説明

空気循環式衝撃緩衝靴(Impactofshock−absorbingshoesofcircularair)

【課題】本発明は脊椎,及び膝の関節を保護するため、歩行や駆歩時に着用者の足に加わる衝撃を吸収し,そして,歩く時、走る時に靴内部の通風には円滑する。靴を長時間に快適な状態で着用するために、空気循環式の衝撃緩衝靴に関するものである。
【解決手段】本開発は連通になる第1空気室(11)と第2空気室(12)を具備する靴底下部(10)、第1空気室(11)と連通になる数個の吸入穴(21)(31)を具備する靴底中部(20)と上部(30)のと靴底下部(10)の第2空気室(12)に設置されたチェックバルブ(40)で構成された靴(S)には、上記の第1空気室(11)と第2空気室(12)の底に箇所で配列が形成される多数の凹溝(13)(14);上記靴中部(20)の下部で整列した突起と凹溝(13)(14)によって挟まれる多数個のエアクッション突起(22)(23);上記エアクッション(22)(23)の上部に各々形成された緩衝溝(24)(25)を含めた構成になっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
本発明は足に履く靴に関するもので,詳しくは脊髄,及び膝の関節を保護するため歩行や駆歩時に着用者の足にかかる衝撃を吸収し,そして,歩く時、走る時に靴内部の通風を円滑する。さらに、靴を長時間快適な状態で着用するための、空気循環式の衝撃緩衝靴に関するものである.
【背景技術】
一般的には靴は足に履いて歩くことで使われている.靴は日常生活には欠かせないものであるが,その種類は数多く存在し,靴の用道と機能により運動靴,皮靴,バスケットシューズ,サッカーシューズ,ゴルフシューズ,軍靴,登山靴など様々ある.
最近は各種機能を追加して心地よく履けるように作り,さらに健康を考えた靴が開発されている.
しかし,現代人は交通手段など科学の発展に伴い,運動不足および過度な栄養摂取による肥満など,身体的に多様な問題を持っていることが事情である.
最近,多くの人達が健康のために朝,公園でジョギング等の運動をしている.ジョギングをする人達は比較的に軽い靴とトレーニングウェアを着用して走る.
しかし,従来の靴は歩行やジョギングをする時に膝の関節に与える大きな衝撃を軽減するための緩衝機能が充分でないためで,関節の軟骨と脊髄に負担がかかることが問題点であった.さらに,従来の靴は構造的にクッションが良くないため,足の疲労が早く,運動量を増加することができないので,健康促進にあまり役に立たない問題があった.特に歩く時や走る時に着用者の体重からくる衝撃が直接に伝達することで,時間が経つにしたがい,疲労感をより感じることが問題であった.
そして,従来の靴は着用時構造的において内部の通風が悪いためすぐに汗が溜まる問題点があった.特に足に汗が溜まると乾燥する方法がなかったため,黴や細菌が繁殖することを防げず,結果的に足の臭いと水虫が発生する問題点があった.
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は上記の欠点を解消することである.歩行やジョギングなどをする時に着用者の足にかかる衝撃を吸収することで脊髄と膝の関節を保護すると同時に足の疲労を押さえ,運動量を向上させる.そして,歩く時や走る時に靴の内部の通風を円滑にし,足の臭いの除去と同時に水虫を予防する.こうして,着用者が長時間で快適な状態で靴を着用できるように空気循環式の衝撃緩衝靴を提供することを目的とする.
上記の目的を達成するために,本発明品は靴底の第1空気室と第2空気室に多数の凹溝が配列を形成して,靴底下部と靴底中部の間にある凹溝に挟まれた多数のエアクッション突起を一体で配列突出して,エアクッション突起の上部には凹溝が緩衝溝をそれぞれ形成する.
【発明の構成】
以下は添付した図面による本発明品の技術的な構成を詳しく説明をする.
本発明品の空気循環式の衝撃緩衝靴は図1と図7bに示すように,お互いに連通して多数個の吸入穴(21)(31)を具備する靴底の中部(20)と上部(30),下部(10)の第2空気室に設置されたチェックパルブ(40)で構成された靴(S)にして,上記第1空気室(11)と第2空気室(12)の靴底に形成された配列の多数個の凹溝(13)(14);上記,靴底の中部(20)の下に突出された配列の凹溝(13)(14)をそれぞれ挟さまれた多数のエアクッション突起(22)(23);上記,エアクッション突起(22)(23)の上部に各々形成された緩衝溝(24)(25)を構成したことが,構成上に技術的な特徴である.
ここで,上記靴(S)は全般的な靴に適用が可能で,靴(S)は図のように靴底の下部(10)と中部(20)及び上部(30)を具備し,靴(S)は年齢別,性別,使用者のサイズによって多様なサイズになっている.
上記,第1空気室(11)は靴底上部(10)の先方部と中央部で形成される第2空気室(12)とお互いに連通する.さらに,第1空気室(11)には靴底の中部(20)にエアクッション突起(22)が内蔵されている.
上記,第2空気室(12)は靴底下部(10)の上部後方に形成され,第1空気室(11)と連通し,第2空気室(12)には靴底中部(20)のエアクッション突起(23)が内蔵された.そして,上記,第2空気室(12)の後方には空気を外部に排出させるチェックパルブ(40)が設置されている.
上記,凹溝(13)は第1空気室(11)の下に配列されることで,多数の凹溝(13)にはエアクッション突起(22)の下端部がそれぞれ挟まれる.
上記,凹溝(14)は第2空気室(12)の下に配列されることで,多数の凹溝(14)にはエアクッション突起(23)の下端部がそれぞれ挟まれる.
上記,吸入穴(21)(31)は靴底の中部(20)と上部(30)を中空の穴で連通しているので,吸入穴(21)(31)は靴底の下部(10)に形成している第1空気室(11)と連通される.その時,靴底の上部(30)に形成された多数の吸入穴(31)には歩行時に新鮮な外部の空気が流入される.
上記,靴底中部(20)の下部に配列されるエアクッション突起(22)(23)は凹溝(13)(14)にそれぞれ挟まれる.この多数のエアクッション突起(22)(23)は第1空気室(11)と第2空気室(12)にそれぞれ内蔵され,歩行時に衝撃を緩衝すると同時に,空気を循環させる役割をする.この時,上記靴底中部(20)は弾性を持つ軟質素材になっている.そして,歩行中につま先で靴底中部(20)を押すと,その圧力によりエアクッション突起(22)が図5bのように圧縮され,衝撃を吸収,緩和させる.また,歩行中に足裏の後部の靴底中部(20)を押すとその圧力によりエアクッション突起(23)が図6bのように圧縮され,衝撃を吸収,緩和させる.
図7a,7bは本発明によるエアクッション突起(22)(23)の他の実施例を表している.図に示すように本発明は他の実施例と比較すると上記のエアクッション突起(22)(23)の内部に通穴(22a)(23a)がそれぞれ形成されたのが特徴である.その時上記通穴(22a)(23a)は歩行時に空気を循環さして,同時にに靴底中部(20)の重量を減少させる役割をする.
上記,緩衝溝(24)(25)はエアクッション突起(22)(23)の上部にそれぞれ形成されている.この緩衝溝(24)(25)は歩行時にエアクッション突起(22)(23)が図5a,5bと図6a,6bには同じ弾力的にそれぞれ圧縮および膨張して緩衝作用をさせるために補助する役割である.
一方,本発明の正しい実施例によると上記靴底上部(30)はマイナスイオン放射と漢方薬の粉末を混合し高密度に添加した圧縮パートで構成されたのが特徴である.
上記,マイナスイオン放射の粉末は麥飯石,ゲルマニウム,ギョンウンモ(sericite),黄土,炭,玉,セラミックス等で構成されているもので,マイナスイオン放射の粉末はマイナスイオンを放出し,空気中のプラスイオン,炭酸ガス,酸素,窒素,水素などの混合物と一緒に存在するようになる.マイナスイオンは軽く大気中にあることで活動的で生体エネルギーが人間の生命と健康を蘇生させる原動力になる.よって,マイナスイオンは大気中に含まれている.かび,各種細菌及び汚染物質を浄化させて,そしてこのように人体に有益なマイナスイオンは森の中や瀧,温泉等で感じられるさわやかさはもちろん,血液の浄化,細胞の活性,細菌に対する抵抗力増加,自律神経の円滑な調整作用に効能がある.
上記,漢方薬の粉末は撞鬼,天弓,薄荷,よもぎ,白豆寇,丁香,黄期,ファンリョン,香附子,ダンザ

ような漢方薬の成分は足裏から吸収されて肌の表皮,陳皮,皮下の脂肪組職を通じて,その機運で足の臭い除去と汗の吸収,水虫の治療,細菌及びかび発生抑制,防腐機能などの多様な效果をおさめることができる.
上記,チェックパルブ(40)は第2空気室(12)の後方に外部と連通するように設置され空気を排出する,このチェックパルブ(40)は第2空気室(12)が圧縮時に開放されて空気を外部に排出して,一方,チェックパルブ(40)は第2空気室(12)が膨張時に閉鎖して空気が外部に排出されるのを遮断する.
このように構成された本発明の全体的な作動関係を詳しく説明すると次のようになる.
靴(S)をはかない状態ではエアクッション突起(22)(23)の弾力によって第1,第2空気室(11)(12)は膨脹された状態を維持するようになる.
靴(S)をはいて歩く時と走る時には,第1,第2空気室(11)(12)とエアクッション突起(22)(23)の弾力により圧縮及び膨脹しながら緩衝作用と空気循環作用を付与するようになる.
図4aに示すように歩行中,かかとで靴底上部(30)と靴底中部(20)を押せば,その圧力によって第2空気室(12)が圧縮されて,靴底の中部(20)のエアクッション突起(23)が圧縮されながら衝撃を吸収し緩和させる,これと同時に第2空気室(12)内で圧縮された空気はチェックバルブ(40)を通じて外部に排出される.
次,図4bに示すように歩行中,つま先で靴底上部(30)と靴底中部(20)を押せば,その圧力によって第1空気室(11)が圧縮されて,靴底中部(20)のエアクッション突起(22)が圧縮されながら衝撃を吸収し緩和させる.
一方,図4cに示すように歩行中,地面から靴(S)が完全に離れていることでエアクッション突起(22)(23)によって第1,2空気室(11)(12)内には吸入力が発生し,靴底上部(30)と靴底中部(20)の吸収穴(21)(31)を通じて外部の新鮮な空気が第1空気室(11)に流入される.このように第1空気室(11)内に流入された新鮮な空気は第2空気室(12)内で自然に流入されるため,結果的に歩行時新鮮な空気が靴(S)の内部で持続的に循環するようになる.
従って,本発明品の空気循環式の衝撃緩衝靴(S)は靴(S)で緩衝作用と,クションが良いことから,歩く時や走る時に足の疲労を最小限にしれくれると同時に脊髄および膝の関節を保護が出来る長所がある.構造的に使用者の運動量を高めて健康促進に役に立つことが長所であり,運動不足により発生する成人病などを予防することが出来る長所がある.
そして,本発明品の空気循環式の衝撃緩衝靴(S)は歩く時と走る時に靴の内部に新鮮な空気が流入して通風が円滑になることで足の臭いを除去すると同時に水虫を予防が出来る.また,この効果で着用者が長時間に快適な状態で靴をより快適に着用ができ,とても有用な発明である.
本発明は実施例によると靴底上部(30)にマイナスイオン放射の粉末および漢方薬の粉末を添加しているため,マイナスイオン放射の粉末および漢方薬剤により細菌が初期に浸透するのを防いで,足の臭いの原因を遮断して,水虫,湿疹,痒みや炎症を除去することが出来る.足の血液循環を促進して足の疲労を解消してくれるし,汗を吸収して常に健康な状態を維持することが出来るため足の健康に大きいに役に立つことが長所である.
【発明の効果】
以上に述べたように本発明品(空気循環式の衝撃緩衝靴)は歩行やジョギングなど,着用者の足にかかる衝撃を吸収して脊髄および膝の関節を保護し,足の疲労を減少させることで運動量を向上させ健康促進に役に立っている.さらに,歩く時と走る時に靴の内部に新鮮な空気が流入して通風が円滑になることで足の臭いを除去し,同時に水虫を予防が出来る.また,この効果で着用者が長時間,快適な状態で靴をより快適に着用ができるとても有用な発明である.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明品を分解示した分解図である。
【図2】本発明品の断面を示した断面図である。
【図3】本発明品の靴底下部と中部を組み合わせた状態の図
【図4a】本発明品の作動状態を示した図
【図4b】本発明品の作動状態を示した図
【図4c】本発明品の作動状態を示した図
【図5a】本発明品のエアクッション突起の緩衝状態を示した図
【図5b】本発明品のエアクッション突起の緩衝状態を示した図
【図6a】本発明品のエアクッション突起の緩衝状態を示した図
【図6b】本発明品のエアクッション突起の緩衝状態を示した図
【図7a】本発明品のエアクッション突起を他の実施例を示した図
【図7b】本発明品のエアクッション突起を他の実施例を示した図
【符号の説明】
S :靴 10 :靴底下部
11 :第1空気室 12 :第2空気室
13,14 :凹溝 20 :靴底中部
21 :吸入穴 22,23 :エアクッション突起
22a,23a :通穴 24,25 :緩衝溝
30 :靴底上部 31 :吸入穴
40 :チェックパルブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
連通になる第1空気室(11)と第2空気室(12)を具備する靴底下部(10),第1空気室(11)と連通する多数個の吸入穴(21)(31)を具備する靴底中部(20)と上部(30),靴の底(10)の第2空気室(12)に設置されたチェックバルブ(40)で構成された靴(S)には,上記,第1空気室(11)と第2空気室の靴底に各々配列形成された多数個の凹溝(13)(14);上記靴の中部(20)の下部で整列した突起と凹溝(13)(14)によって挟まれる多数個のエアクッション突起(22)(23);上記エアクッション(22)(23)の上部に各々形成された緩衝溝(24)(25)を含んだ空気循環式の衝撃緩衝靴.
【請求項2】
第1項に示すものはエアクッション突起(22)(23)の内部に通穴(22a)(23a)を各々形成し,特徴とする空気循環式の衝撃緩衝.
【請求項3】
第1項に示すものは靴底中部(30)にマイナスイオン放射の粉末を高密度に添加した圧縮パッドで構成していることを特徴とする空気循環式の衝撃緩衝靴.
【請求項4】
第1項に上記の靴底の中部(30)は漢方薬剤の粉末が高密度に添加した圧縮パッドで構成していることを特徴とする空気循環式の衝撃緩衝靴.

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4a】
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【図4b】
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【図4c】
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【図5a】
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【図5b】
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【図6a】
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【図6b】
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【図7a】
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【図7b】
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【公開番号】特開2008−188409(P2008−188409A)
【公開日】平成20年8月21日(2008.8.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−155747(P2007−155747)
【出願日】平成19年4月17日(2007.4.17)
【出願人】(507054836)
【氏名又は名称原語表記】YANG HEE WOON
【住所又は居所原語表記】HANSOLAPT 102 DONG301HO,Yang Pyoung Dong #99,YEONG DEUNGP GU,SEOUL,REPUBLIC KOKEA
【Fターム(参考)】