説明

粘着ローラークリーナー

【課題】一個又は2個の粘着ローラーとブラシによりかき出し、カーペット、じゅうたん、フローリング、畳、網戸、ふとんなどのほこり、ゴミ、髪の毛、ペットの毛、ダニ、花粉などをきれいに取り除く為の清掃道具を提供する。
【解決手段】粘着ローラーの回転軸とかき出し手段を連結しハンドルを設ける又は2個の粘着ローラーの回転軸とかき出し手段を連結しハンドル軸を中心にシーソウのように回動するよう設け、粘着ローラーの上部にヘッドカバーを設けその端に刃を付けたことをを特徴とする粘着ローラークリーナー。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一個又は2個の粘着ローラーとブラシによりかき出し、カーペット、じゅうたん、フローリング、畳、網戸、ふとんなどのほこり、ゴミ、髪の毛、ペットの毛、ダニ、花粉などをきれいに取り除く為の清掃道具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ー個の粘着ローラーを転がしゴミをくっつけて清掃する道具である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは次のような欠点があった。
(ー)ー個の粘着ローラーだけでゴミをくっつけて掃除するのは、カーペットやじゅうたんの毛の中のゴミ、フローリングの目地や畳の目の間、網戸などはとりにくかった。
(二)粘着シートを巻きつけて剥がしながら使用するものにあっては、剥がしにくく面倒であった。
(三)しかしながらスムーズに使いこなされなくてはならない。
本発明は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
(イ)粘着ローラーの回転軸とかき出し手段を連結しハンドルを設ける。
(ロ)粘着ローラーの回転軸とブラシ部を連結しハンドル軸を中心にシーソウのように回動するよう設ける。
(ハ)ハンドルを設けた粘着ローラーの回転軸とブラシ部を回動自在に連結し反対側に振れ止めを設ける。
(ニ)粘着ローラーの回転軸とブラシ部を連結し、粘着ローラーの軸内に偏芯してハンドル軸を設けて回動するよう設ける。
(ホ)2個の粘着ローラー回転軸を連結しハンドルを設ける。
(ヘ)2個の粘着ローラーの回転軸を連結しハンドル軸を中心にシーソウのように回動するよう設ける。
(ト)2個の粘着ローラーの回転軸とかき出し手段を連結しハンドル軸を中心にシーソウのように回動するよう設ける。
(チ)以上の粘着ローラーの上部にヘッドカバーを設けその端に刃を付ける。
以上を特徴とする粘着ローラークリーナー。
【発明の効果】
【0005】
本発明は以上のような構成だから、一個又は2個の粘着ローラーのくっつけ効果とブラシのかき出し効果により、カーペット、じゅうたん、フローリング、畳、網戸、ふとんなどのほこり、ゴミ、髪の毛、ペットの毛、ダニ、花粉などをきれいに取り除くことができ、スムーズに使用できる。粘着シートを巻きつけて剥がしながら使用するものにあっては、いらいらしないでスパット簡単に剥がせるようになった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)図1、2は、本発明の1実施例であり、粘着ローラー1の回転軸7とエチケットブラシを目が前方向になるよう張りつけたブラシ部2を連結板で連結し、ヘッドカバー5を上部にかけて設け、先端をカーブV刃5aにし中間に柔軟性のハンドル4を設ける。ローラーとブラシをバランスよく加圧させるためである。
(ロ)図3、4は、本発明の1実施例であり、粘着ローラー1の回転軸7とエチケットブラシを目が前方向になるよう張りつけた筒状のブラシ部2を連結板12で連結しハンドル軸3を中心にシーソウのように回動するよう設ける。ローラー1とブラシ2をバランスよく加圧させるためである。ヘッドカバー5を上部にかけて設け、先端をカーブV刃5aにし中間に回動自在のハンドル4を設ける。スムーズに使用できる為のものである。
(ハ)図5、6、7は、本発明の1実施例であり、ハンドル4を設けた粘着ローラー1の回転軸3とエチケットブラシを目が前方向になるよう張りつけた筒状のブラシ部2を回動自在に連結板12で連結する。ブラシ2はー定の加圧でかき出す。ヘッドカバー5を上部にかけて設け、先端をカーブV刃5aにし振れ止め8を筒状のブラシ部2に入るよう設ける。振れ止め8はブラシ部2が前後のぶれをなくすために設けるもので突起10がホルダー内13には入り係止の爪9が開口11に収まり固定される。図5の突起上部6は、ハンドル4にかかりブラシ部2が上がったときに垂れ下がらないようになっている。下部6はハンドル4の角度が垂直に近ずくほど押しずらくなるのを防ぐ為にブラシ2を床から離す役目を果たしスムーズに使用できる為のものである。
(ニ)図8、9、10は、本発明の1実施例であり、粘着ローラー1の回転軸7とエチケットブラシ2を目が前方向になるよう張りつけた筒状のブラシ部2を連結板12で連結し、粘着ローラー1の軸内7に偏芯してハンドル軸3を設けて回動するよう設ける。ヘッドカバー5を上部にかけて設け、先端をカーブV刃5aにする。やや後ろに偏芯してハンドル軸3を設けることでブラシ部2に加圧させかき出し効果をよくする。図10の突起6は、ハンドルにかかりブラシ部が上げたときに垂れ下がらないようになっている。下部6はハンドル4の角度が垂直に近ずくほど押しずらくなるのを防ぐ為にブラシ2を床から離す役目を果たしスムーズに使用できる為のものである。
(ホヘト)図11、12、13は、本発明の1実施例であり、2個の粘着ローラー1の回転軸7とからなるコの棒状の金具14とかき出し手段ブラシ2を連結板12で連結し動きが滑らかになるようハンドル軸3を中心にシーソウのように回動するよう設ける。ヘッドカバー5を上部にかけて設け両先端をカーブV刃5aにする。図13断面図は、図12のE−E`でありブラシ2はハンドル軸3を軸に上下前後自在に動き、むりな圧力が床にかからないようになっている。以上の構成だからスムーズな操作で使用できる。
(チ)図16、17は床のゴミをかき出し、往復させて粘着ローラー1でくっつける図であり、図16はー個の粘着ローラー1とブラシ2、図17は二個の粘着ローラー1間にブラシ2を設けて発明の効果を示す。
(リ)図14、15は、直線V刃5bとカーブV刃5aの違いを表す図であり、以上の粘着ローラー1の上部にヘッドカバー5を設けその端にカーブV刃5aにするのは、直線V刃5bでも切れ味、やりやすさの効果があるが切ったときに両端が図14のようにカーブcしてしまうので次に剥がすときに途中で切れてしまい剥がしにくくなってしまうのである。これは、粘着ローラーとヘッドカバーにすきまdがある為におきることがわかったからである。両側をカーブするV刃5aにすることで解消できた。Aは切り始め、Bは切ったあと、Cは折り目を付け折り返して張ったあと。次にめくるとき楽である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 特許請求1の本発明の側面図
【図2】 特許請求1の本発明の上面斜視図
【図3】 特許請求2の本発明の側面図
【図4】 特許請求2の本発明の上面斜視図
【図5】 特許請求3の本発明の側面図
【図6】 特許請求3の本発明の振り止めを外した状態を示す上面斜視図
【図7】 特許請求3の本発明の上面斜視図
【図8】 特許請求4の本発明の側面図
【図9】 特許請求4の本発明の上面斜視図
【図10】 特許請求4の本発明の側面図
【図11】 特許請求5、6、7の本発明の側面上面斜視図
【図12】 特許請求5、6、7の本発明の側面上面斜視図と断面図線
【図13】 特許請求5、6、7の本発明の側面断面図
【図14】 特許請求1〜4の本発明の使用した状態を示す側面図
【図15】 特許請求5〜7の本発明の使用した状態を示す側面図
【図16】 本発明の粘着テープを切って使用した状態を示す斜視図
【図17】 本発明の粘着テープを切って使用した状態を示す斜視図
【符号の説明】
【0008】
1 粘着ローラー
2 ブラシ部
3 ハンドル軸
4 ハンドル
5 ヘッドカバー
5a カーブV刃
5b 直線V刃
6 突起
7 回転軸
8 振り止め
9 係止の爪
10 突起
11 開口
12 連結板
13 ホルダー
14 コの棒状の金具
A 切り始め
B 切ったあと
C 折り目を付けて折り返して張ったあと
d すきま
c 切ったあとのカーブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
粘着ローラーの回転軸とかき出し手段を連結しハンドルを設ける。
【請求項2】
粘着ローラーの回転軸とブラシ部を連結しハンドル軸を中心にシーソウのように回動するよう設ける。
【請求項3】
ハンドルを設けた粘着ローラーの回転軸とブラシ部を回動自在に連結し反対側に振れ止めを設ける。
【請求項4】
粘着ローラーの回転軸とブラシ部を連結し、粘着ローラーの軸内に偏芯してハンドル軸を設けて回動するよう設ける。
【請求項5】
2個の粘着ローラー回転軸を連結しハンドルを設ける。
【請求項6】
2個の粘着ローラーの回転軸を連結しハンドル軸を中心にシーソウのように回動するよう設ける。
【請求項7】
2個の粘着ローラーの回転軸とかき出し手段を連結しハンドル軸を中心にシーソウのように回動するよう設ける。
【請求項8】
以上の粘着ローラーの上部にヘッドカバーを設けその端に刃を付ける。以上を特徴とする粘着ローラークリーナー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公開番号】特開2009−247873(P2009−247873A)
【公開日】平成21年10月29日(2009.10.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−122751(P2008−122751)
【出願日】平成20年4月8日(2008.4.8)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.エチケットブラシ
【出願人】(591235072)
【Fターム(参考)】