説明

画像表示装置

【課題】 三次元画像によって所定情報を提示することができ、所定情報の視認性を向上させることができる画像表示装置を提供すること。
【解決手段】 情報提示用の二次元画像を生成する制御部150と、表面111及び裏面112を有し表面111側から入射した光を表面111側に反射するとともに裏面112側から入射した光を表面111側に透過するハーフミラー110と、ハーフミラー110の裏面112に対向する表示面121を有し生成された二次元画像を表示することにより生成された二次元画像に対応する表示光を表示面121から出射するディスプレイ120と、ハーフミラー110とディスプレイ120との間に設けられ出射された表示光を結像することにより三次元画像を形成するマイクロレンズアレイ130と、を備えるように画像表示装置100を構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、情報提示用の画像を表示する画像表示装置の技術分野に属する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の画像表示装置の一例として、二次元画像によって美容情報を提示するように構成された化粧鏡装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2003−153739号公報(第3頁、第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述した従来の画像表示装置は、二次元画像によって美容情報を提示するように構成されているために、美容情報の視認性を向上させることが困難であるという事情があった。
【0004】
そこで、本願は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、その課題の一例として、三次元画像によって所定情報を提示することができ、所定情報の視認性を向上させることができる画像表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、請求項1に記載の画像表示装置は、情報提示用の二次元画像を生成する生成手段と、表面及び裏面を有し前記表面側から入射した光を前記表面側に反射するとともに前記裏面側から入射した光を前記表面側に透過する透過部材と、前記透過部材の裏面に対向する表示面を有し前記生成された二次元画像を表示することにより前記生成された二次元画像に対応する表示光を前記表示面から出射する表示部材と、前記透過部材と前記表示部材との間に設けられ前記出射された表示光を結像することにより三次元画像を形成する結像部材と、を備えることを特徴とする構成を有している。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本願を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。なお、以下説明する実施形態は、本願に係る画像表示装置を、例えば、家庭用の画像表示装置に適用した場合の実施形態を示している。
【0007】
具体的には、本実施形態における画像表示装置は、所定情報の一例としての美容情報を提示するための三次元画像を形成し、当該形成された三次元画像に基づいて利用者が美容情報を視認するように構成されている。
【0008】
まず、本実施形態における画像表示装置の構成について、図1から図3を用いて説明する。なお、図1は、本実施形態における画像表示装置を示す斜視図であり、図2は、本実施形態における三次元画像を示す平面図であり、図3は、本実施形態における画像表示装置を示すブロック図である。
【0009】
本実施形態における画像表示装置100は、図1に示すように、透過部材の一例としてのハーフミラー110と、表示部材の一例としてのディスプレイ120と、結像部材の一例としてのマイクロレンズアレイ130と、ハーフミラー110、ディスプレイ120及びマイクロレンズアレイ130を連結するフレーム140と、下述する制御部150とを備え、制御部150は、情報提示用の二次元画像を生成するようになっている。
【0010】
ハーフミラー110は、表面111及び裏面112を有し、表面111側から入射した光を表面111側に反射するとともに、裏面112側から入射した光を表面111側に透過するようになっている。そして、利用者は、図2(a)に示すように、利用者の一部、例えば、頭部101をハーフミラー110の表面111に写すことにより、ハーフミラー110を鏡として利用することが可能になる。
【0011】
ディスプレイ120は、ハーフミラー110の裏面112に対向する表示面121を有し、生成された二次元画像を表示することにより、生成された二次元画像に対応する表示光を表示面121から出射するようになっている。表示された二次元画像102は、図2(b)に示すように、髪型情報104、健康情報105、マッサージ情報106、装飾情報107、メイク情報108、老化情報109などを含む美容情報を提示するようになっている。
【0012】
具体的には、髪型情報104は、髪型を変更する際に、長さ、形状、色彩などを提示するものである。また、健康情報105は、肌質、輪郭などの変化状況を提示するものである。また、マッサージ情報106は、顔、首などをマッサージする際に、方向、強度、回数などを提示するものである。また、装飾情報107は、メガネ、アクセサリなどの着用状況を提示するものである。また、メイク情報108は、顔、首などをメイクする際に、色彩、形状、方向などを提示するものである。また、老化情報109は、肌質、輪郭などの変化状況を提示するものである。
【0013】
マイクロレンズアレイ130は、ハーフミラー110とディスプレイ120との間に設けられ、出射された表示光を結像することにより、ハーフミラー110の表面111に沿って三次元画像を形成するようになっている。形成された三次元画像103は、図2(c)に示すように、ハーフミラー110の表面111に写った利用者の頭部101に重畳され、上述した美容情報を提示するようになっている。
【0014】
また、画像表示装置100は、図3に示すように、生成手段、分析手段及び変更手段の一例としての制御部150と、撮像手段の一例としての撮像部160と、取得手段の一例としての取得部170と、検出手段の一例としての検出部180と、操作信号を入力するための入力部190とを備えている。
【0015】
制御部150は、上述した美容情報を提示するための二次元画像を生成し、当該生成された二次元画像を示す画像信号をディスプレイ120に出力するようになっている。そして、ディスプレイ120は、入力された画像信号に応じて二次元画像を表示するようになっている。
【0016】
撮像部160は、ディジタルカメラなどの撮像器によって構成され、利用者の一部、例えば、頭部を撮像することにより撮像データを生成するようになっている。そして、制御部150は、生成された撮像データを分析することにより分析データを生成し、当該生成された分析データに基づいて二次元画像を生成するようになっている。生成された分析データは、撮像データを画像解析することによって算出されたデータであって、健康情報、老化情報などの美容情報を含むものである。
【0017】
取得部170は、コンピュータなどの通信器によって構成され、ネットワーク171を介して美容データを取得、即ち、ダウンロードするようになっている。そして、制御部150は、取得された美容データに基づいて二次元画像を生成するようになっている。取得された美容データは、外部サーバによって追加、更新されたデータであって、上述した美容情報を含むものである。
【0018】
検出部180は、赤外線センサなどの検出器によって構成され、利用者の一部、例えば、顔の位置を検出するようになっている。そして、制御部150は、検出された顔の位置に基づいてディスプレイ120に駆動信号を出力し、ディスプレイ120は、入力された駆動信号に応じて二次元画像の表示態様を変更するようになっている。
【0019】
具体的には、ディスプレイ120は、検出部180によって利用者が検出されないときには、所定の案内情報を提示するための二次元画像、所謂、デモ画像を表示し、検出部180によって利用者が検出されたときには、上述した美容情報を提示するための二次元画像を表示するようになっている。
【0020】
入力部190は、コンピュータなどの入力器によって構成され、利用者によって操作されたときに操作信号を生成し、当該生成された操作信号を制御部150に出力するようになっている。そして、制御部150は、入力された操作信号に応じて二次元画像を生成するようになっている。これにより、利用者は、上述した美容情報から一の情報を選択することが可能になる。
【0021】
次に、本実施形態におけるディスプレイ及びマイクロレンズアレイの構成について、図4を用いて説明する。なお、図4は、本実施形態におけるハーフミラー、ディスプレイ及びマイクロレンズアレイを示す側面図である。
【0022】
本実施形態におけるディスプレイ120は、図4に示すように、上述した美容情報を提示するための二次元画像を表示する表示面121を有し、表示面121から表示光を出射するようになっている。
【0023】
なお、本実施形態では、ディスプレイ120は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどの表示器によって構成されている。
【0024】
また、本実施形態では、ディスプレイ120は、表示面121から表示光を出射する表示器によって構成されているが、これに限らず、二次元画像が形成された部材、例えば、枚葉状のシート、ロール状のシートなどの部材を変動することにより二次元画像を表示する表示器によって構成されてもよい。
【0025】
本実施形態におけるマイクロレンズアレイ130は、図4に示すように、出射された表示光を結像する結像面131を有し、結像面131に沿って三次元画像を形成するようになっている。
【0026】
具体的には、マイクロレンズアレイ130は、マトリクス状に配置された複数のレンズ132を有し、各レンズ132の結像距離に応じて、出射された表示光を結像するようになっている。
【0027】
このときに、各レンズ132の結像距離は、ハーフミラー110の表面111に沿って結像面131を形成するように設定されてもよく、ハーフミラー110から利用者側に離隔した空間に結像面131を形成するように設定されてもよく、ハーフミラー110とマイクロレンズアレイ130との間に結像面131を形成するように設定されてもよい。
【0028】
さらに、ハーフミラー110と結像面131との位置関係、即ち、鏡像と三次元画像とをどのように重畳させるかは、表示する内容に応じて選択することが可能である。また、マイクロレンズアレイ130を移動させ、結像面131を変位させてもよい。
【0029】
次に、本実施形態における画像表示装置の動作について、図5を用いて説明する。なお、図5は、本実施形態における画像表示工程を示すフローチャートである。
【0030】
本実施形態における画像表示装置100は、図5に示すように、上述した美容情報を提示するための三次元画像を形成する画像表示工程(ステップS101からステップS108)を実行する。
【0031】
まず、制御部150は、検出部180が利用者を検出したか否かを判別し(ステップS101)、検出部180が利用者を検出しなかった場合には、所定の案内情報を提示するための二次元画像、所謂、デモ画像をディスプレイ120に表示して(ステップS102)、上述した判別処理(ステップS101)を繰り返す。一方、検出部180が利用者を検出した場合には、次の処理に移行する。
【0032】
次いで、制御部150は、検出部180からの検出データに基づいて、利用者の顔がハーフミラー110の中央に位置したか否かを判別し(ステップS103)、ハーフミラー110の中央に位置しなかった場合には、利用者に対して移動を指示するための二次元画像、例えば、矢印画像をディスプレイ120に表示して(ステップS104)、上述した判別処理(ステップS103)を繰り返す。一方、ハーフミラー110の中央に位置した場合には、次の処理に移行する。
【0033】
なお、本実施形態では、制御部150は、検出部180からの検出データに基づいて、利用者の顔がハーフミラー110の中央に位置したか否かを判別するように構成されているが、これに限らず、撮像部160からの撮像データに基づいて、利用者の顔がハーフミラー110の中央に位置したか否かを判別するように構成されてもよい。
【0034】
次いで、制御部150は、入力部190からの操作信号に応じて、上述した美容情報を提示するための二次元画像をディスプレイ120に表示する(ステップS105)。このときに、マイクロレンズアレイ130は、出射された表示光を結像することにより、ハーフミラー110の表面111に沿って三次元画像を形成する(ステップS106)。
【0035】
次いで、制御部150は、検出部180からの検出データに基づいて、利用者の顔がハーフミラー110から移動したか否かを判別し(ステップS107)、ハーフミラー110から移動しなかった場合には、上述した表示処理(ステップS105)を繰り返す。一方、利用者の顔がハーフミラー110から移動した場合には、所定の案内情報を提示するための二次元画像、所謂、デモ画像をディスプレイ120に表示して(ステップS108)、本工程を終了する。
【0036】
なお、本実施形態では、制御部150は、検出部180からの検出データに基づいて、利用者の顔がハーフミラー110から移動したか否かを判別するように構成されているが、これに限らず、撮像部160からの撮像データに基づいて、利用者の顔がハーフミラー110から移動したか否かを判別するように構成されてもよい。
【0037】
以上説明したように、本実施形態では、画像表示装置100は、情報提示用の二次元画像を生成する制御部150と、表面111及び裏面112を有し表面111側から入射した光を表面111側に反射するとともに裏面112側から入射した光を表面111側に透過するハーフミラー110と、ハーフミラー110の裏面112に対向する表示面121を有し生成された二次元画像を表示することにより生成された二次元画像に対応する表示光を表示面121から出射するディスプレイ120と、ハーフミラー110とディスプレイ120との間に設けられ出射された表示光を結像することにより三次元画像を形成するマイクロレンズアレイ130と、を備えることを特徴とする構成を有している。
【0038】
この構成により、本実施形態では、ハーフミラー110の表面111に沿って三次元画像を形成するので、三次元画像によって美容情報を提示することができ、美容情報の視認性を向上させることができる。特に、ディスプレイ120の非発光領域、例えば、表示面121を環囲する枠体、表示面121に表示された黒色背景などの領域をマイクロレンズアレイ130が被覆するので、ディスプレイ120の発光領域から出射された表示光のみを導出することができ、上述した三次元画像を明瞭に形成することができる。
【0039】
また、本実施形態では、画像表示装置100は、利用者の一部を撮像することにより撮像データを生成する撮像部160と、生成された撮像データを分析することにより分析データを生成する制御部150と、を更に備え、制御部150は、生成された分析データに基づいて二次元画像を生成することを特徴とする構成を有している。
【0040】
この構成により、本実施形態では、利用者の一部を撮像することにより撮像データを生成し、当該生成された撮像データを分析するので、健康情報、老化情報などの美容情報を利用者に提示することができる。
【0041】
また、本実施形態では、画像表示装置100は、美容データを取得する取得部170を更に備え、制御部150は、取得された美容データに基づいて二次元画像を生成することを特徴とする構成を有している。
【0042】
この構成により、本実施形態では、美容データを取得するので、外部サーバによって追加、更新された美容情報を利用者に提示することができる。
【0043】
また、本実施形態では、画像表示装置100は、利用者の位置を検出する検出部180と、検出された位置に応じて生成された二次元画像の表示態様を変更する制御部150と、を更に備えることを特徴とする構成を有している。
【0044】
この構成により、本実施形態では、利用者の位置に応じて美容情報の提示態様を変更するので、利用者が検出されないときにデモ画像を表示するとともに、利用者が検出されたときに美容情報を提示することができる。
【0045】
また、本実施形態では、結像部材は、複数のレンズ132を有するマイクロレンズアレイ130によって構成されたことを特徴とする構成を有している。
【0046】
この構成により、本実施形態では、結像部材がマイクロレンズアレイ130によって構成されているので、結像部材を簡易に製造することができ、製造コストを低減することができる。
【0047】
なお、本実施形態では、ハーフミラー110、ディスプレイ120及びマイクロレンズアレイ130を連結するように構成されているが、これに限らず、ハーフミラー110及びマイクロレンズアレイ130をディスプレイ120に着脱するように構成されてもよい。
【0048】
また、本実施形態では、ハーフミラー110、ディスプレイ120及びマイクロレンズアレイ130を連結するように構成されているが、これに限らず、ディスプレイ120及びマイクロレンズアレイ130がハーフミラー110に対して移動可能に構成されてもよい。
【0049】
この構成により、本実施形態では、ディスプレイ120及びマイクロレンズアレイ130がハーフミラー110に対して移動可能に構成されているので、形成された三次元画像を移動することができ、三次元画像の表示位置を調整することができるとともに、三次元画像の表示態様を演出することができる。特に、マイクロレンズアレイ130が移動する場合には、ディスプレイ120が移動する場合に比較して、三次元画像の移動量が2倍になり、さらに効果的である。
【0050】
また、本実施形態では、画像表示装置100は、例えば、家庭用の画像表示装置に適用されているが、これに限らず、美容院、販売店などの業務用の画像表示装置に適用されてもよい。
【0051】
また、本実施形態における画像表示装置100を、シミュレーション、モデリング、解析、医療、生物などの分野に適用してもよい。
【0052】
また、本実施形態における画像表示装置100を、複数用意して、適宜、所定位置に設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本願の一実施形態における画像表示装置を示す斜視図である。
【図2】本願の一実施形態における三次元画像を示す平面図である。
【図3】本願の一実施形態における画像表示装置を示すブロック図である。
【図4】本願の一実施形態におけるハーフミラー、ディスプレイ及びマイクロレンズアレイを示す側面図である。
【図5】本願の一実施形態における画像表示工程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0054】
100 画像表示装置
110 ハーフミラー
111 表面
112 裏面
120 ディスプレイ
121 表示面
130 マイクロレンズアレイ
131 結像面
132 レンズ
140 フレーム
150 制御部
160 撮像部
170 取得部
171 ネットワーク
180 検出部
190 入力部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報提示用の二次元画像を生成する生成手段と、
表面及び裏面を有し前記表面側から入射した光を前記表面側に反射するとともに前記裏面側から入射した光を前記表面側に透過する透過部材と、
前記透過部材の裏面に対向する表示面を有し前記生成された二次元画像を表示することにより前記生成された二次元画像に対応する表示光を前記表示面から出射する表示部材と、
前記透過部材と前記表示部材との間に設けられ前記出射された表示光を結像することにより三次元画像を形成する結像部材と、を備えることを特徴とする画像表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載の画像表示装置において、
利用者の一部を撮像することにより撮像データを生成する撮像手段と、
前記生成された撮像データを分析することにより分析データを生成する分析手段と、を更に備え、
前記生成手段は、前記生成された分析データに基づいて前記二次元画像を生成することを特徴とする画像表示装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置において、
美容データを取得する取得手段を更に備え、
前記生成手段は、前記取得された美容データに基づいて前記二次元画像を生成することを特徴とする画像表示装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3の何れか一項に記載の画像表示装置において、
利用者の位置を検出する検出手段と、
前記検出された位置に応じて前記生成された二次元画像の表示態様を変更する変更手段と、を更に備えることを特徴とする画像表示装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4の何れか一項に記載の画像表示装置において、
前記結像部材は、複数のレンズを有するマイクロレンズアレイによって構成されたことを特徴とする画像表示装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5の何れか一項に記載の画像表示装置において、
前記結像部材は、前記透過部材及び前記表示部材に対して移動可能に設けられたことを特徴とする画像表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−154181(P2006−154181A)
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−343561(P2004−343561)
【出願日】平成16年11月29日(2004.11.29)
【出願人】(000005016)パイオニア株式会社 (3,620)
【出願人】(591043569)パイオニア精密株式会社 (16)
【Fターム(参考)】