説明

画像出力システム、画像出力方法、およびプログラム

【課題】画像出力受付端末で印刷指示された画像データを画像表示端末に送信することが可能な画像出力システム等を提供する。
【解決手段】画像出力受付端末1は、印刷画像データのうち、利用者によって送信指示された画像データを所定の画像サイズに変更した後、利用者によって指定されたアドレスに基づいて、画像サイズが変更された画像データを、ネットワーク6を介してフォトフレーム端末2や携帯端末3に送信する。フォトフレーム端末2および携帯端末3は、画像出力受付端末1から送信された画像データを、メールサーバ5およびネットワーク6を介して受信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、利用者からの注文を受け付け、画像データの印刷を行う画像出力システム、画像出力方法、およびプログラムに関し、特に、画像出力受付端末で印刷指示された画像データを画像表示端末に送信することが可能な画像出力システム等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話機等で気軽に撮影し、その撮影画像を、街頭端末(キオスク端末)でセルフ印刷するユーザが増えている。例えば、特許文献1には、キオスク端末で受け付けられた画像データをプリント用紙に印刷する技術が示されている。
【0003】
また撮影画像をデジタルフォトフレーム等の画像表示専用端末を利用して楽しむユーザも増えている。このデジタルフォトフレームには、電子メールでの画像受信手段を備えているものもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−272620号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
デジタルフォトフレームにおいて電子メールで受信される画像データは、主に携帯電話機にて撮影された画像であるが、それらの画像は、デジタルカメラで撮影された画像に比べて満足できる画質(画素数というよりも、背景のぼかし機能など、デジタルカメラにしかない機能の差異)にあるとは言い難い。そのため、デジタルカメラの撮影データをパーソナルコンピュータに取り込み、パーソナルコンピュータに取り込まれた撮影データを電子メールにてデジタルフォトフレームへ送信する手段も考えられるが、これは、わざわざパーソナルコンピュータを起動して画像を選択し、選択した画像を電子メールにて送信しなければならず非常に操作が煩わしい課題があった。
【0006】
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とすることは、画像出力受付端末で印刷指示された画像データを画像表示端末に送信することが可能な画像出力システム等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、第1の発明は、端末とネットワークを介して接続される画像出力受付端末からなる画像出力システムにおいて、画像データの入力を制御する入力制御手段と、前記画像データに基づく画像一覧の表示を制御する表示制御手段と、前記画像一覧の中から印刷する画像データの選択を受け付ける第1の選択手段と、前記第1の選択手段により選択された前記画像データの印刷実行を指示する印刷実行手段と、前記印刷する画像データの中から送信する画像データの選択を受け付ける第2の選択手段と、前記第2の選択手段により選択された前記画像データの画像サイズを変更する変更手段と、画像サイズが変更された前記画像データを、前記端末に送信する送信手段とを備えることを特徴とする画像出力システムである。第1の発明によって、画像出力受付端末で印刷指示された画像データを画像表示端末に合う画像サイズに変更した後、画像表示端末に送信することができる。
【0008】
前記送信手段は、前記画像データを、前記端末とは別の端末に予備送信しておき、前記端末への前記画像データの送信に失敗した場合、前記別の端末に予備送信された前記画像データを、利用者が指定する送信先アドレスに送信する。
これにより、画像送信に失敗したとしても、別の端末に予備送信しておいた画像データを、利用者が指定する送信先アドレスに再送することが可能となる。
【0009】
前記送信手段が前記画像データの送信に失敗した場合、返金チケットを発行する発行手段をさらに備える。
これにより、画像送信に失敗した場合、利用者は、先払いした料金の返金を受け取ることができる。
【0010】
前記送信手段により送信された前記画像データ、前記送信先アドレス、送信日時、送信結果、および返金チケット発行状況を含む送信情報を保持する保持手段をさらに備える。
これにより、画像送信の失敗等で利用者から問い合わせがあった場合に、管理者は、送信情報を確認することで迅速に対応することができる。
【0011】
前記画像データの印刷実行に対する課金手段をさらに備え、前記送信手段は、前記画像データの送信予約を行い、前記課金手段が行われた後、前記画像データを送信する。
これにより、支払いが確認できない場合には、画像送信を中止することができる。
【0012】
前記送信手段は、前記画像データとともに前記画像データの付加情報をさらに送信する。
例えば、付加情報が店舗広告等の場合、プリントサービス料を安くしたり、クーポンを発行したりすることができる。
【0013】
前記端末は、受信した画像データに基づく画像を表示し、印刷指示を受け付ける印刷指示受付手段をさらに備え、前記印刷指示受付手段により前記画像の印刷指示を受け付けた場合、前記ネットワークを介して前記画像出力受付端末に対して、前記画像の印刷を指示する。
これにより、フォトフレーム端末や携帯端末から、画像の印刷を注文することができる。
【0014】
第2の発明は、端末とネットワークを介して接続される画像出力受付端末からなる画像出力システムの画像出力方法において、画像データの入力を制御する入力制御ステップと、前記画像データに基づく画像一覧の表示を制御する表示制御ステップと、前記画像一覧の中から印刷する画像データの選択を受け付ける第1の選択ステップと、前記第1の選択ステップで選択された前記画像データの印刷実行を指示する印刷実行ステップと、前記印刷する画像データの中から送信する画像データの選択を受け付ける第2の選択ステップと、前記第2の選択ステップで選択された前記画像データの画像サイズを変更する変更ステップと、画像サイズが変更された前記画像データを、前記端末に送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする画像出力方法である。
【0015】
第3の発明は、コンピュータに、画像データの入力を制御する入力制御ステップと、前記画像データに基づく画像一覧の表示を制御する表示制御ステップと、前記画像一覧の中から印刷する画像データの選択を受け付ける第1の選択ステップと、前記第1の選択ステップで選択された前記画像データの印刷実行を指示する印刷実行ステップと、前記印刷する画像データの中から送信する画像データの選択を受け付ける第2の選択ステップと、前記第2の選択ステップで選択された前記画像データの画像サイズを変更する変更ステップと、画像サイズが変更された前記画像データを、前記端末に送信する送信ステップと、を実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0016】
本発明により、画像出力受付端末で印刷指示された画像データを画像表示端末に送信することが可能な画像出力システム、画像出力方法、およびプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像出力システムの構成例を示す図である。
【図2】画像出力受付端末の外観斜視図である。
【図3】画像出力受付端末のハードウエアの構成例を示すブロック図である。
【図4】画像出力受付端末内のコンピュータの機能構成例を示すブロック図である。
【図5】画像出力受付端末1の処理について説明するフローチャートである。
【図6】画像一覧画面の表示例を示す図である。
【図7】メール送信確認画面の表示例を示す図である。
【図8】プリント指示された画像一覧画面の表示例を示す図である。
【図9】画像サイズ選択画面の表示例を示す図である。
【図10】送信先デバイス選択画面の表示例を示す図である。
【図11】メールアドレス入力画面の表示例を示す図である。
【図12】画像出力受付端末から受信した画像を携帯端末が印刷注文する処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0019】
[本発明の実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る画像出力システムの構成例を示す図である。
【0020】
図1に示す画像出力システムは、画像出力受付端末1、フォトフレーム端末2、携帯端末3、画像管理用サーバ4、およびメールサーバ5が、ネットワーク6を介して相互に接続されることで構成される。なお、画像出力受付端末1、フォトフレーム端末2、および携帯端末3の数は、任意であり、それぞれ複数設けることも勿論可能である。
【0021】
画像出力受付端末1は、店頭や駅構内において、入力メディア(記憶媒体)や携帯端末3に記憶されている画像データの印刷を受け付け、印刷を行う端末である。画像出力受付端末1は、予め画像データが記憶された入力メディアや携帯端末3から画像データを取得し、内部に保持する。
【0022】
画像出力受付端末1は、印刷画像データのうち、利用者によって送信指示された画像データを所定の画像サイズに変更した後、ネットワーク6を介してフォトフレーム端末2や携帯端末3に送信する。画像出力受付端末1は、画像データの送信処理と並行して、画像サイズ変更前の高画質の画像データを、ネットワーク6を介して画像管理用サーバ4に送信し、そこに保存させる。
【0023】
入力メディアは、例えば、DVD-ROM/CD-ROM/CD-R/CD-RW、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SD(Secure Digital)カード、ミニSDカード、マイクロSDカード、xD−ピクチャーカード、Smart Media(登録商標)、MEMORY STICK(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等である。
【0024】
フォトフレーム端末2は、前面に液晶ディスプレイを備えており、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話機などで撮影された画像データを表示する表示専用装置である。フォトフレーム端末2は、メモリカードスロットに装着されたメモリカードなどから画像データを呼び出して直接表示する。フォトフレーム端末2は、専用ケーブルでの有線通信、赤外線通信、無線通信(例えば、Wi-Fi(wireless fidelity))、またはBluetooth(登録商標)通信などで受信した画像データを内蔵記憶装置に記憶し、内蔵記憶装置から画像データを呼び出して表示する。
【0025】
またフォトフレーム端末2は、ネットワーク6を介して他の外部装置との通信制御を行うための通信部を有する。例えば、フォトフレーム端末2は、ネットワーク6を介して画像出力受付端末1から送信された画像データを、メールサーバ5およびネットワーク6を介して受信する。
【0026】
携帯端末3は、CPU(Central
Processing Unit)、ROM(Read Only
Memory)、RAM(Random Access
Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、入力部、および表示画面などを実装した携帯型コンピュータであって、例えば、スマートフォン、iPhone(登録商標)、カメラ付き携帯電話機、ipad(登録商標)等である。
【0027】
携帯端末3は、利用者の指示に応じて、内部に記憶されている画像データを画像出力受付端末1に無線通信で送信し、あるいは、専用ケーブルにより有線通信で出力する。また携帯端末3は、画像出力受付端末1から送信された画像データを、メールサーバ5およびネットワーク6を介して受信する。
【0028】
画像管理用サーバ4は、例えば、コンピュータ等であり、画像出力受付端末1からネットワーク6を介して送信されてきた高画質の画像データを保存する。メールサーバ5は、例えば、コンピュータ等であり、ネットワーク6を介して受信した電子メールを、所定の宛先に送信する。
【0029】
ネットワーク6は、インターネットやローカルエリアネットワーク(LAN)等のネットワークであり、有線、無線は特に問わない。
【0030】
図2は、画像出力受付端末1の外観斜視図である。
【0031】
画像出力受付端末1の上部正面には、タッチパネル付ディスプレイ11が配置されている。タッチパネル付ディスプレイ11は、操作の案内、操作の状況、読み込んだ画像データ等を表示するとともに、利用者からの指示を受け付ける。利用者は、タッチパネル付ディスプレイ11を介して、印刷注文する画像データの選択、画像データの画像処理の指示等を行う。
【0032】
タッチパネル付ディスプレイ11の下部には、メディア投入口12および通信口13が設けられている。メディア投入口12は、各メディアの挿入口であり、複数の挿入口が1箇所にまとめて配置されている。通信口13は、各携帯端末と通信を行うための通信ポートであり、複数の通信ポート(赤外線ポートやUSB(Universal Serial Bus)ポートなど)が1箇所にまとめて配置されている。
【0033】
画像出力受付端末1の下段部の前面板14には、レシート取出口15、硬貨投入口16および紙幣挿入口17のような料金投入口、つり銭返却口18、プリント物取出口19、ドア開閉キー20、メンテナンスキー21等が設けられている。
【0034】
レシート取出口15、硬貨投入口16、紙幣挿入口17、つり銭返却口18は、利用者によるプリント物の注文内容に応じた入金を要求する課金手段として機能する。利用者は、硬貨投入口16に硬貨を投入したり、紙幣挿入口17に紙幣を挿入したりすることにより、プリント物の料金を支払う。つり銭がある場合には、つり銭返却口18から放出される。また、料金徴収後、徴収金額や注文内容等が印刷されたレシートがレシート取出口15から放出される。
【0035】
プリント物取出口19には、画像出力受付端末1の筐体内に設置されるプリンタにより印刷されたプリント物が排出される。ドア開閉キー20は、画像出力受付端末1の前面板14を開閉するためのキーである。メンテナンスキー21は、利用者が画像出力受付端末1を利用可能な運転モードと、管理者が画像出力受付端末1のメンテナンスや設定、レシートの再印刷等を行う管理モードを切り替えるためのキーである。
【0036】
次に、画像出力受付端末1の基本的動作について説明する。
【0037】
画像出力受付端末1は、入力メディアから読み込んだ画像データを液晶ディスプレイ等のタッチパネル付ディスプレイ11に表示する。利用者は、タッチパネル付ディスプレイ11に設けられたタッチパネルにより、入力メディアや携帯端末3等から読み込んだ画像の中から印刷注文する画像を選択する。
【0038】
利用者は、タッチパネル付ディスプレイ11に表示された画面上で、印刷注文する画像を選択した後、印刷の実行を指示すると、画像出力受付端末1内のコンピュータが内部プリンタに画像データを転送する。また利用者は、印刷注文した画像のうち、所定の画像を選択して送信実行を指示すると、画像出力受付端末1内のコンピュータが、選択画像を送信先の端末に合う画像サイズに変更し、それを電子メールにて送信する。
【0039】
画像出力受付端末1は、利用者にプリント物の印刷注文に応じた料金を算出、表示し、必要に応じてレシートプリンタによりレシート(引換券)を発行し、利用者に支払いを要求する。画像出力受付端末1は、課金手段により利用者の入金が完了すると、印刷データの印刷を開始する。印刷されたプリント物は、プリント物取出口19から排出され、利用者に提供される。
【0040】
なお、画像出力受付端末1は、料金算出、レシート(引換券)の発行を行うだけでなく、課金機を装備しているため、利用者に入金を要求して現金による課金処理を行うようにすることもできる。
【0041】
図3は、画像出力受付端末1のハードウエアの構成例を示すブロック図である。
【0042】
コンピュータ30は、制御部31、記憶部32、入出力部33、通信部34等から構成され、各種メディア読取部41、通信部42、シャッタ43、モニタ44、コインメック45、ビルバリ46、レシートジャーナル処理部47、およびプリンタ48を制御する。
【0043】
制御部31は、プログラムの実行を行うCPUと、プログラム命令あるいはデータ等を格納するためのRAM、ROM等で構成される。制御部31は、記憶部32等に格納されたプログラムに従って、バス35を介して接続された各装置を制御する。
【0044】
記憶部32には、制御部31が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating
System)等が格納される。プログラムは、例えば、画像入力プログラム、課金処理プログラム、レシート印刷処理プログラム、保守プログラム等である。データは、例えば、画像データや印刷データ等である。
【0045】
プログラムのコードは、制御部31により必要に応じて読み出され、RAMに移され、CPUに読み出されて各種機能として実行される。
【0046】
入出力部33は、記憶部32に格納されているプログラム等の更新や、画像出力受付端末1の設定等を行うメンテナンス時に用いられる。
【0047】
通信部34は、通信制御装置、通信ポート等を有し、画像出力受付端末1とネットワーク6間の通信を媒介する通信インターフェースである。通信部34は、ネットワーク6を介して画像出力受付端末1と他の外部装置間の通信制御を行う。
【0048】
各種メディア読取部41は、メディア投入口12の各メディアの挿入口に対応して画像出力受付端末1内部に設けられ、挿入された入力メディアに予め記憶されている画像データを読み込む。通信部42は、通信口13の各通信ポートに対応して設置されており、通信中の携帯端末3に予め記憶されている画像データを読み込む。
【0049】
シャッタ43は、メディア投入口12の各挿入口に設けられ、入力メディアの挿入口を開閉し、読取処理の最中や、課金処理が完了するまで、入力メディアを取り出せないようにする。モニタ44は、タッチパネル付ディスプレイ11である。
【0050】
コインメック45、ビルバリ46、レシートジャーナル処理部47は、課金機能の役割を果たす。コインメック45は、硬貨投入口16に対応して画像出力受付端末1内部に設けられ、硬貨の入出力を管理する。ビルバリ46は、紙幣挿入口17に対応して画像出力受付端末1内部に設けられ、紙幣の入出力を管理する。
【0051】
レシートジャーナル処理部47は、レシート取出口15に対応して画像出力受付端末1内部に設けられ、利用者の徴収金額や注文内容に応じたレシートを印刷する。
【0052】
プリンタ48は、プリント物取出口19に対応して画像出力受付端末1内部に設けられ、プリント物を印刷する。プリンタ48は、画像データを印刷する高解像度カラープリンタであり、熱転写プリンタあるいはインクジェット型など、プリンタの方式は特に問わない。
【0053】
なお、プリンタ48は、画像出力受付端末1内部に設けられ、そこで印刷が行われるが、これに限らず、例えば、通信部34およびネットワーク6を介して接続されたプリンタサーバ(図示せず)に画像データを転送し、そこで印刷を行わせることも勿論可能である。すなわち、画像出力受付端末1とプリンタ48はそれぞれ別体であってもよい。
【0054】
図4は、画像出力受付端末1内のコンピュータ30の機能構成例を示すブロック図である。図4に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図3の制御部31により画像印刷プログラムが実行されることによって実現される。
【0055】
入力制御部51は、各種メディア読取部41で読み込まれた画像データや通信部42で読み込まれた画像データの入力を制御する。
【0056】
表示制御部52は、入力制御部51に入力された画像データの一覧表示画面、画像データの印刷サービスを利用者に提供するための画像出力サービス案内画面、および、印刷画像データの送信を受け付けるための画像データの送信画面等の各種画面のモニタ44上への表示を制御する。
【0057】
操作受付部53は、モニタ44に表示されている画面において、利用者による画像の選択や各種操作を受け付ける。
【0058】
画像サイズ変更部54は、操作受付部53によって受け付けられた選択画像の画像サイズを所定サイズに変更(リサイズ)する。リサイズとは、画像データのピクセル数を変更することであって、例えば、電子メールに添付する際に、そのままの画像データではファイル容量が大きすぎる場合に小さくする目的で行われる。
【0059】
課金部55は、印刷注文に応じた料金を算出し、その算出結果をモニタ44に表示させ、利用者に支払いを要求する。また課金部55は、コインメック45やビルバリ46の金銭の入出力を管理する。
【0060】
印刷実行部56は、課金部55によって課金処理が完了すると、印刷対象の画像データを印刷データに変換し、印刷データの印刷を実行する。
【0061】
メール送信制御部57は、画像サイズ変更部54によって画像サイズが変更された画像データを電子メールに添付し、利用者によって指定された所定の宛先に送信する。
【0062】
次に、図5のフローチャートを参照して、画像出力受付端末1の処理について説明する。この処理は、画像出力受付端末1が画像出力サービスの案内画面を表示している際に、利用者が、その案内に従って所定のメディア投入口12に入力メディアを挿入した場合に開始される。
【0063】
ステップS1において、画像出力受付端末1の制御部31は、各種メディア読取部41が入力メディアから読み出した画像データを読み込む。画像出力受付端末1の表示制御部52は、読み込まれた画像データの画像一覧をタッチパネル付ディスプレイ11に表示させる。
【0064】
図6は、画像一覧画面100の表示例を示す図である。
【0065】
図6に示すように、画像一覧画面100には、入力メディアから読み込んだ画像データのサムネイル画像P1〜P9が一覧表示されている。また印刷注文するための「プリント」ボタン101、印刷注文をキャンセルするための「キャンセル」ボタン102も表示されている。
【0066】
利用者は、図6に示す画像一覧画面100において、印刷注文する画像を選択し、「プリント」ボタン101を押下することで、画像を印刷注文することができる。また利用者は、「キャンセル」ボタン102を押下することで、印刷注文をキャンセルし、画像出力サービスの案内画面に戻ることができる。
【0067】
図5の説明に戻る。ステップS2において、画像出力受付端末1の操作受付部53は、利用者によるプリント画像の選択を受け付けたか否かを判定し、プリント画像の選択を受け付けるまで待機する。そして、ステップS2において、画像出力受付端末1の操作受付部53は、プリント画像の選択を受け付けたと判定した場合、ステップS3に進む。
【0068】
ステップS3において、画像出力受付端末1の表示制御部52は、プリント画像の印刷実行中を示すメッセージとともに、プリント画像のメール送信を行うか否かを確認する画面を、タッチパネル付ディスプレイ11に表示する。
【0069】
図7は、メール送信確認画面110の表示例を示す図である。図7に示すように、メール送信確認画面110には、プリント画像の印刷実行中を示すメッセージとして「プリント中です・・・」が表示されており、プリント画像のメール送信を行う場合に選択される「メール送信」ボタン111も表示されている。
【0070】
利用者は、図7に示すメール送信確認画面110において、「メール送信」ボタン111を押下することで、メール送信画像を選択するための画面に進むことができる。また利用者は、プリント画像のメール送信を行わない場合には、特に操作を行わず、印刷終了するまで待機する。
【0071】
図5の説明に戻る。ステップS4において、画像出力受付端末1の操作受付部53は、利用者によるメール送信の選択(指示)を受け付けたか否か、つまり、図7に示すメール送信確認画面110において、「メール送信」ボタン111が押下されたか否かを判定し、メール送信の選択を受け付けたと判定した場合、ステップS5に進む。ステップS5において、画像出力受付端末1の表示制御部52は、プリント指示された画像を、タッチパネル付ディスプレイ11に再表示する。
【0072】
図8は、プリント指示された画像一覧画面120の表示例を示す図である。図8に示すように、プリント画像一覧画面120には、プリント指示された画像データのサムネイル画像P1、P3、P6、P8が一覧表示されている。またメール送信画像の選択後に次の画面に進むための「次へ」ボタン121も表示されている。
【0073】
利用者は、図8に示すプリント画像一覧画面120において、メール送信する画像を選択し、「次へ」ボタン121を押下することで、次の画面に進むことができる。なお、メール送信する画像の数は、複数でもよく、送信手段に応じて制限をかけるようにしてもよい。
【0074】
図5の説明に戻る。ステップS6において、画像出力受付端末1の操作受付部53は、利用者によりメール送信する画像の選択を受け付けたか否かを判定し、メール送信する画像の選択を受け付けるまで待機する。そして、ステップS6において、画像出力受付端末1の操作受付部53は、メール送信する画像の選択を受け付けたと判定した場合、ステップS7に進む。
【0075】
ステップS7において、画像出力受付端末1の表示制御部52は、画像サイズ選択画面を、タッチパネル付ディスプレイ11に表示する。
【0076】
図9は、画像サイズ選択画面130の表示例を示す図である。図9に示すように、画像サイズ選択画面130には、「320×240(ピクセル)」選択ボタン131、「640×480(ピクセル)」選択ボタン132、「1920×1080(ピクセル)」選択ボタン132が表示されている。また画像サイズ選択後に次の画面に進むための「次へ」ボタン134も表示されている。
【0077】
利用者は、図9に示す画像選択サイズ選択画面130において、送信先の端末に合わせた画像サイズの選択ボタンを選択し、「次へ」ボタン134を押下することで、次の画面に進むことができる。
【0078】
なお、図9に示したように画像サイズを直接選択することにより、画像データの画像サイズを変更するだけでなく、例えば、送信先のデバイス名を表示し、そのデバイスに応じて設定されている画像サイズに変更するようにしてもよい。
【0079】
図10は、送信先デバイス選択画面140の表示例を示す図である。図10に示すように、送信先デバイス選択画面140には、「携帯待ちうけ」選択ボタン141、「デジタルフォトフレーム」選択ボタン142が表示されている。また送信先デバイス選択後に次の画面に進むための「次へ」ボタン143も表示されている。
【0080】
利用者は、図10に示す送信先デバイス選択画面140において、送信先デバイスの選択ボタンを選択し、「次へ」ボタン143を押下することで、次の画面に進むことができる。
【0081】
図5の説明に戻る。ステップS8において、画像出力受付端末1の操作受付部53は、利用者により画像サイズ(送信先デバイス)の選択を受け付けたか否かを判定し、画像サイズの選択を受け付けるまで待機する。そして、ステップS8において、画像出力受付端末1の操作受付部53は、画像サイズの選択を受け付けたと判定した場合、ステップS9に進む。
【0082】
ステップS9において、画像出力受付端末1の画像サイズ変更部54は、ステップS6で選択された送信画像の画像サイズを、ステップS8で選択された画像サイズ(送信先デバイスに対応する画像サイズ)に変更する。またこのとき、画像出力受付端末1の制御部31は、高画質のままの(画像サイズを変更していない)画像データを、ネットワーク6を介して画像管理用サーバ4へ送信し、そこで保管させる。ステップS10において、画像出力受付端末1の表示制御部52は、メールアドレス入力画面を、タッチパネル付ディスプレイ11に表示する。
【0083】
図11は、メールアドレス入力画面150の表示例を示す図である。図11に示すように、メールアドレス入力画面150には、メールアドレス入力欄151、メールアドレス入力欄151にメールアドレスを入力するためのキーボード152が表示されている。またメールアドレス入力欄151に入力されたメールアドレスにメール送信を行う場合に選択される「送信」ボタン153も表示されている。
【0084】
利用者は、キーボード152を用いてメールアドレス入力欄151にメールアドレスを入力し、「送信」ボタン153を押下することで、画像を所定のデバイスに送信することができる。なお、送信先のメールアドレスは、複数入力することもできる。
【0085】
図5の説明に戻る。ステップS11において、画像出力受付端末1の操作受付部53は、利用者によりメールアドレスが入力されたか否かを判定し、メールアドレスが入力されるまで待機する。そして、ステップS11において、画像出力受付端末1の操作受付部53は、メールアドレスが入力され送信が指示されたと判定した場合、ステップS12に進む。
【0086】
またステップS4において、画像出力受付端末1の操作受付部53は、利用者によるメール送信の選択(指示)を受け付けていないと判定した場合、ステップS5〜S11の処理をスキップしてステップS12に進む。
【0087】
ステップS12において、画像出力受付端末1の課金部55は、利用者に対して、印刷注文するプリント物の枚数の指定等を促す。また画像出力受付端末1の課金部55は、利用者からの印刷注文に対する代金の合計金額を算出し、タッチパネル付ディスプレイ11に算出結果(印刷代金)を表示する。
【0088】
ステップS13において、画像出力受付端末1の印刷実行部56は、印刷対象の画像データを印刷データに変換し、印刷データをプリンタ48で印刷させる。印刷されたプリント物は、プリント物取出口19から排出され、利用者に提供される。また、画像出力受付端末1の印刷実行部56は、画像送信に失敗した場合の返金チケットをレシートプリンタで印刷させる。印刷された返金チケットは、レシート取出口15から排出され、利用者に提供される。
【0089】
印刷処理終了後、ステップS14において、画像出力受付端末1のメール送信制御部57は、ステップS6で選択された画像を、ステップS11で入力された指定アドレスに送信する。そしてメールサーバ5は、画像出力受付端末1から受信した電子メールを、ネットワーク6を介して指定アドレスに送信する。送信する画像データは、ステップS9で画像サイズを変更した低画質の画像データを用いるようにし、高画質の(画像サイズを変更していない)画像データは、画像管理用サーバ4で保管される。
【0090】
なお、課金部55によって支払いの確認ができた場合にのみ、指定アドレスに画像データを送信するようにし、支払いが確認できない場合には画像送信を中止するようにしてもよい。
【0091】
ステップS15において、画像出力受付端末1の制御部31は、利用者の注文識別番号(注文内容を一意に識別する情報)、ステップS6で選択された送信画像データ、ステップS11で入力された送信先のメールアドレス、ステップS14での送信日時と送信結果(成功または失敗)、および返金チケット発行状況等の送信情報をアプリケーション内部に保持する。
【0092】
以上のように、画像出力受付端末1で印刷指示された画像データの印刷を行うだけでなく、印刷指示された画像データの中から利用者によって選択された画像データを、指定されたアドレス先に送信することが可能となる。
【0093】
また画像出力受付端末1から送信されてきた画像データを受信したフォトフレーム端末2や携帯端末3は、受信画像を確認し、そこで印刷注文することもできる。
【0094】
図12は、画像出力受付端末1から受信した画像を携帯端末3が印刷注文する処理を説明するフローチャートである。
【0095】
ステップS31において、携帯端末3のCPUは、画像出力受付端末1から受信した画像を表示画面に表示させる。この表示画面には、例えば、印刷注文するための案内(例えば注文サイトのURL(Uniform Resource Locator))が示されており、利用者は、案内に従って、印刷注文する画像の選択を行うことができる。ステップS32において、携帯端末3のCPUは、利用者による印刷注文する画像の選択を受け付ける。
【0096】
ステップS33において、携帯端末3のCPUは、利用者に対して、印刷注文するプリント物の枚数の指定等を促す。ステップS34において、携帯端末3のCPUは、利用者によって指定された注文内容を、ネットワーク6を介して画像管理用サーバ4に送信する。なお、注文方法は何でも良く、例えば、注文サイトに直接アクセスして注文内容を入力したり、印刷画像を特定する情報が記載された電子メールを送信したりする方法等がある。
【0097】
ステップS35において、画像管理用サーバ4は、ネットワーク6を介して、携帯端末3から送信されてきた注文内容を受信する。ステップS36において、画像管理用サーバ4は、ステップS35で受信した注文内容に基づいて、印刷対象の高画質の画像データを呼び出し、呼び出した画像データを印刷データに変換し、ネットワーク6を介して画像出力受付端末1のプリンタ48に送信する。画像出力受付端末1のプリンタ48は、画像管理用サーバ4から送信されてきた印刷データを印刷する。なお、画像出力受付端末のプリンタ48で印刷を行わせるだけでなく、ネットワーク6上に専用のプリンタサーバを設け、そこで印刷を行わせるようにしても良い。そして印刷されたプリント物は、郵送などによって利用者に提供される。
【0098】
以上のように、フォトフレーム端末2や携帯端末3で受信された画像データは低画質であり高画質に戻すことはできないが、画像出力受付端末1から画像データが送信される際に高画質の画像データを画像管理用サーバ4で保管しておくことにより、フォトフレーム端末2や携帯端末3で受信された低画質の画像データから、高画質のプリント物の注文を行うことが可能となる。
【0099】
なお、決済方法は何でも良いが、例えば、画像出力受付端末1の決済機能(課金部55)を利用した先払いなどがある。これは、後にフォトフレーム端末2や携帯端末3からプリント物が注文されることを前提に、画像出力受付端末1で先に支払いを行うものである。この場合、フォトフレーム端末2や携帯端末3から一定期間プリント物の注文がなされなかった場合に返金するための返金チケットを予め発行しても良い。これにより、フォトフレーム端末2や携帯端末3の所有者が画像データを確認し、プリント不要と判断してプリント物の注文を行わなければ、先払いした料金の返金を受け取ることができる。
【0100】
[変形例]
1.画像出力受付端末1のメール送信制御部57は、画像送信に失敗した場合に備え、指定アドレスとは別のメールアドレス(例えば店舗用メールアドレス)をアプリケーションに予め登録しておき、その別のメールアドレスにも画像を送信する。これにより、メールサーバ5は、別のメールアドレスに送信された画像データを一定期間保存しておくことができる。そして後日、利用者から画像データが届いていない旨の連絡があった場合には、画像出力受付端末1のメール送信制御部57は、予備送信しておいたメールアドレスから、利用者が指定するアドレスに送信(転送)することが可能となる。
【0101】
2.また画像出力受付端末1の制御部31は、画像送信の失敗に備え、利用者に対して返金チケットを発行するようにしてもよい。これにより、利用者は、画像出力受付端末1側で画像データを正しく送信できなかった場合やフォトフレーム端末2や携帯端末3で正しく受信できなかった場合には、容易に返金を行うことができる。
【0102】
3.画像出力受付端末1は、送信画像の一部に店舗広告等を合成したり、あるいは、店舗広告等を別の画像データとして送信したりするようにしてもよい。このように、店舗広告等を送信画像の付加情報として送信する場合には、送信料金を安くしたり、クーポンを発行したりすることで、販促効果も期待することができる。
【0103】
4.また画像出力受付端末1の制御部31は、店舗広告等を送信画像データとともに送信するだけでなく、利用者によって入力されたメッセージを送信画像に合成したり、あるいは、メッセージをもとに作成したメッセージカードデータ等を送信することも可能である。
【0104】
5.画像データの送信先が携帯端末3の場合、送信手段は、電子メールに限定されず、例えば、赤外線通信やBluetooth(登録商標)通信などを用いることも可能である。また画像データの送信先がフォトフレーム端末2の場合も、送信手段は電子メールではなく(メールサーバ5を介さず)、直接フォトフレーム端末2に送信することも可能である。
【0105】
[発明の実施の形態における効果]
以上のように、画像出力受付端末1で印刷指示された画像データの印刷を行うとともに、印刷指示された画像データの中から利用者によって選択された画像データを、指定されたアドレス先に送信することが可能となる。
【0106】
これにより、利用者は、街頭や店頭に設置されている画像出力受付端末1を操作して画像のプリント注文を行う場合、待ち客の存在や周囲の状況が気になってしまい、操作が煩雑になりがちであるが、画像出力受付端末1から自宅に設置されているフォトフレーム端末2や携帯端末3等に画像データを送信しておくことで、空いた時間にいつでもプリント物の注文を行うことができる。
【0107】
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る画像出力受付端末等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【符号の説明】
【0108】
1………画像出力受付端末
2………フォトフレーム端末
3………携帯端末
51………入力制御部
52………表示制御部
53………操作受付部
54………画像サイズ変更部
55………課金部
56………印刷実行部
57………メール送信制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末とネットワークを介して接続される画像出力受付端末からなる画像出力システムにおいて、
画像データの入力を制御する入力制御手段と、
前記画像データに基づく画像一覧の表示を制御する表示制御手段と、
前記画像一覧の中から印刷する画像データの選択を受け付ける第1の選択手段と、
前記第1の選択手段により選択された前記画像データの印刷実行を指示する印刷実行手段と、
前記印刷する画像データの中から送信する画像データの選択を受け付ける第2の選択手段と、
前記第2の選択手段により選択された前記画像データの画像サイズを変更する変更手段と、
画像サイズが変更された前記画像データを、前記端末に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする画像出力システム。
【請求項2】
前記送信手段は、前記画像データを、前記端末とは別の端末に予備送信しておき、前記端末への前記画像データの送信に失敗した場合、前記他の端末に予備送信された前記画像データを、利用者が指定する送信先アドレスに送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像出力システム。
【請求項3】
前記送信手段が前記画像データの送信に失敗した場合、返金チケットを発行する発行手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像出力システム。
【請求項4】
前記送信手段により送信された前記画像データ、前記送信先アドレス、送信日時、送信結果、および返金チケット発行状況を含む送信情報を保持する保持手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像出力システム。
【請求項5】
前記画像データの印刷実行に対する課金手段をさらに備え、
前記送信手段は、前記画像データの送信予約を行い、前記課金手段が行われた後、前記画像データを送信する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像出力システム。
【請求項6】
前記送信手段は、前記画像データとともに前記画像データの付加情報をさらに送信する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像出力システム。
【請求項7】
前記端末は、受信した画像データに基づく画像を表示し、印刷指示を受け付ける印刷指示受付手段をさらに備え、
前記印刷指示受付手段により前記画像の印刷指示を受け付けた場合、前記ネットワークを介して前記画像出力受付端末に対して、前記画像の印刷を指示する
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像出力システム。
【請求項8】
端末とネットワークを介して接続される画像出力受付端末からなる画像出力システムの画像出力方法において、
画像データの入力を制御する入力制御ステップと、
前記画像データに基づく画像一覧の表示を制御する表示制御ステップと、
前記画像一覧の中から印刷する画像データの選択を受け付ける第1の選択ステップと、
前記第1の選択ステップで選択された前記画像データの印刷実行を指示する印刷実行ステップと、
前記印刷する画像データの中から送信する画像データの選択を受け付ける第2の選択ステップと、
前記第2の選択ステップで選択された前記画像データの画像サイズを変更する変更ステップと、
画像サイズが変更された前記画像データを、前記端末に送信する送信ステップと、
を含むことを特徴とする画像出力方法。
【請求項9】
コンピュータに、
画像データの入力を制御する入力制御ステップと、
前記画像データに基づく画像一覧の表示を制御する表示制御ステップと、
前記画像一覧の中から印刷する画像データの選択を受け付ける第1の選択ステップと、
前記第1の選択ステップで選択された前記画像データの印刷実行を指示する印刷実行ステップと、
前記印刷する画像データの中から送信する画像データの選択を受け付ける第2の選択ステップと、
前記第2の選択ステップで選択された前記画像データの画像サイズを変更する変更ステップと、
画像サイズが変更された前記画像データを、前記端末に送信する送信ステップと、
を実行させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2013−20286(P2013−20286A)
【公開日】平成25年1月31日(2013.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−150578(P2011−150578)
【出願日】平成23年7月7日(2011.7.7)
【出願人】(000002897)大日本印刷株式会社 (14,506)
【Fターム(参考)】