着脱型簡易補助眼鏡
【課題】着脱容易な補助眼鏡を提供する。
【解決手段】矯正用眼鏡の外形及び保持、矜持するための溝、ないし凹凸を矯正用眼鏡の外形等に合わせて自由に切断、加工して従来使用している矯正用眼鏡の内側にフィットする方法を考え補助眼鏡のデザイン性と軽量化をはかり、矯正用眼鏡の外形に合わせてブリッジ部分に取り外す際のつまみを設けることで着脱時に矯正用眼鏡を外すことなく親指と人差し指で補助眼鏡のブリッジを片手でつまみ上げて簡単に着脱でき、この補助眼鏡を簡単に矯正用眼鏡の外形にあわせて自由にカットする方法として熱による溶断又はのこぎり状の刃物による切断方法を提供し矯正用眼鏡にフィットするような構造。
【解決手段】矯正用眼鏡の外形及び保持、矜持するための溝、ないし凹凸を矯正用眼鏡の外形等に合わせて自由に切断、加工して従来使用している矯正用眼鏡の内側にフィットする方法を考え補助眼鏡のデザイン性と軽量化をはかり、矯正用眼鏡の外形に合わせてブリッジ部分に取り外す際のつまみを設けることで着脱時に矯正用眼鏡を外すことなく親指と人差し指で補助眼鏡のブリッジを片手でつまみ上げて簡単に着脱でき、この補助眼鏡を簡単に矯正用眼鏡の外形にあわせて自由にカットする方法として熱による溶断又はのこぎり状の刃物による切断方法を提供し矯正用眼鏡にフィットするような構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
この発明は矯正用眼鏡の内側に装着する着脱型簡易補助眼鏡に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来使用している矯正用眼鏡に着脱式の補助眼鏡を外側に取り付けてサングラス等、陽よけの用途に使用、又はファッションの一部として広く利用されている。
【０００３】
この種の補助眼鏡は、特開２００２−２４４０８６に見られるように、矯正用眼鏡のブリッジに固定用ブロックを固定若しくは挟持し、補助眼鏡のブリッジを枢支させて補助サングラスとして使用する方法や、特開平９−１０５８８９にも見られるようにマグネットを使用して前面から矯正用眼鏡に取り付ける方法の補助眼鏡が存在する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
矯正用眼鏡を使用している場合、紫外線防止用の眼鏡を矯正用眼鏡にあわせた矯正レンズを作るか補助眼鏡を前面に取り付ける必要があった。
【０００５】
これら前面から固定若しくは挟持し、矯正用眼鏡に取り付ける方法の補助眼鏡は、一般的に外形や構造が標準化されており、矯正用眼鏡やファッション眼鏡の形状が多様化している現在、矯正用眼鏡との整合性の面から敬遠されることもあった。
【０００６】
又、これら固定若しくは挟持される補助眼鏡には矯正用眼鏡及び補助眼鏡に固定若しくは挟持する為の部品を数多く必要とするため取り付けられる部品によっては重くなる。また取り付ける方法によっては視野を阻害（狭める）するという欠点もあった。
【０００７】
そして、これら固定若しくは挟持される補助サングラスを着脱する場合一旦矯正用眼鏡をとってから固定若しくは挟持させるか固定若しくは挟持を解除させて補助眼鏡を取り外さなければならないという不便さもある。
【０００８】
更に、これら固定若しくは挟持される補助サングラスの場合矯正用眼鏡の外側に配置されており、使用を一時中止するときには矯正用眼鏡を外してから補助眼鏡を取り外すか矯正用眼鏡の上部に補助眼鏡を跳ね上げる形となりファッション的に敬遠されることも多く、従来使用している矯正用眼鏡のフレームの形状や構造によって固定若しくは挟持出来ない場合も考えられた。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
そこで、この発明は、矯正用眼鏡の外形及び保持、矜持するための溝、ないし凹凸を矯正用眼鏡の外形等に合わせて自由に切断、加工して従来使用している矯正用眼鏡の内側にフィットする方法を考え補助眼鏡のデザイン性と軽量化をはかった。
【００１０】
又、矯正用眼鏡の外形に合わせてブリッジ部分に取り外す際のつまみを設けることで着脱時に矯正用眼鏡を外すことなく親指と人差し指で補助眼鏡のブリッジを片手でつまみ上げて簡単に着脱できる補助眼鏡を提供することを考えた。
【００１１】
そして、この補助眼鏡を簡単に矯正用眼鏡の外形にあわせて自由にカットする方法として熱による溶断又はのこぎり状の刃物による切断方法を提供する。
【実施例】
【００１２】
図１は、この発明に係る一例の斜視図である。
【００１３】
図中１は、矯正用眼鏡の外形に合わせてカットされた着脱型補助眼鏡で１には鼻梁を押さえるブリッジ７７に差し込むための溝２が保持及び落下防止等を考慮してダルマ型に加工されている。
【００１４】
図中２で示す溝の形状はダルマ型でなくともよく図３の２１及び２２のように鼻梁を押さえるブリッジに差し込むだけのスリット若しくは単なるストッパーにして保持することも可能である。
【００１５】
図２及び図４は矯正用眼鏡８８に着脱型簡易補助眼鏡を装着した１例を示した図である。
【００１６】
このように矯正用眼鏡に内側に差し込むことによって紫外線防止用やファッション眼鏡として使用することが出来る。
【００１７】
又、着脱型簡易補助眼鏡の形状としては図３で示すように左１１と右１２に分割して補強ブリッジ３によって調整ネジ４及び４４で保持し、横長にあけられた調整穴５及び５５を利用して、左右の位置を調整して矯正用眼鏡に合わせ固定することが出来る構造とした。
【００１８】
そして、補強ブリッジ３は使用を中断若しくは中止する場合のつまみの役目も兼ねており、矯正用眼鏡の形状や、好みに応じて直線型やＵ字型も考えられる。
【００１９】
更に、一体型にしてブリッジ上部につまみ７及び落下防止のための折まげ６を付けることも可能となる。
【００２０】
使用を中断若しくは中止する場合は、片手で矯正用眼鏡のブリッジと補強ブリッジ３をずらす様に持ち上げれば簡単に着脱型簡易補助眼鏡を取り外すことができポケット等への保管が可能となる。
【００２１】
この方法で着脱型簡易補助眼鏡を、３Ｄ眼鏡や調光用眼鏡に利用することも可能となる。
【発明の効果】
【００２２】
この発明は、矯正用眼鏡やファッション眼鏡の形状が多様化している現在、使用中の矯正用眼鏡に形や色を自由に合わせられる着脱型簡易補助眼鏡を提供することができる。
【００２３】
又、固定若しくは挟持するための部品を省き軽量化され、従来の矯正用眼鏡の視野を遮ることなく、矯正用眼鏡の内側に装着するためファッション性にも優れた着脱型簡易補助眼鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【００２４】
【図１】着脱型簡易補助眼鏡の一例を示す斜視図
【図２】矯正用眼鏡への装着例を示す斜視図
【図３】着脱型簡易補助眼鏡の分離型眼鏡の一例を示す斜視図
【図４】矯正用眼鏡への分離型眼鏡の装着例を示す斜視図
【符号の説明】
【００２５】
１ 補助眼鏡本体
１１及び１２ 補助眼鏡本体（右・左）
２ 鼻梁ブリッジ保持溝
２１及び２２ 鼻梁ブリッジ保持溝（右・左）
３ 補強ブリッジ
４及び４４ 固定ネジ
５及び５５ 左右位置調整穴
７７ 鼻梁ブリッジ
８８ 矯正用眼鏡
【技術分野】
【０００１】
この発明は矯正用眼鏡の内側に装着する着脱型簡易補助眼鏡に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来使用している矯正用眼鏡に着脱式の補助眼鏡を外側に取り付けてサングラス等、陽よけの用途に使用、又はファッションの一部として広く利用されている。
【０００３】
この種の補助眼鏡は、特開２００２−２４４０８６に見られるように、矯正用眼鏡のブリッジに固定用ブロックを固定若しくは挟持し、補助眼鏡のブリッジを枢支させて補助サングラスとして使用する方法や、特開平９−１０５８８９にも見られるようにマグネットを使用して前面から矯正用眼鏡に取り付ける方法の補助眼鏡が存在する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
矯正用眼鏡を使用している場合、紫外線防止用の眼鏡を矯正用眼鏡にあわせた矯正レンズを作るか補助眼鏡を前面に取り付ける必要があった。
【０００５】
これら前面から固定若しくは挟持し、矯正用眼鏡に取り付ける方法の補助眼鏡は、一般的に外形や構造が標準化されており、矯正用眼鏡やファッション眼鏡の形状が多様化している現在、矯正用眼鏡との整合性の面から敬遠されることもあった。
【０００６】
又、これら固定若しくは挟持される補助眼鏡には矯正用眼鏡及び補助眼鏡に固定若しくは挟持する為の部品を数多く必要とするため取り付けられる部品によっては重くなる。また取り付ける方法によっては視野を阻害（狭める）するという欠点もあった。
【０００７】
そして、これら固定若しくは挟持される補助サングラスを着脱する場合一旦矯正用眼鏡をとってから固定若しくは挟持させるか固定若しくは挟持を解除させて補助眼鏡を取り外さなければならないという不便さもある。
【０００８】
更に、これら固定若しくは挟持される補助サングラスの場合矯正用眼鏡の外側に配置されており、使用を一時中止するときには矯正用眼鏡を外してから補助眼鏡を取り外すか矯正用眼鏡の上部に補助眼鏡を跳ね上げる形となりファッション的に敬遠されることも多く、従来使用している矯正用眼鏡のフレームの形状や構造によって固定若しくは挟持出来ない場合も考えられた。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
そこで、この発明は、矯正用眼鏡の外形及び保持、矜持するための溝、ないし凹凸を矯正用眼鏡の外形等に合わせて自由に切断、加工して従来使用している矯正用眼鏡の内側にフィットする方法を考え補助眼鏡のデザイン性と軽量化をはかった。
【００１０】
又、矯正用眼鏡の外形に合わせてブリッジ部分に取り外す際のつまみを設けることで着脱時に矯正用眼鏡を外すことなく親指と人差し指で補助眼鏡のブリッジを片手でつまみ上げて簡単に着脱できる補助眼鏡を提供することを考えた。
【００１１】
そして、この補助眼鏡を簡単に矯正用眼鏡の外形にあわせて自由にカットする方法として熱による溶断又はのこぎり状の刃物による切断方法を提供する。
【実施例】
【００１２】
図１は、この発明に係る一例の斜視図である。
【００１３】
図中１は、矯正用眼鏡の外形に合わせてカットされた着脱型補助眼鏡で１には鼻梁を押さえるブリッジ７７に差し込むための溝２が保持及び落下防止等を考慮してダルマ型に加工されている。
【００１４】
図中２で示す溝の形状はダルマ型でなくともよく図３の２１及び２２のように鼻梁を押さえるブリッジに差し込むだけのスリット若しくは単なるストッパーにして保持することも可能である。
【００１５】
図２及び図４は矯正用眼鏡８８に着脱型簡易補助眼鏡を装着した１例を示した図である。
【００１６】
このように矯正用眼鏡に内側に差し込むことによって紫外線防止用やファッション眼鏡として使用することが出来る。
【００１７】
又、着脱型簡易補助眼鏡の形状としては図３で示すように左１１と右１２に分割して補強ブリッジ３によって調整ネジ４及び４４で保持し、横長にあけられた調整穴５及び５５を利用して、左右の位置を調整して矯正用眼鏡に合わせ固定することが出来る構造とした。
【００１８】
そして、補強ブリッジ３は使用を中断若しくは中止する場合のつまみの役目も兼ねており、矯正用眼鏡の形状や、好みに応じて直線型やＵ字型も考えられる。
【００１９】
更に、一体型にしてブリッジ上部につまみ７及び落下防止のための折まげ６を付けることも可能となる。
【００２０】
使用を中断若しくは中止する場合は、片手で矯正用眼鏡のブリッジと補強ブリッジ３をずらす様に持ち上げれば簡単に着脱型簡易補助眼鏡を取り外すことができポケット等への保管が可能となる。
【００２１】
この方法で着脱型簡易補助眼鏡を、３Ｄ眼鏡や調光用眼鏡に利用することも可能となる。
【発明の効果】
【００２２】
この発明は、矯正用眼鏡やファッション眼鏡の形状が多様化している現在、使用中の矯正用眼鏡に形や色を自由に合わせられる着脱型簡易補助眼鏡を提供することができる。
【００２３】
又、固定若しくは挟持するための部品を省き軽量化され、従来の矯正用眼鏡の視野を遮ることなく、矯正用眼鏡の内側に装着するためファッション性にも優れた着脱型簡易補助眼鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【００２４】
【図１】着脱型簡易補助眼鏡の一例を示す斜視図
【図２】矯正用眼鏡への装着例を示す斜視図
【図３】着脱型簡易補助眼鏡の分離型眼鏡の一例を示す斜視図
【図４】矯正用眼鏡への分離型眼鏡の装着例を示す斜視図
【符号の説明】
【００２５】
１ 補助眼鏡本体
１１及び１２ 補助眼鏡本体（右・左）
２ 鼻梁ブリッジ保持溝
２１及び２２ 鼻梁ブリッジ保持溝（右・左）
３ 補強ブリッジ
４及び４４ 固定ネジ
５及び５５ 左右位置調整穴
７７ 鼻梁ブリッジ
８８ 矯正用眼鏡
【特許請求の範囲】
【請求項１】
従来使用している矯正用眼鏡の外形に合わせて自由にカットして、矯正用眼鏡のフレームや鼻当てのフレームに差し込み、又は保持するための溝を有して矯正用眼鏡の内側に装着し、ファッションメガネやサングラス等に利用する着脱型簡易補助眼鏡。
【請求項２】
上下左右の位置を調整するための穴及び調整用部品を設けた請求項１記載の着脱型簡易補助眼鏡
【請求項１】
従来使用している矯正用眼鏡の外形に合わせて自由にカットして、矯正用眼鏡のフレームや鼻当てのフレームに差し込み、又は保持するための溝を有して矯正用眼鏡の内側に装着し、ファッションメガネやサングラス等に利用する着脱型簡易補助眼鏡。
【請求項２】
上下左右の位置を調整するための穴及び調整用部品を設けた請求項１記載の着脱型簡易補助眼鏡
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図２】
【図３】
【図４】
【公開番号】特開２０１２−３２１７（Ｐ２０１２−３２１７Ａ）
【公開日】平成２４年１月５日（２０１２．１．５）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−１５４２８５（Ｐ２０１０−１５４２８５）
【出願日】平成２２年６月２１日（２０１０．６．２１）
【出願人】（５０３１３８２０４）株式会社シーエヌエス (1)
【公開日】平成２４年１月５日（２０１２．１．５）
【国際特許分類】
【出願日】平成２２年６月２１日（２０１０．６．２１）
【出願人】（５０３１３８２０４）株式会社シーエヌエス (1)
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