説明

直管形蛍光灯器具

【課題】 ランソケットの形状(寸法)が違う器具において、器具本体10および連結部品の部品共用を図る。
【解決手段】 長尺な器具本体10を備える。前記器具本体10の両端部に装着されるソケット台20を備える。前記各ソケット台20に装着されるランプソケット30・32を備える。前記各ランプソケット30・32間に着脱自在に装着され前記器具本体10の下方に位置する直管形の蛍光ランプ40を備える。
前記各ソケット台20は前記ランプソケット30・32を保持するソケット台本体部を具備する。前記各ソケット台20は前記ソケット台本体部から延在する長さ補填部22を具備する。前記長さ補填部22は前記器具本体10の端部と係合する。前記長さ補填部22は前記器具本体10の主天面と同一高さの補助天面を具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、直管形蛍光灯器具の構造に関する。
【背景技術】
【0002】
新商品開発において蛍光ランプ全長が同じで数種類のソケット形状(寸法)が違う機種を検討するなかで、既存の標準部品である本体および連結部品の採用可否を検討するなかで本考案に至った。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の課題は、ランソケットの形状(寸法)が違う器具において、器具本体および連結部品の部品共用を図ることである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明においては、ランプソケットの形状(寸法)の相違による器具全長違いを補う為のソケット台の構造とすることにより上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、標準部品である器具本体および連結部品の共用化を図れる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明の実施形態を図1・図2を用いて説明する。図2の上段は本発明器具、下段は参考対比のための従来器具です。本発明器具は、長尺な器具本体10に、器具本体10の両端部に装着されたソケット台20、各ソケット台20に装着されるランプソケット30、各ランプソケット間に着脱自在に装着され器具本体10の下方に位置する直管形の蛍光ランプ40、器具本体10およびソケット台20を覆い被せるよう配置される反射板50、複数の照明器具の直列配置を容易に施工する為の連結部品60により主に構成されている。
従来技術では、蛍光ランプ40の全長が同じで、ランプソケット30より外形が大きく形状の違うランプソケット32を使用する場合は、器具本体10・反射板50の全長をランプソケット32形状(寸法)に合わせ変更する必要があった。
本発明技術では、蛍光ランプ40の全長が同じで、ランプソケット30より外形が大きく形状の違うランプソケット32を使用する場合において、ソケット台20にソケット台20から延在する長さ補填部22を器具本体10の主天面と同一高さになるよう形成し器具本体10端部と係合させ、補填部22が器具本体10の補助天面となることにより、ランプソケットの形状(寸法)相違の場合においても器具本体10の全長を変更する必要がなく、反射板50を反射板52に変更するのみとなる。
また複数の照明器具の直列配置する場合において、従来技術の反射板50端部54と器具本体10の距離で設定された直列配置を容易にする連結部品も、本考案技術での反射板52端部56とソケット台20に形成された補填部22の距離を従来技術での反射板端部56と器具本体10と同一にすることにより、連結部品60の共用化も図れる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明器具の端部を示す斜視図
【図2】本発明器具の連結構造を示す説明図
【符号の説明】
【0008】
10:器具本体
20:ソケット台
22:ソケット台20に形成された補填部
30・32:ランプソケット
40:蛍光ランプ
50・52:反射板
54:反射板50の端部
56:反射板52の端部
60:連結部品

【特許請求の範囲】
【請求項1】
長尺な器具本体を備え、前記器具本体の両端部に装着されるソケット台を備え、前記各ソケット台に装着されるランプソケットを備え、前記各ランプソケット間に着脱自在に装着され前記器具本体の下方に位置する直管形の蛍光ランプを備え、
前記各ソケット台は前記ランプソケットを保持するソケット台本体部を具備し、前記各ソケット台は前記ソケット台本体部から延在する長さ補填部を具備し、前記長さ補填部は前記器具本体の端部と係合し、前記長さ補填部は前記器具本体の主天面と同一高さの補助天面を具備することを特徴とする直管形蛍光灯器具。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate