説明

磁石及び磁界を使った静電気除去方法。

【課題】従来の静電除去装置は、電気を利用してイオンを発生させ中和させる方法で、完全防爆ではなく、静電気除去効果は非常に低い状態であった。
【解決手段】磁場及び磁界にて、静電気を吸収する方法は完全防爆であり、発生した静電気を磁界で吸着させる事で、完全静電除去が可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂、金属、硝子、繊維等の物質に発生した、静電気を吸収する方法を示す、物質に発生した電気の周りには、磁界が発生する。(ファラデーの法則)静電気も同様に物質に発生した静電気には磁界が発生し、その磁界を別の磁場で引っ張ると、磁界と同調して静電気を吸収させる事が出来る、発明の名称で示す、磁場及び磁界同士で引き付ける事で、静電気を吸収し除去できる、静電除去方法を提供するものである。
【背景技術】
【0002】
本発明の背景は、ファラデーの法則が基本になり、磁場から電気を発生させる法則を応用したのが、技術の背景となる、電気の周りに磁場が有り、磁場の変動が電気を生む、すなわち、電気の周りで発生した磁場SとNを別磁場SとNで牽きつける事で、磁場と同時に電気が牽きつけられる法則を応用した、静電気除去方法を提供するものである。
【0003】
しかしながら、従来の技術は電気的に電子イオン(+、−)を発生させ、プラスかマイナスに帯電している物質に吹き付ける事で、静電気を中和させる方法が取られていた、この方法は、物質の静電気と同時に発生した磁界に反発され、表面に到達できる電子イオンは微量であり、また偶然に到達できたイオンは、物質表面のみ電子中和するだけで、静電除去とは程遠い存在であった。また 従来の技術は、電気的にイオンを発生させるため、完全防爆ではない、と言う問題点があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、以上のような従来の欠点を解決する為、静電気の中和ではなく、発生する静電気を永久磁石で引っ張りアースさせる事で、非接触で完全防爆な静電気除去方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明は、請求項1の構成要件と磁場を応用した静電気除去(発明の名称)を構成している。
【発明の効果】
【0006】
発生した静電気を磁場を使って完全に除去する請求項3を具備した方法を提供するものである。
【0007】
永久磁石の磁場を応用した完全防爆の静電除去方法請求項3具備した方法を提供するものである。
【0008】
誰もが簡単に静電除去できる請求項3を具備した静電除去方法を提供するものである。
【0009】
静電気を除去する事で、ゴミの付着を無くす事が出来る請求項2を具備した方法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】四角の永久磁石を並べて設置し、上部面全てをS極とした静電気吸収装置。
【図2】四角の永久磁石を並べて設置し、上部面順番にS極とN極を並べた、静電気吸収装置。
【図3】金属丸棒に銅線を巻き、電場を発生させ静電気を吸収させる静電気吸収装置。
【符号の説明】
【0011】
a,磁極S極を示す。
b,磁極N局を示す。
c,金属丸棒を示す。
d,銅線を示す。
E,アースを示す。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
帯電した物質の近傍にS及びN極の磁場を設置した、静電除去装置を提供するものである。
【請求項2】
帯電した物質の近傍に永久磁石及び電磁石を設置し、磁場で静電気を吸引する請求項1記載の静電除去装置。
【請求項3】
帯電した物質の近傍に永久磁石及び電磁石を設置し、設置された永久磁石及び電磁石にアースを施された請求項2記載の静電除去装置。
【請求項4】
帯電した物質の近傍にS及びN極を交互に設置した、請求項3記載の静電除去装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−54434(P2009−54434A)
【公開日】平成21年3月12日(2009.3.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−220537(P2007−220537)
【出願日】平成19年8月28日(2007.8.28)
【出願人】(307032917)
【出願人】(507290010)
【Fターム(参考)】