説明

組合せブラシ

【課題】鋭角状の角や隅でも確実に清掃ができ、家電製品等の表面に接触して傷つける恐れがなく、清掃時等にて手に対する負担の度合が少ない組合せブラシを提供する。
【解決手段】
第1ハウジング1Aと第1ブラシ2とを係合可能に設け、第2ハウジング3と第2ブラシ4とを一体的に設け、第1ハウジング1Aおよび第2ハウジング3を同一の中心点47にて回動可能に設け、第1ハウジング1Aと係合した第1ブラシ2を内円寄りに配置し、第2ブラシ4を外円寄りに配置し、第1ブラシ2の基台9の外円側10に立毛群11を配置し、第2ブラシ4の基台13の内円側14に立毛群15を配置し、第1ブラシ2の立毛群11と第2ブラシ4の立毛群15とを当接可能に配置し、塵埃が付着した第1ブラシ2を第1ハウジング1Aと係合し、回動させることにより、第1ブラシ2に付着した塵埃を除去し、塵埃を除去した第1ブラシ2を第1ハウジング1Aより取り外しできる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、第1ブラシに付着した塵埃、羽毛、髪の毛等を、第1ブラシと第2ブラシを組合せることにより、第2ブラシで除去する手段を有した組合せブラシに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、ブラシに付着した塵埃、羽毛等を別のブラシで除去するため、2つのブラシを組合せて、ブラシ同士を適宜摺動させることで、一方のブラシについた塵埃を除去する組合せブラシが提供されている。以下、具体的に記す。内部が空洞状とされ上方に屑排出口と下方に露出窓とを備えたハウジングと、該ハウジングの露出窓に一面を露出させて軸によって回転自在に収容された円筒状のブラシ本体と、ハウジングの前記屑排出口を覆う蓋体と、ハウジングの外部に配置され前記軸と連結されたブラシ本体回転操作体とからなり、ブラシ本体は断面形状がCの字又はUの字状とされ、その内部が塵埃を貯留する開口部を有する空洞に形成され、その表面が軸線方向に沿ってほぼ均等に左右に区分された二つの表面に毛羽先を互いに離れる方向に傾斜させて逆向きに植毛させた二つのブラシ面を備え、前記ハウジングは、露出窓の両側壁の内面に、前記ブラシ面と接触しブラシ面がハウジングの内部から露出窓側に移行するときブラシ面に付着した塵埃をハウジング内に残す塵埃除去ブラシを備え、前記蓋体は、ハウジングに対してヒンジ部で開閉自在に枢着されその対向部にロック部を備えている衣服用ブラシ(特許文献1参照)がある。次に、他のものについて記す。外ケースは、内部が集塵室とされる内筒を回動可能に保持する本体部と、その本体部の基端に設けられている柄とを備えており、内筒は、上方に開口した略半円形状断面の略筒状に形成されており、内筒の外周面には、周方向中央分岐線を境としてそれぞれ、先端を内筒の開口端部側に向けて傾斜した短いパイル群が設けられており、外ケース本体部は、上下に開口して形成されており、外ケース本体部の上部開口には、透明の蓋が開閉可能に設けられており、この蓋は、バネによって開く方向に付勢されると共に、外ケースと係合されて閉鎖可能とされており、外ケース本体部の左右両側壁の内側には、先端を外ケース本体部の内側へ向けて傾斜した短いパイル群が設けられており、外ケース本体部の下部開口から内筒の傾斜したパイル群が露出され、且つ外ケース本体部の傾斜パイル群に内筒の傾斜パイル群が接触可能に、外ケース本体部内に内筒が回動可能に保持され、内筒は、外ケースの外方に突出されたツマミの操作によって回動操作可能とされ、内部の上部開口が外ケース本体部の上部開口と対応する位置とされた状態でツマミを操作することで、蓋は外ケースとの係合を解除されて開かれることを特徴とする洋服ブラシ(特許文献2参照)がある。
【特許文献1】特願2000−73273
【特許文献2】特願2001−7192
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記従来例の特許文献1および特許文献2については、衣類または洋服に限定しており、洋服等以外では使用が難しいという問題がある。本発明は、前記問題を解消し、洋服等以外の使用が可能な組合せブラシを提供することを目的とする。
【0004】
特許文献1または特許文献2のブラシを使用して、パソコン、プリンタ、テレビ等の家電製品等に付着した塵埃をブラシで除去しようとすることを検討する。特許文献1については、ブラシ面を毛羽にしており、特許文献2については、ブラシ面をパイル群に加工してあるため、この場合、ブラシ面だけを取り替えて使用することとする。取り替えるブラシ面は用途に応じたブラシ面とする。なお、特許文献1については、ハウジングに回転自在にブラシが収容され、特許文献2については、パイル群(ブラシ)の露出した回動可能な内筒を外ケースが備えている。家電製品等のデザインによっては、角や隅において、隣接した面同士の間の角度が鋭角状の部位がある。その場合、特許文献1のブラシにおいてはハウジング、特許文献2のブラシにおいては外ケースが障害となり、家電製品等にブラシ面を接触させて清掃しようとしても、家電製品等の角や隅が鋭角状であるためブラシ面が届きにくいので接触できず、清掃がやりにくいという問題がある。また、特許文献1のハウジングまたは特許文献2の外ケースが、ブラシ面に近い位置に各々あることから、家電製品等に付着した塵埃をブラシで除去しようとする時に、鋭角状の角や隅に限らず家電製品等の表面にそれらが接触しやすく、あるいは、ハウジングまたは外ケースが合成樹脂等で製作されているので、家電製品等に接触した場合には傷つけてしまう恐れがあり、特に、パソコン、テレビ等の液晶画面等に接触した場合には損傷が少なくないという問題がある。また、それらの問題を解決するため、ハウジングまたは外ケースの形状を変更しようと試みても構造的に容易ではないという問題がある。さらに、コンパクトにブラシをすることが構造的に容易ではなく、よって、重さも増加するので、通常のブラシに比べて、清掃時等にて手に対する負担が大きくなるという問題がある。本発明は、ブラシに付着した塵埃、羽毛等を別のブラシで除去するため、2つのブラシを組合せて、ブラシ同士を適宜摺動させることで、一方のブラシについた塵埃を除去する組合せブラシの機能を有したまま、前記問題を解消し、鋭角状の角や隅でも清掃が確実にでき、家電製品等の表面に接触して傷つける恐れがなく、清掃時等にて手に対する負担の度合を少なくすることができる組合せブラシを提供することを目的とする。
【0005】
同様に、特許文献1または特許文献2のブラシを使用して、ヘアブラシまたは歯ブラシ等として使用することを検討する。この場合、ブラシ面だけを取り替えて使用することとする。取り替えるブラシ面は用途に応じたブラシ面とする。その場合、特許文献1のブラシにおいてはハウジング、特許文献2のブラシにおいては外ケースが障害となり、髪や歯にブラシ面を接触させようとしてもブラシ面が届きにくいので接触できず、整髪、清掃等がやりにくいという問題がある。本発明は、前記問題を解消し、髪や歯でも整髪、清掃等が確実にできる組合せブラシを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によると上記課題は、次のようにして解決される。
(1)第1ハウジングと第1ブラシとを勘合可能に設け、第2ハウジングと第2ブラシとを一体的に設け、第1ハウジングおよび第2ハウジングを同一の中心点にて回動可能に設け、第1ハウジングと勘合した第1ブラシを内円寄りに配置し、第2ブラシを外円寄りに配置し、第1ブラシの基台の外円側に立毛群を配置し、第2ブラシの基台の内円側に立毛群を配置し、あるいは、第1ハウジングと勘合した第1ブラシを外円寄りに配置し、第2ブラシを内円寄りに配置し、第1ブラシの基台の内円側に立毛群を配置し、第2ブラシの基台の外円側に立毛群を配置し、第1ブラシの立毛群と第2ブラシの立毛群とを当接可能に配置し、塵埃が付着した第1ブラシを第1ハウジングと勘合し、回動させることにより、第1ブラシの立毛群に当接する第2ブラシの立毛群により第1ブラシに付着した塵埃を除去し、塵埃を除去した第1ブラシを第1ハウジングより取り外しできることを特徴とする組合せブラシとする。
【0007】
(2)上記(1)項に記載の組合せブラシにおいて、前記勘合、に代えて、係合、としたことを特徴とする組合せブラシとする。
【0008】
(3)上記(1)〜(2)項に記載の組合せブラシにおいて、第2ブラシを第1ブラシに押圧するバネを設けたことを特徴とする組合せブラシとする。
【0009】
(4)上記(1)〜(3)項に記載の組合せブラシにおいて、前記第1ブラシの立毛群または前記第2ブラシの立毛群において、パイル群、としたことを特徴とする組合せブラシとする。
【0010】
(5)上記(1)〜(4)項に記載の組合せブラシにおいて、前記第1ブラシの立毛群または前記第2ブラシの立毛群において、ブリッスル群、としたことを特徴とする組合せブラシとする。
【0011】
(6)上記(1)〜(5)項に記載の組合せブラシにおいて、前記第1ブラシまたは前記第2ブラシにおいて、取っ手を設けた、ことを特徴とする組合せブラシとする。
【0012】
(7)上記(1)〜(6)項に記載の組合せブラシにおいて、開口部を有する外ケースを設け、前記外円寄りに配置した第2ハウジングを外ケースの内側に一体的に設け、あるいは、前記外円寄りに配置した第1ハウジングを外ケースの内側に一体的に設け、塵埃が付着した第1ブラシを外ケース内に開口部から挿入して第1ハウジングと勘合あるいは係合し、外ケース内で回動させることにより、第1ブラシの立毛群に当接する第2ブラシの立毛群により第1ブラシに付着した塵埃を除去し、除去した塵埃を外ケース内に集塵し、開口部より塵埃の取り出しができることを特徴とする組合せブラシとする。
【0013】
(8)上記(1)〜(7)項に記載の組合せブラシにおいて、前記第1ブラシの基台の外円側に立毛群を配置し、前記第2ブラシの基台の内円側に立毛群を配置し、に代えて、略半円形状に設けた第1ブラシの基台の外円側および該第1ブラシの基台の外円側に設けた該形状の立毛群を配置し、該形状に設けた第2ブラシの基台の内円側および該第2ブラシの基台の内円側に設けた該形状の立毛群を配置し、あるいは、前記第1ブラシの基台の内円側に立毛群を配置し、前記第2ブラシの基台の外円側に立毛群を配置し、に代えて、該形状に設けた第1ブラシの基台の内円側および該第1ブラシの基台の内円側に設けた該形状の立毛群を配置し、該形状に設けた第2ブラシの基台の外円側および該第2ブラシの基台の外円側に設けた該形状の立毛群を配置し、としたことを特徴とする組合せブラシとする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、次のような効果を奏する。
(1)本発明の請求項1、8記載の発明によれば、鋭角状の角や隅でも清掃が確実にでき、家電製品等の表面に接触して傷つける恐れがなく、清掃時等にて手に対する負担の度合を少なくすることができる。また、髪や歯でも整髪、清掃等が確実にできる。
【0015】
(2)本発明の請求項2記載の発明によれば、鋭角状の角や隅でも清掃が確実にでき、家電製品等の表面に接触して傷つける恐れがなく、清掃時等にて手に対する負担の度合を少なくすることができる。また、髪や歯でも整髪、清掃等が確実にできる。さらに、使用したブラシに付着した塵埃を除去する場合の操作性が向上し、塵埃の除去が一層、容易になる。
【0016】
(3)本発明の請求項3記載の発明によれば、鋭角状の角や隅でも清掃が確実にでき、家電製品等の表面に接触して傷つける恐れがなく、清掃時等にて手に対する負担の度合を少なくすることができる。また、髪や歯でも整髪、清掃等が確実にできる。さらに、押圧する力が高まるので、使用したブラシに付着した塵埃が除去しづらいものであっても比較的除去しやすく、使用したブラシに付着した塵埃を除去することが一層、確実になる。
【0017】
(4)本発明の請求項4記載の発明によれば、鋭角状の角や隅でも清掃が確実にでき、家電製品等の表面に接触して傷つける恐れがなく、清掃時等にて手に対する負担の度合を少なくすることができる。また、髪や歯でも整髪、清掃等が確実にできる。さらに、使用したブラシに付着した細かい塵埃を除去することが、より確実にできる。
【0018】
(5)本発明の請求項5記載の発明によれば、鋭角状の角や隅でも清掃が確実にでき、家電製品等の表面に接触して傷つける恐れがなく、清掃時等にて手に対する負担の度合を少なくすることができる。また、髪や歯でも整髪、清掃等が確実にできる。さらに、使用したブラシに付着した毛髪などの線状の塵埃を除去することが、より確実にできる。
【0019】
(6)本発明の請求項6記載の発明によれば、鋭角状の角や隅でも清掃が確実にでき、家電製品等の表面に接触して傷つける恐れがなく、清掃時等にて手に対する負担の度合を少なくすることができる。また、髪や歯でも整髪、清掃等が確実にできる。さらに、手等で握りやすく、使用したブラシに付着した塵埃を除去する作業の操作性が向上する。
【0020】
(7)本発明の請求項7記載の発明によれば、鋭角状の角や隅でも清掃が確実にでき、家電製品等の表面に接触して傷つける恐れがなく、清掃時等にて手に対する負担の度合を少なくすることができる。また、髪や歯でも整髪、清掃等が確実にできる。さらに、除去した塵埃が外へ散乱することがなく、よって、散乱して塵埃が目等に入ることがなく安全性が増し、また、除去した塵埃を集塵することが可能となり、塵埃の処理が容易となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下に、添付図面に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明するが、本発明の範囲は、以下に説明される実施の形態に限定されるものではない。本発明の一実施形態である、実施例アである、組合せブラシ(20v)について記す。図24〜26、31にて、第1ハウジング(1v)(1Av)と第1ブラシ(2v)とを勘合可能に設けてある。第2ハウジング(3v)と第2ブラシ(4v)とを一体的に設けてある。第1ハウジング(1v)(1Av)および第2ハウジング(3v)を同一の中心点(47v)にて回動可能に設けてある。回動して描く任意のひとつの円(5v)上にて、次のようにしてある。第1ハウジング(1v)(1Av)と勘合した第1ブラシ(2v)を内円寄り(6v矢印)に配置し、第2ブラシ(4v)を外円寄り(7v矢印)に配置してある。第1ブラシ(2v)の基台(9v)の外円側(10v)に立毛群(11v)を配置してある。第2ブラシ(4v)の基台(13v)の内円側(14v)に立毛群(15v)を配置してある。第1ブラシ(2v)の立毛群(11v)と第2ブラシ(4v)の立毛群(15v)とを当接可能に配置してある。塵埃が付着した第1ブラシ(2v)を第1ハウジング(1v)(1Av)と勘合し、回動させることにより、第1ブラシ(2v)の立毛群(11v)に当接する第2ブラシ(4v)の立毛群(15v)により第1ブラシ(2v)に付着した塵埃を除去し、塵埃を除去した第1ブラシ(2v)を第1ハウジング(1v)(1Av)より取り外しできる。また、次のようにしてある。第1ハウジング(1v)(1Av)と第1ブラシ(2v)とを勘合可能に設け、について、第1ハウジング(1v)(1Av)に配置した案内凸部(31v)(31Av)と第1ブラシ(2v)に配置した案内凹部(32v)(32Av)とを勘合可能に設け、としてある。言い換えると、第1ハウジング(1v)(1Av)に案内凸部(31v)(31Av)を設けてある。第1ブラシ(2v)に案内凹部(32v)(32Av)を設けてある。つまり、第1ブラシ(2v)の基台(9v)に案内凹部(32v)(32Av)を設けてある。案内凹部(32v)(32Av)と案内凸部(31v)(31Av)とを勘合可能に設けてある。この場合、レール状としてある。レール状の凹凸で勘合してある。なお、作用は実施例1である、組合せブラシ(20)に準じる。実施例アである、組合せブラシ(20v)によれば、ブラシに付着した塵埃、羽毛等を別のブラシで除去するため、2つのブラシを組合せて、ブラシ同士を適宜摺動させることで、一方のブラシについた塵埃を除去する組合せブラシの機能を有したまま、下記の効果を生じる。第1ブラシ(2v)を第1ハウジング(1v)(1Av)より取り外しできるので、障害となるものがなく、家電製品等にブラシ面を接触させて清掃しようとしても、家電製品等の角や隅にブラシ面が届きにくいので接触できず、清掃がやりにくいということがない。また、第1ブラシ(2v)を第1ハウジング(1v)(1Av)より取り外しできるので、障害となるものがなく、家電製品等に付着した塵埃をブラシで除去しようとする時に、第2ハウジング(3v)が、鋭角状の角や隅に限らず家電製品等の表面に接触し、家電製品等に接触した場合に傷つけてしまうということがない。さらに、ハウジングを取り外しできるまたは外ケースがないので、重さも増加せず、清掃時等にて手に対する負担が少なくて済む。また、髪や歯にて整髪、清掃等を行う場合でも、ハウジングを取り外しできるまたは外ケースがないので、髪や歯にブラシ面を接触させようとしてもブラシ面が届きにくいので接触できず、整髪、清掃等がやりにくいということがない。つまり、鋭角状の角や隅でも清掃が確実にでき、家電製品等の表面に接触して傷つける恐れがなく、清掃時等にて手に対する負担の度合を少なくすることができる。また、髪や歯でも整髪、清掃等が確実にできる。
【0022】
次に、本発明の一実施形態である、実施例1である、組合せブラシ(20)について記す。実施例1である、組合せブラシ(20)は、実施例アである、組合せブラシ(20v)において、前記勘合、に代えて、係合、としてある。つまり、詳細に記すと次のようになる。図1〜6にて、第1ハウジング(1)(1A)と第1ブラシ(2)とを係合可能に設けてある。第2ハウジング(3)と第2ブラシ(4)とを一体的に設けてある。第1ハウジング(1)(1A)および第2ハウジング(3)を回動可能に設けてある。つまり、第1ハウジング(1)(1A)および第2ハウジング(3)を同一の中心点(47)にて回動可能に設けてある。回動して描く任意のひとつの円(5)上にて、次のようにしてある。第1ハウジング(1)(1A)と係合した第1ブラシ(2)を内円寄り(6矢印)に配置し、第2ブラシ(4)を外円寄り(7矢印)に配置してある。第1ブラシ(2)の基台(9)の外円側(10)に立毛群(11)を配置してある。第2ブラシ(4)の基台(13)の内円側(14)に立毛群(15)を配置してある。第1ブラシ(2)の立毛群(11)と第2ブラシ(4)の立毛群(15)とを当接可能に配置してある。塵埃が付着した第1ブラシ(2)を第1ハウジング(1)(1A)と係合し、回動させることにより、第1ブラシ(2)の立毛群(11)に当接する第2ブラシ(4)の立毛群(15)により第1ブラシ(2)に付着した塵埃を除去し、塵埃を除去した第1ブラシ(2)を第1ハウジング(1)(1A)より取り外しできる。
【0023】
また、次のようにしてある。実施例1である、組合せブラシ(20)において、図1にて、略半円形状は、回動して描く任意のひとつの円(5)に沿う略半円形状としてある。略半円形状に設けた第1ブラシ(2)の基台(9)の外円側(10)を配置してある。該第1ブラシ(2)の基台(9)の外円側(10)に設けた該形状の立毛群(11)を配置してある。該形状に設けた第2ブラシ(4)の基台(13)の内円側(14)を配置してある。該第2ブラシ(4)の基台(13)の内円側(14)に設けた該形状の立毛群(15)を配置してある。図4〜5にて、第1ハウジング(1)(1A)に案内凸部(31)(31A)を設けてある。第1ブラシ(2)に案内凹部(32)(32A)を設けてある。つまり、第1ブラシ(2)の基台(9)に案内凹部(32)(32A)を設けてある。案内凹部(32)(32A)と案内凸部(31)(31A)とを勘合可能に設けてある。図5、7〜8にて、第1ハウジング(1)(1A)と第1ブラシ(2)とを係合可能に設け、について、第1ハウジング(1)(1A)に配置した係合雄部(33)と第1ブラシ(2)に配置した係合雌部(34)とを係合可能に設け、としてある。言い換えると、第1ハウジング(1)(1A)に係合雄部(33)を設けてある。第1ブラシ(2)に係合雌部(34)を設けてある。つまり、第1ブラシ(2)の基台(9)に係合雌部(34)を設けてある。係合雄部(33)と係合雌部(34)とを係合可能に設けてある。係合雌部(34)には、押圧することにより係合を解除する押圧部(35)が設けてある。
【0024】
次に、実施例1である、組合せブラシ(20)の作用について記す。図4〜5にて、案内凹部(32)(32A)に案内凸部(31)(31A)の位置をあわせて、第1ハウジング(1)(1A)の上方より、塵埃が付着した第1ブラシ(2)を第1ハウジング(1)(1A)に挿入する。案内凸部(31)(31A)に沿って挿入した第1ブラシ(2)を、さらに下方に移動すると、係合雌部(34)内に係合雄部(33)が入り込み、係合雄部(33)と係合雌部(34)が係合する。次に、図1〜2にて、第2ブラシ(4)を回動させる。第2ブラシ(4)を時計回り(矢印R)に回動させることにより、第1ブラシ(2)の立毛群(11)に当接する第2ブラシ(4)の立毛群(15)により第1ブラシ(2)に付着した塵埃を除去する。なお、この場合、第2ブラシ(4)を反時計回りに回動させても同じである。また、同様に、図2〜3にて、第1ブラシ(2)を回動させてもよい。第1ブラシ(2)を時計回り(矢印S)に回動させることにより、第1ブラシ(2)の立毛群(11)に当接する第2ブラシ(4)の立毛群(15)により第1ブラシ(2)に付着した塵埃を除去する。なお、この場合も、第1ブラシ(2)を反時計回りに回動させても同じである。そして、塵埃を除去した第1ブラシ(2)を第1ハウジング(1)(1A)より取り外す。図7〜8にて、取り外すには、押圧部(35)を指等で押圧する。押圧すると係合雄部(33)が押圧され係合を解除するので、押圧した状態で、第1ブラシ(2)を上方に移動することにより取り外しができる。実施例1である、組合せブラシ(20)によれば、効果として、鋭角状の角や隅でも清掃が確実にでき、家電製品等の表面に接触して傷つける恐れがなく、清掃時等にて手に対する負担の度合を少なくすることができる。また、髪や歯でも整髪、清掃等が確実にできる。第1ハウジング(1)(1A)と第1ブラシ(2)とを係合可能に設けてあるので、第1ハウジング(1)(1A)から第1ブラシ(2)が脱落したりすることがないため、塵埃が付着した第1ブラシ(2)(使用したブラシ)において塵埃を除去する場合の操作性が向上し、塵埃の除去が一層、容易になる。
【0025】
次に、本発明の一実施形態である、実施例2である、組合せブラシ(20a)について記す。図9〜11にて、第1ハウジング(1a)(1Aa)と第1ブラシ(2a)とを係合可能に設けてある。第2ハウジング(3a)と第2ブラシ(4a)とを一体的に設けてある。第1ハウジング(1a)(1Aa)および第2ハウジング(3a)を同一の中心点にて回動可能に設けてある。回動して描く任意のひとつの円(5a)上にて、次のようにしてある。第1ハウジング(1a)(1Aa)と係合した第1ブラシ(2a)を外円寄り(7a矢印)に配置し、第2ブラシ(4a)を内円寄り(6a矢印)に配置してある。第1ブラシ(2a)の基台(9a)の内円側(16)に立毛群(11a)を配置してある。第2ブラシ(4a)の基台(13a)の外円側(18)に立毛群(15a)を配置してある。第1ブラシ(2a)の立毛群(11a)と第2ブラシ(4a)の立毛群(15a)とを当接可能に配置してある。塵埃が付着した第1ブラシ(2a)を第1ハウジング(1a)(1Aa)と係合し、回動させることにより、第1ブラシ(2a)の立毛群(11a)に当接する第2ブラシ(4a)の立毛群(15a)により第1ブラシ(2a)に付着した塵埃を除去し、塵埃を除去した第1ブラシ(2a)を第1ハウジング(1a)(1Aa)より取り外しできる。
【0026】
また、次のようにしてある。実施例2である、組合せブラシ(20a)において、図9にて、略半円形状は、回動して描く任意のひとつの円(5a)に沿う略半円形状としてある。略半円形状(8a)に設けた第1ブラシ(2a)の基台(9a)の内円側(16)を配置してある。該第1ブラシ(2a)の基台(9a)の内円側(16)に設けた該形状(8a)の立毛群(11a)を配置してある。該形状(8a)に設けた第2ブラシ(4a)の基台(13a)の外円側(18)を配置してある。該第2ブラシ(4a)の基台(13a)の外円側(18)に設けた該形状(8a)の立毛群(15a)を配置してある。
【0027】
次に、実施例2である、組合せブラシ(20a)の作用について記す。図9〜10にて、第1ブラシ(2a)を回動させる。第1ブラシ(2a)を時計回り(矢印S1)に回動させることにより、第1ブラシ(2a)の立毛群(11a)に当接する第2ブラシ(4a)の立毛群(15a)により第1ブラシ(2a)に付着した塵埃を除去する。なお、この場合も、第1ブラシ(2a)を反時計回りに回動させても同じである。第2ブラシ(4a)を時計回りあるいは反時計回りに回動させてもよい。
【0028】
また、次のようにしてもよい。特に図示しないが、実施例2である、組合せブラシ(20a)は、前記係合、に代えて、勘合、としてもよい。実施例アである、組合せブラシ(20v)と同じようにしてもよい。
【0029】
次に、本発明の一実施形態である、実施例3である、組合せブラシ(20b)について記す。実施例3である、組合せブラシ(20b)は、実施例1である、組合せブラシ(20)にて次のようにしてある。図12〜13にて、第2ブラシ(4b)を第1ブラシ(2b)に押圧するバネ(17)(17A)を設けた。実施例3である、組合せブラシ(20b)によれば、効果として、押圧するバネ(17)(17A)を設けたことにより、第2ブラシ(4b)を第1ブラシ(2b)に押圧する力が高まるので、使用したブラシに付着した塵埃が除去しづらいものであっても比較的除去しやすく、使用したブラシに付着した塵埃を除去することが一層、確実になる。
【0030】
また、実施例3である、組合せブラシ(20b)について、次のようにしてある。図12〜13にて、立毛群(15b)と基台(13b)の間に押圧するバネ(17)(17A)を設けてある。ビス等で固定してある。また、次のようにしてもよい。実施例3である、組合せブラシ(20b)について、第2ブラシ(4b)を第1ブラシ(2b)に押圧するバネ(17)(17A)を設けた、に代えて、第2ブラシ(4b)を第1ブラシ(2b)に押圧するバネ(17)(17A)を第2ブラシ(4b)の基台(13b)に設けた、としてもよい。また、特に図示しないが、第2ブラシ(4b)を第1ブラシ(2b)に押圧するバネ(17)(17A)を設けた、に代えて、第2ブラシ(4b)を第1ブラシ(2b)に押圧するバネ(17)(17A)を第2ブラシ(4b)の基台(13b)の背面の第2ハウジングに設けた、としてもよい。
【0031】
次に、本発明の一実施形態である、実施例4である、組合せブラシ(20c)について記す。実施例4である、組合せブラシ(20c)は、実施例1である、組合せブラシ(20)にて次のようにしてある。図1にて、前記第1ブラシ(2)の立毛群(11)において、パイル群(19)(21)、とした。前記第2ブラシ(4)の立毛群(15)において、パイル群(19)(21)、とした。つまり、前記第1ブラシ(2)の立毛群(11)と前記第2ブラシ(4)の立毛群(15)において、パイル群(19)(21)、とした。短いパイル群(19)(21)、としてもよい。なお、立毛群(11)は、スポンジ(22)を介してパイル群(19)とで構成してある。実施例4である、組合せブラシ(20c)によれば、効果として、パイル群(19)(21)とすることにより、第1ブラシ(使用したブラシ)に付着した細かい塵埃を除去することが、より確実にできる。
【0032】
次に、本発明の一実施形態である、実施例5である、組合せブラシ(20d)について記す。実施例5である、組合せブラシ(20d)は、図14にて、第1ハウジング(1d)(1Ad)と第1ブラシ(2d)とを係合可能に設けてある。第2ハウジング(3d)と第2ブラシ(4d)とを一体的に設けてある。第1ハウジング(1d)(1Ad)および第2ハウジング(3d)を同一の中心点にて回動可能に設けてある。回動して描く任意のひとつの円(5d)上にて、次のようにしてある。第1ハウジング(1d)(1Ad)と係合した第1ブラシ(2d)を内円寄り(6d矢印)に配置し、第2ブラシ(4d)を外円寄り(7d矢印)に配置してある。第1ブラシ(2d)の基台(9d)の外円側(10d)に立毛群(11d)を配置してある。第2ブラシ(4d)の基台(13d)の内円側(14d)に立毛群(15d)を配置してある。第1ブラシ(2d)の立毛群(11d)と第2ブラシ(4d)の立毛群(15d)とを当接可能に配置してある。塵埃が付着した第1ブラシ(2d)を第1ハウジング(1d)(1Ad)と係合し、回動させることにより、第1ブラシ(2d)の立毛群(11d)に当接する第2ブラシ(4d)の立毛群(15d)により第1ブラシ(2d)に付着した塵埃を除去し、塵埃を除去した第1ブラシ(2d)を第1ハウジング(1d)(1Ad)より取り外しできる。また、次のようにしてある。略半円形状(8d)に設けた第1ブラシ(2d)の基台(9d)の外円側(10d)を配置してある。該第1ブラシ(2d)の基台(9d)の外円側(10d)に設けた該形状(8d)の立毛群(11d)を配置してある。該形状(8d)に設けた第2ブラシ(4d)の基台(13d)の内円側(14d)を配置してある。該第2ブラシ(4d)の基台(13d)の内円側(14d)に設けた該形状(8d)の立毛群(15d)を配置してある。また、次のようにしてある。前記第1ブラシ(2d)の立毛群(11d)において、パイル群(19d)、とした。前記第2ブラシ(4d)の立毛群(15d)において、パイル群(21d)、とした。
【0033】
次に、本発明の一実施形態である、実施例6である、組合せブラシ(20e)について記す。実施例6である、組合せブラシ(20e)は、実施例2である、組合せブラシ(20a)にて次のようにしてある。図15にて、前記第1ブラシ(2a)の立毛群(11a)において、ブリッスル群(23)、とした。前記第2ブラシ(4a)の立毛群(15a)において、ブリッスル群(24)、とした。つまり、前記第1ブラシ(2a)の立毛群(11a)と前記第2ブラシ(4a)の立毛群(15a)において、ブリッスル群(23)(24)、とした。実施例6である、組合せブラシ(20e)によれば、効果として、ブリッスル群(23)(24)にすることにより、第1ブラシ(使用したブラシ)に付着した毛髪などの線状の塵埃を除去することが、より確実にできる。また、次のようにしてもよい。特に図示しないが、実施例4である、組合せブラシ(20c)を次のようにしてもよい。前記第1ブラシ(2)の立毛群(11)において、ブリッスル群、とした。あるいは、前記第2ブラシ(4)の立毛群(15)において、ブリッスル群、とした。同様に、実施例6である、組合せブラシ(20e)を次のようにしてもよい。前記第1ブラシ(2a)の立毛群(11a)において、パイル群、とした。あるいは、前記第2ブラシ(4a)の立毛群(15a)において、パイル群、とした。
【0034】
次に、本発明の一実施形態である、実施例7である、組合せブラシ(20f)について記す。実施例7である、組合せブラシ(20f)は、実施例1である、組合せブラシ(20)にて次のようにしてある。図16にて、前記第1ブラシ(2)において、取っ手(25)を設けた。回動するための取っ手(25)を設けた。
【0035】
次に、本発明の一実施形態である、実施例8である、組合せブラシ(20h)について記す。実施例8である、組合せブラシ(20h)は、実施例1である、組合せブラシ(20)にて次のようにしてある。図18にて、前記第2ブラシ(4)において、取っ手(26)を設けた。回動するための取っ手(26)を設けた。実施例7である、組合せブラシ(20f)および実施例8である、組合せブラシ(20h)によれば、効果として、取っ手(26)を設けることにより、手等で握りやすく、第1ブラシ(使用したブラシ)に付着した塵埃を除去する作業の操作性が向上する。
【0036】
次に、本発明の一実施形態である、実施例9である、組合せブラシ(20j)について記す。実施例9である、組合せブラシ(20j)は、実施例1である、組合せブラシ(20)にて次のようにしてある。図16〜17にて、開口部(27)を有する外ケース(28)を設けてある。前記外円寄り(7矢印)に配置した第2ハウジング(3)を外ケース(28)の内側に一体的に設けてある。塵埃が付着した第1ブラシ(2)を外ケース(28)内に開口部(27)から挿入して第1ハウジング(1)(1A)と係合し、外ケース(28)内で回動させることにより、第1ブラシ(2)の立毛群(11)に当接する第2ブラシ(4)の立毛群(15)により第1ブラシ(2)に付着した塵埃を除去し、除去した塵埃を外ケース(28)内に集塵し、開口部(27)より塵埃の取り出しができる。
【0037】
次に、本発明の一実施形態である、実施例10である、組合せブラシ(20k)について記す。実施例10である、組合せブラシ(20k)は、実施例1である、組合せブラシ(20)にて次のようにしてある。図19〜20にて、開口部(27k)を有する外ケース(28k)を設けてある。前記外円寄り(7矢印)に配置した第1ハウジング(1)(1A)を外ケース(28k)の内側に一体的に設けてある。また、特に図示していないが、前記第2ブラシ(4)において、取っ手を設けた。塵埃が付着した第1ブラシ(2)を外ケース(28k)内に開口部(27k)から挿入して第1ハウジング(1)(1A)と係合し、外ケース(28k)内で回動させることにより、第1ブラシ(2)の立毛群(11)に当接する第2ブラシ(4)の立毛群(15)により第1ブラシ(2)に付着した塵埃を除去し、除去した塵埃を外ケース(28k)内に集塵し、開口部(27k)より塵埃の取り出しができる。実施例9である、組合せブラシ(20j)および実施例10である、組合せブラシ(20k)によれば、外ケースを設けることにより、効果として、除去した塵埃が外へ散乱することがなく、よって、散乱して塵埃が目等に入ることがなく安全性が増し、また、除去した塵埃を集塵することが可能となり、塵埃の処理が容易となる。また、次のようにしてもよい。実施例9である、組合せブラシ(20j)、あるいは、実施例10である、組合せブラシ(20k)について、前記係合、に代えて、勘合、としてもよい。
【0038】
また、次のようにしてもよい。特に図示しないが、実施例アである、組合せブラシ(20v)は、次のようにしてもよい。外ケースを設けてもよい。詳細に記すと次のようになる。開口部を有する外ケースを設けてある。前記外円寄りに配置した第2ハウジングを外ケースの内円側に一体的に設けてある。塵埃が付着した第1ブラシを外ケース内に開口部から挿入して第1ハウジングと勘合し、外ケース内で回動させることにより、第1ブラシの立毛群に当接する第2ブラシの立毛群により第1ブラシに付着した塵埃を除去し、除去した塵埃を外ケース内に集塵し、開口部より塵埃の取り出しができる。
【0039】
次に、本発明の一実施形態である、実施例11である、組合せブラシ(20n)について記す。実施例11である、組合せブラシ(20n)は、実施例5である、組合せブラシ(20d)にて次のようにしてある。図21にて、基台(9n)の内部は空洞(36)にしてある。つまり、基台(9n)の内部は塵埃を貯留する空洞(36)に形成してある。言い換えると、集塵室を形成し設けてある。略半円形状の略筒状に集塵室を形成し設けてもよい。また、実施例11である、組合せブラシ(20n)において、実施例9である、組合せブラシ(20j)の外ケース(28)、あるいは、実施例10である、組合せブラシ(20k)の外ケース(28k)を設ける。効果として、第1ブラシの立毛群に当接する第2ブラシの立毛群により第1ブラシに付着した塵埃を除去し、除去した塵埃を外ケース内に集塵する際に、空洞(36)にした基台(9n)の内部に集塵することができる。また、空洞(36)を形成することにより、集める塵埃の容量を増加することができるので、開口部より毎回、塵埃を取り除く必要性が少なくなる。
【0040】
次に、本発明の一実施形態である、実施例12である、組合せブラシ(20q)について記す。実施例12である、組合せブラシ(20q)は、実施例2である、組合せブラシ(20a)にて次のようにしてある。図22にて、第2ブラシ(4a)の基台の外円側に立毛群(15A)を配置してある。第2ブラシ(4a)の基台の外円側に設けた前記形状の立毛群(15A)を配置してある。つまり、立毛群(15a)(15A)を配置してある。2箇所配置してある。
【0041】
また、次のようにしてもよい。次に、本発明の一実施形態である、実施例13である、組合せブラシ(20t)について記す。実施例13である、組合せブラシ(20t)は、実施例9である、組合せブラシ(20j)にて次のようにしてある。実施例9である、組合せブラシ(20j)にて、図16〜17で、開口部(27)を有する外ケース(28)を設け、前記外円寄り(7矢印)に配置した第2ハウジング(3)を外ケース(28)の内側に一体的に設け、塵埃が付着した第1ブラシ(2)を外ケース(28)内に開口部(27)から挿入して第1ハウジング(1)(1A)と係合し、外ケース(28)内で回動させることにより、第1ブラシ(2)の立毛群(11)に当接する第2ブラシ(4)の立毛群(15)により第1ブラシ(2)に付着した塵埃を除去し、除去した塵埃を外ケース(28)内に集塵し、開口部(27)より塵埃の取り出しができる、に代えて、次のようにしてある。実施例13である、組合せブラシ(20t)は、図16〜17にて、第1開口部(46)および第2開口部(29)を有する外ケース(28)を設け、前記外円寄り(7矢印)に配置した第2ハウジング(3)を外ケース(28)の内側に一体的に設け、塵埃が付着した第1ブラシ(2)を外ケース(28)内に第1開口部(46)から挿入して第1ハウジング(1)(1A)と係合し、外ケース(28)内で回動させることにより、第1ブラシ(2)の立毛群に当接する第2ブラシ(4)の立毛群(15)により第1ブラシ(2)に付着した塵埃を除去し、除去した塵埃を外ケース(28)内に集塵し、第2開口部(29)より塵埃の取り出しができる、としてある。また、次のようにしてある。第2開口部(29)に蓋(30)を設ける。また、開閉可能に第2開口部(29)に設けた蓋(30)を外ケース(28)との係合により閉鎖可能に設ける。
【0042】
また、次のようにしてもよい。次に、本発明の一実施形態である、実施例14である、組合せブラシ(20u)について記す。実施例14である、組合せブラシ(20u)は、実施例10である、組合せブラシ(20k)にて次のようにしてある。実施例10である、組合せブラシ(20k)にて、図19〜20で、開口部(27k)を有する外ケース(28k)を設け、前記外円寄り(7矢印)に配置した第1ハウジング(1)(1A)を外ケース(28k)の内側に一体的に設け、塵埃が付着した第1ブラシ(2)を外ケース(28k)内に開口部(27k)から挿入して第1ハウジング(1)(1A)と係合し、外ケース(28k)内で回動させることにより、第1ブラシ(2)の立毛群(11)に当接する第2ブラシ(4)の立毛群(15)により第1ブラシ(2)に付着した塵埃を除去し、除去した塵埃を外ケース(28k)内に集塵し、開口部(27k)より塵埃の取り出しができる、に代えて、次のようにしてある。実施例14である、組合せブラシ(20u)は、図19〜20にて、第1開口部(46k)および第2開口部(29k)を有する外ケース(28k)を設け、前記外円寄り(7矢印)に配置した第1ハウジング(1)(1A)を外ケース(28k)の内側に一体的に設け、塵埃が付着した第1ブラシ(2)を外ケース(28k)内に第1開口部(46k)から挿入して第1ハウジング(1)(1A)と係合し、外ケース(28k)内で回動させることにより、第1ブラシ(2)の立毛群に当接する第2ブラシ(4)の立毛群(15)により第1ブラシ(2)に付着した塵埃を除去し、除去した塵埃を外ケース(28k)内に集塵し、第2開口部(29k)より塵埃の取り出しができる、としてある。また、次のようにしてある。第2開口部(29k)に蓋(30k)を設ける。また、開閉可能に第2開口部(29k)に設けた蓋(30k)を外ケース(28k)との係合により閉鎖可能に設ける。
【0043】
また、次のようにしてもよい。次に、本発明の一実施形態である、実施例15である、組合せブラシ(20w)について記す。実施例15である、組合せブラシ(20w)は、実施例1である、組合せブラシ(20)にて次のようにしてある。図27〜28にて、第1ハウジング(1w)(1Aw)に係合雄部(33w)を挿入して組み立てて一体的に設けてある。また、同様に次のようにしてもよい。次に、本発明の一実施形態である、実施例16である、組合せブラシ(20x)について記す。実施例16である、組合せブラシ(20x)は、実施例1である、組合せブラシ(20)にて次のようにしてある。図29〜30にて、第1ブラシ(2x)に係合雌部(34x)を挿入して組み立てて一体的に設けてある。つまり、第1ブラシ(2x)の基台(9x)に係合雌部(34x)を挿入して組み立てて一体的に設けてある。
【0044】
また、次のようにしてもよい。特に図示しないが、実施例アである、組合せブラシ(20v)について、次のようにしてもよい。第1ハウジング(1v)(1Av)と第1ブラシ(2v)とを勘合可能に設け、について、第1ハウジング(1v)(1Av)に配置した案内凹部と第1ブラシ(2v)に配置した案内凸部とを勘合可能に設け、としてもよい。つまり、案内凸部と案内凹部を逆に設ける。言い換えると、第1ハウジング(1v)(1Av)に案内凹部を設ける。第1ブラシ(2v)に案内凸部を設ける。つまり、第1ブラシ(2v)の基台(9v)に案内凸部を設ける。該案内凹部と該案内凸部とを勘合可能に設ける、としてもよい。また、実施例アである、組合せブラシ(20v)については、案内凹部(32v)(32Av)をレール状に両端に設けてあるが、中心部に1本にして軸状にしてもよい。あるいは、穴状としてもよい。また、該案内凹部と該案内凸部について、弾力性のある材質を使用して、勘合時に相互に圧迫しあうように設けてもよい。
【0045】
また、次のようにしてもよい。特に図示しないが、実施例1である、組合せブラシ(20)について、次のようにしてもよい。係合雄部と係合雌部とを逆に設けてもよい。第1ハウジング(1)(1A)と第1ブラシ(2)とを係合可能に設け、について、第1ハウジング(1)(1A)に配置した係合雌部と第1ブラシ(2)に配置した係合雄部とを係合可能に設け、としてもよい。言い換えると、第1ハウジング(1)(1A)に係合雌部を設ける。第1ブラシ(2)に係合雄部を設ける。つまり、第1ブラシ(2)の基台(9)に係合雄部を設ける。係合雌部と係合雄部とを係合可能に設ける、としてもよい。
【0046】
また、次のようにしてもよい。特に図示しないが、実施例1である、組合せブラシ(20)について、第1ハウジング(1)(1A)または第2ハウジング(3)の回動を制限するストッパー等を設ける。
【0047】
また、次のようにしてもよい。特に図示しないが、実施例1である、組合せブラシ(20)について、塵埃が付着した第1ブラシ(2)を第1ハウジング(1)(1A)の上方から挿入するよう設けてあるが、第1ハウジング(1)(1A)の横、サイドから挿入するように設けてもよい。また、同様に次のようにしてもよい。特に図示しないが、実施例2である、組合せブラシ(20a)について、塵埃が付着した第1ブラシ(2a)を第1ハウジング(1a)(1Aa)の横、サイドから挿入するように設けてもよい。
【0048】
また、次のようにしてもよい。特に図示しないが、実施例1である、組合せブラシ(20)について、傾斜した立毛群を設けてもよい。第1ブラシ(2)の立毛群(11)と第2ブラシ(4)の立毛群(15)を互いに離れる方向に傾斜して設けてもよい。あるいは、第1ブラシ(2)の立毛群(11)と第2ブラシ(4)の立毛群(15)を伏倒してもよい。どちらか片側のみとしてもよい。同様に次のようにしてもよい。実施例2である、組合せブラシ(20a)について、傾斜した立毛群を設けてもよい。第1ブラシ(2a)の立毛群(11a)と第2ブラシ(4a)の立毛群(15a)を互いに離れる方向に傾斜して設けてもよい。あるいは、第1ブラシ(2a)の立毛群(11a)と第2ブラシ(4a)の立毛群(15a)を伏倒してもよい。どちらか片側のみとしてもよい。また、次のようにしてもよい。特に図示しないが、第2ハウジングと第2ブラシとを一体的に設ける際について、第2ブラシを別の箇所に複数設けてもよい。
【0049】
また、次のようにしてもよい。特に図示しないが、実施例1である、組合せブラシ(20)について、第1ブラシは基台と柄部からなる。第1ハウジングと第1ブラシの基台を係合可能に設ける。あるいは、第1ブラシの柄と第1ハウジングとを係合可能に設ける。
【0050】
次に、組合せブラシの各部同士の組み立て方法について記す。本発明の一実施形態である、実施例1である、組合せブラシ(20)について記す。図6にて、第1ハウジング(1)(1A)の下部に雄ねじ部(37)を設けてある。台座(38)に雌ねじ部(39)を設けてある。雌ねじ部(39)に雄ねじ部(37)を嵌め込んで固定するようにしてある。第2ハウジング(3)にリング部(40)を設けてある。リング部(40)に雄ねじ部(37)を通して、雄ねじ部(37)と雌ねじ部(39)の間にリング部(40)を回動するよう設けてある。次に、本発明の一実施形態である、実施例2である、組合せブラシ(20a)について記す。図11にて、第2ハウジング(3a)の下部に雄ねじ部(37a)を設けてある。リング(41)に雌ねじ部(39a)を設けてある。雌ねじ部(39a)に雄ねじ部(37a)を嵌め込んで固定するようにしてある。第1ハウジング(1a)(1Aa)にリング部(40a)を設けてある。リング部(40a)に雄ねじ部(37a)を通して、雄ねじ部(37a)と雌ねじ部(39a)の間にリング部(40a)を回動するよう設けてある。次に、本発明の一実施形態である、実施例13である、組合せブラシ(20t)について記す。図23にて、雄部(42)を設けてある。第1ハウジング(1t)(1At)の下部にリング部(43)を設けてある。台座(38t)に雌部(45)を設けてある。第2ハウジング(3t)にリング部(44)を設けてある。雄部(42)に雌部(45)を嵌め込んで固定するようにしてある。リング部(43)(44)に雄部(42)を通して、雄部(42)と雌部(45)の間にリング部(43)(44)を各々回動するよう設けてある。
【0051】
また、次のようにしてもよい。特に図示しないが、実施例9である、組合せブラシ(20j)について、開口部(27)に蓋を設ける。また、開閉可能に開口部(27)に設けた蓋を外ケース(28)との係合により閉鎖可能に設ける。同様に、実施例10である、組合せブラシ(20k)について、開口部(27k)に蓋を設ける。また、開閉可能に開口部(27k)に設けた蓋を外ケース(28k)との係合により閉鎖可能に設ける。また、次のようにしてもよい。特に図示しないが、実施例13である、組合せブラシ(20t)、実施例14である、組合せブラシ(20u)について、第2開口部の反対の側面に第3開口部を設ける。つまり、左右両側に開口部を設ける。さらに、第3開口部にも蓋を設ける。また、開閉可能に第3開口部に設けた蓋を外ケースとの係合により閉鎖可能に設けてもよい。
【0052】
また、次のようにしてもよい。実施例アである、組合せブラシ(20v)について、次のようにしてもよい。第1ハウジング(1v)(1Av)および第2ハウジング(3v)を同一の中心点(47v)にて回動可能に設け、に代えて、第1ハウジング(1v)(1Av)および第2ハウジング(3v)を同一の軸上にて回動可能に設け、としてもよい。あるいは、第1ハウジング(1v)(1Av)および第2ハウジング(3v)を同一の中心点(47v)にて回動可能に設け、に代えて、第1ハウジング(1v)(1Av)および第2ハウジング(3v)を同一の軸の中心点にて回動可能に設け、としてもよい。また、同様に次のようにしてもよい。実施例1である、組合せブラシ(20)について、次のようにしてもよい。図1にて、第1ハウジング(1)(1A)および第2ハウジング(3)を同一の中心点(47)にて回動可能に設け、に代えて、第1ハウジング(1)(1A)および第2ハウジング(3)を同一の軸上にて回動可能に設け、としてもよい。あるいは、第1ハウジング(1)(1A)および第2ハウジング(3)を同一の中心点(47)にて回動可能に設け、に代えて、第1ハウジング(1)(1A)および第2ハウジング(3)を同一の軸の中心点にて回動可能に設け、としてもよい。また、次のようにしてもよい。実施例アである、組合せブラシ(20v)について、第1ハウジング(1v)(1Av)および第2ハウジング(3v)を同一の中心点(47v)にて回動可能に設け、に代えて、第1ハウジングを第2ハウジングが回動可能に支持し設け、としてもよい。同様に、第2ハウジングを第1ハウジングが回動可能に支持し設け、としてもよい。また、第1ハウジング(1v)(1Av)および第2ハウジング(3v)を同一の中心点(47v)にて回動可能に設け、に代えて、第1ハウジング(1v)(1Av)および第2ハウジング(3v)を同一の中心点(47v)にて各々毎に回動可能に設け、としてもよい。
【0053】
また、次のようにしてもよい。特に図示しないが、実施例アである、組合せブラシ(20v)について、次のようにしてもよい。第1ブラシ(2v)の立毛群(11v)と第2ブラシ(4v)の立毛群(15v)とを当接可能に配置し、に代えて、第1ブラシ(2v)の立毛群(11v)と第2ブラシ(4v)の立毛群(15v)とを回動にて当接可能に配置し、としてもよい。また、特に図示しないが、実施例1である、組合せブラシ(20)、実施例2である、組合せブラシ(20a)、実施例5である、組合せブラシ(20d)について、同じようにしてもよい。また、次のようにしてもよい。実施例1である、組合せブラシ(20)について、第1ブラシ(2)の立毛群(11)と第2ブラシ(4)の立毛群(15)とを当接可能に配置し、に代えて、第1ブラシ(2)の立毛群(11)と第2ブラシ(4)の立毛群(15)とを接触可能に配置し、としてもよい。次のようにしてもよい。第1ブラシ(2)の立毛群(11)と第2ブラシ(4)の立毛群(15)とを当接可能に配置し、に代えて、第1ブラシ(2)の立毛群(11)と第2ブラシ(4)の立毛群(15)とを接触可能に対面して配置し、としてもよい。あるいは、次のようにしてもよい。第1ブラシ(2)の立毛群(11)と第2ブラシ(4)の立毛群(15)とを当接可能に配置し、に代えて、第1ブラシ(2)の立毛群(11)と第2ブラシ(4)の立毛群(15)とを回動にて接触可能に配置し、としてもよい。第1ブラシ(2)の立毛群(11)と第2ブラシ(4)の立毛群(15)とを当接可能に配置し、に代えて、第1ブラシ(2)の立毛群(11)と第2ブラシ(4)の立毛群(15)とを回動にて接触可能に対面して配置し、としてもよい。
【0054】
また、次のようにしてもよい。例えば、実施例1の組合せブラシにおいて、第1ハウジングと第1ブラシとを係合可能に設け、に代えて、第1ハウジングの一端と第1ブラシとを係合可能に設け、としてもよい。同様に、実施例1の組合せブラシにおいて、第2ハウジングと第2ブラシとを一体的に設け、に代えて、第2ハウジングの一端と第2ブラシとを一体的に設け、としてもよい。また、次のようにしてもよい。実施例1である、組合せブラシ(20)において、第1ハウジング(1)(1A)と第1ブラシ(2)とを係合可能に設け、に代えて、第1ハウジング(1)(1A)と第1ブラシ(2)とを係止可能に設け、としてもよい。
【0055】
また、次のようにしてもよい。特に図示しないが、実施例1である、組合せブラシ(20)について、第1ハウジングと第1ブラシとを係合可能に設け、に代えて、第1ハウジングと第1ブラシに永久磁石を各々面対向に配置して着脱可能に設け、としてもよい。また、次のようにしてもよい。各々の実施例の組合せブラシにおいて、髪用ブラシとして利用してもよい。また、歯ブラシとして利用してもよい。また、各々の実施例の組合せブラシにおいて、次のようにしてもよい。ブリッスルの材質として、ナイロン、ポリエステル等の合成樹脂があげられるが、直線性能が比較的高い又は屈曲回復性が低くない他の材料を選択してもよい。パイルの材質として、レーヨン、ナイロン、ポリエステル、アクリル等の合成樹脂があげられるが、他の材料を選択してもよい。パイルの長さとして0.2〜50mm程度が考えられるが特に限定するものではない。また、実施例3である、組合せブラシ(20b)について、次のようにしてもよい。第2ブラシ(4b)を第1ブラシ(2b)に押圧するバネ(17)(17A)について、バネの材質として、合成樹脂、金属、ゴム等があげられるが他の材料を選択してもよい。コイルバネ、板バネとしてもよい。また、第2ブラシ(4b)を第1ブラシ(2b)に押圧するバネ(17)(17A)、に代えて、第2ブラシ(4b)を第1ブラシ(2b)に押圧する弾性体、としてもよい。
【実施例】
【0056】
次に、本発明の実施例を示す。表1は、本発明の一実施形態である、実施例6である、組合せブラシ(20e)の測定結果を示す。第1ブラシは市販のヘアブラシを利用した。第1ブラシの基台は、材質が合成樹脂系、長手方向の長さ78mm、短手方向の長さ13mmのものを使用した。第1ブラシの立毛は、材質が合成樹脂系、長さ15mm、直径1.1mmのものを立毛間の隙間長さを4.5mmとして、1列目2本と2列目3本とを平行に並べたものを1組として15組計75本を縦長に設けてあるものを使用した。第2ブラシは市販の清掃用ブラシを利用した。第2ブラシの基台は、材質、長手方向の長さ、短手方向の長さが第1ブラシの基台と同程度のものを使用した。第2ブラシの立毛は、材質が合成樹脂系、長さ25mmのものを、1mm当り1.5本設けてあるものを使用した。試験は、塵埃、髪の毛が付着した第1ブラシを第1ハウジングに係合した状態にて、第2ハウジングに一体的に設けた第2ブラシを回動させて、その除去する度合を確認した。回動する角度は90度程度として、回動する速度は角度90度当たり15秒程度とした。90度の回動について、1往路と1復路を合計して1往復と定めた。試験1回当たりの回動する往復の数は3往復とした。付着している塵埃の大きさを大、中、小に分類し、全長が3mmを超えるものを大、3mm以下を中、1mm以下を小とした。塵埃、髪の毛ともにすべてが立毛の根元、基台側に付着している第1ブラシを使用した。表の測定結果より次のことがいえる。試験の測定結果より、塵埃が大のものは9往復以下、髪の毛は3往復以下ですべて除去された。また、9往復以下において、塵埃が中、小のものは半数以上が除去された。以上から、本実施例により発生する効果は、次の通りである。接触した第1ブラシと第2ブラシにより、第1ブラシに付着した塵埃等を除去することができる。また、当該試験結果に限定するものではなく、第2ブラシの立毛の先端と第1ブラシの基台との接触角度、第1ブラシと第2ブラシの各々の立毛の数の対応関係、立毛の位置等により、一層の塵埃等の除去も可能である。
【0057】
【表1】

【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】実施例1、4の斜視図。
【図2】実施例1、4の斜視図。
【図3】実施例1、4の斜視図。
【図4】第1ブラシを取り外している実施例1、4の縮小斜視図。
【図5】第1ブラシと第1ハウジングの係合直前の実施例1、4の縮小斜視図。
【図6】実施例1、4の分解図。
【図7】係合前の実施例1等の部分拡大斜視図。
【図8】係合後の実施例1等の部分拡大斜視図。
【図9】実施例2の斜視図。
【図10】実施例2の斜視図。
【図11】実施例2の分解図。
【図12】実施例3の斜視図。
【図13】実施例3の分解図。
【図14】実施例5の斜視図。
【図15】実施例6の一部分解図。
【図16】実施例7、9、13の斜視図。
【図17】実施例7、9、13の一部分解図。
【図18】実施例8の一部分解図。
【図19】実施例10、14の斜視図。
【図20】実施例10、14の一部分解図。
【図21】実施例11の一部分解図。
【図22】実施例12の斜視図。
【図23】組立例の分解図。
【図24】実施例アの斜視図。
【図25】第1ブラシを取り外している実施例アの縮小斜視図。
【図26】第1ブラシと第1ハウジングの係合直前の実施例アの縮小斜視図。
【図27】第1ハウジングに係合雄部を設けた実施例15の斜視図。
【図28】第1ハウジングに係合雄部を設ける前の実施例15の斜視図。
【図29】第1ブラシに係合雌部を設けた実施例16の斜視図。
【図30】第1ブラシに係合雌部を設ける前の実施例16の斜視図。
【図31】実施例アの分解図。
【0059】
(1) 第1ハウジング
(2) 第1ブラシ
(3) 第2ハウジング
(4) 第2ブラシ
(5) 円
(6矢印) 内円寄り
(7矢印) 外円寄り
(8) 略半円形状
(9) 基台
(10) 外円側
(11) 立毛群
(12) 略半円形状
(13) 基台
(14) 内円側
(15) 立毛群
(16) 内円側
(17) バネ
(18) 外円側
(19) パイル群
(20) 組合せブラシ、実施例1
(20a) 組合せブラシ、実施例2
(20b) 組合せブラシ、実施例3
(20c) 組合せブラシ、実施例4
(20d) 組合せブラシ、実施例5
(20e) 組合せブラシ、実施例6
(20f) 組合せブラシ、実施例7
(20h) 組合せブラシ、実施例8
(20j) 組合せブラシ、実施例9
(20k) 組合せブラシ、実施例10
(20n) 組合せブラシ、実施例11
(20q) 組合せブラシ、実施例12
(20t) 組合せブラシ、実施例13
(20u) 組合せブラシ、実施例14
(20v) 組合せブラシ、実施例ア
(20w) 組合せブラシ、実施例15
(20x) 組合せブラシ、実施例16
(21) パイル群
(22) スポンジ
(23) ブリッスル群
(24) ブリッスル群
(25) 取っ手
(26) 取っ手
(27) 開口部
(28) 外ケース
(29) 第2開口部
(30) 蓋
(31) 案内凸部
(32) 案内凹部
(33) 係合雄部
(34) 係合雌部
(35) 押圧部
(36) 空洞
(37) 雄ねじ部
(38) 台座
(39) 雌ねじ部
(40) リング部
(41) リング
(42) 雄部
(43) リング部
(44) リング部
(45) 雌部
(46) 第1開口部
(47) 中心点
(48) 軸
(矢印R) 時計回り
(矢印S) 時計回り

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1ハウジングと第1ブラシとを勘合可能に設け、第2ハウジングと第2ブラシとを一体的に設け、第1ハウジングおよび第2ハウジングを同一の中心点にて回動可能に設け、第1ハウジングと勘合した第1ブラシを内円寄りに配置し、第2ブラシを外円寄りに配置し、第1ブラシの基台の外円側に立毛群を配置し、第2ブラシの基台の内円側に立毛群を配置し、あるいは、第1ハウジングと勘合した第1ブラシを外円寄りに配置し、第2ブラシを内円寄りに配置し、第1ブラシの基台の内円側に立毛群を配置し、第2ブラシの基台の外円側に立毛群を配置し、第1ブラシの立毛群と第2ブラシの立毛群とを当接可能に配置し、塵埃が付着した第1ブラシを第1ハウジングと勘合し、回動させることにより、第1ブラシの立毛群に当接する第2ブラシの立毛群により第1ブラシに付着した塵埃を除去し、塵埃を除去した第1ブラシを第1ハウジングより取り外しできることを特徴とする組合せブラシ。
【請求項2】
請求項1に記載の組合せブラシにおいて、前記勘合、に代えて、係合、としたことを特徴とする請求項1に記載の組合せブラシ。
【請求項3】
第2ブラシを第1ブラシに押圧するバネを設けたことを特徴とする請求項1〜2に記載の組合せブラシ。
【請求項4】
前記第1ブラシの立毛群または前記第2ブラシの立毛群において、パイル群、としたことを特徴とする請求項1〜3に記載の組合せブラシ。
【請求項5】
前記第1ブラシの立毛群または前記第2ブラシの立毛群において、ブリッスル群、としたことを特徴とする請求項1〜4に記載の組合せブラシ。
【請求項6】
前記第1ブラシまたは前記第2ブラシにおいて、取っ手を設けた、ことを特徴とする請求項1〜5に記載の組合せブラシ。
【請求項7】
開口部を有する外ケースを設け、前記外円寄りに配置した第2ハウジングを外ケースの内側に一体的に設け、あるいは、前記外円寄りに配置した第1ハウジングを外ケースの内側に一体的に設け、塵埃が付着した第1ブラシを外ケース内に開口部から挿入して第1ハウジングと勘合あるいは係合し、外ケース内で回動させることにより、第1ブラシの立毛群に当接する第2ブラシの立毛群により第1ブラシに付着した塵埃を除去し、除去した塵埃を外ケース内に集塵し、開口部より塵埃の取り出しができることを特徴とする請求項1〜6に記載の組合せブラシ。
【請求項8】
前記第1ブラシの基台の外円側に立毛群を配置し、前記第2ブラシの基台の内円側に立毛群を配置し、に代えて、略半円形状に設けた第1ブラシの基台の外円側および該第1ブラシの基台の外円側に設けた該形状の立毛群を配置し、該形状に設けた第2ブラシの基台の内円側および該第2ブラシの基台の内円側に設けた該形状の立毛群を配置し、あるいは、前記第1ブラシの基台の内円側に立毛群を配置し、前記第2ブラシの基台の外円側に立毛群を配置し、に代えて、該形状に設けた第1ブラシの基台の内円側および該第1ブラシの基台の内円側に設けた該形状の立毛群を配置し、該形状に設けた第2ブラシの基台の外円側および該第2ブラシの基台の外円側に設けた該形状の立毛群を配置し、としたことを特徴とする請求項1〜7に記載の組合せブラシ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【公開番号】特開2011−92603(P2011−92603A)
【公開日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−251560(P2009−251560)
【出願日】平成21年11月1日(2009.11.1)
【出願人】(304025105)
【出願人】(506377569)
【Fターム(参考)】