説明

組み立て歯ブラシ装置並びに該歯ブラシの製造。

【課題】歯や歯茎の触覚をその場その場で感じながら使うと清潔に成っている満足感が得られ、歯ブラシの機能も確認でき、植毛束の清潔状態も目視しながら使えて楽しくブラッシングが出来る歯ブラシの提供をする。
【解決手段】独立した植毛台と独立したハンドルで構成され、植毛台やハンドルを交換着脱できる。植毛や装着に工夫された連続植毛台を作り、植毛するスペースを小さくし磨きたいポイントを的確にとらえ易い形状にし、使用者が歯間に食物残渣を絶対に残したくない欲求に応えられるシンプルな歯ブラシにもなるし、植毛束を多くした植毛台を採用して磨き剤や水を使いながら歯磨きが出来る歯ブラシにした。ハンドル上における止具や安定、固定装置などを用いて対応する植毛台の交換、入れ替えが容易で簡単に操作にでき、時には植毛台をハンドルに装填接着して使い捨て歯ブラシにもなる、組み立て式の歯ブラシを採用する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯磨き効果に優れ、省資源としても優れる歯ブラシ装置とその歯ブラシの製法に関する。
【背景技術】
【0002】
良い歯ブラシの条件は、使用者が日常生活環境の中で歯疾患の予防と健康な歯を守る維持する為に容易に取り扱える歯ブラシあるべきであるが、従来では容易で無かった。
にもかかわらず、従来の歯ブラシ等は歯科衛生に不可欠な生活必需品でありながら、優れた改良がなされず進歩性に乏しい物ばかりが氾濫していた。
従来品には磨きたい時に咄嗟に磨ける歯ブラシが無い。従来品による歯磨き動作には歯磨き剤や濯ぎ水を必要とする煩雑で無駄な動作が伴い扱い難い問題があった。
従来はハンドル上に植毛数が蜜でやたら多く、雑菌が密集繁殖し易い不衛生な物品がほとんどであるから、何時も身に付けて持ち歩けない。プラスチック製が主流で高価な歯ブラシであっても安価な歯ブラシであっても毛束の折損や曲がって元に戻らないと使えなくなるから使える丈夫なハンドルを付けたまま歯ブラシ全体を廃棄するから、資源の無駄使いを永年繰り返していた。従来品は不便で資源を無駄に使う構成に成っている。
そのような歯ブラシで歯を磨いている歯磨き習慣は健康な歯を保つよりも、歯を蝕む遠因であることになり、従来の歯磨き習慣の悪さから、歯磨き回数が増えない!故に歯科衛生状態の悪さが永年改善されない!誠に深刻な問題がある。
【0003】
日に3回以上従来歯ブラシを用いた歯磨きをする事は(歯磨き剤や水にコップ洗面設備等を必要とするから)到底出来難く、現代の生活住環境において従来の歯ブラシを使い従来の歯磨き習慣を継続させようとすることは、誠に愚かな事である。1日1〜2回しか歯ブラシを使えない歯ブラシとその歯磨き習慣は即刻改めるべきである。
現代人は物を食し歯を汚し放置する時間が長すぎる!食後早目に歯を磨き、歯を清潔にする習慣が育たないと健康な歯を維持することが出来ていない。
【0004】
従来の歯磨き習慣では、1度使用した歯ブラシを滅菌する事なしに再々使用している場合が多く衛生的に頗る悪い。
植毛束が少ない歯ブラシなら使用後に付着した食物残渣などを植毛部において直ちに発見でき、容易に払うことができるが、従来の歯ブラシでは柄の先端に植毛穴を10個以上蜜に羅列して植毛束を植毛したブラシであるから、歯間に雑菌が留まり易いから食物残渣を上からこさぎ取るべきであるが、歯間に押さえ込んでしまう場合がしばしばである。残念ながら使用者達は従来歯ブラシに雑菌が在ろうが無かろうが磨き剤を上に重ね平然と使用する場合が在る。
従来の歯ブラシメーカー達は目を引くデザインにばかりこだわり、使い易い歯ブラシ、歯科疾患を予防し易い歯ブラシ、消費者が咄嗟に使え、自然に使いたくなる歯ブラシの開発研究を怠り、誇大なTV広告で国民を欺き、真に国民の歯科衛生状態を好転させる歯ブラシの提供を怠った。
宇宙船で生活する宇宙飛行士や酷寒の南極等で観測をする隊員、砂漠で研究する人々でなくても、歯磨きは全世界の人々が健康のため食事を楽しむ為に行いたくなるが、従来の多くの歯ブラシは水を使わなければ使えない問題があるから、使いにくくて歯が病み易い環境と習慣からいつまでも脱出できていませんでした。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
宇宙船で生活する宇宙飛行士や酷寒の南極で観測をする隊員、砂漠で研究する人々が咄嗟に水が無くても磨ける歯ブラシ、健康な人は無論のこと半健康的な人にとっても、健康のため食事を楽しむため、本発明の歯ブラシを使用すれば従来に在った諸問題を解決でき、本発明品を用いて新たな歯磨き習慣を始めれば、日に日にその爽やかで驚くほどの効果を体感できます。従来の諸問題を解決する歯ブラシを安価に提供し、歯疾患の予防に著しく貢献する。
シンプルな本発明の歯ブラシは従来に比べ著しく省資源にもなり地球環境に貢献する省エネルギーとなる。
従来の歯ブラシでは果たし得なかった使い易い歯ブラシ、歯科疾患を予防し易い歯ブラシ、何処にいても咄嗟に使える歯ブラシ、自然に使いたくなる歯ブラシを提供し、問題を解決し、慢性的に悪しき国民の歯科衛生状態にある問題を好転させる。
【課題を解決する為の手段】
【0006】
植毛部の広さを極端に狭くし、毛束の数、植毛密度を減らし、植毛された毛束の状態を何時も視覚し易くしてブラシの植毛台を滅菌消毒し易い状態、アルコールや食塩水に浸し易くするなど、何時もの衛生状態を確かめながら清潔に洗浄しながら使用できる。容易に植毛部を交換でき、シンプルで携行に適し咄嗟に使えその使用効果が爽やかで歴然であり、省資源になり安価である事を目的とし、目的を満たす為に本発明は次の手段を講じた。
請求項に記載した特徴のように、合理的な植毛や装着に工夫された連続植毛台を作り、植毛部にやたら濃密に数多く毛束を装着しないで、植毛するスペースを小さくした歯ブラシを設けるなどの手段を採用し、使用者のニーズあわせ、磨きたい個所となるポイントを的確にとらえ易い植毛の形状ハンドルの形状を配慮し、歯科医療、介護医療のニーズにも応え得るハンドルの諸形状に毛束を配置した毛束の植毛、植毛された台表面には種々のデザインによる毛束の位置形状があり、ハンドル上における種々の安定や固定装置を用いて、対応する種々のハンドル上において植毛台の交換入れ替えが随時にできる組み立て式にした歯ブラシを使用すれば、植毛部の状態を常時観察しながら、歯や歯茎の触覚を感じながらブラシ機能も確認できて植毛束の清潔衛生状態も目視できるようにした。
ハンドルに植毛台を装着して成る歯ブラシを構成する際、植毛台とハンドルに固定装置や安定装置がマッチするように設け、装着させるが、請求項にある固定装置と安定装置を全てマッチさせなくても歯ブラシの使用に耐えられる場合は、固定装置や安定装置を省いた植毛部品、ハンドル部品を用いるのが良いし、逆に固定装置、安定装置を追加するのも良い。
それらに適さない状態の毛束になればその植毛台を廃棄しても良いが、自分でブラシの清掃や、自らの好みや使いやすさに合った植毛束の状態に鋏みでカッティング整毛して使いながら、場合によっては植毛部が完全に消耗するまで再々整える事も容易に出来るから良い。
連続植毛台であるが予め台の側面を平面から底面にV字の傾斜を付けずに、植毛する所定の穴だけ間隔を維持して設けた状態のステック状植毛台を作り、次の工程でV字の加工あるいはハンドルにマッチする形状の加工をして境を作ると良いし、台の素材を木や竹で作る場合に植毛の刺激で台が破砕するのを防止できる。
植毛の位置は一定の間隔を保ち植毛束の位置が接近して濃密に成る事を避けることを守り、バランス良く配置すれば良く、植毛点の数は該歯ブラシ使用者の便益性や目的、使用場所等を考慮して3点植毛や4点植毛に限る事無いし、専らマッサージに使うために歯茎に心地よい刺激を与える諸々の素材を植毛部に装着する植毛台を作る等、植毛の形状や毛束の種類、配置は合理的にデザインして種々取り揃えると良い。
植毛された毛束が曲がったり折れたりした場合は鋏等を用いて切り揃えたり、植毛全体の形を使いやすく切り揃えてオリジナルなマイブラシを作のも良いし、植毛部品と対応するハンドル部品を装着し開放できない接着タイプの歯ブラシを作るのも良い。
【0007】
本発明に於いては請求項に記載したハンドルにおいて、ハンドル上に装着する部位は2面の壁でグリップする方法と、植毛台の形状に合わせて植毛台の平面と植毛台出し入れ口以外を閉ざした容器に植毛台を納める方法で成る固定や安定の装置を設け、種々の植毛台と互換性を持たせて連続植毛台から切り放し、選んだ植毛台を装着して成る歯ブラシの装置と製法を提供するが、ハンドル先端に植毛台を装着する装置としては板状のハンドル先端に固定具ネジ凸を設け、植毛台底面に固定具凹ネジを設けてネジ絞めする方法や、ハンドル先端に諸固定安定装置付きのリング状受け具を設けて装着する方法やハンドル先端に諸固定安定装置付き角型容器を設け装着する方法も良いし、正面壁.左右の壁の3面に壁を設けその中に植毛台を装着する方法や背面壁.左右の壁の3面に壁を設けその中に植毛台をそうちゃくする方法や左右の壁の2面に壁を設けその壁内に植毛台を装着し、本発明にあるような、或いは類似する固定や安定方法を用いるのも良い。
【0008】
従来の歯ブラは植毛されている毛束の量が多く濃密であるが、本発明は植毛量を多くした場合少なくした場合、毛束の長さや太さや毛の質や色などは連続植毛台1個に占める各植毛台には植毛束の量や配置が異なっている植毛台が連続しても良いし、同じ植毛台を連続製造するのも良いし、連続していない台、形状も種々異なる台に植毛した植毛部品を作り、対応するハンドルを作り、材質を選び好まれるデザインを採用するのも良い。
該歯ブラシは組み立て式であるが、ハンドルに植毛台を接着させたまま使い、不要に成ったり消耗したら廃棄するのも良い。
ハンドルの先端に植毛部を設けた従来歯ブラシを縮小した状態で植毛部位を狭くしたハンドルを作ったり植毛部が数列多く植毛された植毛台など、本発明の範疇で各形状の植毛デザインを採用するのも良い。
柄の長さ太さ等大小そろえて作るのも良いし、衛生的な専用のブラシケースを作るのも良い。
植毛する台は木や竹、毛は豚や狸など、ハンドルはプラスチックや木竹、金属など、或いはそれらの組み合わせを用いて製造する。口腔において使用するものであるから衛生上の配慮を怠り無く製造し提供するのが良いし、資源の有効利用に配慮するのが良い。
【発明の効果】
【0009】
植毛部に雑菌が繁殖しないように植毛台をハンドルから外して、植毛部をアルコールや食塩水にひたしておけば、滅菌消毒が簡単に行なえる。の広さを極端に狭くし、植毛された毛束の状態を何時も視覚し易くしてブラシの衛生状態を確かめながら清潔に洗浄しながら使用できるから良い。
容易に植毛部を交換でき、シンプルで携行に適し咄嗟に使えその使用感が良く使用効果も直ぐに現れ、しかも省資源なエコロジー商品で製造原価も安価であるから良い。
食事や間食で歯を汚した後、歯を磨きたいと思った時、歯磨き剤や水を使わないで咄嗟に歯を磨く事ができるから、健康な歯を維持することが出来て全身の健康状態も良くなる。
従来の歯磨き習慣に要する一連の動作、歯磨き剤を使い、すすぎ水を使う等、洗面所における煩雑な歯磨きから少しでも開放できる。
本発明の歯ブラシは従来の歯ブラシにある概念を破り、今日までの悠長な歯磨き習慣とは対照的に合理性を追求し現代の生活様式に即し、新しい歯磨き習慣の先駆けとなり歯科衛生の向上と普及に裨益する歯ブラシにしてある。
シンプルな本発明の歯ブラシで行うブラッシングは歯列のポイントを押さえた歯磨きが行えるから、動作に無駄がない。
携行し易すく、手軽で扱い易いから、歯を磨きたい時に磨けて口中がいつも爽快で居れる。
車を運転しながら新聞を読みながらTVを観ながら容易に扱える。
どんな献立の料理を出されても、歯間に詰まって困る心配をしなくてよいから招待を受けた食事会の席でも苦にならない。
爪楊枝を使うように植毛が少ない歯ブラシで軽くブラッシングすれば従来のような悩みは霧消しグルメを楽しく感じられる。
従来、止むを得ず寝たきりの生活をしてる人々の歯磨きは大変なご苦労が伴っていたが、本発明歯ブラシを用いた場合の歯磨きは日頃から何か食べたら歯を磨く習慣をつけることにより、食事をしたあと多少咀嚼できていない残渣があり、本発明歯ブラシのブラッシングで野菜の筋や肉の筋が歯間から掘り出されても不衛生で汚い物であるはずはないから、唾液と共に飲み込めば良いし、少し使い慣れれば簡単に行なえる行為であるから寝たきりの生活における歯科衛生は画期的に改善され快適な歯磨き生活ができる。
味見をする際には歯茎を軽くブラッシングすると、確かな食感が得られるし、グルメな会食パーティーの席においても美味しく食感を満喫できるから素晴らしい。
何時でも何処でも、そこが砂漠の真只中や宇宙船の中など極限の環境においても、堂々と歯磨きが行える。
本発明の歯ブラシの製法は簡単であり、大量生産にも適しているから、安価に提供する事が可能であり、水や歯磨き剤を使わない省資源、歯ブラシを作る素材も少量であり、この歯ブラシによる歯磨き習慣(朝昼夕の食事や間食の後のブラッシング)を1度実行してみれば、その爽快さが身体中に伝わり、使い続ければ著しく健康な歯に成る。
無論、本発明歯ブラシは従来歯ブラシと比べ著しい進歩が在るがリスクや問題点は見当たらない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
連続するプラスチック製台形の台上に連続植毛する事により成る連続植毛台から容易に取れる1個の植毛台を得る。
連続する台が弱い木竹製の場合は植毛時に台が破砕するリスクを避けるため台左右壁の傾斜や、台正面背面の傾斜などを省き台側面がフラットな台にピッチを決めて連続植毛して、その後に削って傾斜をつけるのが良い。
植毛台と合致装着するハンドル先端植毛部であるが、植毛台の平面にある毛束とその先端は上向き中空に位置させるが、平らな底面、左右傾斜面、正背傾斜面に沿って囲む容器状となり、植毛台の出し入れは上記何れかの面に開閉装置と成る止具を用いるが、正背傾斜面の正面か背面に、或いは両方に開閉装置を設けるのが最良である。
植毛台と合致するハンドルに装着したり装着解除を植毛する植毛部品となる台の平面に植毛する穴と台正面上部と背面上部に固定段差を設け、台正面と背面に安定凹を設け底面には固定凹を設けた台を、底辺上のV字状を境に台が繋がる連続台を作り、その連続台に連続植毛した連続植毛台からV字状を開放してハンドルに装着する植毛台を求めて成るカートリッジ式歯ブラシ用の植毛台を得る。
ハンドル部品となるハンドルの先端の植毛台装着部位に、上方の先に段差が内向きに在り、その下に安定凸を設け角度を付けた正面壁と背面壁で成る植毛台固定壁間をもうけ、底面に植毛台固定孔を設け、底辺外側下には底辺より伸ばした固定凸付きリードを設けた組み立て式歯ブラシ用のハンドルを得る。
上記植毛台をハンドルにある壁間の横から挿入し、更にハンドル底面の孔から固定凸を植毛台底面の固定凹まで挿入して成る歯ブラシの製造も良い。
【実施例1】
【0011】
図1に示すのは植毛台を合致する1本のハンドルの装着内に植毛台を装着した組み立て式歯ブラシの構成略図である。
台形が連続する状態に加工した竹の連続台に、植毛機械で連続植毛をして連続植毛台を作る。
金属板を加工し板の端3方向、底側から背側、左右側辺を斜め内側に平面を空けて折り曲げてハンドル上に植毛台挿入部を作る。
金属片で略L字状を保って植毛台挿入部を開閉させる左右にスライド可能な植毛台止具を作り、止具のスライドを止めるゴムリング作りハンドルに嵌める。
上記等の加工を施し、ハンドルの植毛台挿入部に、連続植毛台から開放したの1個の植毛台を挿入し、止具をスライドさせ挿入部を閉じてグリップする側にある止具の反対側をセットしたゴムリングで囲んで成る。
【0012】
図2に示すのは三点植毛した植毛台を専用のハンドルの壁間に装着する状態を示す略図であり、ハンドルの壁上部にある固定段差で縦ずれを押さえ、ハンドルの底辺から伸ばした固定凸を底にある孔を介して植毛台の底部に固定凹にはめて横ずれを押さえ、更に植毛台の正面と背面にある安定凹にハンドルの壁内側にある安定凸をマッチさせてある。底部からの固定凹凸装置をネジ式にすれば強力な固定装置に変わる。
【0013】
図3に示すのは台を繋いだ1列の連続台と連続台に四点植毛をして連続植毛台に、連続植毛台から開放した植毛台に至る状態を示す略図であり、台を繋ぐ連続台は1列に限らず2列3列と幅を広げても良い。V字状の下分かれ目を境目として切断すれば容易に植毛台が得られる。
【0014】
図4に示すのはハンドルの背面に孔を設けその孔に背面から伸ばした平らなリードに設けた固定凸を差し込んで、壁間に納まっている六点植毛した植毛台の安定凹に嵌めた状態を示す略図である。無論この場合の固定凸をネジ式にするのも良い。
【産業上の利用可能性】
【0014】
植毛台やハンドルの素材はプラスチック製の方が量産に適し安価である。しかし資源や風合を考慮すると竹や木を使うのも良いし、柄などはチタンなどの金属や色々の素材を合わせデザインにも優れ半永久的に愛用される高級品を提供するのも良い。
ブラシの毛もプラスチックが量産に適しているが、豚や狸の毛を使うのも良い。プラスチックなら生産原価は安価であり、物も小さく、変質しにくい物なら流通管理が容易であるが、限り在る資源である石油から作られるプラスチックにいつまでも依存する時代ではない。
植毛台が竹木製であれば材料は無限であるが、加工費はそれほど安価とはいえない。が、従来とは消費者の意識が大きく変化しているから、簡便に使えて健康に良く環境に優しいエコロジーな物品であるなら、急速に普及する可能性が高い。
起業する産業として立ち上げてもリスクが少なく成功の可能性は大きい。
歯科医院や介護施設、レストランや食堂、弁当屋から纏まった需要が期待される。扱い方がシンプルであり説明が要らない。保存と携行に問題が無く安価で健康に欠かせない点を考慮すると、あらゆる世代の人々、健常者から非健常者、入院の寝たきり患者の方々にとっても福音となる。
本発明による歯ブラシが秘める商品力であるが、デザインと機能を熟慮して数多くの種類を品揃えし、全国、全世界の消費者に一度知って戴くと、必ずやリピートが在り世界の隅々にまで胸を張って産業を継続流通させられる魅力に満ちている。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】連続植毛台から、背側面、正面側、左右側面が平面から底面に傾斜した台形状平面に15束植毛した1個の植毛台を外し、該植毛台に対応するハンドルに装着した歯ブラシに成る構成を示す略図である。(実施例1)
【図2】植毛台をハンドルに挿入して成る状態を示すミニ歯ブラシの略図である。(実施例2)
【図3】1列の連続植毛台から1個の植毛台を開放した状態を示す略図である。(実施例3)
【図4】ハンドルに植毛台を固定する1部の装置を示す略図である。(実施例4)
【符号の説明】
【0016】
3.30.35.36 植毛台
11 固定段差
12 安定凹
15 正面壁
16 背面壁
19 孔
20 安定凸
23.25 固定凸
31 植毛台容器
32 止具
33 ゴムリング

【特許請求の範囲】
【請求項1】
組み立て歯ブラシの組み立てる植毛部品として、跳び箱のように正面側と背面側並びに左右側面の側壁が上に角度をつけて伸び平面が底面より狭い台形をした角型の台上平面に植毛する穴を設け、台形の台と台を並べた境はV字状で、その側辺部分では次々に台が繋がっている状態にある連続台(1)を作り、該連続台(1)に連続植毛をして成る連続植毛台(2)を作り、境のV字状にある側辺部分を解いて成る、組み立て歯ブラシのハンドル部品に対応接続させ接続、開放、交換、接着等々の方法で組み立てる歯ブラシに用いる植毛台(3)を得て成る植毛部品の装置と製造。
【請求項2】
台平面に毛束(4)を三角形の角に三点植毛(5)した請求項1の植毛部品を製造する。
【請求項3】
台平面に毛束(4)を四角形の角に四点植毛(6)した請求項1の植毛部品を製造する。
【請求項4】
台平面に毛束をサイコロの5を表す点に五点植毛(7)した請求項1の植毛部品を製造する。
【請求項5】
台平面に毛束(4)を横1列に横三点植毛(8)した請求項1の植毛部品を製造する。
【請求項6】
台平面に毛束(4)を横2列に三点植毛、合計六点植毛(9)した請求項1の植毛部品を製造する。
【請求項7】
台平面に毛束(4)を横列の数及び点数の数が前記と異なる植毛をした請求項1の植毛部品を製造する。
【請求項8】
連続台(1)に請求項2.3.4.5.6.7に配置した各点植毛の台を連続する連続台(1)上において連続植毛を行い、連続混成植毛台(10)にした請求項1の植毛部品を製造する。
【請求項9】
台(3)の正面部、背面部、側面部のいずれかに固定段差(11)を設けた請求項1の連続台(1)に植毛した植毛部品を製造する。
【請求項10】
台(3)の正面、背面に安定凹(12)を設けた請求項1の植毛部品を製造する。
【請求項11】
台(3)の底面に固定凹(12)を設けた請求項1の植毛部品を製造する。
【請求項12】
台(3)の背面に固定凹(13)を設けた請求項1の植毛部品を製造する。
【請求項13】
台(3)の底面に固定凹(14)を設けた請求項1の植毛部品を製造する。
【請求項14】
歯ブラシ用の組み立てハンドル部品として、ハンドルの先端に植毛部品植毛台(3)を合致させて固定する傾斜付きの正面壁(15)と背面壁(16)を設け、(15)(16)上部に両壁内側に向け段差を設け合致させる植毛台(3)を挟む壁間(17)を設け、(17)の両壁内側左右側の何れからでも植毛台(3)を差込固定でき、植毛台グリップ(18)を作り、請求項1の組み立て植毛部品に対応させ接続させて成る歯ブラシに用いるハンドル部品を製造する。
【請求項15】
植毛台グリップ(18)の底辺中央部に孔(19)を設け、壁間(17)に向いた正面壁(15)背面壁(16)側に安定凸(20)底辺より伸ばした平らなリードに固定凸(21)を装置した請求項13の組み立て植毛部品に対応させ接続させて成る歯ブラシに用いるハンドル部品を製造する。
【請求項16】
植毛台グリップ(18)の背面中央部に孔(22)を設け、背面下より伸ばしたリードに固定凸(23)を装置した請求項13の組み立て式植毛部品に対応させ接続させて成る歯ブラシに用いるハンドル部品を製造する。
【請求項17】
植毛台グリップ(18)の正面中央部に孔(24)を設け、正面下ハンドル上部より伸ばしたリードに固定凸(25)を装置した請求項13の組み立て式植毛部品に対応させ接続させて成る歯ブラシに用いるハンドル部品を製造する。
【請求項18】
請求項1の植毛部品を請求項13のハンドル部品に装着して成る歯ブラシの装置と製法。
【請求項19】
歯ブラシ用の組み立て式ハンドル部品として、ハンドルの先端には、底が平で四方の側面が傾斜した台の平面に植毛した植毛部品としての植毛台(30)や植毛台(3)を装着させる為に、納める植毛台(30)の形状に合わせ、植毛台(30)の狭い平面と、(30)を出し入れする正面以外の、傾斜した背面と左右面、平らな底面を囲む植毛台の植毛台容器(31)と、該容器(31)正面側に傾斜する植毛台(30)の正面側と合致する傾斜面付き植毛台(3)(30)の正面に開閉装置となる止具(32)を設け対応する植毛部品と対応するハンドル部品を作り、双方を装着させてなるハンドル部品の製造からなる歯ブラシ装置と製法。
【請求項20】
左右面が平面より広い底面に向いて傾斜した台を作り、毛束を数多く植毛を施した従来からある歯ブラシの植毛にある形状に近い植毛をした植毛台(30)や前記の植毛部品としての植毛台(3)を前記請求項19のハンドルにフィットさせて固定する傾斜付きの正面壁(15)又は止具付正面壁(28)と傾斜付きの背面壁(16)又は止具付背面壁(29)と平らな底面板(26)又は止具付き底面板(30)、傾斜付きの左右側面壁(27)又は止具付き左右側面壁(31)を設け、植毛台の平面植毛部以外の部分を囲み、上記(28)、(29)、(30)、(31)の何れかを、植毛台の挿入、固定、排出入口として、請求項1の組み立て式植毛部品にも対応させ接続させて成る歯ブラシに用いるハンドル部品を製造する。
【請求項21】
前記請求項19.20のハンドル部品の容器(31)の正面側にある止具(32)止具付き正面壁(28)を用いる場合に該止具をハンドル上で安定させてカバーするゴムリング(33)を作り、(33)をハンドルに通し嵌めていて、止具の先を容器(31)の正面側に係り止めしておく時には、該ゴムリング(33)を止具の取っ手側に重ね嵌めて成るハンドル部品の製法と該ハンドル部品と前記植毛部品を接続させて成る歯ブラシ装置の製法。
【請求項22】
連続してない台形の台に毛束を植える穴が数個ある台(34)を作り、台(34)に植毛した植毛台(35)を作り、前記各項にある植毛台(2)と連続してない代に植毛した植毛台(35)とを置き換えて成る各項の植毛部品から成る装置、と組み立て歯ブラシの製法。
【請求項23】
前記各項にある台及び植毛台の形状を改め、諸々の形状にした台と植毛台(36)を前記各項にある植毛台(2)(30)と置き換えた植毛部品並びに該植毛部品と合致する形状にしたハンドル部品を作り、前記各項にあるハンドル部品と置き換えた装置、と該部品を組み立てる歯ブラシの製法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−268879(P2009−268879A)
【公開日】平成21年11月19日(2009.11.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−148629(P2008−148629)
【出願日】平成20年5月9日(2008.5.9)
【出願人】(592074968)
【Fターム(参考)】