移動通信端末装置、移動通信端末装置を用いた待ち画面のリソース制御及び運用方法
【課題】移動通信端末装置の待ち画面情報により画面情報をディスプレイする制御機能を提供する。
【解決手段】(a)ユーザがコンテンツ情報を設定する段階と、(b)サービス提供サーバがコンテンツ情報をカテゴリ化してスタックを割り当てる段階と、(c)コンテンツ情報に対応する待ち画面情報がプッシュされる段階と、(d)ユーザが詳細コンテンツ情報を要請し、該要請されたコンテンツ情報を送信される段階と、(e)移動通信端末装置に既に設定されている画面構成に応じてコンテンツ情報がディスプレイされる段階と、を含み、前記(c)段階のコンテンツ情報は、所定のテンプレート構成に応じてディスプレイされる。
【解決手段】(a)ユーザがコンテンツ情報を設定する段階と、(b)サービス提供サーバがコンテンツ情報をカテゴリ化してスタックを割り当てる段階と、(c)コンテンツ情報に対応する待ち画面情報がプッシュされる段階と、(d)ユーザが詳細コンテンツ情報を要請し、該要請されたコンテンツ情報を送信される段階と、(e)移動通信端末装置に既に設定されている画面構成に応じてコンテンツ情報がディスプレイされる段階と、を含み、前記(c)段階のコンテンツ情報は、所定のテンプレート構成に応じてディスプレイされる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動通信端末装置及びその駆動方法と、これを用いた待ち画面サービスシステム及び方法に係り、より詳細には、ユーザが端末及びインターネットサービスで設定した待ち画面情報をユーザ移動通信端末装置に提供し、提供された待ち画面情報をディスプレイする待ち画面機能を有し、待ち画面のディスプレイ方法を提供するための移動通信端末装置及びその駆動方法と、これを用いた待ち画面サービスシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
無線インターネットサービスが拡大するに伴い、ユーザ中心の情報サービスが提供され始め、これは、無線インターネットの大衆化につながる。通常、無線インターネットサービスシステムにおいて、ある情報はユーザに短文メッセージ(SMS)の形で伝えられるため、短文メッセージで受信された情報は移動通信端末装置内で単なるメッセージとして保存される。この場合、金融情報及びエンターテインメント性バナーなどのマルチメディア情報が持続的に示せないのが現状である。
【0003】
現在の無線インターネットサービスシステムは、移動通信端末装置のカラー画面の採用、移動通信携帯端末の高仕様化及び無線インターネットの高速化などに伴い、マルチメディア情報の利用が高まりつつある。
【0004】
また、従来には、ユーザが設定した情報ではなく、特化した情報に限ってSMSサービスを通じて情報を伝えていたため、様々な金融情報及びエンターテインメント性情報をユーザが設定して利用できないという不具合がある。
【0005】
また、従来のSMSサービスを用いた情報転送サービスは、一回に送れるデータの量が限られているため、オーディオやビデオタイプの情報はユーザに転送できないという不具合がある。
【0006】
さらに、従来のSMSを用いた情報転送サービスは、単なる情報提供サービスに留まっているため、ハイパーリンク機能を通じて関連する無線インターネットサイトに接続するような通信、つまり、ユーザとのインタラクティブ通信ができないという不具合がある。
【0007】
また、従来には、ユーザ自身が移動通信携帯端末に組み込まれたインターネット接続アプリケーション又はブラウザを用いて接続しなければ情報が得られないため、ユーザごとに特化した情報の提供が不可であるという不具合がある。
【0008】
上記の如き不具合を解決するために、本発明の出願人による方法が既に特許文献1に提案されている。この特許文献1には、移動通信端末装置に提供するためのコンテンツ情報を移動通信網による転送に即したメッセージフォーマットに変換し、変換されたスライドメッセージを移動通信端末装置に転送することで、ユーザによるコンテンツ情報の確認が可能になる。ところが、特許文献1には、コンテンツ情報がディスプレイされるテンプレートの構成方法や情報の提供方法の具体的な実施例が開示されていない。このため、本発明の出願人は、この明細書をもって、より詳細なテンプレートの構成方法や情報の提供方法を提案する。
【特許文献1】韓国特許登録番号第391291号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザ情報向けの待ち画面情報を受け取って保存し、保存された待ち画面情報をディスプレイするための、待ち画面の制御機能を有する移動通信端末装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
また、本発明の他の目的は、前記待ち画面の制御機能を有する移動通信端末装置の駆動及び情報提供方法を提供することにある。
【0011】
さらに、本発明のさらに他の目的は、移動通信端末装置やインターネットに接続可能なPCから個人の受信情報設定に合致する情報だけを移動通信端末装置に提供するための、移動通信網を用いた注文者要請情報の提供及び待ち画面サービス方法を提供することにある。
【0012】
さらに、本発明のさらに他の目的は、前記移動通信網を用いた待ち画面サービス方法を行うためのシステムを提供することにある。
【0013】
さらに、本発明のさらに他の目的は、ユーザが頻繁に使用する移動通信携帯端末の内部リソースを、ユーザが使い易いように待ち画面にアイコンの形でディスプレイする方法を提供することにある。
【0014】
さらに、本発明のさらに他の目的は、情報転送が効率よく制御及び管理可能なチャンネル運営及び管理方法を提供することにある。
【0015】
前記の如き諸目的を達成するために、本発明に係る移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法は、
移動通信端末装置と、コンテンツ情報を提供する待ち画面制御システムとを含む移動通信システムにおいて移動通信端末装置が待ち画面で受信されたコンテンツ情報を制御する方法であって、
前記移動通信端末装置は、
ユーザにより予め設定された待ち画面情報によるデータ構成情報を管理するコンフィギュレーション・マネージャ(Configuration Manager)と、
前記待ち画面情報に対するプッシュ・データ(Push Data)又はプル・データ(Pull Data)の提供を受けて、決められた形式に合わせてディスプレイできるようにするモジュールであるデータビューア(Data Viewer)と、
テキスト及びイメージのディスプレイ、ユーザ設定のショートカットアイコンのディスプレイ、ナビゲーションフォーカス(Navigation Focus)処理、ポップアップ処理を司り、前記待ち画面の各エリアを構成するデータをディスプレイするように制御するディスプレイマネージャ(Display Manager)と、
各種のイベント処理を司るイベント・ハンドラー(Event Handler)と、
前記待ち画面制御システムから受信されたプッシュ・データ又は前記プル・データを保存するデータストーリッジ(Data Storage)と、
前記待ち画面制御システムからプッシュ・データを受信して前記データストーリッジに保存し、待ち画面に表示するプッシュ・データ・マネージャ(Push Data Manager)と、
ユーザからプル・データ要請命令を受信すると、前記待ち画面システムに要請してプル・データを受信した後、前記データストーリッジに保存し、必要に応じてこれを待ち画面に表示するプル・データ・マネージャ(Pull Data Manager)と、
前記待ち画面制御システムと通信するデータ・インタフェース・モジュール(Data Interface Module)とを含み、
(a)前記移動通信端末装置がユーザからサービスコンテンツ情報の設定又は選択命令が入力されると、前記コンテンツ情報を前記待ち画面制御システムに提供する段階と、
(b)前記待ち画面制御システムは、コンテンツ情報プロバイダ側と連動されており、前記コンテンツ情報プロバイダから受信されたマルチメディア情報をサーバ内でコンテンツ別にカテゴリ化した後、前記移動通信端末装置にプッシュ方式又はプル方式を用いて伝達するためのチャンネル及びスタックを割り当てる段階と、
(c)前記サービスサーバから前記ユーザにより設定又は選択されたコンテンツ情報に該当する待ち画面情報がプッシュ又はプルされ、該プッシュ又はプルされた情報が前記データビューアによりディスプレイされる段階と、
(d)前記待ち画面にディスプレイされた画面で前記ユーザからプッシュ済み又はプル済みコンテンツ情報のうち所望のコンテンツ情報の詳細の要求を受けると、該要求されたコンテンツ情報を前記待ち画面制御システムに送信して前記所望のコンテンツの詳細情報を受信する段階と、
(e)前記(d)段階で前記受信されたコンテンツの詳細情報は前記データストーリッジから読み込み、移動通信端末装置に既に設定されている画面構成に応じてコンテンツ情報がディスプレイされる段階と、を含み、
前記(c)段階の待ち画面にディスプレイされるコンテンツ情報は、所定のテンプレート構成に応じてディスプレイされ、
前記待ち画面は第1エリアと第2エリアに区画された画面を有し、
前記第1エリアは区画された画面としてディスプレイされ、前記区画されたそれぞれの画面には、該当コンテンツ情報を含むマルチメディアの形でディスプレイされるディスプレイモードが提供され、
前記第2エリアには、前記第1エリアにディスプレイされたコンテンツ情報に対応するメニュー又は移動通信端末装置の内部リソースを実行したり、仮想マシン(VM)アプリケーションの実行及び無線インターネットサイトへの接続を行ったりするためのショートカットがアイコンに形で与えられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、ユーザに役立つ情報を提供するために、情報をユーザの移動通信端末装置に保存し、保存された情報を周期的に又はイベント発生時にディスプレイできることから、情報プロバイダのシステムロードを除去することができる。
【0017】
また、ユーザ側にとっては、自分に与えられた待ち画面情報を持続的に又はイベント発生時に確認できることから、情報の利用効率を極大化させることができる。
【0018】
さらに、ユーザ側にとっては、金融情報及びエンターテインメント性情報などの特定な情報だけではなく、コンテンツ・プロバイダ・システムからの様々なコンテンツを移動通信携帯端末を介して設定できることから、提供情報の種類を多角化させて情報をプル及びプッシュ方式により有効に使える。
【0019】
さらに、受信した情報に関する詳細情報を見たいときには、ハイパーリンク機能を通じて関連する無線インターネットサイトに接続すればよいことから、インタラクティブ通信が可能になる。
【0020】
さらに、移動通信網の運営者側にとっては、様々な広告サービス及びお知らせ、キャンペーンなどをカテゴリ化した顧客別に行うことから、ユーザに優しい管理が可能になる。
【0021】
さらに、移動通信携帯端末の待ち画面にユーザが頻繁に使う内部リソースを配置することにより、ユーザ中心の端末運営が可能になる。
【0022】
さらに、情報提供手段となるチャンネルの一部を外部サービスプロバイダに譲渡及びリースすることにより、一層様々なコンテンツ情報の提供が可能になる。これは、サービスインフラの冗長開発を減らし、移動通信のリソースを一層効率よく活用及び運用可能にする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、添付した図面に基づき、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
【0024】
図1は、本発明に係る移動通信網を用いた待ち画面サービスシステムを説明するための図である。
【0025】
図1を参照すれば、本発明に係る移動通信網を用いた待ち画面サービスシステムは、移動通信端末装置10、待ち画面提供サーバ20、移動通信端末装置加入者情報サーバ30、及び短文メッセージサーバ40を備えてなる。
【0026】
移動通信端末装置10は、移動通信網を介して待ち画面提供サーバ20に接続して所望の情報を設定し、設定された情報を移動通信網を介して短文メッセージで受け取った後、それを移動通信端末装置のメモリ及び記憶装置(データストーリッジ(Data Storage))に保存し、保存された情報を組み合わせてディスプレイしたいイメージ形式に変換することで、所定の周期及びイベント発生時にディスプレイする。
【0027】
待ち画面提供サーバ20は、様々なコンテンツを提供するコンテンツ提供サーバと待ち画面サービス提供サーバが一体化したサーバであり、前記2台のサーバが物理的に分離されても構わない。
【0028】
待ち画面提供サーバ20に一体化したコンテンツ提供サーバは、ニュース情報、金融情報、エンターテインメント情報、教育情報、天気情報、ショッピング情報、スケジュール、及びオークション情報を含む様々なコンテンツを待ち画面提供サーバ20に提供する。また、移動通信端末装置10からは、移動通信網を介して受信したい情報の設定を受け、移動通信端末装置加入者情報サーバ30からの加入者情報に基づき、コンテンツ情報を待ち画面メッセージフォーマットに加工した短文メッセージとして短文メッセージサーバ40に提供する。このとき、加工された短文メッセージの転送ラインは、好ましくは、専用線からなる。
【0029】
ニュース情報、金融情報、エンターテインメント情報、教育情報、天気情報、ショッピング情報、スケジュール、及びオークション情報を含む様々なコンテンツを移動通信端末装置10に提供する。
【0030】
短文メッセージサーバ40は、待ち画面提供サーバ20から待ち画面情報フォーマットに加工された短文メッセージを受け取り、それを移動通信網を介して移動通信端末装置10に転送する。
【0031】
以上では、様々なコンテンツを待ち画面情報フォーマットに変換した情報を移動通信網で用いられる短文メッセージサーバ(SMS:Short Message Service server)により短文メッセージに変換する場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、HTTP,CBS,SMSなどを含んでIMT−2000などが商用化する場合には、IMT−2000によるメッセージフォーマットに変換を行う構成要素によっても行われうるということは言うまでもない。
【0032】
図2は、本発明に係る移動通信携帯端末と待ち画面制御システム間の構成を説明するための図である。図2を参照すれば、本発明に係る移動通信携帯端末と待ち画面制御システムは、データビューア(Data Viewer)101、コンフィギュレーション・マネージャ(Configuration Manager)102、ディスプレイ・マネージャ(Display Manager)103、イベント・ハンドラー(Event Handler)104、プッシュ・データ・マネージャ(Push Data Manager)105、プル・データ・マネージャ(Pull Data Manager)106、データ・インタフェース・モジュール(Data Interface module)107、アドミニストレーション・マネージャ(Administration Manager)111)、スケジューラ(Scheduler)112、プッシュ・エージェント (Push Agent)113、プル・エージェント(Pull Agent)114、ユーザ・プロファイル・シミュレータ(User Profile Simulator)115、ユーザ・プロファイル・マネージャ(User Profile Manager)116、データ・フォーマッタ及びユーティリティ(Data Formatter & Utility)117、インフォメーション・マッチ・メーカ(Information Match Maker)118、コンテンツ・サーバ・ゲートウェイ(Contents Server Gateway)119、及びデータベース(Database)120を含んでなる。
【0033】
データビューア101は、ユーザにより設定された情報を、プルデータを送信されて所定のフォーマットに合わせてディスプレイ可能にするモジュールと、その他のユーティリティ(イメージ・デコード、コンテンツ・プレーヤと連動)と、からなる。コンフィギュレーション・マネージャ102は、待ち画面を構成する各エリアのデータ構成情報を管理すると共に、ユーザが端末の画面を介して設定した履歴を管理する。
【0034】
ディスプレイ・マネージャ103は、待ち画面の各エリアを構成するデータを適切にディスプレイし、テキスト及びイメージのディスプレイ、ユーザ設定のショートカットアイコンのディスプレイ、ナビゲーション・フォーカス処理、ポップアップ処理などを司る。イベント・ハンドラー104は、ユーザ又は端末により生じる各種のイベントに対する処理を司り、方向キーを含む各種のキーイベントと端末で生じるイベント処理(データの閲覧、各種のブロッキング処理)を司る。必要に応じては、内蔵ブラウザーや仮想マシン(VM)アプリケーションなどを実行する。
【0035】
プッシュ・データ・マネージャ105は、プッシュデータを受け取って処理するモジュールであって、データの拒否、保存、表示などの処理を担当する。プッシュデータには、通常のデータのほかに、データプルを始めたり端末の環境設定を可能にするためのコントロール・データが含まれても良い。プル・データ・マネージャ106は、プルデータを受け取って処理するモジュールであって、必要に応じては、ディスプレイのためにデータ・ビューア・モジュールにデータを転送することもある。また、プッシュデータのうちコントロール・データによりプル動作を可能にすることもある。
【0036】
データ・インタフェース・モジュール107は、端末のプッシュ関係のAPI(SMS,CBS,データサービスなど)により構成され、待ち画面制御システムのインタフェースを司る。
【0037】
アドミニストレーション・マネージャ111は、待ち画面制御システムを管理するためのモジュールであって、アドミニストレータ・アカウント管理及び認証、各種の統計データの報告、プロセスのモニタリング及び管理(開始、停止、再開など)、構成などを管理する。スケジューラ112は、各ユーザがプロファイルに設定した時刻、周期、設定イベントなどを検索して必要な動作を行うように管理する。
【0038】
プッシュ・エージェント113は、データフォーマッタ117により加工されたプッシュデータをサービスプロバイダのプッシュシステム(SMS,CBS)に転送する。プル・エージェント114は、端末からのデータプル要求を処理するモジュールであって、端末から要求のあったデータを検索して端末に転送する。
【0039】
ユーザ・プロファイル・シミュレータ115は、インターネットに接続されたPCを介してユーザ・プロファイル設定及びこれに対する端末シミュレーションを処理する。ユーザ・プロファイル・マネージャ116は、ユーザに自分のプロファイル管理を可能にするモジュールであって、各エリアの構成情報の管理、情報受信周期又は時刻の設定、プロファイルの変更、追加、削除、ユーザ認証などを管理し、コンフィギュレーション・マネージャ102と連動する。
【0040】
データフォーマッタ及びユーティリティ117は、インフォメーション・マッチ・メーカ118から取り出されたデータを端末に転送する前に、端末の待ち画面制御クライアントが認識可能なフォーマットのデータに変換し、データフォーマットなどに必要な各種のユーティリティ(イメージ変換など)を含む。
【0041】
インフォメーション・マッチ・メーカ118は、ユーザがプロファイルに設定したデータを検索し、コンテンツサーバから送られてくるデータのうちユーザが設定したデータだけを選び出す。
【0042】
コンテンツ・サーバ・ゲートウェイ119は、端末に転送するコンテンツを提供する外部コンテンツサーバからデータを受け取るためのインタフェースを提供するモジュールとなる。データベース120は、ユーザ・プロファイル、コンテンツ、各種の統計情報などを保存して管理する。
【0043】
図3は、本発明に係る待ち画面制御サーバの構成を説明するための図である。図3を参照すれば、本発明に係る待ち画面制御サーバは、各機能が最適に連携されることで、無線インターネットのプッシュ及びプルメッセージ管理ソリューションを具現し、待ち画面制御システム150、コンテンツ管理サーバ151、PDMサーバ152、CRMサーバ153、広告サーバ154、プル・データ・コントローラ155などを含んでなる。
【0044】
待ち画面制御システム150は、待ち画面の短文メッセージ生成機能を提供することで、情報別チャンネルヘッダのリアルタイム付与、チャンネル情報のリアルタイム生成及び更新、ならびにイメージ情報の圧縮、分割などを行う。また、コンテンツ管理サーバ151は、ニュース、金融、エンターテインメント、占い、ショッピングなどの情報及び位置情報、出会い情報などのコミュニティサービスを提供し、PDMサーバ152は、個人情報管理の最適化を行う。その他に、CRMサーバ153は、ユーザの好みに合致する様々なサービスを提供し易くし、広告サーバ154は、無線インターネットを通じた各種のバナー広告及び政策広告などを司る。
【0045】
このシステムによれば、コンテンツ情報提供サーバと待ち画面提供サービスサーバが物理的に単一のサーバから構成でき、ユーザが受信を希望する個人の情報設定に合致する情報を移動通信端末装置に提供するための移動通信網を用いた注文者要請情報を提供することが可能になる。
【0046】
プル・データ・コントローラ155は、移動通信携帯端末から要求された情報転送モジュールに応答して一定のイベント発生期間に情報の更新を管理し、端末の要請によるデータ転送機能及び端末とサーバ間の個人情報の同期合わせを可能にする。
【0047】
図4は、本発明に係る移動通信端末装置の構成を説明するための図である。移動通信端末装置の所有者は、自分の端末画面を通じて受信したい情報サービスの種類と画面にディスプレイされる形式を指定することができる。
【0048】
端末は、サーバから提供されるユーザ注文情報(IOD)をユーザが所望する形式でディスプレイする必要がある。端末は、IOD情報に対する要請を2つの方式により処理する。
【0049】
一つの方式は、短文情報、あるいはサーバへの情報要請のためのローケーションもしくは環境情報をプッシュデータを介して受信処理する。受信されたSMS情報は、端末の保存スペースにより管理される。プッシュデータが画面にディスプレイする短文情報を有している場合、これをイントロパッドUIマネージャ410を介してディスプレイし、ディスプレイ環境又は情報周期に関連する環境情報の場合、イントロパッド・コンフィギュレータ420により処理される。イントロパッド・コンフィギュレータ420は、更新周期又はディスプレイ形式に関する情報をスケジューラ430とイントロパッドUIマネージャ410により処理する。
【0050】
もう一つの方式は、更新周期による処理である。つまり、ユーザが指定した更新周期ごとにスケジューラ430はサーバからのIODデータをプル・ハンドラー440に依頼し、プル・ハンドラー440は、プル・サーバ(図示せず)からプルデータを受け取ってイントロパッドプルデータ450の保存エリアに管理し、受信された情報をイントロパッドUIマネージャ410に渡してユーザの移動通信端末装置にディスプレイする。
【0051】
図5は、本発明に係る移動通信端末装置の待ち画面のディスプレイ方法を説明するための図である。
【0052】
ユーザが移動通信端末装置にコンテンツ情報を受信するためにサービスに加入し、コンテンツ情報を設定又は選択する(S501)。サービス提供サーバは、コンテンツ情報プロバイダ側と連動したり、コンテンツ提供サーバを含んでなることができ、テキスト情報をサーバ内でコンテンツ別にカテゴリ分けしてスタックを割り当てる(S502)。
【0053】
前記サービス提供サーバからは前記ユーザにより設定又は選択されたコンテンツ情報に対応する画面情報がプッシュされ、プッシュされた情報が待ち画面にディスプレイされる(S503)。この段階は、待ち画面がディスプレイされる前に短文メッセージの受信有無をチェックし、短文メッセージが受信される場合には該当短文メッセージが待ち画面情報であるかどうかをチェックする段階と、受信される短文メッセージが通常の短文メッセージであるとチェックされる場合には、通常の短文メッセージを表示部にディスプレイ(S504)する段階と、受信される短文メッセージが待ち画面情報である場合には、待ち画面メッセージを分類した後、メモリの特定のスタックに分類されたメッセージを保存する段階と、を含んでなる。
【0054】
ここで、受信される待ち画面メッセージは、移動通信端末装置のユーザ自身が受信を希望する場合に特定のコンテンツを設定する方式に提供されても、コンテンツ・プロバイダ側で自社の広告のための任意の情報をプッシュする方式により提供されても良い。
【0055】
続けて、前記初期画面にディスプレイされた待ち画面で前記ユーザがプッシュコンテンツ情報のうち詳細コンテンツ情報を要請し、要請されたコンテンツ情報を受けることができる(S505)。前記S505段階で受け取ったコンテンツ情報は移動通信端末装置のメモリ及び記憶装置から読み込まれ、移動通信端末装置に既に設定された画面構成に応じてコンテンツ情報がディスプレイされる(S506)。
【0056】
ここで、前記S503段階の待ち画面にディスプレイされるコンテンツ情報は、所定のテンプレート構成に応じてディスプレイされる。
【0057】
図6は、サービス段階別の情報処理構造を説明するためのフローチャートである。
【0058】
図6に示すように、サービス提供サーバ600では、コンテンツの類型603に応じて情報の類型601が構成されたり、コンテンツの類型603に応じてチャンネル構成602が行われたりする。また、移動通信端末装置610では、コンテンツの類型に応じてテンプレート構成604が行われ、ディスプレイ方式605が決定されてディスプレイされる。
【0059】
コンテンツの類型603は、コンテンツ・プロバイダ(CP)に提供されるコンテンツの種類に基づく分類体系であり、テキスト、イメージ、アニメーション・イメージ、動画像、テーブルなどに区分してそれぞれをC1,C2,C3,C4,C5,C6に定める。コンテンツの類型に応じて、txt,bmp,png,Gif,sis,mpegなどのファイルフォーマットに対応する。データのサイズはプッシュ及びプル情報に類分され、コンテンツの類型に応じて定義される。
【0060】
前記コンテンツの類型による情報類型の構成601はプッシュ情報とプル情報に類分され、プッシュ情報はノティフィケーション型とインフォメーション型に分類される。ノティフィケーション型は、データプルのためのコールバックのアドレス値だけを有しており、インフォメーション型は、一部の情報とコールバックのアドレス値を有すると共に、SMSプッシュ、Wapプッシュ、httpプッシュに対応し、httpプッシュの場合には詳細情報に対応可能である。プル情報はプッシュ及びプル型とファインド及びプル型に分類される。ここで、プッシュ及びプル型は、インフォメーション・プッシュ又はノティフィケーション・プッシュのコールバックを通じて詳細情報を読み込む方式であり、ファインド及びプッシュ型は、データを探して該当データの詳細情報を読み込む方式である。
【0061】
前記チャンネル構成602は、コンテンツの類型別に分類された情報を提供テンプレートに合わせて提供し、前記テンプレートの類型604は、UIの構成に応じてメイン、サブ及びその他に類分される。前記ディスプレイ方式605としては、スライド方法、アイコン拡大方法、チャンネル切換え方法又は明示的なリアルタイムモード表示方法がある。前記チャンネル構成602、テンプレートの類型604、ディスプレイ方式605については、詳細に後述する。
【0062】
図7は、本発明に係る移動通信端末装置の待ち画面テンプレートの一実施例を説明するための図である。図7を参照すれば、701エリアは、最大4つのサービスをマルチメディアの形で示し、様々なディスプレイモードを提供することで、ユーザに様々なディスプレイ・レイアウトが具現可能になる。702エリアには、小さなアイコンにより、移動通信携帯端末の内部リソースを実行したり、仮想マシン(VM)アプリケーションの実行及び無線インターネットサイトへの接続を行ったりするためのショートカットアイコンが表示される。
【0063】
図8は、本発明に係る移動通信端末装置の待ち画面テンプレートの他の実施例を説明するための図である。図8を参照すれば、801エリアはスライドテキストとスライドイメージをディスプレイするエリアであり、802エリアは、最大4つのサービスをマルチメディアの形で示すためのエリアであり、そして803エリアは、小さなアイコンにより、移動通信携帯端末の内部リソースを実行したり、仮想マシン(VM)アプリケーションの実行及び無線インターネットサイトへの接続を行ったりするためのショートカットアイコンを表示するエリアである。
【0064】
図9は、本発明に係る移動通信端末装置の待ち画面テンプレートのさらに他の実施例を説明するための図である。図9を参照すれば、901エリアは、待ち画面サービスの種類を示すタイトルバーを表示するエリアであり、902エリアは、コンテンツの表示を変えるためのチャンネル切換えエリアであり、903エリアは、コンテンツ情報サービスをマルチメディアの形で表示するためのエリアであり、そして904エリアは、小さなアイコンにより、移動通信携帯端末の内部リソースを実行したり、仮想マシン(VM)アプリケーションの実行及び無線インターネットサイトへの接続を行ったりするためのショートカットアイコン、及びリアルタイムにて情報が受信可能なリアルタイム情報提供アイコンを表示するエリアである。
【0065】
図10は、本発明に係るコンテンツ情報を提供するためにサービスプロバイダ側で構成したチャンネル構成の実施例を示す図である。図10には、移動通信端末装置にコンテンツ情報がプッシュされる場合を想定しているが、コンテンツ情報に関する詳細情報をプルする場合にもチャンネル構成が可能である。また、移動通信端末装置に表示される画面をスライドエリア1010とイメージエリア1020に分けてチャンネルを構成することもできる。また、スライドエリア1010は、テキスト情報だけを含むテキスト情報チャンネル1010aと、イメージ情報を含むイメージ情報チャンネル1010bからなり、コンテンツ情報が表示されるイメージエリア1020は、テキストとイメージが混在するチャンネル1020aからなる。
【0066】
ここで、各エリアのチャンネルそれぞれに対応するコンテンツ情報の類型(C1〜C6)が指定され、サービスプロバイダ側のチャンネル構成は、移動通信端末装置の画面エリアに連結される。移動通信端末装置の画面に表示されるチャンネル構成の具体的な例については、後述する図11に示してある。
【0067】
図11は、マルチメディアの形で提供される分割画面がチャンネル化した場合の移動通信端末装置に表示されるテンプレート構成の実施例を示している。図11に示すように、図7〜図9に示すマルチメディア画面を表示するエリアは、それぞれのコンテンツ情報の類型別にチャンネル化して構成されうる。また、図10に示すコンテンツ情報提供サーバからなるチャンネルが連動している移動通信端末装置にディスプレイされるとき、ディスプレイされる画面は、図11に示すテンプレートの構成に応じて様々に具現される。
【0068】
ここで、ユーザは該当チャンネルを選択することで、該当チャンネルに対応付けられているコンテンツ情報を拡大してディスプレイできる。
【0069】
図12は、マルチメディアの形で提供される分割画面を選択したときに表示される画面の一実施例を示している。図12に示すように、図7〜図9に示すマルチメディア画面を表示するエリアで該当コンテンツ情報を選択してディスプレイする場合、テキストだけを表示したり(1201)、イメージとテキスト又はイメージだけを表示したり(1202)、情報をテーブル化して表示したり(1203)、あるいはテキスト情報をリスト化して表示(1204)することができる。
【0070】
図13及び図14は、本発明に係るコンテンツ情報のディスプレイ及び提供方法の一例であるスライド方法を説明するための図である。図13に示すように、スライドテキスト情報1301を確認したり、サービス呼出しキーを選択すれば、移動通信端末装置の画面ウィンドウには詳細情報を呼び出し中である旨のメッセージ1302が表示され、次いで、選択した情報に対応する詳細情報1303がディスプレイされる。また、図14に示すように、スライドイメージ情報1401を確認したり、サービス呼出しキーを選択すれば、移動通信端末装置の画面ウィンドウには待ち画面メッセージを呼び出し中である旨のメッセージ1402が表示され、次いで、選択した情報に対応する詳細情報イメージ及びテキスト情報1403がディスプレイされる。ここで、1302と1402については、その表示を省略しても良い。
【0071】
図15は、本発明に係るコンテンツ情報のディスプレイ及び提供方法の一例であるアイコン拡大方法を説明するための図である。図15に示すように、マルチメディアの形で分割されて表示されるイメージエリア1501で、あるコンテンツ情報の拡大アイコンを選択すれば、該当イメージが拡大されてディスプレイされる。このとき、イメージエリア1501における該当イメージの拡大は、上下キーによるイメージの活性化、あるいは選択キーによる選択により可能である。次いで、拡大されたイメージエリア1502で確認又はサービス呼出しキーを選択すれば、移動通信端末装置の画面ウィンドウには待ち画面メッセージを呼び出し中である旨のメッセージ1503が表示され、選択した情報に対応する詳細情報1504がディスプレイされる。
【産業上の利用可能性】
【0072】
本発明に係る方法によれば、ユーザが受信を希望する個人の情報設定に合致する情報を移動通信端末装置に提供できることはもとより、頻繁に使う移動通信携帯端末の内部リソースをユーザが使い易いように、待ち画面にアイコンの形で、区画された画面で、スライド方式の画面で、又は明示的な選択によってリアルタイムにてディスプレイできる。さらに、サービスプロバイダにとっては、特定のチャンネルを特殊な用途のコンテンツ提供及び外部サービスプロバイダのサービス提供などの特定な用途に割り当てて管理できるため、様々なビジネスが推進可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0073】
【図1】本発明に係る移動通信網を用いた待ち画面サービスシステムを説明するための図である。
【図2】本発明に係る移動通信携帯端末と待ち画面制御システム間の構成を説明するための図である。
【図3】本発明に係る待ち画面制御サーバの構成を説明するための図である。
【図4】本発明に係る移動通信端末装置の構成を説明するための図である。
【図5】本発明に係る移動通信端末装置の待ち画面のディスプレイ方法を説明するための図である。
【図6】サービス段階別の情報処理構造を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明に係る移動通信端末装置の待ち画面テンプレートの実施例を説明するための図である。
【図8】本発明に係る移動通信端末装置の待ち画面テンプレートの他の実施例を説明するための図である。
【図9】本発明に係る移動通信端末装置の待ち画面テンプレートのさらに他の実施例を説明するための図である。
【図10】本発明に係るコンテンツ情報を提供するために、サービスプロバイダ側で構成したチャンネル構成図の実施例を示す図である。
【図11】マルチメディア形式で提供される分割画面のチャンネル化を示す実施例を示す図である。
【図12】マルチメディア形式で提供される分割画面を選択することにより表示される一実施例を示す図である。
【図13】本発明に係るコンテンツ情報のディスプレイ及び提供方法の一例であるスライド方法を説明するための図である。
【図14】本発明に係るコンテンツ情報のディスプレイ及び提供方法の一例であるスライド方法を説明するための図である。
【図15】本発明に係るコンテンツ情報のディスプレイ及び提供方法の一例であるアイコン拡大方法を説明するための図である。
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動通信端末装置及びその駆動方法と、これを用いた待ち画面サービスシステム及び方法に係り、より詳細には、ユーザが端末及びインターネットサービスで設定した待ち画面情報をユーザ移動通信端末装置に提供し、提供された待ち画面情報をディスプレイする待ち画面機能を有し、待ち画面のディスプレイ方法を提供するための移動通信端末装置及びその駆動方法と、これを用いた待ち画面サービスシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
無線インターネットサービスが拡大するに伴い、ユーザ中心の情報サービスが提供され始め、これは、無線インターネットの大衆化につながる。通常、無線インターネットサービスシステムにおいて、ある情報はユーザに短文メッセージ(SMS)の形で伝えられるため、短文メッセージで受信された情報は移動通信端末装置内で単なるメッセージとして保存される。この場合、金融情報及びエンターテインメント性バナーなどのマルチメディア情報が持続的に示せないのが現状である。
【0003】
現在の無線インターネットサービスシステムは、移動通信端末装置のカラー画面の採用、移動通信携帯端末の高仕様化及び無線インターネットの高速化などに伴い、マルチメディア情報の利用が高まりつつある。
【0004】
また、従来には、ユーザが設定した情報ではなく、特化した情報に限ってSMSサービスを通じて情報を伝えていたため、様々な金融情報及びエンターテインメント性情報をユーザが設定して利用できないという不具合がある。
【0005】
また、従来のSMSサービスを用いた情報転送サービスは、一回に送れるデータの量が限られているため、オーディオやビデオタイプの情報はユーザに転送できないという不具合がある。
【0006】
さらに、従来のSMSを用いた情報転送サービスは、単なる情報提供サービスに留まっているため、ハイパーリンク機能を通じて関連する無線インターネットサイトに接続するような通信、つまり、ユーザとのインタラクティブ通信ができないという不具合がある。
【0007】
また、従来には、ユーザ自身が移動通信携帯端末に組み込まれたインターネット接続アプリケーション又はブラウザを用いて接続しなければ情報が得られないため、ユーザごとに特化した情報の提供が不可であるという不具合がある。
【0008】
上記の如き不具合を解決するために、本発明の出願人による方法が既に特許文献1に提案されている。この特許文献1には、移動通信端末装置に提供するためのコンテンツ情報を移動通信網による転送に即したメッセージフォーマットに変換し、変換されたスライドメッセージを移動通信端末装置に転送することで、ユーザによるコンテンツ情報の確認が可能になる。ところが、特許文献1には、コンテンツ情報がディスプレイされるテンプレートの構成方法や情報の提供方法の具体的な実施例が開示されていない。このため、本発明の出願人は、この明細書をもって、より詳細なテンプレートの構成方法や情報の提供方法を提案する。
【特許文献1】韓国特許登録番号第391291号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザ情報向けの待ち画面情報を受け取って保存し、保存された待ち画面情報をディスプレイするための、待ち画面の制御機能を有する移動通信端末装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
また、本発明の他の目的は、前記待ち画面の制御機能を有する移動通信端末装置の駆動及び情報提供方法を提供することにある。
【0011】
さらに、本発明のさらに他の目的は、移動通信端末装置やインターネットに接続可能なPCから個人の受信情報設定に合致する情報だけを移動通信端末装置に提供するための、移動通信網を用いた注文者要請情報の提供及び待ち画面サービス方法を提供することにある。
【0012】
さらに、本発明のさらに他の目的は、前記移動通信網を用いた待ち画面サービス方法を行うためのシステムを提供することにある。
【0013】
さらに、本発明のさらに他の目的は、ユーザが頻繁に使用する移動通信携帯端末の内部リソースを、ユーザが使い易いように待ち画面にアイコンの形でディスプレイする方法を提供することにある。
【0014】
さらに、本発明のさらに他の目的は、情報転送が効率よく制御及び管理可能なチャンネル運営及び管理方法を提供することにある。
【0015】
前記の如き諸目的を達成するために、本発明に係る移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法は、
移動通信端末装置と、コンテンツ情報を提供する待ち画面制御システムとを含む移動通信システムにおいて移動通信端末装置が待ち画面で受信されたコンテンツ情報を制御する方法であって、
前記移動通信端末装置は、
ユーザにより予め設定された待ち画面情報によるデータ構成情報を管理するコンフィギュレーション・マネージャ(Configuration Manager)と、
前記待ち画面情報に対するプッシュ・データ(Push Data)又はプル・データ(Pull Data)の提供を受けて、決められた形式に合わせてディスプレイできるようにするモジュールであるデータビューア(Data Viewer)と、
テキスト及びイメージのディスプレイ、ユーザ設定のショートカットアイコンのディスプレイ、ナビゲーションフォーカス(Navigation Focus)処理、ポップアップ処理を司り、前記待ち画面の各エリアを構成するデータをディスプレイするように制御するディスプレイマネージャ(Display Manager)と、
各種のイベント処理を司るイベント・ハンドラー(Event Handler)と、
前記待ち画面制御システムから受信されたプッシュ・データ又は前記プル・データを保存するデータストーリッジ(Data Storage)と、
前記待ち画面制御システムからプッシュ・データを受信して前記データストーリッジに保存し、待ち画面に表示するプッシュ・データ・マネージャ(Push Data Manager)と、
ユーザからプル・データ要請命令を受信すると、前記待ち画面システムに要請してプル・データを受信した後、前記データストーリッジに保存し、必要に応じてこれを待ち画面に表示するプル・データ・マネージャ(Pull Data Manager)と、
前記待ち画面制御システムと通信するデータ・インタフェース・モジュール(Data Interface Module)とを含み、
(a)前記移動通信端末装置がユーザからサービスコンテンツ情報の設定又は選択命令が入力されると、前記コンテンツ情報を前記待ち画面制御システムに提供する段階と、
(b)前記待ち画面制御システムは、コンテンツ情報プロバイダ側と連動されており、前記コンテンツ情報プロバイダから受信されたマルチメディア情報をサーバ内でコンテンツ別にカテゴリ化した後、前記移動通信端末装置にプッシュ方式又はプル方式を用いて伝達するためのチャンネル及びスタックを割り当てる段階と、
(c)前記サービスサーバから前記ユーザにより設定又は選択されたコンテンツ情報に該当する待ち画面情報がプッシュ又はプルされ、該プッシュ又はプルされた情報が前記データビューアによりディスプレイされる段階と、
(d)前記待ち画面にディスプレイされた画面で前記ユーザからプッシュ済み又はプル済みコンテンツ情報のうち所望のコンテンツ情報の詳細の要求を受けると、該要求されたコンテンツ情報を前記待ち画面制御システムに送信して前記所望のコンテンツの詳細情報を受信する段階と、
(e)前記(d)段階で前記受信されたコンテンツの詳細情報は前記データストーリッジから読み込み、移動通信端末装置に既に設定されている画面構成に応じてコンテンツ情報がディスプレイされる段階と、を含み、
前記(c)段階の待ち画面にディスプレイされるコンテンツ情報は、所定のテンプレート構成に応じてディスプレイされ、
前記待ち画面は第1エリアと第2エリアに区画された画面を有し、
前記第1エリアは区画された画面としてディスプレイされ、前記区画されたそれぞれの画面には、該当コンテンツ情報を含むマルチメディアの形でディスプレイされるディスプレイモードが提供され、
前記第2エリアには、前記第1エリアにディスプレイされたコンテンツ情報に対応するメニュー又は移動通信端末装置の内部リソースを実行したり、仮想マシン(VM)アプリケーションの実行及び無線インターネットサイトへの接続を行ったりするためのショートカットがアイコンに形で与えられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、ユーザに役立つ情報を提供するために、情報をユーザの移動通信端末装置に保存し、保存された情報を周期的に又はイベント発生時にディスプレイできることから、情報プロバイダのシステムロードを除去することができる。
【0017】
また、ユーザ側にとっては、自分に与えられた待ち画面情報を持続的に又はイベント発生時に確認できることから、情報の利用効率を極大化させることができる。
【0018】
さらに、ユーザ側にとっては、金融情報及びエンターテインメント性情報などの特定な情報だけではなく、コンテンツ・プロバイダ・システムからの様々なコンテンツを移動通信携帯端末を介して設定できることから、提供情報の種類を多角化させて情報をプル及びプッシュ方式により有効に使える。
【0019】
さらに、受信した情報に関する詳細情報を見たいときには、ハイパーリンク機能を通じて関連する無線インターネットサイトに接続すればよいことから、インタラクティブ通信が可能になる。
【0020】
さらに、移動通信網の運営者側にとっては、様々な広告サービス及びお知らせ、キャンペーンなどをカテゴリ化した顧客別に行うことから、ユーザに優しい管理が可能になる。
【0021】
さらに、移動通信携帯端末の待ち画面にユーザが頻繁に使う内部リソースを配置することにより、ユーザ中心の端末運営が可能になる。
【0022】
さらに、情報提供手段となるチャンネルの一部を外部サービスプロバイダに譲渡及びリースすることにより、一層様々なコンテンツ情報の提供が可能になる。これは、サービスインフラの冗長開発を減らし、移動通信のリソースを一層効率よく活用及び運用可能にする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、添付した図面に基づき、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
【0024】
図1は、本発明に係る移動通信網を用いた待ち画面サービスシステムを説明するための図である。
【0025】
図1を参照すれば、本発明に係る移動通信網を用いた待ち画面サービスシステムは、移動通信端末装置10、待ち画面提供サーバ20、移動通信端末装置加入者情報サーバ30、及び短文メッセージサーバ40を備えてなる。
【0026】
移動通信端末装置10は、移動通信網を介して待ち画面提供サーバ20に接続して所望の情報を設定し、設定された情報を移動通信網を介して短文メッセージで受け取った後、それを移動通信端末装置のメモリ及び記憶装置(データストーリッジ(Data Storage))に保存し、保存された情報を組み合わせてディスプレイしたいイメージ形式に変換することで、所定の周期及びイベント発生時にディスプレイする。
【0027】
待ち画面提供サーバ20は、様々なコンテンツを提供するコンテンツ提供サーバと待ち画面サービス提供サーバが一体化したサーバであり、前記2台のサーバが物理的に分離されても構わない。
【0028】
待ち画面提供サーバ20に一体化したコンテンツ提供サーバは、ニュース情報、金融情報、エンターテインメント情報、教育情報、天気情報、ショッピング情報、スケジュール、及びオークション情報を含む様々なコンテンツを待ち画面提供サーバ20に提供する。また、移動通信端末装置10からは、移動通信網を介して受信したい情報の設定を受け、移動通信端末装置加入者情報サーバ30からの加入者情報に基づき、コンテンツ情報を待ち画面メッセージフォーマットに加工した短文メッセージとして短文メッセージサーバ40に提供する。このとき、加工された短文メッセージの転送ラインは、好ましくは、専用線からなる。
【0029】
ニュース情報、金融情報、エンターテインメント情報、教育情報、天気情報、ショッピング情報、スケジュール、及びオークション情報を含む様々なコンテンツを移動通信端末装置10に提供する。
【0030】
短文メッセージサーバ40は、待ち画面提供サーバ20から待ち画面情報フォーマットに加工された短文メッセージを受け取り、それを移動通信網を介して移動通信端末装置10に転送する。
【0031】
以上では、様々なコンテンツを待ち画面情報フォーマットに変換した情報を移動通信網で用いられる短文メッセージサーバ(SMS:Short Message Service server)により短文メッセージに変換する場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、HTTP,CBS,SMSなどを含んでIMT−2000などが商用化する場合には、IMT−2000によるメッセージフォーマットに変換を行う構成要素によっても行われうるということは言うまでもない。
【0032】
図2は、本発明に係る移動通信携帯端末と待ち画面制御システム間の構成を説明するための図である。図2を参照すれば、本発明に係る移動通信携帯端末と待ち画面制御システムは、データビューア(Data Viewer)101、コンフィギュレーション・マネージャ(Configuration Manager)102、ディスプレイ・マネージャ(Display Manager)103、イベント・ハンドラー(Event Handler)104、プッシュ・データ・マネージャ(Push Data Manager)105、プル・データ・マネージャ(Pull Data Manager)106、データ・インタフェース・モジュール(Data Interface module)107、アドミニストレーション・マネージャ(Administration Manager)111)、スケジューラ(Scheduler)112、プッシュ・エージェント (Push Agent)113、プル・エージェント(Pull Agent)114、ユーザ・プロファイル・シミュレータ(User Profile Simulator)115、ユーザ・プロファイル・マネージャ(User Profile Manager)116、データ・フォーマッタ及びユーティリティ(Data Formatter & Utility)117、インフォメーション・マッチ・メーカ(Information Match Maker)118、コンテンツ・サーバ・ゲートウェイ(Contents Server Gateway)119、及びデータベース(Database)120を含んでなる。
【0033】
データビューア101は、ユーザにより設定された情報を、プルデータを送信されて所定のフォーマットに合わせてディスプレイ可能にするモジュールと、その他のユーティリティ(イメージ・デコード、コンテンツ・プレーヤと連動)と、からなる。コンフィギュレーション・マネージャ102は、待ち画面を構成する各エリアのデータ構成情報を管理すると共に、ユーザが端末の画面を介して設定した履歴を管理する。
【0034】
ディスプレイ・マネージャ103は、待ち画面の各エリアを構成するデータを適切にディスプレイし、テキスト及びイメージのディスプレイ、ユーザ設定のショートカットアイコンのディスプレイ、ナビゲーション・フォーカス処理、ポップアップ処理などを司る。イベント・ハンドラー104は、ユーザ又は端末により生じる各種のイベントに対する処理を司り、方向キーを含む各種のキーイベントと端末で生じるイベント処理(データの閲覧、各種のブロッキング処理)を司る。必要に応じては、内蔵ブラウザーや仮想マシン(VM)アプリケーションなどを実行する。
【0035】
プッシュ・データ・マネージャ105は、プッシュデータを受け取って処理するモジュールであって、データの拒否、保存、表示などの処理を担当する。プッシュデータには、通常のデータのほかに、データプルを始めたり端末の環境設定を可能にするためのコントロール・データが含まれても良い。プル・データ・マネージャ106は、プルデータを受け取って処理するモジュールであって、必要に応じては、ディスプレイのためにデータ・ビューア・モジュールにデータを転送することもある。また、プッシュデータのうちコントロール・データによりプル動作を可能にすることもある。
【0036】
データ・インタフェース・モジュール107は、端末のプッシュ関係のAPI(SMS,CBS,データサービスなど)により構成され、待ち画面制御システムのインタフェースを司る。
【0037】
アドミニストレーション・マネージャ111は、待ち画面制御システムを管理するためのモジュールであって、アドミニストレータ・アカウント管理及び認証、各種の統計データの報告、プロセスのモニタリング及び管理(開始、停止、再開など)、構成などを管理する。スケジューラ112は、各ユーザがプロファイルに設定した時刻、周期、設定イベントなどを検索して必要な動作を行うように管理する。
【0038】
プッシュ・エージェント113は、データフォーマッタ117により加工されたプッシュデータをサービスプロバイダのプッシュシステム(SMS,CBS)に転送する。プル・エージェント114は、端末からのデータプル要求を処理するモジュールであって、端末から要求のあったデータを検索して端末に転送する。
【0039】
ユーザ・プロファイル・シミュレータ115は、インターネットに接続されたPCを介してユーザ・プロファイル設定及びこれに対する端末シミュレーションを処理する。ユーザ・プロファイル・マネージャ116は、ユーザに自分のプロファイル管理を可能にするモジュールであって、各エリアの構成情報の管理、情報受信周期又は時刻の設定、プロファイルの変更、追加、削除、ユーザ認証などを管理し、コンフィギュレーション・マネージャ102と連動する。
【0040】
データフォーマッタ及びユーティリティ117は、インフォメーション・マッチ・メーカ118から取り出されたデータを端末に転送する前に、端末の待ち画面制御クライアントが認識可能なフォーマットのデータに変換し、データフォーマットなどに必要な各種のユーティリティ(イメージ変換など)を含む。
【0041】
インフォメーション・マッチ・メーカ118は、ユーザがプロファイルに設定したデータを検索し、コンテンツサーバから送られてくるデータのうちユーザが設定したデータだけを選び出す。
【0042】
コンテンツ・サーバ・ゲートウェイ119は、端末に転送するコンテンツを提供する外部コンテンツサーバからデータを受け取るためのインタフェースを提供するモジュールとなる。データベース120は、ユーザ・プロファイル、コンテンツ、各種の統計情報などを保存して管理する。
【0043】
図3は、本発明に係る待ち画面制御サーバの構成を説明するための図である。図3を参照すれば、本発明に係る待ち画面制御サーバは、各機能が最適に連携されることで、無線インターネットのプッシュ及びプルメッセージ管理ソリューションを具現し、待ち画面制御システム150、コンテンツ管理サーバ151、PDMサーバ152、CRMサーバ153、広告サーバ154、プル・データ・コントローラ155などを含んでなる。
【0044】
待ち画面制御システム150は、待ち画面の短文メッセージ生成機能を提供することで、情報別チャンネルヘッダのリアルタイム付与、チャンネル情報のリアルタイム生成及び更新、ならびにイメージ情報の圧縮、分割などを行う。また、コンテンツ管理サーバ151は、ニュース、金融、エンターテインメント、占い、ショッピングなどの情報及び位置情報、出会い情報などのコミュニティサービスを提供し、PDMサーバ152は、個人情報管理の最適化を行う。その他に、CRMサーバ153は、ユーザの好みに合致する様々なサービスを提供し易くし、広告サーバ154は、無線インターネットを通じた各種のバナー広告及び政策広告などを司る。
【0045】
このシステムによれば、コンテンツ情報提供サーバと待ち画面提供サービスサーバが物理的に単一のサーバから構成でき、ユーザが受信を希望する個人の情報設定に合致する情報を移動通信端末装置に提供するための移動通信網を用いた注文者要請情報を提供することが可能になる。
【0046】
プル・データ・コントローラ155は、移動通信携帯端末から要求された情報転送モジュールに応答して一定のイベント発生期間に情報の更新を管理し、端末の要請によるデータ転送機能及び端末とサーバ間の個人情報の同期合わせを可能にする。
【0047】
図4は、本発明に係る移動通信端末装置の構成を説明するための図である。移動通信端末装置の所有者は、自分の端末画面を通じて受信したい情報サービスの種類と画面にディスプレイされる形式を指定することができる。
【0048】
端末は、サーバから提供されるユーザ注文情報(IOD)をユーザが所望する形式でディスプレイする必要がある。端末は、IOD情報に対する要請を2つの方式により処理する。
【0049】
一つの方式は、短文情報、あるいはサーバへの情報要請のためのローケーションもしくは環境情報をプッシュデータを介して受信処理する。受信されたSMS情報は、端末の保存スペースにより管理される。プッシュデータが画面にディスプレイする短文情報を有している場合、これをイントロパッドUIマネージャ410を介してディスプレイし、ディスプレイ環境又は情報周期に関連する環境情報の場合、イントロパッド・コンフィギュレータ420により処理される。イントロパッド・コンフィギュレータ420は、更新周期又はディスプレイ形式に関する情報をスケジューラ430とイントロパッドUIマネージャ410により処理する。
【0050】
もう一つの方式は、更新周期による処理である。つまり、ユーザが指定した更新周期ごとにスケジューラ430はサーバからのIODデータをプル・ハンドラー440に依頼し、プル・ハンドラー440は、プル・サーバ(図示せず)からプルデータを受け取ってイントロパッドプルデータ450の保存エリアに管理し、受信された情報をイントロパッドUIマネージャ410に渡してユーザの移動通信端末装置にディスプレイする。
【0051】
図5は、本発明に係る移動通信端末装置の待ち画面のディスプレイ方法を説明するための図である。
【0052】
ユーザが移動通信端末装置にコンテンツ情報を受信するためにサービスに加入し、コンテンツ情報を設定又は選択する(S501)。サービス提供サーバは、コンテンツ情報プロバイダ側と連動したり、コンテンツ提供サーバを含んでなることができ、テキスト情報をサーバ内でコンテンツ別にカテゴリ分けしてスタックを割り当てる(S502)。
【0053】
前記サービス提供サーバからは前記ユーザにより設定又は選択されたコンテンツ情報に対応する画面情報がプッシュされ、プッシュされた情報が待ち画面にディスプレイされる(S503)。この段階は、待ち画面がディスプレイされる前に短文メッセージの受信有無をチェックし、短文メッセージが受信される場合には該当短文メッセージが待ち画面情報であるかどうかをチェックする段階と、受信される短文メッセージが通常の短文メッセージであるとチェックされる場合には、通常の短文メッセージを表示部にディスプレイ(S504)する段階と、受信される短文メッセージが待ち画面情報である場合には、待ち画面メッセージを分類した後、メモリの特定のスタックに分類されたメッセージを保存する段階と、を含んでなる。
【0054】
ここで、受信される待ち画面メッセージは、移動通信端末装置のユーザ自身が受信を希望する場合に特定のコンテンツを設定する方式に提供されても、コンテンツ・プロバイダ側で自社の広告のための任意の情報をプッシュする方式により提供されても良い。
【0055】
続けて、前記初期画面にディスプレイされた待ち画面で前記ユーザがプッシュコンテンツ情報のうち詳細コンテンツ情報を要請し、要請されたコンテンツ情報を受けることができる(S505)。前記S505段階で受け取ったコンテンツ情報は移動通信端末装置のメモリ及び記憶装置から読み込まれ、移動通信端末装置に既に設定された画面構成に応じてコンテンツ情報がディスプレイされる(S506)。
【0056】
ここで、前記S503段階の待ち画面にディスプレイされるコンテンツ情報は、所定のテンプレート構成に応じてディスプレイされる。
【0057】
図6は、サービス段階別の情報処理構造を説明するためのフローチャートである。
【0058】
図6に示すように、サービス提供サーバ600では、コンテンツの類型603に応じて情報の類型601が構成されたり、コンテンツの類型603に応じてチャンネル構成602が行われたりする。また、移動通信端末装置610では、コンテンツの類型に応じてテンプレート構成604が行われ、ディスプレイ方式605が決定されてディスプレイされる。
【0059】
コンテンツの類型603は、コンテンツ・プロバイダ(CP)に提供されるコンテンツの種類に基づく分類体系であり、テキスト、イメージ、アニメーション・イメージ、動画像、テーブルなどに区分してそれぞれをC1,C2,C3,C4,C5,C6に定める。コンテンツの類型に応じて、txt,bmp,png,Gif,sis,mpegなどのファイルフォーマットに対応する。データのサイズはプッシュ及びプル情報に類分され、コンテンツの類型に応じて定義される。
【0060】
前記コンテンツの類型による情報類型の構成601はプッシュ情報とプル情報に類分され、プッシュ情報はノティフィケーション型とインフォメーション型に分類される。ノティフィケーション型は、データプルのためのコールバックのアドレス値だけを有しており、インフォメーション型は、一部の情報とコールバックのアドレス値を有すると共に、SMSプッシュ、Wapプッシュ、httpプッシュに対応し、httpプッシュの場合には詳細情報に対応可能である。プル情報はプッシュ及びプル型とファインド及びプル型に分類される。ここで、プッシュ及びプル型は、インフォメーション・プッシュ又はノティフィケーション・プッシュのコールバックを通じて詳細情報を読み込む方式であり、ファインド及びプッシュ型は、データを探して該当データの詳細情報を読み込む方式である。
【0061】
前記チャンネル構成602は、コンテンツの類型別に分類された情報を提供テンプレートに合わせて提供し、前記テンプレートの類型604は、UIの構成に応じてメイン、サブ及びその他に類分される。前記ディスプレイ方式605としては、スライド方法、アイコン拡大方法、チャンネル切換え方法又は明示的なリアルタイムモード表示方法がある。前記チャンネル構成602、テンプレートの類型604、ディスプレイ方式605については、詳細に後述する。
【0062】
図7は、本発明に係る移動通信端末装置の待ち画面テンプレートの一実施例を説明するための図である。図7を参照すれば、701エリアは、最大4つのサービスをマルチメディアの形で示し、様々なディスプレイモードを提供することで、ユーザに様々なディスプレイ・レイアウトが具現可能になる。702エリアには、小さなアイコンにより、移動通信携帯端末の内部リソースを実行したり、仮想マシン(VM)アプリケーションの実行及び無線インターネットサイトへの接続を行ったりするためのショートカットアイコンが表示される。
【0063】
図8は、本発明に係る移動通信端末装置の待ち画面テンプレートの他の実施例を説明するための図である。図8を参照すれば、801エリアはスライドテキストとスライドイメージをディスプレイするエリアであり、802エリアは、最大4つのサービスをマルチメディアの形で示すためのエリアであり、そして803エリアは、小さなアイコンにより、移動通信携帯端末の内部リソースを実行したり、仮想マシン(VM)アプリケーションの実行及び無線インターネットサイトへの接続を行ったりするためのショートカットアイコンを表示するエリアである。
【0064】
図9は、本発明に係る移動通信端末装置の待ち画面テンプレートのさらに他の実施例を説明するための図である。図9を参照すれば、901エリアは、待ち画面サービスの種類を示すタイトルバーを表示するエリアであり、902エリアは、コンテンツの表示を変えるためのチャンネル切換えエリアであり、903エリアは、コンテンツ情報サービスをマルチメディアの形で表示するためのエリアであり、そして904エリアは、小さなアイコンにより、移動通信携帯端末の内部リソースを実行したり、仮想マシン(VM)アプリケーションの実行及び無線インターネットサイトへの接続を行ったりするためのショートカットアイコン、及びリアルタイムにて情報が受信可能なリアルタイム情報提供アイコンを表示するエリアである。
【0065】
図10は、本発明に係るコンテンツ情報を提供するためにサービスプロバイダ側で構成したチャンネル構成の実施例を示す図である。図10には、移動通信端末装置にコンテンツ情報がプッシュされる場合を想定しているが、コンテンツ情報に関する詳細情報をプルする場合にもチャンネル構成が可能である。また、移動通信端末装置に表示される画面をスライドエリア1010とイメージエリア1020に分けてチャンネルを構成することもできる。また、スライドエリア1010は、テキスト情報だけを含むテキスト情報チャンネル1010aと、イメージ情報を含むイメージ情報チャンネル1010bからなり、コンテンツ情報が表示されるイメージエリア1020は、テキストとイメージが混在するチャンネル1020aからなる。
【0066】
ここで、各エリアのチャンネルそれぞれに対応するコンテンツ情報の類型(C1〜C6)が指定され、サービスプロバイダ側のチャンネル構成は、移動通信端末装置の画面エリアに連結される。移動通信端末装置の画面に表示されるチャンネル構成の具体的な例については、後述する図11に示してある。
【0067】
図11は、マルチメディアの形で提供される分割画面がチャンネル化した場合の移動通信端末装置に表示されるテンプレート構成の実施例を示している。図11に示すように、図7〜図9に示すマルチメディア画面を表示するエリアは、それぞれのコンテンツ情報の類型別にチャンネル化して構成されうる。また、図10に示すコンテンツ情報提供サーバからなるチャンネルが連動している移動通信端末装置にディスプレイされるとき、ディスプレイされる画面は、図11に示すテンプレートの構成に応じて様々に具現される。
【0068】
ここで、ユーザは該当チャンネルを選択することで、該当チャンネルに対応付けられているコンテンツ情報を拡大してディスプレイできる。
【0069】
図12は、マルチメディアの形で提供される分割画面を選択したときに表示される画面の一実施例を示している。図12に示すように、図7〜図9に示すマルチメディア画面を表示するエリアで該当コンテンツ情報を選択してディスプレイする場合、テキストだけを表示したり(1201)、イメージとテキスト又はイメージだけを表示したり(1202)、情報をテーブル化して表示したり(1203)、あるいはテキスト情報をリスト化して表示(1204)することができる。
【0070】
図13及び図14は、本発明に係るコンテンツ情報のディスプレイ及び提供方法の一例であるスライド方法を説明するための図である。図13に示すように、スライドテキスト情報1301を確認したり、サービス呼出しキーを選択すれば、移動通信端末装置の画面ウィンドウには詳細情報を呼び出し中である旨のメッセージ1302が表示され、次いで、選択した情報に対応する詳細情報1303がディスプレイされる。また、図14に示すように、スライドイメージ情報1401を確認したり、サービス呼出しキーを選択すれば、移動通信端末装置の画面ウィンドウには待ち画面メッセージを呼び出し中である旨のメッセージ1402が表示され、次いで、選択した情報に対応する詳細情報イメージ及びテキスト情報1403がディスプレイされる。ここで、1302と1402については、その表示を省略しても良い。
【0071】
図15は、本発明に係るコンテンツ情報のディスプレイ及び提供方法の一例であるアイコン拡大方法を説明するための図である。図15に示すように、マルチメディアの形で分割されて表示されるイメージエリア1501で、あるコンテンツ情報の拡大アイコンを選択すれば、該当イメージが拡大されてディスプレイされる。このとき、イメージエリア1501における該当イメージの拡大は、上下キーによるイメージの活性化、あるいは選択キーによる選択により可能である。次いで、拡大されたイメージエリア1502で確認又はサービス呼出しキーを選択すれば、移動通信端末装置の画面ウィンドウには待ち画面メッセージを呼び出し中である旨のメッセージ1503が表示され、選択した情報に対応する詳細情報1504がディスプレイされる。
【産業上の利用可能性】
【0072】
本発明に係る方法によれば、ユーザが受信を希望する個人の情報設定に合致する情報を移動通信端末装置に提供できることはもとより、頻繁に使う移動通信携帯端末の内部リソースをユーザが使い易いように、待ち画面にアイコンの形で、区画された画面で、スライド方式の画面で、又は明示的な選択によってリアルタイムにてディスプレイできる。さらに、サービスプロバイダにとっては、特定のチャンネルを特殊な用途のコンテンツ提供及び外部サービスプロバイダのサービス提供などの特定な用途に割り当てて管理できるため、様々なビジネスが推進可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0073】
【図1】本発明に係る移動通信網を用いた待ち画面サービスシステムを説明するための図である。
【図2】本発明に係る移動通信携帯端末と待ち画面制御システム間の構成を説明するための図である。
【図3】本発明に係る待ち画面制御サーバの構成を説明するための図である。
【図4】本発明に係る移動通信端末装置の構成を説明するための図である。
【図5】本発明に係る移動通信端末装置の待ち画面のディスプレイ方法を説明するための図である。
【図6】サービス段階別の情報処理構造を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明に係る移動通信端末装置の待ち画面テンプレートの実施例を説明するための図である。
【図8】本発明に係る移動通信端末装置の待ち画面テンプレートの他の実施例を説明するための図である。
【図9】本発明に係る移動通信端末装置の待ち画面テンプレートのさらに他の実施例を説明するための図である。
【図10】本発明に係るコンテンツ情報を提供するために、サービスプロバイダ側で構成したチャンネル構成図の実施例を示す図である。
【図11】マルチメディア形式で提供される分割画面のチャンネル化を示す実施例を示す図である。
【図12】マルチメディア形式で提供される分割画面を選択することにより表示される一実施例を示す図である。
【図13】本発明に係るコンテンツ情報のディスプレイ及び提供方法の一例であるスライド方法を説明するための図である。
【図14】本発明に係るコンテンツ情報のディスプレイ及び提供方法の一例であるスライド方法を説明するための図である。
【図15】本発明に係るコンテンツ情報のディスプレイ及び提供方法の一例であるアイコン拡大方法を説明するための図である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動通信端末装置と、コンテンツ情報を提供する待ち画面制御システムとを含む移動通信システムにおいて移動通信端末装置が待ち画面で受信されたコンテンツ情報を制御する方法であって、
前記移動通信端末装置は、
ユーザにより予め設定された待ち画面情報によるデータ構成情報を管理するコンフィギュレーション・マネージャ(Configuration Manager)と、
前記待ち画面情報に対するプッシュ・データ(Push Data)又はプル・データ(Pull Data)の提供を受けて、決められた形式に合わせてディスプレイできるようにするモジュールであるデータビューア(Data Viewer)と、
テキスト及びイメージのディスプレイ、ユーザ設定のショートカットアイコンのディスプレイ、ナビゲーションフォーカス(Navigation Focus)処理、ポップアップ処理を司り、前記待ち画面の各エリアを構成するデータをディスプレイするように制御するディスプレイマネージャ(Display Manager)と、
各種のイベント処理を司るイベント・ハンドラー(Event Handler)と、
前記待ち画面制御システムから受信されたプッシュ・データ又は前記プル・データを保存するデータストーリッジ(Data Storage)と、
前記待ち画面制御システムからプッシュ・データを受信して前記データストーリッジに保存し、待ち画面に表示するプッシュ・データ・マネージャ(Push Data Manager)と、
ユーザからプル・データ要請命令を受信すると、前記待ち画面システムに要請してプル・データを受信した後、前記データストーリッジに保存し、必要に応じてこれを待ち画面に表示するプル・データ・マネージャ(Pull Data Manager)と、
前記待ち画面制御システムと通信するデータ・インタフェース・モジュール(Data Interface Module)とを含み、
(a)前記移動通信端末装置がユーザからサービスコンテンツ情報の設定又は選択命令が入力されると、前記コンテンツ情報を前記待ち画面制御システムに提供する段階と、
(b)前記待ち画面制御システムは、コンテンツ情報プロバイダ側と連動されており、前記コンテンツ情報プロバイダから受信されたマルチメディア情報をサーバ内でコンテンツ別にカテゴリ化した後、前記移動通信端末装置にプッシュ方式又はプル方式を用いて伝達するためのチャンネル及びスタックを割り当てる段階と、
(c)前記サービスサーバから前記ユーザにより設定又は選択されたコンテンツ情報に該当する待ち画面情報がプッシュ又はプルされ、該プッシュ又はプルされた情報が前記データビューアによりディスプレイされる段階と、
(d)前記待ち画面にディスプレイされた画面で前記ユーザからプッシュ済み又はプル済みコンテンツ情報のうち所望のコンテンツ情報の詳細の要求を受けると、該要求されたコンテンツ情報を前記待ち画面制御システムに送信して前記所望のコンテンツの詳細情報を受信する段階と、
(e)前記(d)段階で前記受信されたコンテンツの詳細情報は前記データストーリッジから読み込み、移動通信端末装置に既に設定されている画面構成に応じてコンテンツ情報がディスプレイされる段階と、を含み、
前記(c)段階の待ち画面にディスプレイされるコンテンツ情報は、所定のテンプレート構成に応じてディスプレイされ、
前記待ち画面は第1エリアと第2エリアに区画された画面を有し、
前記第1エリアは区画された画面としてディスプレイされ、前記区画されたそれぞれの画面には、該当コンテンツ情報を含むマルチメディアの形でディスプレイされるディスプレイモードが提供され、
前記第2エリアには、前記第1エリアにディスプレイされたコンテンツ情報に対応するメニュー又は移動通信端末装置の内部リソースを実行したり、仮想マシン(VM)アプリケーションの実行及び無線インターネットサイトへの接続を行ったりするためのショートカットがアイコンに形で与えられることを特徴とする移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項2】
移動通信端末装置と、コンテンツ情報を提供する待ち画面制御システムとを含む移動通信システムにおいて移動通信端末装置が待ち画面で受信されたコンテンツ情報を制御する方法であって、
前記移動通信端末装置は、
ユーザにより予め設定された待ち画面情報によるデータ構成情報を管理するコンフィギュレーション・マネージャ(Configuration Manager)と、
前記待ち画面情報に対するプッシュ・データ(Push Data)又はプル・データ(Pull Data)の提供を受けて、決められた形式に合わせてディスプレイできるようにするモジュールであるデータビューア(Data Viewer)と、
テキスト及びイメージのディスプレイ、ユーザ設定のショートカットアイコンのディスプレイ、ナビゲーションフォーカス(Navigation Focus)処理、ポップアップ処理を司り、前記待ち画面の各エリアを構成するデータをディスプレイするように制御するディスプレイマネージャ(Display Manager)と、
各種のイベント処理を司るイベント・ハンドラー(Event Handler)と、
前記待ち画面制御システムから受信されたプッシュ・データ又は前記プル・データを保存するデータストーリッジ(Data Storage)と、
前記待ち画面制御システムからプッシュ・データを受信して前記データストーリッジに保存し、待ち画面に表示するプッシュ・データ・マネージャ(Push Data Manager)と、
ユーザからプル・データ要請命令を受信すると、前記待ち画面システムに要請してプル・データを受信した後、前記データストーリッジに保存し、必要に応じてこれを待ち画面に表示するプル・データ・マネージャ(Pull Data Manager)と、
前記待ち画面制御システムと通信するデータ・インタフェース・モジュール(Data Interface Module)とを含み、
(a)前記移動通信端末装置がユーザからサービスコンテンツ情報の設定又は選択命令が入力されると、前記コンテンツ情報を前記待ち画面制御システムに提供する段階と、
(b)前記待ち画面制御システムは、コンテンツ情報プロバイダ側と連動されており、前記コンテンツ情報プロバイダから受信されたマルチメディア情報をサーバ内でコンテンツ別にカテゴリ化した後、前記移動通信端末装置にプッシュ方式又はプル方式を用いて伝達するためのチャンネル及びスタックを割り当てる段階と、
(c)前記サービスサーバから前記ユーザにより設定又は選択されたコンテンツ情報に該当する待ち画面情報がプッシュ又はプルされ、該プッシュ又はプルされた情報が前記データビューアによりディスプレイされる段階と、
(d)前記待ち画面にディスプレイされた画面で前記ユーザからプッシュ済み又はプル済みコンテンツ情報のうち所望のコンテンツ情報の詳細の要求を受けると、該要求されたコンテンツ情報を前記待ち画面制御システムに送信して前記所望のコンテンツの詳細情報を受信する段階と、
(e)前記(d)段階で前記受信されたコンテンツの詳細情報は前記データストーリッジから読み込み、移動通信端末装置に既に設定されている画面構成に応じてコンテンツ情報がディスプレイされる段階と、を含み、
前記(c)段階の待ち画面にディスプレイされるコンテンツ情報は、所定のテンプレート構成に応じてディスプレイされ、
前記待ち画面は第1エリアと第2エリアに区画された画面を有し、
前記第1エリアには、コンテンツ情報がテーブル一覧にスライドテキスト又はイメージとしてディスプレイされるディスプレイモードが提供され、
前記第2エリアには、前記第1エリアにディスプレイされたコンテンツ情報に対応するメニュー又は移動通信端末装置の内部リソースを実行したり、仮想マシン(VM)アプリケーションの実行及び無線インターネットサイトへの接続を行ったりするためのショートカットがアイコンに形で与えられることを特徴とする移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項3】
前記待ち画面は、第1エリア、第2エリア及び第3エリアに区画された画面を有し、
前記第1エリアには、スライドテキスト又はイメージがディスプレイされるディスプレイモードが提供され、
前記第2エリアは区画された画面としてディスプレイされ、前記第2エリアには、前記区画されたそれぞれの画面には、該当コンテンツ情報を含むマルチメディアの形でディスプレイされるディスプレイモードが提供され、
前記第3エリアには、前記第1エリアと第2エリアにディスプレイされたコンテンツ情報に対応するメニュー又は移動通信端末装置の内部リソースを実行したり、仮想マシン(VM)アプリケーションの実行及び無線インターネットサイトへの接続を行ったりするためのショートカットがアイコンの形で与えられることを特徴とする請求項1又は2記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項4】
前記待ち画面は第1エリア、第2エリア、第3エリア及び第4エリアに区画された画面を有し、
前記第1エリアには、スライドテキスト又はイメージがディスプレイされるディスプレイモードが提供され、
前記第2エリアには、それぞれのコンテンツ情報がチャンネル化したチャンネル切換え表示モードが提供され、
前記第3エリアは区画された画面としてディスプレイされ、前記第3エリアには、前記区画されたそれぞれの画面が該当コンテンツ情報を含むマルチメディアの形でディスプレイされるディスプレイモードが提供され、
前記第4エリアには、前記第1エリア、第2エリア及び第3エリアにディスプレイされたコンテンツ情報に対応するメニュー又は移動通信端末装置の内部リソースを実行したり、仮想マシン(VM)アプリケーションの実行及び無線インターネットサイトへの接続を行ったりするためのショートカットがアイコンの形で与えられることを特徴とする請求項1又は2記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項5】
前記マルチメディアの形でディスプレイされる画面には、コンテンツ情報を含むタイトルがディスプレイされることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項6】
コンテンツ情報がチャンネル化してディスプレイされる画面で、前記チャンネルは分割された状態でディスプレイされることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項7】
前記それぞれのアイコンは、追加、省略、並べ替えの表示が可能であり、特定キーの入力及び端末装置の特定な状態に応じて選択的にディスプレイされることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項8】
前記マルチメディア形式の画面はアイコンの形で与えられ、分割されたそれぞれのコンテンツ情報アイコンをクリックすることにより、それぞれのコンテンツ情報に対応するコンテンツ情報の詳細が移動通信端末装置の画面全体、表示ウィンドウの全体、各エリアの全体又はその一部にディスプレイされることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項9】
前記アイコンは、ディスプレイしたい情報に代わるマルチメディア情報、又はディスプレイしたい情報を縮小したプレビュー形式のマルチメディア情報をディスプレイすることを特徴とする請求項8記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項10】
前記スライドテキスト又はイメージテキストが表示される画面は、コンテンツのタイトルを含むテキスト又はアイコン形式となっており、前記テキスト又はアイコンを選択したり選択確定のためのキーを入力することにより、スライドテキスト又はイメージのマルチメディア・アイコンに対応するコンテンツ情報の詳細が移動通信端末装置の画面全体、表示ウィンドウの全体、各エリアの全体又はその一部にディスプレイされることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項11】
前記アイコンは、ディスプレイしたい情報を縮約し、又はそれに代わるマルチメディア情報、又はディスプレイしたい情報を縮小したプレビュー形式のマルチメディア情報をディスプレイすることを特徴とする請求項1,2,7〜9のいずれかに記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項1】
移動通信端末装置と、コンテンツ情報を提供する待ち画面制御システムとを含む移動通信システムにおいて移動通信端末装置が待ち画面で受信されたコンテンツ情報を制御する方法であって、
前記移動通信端末装置は、
ユーザにより予め設定された待ち画面情報によるデータ構成情報を管理するコンフィギュレーション・マネージャ(Configuration Manager)と、
前記待ち画面情報に対するプッシュ・データ(Push Data)又はプル・データ(Pull Data)の提供を受けて、決められた形式に合わせてディスプレイできるようにするモジュールであるデータビューア(Data Viewer)と、
テキスト及びイメージのディスプレイ、ユーザ設定のショートカットアイコンのディスプレイ、ナビゲーションフォーカス(Navigation Focus)処理、ポップアップ処理を司り、前記待ち画面の各エリアを構成するデータをディスプレイするように制御するディスプレイマネージャ(Display Manager)と、
各種のイベント処理を司るイベント・ハンドラー(Event Handler)と、
前記待ち画面制御システムから受信されたプッシュ・データ又は前記プル・データを保存するデータストーリッジ(Data Storage)と、
前記待ち画面制御システムからプッシュ・データを受信して前記データストーリッジに保存し、待ち画面に表示するプッシュ・データ・マネージャ(Push Data Manager)と、
ユーザからプル・データ要請命令を受信すると、前記待ち画面システムに要請してプル・データを受信した後、前記データストーリッジに保存し、必要に応じてこれを待ち画面に表示するプル・データ・マネージャ(Pull Data Manager)と、
前記待ち画面制御システムと通信するデータ・インタフェース・モジュール(Data Interface Module)とを含み、
(a)前記移動通信端末装置がユーザからサービスコンテンツ情報の設定又は選択命令が入力されると、前記コンテンツ情報を前記待ち画面制御システムに提供する段階と、
(b)前記待ち画面制御システムは、コンテンツ情報プロバイダ側と連動されており、前記コンテンツ情報プロバイダから受信されたマルチメディア情報をサーバ内でコンテンツ別にカテゴリ化した後、前記移動通信端末装置にプッシュ方式又はプル方式を用いて伝達するためのチャンネル及びスタックを割り当てる段階と、
(c)前記サービスサーバから前記ユーザにより設定又は選択されたコンテンツ情報に該当する待ち画面情報がプッシュ又はプルされ、該プッシュ又はプルされた情報が前記データビューアによりディスプレイされる段階と、
(d)前記待ち画面にディスプレイされた画面で前記ユーザからプッシュ済み又はプル済みコンテンツ情報のうち所望のコンテンツ情報の詳細の要求を受けると、該要求されたコンテンツ情報を前記待ち画面制御システムに送信して前記所望のコンテンツの詳細情報を受信する段階と、
(e)前記(d)段階で前記受信されたコンテンツの詳細情報は前記データストーリッジから読み込み、移動通信端末装置に既に設定されている画面構成に応じてコンテンツ情報がディスプレイされる段階と、を含み、
前記(c)段階の待ち画面にディスプレイされるコンテンツ情報は、所定のテンプレート構成に応じてディスプレイされ、
前記待ち画面は第1エリアと第2エリアに区画された画面を有し、
前記第1エリアは区画された画面としてディスプレイされ、前記区画されたそれぞれの画面には、該当コンテンツ情報を含むマルチメディアの形でディスプレイされるディスプレイモードが提供され、
前記第2エリアには、前記第1エリアにディスプレイされたコンテンツ情報に対応するメニュー又は移動通信端末装置の内部リソースを実行したり、仮想マシン(VM)アプリケーションの実行及び無線インターネットサイトへの接続を行ったりするためのショートカットがアイコンに形で与えられることを特徴とする移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項2】
移動通信端末装置と、コンテンツ情報を提供する待ち画面制御システムとを含む移動通信システムにおいて移動通信端末装置が待ち画面で受信されたコンテンツ情報を制御する方法であって、
前記移動通信端末装置は、
ユーザにより予め設定された待ち画面情報によるデータ構成情報を管理するコンフィギュレーション・マネージャ(Configuration Manager)と、
前記待ち画面情報に対するプッシュ・データ(Push Data)又はプル・データ(Pull Data)の提供を受けて、決められた形式に合わせてディスプレイできるようにするモジュールであるデータビューア(Data Viewer)と、
テキスト及びイメージのディスプレイ、ユーザ設定のショートカットアイコンのディスプレイ、ナビゲーションフォーカス(Navigation Focus)処理、ポップアップ処理を司り、前記待ち画面の各エリアを構成するデータをディスプレイするように制御するディスプレイマネージャ(Display Manager)と、
各種のイベント処理を司るイベント・ハンドラー(Event Handler)と、
前記待ち画面制御システムから受信されたプッシュ・データ又は前記プル・データを保存するデータストーリッジ(Data Storage)と、
前記待ち画面制御システムからプッシュ・データを受信して前記データストーリッジに保存し、待ち画面に表示するプッシュ・データ・マネージャ(Push Data Manager)と、
ユーザからプル・データ要請命令を受信すると、前記待ち画面システムに要請してプル・データを受信した後、前記データストーリッジに保存し、必要に応じてこれを待ち画面に表示するプル・データ・マネージャ(Pull Data Manager)と、
前記待ち画面制御システムと通信するデータ・インタフェース・モジュール(Data Interface Module)とを含み、
(a)前記移動通信端末装置がユーザからサービスコンテンツ情報の設定又は選択命令が入力されると、前記コンテンツ情報を前記待ち画面制御システムに提供する段階と、
(b)前記待ち画面制御システムは、コンテンツ情報プロバイダ側と連動されており、前記コンテンツ情報プロバイダから受信されたマルチメディア情報をサーバ内でコンテンツ別にカテゴリ化した後、前記移動通信端末装置にプッシュ方式又はプル方式を用いて伝達するためのチャンネル及びスタックを割り当てる段階と、
(c)前記サービスサーバから前記ユーザにより設定又は選択されたコンテンツ情報に該当する待ち画面情報がプッシュ又はプルされ、該プッシュ又はプルされた情報が前記データビューアによりディスプレイされる段階と、
(d)前記待ち画面にディスプレイされた画面で前記ユーザからプッシュ済み又はプル済みコンテンツ情報のうち所望のコンテンツ情報の詳細の要求を受けると、該要求されたコンテンツ情報を前記待ち画面制御システムに送信して前記所望のコンテンツの詳細情報を受信する段階と、
(e)前記(d)段階で前記受信されたコンテンツの詳細情報は前記データストーリッジから読み込み、移動通信端末装置に既に設定されている画面構成に応じてコンテンツ情報がディスプレイされる段階と、を含み、
前記(c)段階の待ち画面にディスプレイされるコンテンツ情報は、所定のテンプレート構成に応じてディスプレイされ、
前記待ち画面は第1エリアと第2エリアに区画された画面を有し、
前記第1エリアには、コンテンツ情報がテーブル一覧にスライドテキスト又はイメージとしてディスプレイされるディスプレイモードが提供され、
前記第2エリアには、前記第1エリアにディスプレイされたコンテンツ情報に対応するメニュー又は移動通信端末装置の内部リソースを実行したり、仮想マシン(VM)アプリケーションの実行及び無線インターネットサイトへの接続を行ったりするためのショートカットがアイコンに形で与えられることを特徴とする移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項3】
前記待ち画面は、第1エリア、第2エリア及び第3エリアに区画された画面を有し、
前記第1エリアには、スライドテキスト又はイメージがディスプレイされるディスプレイモードが提供され、
前記第2エリアは区画された画面としてディスプレイされ、前記第2エリアには、前記区画されたそれぞれの画面には、該当コンテンツ情報を含むマルチメディアの形でディスプレイされるディスプレイモードが提供され、
前記第3エリアには、前記第1エリアと第2エリアにディスプレイされたコンテンツ情報に対応するメニュー又は移動通信端末装置の内部リソースを実行したり、仮想マシン(VM)アプリケーションの実行及び無線インターネットサイトへの接続を行ったりするためのショートカットがアイコンの形で与えられることを特徴とする請求項1又は2記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項4】
前記待ち画面は第1エリア、第2エリア、第3エリア及び第4エリアに区画された画面を有し、
前記第1エリアには、スライドテキスト又はイメージがディスプレイされるディスプレイモードが提供され、
前記第2エリアには、それぞれのコンテンツ情報がチャンネル化したチャンネル切換え表示モードが提供され、
前記第3エリアは区画された画面としてディスプレイされ、前記第3エリアには、前記区画されたそれぞれの画面が該当コンテンツ情報を含むマルチメディアの形でディスプレイされるディスプレイモードが提供され、
前記第4エリアには、前記第1エリア、第2エリア及び第3エリアにディスプレイされたコンテンツ情報に対応するメニュー又は移動通信端末装置の内部リソースを実行したり、仮想マシン(VM)アプリケーションの実行及び無線インターネットサイトへの接続を行ったりするためのショートカットがアイコンの形で与えられることを特徴とする請求項1又は2記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項5】
前記マルチメディアの形でディスプレイされる画面には、コンテンツ情報を含むタイトルがディスプレイされることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項6】
コンテンツ情報がチャンネル化してディスプレイされる画面で、前記チャンネルは分割された状態でディスプレイされることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項7】
前記それぞれのアイコンは、追加、省略、並べ替えの表示が可能であり、特定キーの入力及び端末装置の特定な状態に応じて選択的にディスプレイされることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項8】
前記マルチメディア形式の画面はアイコンの形で与えられ、分割されたそれぞれのコンテンツ情報アイコンをクリックすることにより、それぞれのコンテンツ情報に対応するコンテンツ情報の詳細が移動通信端末装置の画面全体、表示ウィンドウの全体、各エリアの全体又はその一部にディスプレイされることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項9】
前記アイコンは、ディスプレイしたい情報に代わるマルチメディア情報、又はディスプレイしたい情報を縮小したプレビュー形式のマルチメディア情報をディスプレイすることを特徴とする請求項8記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項10】
前記スライドテキスト又はイメージテキストが表示される画面は、コンテンツのタイトルを含むテキスト又はアイコン形式となっており、前記テキスト又はアイコンを選択したり選択確定のためのキーを入力することにより、スライドテキスト又はイメージのマルチメディア・アイコンに対応するコンテンツ情報の詳細が移動通信端末装置の画面全体、表示ウィンドウの全体、各エリアの全体又はその一部にディスプレイされることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【請求項11】
前記アイコンは、ディスプレイしたい情報を縮約し、又はそれに代わるマルチメディア情報、又はディスプレイしたい情報を縮小したプレビュー形式のマルチメディア情報をディスプレイすることを特徴とする請求項1,2,7〜9のいずれかに記載の移動通信端末装置においての待ち画面のリソース制御及び運用方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【公開番号】特開2009−140509(P2009−140509A)
【公開日】平成21年6月25日(2009.6.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−5293(P2009−5293)
【出願日】平成21年1月14日(2009.1.14)
【分割の表示】特願2006−516905(P2006−516905)の分割
【原出願日】平成16年4月20日(2004.4.20)
【出願人】(505033787)イントロモバイル カンパニー リミテッド (2)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成21年6月25日(2009.6.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年1月14日(2009.1.14)
【分割の表示】特願2006−516905(P2006−516905)の分割
【原出願日】平成16年4月20日(2004.4.20)
【出願人】(505033787)イントロモバイル カンパニー リミテッド (2)
【Fターム(参考)】
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