磁石又はゲルマニウム入りシップ剤

【課題】肩凝り、腰痛、筋肉痛などの治療に効果のある、磁石又はゲルマニウム入りシップ剤を提供する。
【解決手段】布体４の片面に塗布する膏薬部２に磁石３またはゲルマニウム６を設ける。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【０００１】
本発明は、病気ではない肩こり、腰痛、筋肉痛などの治療に効果のある、鎮痛消炎の膏薬と併用する磁石又はゲルマニウム入りシップ剤に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、肩こり、腰痛、筋肉痛などの治療として、布地の片面に鎮痛消炎膏薬を塗布したシップ剤、又は、粘着シールに磁石を設けたもの、或いは粘着シールにゲルマニウムを設けたものなどはあった。
何れも、それぞれに効果があり認可され実用化されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
然しながら、肩こり、腰痛、筋肉痛などにおいて、シップ剤がよく効く場合と、粘着シールに磁石を設けた磁力線作用の方がよく効く場合、又は有機ゲルマニウムを用いた方が良く効く場合など様ざまであった。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
布体の片面に塗布する膏薬に、磁性材（ハードフェライト）の顆粒状などを混入させ、それを塗布してから着磁した、磁石入りシップ剤を作る。
【０００５】
或いは、布体面に磁性材を点在して、その上に膏薬を塗布してから着磁してもよい。（注、磁性材は着磁の工程を経て磁石となる、以後磁石と表現する。
【０００６】
または、前記膏薬面にゲルマニウムを設けた、ゲルマニウム入りシップ剤を作る。尚、ゲルマニウムは膏薬面で肌に接しるように設ける。
尚、シップ剤を取り替えるときはゲルマニウムを剥がしとり、次の膏薬の表面に貼るようにして繰り返し用いると経済的である。
【０００７】
そして、膏薬部に磁石とゲルマニウムを併せて設ける。
【発明の効果】
【０００８】
シップ剤の効果と磁石、又は、ゲルマニウムの作用で、肩凝り、腰痛、筋肉痛などの血行改善が相乗的に作用し優れた治療効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００９】
以下本発明の実施の形態を図１〜図４に基づいて説明する。
【００１０】
図１に於いて、布体に膏薬と磁石及びゲルマニウムを設けたシップ剤１を作る。（磁石及びゲルマニウムの形状、大きさ、数量などは任意である。）
【００１１】
図２において、膏薬２に磁石３を混入したものを布体４に塗布し、その上に保護フイルム５を貼り付けた磁石入りシップ剤を作る。
【００１２】
図３に於いて、布体４の面に磁石３を点在して、その上に膏薬２を塗布し、その膏薬２の表面にゲルマニウム６を設け、その上に保護フイルム５を貼り付けた磁石とゲルマニウム入りシップ剤を作る。
【００１３】
図４に於いては、布体４に膏薬２を塗布した表面にゲルマニウム６を設けて保護フイルム５を貼り付けたゲルマニウム入りシップ剤を作る。
【図面の簡単な説明】
【００１４】
【図１】本発明のシップ剤で、磁石またはゲルマニウムを設けたところの代表平面図である。
【図２】膏薬２に磁石３を混入したところの、図１のＡ−Ｂ断面図である。
【図３】布体４の上部に膏薬２と磁石３及びゲルマニウム６を設けたところの、図１のＡ−Ｂ断面図である。
【図４】布体４の面に膏薬２を塗布し、その表面にゲルマニウム６を設けたところの、図１のＡ−Ｂ断面図である。
【符号の説明】
１シップ剤４布体
２膏薬５保護フイルム
３磁石６ゲルマニウム

【特許請求の範囲】
【請求項１】
布体の片面に膏薬と磁石を設けたことを特徴とする磁石入りシップ剤。
【請求項２】
布体の片面に膏薬を塗布し、その表面にゲルマニウムを設けたことを特徴とするゲルマニウム入りシップ剤。
【請求項３】
布体の片面に塗布する膏薬部に磁石を設け、その表面にはゲルマニウムを設けたことを特徴とする磁石とゲルマニウム入りシップ剤。

【図１】