説明

移動電極型電気集塵装置の電極板連結チェーンおよび移動電極型電気集塵装置

【課題】チェーンを構成する駒間の隙間へのダストの残存を防止することのできる移動電極型電気集塵装置の電極板連結チェーンを提供する。
【解決手段】上記課題を解決するための電極板連結チェーンは、内プレート26と内プレート26間に配されたローラブッシュ28とにより構成される第1の駒24と、第1の駒を挟み込む外プレート32と外プレート32とローラブッシュ28を貫通して配置される連結ピン34により構成される第2の駒30とを交互に連結することを基本として構成される移動電極型電気集塵装置のローラチェーンであって、内プレート26と外プレート32との間には、第1の駒24と第2の駒30とを駒の連結方向と直交する方向にスライドさせるための第1の隙間を設け、連結ピン34とローラブッシュ28との間には、連結された第1の駒24と第2の駒間30のピッチを変化させるための第2の隙間を設けたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動電極型電気集塵装置に係り、特に、電極板を連結し、移動させるために用いられる無端チェーンの構造に関する。
【背景技術】
【0002】
移動電極型電気集塵装置は、2条に配された無端チェーンと、この無端チェーン間に配される集塵極である電極板、およびコロナ放電を発生させる放電極を基本として構成される。
【0003】
このような基本構成を有する移動電極型集塵装置では、無端チェーンは集塵室の上部側に配設された駆動用スプロケットと、集塵室の下部側に配置された従動スプロケットとに巻きかけられ、駆動用スプロケットが回転することにより、無端チェーンに配された電極板を移動させる構成とされている(例えば特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開平3−90637号公報
【特許文献2】特開2007−117983号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献に開示されているような移動電極型電気集塵装置では、無端チェーンとしてローラチェーンが用いられる。一般的なローラチェーンの場合、潤滑条件での仕様であるため、ピンとローラブッシュの隙間は、ピン直径に対して3.7%程度である。また、チェーンの駒を構成する外プレートと内プレートの隙間は、対を成す内プレート間の幅に対して2.7%程度となっている。このような仕様のローラチェーンの場合、外プレートと内プレートの隙間、ピンとローラブッシュの隙間にダスト(通常50μm以下)が入り込む。そして、各隙間の間隔は小さいため、入り込んだダストが排出されなくなることがある。
【0006】
この場合、定期検査時に水洗浄を行った場合であっても、完全に洗い流す事ができないダストが隙間に残存することとなる場合がある。残存したダストは、洗浄水の影響により固結すると、内プレートと外プレートの間に設けられた隙間、あるいはピンとローラブッシュの間に設けられた隙間を無くし、個々の可動域を狭める傾向にある。ローラチェーンの可動域が狭まった場合には、電気集塵装置の運転に支障を来たす虞があるため、電極板を支持する無端チェーンの可動域を正常に保つ必要がある。
【0007】
そこで本発明では、チェーンを構成する駒間の隙間へのダストの残存を防止することのできる移動電極型電気集塵装置の電極板連結チェーンを提供することを目的とする。また、本発明の他の目的として、上記連結チェーンを採用した移動電極型電気集塵装置を提供することを挙げることとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための本発明の移動電極型電気集塵装置の電極板連結チェーンは、対を成す内プレートと当該対を成す内プレート間に配されたローラブッシュとにより構成される第1の駒と、前記第1の駒を構成する前記対を成す内プレートを挟み込む外プレートと前記対を成す外プレートと前記ローラブッシュを貫通して配置される連結ピンにより構成される第2の駒とを交互に連結することを基本として構成される移動電極型電気集塵装置の電極板連結チェーンであって、前記内プレートと前記外プレートとの間には、前記第1の駒と前記第2の駒とを駒の連結方向と直交する方向にスライドさせるための第1の隙間を設け、前記連結ピンと前記ローラブッシュとの間には、連結された前記第1の駒と前記第2の駒間のピッチを変化させるための第2の隙間を設けたことを特徴とする。
また、上記特徴を有する電極板連結チェーンにおいて、前記第1の隙間は、前記対を成す内プレート間の幅に対して8%±1%とすると良い。
【0009】
このような特徴を有することにより、第1の駒と第2の駒とが連結方向と直交する方向へ大きくスライドすることが可能となり、内プレートと外プレートとの隙間を広げたり、狭めたりすることができる。これにより、内プレートと外プレートとの間に入り込んだダストを剥離払拭することが可能となる。
また、上記特徴を有する電極板連結チェーンにおいて、前記第2の隙間は、前記連結ピンの直径に対して4.7%〜28%の範囲とすると良い。
【0010】
このような特徴を有することにより、第1の駒と第2の駒間のピッチを大きく変化させることが可能となる。このため、連結ピンとローラブッシュとの間に入り込んだダストを排出することが可能となる。
【0011】
また、上記特徴を有する電極板連結チェーンでは、チェーンに張力をかけた状態で、前記ローラブッシュ間のピッチが規定のピッチとなるように、前記第2の駒における前記連結ピンの配置間隔を定めるようにすると良い。
【0012】
このような特徴を有することにより、連結方向に隙間を持たせたまま、ローラブッシュ間のピッチを好適な範囲とすることができる。また、ローラブッシュに摩耗が生じた場合であっても、駆動用スプロケットとの間での噛合い不良発生時期の早期化を抑制することができる。
【0013】
また、上記目的を達成するための本発明に係る移動電極型電気集塵装置は、上記いずれかに記載の移動電極型電気集塵装置の電極連結チェーンを無端チェーンとして2条配置し、前記2条の無端チェーン間に電極板を備えた移動電極型電気集塵装置であって、前記無端チェーンを構成する前記第1の駒に前記電極板を固定し、前記電極板を固定した前記第1の駒の前後に連結された所定数の駒を1ユニットとし、複数のユニットを連結したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
上記のような特徴を有する移動電極型電気集塵装置の電極板連結チェーンによれば、チェーンを構成する駒間の隙間へのダストの残存を防止することができる。このため、水洗後に連結ピンとローラブッシュが固定状態となることを防止できる。さらに、内プレートと外プレートの隙間を設けることで、内プレートと外プレートが固定状態となることも防止できる。これにより、駆動用スプロケット部分などでチェーンが曲がった状態で固定されることが無くなり、荷電不良などの運転障害を生じさせる虞が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】発明に係る移動電極型電気集塵装置の構成を示すブロック図である。
【図2】発明に係る電極板連結チェーンの構成を示す図である。
【図3】第1の駒と第2の駒との間の隙間についての説明をするための図である。
【図4】電極板連結チェーンの揺動の様子を示す図である。
【図5】電極板を含むユニットの構成を示す図である。
【図6】電極板の揺動と電極板連結チェーンに生ずる揺動の様子を示す図である。
【図7】電極板連結チェーンのピッチ調整の様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の移動電極型電気集塵装置の電極板連結チェーン、および移動電極型電気集塵装置に係る実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態に係る移動電極型電気集塵装置10(以下、単に電気集塵装置と称す)は、駆動用スプロケット14、従動スプロケット18、ローラチェーン22(電極板連結チェーン)、電極板20の他、図示しない放電極や回転ブラシなどを有する。
【0017】
駆動用スプロケット14は、装置上部に設けられた駆動軸12によって連結された一対のスプロケットであり、詳細を後述するローラチェーン22を巻回しながら回転する。従動スプロケット18は、装置下部側、すなわち駆動用スプロケット14の下方に設けられた回転軸16に備えられた一対のスプロケットである。従動スプロケット18は、無端状に形成されたローラチェーン22を張設するためのスプロケットである。このため、駆動用スプロケット14と同様に、詳細を後述するローラチェーン22を巻回するが、従動スプロケット18自体に駆動力は無く、駆動用スプロケット14に従って駆動されるローラチェーン22の駆動力に倣って回転する。
【0018】
ローラチェーン22は、上述した一対の駆動用スプロケット14と一対の従動スプロケット18の双方に巻回される2条の無端索条体である。ローラチェーン22は図2に示すように、第1の駒24と第2の駒30とを交互に連結することにより構成されている。
【0019】
第1の駒24は、一対の内プレート26と、この内プレート26間に配されるローラブッシュ28とにより構成される。内プレート26は、2つの貫通孔を有する平板状の鋼板であり、図示しない平面形状は図7に示すように、略8の字型を成す。ローラブッシュ28は、内プレート26に嵌合される円環状のブッシュ(不図示)と、このブッシュの外周に回転可能に設けられるローラ(不図示)とより成る。ブッシュは、内プレート26を連結するピンと、ローラの軸受けとしての役割を担い、ローラは、ローラチェーン22がスプロケットに噛み込む時に歯面との衝突による衝撃荷重および摩擦を緩和するための役割を担う。
【0020】
第2の駒30は、一対の外プレート32と、この外プレート32を貫通して固定される連結ピン34とにより構成される。外プレート32は、第1の駒24を構成する一対の内プレート26を挟み込むように、内プレート26の外側に配置される鋼板であり、平面形状は、2つの貫通孔を有し、略内プレート26と同様な形状であれば良い。連結ピン34は、外プレート32に設けられた貫通孔と、第1の駒24に設けられた2つのローラブッシュ28のうちのいずれか一方を貫通して設けられる連結部材である。このような連結方式を採ることにより、第1の駒24と第2の駒30は、連結ピン34を中心としてその円周方向に回動することが可能となる。なお、連結ピン34の固定には、クリップ36や、図示しない割りピンなどが用いられる。
【0021】
このような基本構成を有する本実施形態に係るローラチェーン22では図3に示すように、内プレート26と外プレート32との間、および連結ピン34とローラブッシュ28の内径との間にそれぞれ隙間を設ける構成としている。内プレート26と外プレート32との間に設けられる第1の隙間ΔDは、対を成す内プレート26間の幅D1と、対を成す外プレート間の幅D2の差分であり、D1に対して8%程度(内プレート間の幅D1を37.5mmとした場合には3mm程度:約8%±1%)とする。また、連結ピン34とローラブッシュ28の内径との間に設けられる第2の隙間Δdは、連結ピン34の直径d1とローラブッシュ28の内径d2との差分であり、d1に対して4.7%〜28%の範囲(連結ピンの直径d1を10.7mmとした場合には、0.5〜3mm程度)とする。
【0022】
このような構成とすることによれば、第1の隙間ΔDの作用により図3(A)に示すように、第1の駒24と第2の駒30との間で連結方向と直交する方向のスライド量を従来に比べて大きく確保することができる。また、第2の隙間Δdの作用によれば、図3(B)に示すように、第1の駒24と第2の駒30との間で連結方向、すなわちピッチを変化させる方向のスライド量を従来に比べて大きく確保することができる。
【0023】
第1の隙間ΔDと第2の隙間Δdの作用により、駒の連結方向、および連結方向と直交する方向へのスライドが可能となったことによりローラチェーン22は、図4に示すように、内プレート26、および外プレート32の配置方向への揺動が可能となる。
【0024】
このように、第1の隙間ΔD、第2の隙間Δdを設けたことにより、内プレート26と外プレート32との間や連結ピン34とローラブッシュ28との間にダストが入り込んだ場合であっても、水洗浄後に残存するダストを減らすことができる。このため、残存ダストの固着による駒の固定を防ぐことができ、電気集塵装置10の運転を良好に保つことができる。
【0025】
また、ローラチェーン22には、電気集塵装置10運転時の振動等によってもスライドや揺動が生ずるため、内プレート26と外プレート32との間や、連結ピン34とローラブッシュ28との間に残存するダストを自動的に排出することができる確率が高くなる。
【0026】
電極板20は、一対の駆動用スプロケット14および一対の従動スプロケット18に巻き掛けられる2条のローラチェーン22間に配置される金属板であり、ダストを吸着する集塵極としての役割を担う。電極板は図5に示すように、第1の駒24を中心として複数(図5に示す実施形態では7つ)の駒を1ユニットとして取り付けられる。第1の駒24に対する電極板20の固定は堅く、電極板20の揺動はダイレクトにローラチェーン22に伝達されることとなる。
【0027】
図示しない放電極は、電極板20に対向するように配置され、コロナ放電を生じさせることにより、電極板20に対してクーロン力による集塵作用を生じさせる役割を担う。
また、図示しない回転ブラシは、従動スプロケット18の近傍に設けられ、電極板20に付着したダストを払い落とす役割を担う。
【0028】
このような構成の電気集塵装置10では、電極板20の引き上げ側と引き下げ側、すなわち駆動用スプロケット14を介したローラチェーン22の回入側と回出側において、ローラチェーン22に負荷される張力の緩急が激しい。このため特に、駆動用スプロケット14の回出側において、ローラチェーン22の連結方向に対するスライド作用が大きくなり、図6に示すように電極板20が一時的に傾く現象が生ずる場合がある。図6に示すように電極板20が傾くと、ローラチェーン22を構成する第1の駒24と第2の駒30との間に連結方向のスライドが生じたり、ローラチェーン22に揺動が生じ、付着したダストを剥離させ、排出、払い落としすることができる。
【0029】
なお、上記実施形態では、連結ピン34とローラブッシュ28との間の隙間(第2の隙間Δd)について、連結ピン34の直径に対して4.7%〜28%の範囲として説明した。確かに、このような範囲で隙間を設ける構成とすることによれば、ローラチェーン22の遊びが過大になりすぎることによる駆動用スプロケット14との間での噛合い不良は防ぐことができる。しかし、第2の隙間Δdを9.4%〜28%の範囲とした場合には、規定ピッチに対してローラブッシュ28間のピッチが著しく伸びた状態となるため、ローラチェーン22(ローラブッシュ28の内径)に摩耗が生じた場合には、駆動用スプロケット14との間の噛合い不良が早期に生じ、ローラチェーン22の回転が不安定となることが考えられる。
【0030】
このため、第2の隙間Δdを連結ピン34の直径に対して9.4%〜28%の範囲とする場合には、第2の駒30における連結ピン34のピッチを変更すると良い。具体的には、ローラチェーン22に張力をかけた状態で、ローラブッシュ28間のピッチが規定の値となるように、第2の駒30における連結ピン34の配置間隔を縮める方向へ調整するというものである。
【0031】
具体的事例について図7に示す。図7(A)は、従来のローラチェーンの連結状態を示す図である。このローラブッシュ間のピッチを基準として、連結ピンとローラブッシュとの間に隙間(第2の隙間Δd)を設けた場合、図7(B)のような状態となる。つまり、ローラチェーンに張力をかけた場合には、ローラブッシュ28の回転中心と連結ピン34の中心とが偏心することにより、隣接する第1の駒24間におけるローラブッシュ28のピッチが広がることとなる。これに対して図7(C)に示すように、隣接する第1の駒24間におけるローラブッシュ28のピッチを一致させる方向へ第2の駒30における連結ピン34の配置間隔を縮めることで、隣接する第1の駒24間におけるローラブッシュ28のピッチを規定ピッチに合わせることができる。なお、図7(D)は、図7(B)に使用した第2の駒30と、図7(C)に使用した第2の駒30の連結ピン34の配置間隔を比較するための図である。
【0032】
このような構成とすることによれば、ローラブッシュ28間のピッチを好適な範囲とすることができると共に、ローラチェーン22に摩耗が生じた場合であっても、駆動用スプロケット14との間での早期の噛合い不良の発生を防止することができる。
【産業上の利用可能性】
【0033】
移動電極型電気集塵装置において、頻繁に停止・水洗を行う装置に利用可能である。
【符号の説明】
【0034】
10………移動電極型電気集塵装置(電気集塵装置)、12………駆動軸、14………駆動用スプロケット、16………回転軸、18………従動スプロケット、20………電極板、22………電極板連結チェーン(ローラチェーン)、24………第1の駒、26………内プレート、28………ローラブッシュ、30………第2の駒、32………外プレート、34………連結ピン、36………クリップ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
対を成す内プレートと当該対を成す内プレート間に配されたローラブッシュとにより構成される第1の駒と、前記第1の駒を構成する前記対を成す内プレートを挟み込む外プレートと前記対を成す外プレートと前記ローラブッシュを貫通して配置される連結ピンにより構成される第2の駒とを交互に連結することを基本として構成される移動電極型電気集塵装置の電極板連結チェーンであって、
前記内プレートと前記外プレートとの間には、前記第1の駒と前記第2の駒とを駒の連結方向と直交する方向にスライドさせるための第1の隙間を設け、
前記連結ピンと前記ローラブッシュとの間には、連結された前記第1の駒と前記第2の駒間のピッチを変化させるための第2の隙間を設けたことを特徴とする移動電極型電気集塵装置の電極板連結チェーン。
【請求項2】
前記第1の隙間は、前記対を成す内プレート間の幅に対して8%±1%としたことを特徴とする請求項1に記載の移動電極型電気集塵装置の電極板連結チェーン。
【請求項3】
前記第2の隙間は、前記連結ピンの直径に対して4.7%〜28%の範囲としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動電極型電気集塵装置の電極板連結チェーン。
【請求項4】
チェーンに張力をかけた状態で、前記ローラブッシュ間のピッチが規定のピッチとなるように、前記第2の駒における前記連結ピンの配置間隔を定めたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の移動電極型電気集塵装置の電極連結チェーン。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の移動電極型電気集塵装置の電極連結チェーンを無端チェーンとして2条配置し、前記2条の無端チェーン間に電極板を備えた移動電極型電気集塵装置であって、
前記無端チェーンを構成する前記第1の駒に前記電極板を固定し、前記電極板を固定した前記第1の駒の前後に連結された所定数の駒を1ユニットとし、複数のユニットを連結したことを特徴とする移動電極型電気集塵装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−101861(P2011−101861A)
【公開日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−258173(P2009−258173)
【出願日】平成21年11月11日(2009.11.11)
【出願人】(000005452)株式会社日立プラントテクノロジー (1,767)
【Fターム(参考)】