説明

珪藻土含有枕とその製造方法

【課題】良質な睡眠を取ることができ、快適に過ごせる枕を提供すること。
【解決手段】安全、安心が得られるように、充填材に保温性、保湿性、消臭、通気性、放熱性を考慮して高温焼成セラミック珪素土成粒を使用した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明枕は、消臭機能・調湿機能に優れた快適快眠枕に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ム−トン、ウレタン、空気を入れたクッション,ドウナツ状に工夫されたのとの使用が行われている。
しかし、製造工程において設計、部材、型材と製作技術がかかり高額なものになっている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、上記従来使用のクッション機能の身体重量緩和による患部の保護具にとどまらず、自分に合った好みの高さ、形状が自在を可能としたことにある。
快適な姿勢でもって、保温、保湿性,消臭、通気性、放熱性にも優れ、保熱効果、空気清浄効果メカニズムの天然素材の高温焼成セラミック珪藻土を取り入れたことを特徴とした適度な感触素材の枕である。
本素材は、安定供給が確保でき、製造コストが安価で安全、安心で安価に提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明枕は、感染対策に優れ、使い捨てに対応できる衛生重視の安価な、しかも廃棄処分において有害物を排出せず、生分解を有することから環境に優しく、環境保護に資するものである。
珪藻土焼成粒は、細孔の目詰まりは無く、孔の中に更に孔があり、天然素材の超微細、多孔を有している。
寝具生地の綿素材を使用し、サイズを任意にすることによって使用範囲が広まることと、表、裏の両面使用を可能にしたことを特徴とした。
(効能)
吸湿性がよい。放熱性がよい。通気性がよい。弾力性があり寝心地がよい。汗を発散させ寝心地がよい。坊ダニ、抗菌、坊カビ作用がある。調湿、防湿、消臭効果がある。
(手入れ方法)
吸湿性に富んでいることから、こまめに日光乾燥をすることにより、快適に活用できる。
(特色)
両面使用ができる。通気性がよく衛生的。サイズ調整が自在可能。
(構造)
多孔質の集合体素材を100パーセント使用した。
表生地は、綿100パーセント使用で寝具に適している。
パッド使用なので用材の使用量によって、サイズ調整が可能。
睡眠時に保温性、保湿性が十分でないと、体内バランスが壊れ、体調不良、機能低下を招くおそれがある。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、メッシュの整った粒状の体圧バランスを視野に入れた枕であり、寝ている間に枕がしっくりなじみ、入院時の汗、血、体液等により繁殖する細菌から発症を防ぎ、発症の予防をする。従来の枕に比べ、負担軽減ができることを特徴とした。
【0006】
本発明枕は、汚れを洗濯して継続使用をしないでそのままに廃棄処分をすることにより感染症、院内感染を防ぐことができる。
【0007】
本発明の枕は、汎用性を取り入れ床ずれ防止パッド取り扱い性が向上する。
【0008】
保健衛生環境に貢献できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明は、珪藻土含有枕として、用途に床ずれの発症し易い箇所に使用する事で、患部にしっくり馴染み、患部に体重が集中することが無く安定した状態を保つ事ができる。
【0010】
皮膚に直接ふれても違和感のない素材にしたことを特徴とする。
【0011】
ベッド使用時、車椅子使用時においても珪藻土含有枕を床ずれ防止パッドとして、当てる事により、発生を防ぎ、床ずれの発症している床ずれを保護することを特徴とする。
【0012】
枕・床ずれ防止パッドとして患者の希望する箇所に使用することによって、患部に限らず心地よいすごし方ができることを特徴とする。
【0013】
汎用から患者の状態によって、シ−ツのように、かける、敷くことが仕様でき得ることを特徴とする。
【産業上の利用可能性】
【0014】
本発明は、珪藻土含有枕に、焼成顆粒を素材とした珪藻土特性を活用とした開発であり、床ずれ防止パッドの効果にも適し、かつ環境保護に資する。
素材の特長は、木炭の数千倍という超多孔質でしかも超細孔を持っている。
軽さは、かさ比重0,24、気孔率90パーセント、多孔性は、吸湿性、放湿性に富んでいる。消臭、空気清浄、保温効果があることから快適な睡眠を取ることができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
珪藻土焼成粒を柔軟性・通気性素材に形成含備えたことを特徴とする枕。
【請求項2】
枕を、袋状の形状にし、繊維粒子を収納にしたことを特徴とする請求項1記載の枕。
【請求項3】
請求項1から2の枕形状は、素材・大・小・高・低等用途に組み合わせた形状にしたことを特徴する。
【請求項4】
珪藻土焼成粒の素材をベ−スとした本発明は、多用途なメカニズムを取り入れ、多目的、多様化に活用できることを特徴とする。

【公開番号】特開2012−176216(P2012−176216A)
【公開日】平成24年9月13日(2012.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−57177(P2011−57177)
【出願日】平成23年2月25日(2011.2.25)
【出願人】(305058494)
【Fターム(参考)】