説明

発光ダイオードチューブおよびそれを使用した発光ダイオードランプ

【課題】スターターおよび安定器を含むランプホルダー中に直接設置することに適したLEDチューブを提供する。
【解決手段】発光ダイオードチューブおよびそれを使用するLEDランプが提供される。LEDチューブがスターターおよび安定器を有するランプホルダー上に直接配置されることに適している。LEDチューブがLEDアレイとLEDドライバーと整流阻止ダイプレクサーとを含む。LEDアレイがLEDドライバーにより駆動される時、整流阻止ダイプレクサーがスターターならびに安定器を無効にすると同時に、交流電源供給を受信かつ変換して、整流阻止ダイプレクサーが操作電圧をLEDドライバーに提供する。スターターを除去する又は安定器を短絡する必要もなく、ユーザーは、容易にLEDチューブを従来の蛍光チューブのランプソケット中に取り付けることができ、ランプ改造コストを節減できるため、エネルギー節約および環境保護の目的を達成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、光源に関し、特に、チューブ(tube)ならびにランプ(lamp)に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体技術の進歩にともない、発光ダイオード(light emitting diodes = LEDs)の輝度および効率が引き続き増大している。LEDsは、新しいタイプの冷光源であり、長寿命、小さい容積、低い電力消費、低い汚染、高い信頼性、大量生産に適しているなどの利点を有している。LEDsは、広範な領域において応用することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の蛍光ランプは、家庭用ならびに商業的応用において最も広範に使用されている。しかし、現行のLEDチューブは、蛍光チューブに直接取り替えることができないので、グリーンテクノロジーの発展におけるボトルネックとなっている。図1は、LEDチューブの従来の取り付けを示す概略的説明図である。図1において、もしLEDチューブ130が現存する蛍光チューブに置き換えられるのであれば、ランプ100のスターター110が追加的に除去されるとともに、安定器120が短絡されなければならない。ランプの改造が追加的なコストおよび多くの時間を必要とするため、LEDチューブ130が簡単に設置できず、それによってグリーンテクノロジーの発展が妨げられている。
【0004】
LEDチューブの取り付けが不便である問題を解決するために、蛍光チューブの取り替えに類似した以下の方式でLEDチューブの取り付けを実現する。LEDチューブの電極柱がランプホルダーに挿入されるとともに、LEDチューブがその定位置まで回転されて、LEDチューブが容易に取り付けられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで、この発明は、スターターおよび安定器を含むランプホルダー中に直接設置することに適したLEDチューブを提供することにある。この発明のLEDチューブがLEDアレイとLEDドライバーと整流阻止ダイプレクサーとを含む。LEDドライバーがLEDアレイに連結され、操作電圧のもとで操作されてLEDアレイを駆動する。整流阻止ダイプレクサーが、スターターおよび安定器に個別に並列接続されるとともに、前記LEDドライバーに連結されて、LEDドライバーがLEDアレイを駆動する際、整流阻止ダイプレクサーがスターターならびに安定器を無効(disable)にすると同時に、交流(alternating current = AC)電源供給を受信かつ変換して、操作電圧を前記LEDドライバーに提供する。
【0006】
この発明は、更に、ランプホルダーとLEDチューブとを含むLEDランプを提供する。ランプホルダーがスターターおよび安定器を含む。LEDチューブがランプホルダー上に直接配置されることに適している。LEDチューブがLEDアレイとLEDドライバーと整流阻止ダイプレクサーとを含む。LEDドライバーがLEDアレイに連結され、操作電圧のもとで操作されてLEDアレイを駆動する。整流阻止ダイプレクサーがスターターおよび安定器に個別に並列接続されるとともに、前記LEDドライバーに連結されて、LEDドライバーがLEDアレイを駆動する際、整流阻止ダイプレクサーがスターターならびに安定器を無効にすると同時に、交流(AC)電源供給を受信かつ変換して、操作電圧を前記LEDドライバーに提供する。
【0007】
この発明の実施形態に従い、整流阻止ダイプレクサーが:第1端、第2端および第3端を備える第1整流ユニットと;第4端ならびに第5端を備え、そのうち、第3端が第4端に連結される第2整流ユニットと;第6端および第7端を備える第3整流ユニットと;第8端、第9端ならびに第10端を備え、そのうち、第7端が第8端に連結される第4整流ユニットとを備え、そのうち、スターターの両端がそれぞれ第2端および第9端に並列接続されるとともに、安定器がAC電源供給を介して第4端ならびに第7端に並列接続される。
【0008】
この発明の実施形態に従い、LEDドライバーが、第1入力端および第2入力端を備えて、操作電圧を受信し、第1入力端が第1端および第10端に連結されるとともに、第2入力端が第5端ならびに前記第6端に連結される。
【0009】
この発明の実施形態に従い、第1整流ユニットが第1ダイオードおよび第2ダイオードを備え、第2整流ユニットが第3ダイオードを備え、第1ダイオードのカソードが第1端に連結され、第1ダイオードのアノードならびに第2ダイオードのカソードが第2端に連結され、第2ダイオードのアノードが第3端に連結され、第3ダイオードのカソードが第4端に連結されるとともに、第3ダイオードのアノードが第5端に連結される。
【0010】
この発明の実施形態に従い、第3整流ユニットが第4ダイオードを備え、第4整流ユニットが第5ダイオードおよび第6ダイオードを備え、第4ダイオードのアノードが第6端に連結され、第4ダイオードのカソードが第7端に連結され、第5ダイオードのアノードが第8端に連結され、第5ダイオードのカソードならびに第6ダイオードのアノードが第9端に連結され、かつ第6ダイオードのカソードが第10端に連結される。
【0011】
この発明の実施形態に従い、第1整流ユニットが第1ダイオードおよび第2ダイオードを備え、第2整流ユニットが第3ダイオードを備え、第1ダイオードのアノードが第1端に連結され、第1ダイオードのカソードならびに第2ダイオードのアノードが第2端に連結され、第2ダイオードのカソードが第3端に連結され、第3ダイオードのアノードが第4端に連結され、第3ダイオードのカソードが第5端に連結される。
【0012】
この発明の実施形態に従い、第3整流ユニットが第4ダイオードを備え、第4整流ユニットが第5ダイオードおよび第6ダイオードを備え、第4ダイオードのカソードが第6端に連結され、第4ダイオードのアノードが第7端に連結され、第5ダイオードのカソードが第8端に連結され、第5ダイオードのアノードならびに第6ダイオードのカソードが第9端に連結されるとともに、第6ダイオードのアノードが第10端に連結される。
【0013】
この発明の実施形態に従い、整流阻止ダイプレクサーが、第1端、第2端、第3端および第4端を備える第1整流ユニットと、第5端、第6端、第7端ならびに第8端を備える第2整流ユニットとを含み、そのうち、スターターの両端がそれぞれ第1端および第3端に並列接続されるとともに、安定器がAC電源供給を介して第5端ならびに第7端に並列接続される。
【0014】
この発明の実施形態に従い、LEDドライバーが第1入力端および第2入力端を備えて、操作電圧を受信し、第1入力端が第4端ならびに第8端に連結されるとともに、第2入力端が第2端および第6端に連結される。
【0015】
この発明の実施形態に従い、第1整流ユニットが第1ダイオード、第2ダイオード、第3ダイオードおよび第4ダイオードを備え、第1ダイオードのアノードならびに第2ダイオードのカソードが第1端に連結され、第2ダイオードのアノードおよび第3ダイオードのアノードが第2端に連結されるとともに、前記第3ダイオードのカソードおよび前記第4ダイオードのアノードが前記第3端に連結され、第1ダイオードのカソードならびに第4ダイオードのカソードが第4端に連結される。
【0016】
この発明の実施形態に従い、第2整流ユニットが第5ダイオード、第6ダイオード、第7ダイオードおよび第8ダイオードを備え、第5ダイオードのアノードならびに第6ダイオードのカソードが第5端に連結され、第6ダイオードのアノードおよび第7ダイオードのアノードが第6端に連結され、第7ダイオードのカソードならびに第8ダイオードのアノードが第7端に連結され、第5ダイオードのカソードならびに第8ダイオードのカソードが第8端に連結される。
【0017】
上記したように、この発明は、簡略化されたLEDチューブおよびLEDランプの回路構造を提供する。整流阻止ダイプレクサー、LEDドライバー、LEDアレイの巧妙な配置を通じて、チューブの取り付けが容易である(easy-to-install)特性を保持する。
【発明の効果】
【0018】
つまり、この発明の実施形態にかかるLEDチューブは、従来の蛍光チューブを取り替えるために使用できるとともに、ランプホルダー中にLEDチューブを取り付ける時、スターターを除去する又は安定器を短絡する必要もない。従って、ユーザーは、容易にLEDチューブを取り付けることができるため、エネルギー節約および環境保護の目的を達成する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】LEDチューブの従来の取り付けを示す概略的説明図である。
【図2】この発明の実施形態にかかるLEDランプを示す概略的説明図である。
【図3A】図2の実施形態にかかるLEDランプを示す詳細な回路図の概略的説明図である。
【図3B】図3Bは、図3Aの整流回路を示す概略的説明図である。
【図3C】図3Cは、図3Aの整流回路を示す概略的説明図である。
【図4A】図2の実施形態にかかるLEDランプを示す別の詳細な回路図の概略的説明図である。
【図4B】図4Bは、図4Aの整流回路を示す概略的説明図である。
【図4C】図4Cは、図4Aの整流回路を示す概略的説明図である。
【図5】この発明の別な実施形態にかかるLEDランプを示す回路図の概略的説明図である。
【図6A】図5の実施形態にかかるLEDランプを示す詳細な回路図の概略的説明図である。
【図6B】図6Bは、図6Aの整流回路を示す概略的説明図である。
【図6C】図6Cは、図6Aの整流回路を示す概略的説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図2は、この発明の実施形態にかかるLED(light emitting diode)ランプを示す概略的説明図である。図2において、LEDランプ200は、LEDチューブ230と、スターター210および安定器220を含むランプホルダーとを含む。LEDチューブ230は、ランプホルダー上に直接設置されることに適している。LEDチューブ230は、LEDアレイ234と、LEDドライバー236と、整流阻止ダイプレクサー(rectification-blok diplexer)とを含む。整流阻止ダイプレクサーは、整流ユニット232a〜232dから形成されることができるけれど、この発明は、この設定に限定されない。LEDドライバー236は、LEDアレイ234に連結される。LEDドライバー236は、操作電圧Vopのもとに操作されてLEDアレイ234を駆動する。整流阻止ダイプレクサー(整流ユニット232a〜232dから形成される)は、スターター210ならびに安定器220に個別に並列接続されるとともに、LEDドライバー236に連結される。LEDアレイ234がLEDドライバー236によって駆動される時、整流阻止ダイプレクサーがスターター210および安定器220を使用禁止にできると同時に、交流(AC)電源供給VACを受信かつ転換して、操作電圧VopをLEDドライバー236に提供する。このようにして、LEDドライバー236がLEDアレイ234を駆動できる。
【0021】
整流阻止ダイプレクサーの詳細な構造が以下に記述されるけれど、この発明は、この設定に限定されない。整流ユニット232aは、第1端T1と第2端T2と第3端T3とを含む。整流ユニット232bは、第4端T4と第5端T5とを含み、そのうち、第3端T3が第4端T4に連結される。整流ユニット232cは、第6端T6と第7端T7とを含む。整流ユニット232dは、第8端T8と第9端T9と第10端T10とを含み、そのうち、第7端T7が第8端T8に連結される。スターター210の2端がそれぞれ第2端T2と第9端T9とに並列接続されるとともに、安定器220が交流(AC)電源供給VACを介して第4端T4と第7端T7とに並列接続される。安定器220および交流(AC)電源供給VACの位置が入れ替えられる。
【0022】
LEDドライバー236が第1入力端S1と第2入力端S2とを有して、操作電圧Vopを受信する。第1入力端S1が第1端T1および第10端T10に連結され、かつ第2入力端S2が第5端T5と第6端T6とに連結される。上述した整流阻止ダイプレクサーに基づいて、LEDチューブ230の第2端T2と第9端T9とがそれぞれスターター210の2端に並列接続される。LEDチューブ230の第4端T4が安定器220の一端に連結されるとともに、安定器220の他端が交流(AC)電源供給VACを介して第7端T7に並列接続される。
【0023】
LEDチューブ230において、整流阻止ダイプレクサー中の整流ユニット232a〜232dは、交流(AC)電源供給VACを直流(direct current = DC)電源供給に変換することができる。LEDアレイ234が複数のLEDsから形成されるとともに、LEDドライバー236が最新(up-to-date)技術を備えるLEDドライバーであってもよい。LEDドライバー236が第1入力端S1および第2入力端S2を介して整流されたDC電源供給を受信でき、かつLEDアレイ234を駆動する。この発明にかかる実施形態の重点が、LEDアレイ234またはLEDドライバー236の詳細な構造ではないため、前記した構造を改めて説明しない。また、LEDチューブ230が蛍光チューブの電極柱に類似した構造を含んで、第2端T2および第4端T4が第1対の電極柱を形成し、第7端T7および第9端T9が第2対の電極柱を形成する。LEDチューブ230が以下の方式で取り付けられる。ユーザーがLEDチューブ230の電極柱をランプホルダー(図示せず)に挿入するとともに、LEDチューブ230が定位になるまで回転させる。従って、ユーザーが容易にチューブを取り替えられる。
【0024】
注意すべきことは、LEDチューブ230が従来の蛍光ランプに取り替えられる時、LEDチューブ230をランプホルダーに取り付ける際にスターター210を除去する又は安定器220を短絡させる必要がないことである。
【0025】
上記実施形態中に教示されることに従い、図3Aは、図2の実施形態にかかるLEDランプを示す詳細な回路図の概略的説明図である。図3Aにおいて、LEDランプ300がLEDランプ200のそれと同じ構造を有する。整流阻止ダイプレクサーの詳細な構造を説明する別な実施形態は、以下に記述する通りであるものの、この発明は、この設定に限定されない。整流ユニット232aがダイオードD1とダイオードD2とを含む。整流ユニット232bがダイオードD3を含む。ダイオードD1のカソード(陰極)が第1端T1に連結され、ダイオードD1のアノード(陽極)およびダイオードD2のカソードが第2端T2に連結され、ダイオードD2のカソードが第2端T2に連結され、ダイオードD2のアノードが第3端T3に連結され、ダイオードD3のカソードが第4端T4に連結されるとともに、ダイオードD3のアノードが第5端T5に連結される。整流ユニット232cがダイオードD4を含む。整流ユニット232dがダイオードD5とダイオードD6とを含む。ダイオードD4のアノードが第6端T6に連結され、ダイオードD4のカソードが第7端T7に連結され、ダイオードD5のアノードが第8端T8に連結され、ダイオードD5のカソードおよびダイオードD6のアノードが第9端T9に連結され、かつダイオードD6のカソードが第10端T10に連結される。
【0026】
図3Bおよび図3Cは、図3Aの整流回路を示す概略的説明図である。図3Bにおいて、交流(AC)電源供給VACの整流プロセス中の接続経路LOOP1(ループ1)は、以下の通りである。その経路が入力された交流(AC)電源供給VACからスタートして、安定器220、整流ユニット232a、LEDドライバー236、整流ユニット232cを経てから、入力された交流(AC)電源供給VACへ戻る。次に、図3Cにおいて、交流(AC)電源供給VACの整流プロセス中の別な接続経路LOOP2(ループ2)は、以下のようである。その経路が入力された交流(AC)電源供給VACからスタートして、整流ユニット232d、LEDドライバー236、整流ユニット232b、安定器220を経てから、入力された交流(AC)電源供給VACへ戻る。交流(AC)電源供給VACが位相変化であり、かつ安定的位相を有する時、スターター210両端の電圧変化が所定値(例えば、設定値が2Vであるが、前記設定値は、この数値に限定されない)よりも小さい。これによりスターター210が起動不能となり、安定器220を無効にする。従って、整流回路(整流ユニット)232a&232dがスターター210の両端において設定値より小さくなるように変化させるとともに、電圧が非常に小さくなる。このようにして、回路短絡に類似する効果が生成され、スターター210および安定器220が無効になる。図3Bおよび図3Cの説明ならびに本実施形態の記述を通して、交流(AC)電源供給VACの変化が2つの接続経路LOOP1 & LOOP2を導く。さらに、交流(AC)電源供給VACが整流ユニット232a-232dによって整流された後、操作電圧Vopが生成される。操作電圧Vopは、均一な電流方向を有する交流(AC)電源供給であるとともに、LEDドライバー236がLEDアレイ234を駆動するよう提供される。
【0027】
上記した実施形態中の教示に従い、図4Aは、図2の実施形態にかかるLEDランプを示す別の詳細な回路図の概略的説明図である。図4Aにおいて、LEDランプ400は、LEDランプ200と同じ構造を有するとともに、LEDランプ400は、LEDランプ300のそれに類似する構造を有する。整流阻止ダイプレクサーの詳細な構造を説明する別な実施形態が以下に記述されるものの、この発明は、この設定に限定されない。整流ユニット232aは、ダイオードD1とダイオードD2とを含む。整流ユニット232bがダイオードD3を含む。ダイオードD1のアノード(陽極)が第1端T1に連結され、ダイオードD1のカソード(陰極)およびダイオードD2のアノードが第2端T2に連結され、ダイオードD2のカソードが第3端T3に連結され、ダイオードD3のアノードが第4端T4に連結されるとともに、ダイオードD3のカソードが第5端T5に連結される。整流ユニット232cがダイオードD4を含む。整流ユニット232dがダイオードD5とダイオードD6とを含む。ダイオードD4のカソードが第6端T6に連結され、ダイオードD4のアノードが第7端T7に連結され、ダイオードD5のアノードが第8端T8に連結され、かつダイオードD5のアノードおよびダイオードD6のカソードが第9端T9に連結されるとともに、ダイオードD6のアノードが第10端T10に連結される。そのような配置を通じて、上記実施形態に類似する効果がまた達成される。
【0028】
図4Bおよび図4Cは、図4Aの整流回路を示す概略的説明図である。図4Bにおいて、交流(AC)電源供給VACの整流プロセス中の接続経路LOOP3(ループ3)は、以下の通りである。その経路が交流(AC)電源供給VACからスタートして、整流ユニット232c、LEDドライバー236、整流ユニット232a、安定器220を経てから、入力された交流(AC)電源供給VACへ戻る。次に、図4Cにおいて、交流(AC)電源供給VACの整流プロセス中の接続経路LOOP4(ループ4)は、以下のようである。その経路が入力された交流(AC)電源供給VACからスタートして、安定器220、整流ユニット232b、LEDドライバー236、整流ユニット232dを経てから、入力された交流(AC)電源供給VACへ戻る。交流(AC)電源供給VACが位相変化であり、かつ安定的位相を有する時、スターター210両端の電圧変化が所定値(例えば、設定値が2Vであるが、前記設定値は、この数値に限定されない)よりも小さい。これによりスターター210が起動不能となり、安定器220を無効にする。従って、整流回路(整流ユニット)232a&232dがスターター210の両端において回路短絡に類似する効果を生成し、スターター210および安定器220が無効になる。図4Bおよび図4Cの説明ならびに本実施形態の記述を通して、交流(AC)電源供給VACの変化が2つの接続経路LOOP3 & LOOP4を導く。さらに、交流(AC)電源供給VACが整流ユニット232a-232dによって整流された後、操作電圧Vopが生成される。操作電圧Vopは、均一な電流方向を有する交流(AC)電源供給であるとともに、LEDドライバー236がLEDアレイ234を駆動するよう提供される。
【0029】
しかし、この実施形態および図3A間の差異は、整流ユニット232a-232d中の各ダイオードの組み合わせ及び配置にある。また、図3Aならびに図4A中のLEDチューブ230が蛍光チューブの電極柱に類似した構造を含むため、第2端T2および第4端T4が第1対の電極柱を形成するとともに、第7端T7ならびに第9端T9が第2対の電極柱を形成する。図3Aおよび図4Aは、選択された幾つかの実施形態に過ぎないとともに、この発明は、これらの設定に限定されない。
【0030】
図5は、この発明の別な実施形態にかかるLEDランプを示す回路図の概略的説明図である。図5において、LEDランプ500は、LEDチューブ530と、スターター510および安定器520を含むランプホルダーとを含む。LEDチューブ530は、ランプホルダー上に直接取り付けることに適している。LEDチューブ530は、LEDアレイ534と、LEDドライバー536と、整流阻止ダイプレクサーとを含む。整流阻止ダイプレクサーは、整流ユニット532a&532bによって形成されるけれど、この発明は、この設定に限定されない。LEDドライバー536がLEDアレイ534に連結される。LEDドライバー536は、操作電圧Vopのもとで操作されてLEDアレイ534を駆動する。整流阻止ダイプレクサー(整流ユニット532a&532bにより形成される)は、スターター510および安定器520に個別に並列接続されるとともに、LEDドライバー536に連結される。整流阻止ダイプレクサーがスターター510ならびに安定器520を無効にすると同時に、交流(AC)電源供給VACを受信かつ変換して、操作電圧VopをLEDドライバー536に提供する。かくして、LEDドライバー536がLEDアレイ534を駆動できる。
【0031】
この実施形態にかかる整流阻止ダイプレクサーの詳細な構造は、下記の通りであるものの、この発明は、この設定に限定されない。整流ユニット532aが第1端T1と第2端T2と第3端T3と第4端T4とを含む。整流ユニット532bが第5端T5と第6端T6と第7端T7と第8端T8とを含む。スターター510の両端がそれぞれ第1端T1と第3端T3とに並列接続されるとともに、安定器520が交流(AC)電源供給VACを介して第5端T5と第7端T7とに並列接続される。安定器520と交流(AC)電源供給VACとが場所を入れ替える。
【0032】
LEDドライバー536が第1入力端S1と第2入力端S2とを有して、操作電圧Vopを受信する。第1入力端S1が第4端T4と第8端T8と連結され、第2入力端S2が第2端T2と第6端T6とに連結される。上記した整流阻止ダイプレクサーに従い、LEDチューブ530の第1端T1と第3端T3とがそれぞれスターター510の両端に並列接続される。LEDチューブ530のが第5端T5が安定器520の一端に連結されるとともに、安定器520の他端が交流(AC)電源供給VACを介して第7端T7に並列接続される。
【0033】
LEDチューブ530において、整流阻止ダイプレクサー中の整流ユニット532a&532bが交流(AC)電源供給VACを直流(DC)電源供給へ変換できる。LEDアレイ534が複数のダイオードによって形成される。LEDドライバー536が最新(up-to-date)技術を備えるLEDドライバーであってもよい。LEDドライバー536が第1入力端S1および第2入力端S2を介して整流された直流(DC)電源供給を受信でき、LEDアレイ534を駆動する。この発明の主要な目的は、LEDアレイ534およびLEDドライバー536の詳細な構造でないので、前記構造を改めて記述しない。また、LEDチューブ530が蛍光チューブの電極柱に似た構造を含んで、第1端T1と第5端T5とが電極柱の第1対を形成するとともに、第3端T3と第7端T7とが電極柱の第2対を形成する。LEDチューブ530が以下の方式で取り付けられる。ユーザーがLEDチューブ530の電極柱をランプホルダー(図示せず)中に挿入するとともに、LEDチューブ530をその定位置まで回転させる。従って、ユーザーは、簡単にチューブを取り替えることができる。
【0034】
注意すべきことは、LEDチューブ530が従来の蛍光ランプに取り替えられる時、LEDチューブ530がランプホルダー中に取り付けられる際にスターター510を除去することも安定器520を短絡させることも必要ないことである。
【0035】
前記実施形態中の教示に従い、図6Aは、図5の実施形態にかかるLEDランプを示す詳細な回路図の概略的説明図である。図6Aにおいて、LEDランプ600がLEDランプ500と同じ構造を有する。整流阻止ダイプレクサーの詳細な構造を説明する別な実施形態は、以下に記述する通りであるものの、この発明は、この設定に限定されない。整流ユニット532aがダイオードD1-D4を含み、そのうち、ダイオードD1のアノード(陽極)およびダイオードD2のカソード(陰極)が第1端T1に連結され、ダイオードD2のアノードならびにダイオードD3のアノードが第2端T2に連結され、ダイオードD3のカソードおよびダイオードD4のアノードが第3端T3に連結され、ダイオードD1のカソードならびにダイオードD4のカソードが第4端T4に連結される。整流ユニット532bがダイオードD5-D8を含み、そのうち、ダイオードD5のアノードおよびダイオードD6のカソードが第5端T5に連結され、ダイオードD6のアノードならびにダイオードD7のアノードが第6端T6に連結され、ダイオードD7のカソードおよびダイオードD8のアノードが第7端T7に連結され、ダイオードD5のカソードとダイオードD8のカソードが第8端T8に連結される。図6A中のLEDランプ600選択された実施形態に過ぎないとともに、この発明は、この設定に限定されない。
【0036】
図6Bおよび図6Cは、図6Aの整流回路を示す概略的説明図である。図6Bにおいて、交流(AC)電源供給VACの整流プロセス中の接続経路LOOP5(ループ5)は、以下の通りである。その経路が入力された交流(AC)電源供給VACからスタートして、安定器520、ダイオードD5、LEDドライバー536、ダイオードD7を通過するとともに、入力され交流(AC)電源供給VACへ戻る。次に、図6Cにおいて、別な交流(AC)電源供給VACの整流プロセス中の接続経路LOOP6(ループ6)は、以下の通りである。その経路が交流(AC)電源供給VACからスタートして、ダイオードD8、LEDドライバー536、ダイオードD6、安定器520を通過するとともに、入力された交流(AC)電源供給VACへ戻る。図6Bおよび図6Cの説明および本実施形態の記述を通じて、整流ユニット532a中の各ダイオードがOFF(オフ)であるため、オープン回路の効果がスターター510の両端において発生する。これによって、スターター510が使用可能にできなくなり、スターター510および安定器520を無効にする。交流(AC)電源供給VACにおける変化が2つの接続経路接続経路LOOP5&LOOP6を導く。さらに、交流(AC)電源供給VACが整流ユニット532bにより整流された後、操作電圧Vopが生成される。操作電圧Vopは、均一な電流方向を有する交流(AC)電源であるとともに、LEDドライバー536に提供されてLEDアレイ534を駆動できる。
【0037】
「発光ダイオードチューブおよびそれを使用した発光ダイオードランプ」という、この発明中の各実施形態に基づくLEDチューブは、蛍光チューブの電極柱に似た構造を有することができる。
【0038】
この発明の実施形態にかかるLEDチューブを一例として挙げれば、スターターおよび安定器を有する全ての従来のランプホルダーの回路は、回路を調整することなく、この発明の実施形態にかかるLEDチューブを組み立てることができる。
【0039】
以上のように、この発明を実施形態により開示したが、もとより、この発明を限定するためのものではなく、当業者であれば容易に理解できるように、この発明の技術思想の範囲内において、適当な変更ならびに修正が当然なされうるものであるから、その特許権保護の範囲は、特許請求の範囲および、それと均等な領域を基準として定めなければならない。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明は、LEDチューブをランプホルダーに挿入するとき、スターターを除去する、或いは安定器を短絡する必要なしに、従来の蛍光灯と取り替えることができるLEDチューブに関するものである。それによりユーザーは、LEDチューブを簡単に設置することができ、省エネルギーと環境保護の目的を達成することができる。
【符号の説明】
【0041】
100 発光ダイオード(light-emitting diode = LED)ランプ
110 スターター
120 安定器
130 LEDチューブ
200,300,400,500,600 LEDランプ
210,510 スターター
220,520 安定器
230,530 発光ダイオード(light-emitting diode = LED)チューブ
232a-232d,532a,532b 整流阻止ダイプレクサー中の整流ユニット
234,534 LEDアレイ
236,536 LEDドライバー
D1-D8 ダイオード
LOOP1-LOOP6(ループ1〜ループ6) 接続経路
S1 第1入力端
S2 第2入力端
T1-T10 第1端〜第10端
VAC 直流(AC)電源供給
Vop 操作電源

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スターターおよび安定器を含むランプホルダー中に取り付けられることに適した発光ダイオード(light-emitting diode = LED)チューブであって、前記LEDチューブが:
LEDアレイと;
前記LEDアレイに連結され、操作電圧のもとに操作されて前記LEDアレイを駆動するLEDドライバーと;
整流阻止ダイプレクサーであり、前記スターターおよび前記安定器に個別に並列接続されるとともに、前記LEDドライバーに連結されて、前記LEDドライバーが前記LEDアレイを駆動する時、前記整流阻止ダイプレクサーが前記スターターならびに前記安定器を無効にすると同時に、交流(alternating current = AC)電源供給を受信かつ変換して、前記操作電圧を前記LEDドライバーに提供する、整流阻止ダイプレクサーと
を備えるLEDチューブ。
【請求項2】
前記整流阻止ダイプレクサーが:
第1端、第2端および第3端を備える第1整流ユニットと;
第4端ならびに第5端を備え、前記第3端が前記第4端に連結される第2整流ユニットと;
第6端および第7端を備える第3整流ユニットと;
第8端、第9端ならびに第10端を備え、そのうち、前記第7端が前記第8端に連結される第4整流ユニットとを備え、
そのうち、前記スターターの両端がそれぞれ前記第2端および前記第9端に並列接続されるとともに、前記安定器が前記AC電源供給を介して前記第4端ならびに前記第7端に並列接続される、請求項1記載のLEDチューブ。
【請求項3】
前記LEDドライバーが、第1入力端および第2入力端を備えて、前記操作電圧を受信し、前記第1入力端が前記第1端および前記第10端に連結されるとともに、前記第2入力端が前記第5端ならびに前記第6端に連結される請求項2記載のLEDチューブ。
【請求項4】
前記第1整流ユニットが第1ダイオードおよび第2ダイオードを備え、前記第2整流ユニットが第3ダイオードを備え、前記第1ダイオードのカソードが前記第1端に連結され、前記第1ダイオードのアノードならびに前記第2ダイオードのカソードが前記第2端に連結され、前記第2ダイオードのアノードが前記第3端に連結され、前記第3ダイオードのカソードが前記第4端に連結されるとともに、前記第3ダイオードのアノードが前記第5端に連結される請求項2記載のLEDチューブ。
【請求項5】
前記第3整流ユニットが第4ダイオードを備え、前記第4整流ユニットが第5ダイオードおよび第6ダイオードを備え、前記第4ダイオードのアノードが前記第6端に連結され、前記第4ダイオードのカソードが前記第7端に連結され、前記第5ダイオードのアノードが前記第8端に連結され、前記第5ダイオードのカソードならびに前記第6ダイオードのアノードが前記第9端に連結され、かつ前記第6ダイオードのカソードが前記第10端に連結される請求項4記載のLEDチューブ。
【請求項6】
前記第1整流ユニットが第1ダイオードおよび第2ダイオードを備え、前記第2整流ユニットが第3ダイオードを備え、前記第1ダイオードのアノードが前記第1端に連結され、前記第1ダイオードのカソードならびに前記第2ダイオードのアノードが前記第2端に連結され、前記第2ダイオードのカソードが前記第3端に連結され、前記第3ダイオードのアノードが前記第4端に連結され、前記第3ダイオードのカソードが前記第5端に連結される請求項2記載のLEDチューブ。
【請求項7】
前記第3整流ユニットが第4ダイオードを備え、前記第4整流ユニットが第5ダイオードおよび第6ダイオードを備え、前記第4ダイオードのカソードが前記第6端に連結され、前記第4ダイオードのアノードが前記第7端に連結され、前記第5ダイオードのカソードが前記第8端に連結され、前記第5ダイオードのアノードならびに前記第6ダイオードのカソードが前記第9端に連結され、かつ前記第6ダイオードのアノードが前記第10端に連結される請求項6記載のLEDチューブ。
【請求項8】
前記整流阻止ダイプレクサーが:
第1端、第2端、第3端および第4端を備える第1整流ユニットと;
第5端、第6端、第7端ならびに第8端を備える第2整流ユニットとを含み、
そのうち、前記スターターの両端がそれぞれ前記第1端および前記第3端に並列接続されるとともに、前記安定器が前記AC電源供給を介して前記第5端ならびに前記第7端に並列接続される請求項1記載のLEDチューブ。
【請求項9】
前記LEDドライバーが第1入力端および第2入力端を備えて、前記操作電圧を受信し、前記第1入力端が前記第4端ならびに前記第8端に連結され、かつ前記第2入力端が前記第2端および前記第6端に連結される請求項8記載のLEDチューブ。
【請求項10】
前記第1整流ユニットが第1ダイオード、第2ダイオード、第3ダイオードおよび第4ダイオードを備え、前記第1ダイオードのアノードならびに前記第2ダイオードのカソードが前記第1端に連結され、前記第2ダイオードのアノードおよび前記第3ダイオードのアノードが前記第2端に連結されるとともに、前記第3ダイオードのカソードおよび前記第4ダイオードのアノードが前記第3端に連結され、前記第1ダイオードのカソードならびに前記第4ダイオードのカソードが前記第4端に連結される請求項8記載のLEDチューブ。
【請求項11】
前記第2整流ユニットが第5ダイオード、第6ダイオード、第7ダイオードおよび第8ダイオードを備え、前記第5ダイオードのアノードならびに前記第6ダイオードのカソードが前記第5端に連結され、前記第6ダイオードのアノードおよび前記第7ダイオードのアノードが前記第6端に連結され、前記第7ダイオードのカソードおよび前記第8ダイオードのアノードが前記第7端に連結され、前記第5ダイオードのカソードならびに前記第8ダイオードのカソードが前記第8端に連結される請求項10記載のLEDチューブ。
【請求項12】
スターターおよび安定器を備えるランプホルダーと;
前記ランプホルダー中に取り付けられることに適したLEDチューブとを含むLEDランプであって、そのうち、前記LEDチューブが:
LEDアレイと;
前記LEDアレイに連結され、操作電圧のもとに操作されて前記LEDアレイを駆動するLEDドライバーと;
前記スターターおよび前記安定器に個別に並列接続されるとともに、前記LEDドライバーに連結される整流阻止ダイプレクサーであって、前記LEDドライバーが前記LEDアレイを駆動する時、前記整流阻止ダイプレクサーが前記スターターならびに安定器を無効にすると同時に、交流(alternating current = AC)電源供給を受信かつ変換して、前記操作電圧を前記LEDドライバーに提供する、整流阻止ダイプレクサーと
を備えるLEDチューブとを含むLEDランプ。
【請求項13】
前記整流阻止ダイプレクサーが:
第1端、第2端および第3端を備える第1整流ユニットと;
第4端ならびに第5端を備え、前記第3端が前記第4端に連結される第2整流ユニットと;
第6端および第7端を備える第3整流ユニットと;
第8端、第9端ならびに第10端を備え、そのうち、前記第7端が前記第8端に連結される第4整流ユニットとを備え、
そのうち、前記スターターの両端がそれぞれ前記第2端および前記第9端に並列接続されるとともに、前記安定器が前記AC電源供給を介して前記第4端ならびに前記第7端に並列接続される、請求項12記載のLEDランプ。
【請求項14】
前記LEDドライバーが、第1入力端および第2入力端を備えて、前記操作電圧を受信し、前記第1入力端が前記第1端および前記第10端に連結され、かつ前記第2入力端が前記第5端ならびに前記第6端に連結される請求項13記載のLEDランプ。
【請求項15】
前記第1整流ユニットが第1ダイオードおよび第2ダイオードを備え、前記第2整流ユニットが第3ダイオードを備え、前記第1ダイオードのカソードが前記第1端に連結され、前記第1ダイオードのアノードならびに前記第2ダイオードのカソードが前記第2端に連結され、前記第2ダイオードのアノードが前記第3端に連結され、前記第3ダイオードのカソードが前記第4端に連結されるとともに、前記第3ダイオードのアノードが前記第5端に連結される請求項13記載のLEDランプ。
【請求項16】
前記第3整流ユニットが第4ダイオードを備え、前記第4整流ユニットが第5ダイオードおよび第6ダイオードを備え、前記第4ダイオードのアノードが前記第6端に連結され、前記第4ダイオードのカソードが前記第7端に連結され、前記第5ダイオードのアノードが前記第8端に連結され、前記第5ダイオードのカソードならびに前記第6ダイオードのアノードが前記第9端に連結され、かつ前記第6ダイオードのカソードが前記第10端に連結される請求項15記載のLEDランプ。
【請求項17】
前記第1整流ユニットが第1ダイオードおよび第2ダイオードを備え、前記第2整流ユニットが第3ダイオードを備え、前記第1ダイオードのアノードが前記第1端に連結され、前記第1ダイオードのカソードならびに前記第2ダイオードのアノードが前記第2端に連結され、前記第2ダイオードのカソードが前記第3端に連結され、前記第3ダイオードのアノードが前記第4端に連結され、前記第3ダイオードのカソードが前記第5端に連結される請求項13記載のLEDランプ。
【請求項18】
前記第3整流ユニットが第4ダイオードを備え、前記第4整流ユニットが第5ダイオードおよび第6ダイオードを備え、前記第4ダイオードのカソードが前記第6端に連結され、前記第4ダイオードのアノードが前記第7端に連結され、前記第5ダイオードのカソードが前記第8端に連結され、前記第5ダイオードのアノードならびに前記第6ダイオードのカソードが前記第9端に連結され、かつ前記第6ダイオードのアノードが前記第10端に連結される請求項17記載のLEDランプ。
【請求項19】
前記整流阻止ダイプレクサーが:
第1端、第2端、第3端および第4端を備える第1整流ユニットと;
第5端、第6端、第7端ならびに第8端を備える第2整流ユニットとを含み、
そのうち、前記スターターの両端がそれぞれ前記第1端および前記第3端に並列接続されるとともに、前記安定器が前記AC電源供給を介して前記第5端ならびに前記第7端に並列接続される請求項12記載のLEDランプ。
【請求項20】
前記LEDドライバーが第1入力端および第2入力端を備え、前記操作電圧を受信して、前記第1入力端が前記第4端ならびに前記第8端に連結され、かつ前記第2入力端が前記第2端および前記第6端に連結される請求項19記載のLEDランプ。
【請求項21】
前記第1整流ユニットが第1ダイオード、第2ダイオード、第3ダイオードおよび第4ダイオードを備え、前記第1ダイオードのアノードならびに前記第2ダイオードのカソードが前記第1端に連結され、前記第2ダイオードのアノードおよび前記第3ダイオードのアノードが前記第2端に連結されるとともに、前記第3ダイオードのカソードおよび第4ダイオードのアノードが前記第3端に連結され、前記第1ダイオードのカソードならびに前記第4ダイオードのカソードが前記第4端に連結される請求項19記載のLEDランプ。
【請求項22】
前記第2整流ユニットが第5ダイオード、第6ダイオード、第7ダイオードおよび第8ダイオードを備え、前記第5ダイオードのアノードならびに前記第6ダイオードのカソードが前記第5端に連結され、前記第6ダイオードのアノードおよび前記第7ダイオードのアノードが前記第6端に連結され、前記第7ダイオードのカソードおよび第8ダイオードのアノードが前記第7端に連結され、前記第5ダイオードのカソードならびに前記第8ダイオードのカソードが前記第8端に連結される請求項21記載のLEDランプ。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図5】
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【図6A】
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【図6B】
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【図6C】
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【公開番号】特開2012−160444(P2012−160444A)
【公開日】平成24年8月23日(2012.8.23)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−8764(P2012−8764)
【出願日】平成24年1月19日(2012.1.19)
【出願人】(511067167)泰金▲宝▼電通股▲ふん▼有限公司 (3)
【出願人】(511067204)金▲宝▼電子工業股▲ふん▼有限公司 (3)
【Fターム(参考)】