説明

紙葉類カセットおよび紙葉類取扱装置

【課題】紙葉類カセット内に格納されている紙幣の残量を確認する際に、扉を開けて確認する手間をなくす。
【解決手段】紙葉類カセット1内の紙幣6の残量が減少することによって、矢印A方向に移動するステージ8と連動するベルト5を設け、ベルト5には紙幣6の残量を示す目盛24を設けた。さらに、紙幣6の残量に合わせて停止した位置の目盛24を指し示す残量確認位置9を設け、紙葉類カセット1の扉3に設けた確認用窓4にて、ベルト5の目盛24と残量確認位置9を確認できるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、紙葉類を取り扱う紙葉類カセットおよび紙葉類取扱装置の技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、金融機関等に設置される紙葉類取扱装置においては、内部に紙葉類入出金機が設けられており、この紙葉類入出金機の内部には紙葉類カセットが設けられている。また、紙葉類カセットには扉と鍵穴が設けられており、紙葉類の残量を確認するには、取扱者が鍵で扉を開けて、目視で確認を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2006−53810号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記従来の紙葉類カセットの構成では、紙葉類カセット内の紙葉類の残量を確認するには、開錠して紙葉類カセットの扉を開かなければならず、取扱者にとって確認作業が煩わしいという問題点があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、前述の課題を解決するため次の構成を採用する。すなわち、移動可能なステージを設け紙葉類の集積および繰出しを行う紙葉類カセットにおいて、前記ステージの移動と連動して移動するベルトと、前記ベルトに前記紙葉類の残量を表す目盛を設け、前記ベルトに設けられた前記目盛を前記紙葉類カセット外側から確認する確認部を設けるようにした。
【発明の効果】
【0005】
本発明の紙葉類カセットおよび紙葉類取扱装置によれば、前記ステージの移動と連動して移動するベルトと、前記ベルトに前記紙葉類の残量を表す目盛を設け、前記ベルトに設けられた前記目盛を前記紙葉類カセット外側から確認する確認部を設けたので、紙葉類カセットの扉の鍵を開錠せずに外側から紙葉類の残量を確認することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明に係わる実施の形態例を、図面を用いて説明する。図面に共通する要素には同一の符号を付す。なお、以下説明する紙葉類カセットおよび紙葉類取扱装置の実施例の説明では、媒体として一般に使用される紙幣を例として説明するが、これに限定するものではない。
【実施例1】
【0007】
(構成)
本発明の構成を説明する図として、図4は実施例1の紙葉類取扱装置の構成図を示し、図5は紙葉類取扱装置の外観斜面図を示す。
【0008】
図4において10は紙葉類取扱装置であり、その内部には装置全体及び各ユニットを制御する主制御部17を設けている。インターフェース部20は、上位装置21と主制御部17を通信回線で通信を行い、上位装置21は、制御部17より送られた取引内容のデータとデータベースの照会を行う機構を設けている。
【0009】
メモリ部19は取引操作で発生する様々なデータを記録する機構を設けており、電源部18は各部に電源の供給を行う。
【0010】
そして、図4および図5において、カードリーダ部11は、挿入された顧客のキャッシュカードより顧客の口座番号やその他のデータを読み取る機構を設けている。
【0011】
明細票印字部12は取引内容を明細票に印字を行い、通帳記帳部13は取引内容を通帳に印字する機構を設けており、紙葉類入出金部14は、紙葉類(以後、紙幣とする)6の入出金処理を行い、硬貨入出金部15は硬貨の入出処理を行う機構を設けている。
【0012】
接客部16は、顧客案内画面を表示し操作するLCDおよびタッチパネルや顧客案内音声を出力する音声案内部から構成されており、顧客は案内画面や案内音声に従って操作を進めることとなる。
【0013】
図6は実施例1の紙葉類入出金機の構成図であり、紙葉類入出金機26は紙葉類取扱装置10の内部に設けられている。紙葉類入出金機26において、紙葉類入出金部14は紙幣6の入出金処理を行う機構であり、搬送路25は紙幣6の搬送を行う機構を設けており、認識部21は紙幣6の真偽および金種を判定する機構を設けている。
【0014】
金種スタッカ22は認識部21にて判定された紙幣6を金種別に格納し、リジェクトボックス23は不良紙幣を保管するための機構である。紙葉類カセット1は紙幣6を格納する機構と金種スタッカへ紙幣6を補充するための機構を有しており、装置外部への取り外しおよび運搬可能となっている。
【0015】
図1は実施例1の紙葉類カセット1の外観斜面図を示し、扉3には鍵穴2と、紙幣6の残量を確認するための確認部(以後、確認用窓とする)4が設けられている。さらに紙葉類カセット1の上部には、格納された紙幣6を図示しない駆動手段により繰出す紙葉類繰出口7が設けられている。
【0016】
そして、紙幣6の残量の目盛24を示したベルト5と、紙幣6の残量を指し示す残量確認位置9は、確認用窓4にて確認することができるようになっている。またベルト5は、図3を用いて後述する構成により紙幣6の残量が減る毎に矢印A方向に移動するようになっている。
【0017】
図2は紙葉類カセット1の内部構成を説明する図であり、紙葉類カセット1の鍵穴2に図示しない鍵を差し込み開錠して扉3を開き、紙幣6がセットされた状態を示す。
【0018】
ここで紙幣6を補充する際は、ステージ8を矢印A方向とは逆方向へ降下させた後、紙幣6をステージ8の上に乗せる。そして、紙幣6を紙葉類繰出口7より繰出せる位置にセットするために矢印A方向にステージ8を上げ、扉3を閉めることで紙幣6のセットが完了するようになっている。
【0019】
図3は、紙葉類カセット内部の詳細な構成を説明する図であり、ステージ8およびベルト5は連動するように構成されている。
【0020】
ギア27aおよびギア27bは、互いに嵌合するよう構成されており、ギア27aは嵌合部材であるラック28aと、ギア27bは嵌合部材であるラック28bとそれぞれ嵌合するように構成されている。また図中右側のラック28aはステージ8に固定されており、図中左側のラック28bはベルト5の裏側に固定されている。
【0021】
ここで、紙幣6の残量が紙幣繰出等により減ると、図示しないばね等の付勢力によりステージ8がラック28aとともに上昇し、ラック28aと嵌合したギア27aが矢印Cのように回転する。そして、ギア27aの回転によりギア27bが矢印D方向に回転し、ギア27bと嵌合したラック28bがベルト5とともに矢印A方向に移動するようになっている。
【0022】
なお、紙幣6が補充された場合は、ステージ8が矢印A方向とは逆に降下し、ギア27aおよびギア27bがそれぞれ矢印Cおよび矢印Dとは逆方向に回転し、その結果、ベルト5が矢印Aとは逆方向に降下する。
【0023】
(動作)
以上の構成により、実施例1の紙葉類カセット1は、以下のように動作する。本動作を図1ないし図6の外観図および構成図を用いて以下説明する。
【0024】
まず、接客部16の案内に従い顧客により紙葉類取扱装置10が操作され、紙幣6の挿入が行われると、紙葉類入出金部14より挿入された紙幣6は、搬送路25にて搬送され、認識部21にて紙幣6の真偽および金種が判定される。
【0025】
その後、紙幣6は搬送路25を経由し金種スタッカ22に金種別に格納され、認識部21にて不良紙幣と判断された紙幣6は、搬送路25にて搬送されリジェクトボックス23に格納されることになる。
【0026】
そして、釣銭の排出や顧客による紙幣6の払出しが行われる場合、紙葉類カセット1の図示しない駆動手段により紙葉類繰出口7より紙幣6が繰出され、搬送路25を経由して紙葉類入出金部14より排出される。
【0027】
また、硬貨の釣銭がある場合は、図示しない硬貨カセットより硬貨が繰出され、図示しない搬送路を経由し硬貨入出金部15より排出される。そして、明細票印字部12より取引内容が印字された明細票が排出される。
【0028】
このとき、図3のように、紙幣6が紙葉類カセット1の紙葉類排出口7より繰出され、紙葉類カセット1内の紙幣6の残量が減少すると、図示しないばね等の付勢力によりステージ8がラック28aとともに矢印A方向に移動する。
【0029】
すると、ラック28aと嵌合するギア27aが矢印C方向に回転し、ギア27bが矢印D方向に回転するので、ベルト5の裏側に固定されたラック28bが矢印A方向に移動する。その結果、ベルト5が矢印A方向に移動し、残量に合った位置で停止する。
【0030】
そして、図1に示すように、ベルト5には紙幣6の残量の目盛24が示されているため、例えば目盛24を指し示す残量確認位置9が「1000」近傍であれば、確認用窓4にて紙幣6の残量が1,000枚程度であることが確認でき、扉3を開くことなく紙幣6の残量を確認することができる。
【0031】
(実施例1の効果)
以上詳細に述べたように、実施例1の紙葉類カセットおよび紙葉類取扱装置によれば、ステージの上下移動と連動して移動するベルトと、前記ベルトに前記紙葉類の残量を表す目盛を設け、前記ベルトに設けられた前記目盛を前記紙葉類カセット外側から確認する確認部を設けたので、紙葉類カセットの扉の鍵を開錠せずに外側から紙葉類の残量を確認することができる。
【実施例2】
【0032】
(構成)
図7は実施例2の紙葉類カセットの外観斜面図であり、外側から具体的な数字により紙幣6の残量が分からないように、ベルト5を色の濃淡で示すようにし、セキュリティを確保するようにしている。
【0033】
例えば、上部側を残量が多いことを意味する濃い色で示し、下部側を残量が少ないことを意味する淡い色で示し、色が淡くなる毎に、すなわち紙葉類カセット1内の紙幣6の枚数が減少する毎に、ベルト5が矢印A方向に移動する構成となっている。その他の構成は実施例1の紙葉類カセット1と同様であるので、簡略化のためにその説明を省略する。
【0034】
(動作)
以上の構成により、実施例2の紙葉類カセット1は、以下のように動作する。本動作を図2ないし図8の外観図および構成図を用いて以下説明する。
【0035】
まず、接客部16の案内に従い顧客により紙葉類取扱装置10が操作され、紙幣6の挿入が行われると、紙葉類入出金部14より挿入された紙幣6は、搬送路25にて搬送され、認識部21にて紙幣6の真偽および金種が判定される。
【0036】
その後、紙幣6は搬送路25を経由し金種スタッカ22に金種別に格納され、認識部21にて不良紙幣と判断された紙幣6は、搬送路25にて搬送されリジェクトボックス23に格納されことになる。
【0037】
そして、釣銭の排出や顧客による紙幣6の払出しが行われる場合、紙葉類カセット1の図示しない駆動手段により紙葉類繰出口7より紙幣6が繰出され、搬送路25を経由して紙葉類入出金部14より排出される。
【0038】
また、硬貨の釣銭がある場合は、図示しない硬貨カセットより硬貨が繰出され、図示しない搬送路を経由し硬貨入出金部15より排出される。すると、明細票印字部12より取引内容が印字された明細票が排出される。
【0039】
ここで、紙幣6の残量が紙幣繰出等により減ると、図示しないばね等の付勢力によりステージ8がラック28aとともに上昇し、ラック28aと嵌合したギア27aが矢印Cのように回転する。
【0040】
そして、ギア27aの回転によりギア27bが矢印D方向に回転し、ギア27bが嵌合したラック28bがベルト5とともに矢印A方向に移動するようになっているのは実施例1と同様である。
【0041】
そして、図7に示すように、ベルト5は色の濃淡によって紙幣6の残量を判定できるようになっているため、確認用窓4にて、例えば残量確認位置9が指し示すベルト5の色が淡色と濃色の中間色である「グレー」であるとすると、紙幣6の残量が減少してきたことが確認でき、扉3を開くことなく紙幣6の残量を確認することができる。
【0042】
或は、図8に示すように、ベルト5に色の濃淡を持たせた色表示を縦方向に複数配し、淡色の範囲が広くなることで紙幣6の残量が減少してきたことを示すようにし、紙幣6の残量が減少すると矢印A方向にベルトを移動させ、残量確認位置9が指し示す色表示を確認することで紙幣6の残量を確認するようにしてもよい。
【0043】
(実施例2の効果)
以上詳細に述べたように、実施例2の紙葉類カセットおよび紙葉類取扱装置によれば、外側から具体的な数字で残量が分からないように、ベルトの色の濃淡によって数字の意味を持たせ、確認用窓にて残量確認位置の指し示す色を確認できるようにしたので、セキュリティを確保するとともに、紙葉類カセットの扉を開くことなく紙葉類カセット内の紙葉類の残量を確認することができる。
【実施例3】
【0044】
(構成)
図9は実施例3の紙葉類カセットのベルトの構成図であり、ベルト5の横幅に斜めに黒色と白色の異なる色幅a、bを持たせ、黒色の色幅aが狭くなり、白色の色幅bが広くなるにつれて紙幣6の残量が少ないことを示すようになっている。
【0045】
図10は実施例3の紙葉類カセットの外観斜面図を示し、紙葉類カセット1内の紙幣6の残量が減少すると、ベルト5が矢印A方向に移動して黒色の色幅aが狭くなり、確認用窓4の下部に示した目盛24aと黒色の色幅aの位置を確認する事で、紙幣6の残量を判定できるようになっている。その他の構成については、実施例1および実施例2の構成と同様であるので、簡略化のためにその説明を省略する。
【0046】
(動作)
以上の構成により、実施例3の紙葉類カセット1は、以下のように動作する。本動作を、図2ないし図6並びに図9および図10の外観図および構成図を用いて以下説明する。
【0047】
まず、接客部16の案内に従い顧客により紙葉類取扱装置10が操作され、紙幣6の挿入が行われると、紙葉類入出金部14より挿入された紙幣6は、搬送路25にて搬送され、認識部21にて紙幣6の真偽および金種が判定される。
【0048】
その後、紙幣6は搬送路25を経由し金種スタッカ22に金種別に格納され、認識部21にて不良紙幣と判断された紙幣6は、搬送路25にて搬送されリジェクトボックス23に格納されことになる。
【0049】
そして、釣銭の排出や顧客による紙幣6の払出しが行われる場合、紙葉類カセット1の図示しない駆動手段により紙葉類繰出口7より紙幣6が繰出され、搬送路25を経由して紙葉類入出金部14より排出される。
【0050】
また、硬貨の釣銭がある場合は、図示しない硬貨カセットより硬貨が繰出され、図示しない搬送路を経由し硬貨入出金部15より排出される。すると、明細票印字部12より取引内容が印字された明細票が排出される。
【0051】
ここで、紙幣6の残量が紙幣繰出等により減ると、図示しないばね等の付勢力によりステージ8がラック28aとともに上昇し、ラック28aと嵌合したギア27aが矢印Cのように回転する。
【0052】
そして、ギア27aの回転によりギア27bが矢印D方向に回転し、ギア27bが嵌合したラック28bがベルト5とともに矢印A方向に移動するようになっているのは実施例1および実施例2と同様である。
【0053】
そして、図10に示すように、ベルト5の黒色の色幅aの位置と確認用窓4の下部に示された目盛24aの位置によって紙幣6の残量が判定できるようになっているため、例えば黒色の色幅aの位置を指し示す目盛24aが「500」近傍であった場合、紙葉類カセット1内の紙幣6の残量は500枚程度であることが確認でき、扉3を開くことなく紙幣6の残量を確認することができる。
【0054】
なお、実施例2と同様、セキュリティを考慮し、色幅により残量を確認するようにし、残量を表す数値を設けないようにしてもよい。
【0055】
(実施例3の効果)
以上詳細に述べたように、実施例3の紙葉類カセットおよび紙葉類取扱装置によれば、ベルトの色幅を斜めに変化させ、確認用窓の下部に横幅位置に対応する目盛を設け、確認用窓にて紙葉類の残量を確認できるようにしたので、実施例1と同様、扉を開くことなく紙葉類カセット内の紙葉類の残量を確認することができる。
【0056】
《その他の変形例》
以上の実施例の説明では、目盛の位置や濃淡、形状等により紙葉類カセット内に紙幣の残量がどの程度あるかを確認できるように説明したが、これらを組合わせたり、形状を変更して表示するようにしてもよい。
【0057】
或いは、多少高額となるが、セキュリティを強化するために、残量表示を液晶表示器等で表示するようにし、通常は、表示せずに所定のキー操作により残量表示を行うようにしたり、非接触カードやタグによる認証を行い認証された場合に残量表示を行うようにしてもよい。或いは、タイマーを設け、紙葉類カセットを操作する所定の時間のみ表示するようにしてもよい。
【0058】
また、実施例の説明では、ステージを垂直方向に移動する縦型の紙葉類カセットの場合を記載したが、ステージを水平方向に移動する横型の紙葉類カセットであってもよい。
【0059】
また、実施例の説明では、帯状のベルトの裏側にラックを固定するようにしたが、無端ベルトを用いてベルトを直接ギアに嵌合させてもよい。また、ベルトを用いず、ラックに直接残量表示を施すようにしてもよい。また、ステージを移動させるために駆動ベルトを使用している紙葉類カセットの場合においては、該駆動ベルトに直接残量表示を施すようにしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0060】
以上述べたように、本発明は、紙葉類を取扱う紙葉類取扱装置に広く用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】実施例1の紙葉類カセットの外観斜面図である。
【図2】実施例1の紙葉類カセットの内部構成を説明する図である。
【図3】実施例1の紙葉類カセット内部の詳細な構成を説明する図である。
【図4】実施例1の紙葉類取扱装置の構成を説明する図である。
【図5】実施例1の紙葉類取扱装置の外観斜面図である。
【図6】実施例1の紙葉類入出金機の構成を説明する図である。
【図7】実施例2の紙葉類カセットの外観斜面図である。
【図8】実施例2の紙葉類カセットのベルトと確認用窓の構成を説明する図である。
【図9】実施例2の紙葉類カセットのベルトの構成を説明する図である。
【図10】実施例3の紙葉類カセットの外観斜面図である。
【符号の説明】
【0062】
1 紙葉類カセット
3 扉
4 確認用窓
5 ベルト
6 紙幣
7 紙葉類繰出口
8 ステージ
9 残量確認位置
24 目盛

【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動可能なステージを設け紙葉類の集積および繰出しを行う紙葉類カセットにおいて、
前記ステージの移動と連動して移動するベルトと、
前記ベルトに前記紙葉類の残量を表す目盛を設け、
前記ベルトに設けられた前記目盛を前記紙葉類カセット外側から確認する確認部を設け、
前記紙葉類の残量を前記紙葉類カセット外側から確認できるようにしたことを特徴とする紙葉類カセット。
【請求項2】
前記ベルトは、前記ステージを移動させるギアと連結した嵌合部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の紙葉類カセット。
【請求項3】
前記ベルトは、色の濃淡により残量を表すようにしたことを特徴とする請求項1および請求項2記載の紙葉類カセット。
【請求項4】
前記ベルトは、色幅の長さにより残量を表すようにしたことを特徴とする請求項1および請求項2記載の紙葉類カセット。
【請求項5】
請求項1ないし請求項4いずれか記載の紙葉類カセットを搭載したことを特徴とする紙葉類取扱装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−152311(P2008−152311A)
【公開日】平成20年7月3日(2008.7.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−336474(P2006−336474)
【出願日】平成18年12月14日(2006.12.14)
【出願人】(000000295)沖電気工業株式会社 (6,645)
【Fターム(参考)】