説明

磁気を利用したペット治療方法

【課題】ペットの病気(眼振や斜頚等)の症状を改善できる磁気を利用したペット治療方法およびこの治療方法に適したペット治療用磁気治療器を提供する。
【解決手段】ペットに対して磁気による治療を行うための磁気治療器20であって、ペットを載せる本体22と、本体22に設けられた、磁気を発生する磁気発生手段とからなり、磁気発生手段は、その両極を結ぶ軸が放射状に並ぶように配置された複数の磁気発生器21を備えており、隣接する磁気発生器21における隣接する磁極21aが、互いに逆の磁性を有している。複数の磁気発生器21によって囲まれた領域Aにおける磁場を強くすることができるから、磁気を印加したい部位に対して、強い磁気を印加することができる。しかも、磁場が存在する領域A2を広くすることができるので、動物が動き回っても、磁気を印加したい部位に対して磁気を印加できる可能性が高くなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、磁気を利用したペット治療方法およびペット治療用磁気治療器に関する。
【背景技術】
【0002】
磁気治療器は、従来、磁場を人体等に印加することにより、血行を改善したり、血行の悪化に起因する筋肉のコリをほぐしたりする効果等を得るために使用されている。
【0003】
一方、磁気治療器を他の症状の改善に使用することも試みられている。
例えば、特許文献1には、磁気治療器として、裏面部に、粘着剤を介して剥離紙が貼着された円形状の合成樹脂シ−トに、複数個の円盤状の永久磁石を、一定の間隔を有して埋め込んだものが開示されている。そして、この磁気治療器を腰に貼り付ければ、静磁場の作用により、変形性脊椎症や変形性腰椎症といった骨の脆弱化、変形によって生じる腰痛が緩和される旨の記載がある。例えば、特許文献1の実施例1には、磁気治療器により、椎間板ヘルニアの症状が改善された旨が記載されている。
【0004】
しかるに、特許文献1の技術は、あくまで各症状から発生する痛みを改善するものにすぎない。つまり、これまでと同様に、血行促進効果を得ることにより各症状の痛みを緩和しているにすぎず、磁気による各症状の治療効果を証明したものではない。
【0005】
一方、犬や猫、うさぎ等のペットも様々な病気に罹患することがあり、かかる病気の治療が行われているが、ペット等について磁気による各種病気の治療効果を試験した例はほとんどない。
また、かかるペット等の磁気治療に適した治療器具も現在のところ見当たらない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平10−57510号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記事情に鑑み、ペットの病気(眼振や斜頚等)の症状を改善できる磁気を利用したペット治療方法およびこの治療方法に適したペット治療用磁気治療器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(ペット治療用磁気治療器)
第1発明のペット治療用磁気治療器は、動物に対して磁気による治療を行うための磁気治療器であって、ペットを載せる本体と、該本体に設けられた、磁気を発生する磁気発生手段とからなり、該磁気発生手段は、その両極を結ぶ軸が放射状に並ぶように配置された複数の磁気発生器を備えており、隣接する磁気発生器における隣接する磁極が、互いに逆の磁性を有していることを特徴とする。
第2発明のペット治療用磁気治療器は、第1発明において、前記磁気発生器が、交流磁場を発生させるものであり、前記磁気発生手段は、前記複数の磁気発生器において、隣接する磁気発生器における隣接する磁極同士が互いに逆磁性となるように制御する制御回路を備えていることを特徴とする。
第3発明のペット治療用磁気治療器は、第1または第2発明において、前記磁気発生手段は、両極を結ぶ軸が放射状に並ぶように配置された複数の磁気発生器からなる磁気発生ユニットを複数備えており、該複数の磁気発生ユニットは、隣接する磁気発生ユニットの隣接する磁気発生器における隣接する磁極同士が、互いに逆磁性となるように配置されていることを特徴とする。
第4発明のペット治療用磁気治療器は、第1、第2または第3発明において、眼振または斜頸の症状を有する動物に使用することを特徴とする。
(ペット治療方法)
第5発明の磁気を利用したペット治療方法は、第1、第2または第3発明のペット治療用磁気治療器によって磁場を形成し、該磁場内に動物を配置させることを特徴とする。
第6発明の磁気を利用したペット治療方法は、第5発明において、前記動物が、眼振または斜頸の症状を有するものであることを特徴とする。
第7発明の磁気を利用したペット治療方法は、第5発明において、前記動物が、後肢麻痺の症状を有するものであることを特徴とする。
第8発明の磁気を利用したペット治療方法は、第5発明において、前記動物が、ヘルニアの症状を有するものであることを特徴とする。
第9発明の磁気を利用したペット治療方法は、第5、第6、第7または第8発明において、磁気発生手段が、交流磁場を発生させるものであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
第1発明によれば、複数の磁気発生器によって囲まれた領域における磁場を強くすることができるから、磁気を印加したい部位に対して、強い磁気を印加することができる。しかも、磁場が存在する領域を広くすることができるので、動物が動き回っても、磁気を印加したい部位に対して磁気を印加できる可能性が高くなる。
第2発明によれば、交流磁場を使用するので、磁場の変化による刺激を動物に与えることができる。
第3発明によれば、磁場が存在する領域をより一層広くすることができるので、動物が動き回っても、磁気を印加したい部位に対して磁気を印加できる可能性をより高くすることができる。
第4発明によれば、イヌや猫、ウサギなどの動物について、原因を特定されていない眼振や斜頸等の病気の症状を改善させることができる。
(ペット治療方法)
第5発明によれば、磁気を動物に印加することができるので、磁気の影響による治療効果をえることができる。
第6発明によれば、イヌや猫、ウサギなどの動物について、原因を特定されていない眼振や斜頸等の病気の症状を改善させることができる。
第7発明によれば、イヌや猫、ウサギなどの動物について、後肢麻痺の症状を改善させることができる。
第8発明によれば、イヌや猫、ウサギなどの動物について、ヘルニアの症状を改善させることができる。
第9発明によれば、交流磁場を使用するので、磁場の変化による刺激を動物に与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明のペット治療用磁気治療器20による治療状況の概略説明図である。
【図2】本実施形態のペット治療用磁気治療器20の一例を示した図である。
【図3】本実施形態のペット治療用磁気治療器20の概略説明図であって、(A)は磁気発生器21の配置を示した概略平面図であり、(B)は(A)のB−B線概略断面図である。
【図4】磁気発生器21の配置を変更した本実施形態のペット治療用磁気治療器20の概略説明図である。
【図5】制御回路の概略説明図である。
【図6】磁場形成実験を行ったときにおける磁気発生器の配置を示した図である。
【図7】磁場形成実験によって形成された磁場の写真である。
【図8】磁場形成実験によって形成された磁場の写真である。
【図9】治療結果を示した表である。
【図10】治療結果を示した表である。
【図11】治療結果を示した表である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1には、本発明の磁気を利用したペット治療方法を実施する装置の一例を示している。
図1(A)において、符号10は、治療対象となる動物を収容しておくためのケースを示している。このケース10は、その内部に中空な空間を有しており、この中空な空間に動物(例えば、イヌや猫、ウサギなど)を入れることができるように構成されている。
なお、ケース10は、外部から供給される磁気を透過して、その内部に磁場が形成できるものであればよく、その素材や構造などはとくに限定されない。
【0012】
また、符号20は、磁気を発生できる本発明の磁気治療器を示している。図1(C)に示すように、磁気治療器20は、その内部に磁気を発生する磁気発生器21を複数備えており、その上面から外部に磁気を放出することができるように構成されている。つまり、磁気治療器20は、磁気発生器21から放出される磁気によって、その上面上方の空間に磁場を形成することができるように構成されている。
【0013】
以上のごとき構成であるから、図1に示すように、治療対象となる動物を収容したケース10を磁気治療器20の上に載せれば、磁気治療器20が発生する磁気によってケース10内の空間に磁場を形成することができる。よって、ケース10内の収容されている動物に対して磁気を印加して、磁気治療することができるのである。
【0014】
また、図1(B)に示すように、治療する動物を、直接、磁気治療器20の上に載せてもよく、この場合には、強い磁場内に動物が配置されることになるので、治療効果を高くすることができる。
【0015】
そして、動物に対して磁気を印加した場合、人に磁気を印加したときに得られる血行の改善等の効果に加えて、原因が不明な病気である眼振や斜頸を改善することもできる。つまり、従来、治療法方が確立していなかった眼振や斜頸であっても、人以外の動物、具体的には、イヌや猫、ウサギであれば、磁気を印加することによってその症状を改善することができるのである。
【0016】
また、後肢麻痺やヘルニアなどの病気を有する動物でも、磁気による治療効果を得ることができるから、外科的な治療を行わなくてもよくなり、動物やその飼い主に与える精神的な負担や肉体的な負担、さらには金銭的な負担を軽減させることも可能である。
【0017】
なお、磁気治療器20は、永久磁石を利用して静磁場を形成するものでもよいが、交流磁場を形成することができる治療器であれば磁場の変化による刺激を動物に与えることもできる。
【0018】
また、磁気治療器20の形状はとくに限定されず、動物やケース10をその上に載せることができる形状であればよく、例えば、図2(A)に示すように平板上でもよいし、図2(B)に示すように平板上の本体22の周囲に壁30を有する形状としてもよい。かかる壁30を有する場合には、イヌや猫などであれば、ケース10が無くてもその中に静置させやすくなる。また、壁30の素材として磁気を遮断したり反射したりする素材を使用すれば、壁30で囲まれた部分の磁場を、壁が無い場合に比べて強くできるので、好適である。
【0019】
(磁気治療器20)
つぎに、本発明の磁気治療器20について詳細に説明する。
上述した本発明の磁気治療に使用する磁気治療器20は、磁気発生器21から放出される磁気によってその上面上方の空間に磁場を形成することができるように構成されていればよい。
しかし、以下のごとき構成とすれば、複数の磁気発生器21によって囲まれた領域A(図3参照)における磁場を強くすることができるから、動物(ペット)の磁場を照射したい部位に対して、強い磁気を印加することができる。
【0020】
図3において、符号22は動物を載せる本体を示している。この本体22は、磁場を透過する素材によって形成されており、この本体22内には、一対の磁極21a,21aを有する磁気発生器21が複数設けられている。
この複数の磁気発生器21は、一対の磁極21a,21aを結ぶ軸が放射状に並ぶように配置されている。しかも、複数の磁気発生器21は、隣接する磁気発生器21における隣接する磁極21a同士が、互いに逆の磁性を有するように配設されている。
【0021】
このため、各磁気発生器21の磁極21a間(N極とS極との間)だけでなく、隣接する磁気発生器21の磁極21a間(N極とS極との間)でも磁力線が形成されるので(図3の点線矢印参考)、複数(図3では4つ)の磁気発生器21の隣接する磁極21aによって囲まれた領域Aにおける磁場を強くすることができる。
よって、動物を本体22の上に載せて、動物の磁気を印加したい部位を領域Aの上方に配置すれば、その部位に強い磁気を印加することができる。
【0022】
しかも、磁場が存在する領域を広くすることができるので、動物が動き回っても、磁気を印加したい部位に対して磁気を印加できる可能性が高くなる。例えば、図3であれば、一点鎖線で囲まれた領域A2、つまり、本体22のほぼ全域に磁場が存在する状況となるので、動物が動き回っても本体22上にいさえすれば、動物に磁気を印加することができる。
【0023】
なお、本体22に設ける磁気発生器21の数はとくに限定されず、隣接する磁気発生器21の磁極21aが互いに逆磁性に配置することができるのであれば、4個以上でもよい。
また、磁気発生器21が交流磁場を形成することができる治療器の場合には、隣接する磁気発生器21の磁極が互いに逆磁性となるように制御する制御回路が必要である。例えば、図3の磁気治療器20であれば、図5に示すように、磁気発生器21A〜21Dが並列に接続されるような回路にしておけば、隣接する磁気発生器21の磁極21aを互いに逆磁性とすることができる。
【0024】
また、本発明の磁気治療器20は、図3における4つの磁気発生器21を磁気発生ユニットとした場合、この磁気発生ユニットを複数備えていてもよい。
例えば、図4に示すように、磁気発生ユニットを2つ配置し、隣接する磁気発生ユニットの隣接する磁気発生器21における隣接する磁極21a同士が、互いに逆磁性となるように配置する。
すると、隣接する磁気発生ユニット間にも磁場を形成することができるので(図4矢印b参照)、磁場が存在する領域をより一層広くすることができる。すると、本体22上を動物が動き回っても、磁気を印加したい部位に対して磁気を印加できる可能性をより高くすることができる。
また、磁気発生ユニットを複数設ければ、磁気発生器21が小さくても、磁場が存在する領域をより一層広くでき磁気治療器20を大型化することもできるので、大型の動物にも適用することができる。
【実施例1】
【0025】
本発明の磁気発生器21によって形成される磁場を確認した。
実験は、以下の手順で行った。
まず、図6示すように4つの磁気発生器21(交流磁気発生器)を配置し、電源を入れていない状態で、その上方に紙を配置する。そして、その紙の上に蹉跌を配置して、磁気発生器21に電源を入れる。すると、磁場が形成されるので、その磁場によって形成される蹉跌の模様を確認した。
【0026】
なお、実験では、磁気発生器21の上方約40mmの位置に紙を配置した状態(図7)、磁気発生器21の上に直接紙を載せた状態(図8)とにおいて、蹉跌の模様を確認した。
【0027】
図7、図8は、電源を入れた直後の状態であるが、いずれの状態でも、各磁気発生器21のN極とS極との間だけでなく、隣接する磁気発生器21の隣接する磁極間にも磁場が形成されていることが確認できる。
このことから、本発明の磁気発生器21では、広い領域に磁場を形成することができ、磁気発生器21から離れた領域にも磁場が形成されていることが確認できた。
【実施例2】
【0028】
本発明の磁気を利用したペット治療方法の治療効果を、様々な病気のペットに対し磁気を印加して確認した。
治療では、動物を治療ゲージに配置した状態で、磁気治療器から放出される磁気を動物に印加した。印加時間は、通院時は1日1回30分、入院時は1日2回30分である。
また、治療は、磁気の印加とともに、各症状への一般的な治療も並行して行っている。
【0029】
図9〜11に治療結果の表を示す。なお、図9〜11の表において、(+)はそれぞれ症状の有ることを意味しており、(−)はそれぞれ症状が無いことを意味している。
【0030】
図9〜11に示すように、症例1〜3、5、6、8、13、14、17、19は、眼振(水平または垂直)(+)の症状を有する動物について磁気治療を行った結果であるが、全ての症例において眼振(―)となっていることが確認できる。つまり、全て動物において眼振の症状が治っていることが確認できる。しかも、眼振は、全て動物において、1週間以内に改善されていることが確認できる。よって、眼振の症状には、磁気治療が非常に有効であると確認できる。
また、症例1、3、13、19では、眼振とともに斜頸(+)の症状も見られていたが、斜頸の症状も改善されていることが確認できる。よって、眼振だけでなく、斜頸の症状にも、磁気治療が非常に有効であると確認できる。
【0031】
症例4、5、7、9〜12、16、18には、下半身麻痺や後肢麻痺、ヘルニア、後肢ナックリングなどの症状を有し、歩行が困難または歩様に異常が見られる動物について磁気治療を行った結果を示している。
図9〜11に示すように、全ての症例において歩様が改善していることが確認でき、とくに、症例4、5、7、12では麻痺があったにも係わらず、自力で歩行でき歩様もある程度良好な状態まで改善されている。よって、麻痺等の症状に起因して歩行が困難または歩様に異常が見られる動物には、磁気治療が非常に有効であると確認できる。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明のペット治療用磁気治療器では、眼振や斜頚等の症状を有するペットの磁気治療や、後肢等が麻痺しているペットの磁気治療等に適している。
【符号の説明】
【0033】
10 ケース
20 磁気治療器
21 磁気発生器
21a 磁極

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペットに対して磁気による治療を行うための磁気治療器であって、
ペットを載せる本体と、
該本体に設けられた、磁気を発生する磁気発生手段とからなり、
該磁気発生手段は、
その両極を結ぶ軸が放射状に並ぶように配置された複数の磁気発生器を備えており、
隣接する磁気発生器における隣接する磁極が、互いに逆の磁性を有している
ことを特徴とするペット治療用磁気治療器。
【請求項2】
前記磁気発生器が、交流磁場を発生させるものであり、
前記磁気発生手段は、
前記複数の磁気発生器において、隣接する磁気発生器における隣接する磁極同士が互いに逆磁性となるように制御する制御回路を備えている
ことを特徴とする請求項1記載のペット治療用磁気治療器。
【請求項3】
前記磁気発生手段は、
両極を結ぶ軸が放射状に並ぶように配置された複数の磁気発生器からなる磁気発生ユニットを複数備えており、
該複数の磁気発生ユニットは、
隣接する磁気発生ユニットの隣接する磁気発生器における隣接する磁極同士が、互いに逆磁性となるように配置されている
ことを特徴とする請求項1または2記載のペット治療用磁気治療器。
【請求項4】
眼振または斜頸の症状を有する動物に使用する
ことを特徴とする請求項1、2または3記載のペット治療用磁気治療器。
【請求項5】
請求項1、2または3記載のペット治療用磁気治療器によって磁場を形成し、
該磁場内に動物を配置させる
ことを特徴とする磁気を利用したペット治療方法。
【請求項6】
前記動物が、眼振または斜頸の症状を有するものである
ことを特徴とする請求項5記載の磁気を利用したペット治療方法。
【請求項7】
前記動物が、後肢麻痺の症状を有するものである
ことを特徴とする請求項5記載の磁気を利用したペット治療方法。
【請求項8】
前記動物が、ヘルニアの症状を有するものである
ことを特徴とする請求項5記載の磁気を利用したペット治療方法。
【請求項9】
磁気発生手段が、交流磁場を発生させるものである
ことを特徴とする請求項5、6、7または8記載の磁気を利用したペット治療方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2011−36633(P2011−36633A)
【公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−223875(P2009−223875)
【出願日】平成21年9月29日(2009.9.29)
【出願人】(399074787)株式会社芳香園商事 (2)