説明

組合せ式発光体組合せ体及び照明器具

【課題】組合せ式の発光体は、特殊な接続導電構造により、組合せた後に、二個の発光体間において自由にそれぞれが可動し、フレキシブル性が高くなると同時に、接続導電構造が電流を発光体間において導通させて、個別に電力供給する必要がない。この発光体を組合わせて形成して、外観がシンプルで、無駄な回線を外部に露出しないものとする。
【解決手段】組合せ式発光体3は、ケース33、少なくとも1個の発光ダイオード及び少なくとも2個の接続導電ユニット32を備える。発光ダイオードはケース33に収納され、接続導電ユニット32はケース33に設置されて、各接続導電ユニット32はそれぞれ磁性素子及び二個の電極を有する。電極は、磁性素子に隣接して設置されて、発光ダイオードに電気的に接続される。組合せ式発光体間において、回転可動可能な特性を有することにより、使用者に玩具や積木で遊んでいるような楽しさを提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光体、発光体組合せ体及び発光体から構成される照明器具に関し、特に組合せ式発光体、組合せ式発光体組合せ体及び組合せ式発光体から構成される照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
世界的に環境問題が重視される今日において、発光ダイオードは、省エネ節電、効率の高さ、寿命の長さ等の長所を有することから、今や多方面から注目される光源となっている。さらに、それ自身が軽薄で体積が小さいことでぶつかっても損傷しにくいという特性を有することから、発光ダイオードは広く応用、適用されて、そのフレキシブルな使用効果からもたらされる経済価値は、その他の光源を大幅に上回る。
【0003】
装飾性照明について言えば、現在すでに発光ダイオードを利用した組合せ式の照明器具が提供されている。図1を参照しながら説明する。図1に示した従来の組合せ式照明器具1は、複数の発光ユニット11、12、13から構成される。発光ユニット11は、図2に示した透視図を参照しながら説明する。発光ユニット11は、ケース111、発光ダイオード112、電源コード113及び複数のかみ合わせ構造114を有する。発光ダイオード112は、ケース111内の回路基板上に設置される。電源コード113は、発光ダイオード112に電気的に接続されて、外部から電源の供給を受ける。かみ合わせ構造114は、ケース111に設置され、さらに、突出部115とへこみ部116に分けられる。隣接する二つの発光ユニット11は、対応する突出部115とへこみ部116との間で互いにかみ合って接続する。こうして、必要とする発光ユニット12、13の数量に応じて、必要な組合せ式照明器具1を組合わせる。
【0004】
しかしながら、図1に示した組合せ式照明器具1は、各発光ユニット11、12、13間において単一方向に接続されるのみである。つまり、例えば、発光ユニット11の突出部115とへこみ部116によって、それぞれ発光ユニット12の突出部とへこみ部とかみ合わされる。このため、組合せ式照明器具1は、発光ユニット12、13を組み合わせたり、取り外したりして、例えば、長方形に変化させる等、その造形に変化をもたせることができるものの、隣接する発光ユニット11、12間において可動性を有さないため、全体的な造形は取り外された後も変化はなく、使用者の創意を発揮する空間が制限され、変化の過程で得られる楽しさが大きく影響を受けることになる。また、各発光ユニット11、12、13は、いずれも電源コード(例えば電源コード113)に接続して通電させる必要があり、組合せる数量の増加に伴って回線が複雑になって混乱するため、美観を損ねる外、安全面においても危惧される。上述の回線の問題は、内蔵式電源供給方式により解決できるが、ケース111内に電池を設置すると、結果的に重量の増加を招き、電池の交換やスイッチの統一が不可能である等の新たな問題が発生する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、本発明は、その特殊な接続導電構造により、組合せた後に、二個の発光体間において自由にそれぞれが可動し、全体的な造形において変化に富み、フレキシブル性が高くなると同時に、発光体間において接続導電構造が電流を導通させて、個別に電力供給する必要がないことで、応用時にさらに多くの創意を発揮して、個人の好みに合った造型に設計することが可能で、発光体を組合わせて形成した照明器具は外観がシンプルで、無駄な回線を外部に露出しないという特徴を有する組合せ式の発光体を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、組合せ式発光体、組合せ式発光体組合せ体及び照明器具を提供し、さらに、接続構造の設計を通して、二個が組み合わさった後も、発光体間において依然として自由にそれぞれが可動し、全体的な造形にさらに変化、フレキシブル性をもたせることを目的とする。
【0007】
また、本発明は、使用者が組合せ式発光体組合せ体または組合せ式発光体により組合わせて構成した照明器具を応用する際に、より多くの創意が発揮できるだけでなく、個人の好みの造形に合わせた設計が可能であり、照明または装飾性機能を有するのみの発光体構造であったものに、玩具または積木の面白さを付与して、発光ダイオードの新たな応用分野を開拓することを目的とする。
【0008】
またさらに、本発明は、導電装置に接続させる方式を利用することで、組合せ式発光体を接続させると二個の組合せ式発光体間において電流が通じ、個別に電力を供給する必要がなく、組合せ式発光体、組合せ式発光体組合せ体及び照明器具の外観がシンプルで、余計な回線が外に露出することがなく、造形的にさらにデザイン性及び美観を高めることを目的とする。
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の組合せ式発光体は、ケース、少なくとも1個の発光ダイオード及び少なくとも2個の接続導電ユニットを備える。発光ダイオードは、ケースに収納される。接続導電ユニットはケースに設置されて、さらに、各接続導電ユニットは、それぞれ磁性素子及び二個の電極を有する。電極は磁性素子に隣接して設置され、発光ダイオードに電気的に接続される。電極は磁性素子に環状設置されるのが望ましい。
【0010】
本発明の実施形態において、組合せ式発光体は、さらに、コントロール回路を備える。コントロール回路は、ケースに収納されて、発光ダイオード及び電極に電気的に接続される。
【0011】
本発明の実施形態において、組合せ式発光体は、電源供給装置に電気的に接続される。
【0012】
本発明の実施形態において、接続導電ユニットは、さらに信号極を有する。
【0013】
本発明の実施形態において、組合せ式発光体は、接続導電ユニットを介してこのうちの少なくとも1個が他の1個の組合せ式発光体、接続体またはベースに接続してそれぞれが回転する。接続導電ユニットの電極は、他の組合せ式発光体、接続体またはベースの接続導電ユニットの二個の電極と相互に通電することが望ましい。
【0014】
上記目的を達成するために、本発明の組合せ式発光体組合せ体は、少なくとも1個の第一組合せ式発光体を備える。第一組合せ式発光体は、ケース、少なくとも1個の発光ダイオード及び少なくとも2個の接続導電ユニットを備える。発光ダイオードは、ケースに収納される。接続導電ユニットはケースに設置されて、各接続導電ユニットはそれぞれ磁性素子及び二電極を有する。電極は磁性素子に隣接して、発光ダイオードに電気的に接続される。電極は磁性素子に環状設置されるのが望ましい。
【0015】
本発明の実施形態において、組合せ式発光体組合せ体は、さらに少なくとも1個の第二組合せ式発光体を備える。第一組合せ式発光体が第二組合せ式発光体に接続して、さらにそれぞれが回転する。第二組合せ式発光体は、ケース、少なくとも1個の発光ダイオード及び少なくとも2個の接続導電ユニットを備える。発光ダイオードはケースに収納される。接続導電ユニットはケースに設置されて、各接続導電ユニットは、それぞれ磁性素子及び二個の電極を有する。電極は磁性素子に隣接して、発光ダイオードに電気的に接続される。このうち、第一組合せ式発光体は、接続導電ユニットを介して、このうちの少なくとも1個が第二組合せ式発光体の接続導電ユニットのうちの少なくとも一個と接続する。さらに、接続導電ユニットの電極は、第二組合せ式発光体の接続導電ユニットの電極と相互に通電するのが望ましい。
【0016】
本発明の実施形態において、組合せ式発光体組合せ体はさらに、少なくとも1個の接続体を備える。第一組合せ式発光体が接続体に接続して、それぞれが回転する。接続体は、ケース及び少なくとも2個の接続導電ユニットを備える。接続導電ユニットはケースに設置されて、各接続導電ユニットはそれぞれ磁性素子及び二個の電極を有し、さらに接続導電ユニット間において対応する電極は、互いに通電する。このうち、第一組合せ式発光体は、接続導電ユニットを介して、少なくともこのうちの1個が接続体の接続導電ユニットのうちの少なくとも1個と接続する。さらに、接続導電ユニットの電極は、接続体の接続導電ユニットの電極と互いに通電することが望ましい。
【0017】
本発明の実施形態において、第一組合せ式発光体は、接続導電ユニットを介して、少なくともこのうちの1個がベースと接続する。接続導電ユニットの電極は、ベースの接続導電ユニットの二個の電極と相互に通電することが望ましい。
【0018】
本発明の実施形態において、第一組合せ式発光体はさらに、コントロール回路を備える。コントロール回路はケースに収納されて、発光ダイオード及び電極に電気的に接続される。
【0019】
本発明の実施形態において、第一組合せ式発光体は電源供給装置に電気的に接続される。
【0020】
本発明の実施形態において、接続導電ユニットはさらに信号極を有する。
【0021】
上記目的を達成するために、本発明の照明器具は少なくとも2個の上述の組合せ式発光体及びベースを備える。二個の組合せ式発光体は相互に接続して、それぞれが回転する。組合せ式発光体は、少なくともこのうちの1個がベースに設置される。
【0022】
このように、本発明の組合せ式発光体、組合せ式発光体組合せ体及び照明器具は、接続導電ユニットが設置されることで、一個の装置内に同時に接続と導電機能を提供する。具体的には、上述の装置中において、組合せ式発光体は吸着方式によって接続を完了し、組合せると同時に、磁性素子のそばに隣接する電極が他の組合せ式発光体の電極に対応し接合して、導通する経路を形成することで、電力を供給して単一入口から各発光ダイオードに出力して、余計な電源コードの存在や電池の重量過重という問題を排除し、電源入力の単一化を実現する。
【0023】
また、磁性素子を利用することでかみ合わせ特性を必要とせず、組合せ時に事前に位置を確認する必要がないため、操作上さらに楽で自然である、さらに、例えば凹凸等の定型構造の干渉がなく、2個の組合せ式発光体は互いに自由にそれぞれ回転することにより、接続によリ形成される全体的造形がさらに変化に富んだフレキシブルなものとなり、使用者の創意が発揮されやすくなり、個人の好みに合った設計がなされたデザイン性の高い照明器具となる。
【0024】
従来の技術と比較すると、本発明の組合せ式発光体、組合せ式発光体組合せ体及び照明器具は、自由な組合せや造形が可能で、フレキシブル性が高い上、外型がシンプルで、電源供給も容易である。したがって、過去の照明器具におけるサイズ的な制限が克服でき、組合せることによってその応用範囲も広がり、例えば、壁面全体に運用することも可能である。さらに、重要なことは、従来の装飾及び/または照明分野以外にも、本発明は、発光ダイオードを組合せ式玩具または積木の概念に応用することが可能であることにより、全く新しい応用分野が生まれる。
【発明の効果】
【0025】
本発明の組合せ式発光体、組合せ式発光体組合せ体及び照明器具は、自由な組合せや造形が可能で、フレキシブル性が高い上、外型がシンプルで、電源供給も容易である。したがって、過去の照明器具におけるサイズ的な制限が克服できる上、組合せることによってその応用範囲も広がり、例えば、運用在壁面全体に運用することも可能である。さらに、従来の装飾及び/または照明分野以外にも、本発明は、発光ダイオードを組合せ式玩具または積木の概念に応用することが可能であることにより、全く新しい応用分野が生まれる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】従来の組合せ式照明器具である。
【図2】図1の組合せ式照明器具の発光ユニットの透視図である。
【図3A】本発明の第一実施形態における組合せ式発光体の外観図である。
【図3B】図3Aの組合せ式発光体の透視図である。
【図3C】図3Aの組合せ式発光体の内部系統のフローチャートである。
【図3D】図3Aの組合せ式発光体の回路の立体図である。
【図4A】図3Aの接続導電ユニットの正面拡大図である。
【図4B】図3Aの接続導電ユニットの変化態様の正面拡大図である。
【図4C】本発明の他の実施形態における接続導電ユニットの正面拡大図である。
【図5】図3Aの組合せ式発光体とその他の組合せ式発光体を組合せた時の状態を示した図である。
【図6】図5の組合せ式発光体の組合せが完了し、且つ実際に使用した状態を示した図である。
【図7A】図3Aの組合せ式発光体と接続体を接続させた状態を示した図である。
【図7B】図3Aの組合せ式発光体と接続体を接続させた状態を示した図である。
【図8】図5の組合せ式発光体とベースの結合時の状態を示した図である。
【図9A】本発明の第二実施形態の組合せ式発光体の透視図である。
【図9B】図9Aの組合せ式発光体の接続導電ユニットの拡大図である。
【図9C】図9Aの組合せ式発光体の内部系統のフローチャートである。
【図10A】組合せ式発光体組合せ体内の接続態様を示した図である。
【図10B】組合せ式発光体組合せ体内の接続態様を示した図である。
【図10C】組合せ式発光体組合せ体内の接続態様を示した図である。
【図10D】組合せ式発光体組合せ体内の接続態様を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、図を参照しながら、本発明の好適な実施形態における組合せ式発光体、組合せ式発光体組合せ体及び照明器具について説明する。
【0028】
図3Aは、本発明の第一実施形態における組合せ式発光体の外観図である。図3Bは、図3Aに示した組合せ式発光体の透視図である。本発明の組合せ式発光体は、ケース、少なくとも1個の発光ダイオード及び少なくとも2個の接続導電ユニットを備える。同時に、図3A及び図3Bを参照しながら説明する。本実施形態において、組合わせ式発光体3は、一個の発光ダイオード31及び四個の接続導電ユニット32を有する場合を例として説明するが、その両者の数量は制限されるものではない。つまり、その他の実施形態において、二個または三個の発光ダイオード31、または、二個または六個の接続導電ユニット32を有することも可能である。また、図3Aまたは図3B中に示された接続導電ユニット32の設置位置も、状況に応じて調整が可能であり、詳細な説明は以下に記述する。
【0029】
発光ダイオード31は、ケース33に収納され、さらに、回路基板34に設置されて電気的に接続される。さらに言えば、発光ダイオード31を搭載した回路基板34は、例えば、ケース33中の板体上に設置されるか、その他柱形支柱構造を利用してケース33中に固定されるが、板体かその他の形式の支柱構造であるかに関わらず、それは、組合せ式発光体3の出光に影響しないものであればそれでよい。ケース33の形状は特に制限しない。例えば、図3Aに示したように、四方体またはその他の実施形態における四面体、六面体、十二面体、二十面体、円柱体またはその他の規則的または不規則な幾何形状も可能である。ケース33は、透光または半透光材質のものが使用されることが望ましい。本実施形態において、ケース33は、半透明のガラス、プラスチックまたはレザーから作られ、さらに、その他の導光設計によって、発光ダイオード31が発する光が、ケース33のいかなる一側からでも射出されて、視覚上組合せ式発光体3が全体的に発光する効果を有することが望ましい。
【0030】
また、本発明のその他の実施形態において、ケース33は、カラフルなものや図案、模様を施されたものも可能である。あるいは、ケース33が、例えば、吸盤、フック、穴、または、シリコンで覆う等の方式によって、組合せ式発光体3を、使用者が設置を必要とする位置に取り付けたり、掛けたりすることが可能である。ケース33は、一体成型または複数のパーツから構成されることも制限しない。
【0031】
各接続導電ユニット32は、それぞれ磁性素子321及び二個の電極322、323を有する。このうち、磁性素子321は、一般の永久磁石または電磁石である。二個の電極322、323は、それぞれ正極と負極である。電極322、323は、一方で発光ダイオード31に電気的に接続されて電力を供給して使用に供し、他方で、各接続導電ユニット32の電極322、323間において、相互に直接的または間接的に電気的に接続されることで、通入された電流が 次の組合せ式発光体(図示はされない、以下に記述する)に導入されて、電源入力の単一化による使用が実現する。
【0032】
さらに、磁性素子321自身が二極に分かれていることから、実際の運用時には、電流流動方向を設定する際の参考とすることができる。言い換えれば、ケース33上には特に標記されないが、磁性の引き合う性質と反発する性質を通して、使用者は直感的に操作することが可能で、一種の接続ミスやうっかりミスを防止する仕組みとなって、電流の衝突または混乱を回避する。
【0033】
接続導電ユニット32は、はめ込み方式でケース33に設置される。本実施形態において、磁性素子321と電極322、323はいずれもケース33の外表面331に露出するが、三者は共同で平坦な表面を構成する。当然、逆に、磁性素子321と電極322、323が、外表面331からやや外に突出することも可能であり、本発明はこれを制限しない。
【0034】
また、本実施形態においては、ケース33の外表面331の一側に一個の接続導電ユニット32を設置した場合を例に説明するが、その他の実施形態において、外表面331のいかなる一側に二個または多数個の接続導電ユニット32を設置することも可能であり、また、各一側に、それぞれ異なる数量の接続導電ユニット32を設置することも可能である。
【0035】
図3Cは、図3Aに示した組合せ式発光体の内部系統のフローチャートである。図3Dは、図3Aに示した組合せ式発光体の回路の立体図である。図面を見やすくするために、ここでは、あらかじめ図3Aの組合せ式発光体3のケース33は取り外してある。同時に、図3C及び図3Dを参照しながら説明する。前述のように、接続導電ユニット32は、電力ソースPを受けて、発光ダイオード31に供給して使用する。本実施形態において、各接続導電ユニット32の正極と負極は、接続コードを介して、回路基板34上に接続された発光ダイオード31の配線に電気的に接続され、さらに、それぞれ接続箇所に接点を形成する。しかしながら、本発明のその他の実施形態において、回路基板34上の配線と接点の位置は異なってもよい。例えば、配線の長さを短縮して、比較的長い接続コードに取って変わることも可能である。あるいは、二個または二個以上の接点が一個の接点を共用することも可能であり、本発明ではこれを制限しない。また、3Dを参照しながら説明する。本実施形態において、回路基板34の背面側の接続導電ユニット32は、回路基板34の周囲を回るように接続配線されているが、その他の実施形態において、回路基板34は、貫通方式によって配線を行ない、直接背面側から接続することも可能である。
【0036】
図3Dは、回路の配線及び各主要素子の相対位置関係を説明するための図であるため、回路基板34及びその配線は簡略化されており、直接単層で跨って接続された形式で表示してあり、実際の状況とは異なる。しかしながら、本発明の分野において通常知識を有する者は容易に理解できる。
【0037】
図4Aは、図3Aに示した接続導電ユニットの正面拡大図である。図4Bは、図3Aに示した接続導電ユニットの変化態様の正面拡大図である。図4Aを参照しながら説明する。本実施形態において、二個の電極322、323は、同心円で磁性素子321を囲むように設置される。磁性素子321自身は実芯の円形である。しかしながら、図4Bに示した接続導電ユニット32’の態様において、二個の電極322、323は同様に磁性素子321’を囲むように設置されているが、磁性素子321’は、空心の円形またはリング状である。図4Cを参照しながら説明する。図4Cは、本発明の他の実施形態における接続導電ユニットの正面拡大図である。この実施形態において、接続導電ユニット32”は、磁性素子321”から二個の電極322、323を囲むように構成される。当然、その他の同様の概念に適合し、詳細な説明がなされていない設置方式についても本発明の範囲に含まれる。
【0038】
図5は、図3Aに示した組合せ式発光体とその他の組合せ式発光体を組合せた時の状態を示した図である。図5を参照しながら説明する。本実施形態において、組合せ式発光体3は、他の二個の組合せ式発光体5a、5bと組み合わせて結合する。このうち、組合せ式発光体5a、5bは、組合せ式発光体3と同一または異なるケースの形状を有すること、または、同一または異なる数量の発光ダイオードまたは接続導電ユニットを設置することも可能である。ここでは、組合せ式発光体3、5a、5b三者は同一である場合を例として説明する。
【0039】
詳細に述べれば、組合せ式発光体3は、それ自身が四個の接続導電ユニット32のうちの1個であり、組合せ式発光体5aまたは5bの接続導電ユニット52aまたは52bのうちの少なくとも1個であり、磁性の引き合う特性により連結する。各接続導電ユニット32、52a、52b内の磁性素子321、521aまたは521bは、電極322、323、522a、523a、522bまたは523bの相対位置と実質上一致するため、引き合って連結した後、相対する電極322、323、522a、523a、522b、523b間に、導通経路が形成される。本実施形態において、組合せ式発光体3は、別に電源供給装置(図示されない)に電気的に接続される。両者の接続方式は、上述と同様で、すなわち、接続導電ユニット32のうちの1個に接続されるか、直接プラグまたは回線によって接続される。電流が電源供給装置から組合せ式発光体3に進入すると、一方で、それ自身の発光ダイオードを駆動して発光させ、他方で組合せ式発光体5a、5bに導入されて、その発光ダイオードの使用に供される。
【0040】
図6は、図5に示した組合せ式発光体の組合せが完了し、且つ、実際に使用している状態を示した図である。図6を参照しながら説明する。本実施形態において、各接続導電ユニット間は平面であり、つき合わせて接続され、相互に干渉したり、かみ合ったりする部分がない。故に、組合せ式発光体3、5a、5b間は、磁力で引き付け合う力によって接続され、例えば、相対に360度回転する活動能力を失うことはない。さらに言えば、組合せ式発光体5a、5bは、組合せ式発光体3に対応して、同一または異なる方向に回転し、その上、必要に応じて、その他の異なる造形が同様に相対に回転する組合せ式発光体6と結合することにより、全体的な造形が多様化したアクティブな形態を呈する。したがって、照明または装飾、さらに、照明器具として使用するだけに留まらず、発光玩具や積木としての性質を兼ね備えたり、それに類似した応用が可能である。また、接続導電ユニットを設計する際に、組合せ式発光体3、5a、5bは、平坦で滑らかな外観を有することが可能で、美感及びデザイン性を高める。
【0041】
図7Aと図7Bは、それぞれ図3Aに示した組合せ式発光体が、接続体に接続された状態を示した図である。図7Aを参照しながら説明する。本実施形態において、組合せ式発光体3は、単独で接続体7に接続されるか、図7Bに示したように、二個の組合せ式発光体3が接続体7を介して接続されることも可能である。詳細に言えば、接続体7は、組合せ式発光体3とほぼ同一の素子から構成されるが、発光ダイオードを有さず、発光機能はない。当然、接続体7と組合せ式発光体3が同一または異なる造形のケースを有するが、本発明はこれを制限しない。
【0042】
接続体7は、一個または一個以上の接続導電ユニット72を有する。且つ、各接続導電ユニット72間は、相互に導通するため、接続体7が自身の接続導電ユニット72を介して、組合せ式発光体3の接続導電ユニット32と接続されると同時に、両者はそれぞれ回転または運動し、且つ同時に電力または下述のようなコントロール信号等を伝達する。
【0043】
図8は、図5に示した多数個の組合せ式発光体とベースを接続させた時の状態を示した図である。図8を参照しながら説明する。本実施形態において、組合せ式発光体3、5a、5bは、ベースSBに接続されることで、直立しやすく、傾斜しにくいという効果を達成する。図に示したように、ベースSBは、電源供給装置PWを有し、同様に類似した接続導電ユニットCUによって接続されて、組合せ式発光体3に電力を提供する。再度強調する点は、組合せ式発光体3は、底部に設置された接続導電ユニットと電源供給装置PWの接続導電ユニットCUが対応して接続して、電力を受ける。ただし、図中には、重なることでわかりにくくなるのを避けるため、接続導電ユニットCUのみを表示している。当然、ベースSBは、電源供給装置PW及び/または接続導電ユニットCUを有さずともよいが、本発明はこれを制限しない。
【0044】
図9Aは、本発明の第二実施形態の組合せ式発光体の透視図である。図9Bは、図9Aに示した組合せ式発光体の接続導電ユニットの拡大図である。同時に、図9A及び図9Bを参照しながら説明する。本実施形態において、組合せ式発光体9は、第一実施形態の各態様の組合せ式発光体の技術内容及び構造特徴を有するが、さらに、コントロール回路95を有する。さらに、接続導電ユニット92は、磁性素子921及び二個の電極922、923以外に、さらに、信号極924を有する。また、本実施形態の組合せ式発光体9は、三個の発光ダイオード91a、91b、91cを有し、それぞれ赤、緑、青の光を発する。コントロール回路95は、ケース93に収納されて、回路基板94、発光ダイオード91、電極922、923及び信号極924に電気的に接続される。コントロール回路95は、信号を受信するのに用いられて、発光ダイオード91をコントロールすることが望ましい。信号極924は、磁性素子921に隣接して設置され、同心円で磁性素子921を囲むように設置されることが望ましい。電極922、923と信号極924間は、それぞれ内環または外環であるが、これに限られるものではない。接続導電ユニット92の信号極924は、外部コントローラーが提供するコントロール信号をコントロール回路95に送信することで、発光ダイオード91a、91b、91cをコントロールする。したがって、組合せ式発光体9が発する色、明るさ及び/または周波数等を変化させる。
【0045】
上述のコントロール関係について、さらに、図9Cを参照しながら説明する。図9Cは、図9Aに示した組合せ式発光体の内部部分系統のフローチャートである。回線が複雑になって、説明に影響するのを回避するため、ここでは、発光ダイオード91a及びその関連接続回線のみを表示して、その他の発光ダイオード91b、91cの実施時の参考とする。図9Cを参照しながら説明する。各接続導電ユニット92a、92bは、それぞれ接続コードによって、信号極、回路基板94の配線及びコントロール回路95に電気的に接続されて、コントロール回路95が、例えば、図中に示した接続導電ユニット92aが伝達して来た信号を受けた後、一方で、この信号に基づき、パルス幅変調(Pulse Width Modulation,略称PWM)信号を送出して、発光ダイオード91aの発光形態を調整する。他方で、再びこの信号を接続導電ユニット92bに転送して、次の組合せ式発光体の応用に供する。電力ソースPは同様に発光ダイオード91aに供給して使用される電力が入力される位置を表示する。
【0046】
特に強調する点は、上述の外部コントローラーは、例えば、コンピューター、スマートフォン、PDA等であるが、これに限るものではなく、信号を提供する方式は、有線か無線かに制限されない。このうち、外部コントローラーは、前述の実施形態のベース中に設置されることも可能であるが、本発明は、これを制限するものではない。また、入力されたコントロール信号は、相互に接続する信号極924によって、次の組合せ式発光体に伝達されて、全体の発光形態を使用者のニーズに適合させる。その他の実施形態において、外部コントローラーは、電源供給機能を兼ね備えたものでもよい。同様に、接続導電ユニット92に接続することで、発光に必要な電力を供給する。
【0047】
本発明は、また、組合せ式発光体組合せ体を提供する。本発明の組合せ式発光体組合せ体は、少なくとも1個の第一組合せ式発光体を備える。第一組合せ式発光体は、ケース、少なくとも1個の発光ダイオード及び少なくとも二個の接続導電ユニットを備える。発光ダイオードは、ケースに収納される。接続導電ユニットは、ケースに設置されて、各接続導電ユニットは、それぞれ磁性素子及び二個の電極を有する。電極は、磁性素子に隣接して設置されて、発光ダイオードに電気的に接続される。実質上は、ここでは、第一組合せ式発光体は、前述の実施形態及びその態様において説明した組合せ式発光体と、ほぼ同一の技術内容及び構造特徴であるため、再度詳述しないが、組合せ式発光体組合せ体は、実質上は、一種の直接販売または利用されるユニットであるため、例えば、一個の第一組合せ式発光体を有することで、使用者が単独で利用、または、既存のその他の組合せ式発光体に接続させて使用、または、同様に他の組合せ式発光体組合せ体内に、または、別に提供したベースまたは接続体に接続させて使用することが可能であるが、これに限られるものではない。
【0048】
しかしながら、本発明の組合せ式発光体組合せ体の好適な実施形態は、複数個の第一組合せ式発光体を備える。例えば、五、十、二十、五十または百個の第一組合せ式発光体で、使用者が直接その必要な数量に応じて、前述の実施方式によって自由に接続して組合せることができる。
【0049】
他の好適な実施形態において、組合せ式発光体組合せ体は、少なくとも1個の第一組合せ式発光体及び少なくとも1個の第二組合せ式発光体を備える。さらに、第一組合せ式発光体と第二組合せ式発光体は、ほぼ同一の素子及び構造を有し、接続導電ユニットを介して相互に接続される。このうち、第一組合せ式発光体と第二組合せ式発光体は、同一または異なることが可能である。特に説明すべき点は、ここで述べる所の同一または異なるというのは、ケースまたは外形であり、内部素子または構造を指すものではないということである。図10Aを参照しながら説明する。図10Aは、組合せ式発光体組合せ体A1における同一の第一組合せ式発光体10aと第二組合せ式発光体10bが接続した状態を示した図である。図10Bを参照しながら説明する。図10bは、組合せ式発光体組合せ体A2における異なる第一組合せ式発光体10aと第二組合せ式発光体10b’を接続させた状態を示した図である。このように、組合せ式発光体組合せ体は、さらに多くの選択性及び多様性に富んだ組合せ方式を提供する。さらに多くの異なる造形の組合せ式発光体(例えば、第三組合せ式発光体)を接続し、さらに、一定の数量に達した後、使用者は充分にその創意、設計を発揮することが可能である。さらに、回転活動可能な特性により、組合せ式発光体組合せ体は、照明または装飾に機能を有するだけでなく、さらに、積木、玩具としての楽しさを提供することが可能である。図10Cを参照しながら説明する。図10Cは、使用者が組合せ式発光体組合せ体A3において、数量が異なり、造形も異なる組合せ式発光体10a(すなわち前述の第一組合せ式発光体)、10c、10d、10e、10f、10g、10h、10iより構成されたロボットに類似した造形を選択した状態を示した図である。このうち、例えば、組合せ式発光体10iは、ケース上に絵や印刷様式または図案を施した組合せ式発光体である。
【0050】
本発明の他の実施形態において、組合せ式発光体組合せ体は、第一組合せ式発光体を備える外、さらに、少なくとも1個の接続体を備える。このうち、接続体は、発光ダイオードを有さないことを除き、その他の部分または構造はいずれも、第一組合せ式発光体とほぼ同様である。図10Dを参照しながら説明する。図10Dは、本発明の実施形態における組合せ式発光体組合せ体の第一組合せ式発光体と接続体を接続させた状態を示した図である。図10Dでは、一定の数量において、組合せ式発光体組合せ体A4は、第一組合せ式発光体10aの箇所のみで発光し、接続体CBは、接続に供されるのみで、造形の延伸または拡大に使用される。
【0051】
本発明は、また照明器具も提供する。本発明の照明器具は、少なくとも二個の組合せ式発光体及びベースから構成される。このうち、組合せ式発光体は、相互に接続して、相対的に回転する。また、組合せ式発光体のうちの少なくとも1個は、ベースに設置される。さらに、組合せ式発光体とベースの素子及び構造特徴は、いずれも前述の実施形態の組合せ式発光体とベースとほぼ同様であり、前述を参考にできるため、ここでは再述しない。
【0052】
このように、本発明の組合せ式発光体、組合せ式発光体組合せ体及び照明器具は、接続導電ユニットの設置によって、一個の装置内に同時に接続と導電機能を提供する。具体的には、上述の装置中において、組合せ式発光体は吸着方式によって接続を完了し、組合せると同時に、磁性素子のそばに隣接する電極が他の組合せ式発光体の電極に対応し接合して導通する経路を形成することで、電力を供給して単一入口から各発光ダイオードに出力して、余計な電源コードの存在や電池の重量過重という問題を排除し、電源入力の単一化を実現する。
【0053】
また、磁性素子を利用することでかみ合わせ特性を必要とせず、組合せ時に事前に位置を確認する必要がないため、操作上さらに楽で自然である、さらに、例えば凹凸等の定型構造の干渉がなく、2個の組合せ式発光体は互いに自由にそれぞれ回転することにより、接続によリ形成される全体的造形がさらに変化に富んだフレキシブルなものとなり、使用者の創意が発揮されやすくなり、個人の好みに合った設計がなされたデザイン性の高い照明器具となる。
【0054】
従来の技術と比較すると、本発明の組合せ式発光体、組合せ式発光体組合せ体及び照明器具は、自由な組合せや造形が可能で、フレキシブル性が高い上、外型がシンプルで、電源供給も容易である。このため、過去の照明器具におけるサイズ的な制限を克服することで、組合せることによってその応用範囲も広がり、例えば、壁面全体に運用することも可能である。さらに、重要なことは、従来の装飾及び/または照明分野以外にも、本発明は、発光ダイオードを組合せ式玩具または積木の概念に応用することが可能であることにより、全く新しい応用分野が生まれる。
【0055】
以上、本発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても、本発明に含まれる。
【符号の説明】
【0056】
1 組合せ式照明器具
11、12、13 発光ユニット
111、33、93 ケース
112、31、91、91a、91b、91c 発光ダイオード
113 電源コード
114 かみ合わせ構造
115 突出部
116 へこみ部
3、5a、5b、6、9 組合わせ式発光体
32、32’、32’’、52a、52b、72、92a、92b、CU 接続導電ユニット
321、321’、321’’、521a、521b、921 磁性素子
322、323、522a、523a、522b、523b、922、923 電極
331 外表面
34、94 回路基板
7、CB 接続体
924 信号極
95 コントロール回路
10a 第一組合せ式発光体
10b、10b’ 第二組合せ式発光体
10c、10d、10e、10f、10g、10h、10i 組合せ式発光体組合せ体内の組合せ式発光体
A1、A2、A3、A4 組合せ式発光体組合せ体
P 電力ソース
PW 電源供給装置
SB ベース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1個の第一組合せ式発光体を備える組合せ式発光体組合せ体であって、
前記第一組合せ式発光体は、
ケースと、
前記ケースに収納される少なくとも1個の発光ダイオードと、
前記ケースに設置される少なくとも2個の接続導電ユニットとを備えて、
各前記接続導電ユニットは、それぞれ磁性素子及び二個の電極を有して、前記電極は前記磁性素子に隣接して設置されて、さらに、前記発光ダイオードに電気的に接続されることを特徴とする組合せ式発光体組合せ体。
【請求項2】
少なくとも1個の第二組合せ式発光体をさらに備えて、前記第一組合せ式発光体は前記第二組合せ式発光体に接続されて、相対に回転し、
前記第二組合せ式発光体は、
ケースと、
前記ケースに収納される少なくとも1個の発光ダイオードと、
前記ケースに設置される少なくとも2個の接続導電ユニットとを備えて、
各前記接続導電ユニットは、それぞれ磁性素子及び二個の電極を有して、前記電極は前記磁性素子に隣接して設置されて、さらに、前記発光ダイオードに電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の組合せ式発光体組合せ体。
【請求項3】
前記第一組合せ式発光体は、前記接続導電ユニットを介して、少なくともこのうちの1個が、前記第二組合せ式発光体の前記接続導電ユニットのうちの少なくとも1個に接続されることを特徴とする請求項2に記載の組合せ式発光体組合せ体。
【請求項4】
前記接続導電ユニットの前記電極は、前記第二組合せ式発光体の接続導電ユニットの前記電極と相互に導通することを特徴とする請求項3に記載の組合せ式発光体組合せ体。
【請求項5】
少なくとも1個の接続体をさらに備えて、
前記第一組合せ式発光体と前記接続体が接続して、相対に回転可能で、
前記接続体は、
ケースと、
前記ケースに設置される少なくとも2個の接続導電ユニットを備えて、
各前記接続導電ユニットは、それぞれ磁性素子及び2個の電極を有して、前記接続導電ユニット間において、対応する前記電極が相互に導通することを特徴とする請求項1に記載の組合せ式発光体組合せ体。
【請求項6】
前記第一組合せ式発光体は、前記接続導電ユニットを介して、少なくともこのうちの1個が前記接続体の前記接続導電ユニットのうちの少なくとも1個と接続することを特徴とする請求項5に記載の組合せ式発光体組合せ体。
【請求項7】
前記接続導電ユニットの前記電極は、前記接続体の接続導電ユニットの前記電極と相互に導通することを特徴とする請求項6に記載の組合せ式発光体組合せ体。
【請求項8】
前記第一組合せ式発光体は、前記接続導電ユニットを介して、このうちの少なくとも1個がベースに接続することを特徴とする請求項1に記載の組合せ式発光体組合せ体。
【請求項9】
前記接続導電ユニットの前記電極は、前記ベースの接続導電ユニットの2個の電極と相互に導通することを特徴とする請求項8に記載の組合せ式発光体組合せ体。
【請求項10】
前記第一組合せ式発光体は、さらに、
前記ケースに収納されるコントロール回路を備えて、さらに、前記発光ダイオード及び前記電極に電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の組合せ式発光体組合せ体。
【請求項11】
前記接続導電ユニットは、さらに、信号極を有することを特徴とする請求項1に記載の組合せ式発光体組合せ体。
【請求項12】
前記電極は、前記磁性素子を囲むように設置されることを特徴とする請求項1に記載の組合せ式発光体組合せ体。
【請求項13】
ベースと、
少なくとも2個の組合せ式発光体とを備える照明器具であって、
各前記組合せ式発光体は、
ケースと、
前記ケースに収納される少なくとも1個の発光ダイオードと、
前記ケースに設置される接続導電ユニットとを備えて、
各前記接続導電ユニットは、それぞれ磁性素子及び2個の電極を有して、前記電極は、前記磁性素子に隣接して設置されて、前記発光ダイオードに電気的に接続されて、
このうち、前記組合せ式発光体は、相互に接続して、相対に回転し、さらに、前記組合せ式発光体のうちの少なくとも1個は、前記ベースに設置されることを特徴とする照明器具。
【請求項14】
前記組合せ式発光体は、さらに、コントロール回路を備えて、前記コントロール回路は、前記ケースに収納されて、前記発光ダイオード及び前記電極に電気的に接続されることを特徴とする請求項13に記載の照明器具。
【請求項15】
前記組合せ式発光体のうちの少なくとも1個は、電源供給装置に電気的に接続されることを特徴とする請求項13に記載の照明器具。
【請求項16】
各前記接続導電ユニットは、さらに、信号極を有することを特徴とする請求項13に記載の照明器具。
【請求項17】
前記電極は、前記磁性素子に環状に設置されることを特徴とする請求項13に記載の照明器具。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図3D】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図5】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8】
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【図9A】
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【図9B】
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【図9C】
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【図10A】
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【図10B】
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【図10C】
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【図10D】
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【公開番号】特開2012−243764(P2012−243764A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−109869(P2012−109869)
【出願日】平成24年5月11日(2012.5.11)
【出願人】(512124739)耐點科技有限公司 (1)
【出願人】(512124175)南臺科技大學 (1)
【Fターム(参考)】