向転換ローラの状態に応じて、望みのままに中間加工品は懸架されるのみならず、水平又は垂直方向に立てて搬送できる。ここでは、中間加工品が接するか又は載せられるレールが付加される。即ち、従来の装置では不可能であったが、中間加工品は任意の状態で拘束されずに搬送させることができる。例えば、従来は下方から上方への中間加工の搬送及び動圧の生成は不可能であった。本発明による装置を用いると、このことが実現できる。
【0023】
滑走面又は支持手段を所望の搬送路に適合できるのは勿論である。このようにして、中間加工品を自由に搬送できる。これにより、個々のブロー成形機への中間加工品の3次元的な供給に対応可能となる。
【0024】
特に、中間加工品及びボトルの搬送に際しては、平面から外れた搬送路が必要である。上昇、下降及び傾斜部を備えた搬送路では、正又は負の傾斜部が生じ、搬送されている物体の中心軸の間隔は狭まったり広がったりする。間隔が狭まると、搬送されている物体はずれて、互いに食い込むので更にスペースが必要になる。更に互いに摩擦し合うことになる。
【0025】
本発明では、この問題点を防ぐために、物体の搬送路内の負の傾斜部に変位部材を挿入して物体が滑走面に沿って滑り、外側に変位するように構成している。これによって、狭められた中心軸間の間隔が広げられる。
【0026】
中間加工品の環状カラーが滑る滑走面は、それぞれの領域において異なった平面を通すことも考えられる。これにより、中間加工品はずれて側方に変位し、中心軸間の間隔が広められる。
【0027】
異なった高さを通る異なった傾斜の滑走面を配置することも考えられる。これにより、多くの可能性が考えられるが、それも本発明に含まれる。
【0028】
異なった滑走面により、例えば負の傾斜が全く生じないように構成することができる。中間加工品は、任意の状態で搬送できるので、問題となる中間加工品の状態を変化させて中心軸の間を所望の間隔へとすることができる。
【0029】
更に、本発明を適用して、互いの滑走面の間隔を可変にすることができる。そのため、2つの外壁から構成されるハウジングの一部を滑走面とする。2つの外壁は、滑走面域に空隙を形成し、縁部により所望の間隔が保たれる。縁部はその間に中間加工品を取込んだ状態となる。
【0030】
間隔が変更できるように、2つの外壁は互いに可動であり、そのため2つの外壁の端部は互いに連結できるように重なりあっている。
【実施例】
【0031】
以下、図面を用いて、本発明の長所、特徴及び詳細を説明する。
【0032】
図1はプラスチックボトルを形成する中間加工品2を搬送する装置1を示す。中間加工品2は、一列に不図示の選別器から不図示の連続ブロー成形機に搬送される。装置1は、環状カラー3の下方で中間加工品を支える2つの支持手段4を備えている。更に、装置1は、中間加工品2又は図12に示されるようなボトル2.1を上方から左右に支える搬送機構5を備えている。搬送機構5は1つのチェーン21、複数の受容部材7、7′及び複数のバネ部材6から構成されている。チェーン21は、自転車のチェーンに似たリンクチェーンとして形成されている。チェーン21の幾つかの連結点の下方へ向かう連結ボルトには受容部材7、7′が取り付けられている。2つの受容部材7及び7′はバネ部材6により結び付けられている。バネ部材6は、内側の中間加工品2の方向に向かってバネが作用するように取り付けられている。
【0033】
図2の装置1の下面図から、中間加工品2がその中心点8を結んだ線に沿って一列に搬送されていく様子が判る。搬送は矢印Tの方向に行われる。装置1は、中心点8と中間加工品2の縦軸を通る面に対して対称となるように構成される。2つの案内部材9の中をチェーン21が案内される。チェーンは、自転車のチェーン状のリンクチェーンとして形成されている。チェーン21に受容部材7、7′が固定されている。この受容部材にバネ部材6が取り付けられている。
【0034】
バネ部材6の受容部材7、7′への取り付けの状態は、図2の右上に破線で図示されている。バネ部材の末端6′は受容部材7の回りをC字状に曲げられており、受容部材7の径はC字の2つの辺の間隔よりも小さい。そのことは、バネ部材6のC字の下辺が、中間加工品2の搬送路内にあることを意味する。バネ部材6は、受容部材7′へと案内され、受容部材7′を半周巻いてから受容部材7へ戻るように形成されている。バネ部材6のもう一方の末端6″は受容部材7の中間加工品2に面する側に在る。
【0035】
バネ部材の末端6′及び末端6″の受容部材7への設置並びに受容部材7′を巻くことによりバネ力が生成され、バネ力の搬送方向Tに垂直な成分により中間加工品2が挟みつけられる。中間加工品2を挟みつけていない場合の互いに向き合ったバネ部材6の間隔Aは、中間加工品2の開口部近傍の径よりも小さい。中間加工品2を挟みつけている場合には、バネ部材6のC字状部分は、受容部材7の中心点17に向かってX方向に動く。
【0036】
図3は装置1の断面図である。この図でも、環状カラー3の下方で左右の支持手段4に支えられている中間加工品2が示されている。環状カラーの上方で左右のバネ部材6が中間加工品に接している。バネ部材6はその側面が環状カラー平面Nに平行であり、受容部材7′に連結されている。この図から、バネ部材6が受容部材7′に巻きついていることは明らかである。受容部材7′はチェーン21に固定されている。循環的に走行するチェーン21は、案内部材9の溝10の中を案内される。このようにして、搬送機構5は安定化される。
【0037】
図4には、図3と同一の装置1であるが、一方の支持手段4及び搬送機構5が、環状カラー平面Nから角度γだけ傾いた状態が示されている。この角度γは搬送機構5のみ又は支持手段4のみに適用されてもよい。
【0038】
図6、7に示される別の実施例である中間加工品を搬送する装置は、2つの外壁23.1及び23.2から形成されるハウジング22を備えている。外壁23.1と23.2は相互に可動であるので、2つの縁部24.1及び24.2の間に形成される空隙25の間隔aが可変となる。上面部26.1、26.2で重なり合っている外壁23.1、23.2は、その重なりあった部分を、図5に示される長穴27を貫通するような、不図示の固定部材により連結される。
【0039】
中間加工品2は、環状カラー3による滑走面32.1、32.2並びに側方の縁部24.1、24.2に接して、空隙25内を滑走する。
【0040】
中間加工品2は、方向転換ローラ30.1、30,2で方向転換され且つ樹脂製のレール42を走行する2つの無限ベルト29.1、29.2によりハウジング22内の空隙25に沿って搬送される。無限ベルト29.1、29.2は環状カラー3の上方で中間加工品2のくびれ部に密接し摩擦力で中間加工品2を搬送する。これにより、中間加工品2は上方へは移動しないが、更に押圧部材としてレール31が備えられている。
【0041】
図9に、2つの滑走面32.1、32.2が示されており、その上に沿って環状カラー3が滑走する。図には一点鎖線により、方向転換ローラ30.1、30.2の幾つかの使用状態が示されており、どの状態が好ましいかに応じて、無限ベルト29.1、29.2は所望の位置で中間加工品2を把持して搬送できることは明らかである。これによって、中間加工品の懸架式搬送が水平又は垂直へ変更できる。これらの搬送方式は、図12に示されている。更に、図10、11には、中間加工品が滑走面32.1、32.2に案内されて水平状態から懸架状態へと困難なく配列を変更できることが示されている。当然ながら、同様に懸架状態から水平状態、更には懸架状態から垂直状態への配列の変更ができる。これらは、全て本発明による搬送装置によって可能である。
【0042】
図7、8に示されるように、2つの無限ベルト29.1、29.2は側方から中間加工品2に接しており、中間加工品2は空隙25を通って移動することにより搬送される。無限ベルト29.1、29.2が狭められて中間加工品2に摩擦力を及ぼすように、側方に押圧ローラ33.1、33.2が備えられ、無限ベルト29.1、29.2が環状カラー3の上方において中間加工品2の首部を押圧する。この押圧ローラ33.1、33.2は無限ベルトと共に走行する。その際、押圧ローラは、軸34.1、34.2の周りを回転する。これらの軸はそれぞれが、予め付勢され押圧ローラ33.1、33.2を無限ベルト29.1、29.2へと押圧させる板バネ35.1、35.2に連結されている。
【0043】
図13、14に示される中間加工品2を搬送する装置の実施例では、押圧ローラ33.1、33.2は台座36.1、36.2に配置され、その台座36.1、36.2はボルト37.1、37.2を介して壁38.1、38.2に保持されている。台座36.1、36.2は、ボルト37.1、37.2に巻かれたコイルバネ39.1、39.2を介して壁38.1、38.2に反発している。このコイルバネ39.1、39.2のバネ力により、押圧ローラ33.1、33.2は無限ベルト29.1、29.2を中間加工品2へと押圧する。
【0044】
本発明による中間加工品2を搬送する装置では、中間加工品を曲がった搬送路を走行させることが可能である。例えば、中間加工品は図15に示されるように、懸架され、傾きが正負に変化している搬送路を走行する。即ち、正の傾きの領域では隣り合った中間加工品の中心軸の間隔は大きい。一方、負の傾きの領域では、環状カラーが互いに押し合い横方向へずらされるので、中間加工品は平面内を案内されず、引っ掛って走行できなくなる。これは、図16、17に示されるように、空隙25の領域に円形状の滑走面41を有する変位部材40を挿入することにより回避できる。この滑走面41により中間加工品が変位されるので、負の傾き領域にも余裕が生じ、負の傾きの問題が解消される。
【0045】
図18、19には、滑走面32.1、32.2の高さを区間毎に変化させて、中間加工品2が外側へと変位する例が図示されている。
【0046】
更に、図20にも、滑走面32.1、32.2の高さを変化させた配列により、中間加工品2が外側へと変位する例が図示されている。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明による中間加工品を搬送する装置の斜視図
【図2】図1の装置の下面図
【図3】図1の装置の正面図
【図4】図1の装置の変形形態を示す正面図
【図5】本発明による中間加工品を搬送する装置の別の実施例の斜視図
【図6】図5の装置の拡大部分断面図
【図7】図6のVII−VIIに沿った断面図
【図8】図6のVIII−VIIIに沿った断面図
【図9】図7に示される無限ベルトの種々の配置を示す摸式側面図
【図10】本発明による中間加工品の搬送状態を変化させる装置の部分側面図
【図11】図10の上面図
【図12】中間加工品の種々の搬送状態を示す摸式図
【図13】本発明による中間加工品を搬送する装置の更に異なった実施例の断面図
【図14】図13の上面図
【図15】従来方法による搬送路の一部を示す側面図
【図16】本発明による中間加工品を搬送する装置の別の変形形態を示す正面図
【図17】図16の下面図
【図18】本発明による中間加工品を搬送する装置の更に別の変形形態を示す側面図
【図19】図18の斜視図
【図20】本発明による中間加工品を搬送する装置の更に異なった別の変形形態を示す斜視図
【符号の説明】
【0048】
1 装置
2 中間加工品
2.1 ボトル
3 環状カラー
4 支持手段
5 搬送方向
6 バネ部材
7 受容部材
8 中心点
9 案内部材
10 溝
17 (受容部材7の)中心点
21 チェーン
22 ハウジング
23 (ハウジングの)外壁
24 (外壁23の)縁部
25 空隙
26 (外壁の)上面部
27 長穴
29 無限ベルト
30 方向転換ローラ
31 押圧部材(=レール)
32 滑走面
33 押圧ローラ
34 軸
35 板バネ
36 台座
37 ボルト
38 壁
39 コイルバネ
40 変位部材
41 滑走面
42 (樹脂製の)レール
A (バネ部材6間の)間隔
a (空隙25の)間隔
N 環状カラー平面
T 搬送方向
X (バネ部材6の作動)方向
γ (環状カラー傾き)角度
【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持手段又は2つの滑走面(4、32.1、32.2)の間に、摩擦を生ずるように少なくとも1つの搬送機構(5、6、7、21、29.1、29.2)の一部(6、29.1、29.2)が物体(2)に接し且つ受容部材(7)又は押圧ローラ(33.1、33.2)に支えられた環状カラー(3)を有するボトル(2.1)形状の中間加工品(2)である物体の搬送装置であって、
搬送機構の一部は物体に柔軟に接しているか又は柔軟に載置されていることを特徴とする物体の搬送装置。
【請求項2】
支持手段又は2つの滑走面(4、32.1、32.2)の間において、該支持手段又は滑走面上に環状カラー(3)を有するボトル(2.1)形状の中間加工品(2)が載置された物体の搬送装置であって、
物体(2、2.1)の案内部材は、懸架状態から水平、垂直又は反転状態へと旋回されることを特徴とする物体の搬送装置。
【請求項3】
少なくとも1つの搬送機構(5、6、7、21、29.1、29.2)により環状カラー(3)を有するボトル(2.1)形状の中間加工品(2)である物体を搬送する装置であって、
搬送機構(5、6、7、21、29.1、29.2)は、物体(2)を搬送路から変位させる機構を備えていることを特徴とする物体の搬送装置。
【請求項4】
2つの滑走面(32.1、32.2)の間において、該滑走面上に環状カラー(3)を有するボトル(2.1)形状の中間加工品(2)が載置された物体の搬送装置であって、
滑走面(32.1、32.2)間の間隔(a)が可変であることを特徴とする物体の搬送装置。
【請求項5】
滑走面(32.1、32.2)は、ハウジング(22)の2つの外壁(23.1、23.2)より形成される空隙(25)の縁部を備えていることを特徴とする請求項4に記載の物体の搬送装置。
【請求項6】
2つの外壁(23.1、23.2)は互いに可動であることを特徴とする請求項5に記載の物体の搬送装置。
【請求項7】
前記物体の変位機構は、搬送路に取付けられた少なくとも1つの滑走面から構成されていることを特徴とする請求項3ないし請求項6のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項8】
前記物体の変位機構は、物体(2)が支えられる2つの滑走面(32.1、32.2)から構成され、搬送面として適用される2つの滑走面(32.1、32.2)は異なった面に配置され且つ/又は異なった傾斜を備え且つ/又は曲線状の搬送路及び/又は旋回されて案内されることを特徴とする請求項3ないし請求項7のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項9】
前記搬送機構はバネ部材(6)を備え、そのバネ部材は支持手段(4)又は他の搬送機構のバネ部材(6)と共動して物体(2)を挟持することを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項10】
支持手段(4)は、搬送方向(T)に対して固定され、搬送機構(5、6、21)は搬送方向(T)に可動であることを特徴とする請求項9に記載の物体の搬送装置。
【請求項11】
2つの支持手段(4)及び2つの搬送機構(5、6、21)が備えられていることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の物体の搬送装置。
【請求項12】
物体(2)は、環状カラー(3)の下方では支持手段(4)により保持され、環状カラー(3)の上方では搬送機構(5、6、21)により保持されていることを特徴とする請求項8ないし請求項10のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項13】
搬送機構(5)は、無限走行チェーン、受容部材(7、7′)及びバネ部材(6)から形成されていることを特徴とする請求項9ないし請求項12のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項14】
バネ部材(6)は受容部材(7、7′)に取付けられていることを特徴とする請求項13に記載の物体の搬送装置。
【請求項15】
受容部材(7、7′)はローラであることを特徴とする請求項14に記載の物体の搬送装置。
【請求項16】
ローラ(7、7′)は、一定の間隔をおいてチェーン(21)に取付けられていることを特徴とする請求項15に記載の物体の搬送装置。
【請求項17】
1つのバネ部材(6)が2つの受容部材(7、7′)に取付けられていることを特徴とする請求項13ないし請求項16のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項18】
バネ部材(6)は曲げられた針金により構成されていることを特徴とする請求項13ないし請求項17のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項19】
バネ部材(6)の両端は1つの受容部材(7)にあり、他方の受容部材(7′)はバネ部材(6)に巻かれていることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の物体の搬送装置。
【請求項20】
受容部材(7)はバネ部材(6)によりC字状に囲まれており、C字状部の平行する辺の間隔は受容部材(7)の径よりも大きいことを特徴とする請求項19に記載の物体の搬送装置。
【請求項21】
互いに向き合ったバネ部材(6)のC次状部の間隔(A)は物体(2)の環状カラーの径よりも小さいことを特徴とする請求項20に記載の物体の搬送装置。
【請求項22】
バネ部材のC次状部は受容部材(7)の中心点の方向(X)に可動であることを特徴とする請求項20又は請求項21に記載の物体の搬送装置。
【請求項23】
受容部材(7′)域のバネ部材(6)の径は、受容部材(7′)の径と同等であることを特徴とする請求項19ないし請求項22のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項24】
バネ部材(6)及び支持手段(4)は環状カラー平面(N)に対して平行であることを特徴とする請求項13ないし請求項23のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項25】
少なくとも1つの搬送機構(5、6、7、21、29.1、29.2)及び/又は少なくとも1つの支持手段(4)が、環状カラー平面(N)に対して0より大きな角度(γ)で配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項24のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項26】
少なくとも1つのチェーン(21)は、案内部材(9)の溝(10)内を無限に循環されることを特徴とする請求項13ないし請求項25のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項27】
受容部材(7、7′)は2つの平行なチェーンに固定されていることを特徴とする請求項13ないし請求項26のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項28】
搬送機構(29.1、29.2)は、板バネ(35.1、35.2)の取付けられた押圧ローラ(33.1、33.2)に支えられていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項29】
押圧ローラ(33.1、33.2)は、コイルバネ(39.1、39.2)により壁(38.1、38.2)に支えられている台座(36.1、36.2)に配置されていることを特徴とする請求項28に記載の物体の搬送装置。
【請求項30】
コイルバネ(39.1、39.2)は、壁に取付けられたボルト(37.1、37.2)を巻いていることを特徴とする請求項29に記載の物体の搬送装置。
【請求項31】
搬送機構は、少なくとも2つ方向転換ローラ(30.1、30.2)を巻いている無限ベルト(29.1、29.2)であることを特徴とする請求項28ないし請求項30のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項32】
方向転換ローラ(30.1、30.2)は、物体(2)の垂直軸に対して平行に配置されていることを特徴とする請求項31に記載の物体の搬送装置。
【請求項33】
方向転換ローラ(30.1、30.2)は傾斜可能であることを特徴とする請求項31又は請求項32に記載の物体の搬送装置。
【請求項34】
物体(2)に押圧部材(31)が配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項33のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項35】
搬送装置は、物体(2)をブロー成形機へと案内するために使用できることを特徴とする請求項1ないし請求項34のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項36】
搬送装置は、物体をブロー成形機から別の加工工程へと案内するために使用できることを特徴とする請求項1ないし請求項35のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項1】
支持手段又は2つの滑走面(4、32.1、32.2)の間に、摩擦を生ずるように少なくとも1つの搬送機構(5、6、7、21、29.1、29.2)の一部(6、29.1、29.2)が物体(2)に接し且つ受容部材(7)又は押圧ローラ(33.1、33.2)に支えられた環状カラー(3)を有するボトル(2.1)形状の中間加工品(2)である物体の搬送装置であって、
搬送機構の一部は物体に柔軟に接しているか又は柔軟に載置されていることを特徴とする物体の搬送装置。
【請求項2】
支持手段又は2つの滑走面(4、32.1、32.2)の間において、該支持手段又は滑走面上に環状カラー(3)を有するボトル(2.1)形状の中間加工品(2)が載置された物体の搬送装置であって、
物体(2、2.1)の案内部材は、懸架状態から水平、垂直又は反転状態へと旋回されることを特徴とする物体の搬送装置。
【請求項3】
少なくとも1つの搬送機構(5、6、7、21、29.1、29.2)により環状カラー(3)を有するボトル(2.1)形状の中間加工品(2)である物体を搬送する装置であって、
搬送機構(5、6、7、21、29.1、29.2)は、物体(2)を搬送路から変位させる機構を備えていることを特徴とする物体の搬送装置。
【請求項4】
2つの滑走面(32.1、32.2)の間において、該滑走面上に環状カラー(3)を有するボトル(2.1)形状の中間加工品(2)が載置された物体の搬送装置であって、
滑走面(32.1、32.2)間の間隔(a)が可変であることを特徴とする物体の搬送装置。
【請求項5】
滑走面(32.1、32.2)は、ハウジング(22)の2つの外壁(23.1、23.2)より形成される空隙(25)の縁部を備えていることを特徴とする請求項4に記載の物体の搬送装置。
【請求項6】
2つの外壁(23.1、23.2)は互いに可動であることを特徴とする請求項5に記載の物体の搬送装置。
【請求項7】
前記物体の変位機構は、搬送路に取付けられた少なくとも1つの滑走面から構成されていることを特徴とする請求項3ないし請求項6のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項8】
前記物体の変位機構は、物体(2)が支えられる2つの滑走面(32.1、32.2)から構成され、搬送面として適用される2つの滑走面(32.1、32.2)は異なった面に配置され且つ/又は異なった傾斜を備え且つ/又は曲線状の搬送路及び/又は旋回されて案内されることを特徴とする請求項3ないし請求項7のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項9】
前記搬送機構はバネ部材(6)を備え、そのバネ部材は支持手段(4)又は他の搬送機構のバネ部材(6)と共動して物体(2)を挟持することを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項10】
支持手段(4)は、搬送方向(T)に対して固定され、搬送機構(5、6、21)は搬送方向(T)に可動であることを特徴とする請求項9に記載の物体の搬送装置。
【請求項11】
2つの支持手段(4)及び2つの搬送機構(5、6、21)が備えられていることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の物体の搬送装置。
【請求項12】
物体(2)は、環状カラー(3)の下方では支持手段(4)により保持され、環状カラー(3)の上方では搬送機構(5、6、21)により保持されていることを特徴とする請求項8ないし請求項10のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項13】
搬送機構(5)は、無限走行チェーン、受容部材(7、7′)及びバネ部材(6)から形成されていることを特徴とする請求項9ないし請求項12のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項14】
バネ部材(6)は受容部材(7、7′)に取付けられていることを特徴とする請求項13に記載の物体の搬送装置。
【請求項15】
受容部材(7、7′)はローラであることを特徴とする請求項14に記載の物体の搬送装置。
【請求項16】
ローラ(7、7′)は、一定の間隔をおいてチェーン(21)に取付けられていることを特徴とする請求項15に記載の物体の搬送装置。
【請求項17】
1つのバネ部材(6)が2つの受容部材(7、7′)に取付けられていることを特徴とする請求項13ないし請求項16のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項18】
バネ部材(6)は曲げられた針金により構成されていることを特徴とする請求項13ないし請求項17のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項19】
バネ部材(6)の両端は1つの受容部材(7)にあり、他方の受容部材(7′)はバネ部材(6)に巻かれていることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の物体の搬送装置。
【請求項20】
受容部材(7)はバネ部材(6)によりC字状に囲まれており、C字状部の平行する辺の間隔は受容部材(7)の径よりも大きいことを特徴とする請求項19に記載の物体の搬送装置。
【請求項21】
互いに向き合ったバネ部材(6)のC次状部の間隔(A)は物体(2)の環状カラーの径よりも小さいことを特徴とする請求項20に記載の物体の搬送装置。
【請求項22】
バネ部材のC次状部は受容部材(7)の中心点の方向(X)に可動であることを特徴とする請求項20又は請求項21に記載の物体の搬送装置。
【請求項23】
受容部材(7′)域のバネ部材(6)の径は、受容部材(7′)の径と同等であることを特徴とする請求項19ないし請求項22のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項24】
バネ部材(6)及び支持手段(4)は環状カラー平面(N)に対して平行であることを特徴とする請求項13ないし請求項23のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項25】
少なくとも1つの搬送機構(5、6、7、21、29.1、29.2)及び/又は少なくとも1つの支持手段(4)が、環状カラー平面(N)に対して0より大きな角度(γ)で配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項24のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項26】
少なくとも1つのチェーン(21)は、案内部材(9)の溝(10)内を無限に循環されることを特徴とする請求項13ないし請求項25のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項27】
受容部材(7、7′)は2つの平行なチェーンに固定されていることを特徴とする請求項13ないし請求項26のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項28】
搬送機構(29.1、29.2)は、板バネ(35.1、35.2)の取付けられた押圧ローラ(33.1、33.2)に支えられていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項29】
押圧ローラ(33.1、33.2)は、コイルバネ(39.1、39.2)により壁(38.1、38.2)に支えられている台座(36.1、36.2)に配置されていることを特徴とする請求項28に記載の物体の搬送装置。
【請求項30】
コイルバネ(39.1、39.2)は、壁に取付けられたボルト(37.1、37.2)を巻いていることを特徴とする請求項29に記載の物体の搬送装置。
【請求項31】
搬送機構は、少なくとも2つ方向転換ローラ(30.1、30.2)を巻いている無限ベルト(29.1、29.2)であることを特徴とする請求項28ないし請求項30のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項32】
方向転換ローラ(30.1、30.2)は、物体(2)の垂直軸に対して平行に配置されていることを特徴とする請求項31に記載の物体の搬送装置。
【請求項33】
方向転換ローラ(30.1、30.2)は傾斜可能であることを特徴とする請求項31又は請求項32に記載の物体の搬送装置。
【請求項34】
物体(2)に押圧部材(31)が配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項33のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項35】
搬送装置は、物体(2)をブロー成形機へと案内するために使用できることを特徴とする請求項1ないし請求項34のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【請求項36】
搬送装置は、物体をブロー成形機から別の加工工程へと案内するために使用できることを特徴とする請求項1ないし請求項35のいずれか1項に記載の物体の搬送装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
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【図10】
【図11】
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【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【公表番号】特表2009−507736(P2009−507736A)
【公表日】平成21年2月26日(2009.2.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−529553(P2008−529553)
【出願日】平成18年9月8日(2006.9.8)
【国際出願番号】PCT/EP2006/008772
【国際公開番号】WO2007/028627
【国際公開日】平成19年3月15日(2007.3.15)
【出願人】(508071353)A20 アーゲー (2)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年2月26日(2009.2.26)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年9月8日(2006.9.8)
【国際出願番号】PCT/EP2006/008772
【国際公開番号】WO2007/028627
【国際公開日】平成19年3月15日(2007.3.15)
【出願人】(508071353)A20 アーゲー (2)
【Fターム(参考)】
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