発泡シート搬送装置
【課題】積層された枚葉状の発泡シートを1枚づつ吸着して搬送する装置における搬送上の不都合を解消する。吸着〜搬送の動作速度が速い場合に顕著な不都合としては、吸着把持された最上段の発泡シートと直下の発泡シート間の空間が真空状態となり、直下の発泡シートが連なって持ち上がる現象や、吸着把持された最上段の直下の発泡シートの位置がずれるなどが挙げられる。
【解決手段】発泡シートの搬送方向の前側上方に吸着手段の列を少なくとも1列配置した状態で、上方より昇降手段により下降させることで発泡シートを吸着把持し、そのまま水平方向にスライドして搬送する。
【解決手段】発泡シートの搬送方向の前側上方に吸着手段の列を少なくとも1列配置した状態で、上方より昇降手段により下降させることで発泡シートを吸着把持し、そのまま水平方向にスライドして搬送する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、積層された枚葉状の発泡シートを搬送し、製品間に1枚づつ挿入するための装置に関する。
【背景技術】
【0002】
シート体を吸着搬送する機構に係る提案のうち、シート体吸着搬送機構の設置スペースを小さくすることにより、該シート体吸着搬送機構が組み込まれる装置(例えば、シート体がレントゲン写真の場合、画像情報読取装置等)の小型化を図る提案として、特許文献1に例示されるものが知られている。
【特許文献1】特開2002−128295号公報
【0003】
吸着搬送機構の一例を図1〜図3に示す。
シート体が発泡体の場合、積層された枚葉状のシート2を1枚づつ搬送するには、発泡シート2上方に発泡シートを吸着把持するための吸着手段1を備えており、この吸着手段1により積層された最上段の発泡シート2を吸着把持した後に、吸着把持された発泡シートと直下の発泡シートを分離すると共に、次工程(搬送先)まで移動する昇降手段を設け、この昇降手段が発泡シート積層体3上方から次工程(搬送先)まで移動する。(昇降手段は図示せず)
【0004】
昇降手段には、図4に示すような吸着手段1全体を昇降させる場合や、図5に示すような各吸着手段の上部に配置され、各吸着手段を昇降させる場合や、図6に示すような各吸着手段を昇降させることが可能で、かつ吸着手段全体を昇降させる各種構成がある。
【0005】
また、図7に示すように、吸着手段1により最上段の発泡シート2を吸着把持した後、上昇させる時に、吸着把持された直下の発泡シートが浮き上がらないように針等の押付け手段12により発泡シートを押さえる必要があった。
【0006】
次に、発泡シートの搬送方法について説明する。
図5に示すような各吸着手段1の上部に昇降手段11が配置された搬送装置を例にとって説明する。
【0007】
(1)まず、吸着手段を発泡シート上方に移動し、吸着手段1を昇降手段11により下降させ、発泡シートを吸着把持する。
【0008】
(2)全ての吸着手段を同時又は片側より順に、又は両側より順に昇降手段により上昇させることで、最上段の発泡シートと直下の発泡シートを分離する。
【0009】
(3)移送手段10により、発泡シート積層体(ストック部)3の上方から、搬送先である製品積層体の上方へ移動する。
【0010】
(4)吸着手段1を昇降手段11により下降させ、吸着を開放することにより、製品上に発泡シートを積載する
【0011】
(5)吸着手段1を昇降手段11により上昇させ、移送手段10により発泡シート積層体上方に移動することで移載が完了する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
吸着把持後の上昇開始時に上昇速度がある速度以上速い場合、発泡シート端部から中央部に空気が入り込むまでに時間を要する為、吸着把持された最上段の発泡シートと直下の発泡シート間の空間が真空状態となり、最上段の発泡シートを針等により押さえているにもかかわらず、直下の発泡シートが連なって持ち上がる現象が起こってしまう。
【0013】
その為、発泡シート吸着後の上昇速度は、吸着把持された最上段の直下の発泡シートが連なって持ち上がらない様、十分に遅い速度にて上昇させる必要があり、そのため、発泡シート搬送の時間がかかり、生産性が上がらない原因となっていた。
【0014】
また、発泡シート吸着後の上昇速度を無理に上げると、吸着が剥がれたり、吸着把持された最上段の直下の発泡シートの位置がずれ、次の吸着時に把持を失敗する等の搬送不具合が発生していた。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上記課題の解消を目的とした本発明による発泡シート搬送装置は、
積層された枚葉状の発泡シートを1枚づつ搬送する搬送装置において、
列状に配置された複数の吸着手段と、
該吸着手段を昇降させる昇降手段と、
該昇降手段を発泡シート積層体上方から製品積層体上方へ往復搬送する移送手段
とからなり、
発泡シートの搬送方向の前側上方に吸着手段の列を少なくとも1列配置した状態で、上方より昇降手段により下降させることで発泡シートを吸着把持し、そのまま水平方向にスライドして搬送することを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、発泡シートを吸着し、把持状態のまま水平方向にスライドさせる為に、最上段発泡シートを搬送するときに該シートに押しのけられる空気の量が大幅に減る為に、最上段と直下の発泡シート間に真空空間を作らずに2枚を剥離することが可能な為、最上段発泡シートからかかる横方向の摩擦力よりも最上段直下の発泡シートと、その下のシートとの摩擦力の方が大きい為に最上段直下の発泡シートにずれを起こさず搬送することが可能となることで、発泡シートを確実に1枚づつ搬送する事が可能となる。
【0017】
また、従来の搬送装置と比べ、動作数を減らすことが可能である点と、速度を落とすことなく搬送することが可能である為に、タクト向上が可能となる。
さらに、発泡シート前側のみに吸着パッド列を配置すればよい為に簡単な構造となり、コンパクトかつ安価な機構の装置を供給することが可能となる。
【0018】
加えて、発泡シートの搬送ミスが無くなった事で、稼働率の向上に加え、搬送ミスをしたときに直ちに対応する人を充てる必要が無くなったことによる人件費の削減も可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0020】
この搬送装置は、発泡シートを吸着把持するための吸着パッドと、列状に配置した吸着パッドが固定されたプレートと、このプレートを昇降させるためにプレートの左右端に取り付けられた昇降シリンダと、この左右の昇降シリンダを固定する為のフレームと、このフレームを発泡シート積層体上方から製品積層体上方へ往復搬送する為のボールネジ機構とからなる。
【0021】
図8に示すように、吸着パッドはジャバラ状の物で、径は30mm程度の物が発泡シートを1枚づつ吸着把持することに適している。
【0022】
又、吸着パッドを固定するプレートは、吸着パッドを直線状に配置した場合は勿論、図9に示す様に吸着パッドを千鳥状に配置した場合も本発明に含まれることは言うまでもない。
【0023】
図10に示すように、吸着パッド列を昇降させるシリンダは、吸着パッド列が固定されたプレートの両端に配置される場合や、プレートの中央部に配置される場合、又は片側にシリンダを使用し、他方にはガイドを設けることで同様の機能を持たせる場合もある。
勿論、昇降機構にボールネジ機構等を使用することも可能である。
【0024】
次に、発泡シートの搬送方法について説明する。
図11に示すように、発泡シート前側上方に吸着パッド列を移動させる。
このとき、吸着パッド列は、発泡シート端より内側に50〜100mm程度の箇所を吸着可能な位置に移動させる。
【0025】
図12に示すように、昇降シリンダを下降させ、発泡シートを吸着把持する。
【0026】
図13に示すように、吸着把持した後、ボールネジ機構により、水平方向にスライドさせる。
【0027】
ボールネジ機構により、製品積層体の上方まで移動し、吸着を開放することで、発泡シートを製品積層体の上に積載する。
【0028】
発泡シート積載後、昇降シリンダにより吸着パッド列を上昇させると同時に、ボールネジ機構により発泡シート積層体上方に移動し、その時に最上段発泡シートの高さが一定となるよう、発泡シート積層体が積まれたリフターにより高さ調整を行う。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】従来の搬送形態の説明図である。
【図2】従来の搬送形態の側面図で、吸着パッドが下降し、吸着した状態の説明図である。
【図3】従来の搬送形態の側面図で、発泡シート吸着後に上昇速度が速く、最上段直下の発泡シートが連なった状態の説明図である。
【図4】従来の搬送形態の一例の簡略図である。
【図5】従来の搬送形態の一例の簡略図である。
【図6】従来の搬送形態の一例の簡略図である。
【図7】従来の搬送形態の発泡シート積層体部の側面図である。
【図8】吸着パッドの配置の一例である。
【図9】吸着パッドの配置の一例である。
【図10】本発明の側面図である。
【図11】本発明の動作説明図であり、吸着パッド列が発泡シート前側上方に位置している状態の説明図である。
【図12】本発明の動作説明図であり、吸着パッド列が下降し、発泡シートを吸着した状態の説明図である。
【図13】本発明の動作説明図であり、発泡シートを吸着後、水平方向へスライドしたときの説明図である。
【符号の説明】
【0030】
1・・・吸着パッド
2・・・発泡シート
3・・・発泡シート積層体
4・・・真空発生器
5・・・吸着パッドプレート
6・・・昇降シリンダ
7・・・フレーム
8・・・スライド機構
9・・・昇降手段
10・・・移送手段
11・・・昇降手段
12・・・押付け手段
13・・・支柱
14・・・昇降機構
【技術分野】
【0001】
本発明は、積層された枚葉状の発泡シートを搬送し、製品間に1枚づつ挿入するための装置に関する。
【背景技術】
【0002】
シート体を吸着搬送する機構に係る提案のうち、シート体吸着搬送機構の設置スペースを小さくすることにより、該シート体吸着搬送機構が組み込まれる装置(例えば、シート体がレントゲン写真の場合、画像情報読取装置等)の小型化を図る提案として、特許文献1に例示されるものが知られている。
【特許文献1】特開2002−128295号公報
【0003】
吸着搬送機構の一例を図1〜図3に示す。
シート体が発泡体の場合、積層された枚葉状のシート2を1枚づつ搬送するには、発泡シート2上方に発泡シートを吸着把持するための吸着手段1を備えており、この吸着手段1により積層された最上段の発泡シート2を吸着把持した後に、吸着把持された発泡シートと直下の発泡シートを分離すると共に、次工程(搬送先)まで移動する昇降手段を設け、この昇降手段が発泡シート積層体3上方から次工程(搬送先)まで移動する。(昇降手段は図示せず)
【0004】
昇降手段には、図4に示すような吸着手段1全体を昇降させる場合や、図5に示すような各吸着手段の上部に配置され、各吸着手段を昇降させる場合や、図6に示すような各吸着手段を昇降させることが可能で、かつ吸着手段全体を昇降させる各種構成がある。
【0005】
また、図7に示すように、吸着手段1により最上段の発泡シート2を吸着把持した後、上昇させる時に、吸着把持された直下の発泡シートが浮き上がらないように針等の押付け手段12により発泡シートを押さえる必要があった。
【0006】
次に、発泡シートの搬送方法について説明する。
図5に示すような各吸着手段1の上部に昇降手段11が配置された搬送装置を例にとって説明する。
【0007】
(1)まず、吸着手段を発泡シート上方に移動し、吸着手段1を昇降手段11により下降させ、発泡シートを吸着把持する。
【0008】
(2)全ての吸着手段を同時又は片側より順に、又は両側より順に昇降手段により上昇させることで、最上段の発泡シートと直下の発泡シートを分離する。
【0009】
(3)移送手段10により、発泡シート積層体(ストック部)3の上方から、搬送先である製品積層体の上方へ移動する。
【0010】
(4)吸着手段1を昇降手段11により下降させ、吸着を開放することにより、製品上に発泡シートを積載する
【0011】
(5)吸着手段1を昇降手段11により上昇させ、移送手段10により発泡シート積層体上方に移動することで移載が完了する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
吸着把持後の上昇開始時に上昇速度がある速度以上速い場合、発泡シート端部から中央部に空気が入り込むまでに時間を要する為、吸着把持された最上段の発泡シートと直下の発泡シート間の空間が真空状態となり、最上段の発泡シートを針等により押さえているにもかかわらず、直下の発泡シートが連なって持ち上がる現象が起こってしまう。
【0013】
その為、発泡シート吸着後の上昇速度は、吸着把持された最上段の直下の発泡シートが連なって持ち上がらない様、十分に遅い速度にて上昇させる必要があり、そのため、発泡シート搬送の時間がかかり、生産性が上がらない原因となっていた。
【0014】
また、発泡シート吸着後の上昇速度を無理に上げると、吸着が剥がれたり、吸着把持された最上段の直下の発泡シートの位置がずれ、次の吸着時に把持を失敗する等の搬送不具合が発生していた。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上記課題の解消を目的とした本発明による発泡シート搬送装置は、
積層された枚葉状の発泡シートを1枚づつ搬送する搬送装置において、
列状に配置された複数の吸着手段と、
該吸着手段を昇降させる昇降手段と、
該昇降手段を発泡シート積層体上方から製品積層体上方へ往復搬送する移送手段
とからなり、
発泡シートの搬送方向の前側上方に吸着手段の列を少なくとも1列配置した状態で、上方より昇降手段により下降させることで発泡シートを吸着把持し、そのまま水平方向にスライドして搬送することを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、発泡シートを吸着し、把持状態のまま水平方向にスライドさせる為に、最上段発泡シートを搬送するときに該シートに押しのけられる空気の量が大幅に減る為に、最上段と直下の発泡シート間に真空空間を作らずに2枚を剥離することが可能な為、最上段発泡シートからかかる横方向の摩擦力よりも最上段直下の発泡シートと、その下のシートとの摩擦力の方が大きい為に最上段直下の発泡シートにずれを起こさず搬送することが可能となることで、発泡シートを確実に1枚づつ搬送する事が可能となる。
【0017】
また、従来の搬送装置と比べ、動作数を減らすことが可能である点と、速度を落とすことなく搬送することが可能である為に、タクト向上が可能となる。
さらに、発泡シート前側のみに吸着パッド列を配置すればよい為に簡単な構造となり、コンパクトかつ安価な機構の装置を供給することが可能となる。
【0018】
加えて、発泡シートの搬送ミスが無くなった事で、稼働率の向上に加え、搬送ミスをしたときに直ちに対応する人を充てる必要が無くなったことによる人件費の削減も可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0020】
この搬送装置は、発泡シートを吸着把持するための吸着パッドと、列状に配置した吸着パッドが固定されたプレートと、このプレートを昇降させるためにプレートの左右端に取り付けられた昇降シリンダと、この左右の昇降シリンダを固定する為のフレームと、このフレームを発泡シート積層体上方から製品積層体上方へ往復搬送する為のボールネジ機構とからなる。
【0021】
図8に示すように、吸着パッドはジャバラ状の物で、径は30mm程度の物が発泡シートを1枚づつ吸着把持することに適している。
【0022】
又、吸着パッドを固定するプレートは、吸着パッドを直線状に配置した場合は勿論、図9に示す様に吸着パッドを千鳥状に配置した場合も本発明に含まれることは言うまでもない。
【0023】
図10に示すように、吸着パッド列を昇降させるシリンダは、吸着パッド列が固定されたプレートの両端に配置される場合や、プレートの中央部に配置される場合、又は片側にシリンダを使用し、他方にはガイドを設けることで同様の機能を持たせる場合もある。
勿論、昇降機構にボールネジ機構等を使用することも可能である。
【0024】
次に、発泡シートの搬送方法について説明する。
図11に示すように、発泡シート前側上方に吸着パッド列を移動させる。
このとき、吸着パッド列は、発泡シート端より内側に50〜100mm程度の箇所を吸着可能な位置に移動させる。
【0025】
図12に示すように、昇降シリンダを下降させ、発泡シートを吸着把持する。
【0026】
図13に示すように、吸着把持した後、ボールネジ機構により、水平方向にスライドさせる。
【0027】
ボールネジ機構により、製品積層体の上方まで移動し、吸着を開放することで、発泡シートを製品積層体の上に積載する。
【0028】
発泡シート積載後、昇降シリンダにより吸着パッド列を上昇させると同時に、ボールネジ機構により発泡シート積層体上方に移動し、その時に最上段発泡シートの高さが一定となるよう、発泡シート積層体が積まれたリフターにより高さ調整を行う。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】従来の搬送形態の説明図である。
【図2】従来の搬送形態の側面図で、吸着パッドが下降し、吸着した状態の説明図である。
【図3】従来の搬送形態の側面図で、発泡シート吸着後に上昇速度が速く、最上段直下の発泡シートが連なった状態の説明図である。
【図4】従来の搬送形態の一例の簡略図である。
【図5】従来の搬送形態の一例の簡略図である。
【図6】従来の搬送形態の一例の簡略図である。
【図7】従来の搬送形態の発泡シート積層体部の側面図である。
【図8】吸着パッドの配置の一例である。
【図9】吸着パッドの配置の一例である。
【図10】本発明の側面図である。
【図11】本発明の動作説明図であり、吸着パッド列が発泡シート前側上方に位置している状態の説明図である。
【図12】本発明の動作説明図であり、吸着パッド列が下降し、発泡シートを吸着した状態の説明図である。
【図13】本発明の動作説明図であり、発泡シートを吸着後、水平方向へスライドしたときの説明図である。
【符号の説明】
【0030】
1・・・吸着パッド
2・・・発泡シート
3・・・発泡シート積層体
4・・・真空発生器
5・・・吸着パッドプレート
6・・・昇降シリンダ
7・・・フレーム
8・・・スライド機構
9・・・昇降手段
10・・・移送手段
11・・・昇降手段
12・・・押付け手段
13・・・支柱
14・・・昇降機構
【特許請求の範囲】
【請求項1】
積層された枚葉状の発泡シートを1枚づつ搬送する搬送装置において、
列状に配置された複数の吸着手段と、
該吸着手段を昇降させる昇降手段と、
該昇降手段を発泡シート積層体上方から製品積層体上方へ往復搬送する移送手段
とからなり、
発泡シートの搬送方向の前側上方に吸着手段の列を少なくとも1列配置した状態で、上方より昇降手段により下降させることで発泡シートを吸着把持し、そのまま水平方向にスライドして搬送することを特徴とする発泡シート搬送装置。
【請求項1】
積層された枚葉状の発泡シートを1枚づつ搬送する搬送装置において、
列状に配置された複数の吸着手段と、
該吸着手段を昇降させる昇降手段と、
該昇降手段を発泡シート積層体上方から製品積層体上方へ往復搬送する移送手段
とからなり、
発泡シートの搬送方向の前側上方に吸着手段の列を少なくとも1列配置した状態で、上方より昇降手段により下降させることで発泡シートを吸着把持し、そのまま水平方向にスライドして搬送することを特徴とする発泡シート搬送装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公開番号】特開2007−269455(P2007−269455A)
【公開日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−97808(P2006−97808)
【出願日】平成18年3月31日(2006.3.31)
【出願人】(000003193)凸版印刷株式会社 (10,630)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年3月31日(2006.3.31)
【出願人】(000003193)凸版印刷株式会社 (10,630)
【Fターム(参考)】
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