説明

管楽器の演奏用アクチュエータ

【課題】 実際の管楽器を人に代わって演奏するアクチュエータを実現する。
【解決手段】 演奏用アクチュエータは、管楽器18の吹口部55に空気を供給する空気供給流路53、44と、空気供給流路53、44に介装されているとともに振動することによって空気供給流路53、44の空気抵抗を変化させる振動弁46と、振動弁46を管楽器18から発生させたい楽器音の振動数で振動させる駆動装置47を備えている。
この演奏用アクチュエータによると、演奏者が唇を振動させながら管楽器18に空気を吹き込むのと同様の現象を得ることができ、管楽器18から意図した音階の楽音を安定的に発生させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、管楽器を演奏するアクチュエータに関する。
【背景技術】
【0002】
ピアノを人に代わって演奏する演奏装置が開発されている。しかしながら管楽器を人に代わって演奏するアクチュエータはまだ実現されていない。
特許文献1には、管楽器を演奏する演奏者の唇の状態を検出し、その検出データを用いて、楽器音を電気的に再生する楽音制御装置が記載されている。また特許文献2には、演奏者が管楽器を演奏するときの唇の締め具合に対応した楽器音を電気的に合成して再生する楽音合成装置が記載されている。特許文献1の楽音制御装置も、特許文献2の楽音合成装置も、実際に管楽器を演奏するものでない。
【0003】
【特許文献1】特開平9−6352号公報
【特許文献2】特開平5−19770号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明では、実際の管楽器を人に代わって演奏するアクチュエータを実現する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
管楽器の演奏者は、吹口部(マウスピース)に空気を吹き込みながら唇を振動させる。この際に、演奏者は、発生させたい音階の楽器音(楽音)が管楽器から得られるように、唇の硬さを変化させることによって唇の振動数を調整している。本発明者も、硬さが可変な人工唇で管楽器を演奏することを試みた。しかしながら、演奏者の唇の微妙な動きを再現することが難しく、楽音を安定して発生させることができなかった。
本発明の演奏用アクチュエータは、その失敗を克服し、実際の管楽器から楽音を安定的に発生させることに成功したものであり、管楽器の吹口部に空気を供給する空気供給流路と、空気供給流路に介装されているとともに振動することによって空気供給流路の空気抵抗を変化させる振動弁と、振動弁を管楽器から発生させたい楽器音の振動数で振動させる駆動装置を備えている。
ここで言う「吹口部」は、実際の管楽器の実際の吹口部に限られない。実際の吹口部に代わって管楽器に装着されるものを含む(以下同じ)。
この演奏用アクチュエータによると、演奏者が唇を振動させながら管楽器に空気を吹き込むのと同様の現象を得ることができ、管楽器から意図した音階の楽音を安定的に発生させることができる。
【0006】
吹口部の長さを変化させる手段を付加することが好ましい。
吹口部の長さを調整することができると、吹口部の共鳴振動数と管楽器の共鳴部(管長が調整される部分)の共鳴振動数を一致させることができる。きれいに共鳴した楽音を発生させることができる。
実際の管楽器を人が演奏する場合、通常は吹口部の長さを変化させることができない。吹口部の長さを変化させる人工アクチュエータを利用すると、人にはできない演奏が可能となる。
【0007】
振動弁は、振動中心から両側に振動し、振動中心からの変位に応じて左右対称に空気抵抗が変化することが好ましい。
この場合、管楽器内の圧力変化の振動数は、振動弁の振動数の2倍となる。楽音の振動数の半分の振動数で振動弁を振動させることが可能となり、振動弁の振動数を低速化することができる。
【0008】
振動弁は、振動中心から変位するほど空気抵抗を減じるものであることが好ましい。この場合、振動弁を楽器音の振動数で振動させる駆動装置が、振動弁の振動数のみならず、振動弁の振幅をも調整可能であることが好ましい。
振動弁の振動数を調整することによって発生する楽音の音階を調整することができ、振動弁の振幅を調整することによって発生する楽音の音量を調整することができる。
【0009】
振動弁は、振動中心において空気抵抗を最小とし、振動中心から変位するほど空気抵抗を増大させるものであってもよいが、反対に、振動中心において空気抵抗を実質的に無限大とし(すなわち空気供給流路を閉じる)、振動中心から変位するほど空気抵抗を減じるものであることが好ましい。
この場合、歯切れのよい演奏が可能となる。
【0010】
トランペットには音階調整用の3本のピストンが用意されており、トロンボーンには音階調整用のスライド部が用意されている。これらの音階調整用操作部を操作する人工手が付加されていることが好ましい。
管楽器に吹き込む空気量変化の振動数と、管楽器の共鳴部の共鳴振動数を一致させることができる。きれいに共鳴した楽音を発生させることができる。
【0011】
空気供給流路を通過する空気流量を調整する絞り弁が付加されていることが好ましい。
絞り弁を利用して空気供給流路を通過する空気流量を調整することによって、音量を調整することが可能となる。音量の調整のために、振動弁の振幅を調整することと、絞り弁によって空気流量を調整することを併用してもよい。音量調整幅が増大する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の好適な実施形態を例示する。
(形態1) 開閉バルブは、空気供給流路が横断する本体と、アクチュエータに駆動されて本体内を往復するスリーブを有する
(形態2) スリーブには、シャフト状のスリーブ本体と、スリーブ本体から膨出する部位が形成されている。
(形態3) スリーブ本体と膨出部位の間には、直径が連続的に変化する遷移部が設けられている。
(形態4) スリーブがスライドすると、膨出部位が空気供給流路の通過面積を変化させる。
【実施例】
【0013】
本発明を具現化した演奏用アクチュエータ10の実施例を、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、演奏用アクチュエータ10は、空気ボンベ14、減圧弁15、絞り弁16、空気供給流路13、空気吹込用アクチュエータ12、指アクチュエータ24、25、26、人工指30、31、32、制御回路17、コンピュータ22、インターフェイス21を備えている。
図2に示すように、空気吹込用アクチュエータ12は、開閉バルブ42、スライダ部43、パイプ44を備えている。開閉バルブ42は、弁本体45、スリーブ46、弁アクチュエータ47、スプリング48を有している。弁本体45には、入口ポート51と出口ポート52を連通させる空気流路53と、その空気流路53と直交する横断面が円形状のガイド孔45aが形成されている。入口ポート51には、空気供給流路13が接続されている。スリーブ46には、シャフト部46aと、シャフト部46aから膨出した開閉部49と、開閉部49を挟んでシャフト部46aから膨出したガイド部59が形成されている。開閉部49とガイド部59は、円形状の横断面を有している。開閉部49には、シャフト部46aから次第に経が大きく遷移しながら開閉部49の最大直径に至る遷移部49aが形成されている。ガイド部59は、ガイド孔45aと摺接することによって、スリーブ46を軸方向に案内する。スリーブ46の一端は、弁アクチュエータ47に取り付けられている。スプリング48は、反弁アクチュエータ47側のガイド部59とガイド孔45aの端部との間に介装されている。スリーブ46が、図2に示す位置に配されている状態では、開閉部46aが空気流路53を閉じる。
弁アクチュエータ47は、制御回路17と接続されており、内蔵しているソレノイドでスリーブ46を駆動する。詳しくは後述するが、制御回路17は、弁アクチュエータ47に駆動信号を出力する。駆動信号が入力された弁アクチュエータ47は、スリーブ46を反弁アクチュエータ47側に移動させる。図3は、スリーブ46が反弁アクチュエータ47側に移動した状態を図示している。この状態では、スリーブ46に押されてスプリング48が収縮するとともに、スリーブ46の開閉部46aが閉位置から移動することによって、空気流路53が開かれる。弁アクチュエータ47に入力する駆動信号の電流を逆転させると、スリーブ46は、弁アクチュエータ47側に移動して空気流路53を閉じ、更に弁アクチュエータ47側に移動して空気流路53を開く。
【0014】
スライダ部43は、スライダ56、駆動ギア58、モータ66、マウスピース(吹口部)55を備えている。スライダ56は、円柱状のスライダ本体56aと、スライダ本体56aの片側端部に設けられたスライダギア56bを有している。スライダ本体56aの外周面には、ネジ56cが形成されている。スライダ56には、軸方向に貫通する孔61が形成されている。マウスピース55は、トランペット18の実際のマウスピースに代わって用いられるものであり、トランペット18のマウスピース取付部18aに差し込まれている。マウスピース55の内周面にはネジ55aが形成されている。そして、このネジ55aとスライダ本体56aのネジ56cを利用することによって、マウスピース55にスライダ56がネジ込まれている。よって、スライダ56を回転させると、マウスピース55に対してスライダ56が進退する。
駆動ギア58は、モータ66の回転軸に結合されているとともに、スライダ56のスライダギア56bと噛み合わされている。モータ66は、制御回路17と接続されている。図2は、スライダ56が前進してマウスピース55の前気室57に深く入り込んだ状態を図示している。図3は、スライダ56が後退した状態を示している。スライダ56が前進すると、前気室57の容積は小さくなり、長さは短くなる。スライダ56が後退すると、前気室57の容積は大きくなり、長さは長くなる。
パイプ44の一端44aは、開閉バルブ42の出口ポート52に固定されている。パイプ44の他端44bは、スライダ56の貫通孔61に挿通されている。出口ポート52を流出した空気は、パイプ44を通過してマウスピース55の前気室57に流入する。スライダ56が進退するときには、スライダ56はパイプ44に対して移動する。
開閉バルブ42と、スライダ部43のモータ66は、トランペット18と結合された支持部材(図示省略)によって支持されている。
【0015】
図1に示すように、空気供給流路13は、空気ボンベ14と空気吹込用アクチュエータ12を接続している。減圧弁15と絞り弁16は、空気供給流路13に介装されている。空気ボンベ14には、高圧空気が蓄圧されている。空気ボンベ14の代わりに、高圧空気を供給可能な装置(例えば、空気ポンプ)を採用することもできる。
コンピュータ22は、制御回路17を介して、空気吹込用アクチュエータ12と指アクチュエータ24、25、26と接続されている。また、コンピュータ22は、インターフェイス21を介して、減圧弁15と絞り弁16と接続されている。
減圧弁15は、コンピュータ22に制御されて、空気ボンベ14から流出する空気の圧力を所定値まで減圧する。絞り弁16は、同じくコンピュータ22に制御されて、空気吹込用アクチュエータ12に供給する空気の流量を調整する。
人工指30、31、32は、それぞれが指アクチュエータ24、25、26のプランジャ24a、25a、26aと接続されている。人工指30、31、32の先端部は、トランペット18のピストン63、64、65と接触する位置に配置されている。指アクチュエータ24、25、26のプランジャ24a、25a、26aが伸縮すると、人工指30、31、32によって、ピストン63、64、65が操作される(押されたり、戻ったりする)。指アクチュエータ24、25、26のプランジャ24a、25a、26aの伸縮量を調整すると、ピストン63、64、65をフルに押された状態のみならず、半押しの状態にもすることができる。指アクチュエータ24、25、26には、種々のタイプのもの(例えば、空気圧駆動、液圧駆動、モータ駆動、ソレノイド駆動等)を用いることができる。
コンピュータ22には、記憶装置23が接続されている。記憶装置23には、トランペット18で演奏を行わせるための時系列データが記憶されている。具体的には、演奏用アクチュエータ10の開閉バルブ42の入口ポート51に供給する空気流量と、開閉バルブ42のスリーブ46の振動数と振幅と、スライダ部43のスライダ56のスライド量と、指アクチュエータ24、25、26のプランジャ24a、25a、26aの伸縮量が時系列的に記憶されている。
【0016】
開閉バルブ42の入口ポート51に空気を供給しながら、開閉バルブ42の弁アクチュエータ47がスリーブ46を振動させると、空気流路53が開閉され、マウスピース55の前気室57に供給される空気の圧力が振動する。この場合、空気圧力変化の振動数は、スリーブ46の振動数の2倍になる。例えば、スリーブ46の振動数が100Hzならば、前気室57に供給される空気の圧力変化の振動数は200Hzになる。前気室57の空気圧力変化の振動数と、スリーブ46の振動数がこのような関係にあるので、スリーブ46の振動数を低下させることができる。
前気室57内の圧力が振動すると、トランペット18からは、その振動数の楽音が発せられる。例えば、「ド」の楽音が発せられる。マウスピース55内の空気圧変動の振幅は、供給される空気流量に比例する。従って、マウスピース55に供給する空気流量を絞り弁16を制御して多くすると、トランペット18が発する音量が大きくなり、供給する空気流量を少なくすると、トランペット18が発する音量が小さくなる。例えば、「レ」の楽音が発せられている状態で空気流量を多くすると、「レ」の音量が大きくなる。開閉バルブ42のスリーブ46の振幅を変化させても、前気室47に供給する空気量を調整することができる。例えば、スリーブ46の振幅を小さくすると、開閉バルブ42の開弁面積が減少する。よって、供給空気量が少なくなる。絞り弁16と開閉バルブ42の双方を同時に制御すると、空気流量をよりきめ細かく調整することができる。
上述したように、開閉バルブ42のスリーブ46の開閉部49には、遷移部49aが設けられている。この遷移部49aの形状を種々選択することにより、開閉バルブ42からマウスピース55に供給される空気の圧力変化を微調整することができる。例えば、遷移部49aを軸方向に長くすると、開閉バルブ42が開閉するときに、空気流路53の開閉の切り換えが急激に起こらないので、空気の圧力変化の立ち上がり/立ち下がりが緩やかになる(圧力変動の山と谷の形状がなだらかになる)。遷移部49aの形状は、図2、図3に図示されているような直線形状に限られるものではない。例えば、遷移部49aを、曲線や、曲線と直線の組合せ等によって形成することもできる。遷移部49aの形状を選択することによって、トランペット18が発する楽曲を微妙にチューニングすることができる。
【0017】
ピストン63、64、65を操作すると(押し下げると)、トランペット18の共鳴部の管長が調整されて、トランペット18の共鳴振動数が変化する。マウスピース55内の空気振動数とトランペット18の共鳴振動数が一致すると、きれいに共鳴した楽音が発せられる。
スライダ56がマウスピース55に対して進退することによって前気室57の長さが調整されると、トランペット10の共鳴部(管長が調整される部分)の共鳴振動数と、前気室57の共鳴振動数をより良く一致させることができる。従って、前気室57の長さを調整すると、よりきれいに共鳴した楽音を発生させることができる。演奏者がマウスピースに空気を吹き込むときには、唇の振動数や、唇の硬さは調整しているが、前気室57の長さの調整までは行っていない。すなわち、本発明に係る演奏用アクチュエータ10によれば、共鳴振動数を演奏者以上が行っている以上にきれいに調整することによって、トランペット18から極めてきれいに共鳴した楽音を発生させることができる。
コンピュータ22が、記憶装置23に記憶されている時系列データに基づいて演奏用アクチュエータ10を制御すると、トランペット18の演奏が行われる。
【0018】
開閉バルブ42のスリーブ46は、空気流路53を流れる空気を完全に遮断しなくてもよい。すなわち、空気流路53を流れる空気が大流量になり、小流量になることを繰り返してもよい。
スリーブ46の遷移部49a、49aは、スリーブ46の振動中心に対して対称に形成しなくてもよい。
トロンボーンのように、スライダを有する管楽器に本発明を適用する場合には、人工指30、31、32の代わりに、人工腕を用いる。
【0019】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】演奏用アクチュエータのシステム図。
【図2】空気吹込アクチュエータの断面図(開閉バルブ閉、スライダ前進状態)。
【図3】空気吹込アクチュエータの断面図(開閉バルブ開、スライダ後退状態)。
【符号の説明】
【0021】
10:演奏用アクチュエータ
12:空気吹込アクチュエータ
13:空気供給流路
14:空気ボンベ
15:減圧弁
16:絞り弁
17:制御回路
18:トランペット、18a:マウスピース取付部
21:インターフェイス
22:コンピュータ
24、25、26:指アクチュエータ
24a、25a、26a:プランジャ
30、31、32:人工指
42:開閉バルブ
43:スライダ部
44:パイプ、44a:一端、44b:他端
45:弁本体、45a:ガイド孔
46:スリーブ、46a:シャフト部
47:弁アクチュエータ
48:スプリング
49:開閉部、49a:遷移部
51:入口ポート
52:出口ポート
53:空気流路
55:マウスピース、55a:ネジ
56:スライダ、56a:スライダ本体、56b:スライダギア、56c:ネジ
57:前気室
58:駆動ギア
59:ガイド部
61:貫通孔
63、64、65:ピストン
66:モータ




【特許請求の範囲】
【請求項1】
管楽器の吹口部に空気を供給する空気供給流路と、
空気供給流路に介装されており、振動することによって空気供給流路の空気抵抗を変化させる振動弁と、
振動弁を楽器音の振動数で振動させる駆動装置と、
を備えることを特徴とする演奏用アクチュエータ。
【請求項2】
吹口部の長さを変化させる手段が付加されていることを特徴とする請求項1の演奏用アクチュエータ。
【請求項3】
振動弁は、振動中心から両側に振動し、振動中心からの変位に応じて左右対称に空気抵抗が変化することを特徴とする請求項1又は2の演奏用アクチュエータ。
【請求項4】
振動弁は、振動中心から変位するほど空気抵抗を減じるものであり、
駆動装置は、振動弁の振幅を調整可能なものであることを特徴とする請求項1から3のいずれかの演奏用アクチュエータ。
【請求項5】
振動弁は、振動中心において空気抵抗を実質的に無限大とし、振動中心から変位するほど空気抵抗を減じるものであることを特徴とする請求項1から4のいずれかの演奏用アクチュエータ。
【請求項6】
管楽器の音階調整用操作部を操作する人工手が付加されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかの演奏用アクチュエータ。
【請求項7】
空気供給流路を通過する空気流量を調整する絞り弁が付加されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかの演奏用アクチュエータ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−3581(P2006−3581A)
【公開日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−179335(P2004−179335)
【出願日】平成16年6月17日(2004.6.17)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)