説明

玩具

【課題】動物の姿を完成させるための表現方法のバリエーションを増加させるとともに、コンパクトにまとめることができ収納スペースも小さくすることができる玩具を提供する。
【解決手段】単一の第1胴体部16が曲げられ、スライドファスナ24によりその曲げ状態が維持されることにより、動物の身体の一部を容易に形づくることができる。また、第1胴体部16、四肢部40などがスナップボタン42などにより接続されてその接続状態が維持されることにより、動物の身体の各部位を形成することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、単一の布状物を曲げて固定し、あるいは複数の布状物同士を接続して任意の動物の姿を完成させる玩具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から一枚の布状物を適宜曲げてその状態を固定維持し、任意の動物の姿に似せる玩具が知られている。この玩具によれば、布状物の所定の部位を曲げてスナップボタンなどで固定することにより、動物の脚や顔などを形成することができる(従来技術1)。
【0003】
また、任意の動物の身体の各部位がそれぞれ分離され、かつ各部位のいずれかに布状の部材や立体的形状の部材が含まれており、各部位同士を接続することにより任意の動物の姿を完成させる玩具も知られている(従来技術2)。
【特許文献1】特開2005−137818号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来技術1の玩具では、一枚の布状物を適宜曲げて動物の姿を形づくるため、その表現方法に限界が生じてしまう。この結果、斬新なデザインの動物を形づくることができなくなるおそれがあり、遊戯性が低下する問題がある。
【0005】
また、従来技術2の玩具では、各部位同士を適宜接続することにより動物の姿を完成させるため、各部位同士の接続パターンによって表現方法のバリエーションは増加するが、各部位に平面状の部材や立体的形状の部材が含まれているため、非遊戯時において、玩具をコンパクトに収納することができなくなる。この結果、玩具を収納するために、大きなスペースも必要となる問題も生じる。さらに、平面状の部材や立体状の部材を相互に接続させて収納させることが困難となるため、各部位の一部を紛失してしまうことも考えられる。
【0006】
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、動物の姿を完成させるための表現方法のバリエーションを増加させるとともに、コンパクトにまとめることができ収納スペースも小さくすることができる玩具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、動物の身体の一部を構成するとともに、身体の各部位ごとにも複数種類設けられた曲げ変形可能な複数の布状部材と、単一の前記布状部材が曲げられている曲げ状態を維持し又は前記曲げ状態を解除する固定部材と、複数の前記布状部材が接続されている接続状態を維持し又は前記接続状態を解除する連結部材と、を含んで構成されたことを特徴とする。
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、単一の布状部材が曲げられ、固定部材によりその曲げ状態が維持されることにより、動物の身体の一部を容易に形づくることができる。また、複数の布状部材同士が連結部材により接続されてその接続状態が維持されることにより、動物の身体の各部位を形成することができる。また、身体の各部位ごとにも布状部材が複数種類設けられているため、任意の布状部材を選択することにより動物の姿のバリエーションを増やすことができる。このように、単一の布状部材を曲げたり、あるいは複数の布状部材同士を接続させたりすることにより、動物の姿を完成させるための表現方法のバリエーションを増加させることができる。この結果、玩具の遊戯性を格段に向上させることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の玩具において、単一の前記布状部材により動物の身体の一部が完成されるとともに、複数の前記布状部材が前記連結部材により相互に接続されることにより動物の身体の一部が完成されることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、単一の布状部材により動物の身体の一部が完成されるとともに、複数の布状部材が連結部材により相互に接続されることにより動物の身体の一部が完成されることにより、動物の姿を完成させるための表現方法のバリエーションを容易に増加させることができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の玩具において、前記布状部材は、保持部材により布状のベース部材に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、布状部材の不使用時(非遊戯時)に、布状部材を保持部材により布状のベース部材に取り付けることにより、布状部材を紛失してしまうことを防止できる。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の玩具において、前記保持部材は、前記固定部材又は前記連結部材の機能も兼備していることを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明によれば、保持部材が固定部材又は連結部材の機能も兼備していることにより、保持部材を固定部材又は連結部材としてそのまま用いることができる。これにより、保持部材を他の用途にも有効に利用することができ、玩具の部品点数を削減することができる。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の玩具において、複数の前記布状部材の色がそれぞれ異なることを特徴とする。
【0016】
請求項5に記載の発明によれば、複数の布状部材の色がそれぞれ異なることにより、色のバリエーションを増やすことができるため、遊戯性を大幅に向上させることができる。
【0017】
また、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の玩具において、前記布状部材又は前記ベース部材の少なくとも一方は、フェルトで構成されていることを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、布状部材がフェルトで構成されていることにより、容易に曲げることができる。これにより、布状部材を自在に所定の形状となるように曲げることができ、また、フェルトで構成されていることにより質感や手で触れた感触も向上する。さらに、布状部材の製造コストを低減させることができる。また、布状部材及びベース部材の双方をフェルトで構成することにより、ベース部材に布状部材が取り付けられた状態でコンパクトに折り畳んだり、丸めたりすることができるため、玩具の収納スペースを小さくすることができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、動物の姿を完成させるための表現方法のバリエーションを増加させるとともに、コンパクトにまとめることができ収納スペースも小さくすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
次に、本発明の一実施形態に係る玩具について、図面を参照して説明する。
なお、以下の説明では、後述の第1胴体部16、第2胴体部28、頭部34、四肢部40を「各部位」と総称する。
【0021】
図1乃至図5に示すように、玩具10は、ベース部材となるベース側フェルト12(図2のみ図示)を備えている。このベース側フェルト12は、略正方形状に形成されており、容易に曲げることができるようになっている。
【0022】
また、ベース側フェルト12の上面には、幅方向にわたって、動物(本実施形態では象、図3から図5参照)14の胴体を形づくる略四角形の第1胴体部16が取り付けられている。第1胴体部16のベース側フェルト12に対する取付けは、第1胴体部16の下面に取り付けられたスナップボタン(図示省略)とベース側フェルト12の上面に取り付けられたスナップボタン(図2参照)18とが相互に嵌合されることにより実現される。なお、このスナップボタンは、各部位同士を接続させる手段としても用いられる。
【0023】
この第1胴体部16は、複数取り付けられており、相互に隣接するように配置されている。また、複数の第1胴体部16は緑色のフェルトで構成されている。
【0024】
各第1胴体部16の上面には、複数のスナップボタン20がそれぞれ取り付けられている。これにより、単一の第1胴体部16に取り付けられているスナップボタン20同士を相互に嵌合させることにより、第1胴体部16を曲げた曲げ状態を維持させることができ、また、スナップボタン20同士の嵌合を解除させることにより、第1胴体部16の曲げ状態を解除させることができる。さらに、複数の第1胴体部16(あるいは第1胴体部16と他の部位)に取り付けられているスナップボタン20同士を嵌合させることにより両者を接続させるとともにその曲げ状態を維持させることができ、また、スナップボタン20同士の嵌合を解除させることにより相互に接続された第1胴体部16同士(あるいは第1胴体部16と他の部位)の曲げ状態を解除させるとともに接続されている第1胴体部16同士(あるいは第1胴体部16と他の部位)の接続状態を解除させることができる。
【0025】
また、複数の第1胴体部16のうち一部の第1胴体部16の上面には、装飾機能及び各部位の連結機能を目的とした複数のボタン22がそれぞれ取り付けられている。
【0026】
また、複数の第1胴体部16のうち一部の第1胴体部16の端部には各第1胴体部16同士(あるいは第1胴体部16と他の部位)を連結するスライドファスナ24が設けられている。これにより、スライドファスナ24が設けられた第1胴体部16同士(あるいは第1胴体部16と他の部位)を容易に接続してさらに大きな胴体部を形成することができ、また、このスライドファスナ24同士の連結を解除することにより第1胴体部16同士(あるいは第1胴体部16と他の部位)を容易に分離させることができる。また、単一の第1胴体部16の両端部にスライドファスナ24が設けられている場合には、その第1胴体部16を曲げ、その曲げられた状態をスライドファスナ24で固定させることができる。
【0027】
さらに、複数の第1胴体部16のうち一部の第1胴体部16の端部には、各第1胴体部16同士(るあいは第1胴体部16との他の部位)を連結する面ファスナ26が設けられている。これにより、例えば、面ファスナ26が設けられた第1胴体部16同士(あるいは第1胴体部16と他の部位)を接続してさらに大きな胴体部を形成することができ、また、この面ファスナ26同士(あるいは第1胴体部16と他の部位)の連結を解除することにより第1胴体部16同士(あるいは第1胴体部16と他の部位)を容易に分離させることができる。
【0028】
また、第1胴体部16の近傍には、ベース側フェルト12の幅方向にわたって、略四角形状の複数の第2胴体部28がベース側フェルト12に取り付けられている。第2胴体部28のベース側フェルト12に対する取付けは、第2胴体部28の下面に取り付けられたスナップボタン(図示省略)とベース側フェルト12の上面に取り付けられたスナップボタン(図示省略)とが相互に嵌合されることにより実現される。なお、このスナップボタンは、各部位同士を接続させる手段としても用いられる。
【0029】
また、複数の第2胴体部28は茶色のフェルトで構成されている。また、複数の第2胴体部28のうち一部の第2胴体部28の上面には、第1胴体部16と同様に、複数のスナップボタン30が取り付けられている。また、複数の第2胴体部28のうち一部の第2胴体部28の端部には、第1胴体部16と同様に、各第2胴体部28同士(あるいは第2胴体部28と他の部位)を連結するスライドファスナ32が設けられている。また、複数の第2胴体部28の上面には、装飾機能及び各部位の連結機能を目的とした複数のボタン31がそれぞれ取り付けられている。
【0030】
また、第2胴体部28の近傍には、動物(本実施形態では象)の頭や顔を形づくる頭部34が取り付けられている。この頭部34は、ベース側フェルト12の上面に取り付けられたボタン38によりベース側フェルト12に取り付けられる。また、この頭部34は、複数取り付けられており、相互に隣接するように配置されている。また、複数の頭部34は白色や橙色のフェルトで構成されている。
【0031】
また、各頭部34の上面には、一対の目を形づくる黒色の眼部36が設けられている。
【0032】
また、頭部34の近傍には、動物(本実施形態では象)の四肢(象など動物では前足と後足、人間などの霊長類では手と足)を形づくる四肢部40が取り付けられている。四肢部40のベース側フェルト12に対する取付けは、四肢部40の下面に取り付けられたスナップボタン(図示省略)とベース側フェルト12の上面に取り付けられたスナップボタン(図示省略)とが相互に嵌合されることにより実現される。なお、このスナップボタンは、各部位同士を接続させる手段としても用いられる。この四肢部40は、複数取り付けられており、相互に隣接するように配置されている。また、複数の四肢部40は白色、橙色、緑色及び茶色のフェルトで構成されている。
【0033】
また、各四肢部40のうち一部の四肢部40の上面には、複数のスナップボタン42がそれぞれ取り付けられている。これにより、単一の四肢部40に取り付けられているスナップボタン42同士を相互に嵌合させることにより、四肢部40を曲げた曲げ状態を維持させることができ、また、スナップボタン42同士の嵌合を解除させることにより、四肢部40の曲げ状態を解除させることができる。さらに、複数の四肢部40(あるいは四肢部40と他の部位)に取り付けられているスナップボタン42同士を嵌合させることにより両者を接続させるとともにその曲げ状態を維持させることができ、また、スナップボタン42同士の嵌合を解除させることにより、相互に接続された四肢部40の曲げ状態を解除させるとともに接続されている四肢部40同士(あるいは四肢部40と他の部位)の接続状態を解除させることができる。
【0034】
また、複数の四肢部40のうち一部の四肢部40の上面には、装飾機能及び各部位の連結機能を目的とした複数のボタン44がそれぞれ取り付けられている。また、複数の四肢部40のうち一部の四肢部40の端部には各四肢部40同士(あるいは四肢部40と他の部位)を連結するスライドファスナ46が設けられている。これにより、スライドファスナ46が設けられた四肢部40同士(あるいは四肢部40と他の部位)を容易に接続してさらに大きな四肢部40を形成することができ、また、このスライドファスナ46同士の連結を解除することにより四肢部40同士(あるいは四肢部40と他の部位)を容易に分離させることができる。また、単一の四肢部40の両端部にスライドファスナ46が設けられている場合には、その四肢部40を曲げ、その曲げられた状態をスライドファスナ46で固定させることができる。
【0035】
さらに、複数の四肢部40のうち一部の四肢部40の端部には各四肢部40同士を連結する面ファスナ48が設けられている。これにより、面ファスナ48が設けられた四肢部40同士(あるいは四肢部40と他の部位)を容易に接続してさらに大きな四肢部40を形成することができ、また、この面ファスナ48同士の連結を解除することにより四肢部40同士(あるいは四肢部40と他の部位)を容易に分離させることができる。
【0036】
次に、本実施形態の玩具10の作用について説明する。
なお、以下の説明では、第1胴体部16、第2胴体部28、頭部34、四肢部40を「各部位」と総称する。
【0037】
先ず、図1に示すように遊戯する前の状態は、動物の各部位が全てベース側フェルト12に取り付けられた状態となっている。
【0038】
図1及び図2に示すように、各部位を用いて動物(本実施形態では象)の姿を完成させる場合には、例えば、第1胴体部16と、前足に相当する四肢部40と、後足に相当する四肢部40と、頭部34(いずれも図2の斜線部分に該当するもの)と、をベース側フェルト12から取り外す。
【0039】
ベース側フェルト12から取り外した第1胴体部16を曲げてその両端部をスライドファスナ24で接続し、第1胴体部16の曲げ状態を維持させる。これにより、動物(本実施形態では象)の胴体を形づくることができる。
【0040】
また、その第1胴体部16に対して、前足に相当する四肢部40と、後足に相当する四肢部40と、頭部34と、をスナップボタン20、30、42、ボタン22、31、44でそれぞれ取り付ける。この各部位の取付けは、遊戯者の感性や趣味に合わせて自在を行うことができ、また、各部位の取り付け方によっては、実在しない動物の姿も完成させることができる。
【0041】
以上のように、本実施形態の玩具10によれば、単一の部位(例えば、第1胴体部16)が曲げられ、スナップボタン20、30、42やスライドファスナ24、32、44によりその曲げ状態が維持されることにより、動物の身体の一部を容易に形づくることができる。また、複数の各部位(例えば、第1胴体部16と頭部34など)同士がスナップボタン20、30、42、スライドファスナ24、32、44、ボタン22、31、44により接続されてその接続状態が維持されることにより、動物(象)の身体の各部位を形成することができる。このように、単一の各部位を曲げたり、あるいは複数の部位同士を接続させたりすることにより、動物(象)の姿を完成させるための表現方法のバリエーションを増加させることができる。この結果、玩具10の遊戯性を格段に向上させることができる。
【0042】
特に、単一の部位により動物の身体の一部が完成されるとともに、複数の部位がスナップボタン20、30、42、スライドファスナ24、32、44、ボタン22、31、44により相互に接続されることにより動物の身体の一部が完成されることにより、動物の姿を完成させるための表現方法のバリエーションを容易に増加させることができる。
【0043】
また、各部位をベース側フェルト12に取り付けるためのスナップボタン(図示省略)を、各部位の曲げ状態を維持しあるいは各部位同士を接続させるために用いることにより、各部位をベース側フェルト12に取り付けるためのスナップボタン(図示省略)を他の用途にも有効に利用することができ、玩具10の部品点数を削減することができる。
【0044】
また、複数の各部位の色がそれぞれ異なることにより、色のバリエーションを増やすことができるため、玩具10の遊戯性を大幅に向上させることができる。
【0045】
特に、各部位がフェルトで構成されていることにより、容易に曲げることができる。これにより、各部位を自在に所定の形状となるように曲げることができ、また、フェルトで構成されていることにより質感や手で触れた感触も向上する。さらに、玩具10の製造コストを低減させることができる。
【0046】
また、玩具の不使用時(非遊戯時)には、各部位をスナップボタンにより布状のベース側フェルト12に取り付けることにより、各部位を紛失してしまうことを防止できる。また、各部位及びベース側フェルト12の双方をフェルトで構成することにより、ベース側フェルト12に各部位が取り付けられた状態でコンパクトに折り畳んだり、丸めたりすることができるため、玩具10の収納スペースを小さくすることができる。
【0047】
特に、各部位全てをベース側フェルト12に取り付けると、各部位全てがベース側フェルト12上に略隙間無く配列される。これにより、各部位全てをベース側フェルト12に取り付けた状態で、各部位がベース側フェルト12の端部からはみ出ることがないため、収納性を向上させることができるとともに、意匠性も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の一実施形態に係る玩具を構成する布状部材がベース部材に取り付けられた状態を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る玩具を構成する一部の布状部材がベース部材から取り外された状態を示す平面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る玩具を構成する布状部材を用いて完成させた動物の正面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る玩具を構成する布状部材を用いて完成させた動物の一側面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る玩具を構成する布状部材を用いて完成させた動物の一側面図である。
【符号の説明】
【0049】
10 玩具
12 ベース側フェルト(ベース部材)
14 象(動物)
16 第1胴体部(布状部材)
18 スナップボタン(保持部材)
20 スナップボタン(固定部材、連結部材)
24 スライドファスナ(固定部材、連結部材)
26 面ファスナ(固定部材、連結部材)
28 第2胴体部(布状部材)
30 スナップボタン(固定部材、連結部材)
32 スライドファスナ(固定部材、連結部材)
34 頭部(布状部材)
40 四肢部(布状部材)
42 スナップボタン(固定部材、連結部材)
46 スライドファスナ(固定部材、連結部材)
48 面ファスナ(固定部材、連結部材)


【特許請求の範囲】
【請求項1】
動物の身体の一部を構成するとともに、身体の各部位ごとにも複数種類設けられた曲げ変形可能な複数の布状部材と、
単一の前記布状部材が曲げられている曲げ状態を維持し又は前記曲げ状態を解除する固定部材と、
複数の前記布状部材が接続されている接続状態を維持し又は前記接続状態を解除する連結部材と、
を含んで構成されたことを特徴とする玩具。
【請求項2】
単一の前記布状部材により動物の身体の一部が完成されるとともに、複数の前記布状部材が前記連結部材により相互に接続されることにより動物の身体の一部が完成されることを特徴とする請求項1に記載の玩具。
【請求項3】
前記布状部材は、保持部材により布状のベース部材に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の玩具。
【請求項4】
前記保持部材は、前記固定部材又は前記連結部材の機能も兼備していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の玩具。
【請求項5】
複数の前記布状部材の色がそれぞれ異なることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の玩具。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate