発熱体、発熱体製造方法及び切り込み設置装置
【課題】 非伸長性素材又は非伸縮性素材また非伸長性領域に互い違いの切り込みを設け、外力により、空間的変化をすることにより、安価に、大量性生産が可能な伸長性又は伸縮性を付与した発熱体、発熱体の製造方法並びに製造装置を提供する。
【解決手段】 シール部である区分け部を間隔として複数の区分発熱部が間隔をおいて設けられた発熱体において、前記区分発熱部が、酸素と接触して発熱する発熱組成物から構成される発熱組成物成形体を含有し、更に、前記区分発熱部がストライプ状に設けられ、且つ、少なくとも一つ以上の前記区分け部の一部に、切り込みを有することを特徴とする。
【解決手段】 シール部である区分け部を間隔として複数の区分発熱部が間隔をおいて設けられた発熱体において、前記区分発熱部が、酸素と接触して発熱する発熱組成物から構成される発熱組成物成形体を含有し、更に、前記区分発熱部がストライプ状に設けられ、且つ、少なくとも一つ以上の前記区分け部の一部に、切り込みを有することを特徴とする。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
シール部である区分け部を間隔として複数の区分発熱部が間隔をおいて設けられた発熱体において、前記区分発熱部が、酸素と接触して発熱する発熱組成物から構成される発熱組成物成形体を含有し、更に、前記区分発熱部がストライプ状に設けられ、且つ、少なくとも一つ以上の前記区分け部の一部に、切り込みを有することを特徴とする発熱体。
【請求項2】
前記切り込み間の繋ぎ部は、前記切り込みよりも短いことを特徴とする請求項1に記載の発熱体。
【請求項3】
前記切り込みを、互い違いに設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の発熱体。
【請求項4】
前記発熱組成物成形体は、接着剤を介して支持体の非伸長性の部分にストライプ状に設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の発熱体。
【請求項5】
前記区分け部は、交差するようにして設けられ、交差した領域に前記切り込みを設けたことを特徴とする請求項1乃至4に記載の発熱体。
【請求項6】
前記交差した領域に、前記区分け部の延出方向に変形できる貫通穴を設けたことを特徴とする請求項5に記載の発熱体。
【請求項7】
発熱組成物を有する区分発熱部と発熱組成物を有しないシール部である区分け部とを備え、前記区分発熱部は凸状に前記区分け部を介して複数設けることにより凹凸状に形成された発熱体において、少なくとも前記区分け部の一部に切り込みを設ける発熱体の製造方法であって、切り込み刃を設けた切り込みロールと、受けロールとの間に、前記発熱体の凸部を収納することができる溝部を形成し、前記両ロール間に、前記発熱体を通過させ、前記区分け部に切り込みを設けることを特徴とする発熱体の製造方法。
【請求項8】
前記切り込み刃は、円筒状に形成された前記切り込みロールの軸に対して平行方向、前記軸に対して垂直方向及び前記軸に対して傾斜方向のうちから選ばれた少なくとも1方向に設けるとともに、前記区分発熱部以外の少なくとも一部に繋ぎ部と切り込みからなる切り込みを隣接して互い違いに配置することを特徴とする請求項7に記載の発熱体の製造方法。
【請求項9】
前記切り込み刃は、円筒状に形成された前記切り込みロールの軸に対して平行方向、前記軸に対して垂直方向及び前記軸に対して傾斜方向のうちから選ばれた少なくとも1方向に設けるとともに、前記区分発熱部以外の少なくとも一部に繋ぎ部と切り込みからなる切り込みを隣接して互い違いに配置することを特徴とする請求項7に記載の発熱体の製造方法。
【請求項10】
前記発熱体に対して、前記切り込み刃による切り込みを2回以上に分けて設けることを特徴とする請求項7乃至9の何れかに記載の発熱体の製造方法。
【請求項11】
複数の前記区分発熱部からなる区分発熱部発熱体が連続する連続体状区分発熱部発熱体を製造する第1工程と、前記連続体状区分発熱部発熱体を移送しながら、前記各区分発熱部発熱体の前記区分発熱部以外の領域の少なくとも一部に、貫通した切り込みと繋ぎ部から構成された前記切り込みを設ける第2の工程と、前記切り込みが設けられた前記連続体状区分発熱部発熱体を切断により切り離して各発熱体にカットする第3の工程とを有し、前記切り込みと前記繋ぎ部が交互に設けられた発熱体を製造することを特徴とする請求項7乃至10の何れかに記載の発熱体の製造方法。
【請求項12】
発熱組成物を有する区分発熱部と発熱組成物を有しないシール部である区分け部とを備え、前記区分発熱部は凸状に前記区分け部を介して複数設けることにより凹凸状に形成された発熱体において、少なくとも前記区分け部の一部に切り込みを設ける切り込み設置装置であって、1枚以上の切り込み刃を有する切り込みロールとそれに対応した受けロールを有し、少なくとも一方の前記ロールが凹凸状に形成された前記発熱体の凸状体が切り込みに影響されないように、前記凸状体を収納可能な収納部を有することを特徴とする切り込み設置装置。
【請求項13】
前記切り込み刃は、円筒状に形成された前記切り込みロールの軸に対して平行方向、前記軸に対して垂直方向及び前記軸に対して傾斜方向のうちから選ばれた少なくとも1方向に設けたことを特徴とする請求項12に記載の切り込みを設置装置。
【請求項14】
前記切り込み刃は、切欠を設けた刃又は前記ロール上に間隔をおいて設けられた刃から選ばれた少なくとも1種であり、繋ぎ部を介して貫通した切り込みを形成するものであることを特徴とする請求項12又は13に記載の切り込みを設置装置。
【請求項15】
前記切り込み刃を互い違いに隣接して配置したことを特徴とする請求項14に記載の切り込み設置装置。
【請求項16】
前記受けロールは、前記切り込みロールに設けられた刃の受け具を有することを特徴とする請求項12乃至15の何れかに記載の切り込み設置装置。
【請求項17】
前記受けロールは、前記切り込み刃に対応した受け刃を有することを特徴とする請求項12乃至16の何れかに記載の切り込み設置装置。
【請求項18】
前記切り込みロールに設けられた刃の形成角度を、前記ローラ半径方向に対して、0〜45°の角度で、周方向に傾けることを特徴とする請求項12乃至17の何れかに記載の切り込み設置装置。
【請求項19】
前記切り込みロールと前記受けロールの少なくとも1種を変位させる変位手段を有することを特徴とする請求項12乃至18の何れかに記載の切り込み設置装置。
【請求項1】
シール部である区分け部を間隔として複数の区分発熱部が間隔をおいて設けられた発熱体において、前記区分発熱部が、酸素と接触して発熱する発熱組成物から構成される発熱組成物成形体を含有し、更に、前記区分発熱部がストライプ状に設けられ、且つ、少なくとも一つ以上の前記区分け部の一部に、切り込みを有することを特徴とする発熱体。
【請求項2】
前記切り込み間の繋ぎ部は、前記切り込みよりも短いことを特徴とする請求項1に記載の発熱体。
【請求項3】
前記切り込みを、互い違いに設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の発熱体。
【請求項4】
前記発熱組成物成形体は、接着剤を介して支持体の非伸長性の部分にストライプ状に設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の発熱体。
【請求項5】
前記区分け部は、交差するようにして設けられ、交差した領域に前記切り込みを設けたことを特徴とする請求項1乃至4に記載の発熱体。
【請求項6】
前記交差した領域に、前記区分け部の延出方向に変形できる貫通穴を設けたことを特徴とする請求項5に記載の発熱体。
【請求項7】
発熱組成物を有する区分発熱部と発熱組成物を有しないシール部である区分け部とを備え、前記区分発熱部は凸状に前記区分け部を介して複数設けることにより凹凸状に形成された発熱体において、少なくとも前記区分け部の一部に切り込みを設ける発熱体の製造方法であって、切り込み刃を設けた切り込みロールと、受けロールとの間に、前記発熱体の凸部を収納することができる溝部を形成し、前記両ロール間に、前記発熱体を通過させ、前記区分け部に切り込みを設けることを特徴とする発熱体の製造方法。
【請求項8】
前記切り込み刃は、円筒状に形成された前記切り込みロールの軸に対して平行方向、前記軸に対して垂直方向及び前記軸に対して傾斜方向のうちから選ばれた少なくとも1方向に設けるとともに、前記区分発熱部以外の少なくとも一部に繋ぎ部と切り込みからなる切り込みを隣接して互い違いに配置することを特徴とする請求項7に記載の発熱体の製造方法。
【請求項9】
前記切り込み刃は、円筒状に形成された前記切り込みロールの軸に対して平行方向、前記軸に対して垂直方向及び前記軸に対して傾斜方向のうちから選ばれた少なくとも1方向に設けるとともに、前記区分発熱部以外の少なくとも一部に繋ぎ部と切り込みからなる切り込みを隣接して互い違いに配置することを特徴とする請求項7に記載の発熱体の製造方法。
【請求項10】
前記発熱体に対して、前記切り込み刃による切り込みを2回以上に分けて設けることを特徴とする請求項7乃至9の何れかに記載の発熱体の製造方法。
【請求項11】
複数の前記区分発熱部からなる区分発熱部発熱体が連続する連続体状区分発熱部発熱体を製造する第1工程と、前記連続体状区分発熱部発熱体を移送しながら、前記各区分発熱部発熱体の前記区分発熱部以外の領域の少なくとも一部に、貫通した切り込みと繋ぎ部から構成された前記切り込みを設ける第2の工程と、前記切り込みが設けられた前記連続体状区分発熱部発熱体を切断により切り離して各発熱体にカットする第3の工程とを有し、前記切り込みと前記繋ぎ部が交互に設けられた発熱体を製造することを特徴とする請求項7乃至10の何れかに記載の発熱体の製造方法。
【請求項12】
発熱組成物を有する区分発熱部と発熱組成物を有しないシール部である区分け部とを備え、前記区分発熱部は凸状に前記区分け部を介して複数設けることにより凹凸状に形成された発熱体において、少なくとも前記区分け部の一部に切り込みを設ける切り込み設置装置であって、1枚以上の切り込み刃を有する切り込みロールとそれに対応した受けロールを有し、少なくとも一方の前記ロールが凹凸状に形成された前記発熱体の凸状体が切り込みに影響されないように、前記凸状体を収納可能な収納部を有することを特徴とする切り込み設置装置。
【請求項13】
前記切り込み刃は、円筒状に形成された前記切り込みロールの軸に対して平行方向、前記軸に対して垂直方向及び前記軸に対して傾斜方向のうちから選ばれた少なくとも1方向に設けたことを特徴とする請求項12に記載の切り込みを設置装置。
【請求項14】
前記切り込み刃は、切欠を設けた刃又は前記ロール上に間隔をおいて設けられた刃から選ばれた少なくとも1種であり、繋ぎ部を介して貫通した切り込みを形成するものであることを特徴とする請求項12又は13に記載の切り込みを設置装置。
【請求項15】
前記切り込み刃を互い違いに隣接して配置したことを特徴とする請求項14に記載の切り込み設置装置。
【請求項16】
前記受けロールは、前記切り込みロールに設けられた刃の受け具を有することを特徴とする請求項12乃至15の何れかに記載の切り込み設置装置。
【請求項17】
前記受けロールは、前記切り込み刃に対応した受け刃を有することを特徴とする請求項12乃至16の何れかに記載の切り込み設置装置。
【請求項18】
前記切り込みロールに設けられた刃の形成角度を、前記ローラ半径方向に対して、0〜45°の角度で、周方向に傾けることを特徴とする請求項12乃至17の何れかに記載の切り込み設置装置。
【請求項19】
前記切り込みロールと前記受けロールの少なくとも1種を変位させる変位手段を有することを特徴とする請求項12乃至18の何れかに記載の切り込み設置装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【公開番号】特開2009−82157(P2009−82157A)
【公開日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−6818(P2006−6818)
【出願日】平成18年1月13日(2006.1.13)
【出願人】(503289805)マイコール・プロダクツ株式会社 (19)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年1月13日(2006.1.13)
【出願人】(503289805)マイコール・プロダクツ株式会社 (19)
【Fターム(参考)】
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