説明

組立式分別型ゴミ箱

【課題】 分別してゴミを廃棄するためのゴミ箱は、ゴミの種類数によって必要個数が決まり、個数が増加すると広い設置空間を必要とするために設置場所が問題となることがあり、分別ゴミを分別して収納するゴミ箱であって、設置が容易で且つ使用開始前の流通及び保管などの取り扱いが容易なゴミ箱を提供する。
【解決手段】 周囲に複数の折り曲げ部が突設された平板状の底板と、両端に重ね合せ部分を有すると共に下端縁に複数の折返し部が突設された平板状の側壁部材とで構成され、側壁部材の両端を重ね合わせた筒状の側壁と、側壁部材下端縁の折返し部を折り返して底板の折り曲げ部に重ね合わせて筒状の側壁の下端近傍に底板を固定した複数の容器であって、大きさの異なる容器を組合せ、最も大きな主容器10の内部上方に主容器10よりも小さな副容器50を取り付け可能とした組立式分別型ゴミ箱とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴミを分別収納し得るゴミ箱であって、家庭で容易に組み立てることの出来るゴミ箱に関するものです。
【背景技術】
【0002】
今日、可燃ゴミ、不燃ゴミなどの他、プラスチックス、金属類など、ゴミを種々分別して廃棄する必要が有る。
このため、ゴミをその種類などによって分別してゴミ箱に入れておく必要が有り、複数のゴミ箱を準備する必要があった。
【0003】
しかし、通常の円筒形ゴミ箱や四角柱形状のゴミ箱を複数個設置しておくことは、設置場所に広い空間が要求される為に設置箇所が制限され、ゴミの分別廃棄が上手くできないことがあった。
このため、組合せを容易とすると共に空間に合せた形状に複数のゴミ箱の組合せを行うことができるゴミ箱として、断面形状を直角二等辺三角形とする組立式のゴミ箱が提案されている(特許文献1)。
【特許文献1】特開2003−54701号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述の様に、分別してゴミを廃棄するためのゴミ箱は、ゴミの種類数によって必要個数が決まり、個数が増加すると広い設置空間を必要とするために設置場所が問題となることがあった。
【0005】
本発明は、このような問題を解決し、分別ゴミを分けて収納するゴミ箱であって、設置が容易であり、又、使用開始前の流通及び保管などの取り扱いが容易なゴミ箱を提供するものです。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、周囲に複数の折り部が突設された平板状の底板と、両端に重ね合せ部分を有すると共に下端縁に複数の折返し部が突設された平板状の側壁部材とで構成され、側壁部材の両端を重ね合わせて筒状とされた側壁と、前記側壁部材下端縁の折返し部を折り返して底板の折り部に重ね合わせることにより筒状の側壁の下端近傍に底板を固定した容器であって、大きさの異なる複数の容器を組合せ、最も大きな大きさの主容器の内部上方に主容器よりも小さな容器である副容器を取り付け可能とした組立式分別型ゴミ箱とするものです。
【0007】
そして、主容器と副容器とは略同一形状とし、副容器の1個又は2個が主容器に取り付けられている組立式分別型ゴミ箱とするものです。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る組立式分別型ゴミ箱は、平板状の底板と平板状の側壁部材とで構成されているため、未使用時は平板状態で取り扱いが容易であり、使用に際しては側壁部材の両端を重ね合わせて筒状として底板を固定した容器とし、大きな主容器の内部に小さな副容器を取り付けるゴミ箱ですから、主容器の内部に副容器を取り付けて主容器を設置場所に配置しておけば、嵩の小さな特定のゴミを他の種類のゴミと分けて副容器に分別して収納しておくことのできる組立式分別型ゴミ箱です。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明に係る組立式分別型ゴミ箱の最良の形態は、周囲に複数の折り部17が突設された平板状の底板としての底板本体部15と、両端に重ね合せ部分としての内背部22と外背部23を有すると共に下端縁42に複数の折返し部47が突設された主側壁部21を備えた平板状の側壁部材としての容器胴部材20とで構成され、側壁部材である容器胴部材20の両端を重ね合わせて筒状とされた側壁と、前記側壁部材下端縁42の折返し部47を折り返して底板本体部15の折り部17に重ね合わせることにより筒状の側壁の下端近傍に底板とする底板本体部15を固定した容器とする主容器10と、周囲に複数の折り部73が突設された平板状の底板とした底板部62と、この底板である底板部62に一部が連接されて両端に重ね合せ部分としての内背部52及び外背部53を有すると共に下端縁69に複数の折返し部71が突設された側壁部51を備えた平板状の側壁部材とで構成され、側壁部材の両端を重ね合わせて筒状とされた側壁と、前記側壁部材下端縁69の折返し部71を折り返して底板部62の折り部73に重ね合わせることにより筒状の側壁の下端近傍に底板である底板部62を固定した容器であって、主容器10の3分の1程度の大きさとされる副容器50の1個又は2個が組み合わされ、副容器50が主容器10の上端近傍の内側に取り付けられているゴミ箱としているものです。
【実施例1】
【0010】
本発明にかかるゴミ箱の実施例は、図1及び図2に示すように、主容器10の内部に副容器50を備えた分別型ゴミ箱であって、段ボール紙や樹脂シートを折り曲げて容易に組み立てることのできる組立式ゴミ箱です。
【0011】
又、この組立式分別型ゴミ箱は、図2及び図3に示すように、主容器10内に1個又は2個の副容器50を着脱可能としているものです。
そして、この主容器10は、図4に示すように、平板状の周壁部材である容器胴部材20と平板状の底板とする底板本体部15とを組み合わせるものであり、使用時に容易に組み立てることができる様にしているものです。
【0012】
この底板本体部15は、一部を切り欠いた円形形状であって、切り欠いた直線部19には所定幅の背折り部16を有し、円周部分には等間隔に複数個の固定折り部17を有するものであって、背折り部16の基部や固定折り部17の基部を折り曲げ線として背折り部16や固定折り部17が底板本体部15に接続されており、背折り部16の所要幅とした突出長さと固定折り部17の突出長さを同一長さとしているものです。
【0013】
又、容器胴部材20は、略扇形の主側壁部21を有し、主側壁部21の左右両側に折り曲げ線28,29を介して各々台形形状の内背部22と外背部23とを有するものです。
【0014】
この主側壁部21は、その両端の折り曲げ線28,29の延長交点を中心とする円弧状の下端縁42を有した扇形とされ、この下端縁42の長さを底板本体部15の円形部分の周縁長さよりも僅かに短くしているものであり、底板本体部15の周縁に形成した固定折り部17に対応させた折返し部47を折り曲げ線を介してこの下端縁42に有しているものです。
尚、主側壁部21の上端は、下端縁42とは逆に湾曲した左右対称の円弧形状としているものです。
【0015】
そして、内背部22と外背部23とは同一の大きさの等脚台形としており、内背部22は等脚台形の等脚である斜辺の一方を主側壁部21に接合して折り曲げ線28を形成しており、等脚台形の上底に相当する短辺部24の長さは、底板本体部15を切り欠いた直線部19の長さよりも僅かに短くされ、等脚台形の両斜辺の交点は主側壁部21における下端縁42の円弧中心と略一致させるものです。
【0016】
更に、内背部22は、等脚台形の下底に相当する長辺部25の近傍において、長辺部25に沿った開口形状の第1開口部31を有し、この第1開口部31には長辺部25の側から突出する保護フラップ33を備えるものです。
【0017】
また、この内背部22における折り曲げ線28の近傍には、折り曲げ線28に沿って中央部には剥離紙を貼着した接着剤層を裏面に備えた接着部48を有し、且つ、折り曲げ線28に沿って短辺部24の近傍及び長辺部25の近傍には所要長さのスリット46を有するものです。
【0018】
尚、接着部48は、折り曲げ線28の位置から内背部22においてコ字状に切込みを形成して折り曲げ線28により主側壁部21に連接された接着部48として形成されるものです。
【0019】
そして、外背部23は、等脚台形の下底に相当する長辺部27の近傍に第2開口部35を有し、この第2開口部35は外背部23を内背部22に重ねたときに第1開口部31と重なる位置に形成されるものであって、少なくとも保護フラップ33の長さと位置に合せて長辺部27側に直線形状を有する開口とされるものです。
【0020】
又、外背部23には外背部23の長辺部27を折り曲げ線として突出する上折返し接着部37を有し、この上折返し接着部37の裏面には剥離紙を貼着した接着剤層を形成しているものです。
【0021】
そして等脚台形の斜辺の一方に相当する外縁41には、外背部23を内背部22に重ねたときに内背部22のスリット46に挿入可能とされる接合爪45を有し、等脚台形の上底に相当する短辺部26からはこの短辺部26を折り曲げ線とする下折返し接着部39を突出させており、この下折返し接着部39の裏面にも剥離紙を貼着した接着剤層を形成しているものです。
【0022】
尚、主側壁部21の下端縁42から突出させた折返し部47の裏面にも剥離紙を貼着した接着剤層を形成している。
従って、主側壁部21の折り曲げ線28に沿って接着部48を除いて内背部22を山折りするように折り曲げ、外背部23を内背部22に重ねるようにして接合爪45をスリット46に挿入し、接着部48の剥離紙を剥がして接着部48を外背部23の上に重ね合わせることにより接着部48と内背部22とを接着して外背部23を内背部22に固定し、更に、上折返し接着部37の剥離紙を剥がして上折返し接着部37を内側に折り込めば、容器胴部材20を図5に示すように円錐台形状の筒状とすることができるものです。
【0023】
このように、図4に示した容器胴部材20の両端である内背部22と外背部23とを重ね合わせることにより周壁部材である容器胴部材20により筒状の側壁を形成した後、底板本体部15の周辺に突出している背折り部16及び固定折り部17をその基部で折り曲げて底板本体部15を筒状とした容器胴部材20の上方から背折り部16及び固定折り部17を下方として挿入し、底板本体部15を容器胴部材20の下端縁と略平行として下方に押し込むものです。
【0024】
この底板本体部15の直線部19は内背部22の短辺部24や外背部23の短辺部26よりも僅かに長く、且つ、底板本体部15の円形部分の周長が主側壁部21の下端縁42よりも僅かに長く形成されている為、底板本体部15は、筒状とした容器胴部材20の下端縁42よりも僅かに上方に位置する箇所で底板本体部15の周縁を筒状の容器胴部材20の内周に密接させることができるものです。
【0025】
そして、下折返し接着部39及び折返し部47の剥離紙を剥がして下折返し接着部39を内側に折り返せば下折返し接着部39を底板本体部15の背折り部16に接着することができ、折返し部47を内側に折り返して折返し部47を底板本体部15の固定折り部17に接着させることができ、底板本体部15を容器胴部材20の内側に固定して図6に示すようにゴミ箱としての主容器10とすることができるものです。
【0026】
又、図1乃至図3に示した副容器50は、図7に示すように略扇形の側壁部51の両側に内背部52と外背部53とを有する側壁部材とされ、外背部53と連接部61を介して連接された底板となる底板部62を有する平板状の部材から形成されるものです。
【0027】
この側壁部51と内背部52とは折り曲げ線58により接続され、外背部53も折り曲げ線59によって側壁部51と連接されているものであり、両折り曲げ線58,59の延長交点を中心とする円弧状の下端縁69を側壁部51は有しているものです。
尚、側壁部51の下端縁69と対抗する上端縁は下端縁69と逆の左右対称の円弧形状とされるものです。
【0028】
そして、内背部52と外背部53は同一大きさの等脚台形とされ、等脚台形の斜辺となる内背部52の外縁54は、側壁部51の下端縁69の円弧中心に向かう傾斜とされ、等脚台形の斜辺となる外背部53の外縁55も側壁部51の下端縁69の円弧中心に向かう傾斜とされるものです。
【0029】
また、内背部52は側壁部51との境界となる折り曲げ線58の近傍に線状のスリット67を複数有し、外背部53は内背部52に重ねたときにこのスリット67に挿入される係止爪66を外縁55の近傍にU字状の切込みにより形成されているものです。
【0030】
更に、外背部53はその略中央にU字状の係止舌片65を有するものであり、この係止舌片65は、等脚台形の下底に相当する外背部53の長辺部57側で外背部53に連接されるように長辺部57側を開口とするU字状の切込みによって外背部53の略中央に形成されるものです。
【0031】
そして、等脚台形の下底に相当する外背部53の長辺部57からは所定の突出量で突出する折返し接着部64が形成され、この折返し接着部64の裏面には剥離紙を貼着した接着剤層が形成され、外背部53における長辺部57を折り曲げ線として外背部53に連接されているものです。
【0032】
また、等脚台形の上底に相当する外背部53の短辺部56には、該短辺部56を底部折り曲げ線として連接部61が連接され、この連接部61は短辺部56の長さと同一長さにして所定幅の長方形とされ、底部折り曲げ線と対抗する辺を補助折り曲げ線63として更に底板部62が連接されているものです。
【0033】
この底板部62は、補助折り曲げ線63の部分を直線形状として一部が切りかかれた円形であって、円形部分の周縁長さを側壁部51の下端縁69の長さよりも僅かに長くする大きさとされ、且つ、直線形状部分の長さは内背部52の短辺部や外背部53の短辺部56の長さよりも僅かに長く形成されるものであり、円形部分の周囲には等間隔に複数個の固定折り部73を突設しているものです。
【0034】
また、側壁部51の下端縁69にも等間隔に折返し部71を突設させており、この折返し部71の裏面にも剥離紙を貼着した接着剤層を形成しているものです。
従って、底板部62周辺の固定折り部73を固定折り部73の基部で谷折りし、外背部53の短辺部56である底部折り曲げ線を山折りし、底板部62の直線部分とされた補助折り曲げ線63を谷折りするようにして底板部62を外背部53の裏側に位置させ、内背部52を外背部53の内側へ重ねるようにして内背部52の下端近傍を外背部53と連接部61との間に挟みこみ、係止爪66をスリット67に挿入して内背部52と外背部53とを重ねたのち、折返し接着部64の剥離紙を剥がして内側に折り込むことにより、内背部52の上端近傍を折返し接着部64で固定して側壁部51及び内背部52と外背部53とにより筒状の側壁を形成することができるものです。
【0035】
更に、側壁部51の下端縁69に形成した折返し部71の剥離紙も剥がして折返し部71をその基部で内側に折り込み、底板部62の固定折り部73に重ねるようにして折返し部71を固定折り部73により接着固定すると、図8に示すように上部が開口した有底の円錐台形状とした副容器50とすることができるものです。
【0036】
尚、副容器50は主容器10の3分の1程度の深さ及び直径を有する大きさとされ、主容器10及び副容器50は、一部が切りかかれて平面形状の背部を有する略同一の円錐台形状とされているものです。
【0037】
そして、この主容器10や副容器50は、主側壁部21や側壁部51の上端形状を下端縁42,69の曲線と逆に湾曲する円弧形状としているため、内背部22,52や外背部23,53により形成される平板状の背部に対し、円筒状の胴部の前方上端を低くして前方からのゴミの投入を容易としているものです。
【0038】
この様に、副容器50を主容器10の3分の1程度の大きさとし、副容器50の外背部53には係止舌片65を設けているため、図2に示したように、副容器50の係止舌片65を主容器10の内背部22と外背部23との間に挿入するようにして副容器50を主容器10の内部に配置固定することができ、例えばペットボトルとそのキャップ、又は、紙と紙を止めていたステープラーなど、分離して廃棄することを要求されているゴミを主容器10と副容器50とに分別して収容しておくことができるものです。
【0039】
そして、主容器10の内背部22に形成した第1開口部31と外背部23に形成した第2開口部35は少なくとも一部が重なるように形成している為、このゴミ箱を移動させるに際しては、主容器10の背部上端を握るようにしてこの第1開口部31と第2開口部35とによる開口部分に指を掛け、容易に場所を移動させることができるものです。
【0040】
また、このとき、図4に示した保護フラップ33を折り曲げて保護フラップ33の先端を外背部23の外側面に接するように保護フラップ33を折り返せば、指を掛ける位置に厚みを持たせて容易にゴミ箱を持ち上げることができるものです。
尚、保護フラップ33は、内背部22の第1開口部31に設ける場合に限ることなく、外背部23の第2開口部35に設けることもあります。
【0041】
更に、この第1開口部31及び第2開口部35による開口は、ゴミ箱を持ち上げるときに指を掛けるのみでなく、副容器50の外背部53に設けた係止舌片65を主容器10の内背部22に設けた第1開口部31から内背部22の外側に位置させるようにして副容器50を主容器10に取り付け、図2に示したように、副容器50を主容器10から上方に突出させないように主容器10の内部上方に取り付けることを可能としているものです。
【0042】
このように、副容器50を主容器10の内側上方に取り付けることができるため、主容器10を設置する空間があれば、この分別型ゴミ箱とした容器を設置して多量に出る種類のゴミを主容器10に、少量又は余り嵩張らない種類のゴミを副容器50に入れるようにして効果的にゴミを分別して保管しておくことができるものです。
【0043】
また、この分別型ゴミ箱は、組立が容易であり、使用前は平板状の形態で取り扱えるため、移送や保管に場所をとらずに取り扱いが容易となり、大型又は中型とされた主容器10と中型又は小型とされた副容器50とを、必要に応じて必要な個数だけ組み立てて使用することができるものです。
【0044】
また、上記実施例では、主容器10や副容器50を一部に平板形状の背部を有する円錐台形状としているも、円錐台形状に限ることなく、四角柱形状や四角錘形状とすることもあるものです。
【0045】
更に、前述の実施例では、副容器50を主容器10の大きさに対して長さの比で3分の1程度としているも、2分の1程度の大きさとして1個又は2個の副容器50を主容器10の内部に取り付ける場合や、副容器50の大きさを主容器10の5分の1程度して1個乃至4個の必要な個数の副容器50を主容器10の内部に取り付ける場合、また、同一大きさの副容器50を複数個取り付ける場合のみでなく、主容器10の数分の1の大きさの異なる副容器50の2個又は3個を取り付けるようにする場合などもあるものです。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明に係る組立式分別型ゴミ箱の実施例を示す正面斜視図。
【図2】本発明に係る組立式分別型ゴミ箱の実施例を示す背面斜視図。
【図3】本発明に係る組立式分別型ゴミ箱の実施例の分解状態を示す正面斜視図。
【図4】本発明に係る組立式分別型ゴミ箱の実施例における主容器の展開図。
【図5】本発明に係る組立式分別型ゴミ箱の実施例における主容器の組立状態を示す図。
【図6】本発明に係る組立式分別型ゴミ箱の実施例における主容器の斜視図。
【図7】本発明に係る組立式分別型ゴミ箱の実施例における副容器の展開図。
【図8】本発明に係る組立式分別型ゴミ箱の実施例における副容器の斜視図。
【符号の説明】
【0047】
10 主容器
15 底板本体部 16 背折り部
17 固定折り部 19 直線部
20 容器胴部材
21 主側壁部 22 内背部
23 外背部
24 短辺部 25 長辺部
26 短辺部 27 長辺部
28 折り曲げ線 29 折り曲げ線
31 第1開口部 33 保護フラップ
35 第2開口部
37 上折返し接着部 39 下折返し接着部
41 外縁 42 下端縁
45 接合爪 46 スリット
47 折返し部 48 接着部
50 副容器
51 側壁部 52 内背部
53 外背部
54 外縁 55 外縁
56 短辺部 57 長辺部
58 折り曲げ線 59 折り曲げ線
61 連接部
62 底板部
63 補助折り曲げ線
64 折返し接着部 65 係止舌片
66 係止爪 67 スリット
69 下端縁
71 折返し部 73 固定折り部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
周囲に複数の折り部が突設された平板状の底板と、
両端に重ね合せ部分を有すると共に下端縁に複数の折返し部が突設された平板状の側壁部材とで構成され、
前記側壁部材の両端を重ね合わせて筒状とされた側壁と、前記側壁部材下端縁の折返し部を折り返して前記底板の折り部に重ね合わせることにより前記筒状の側壁の下端近傍に前記底板を固定した容器であって、大きさの異なる複数の容器を組合せ、最も大きな大きさの主容器の内部上方に前記主容器よりも小さな容器である副容器を取り付け可能としたことを特徴とする組立式分別型ゴミ箱。
【請求項2】
前記主容器と前記副容器とは略同一形状であって、前記副容器の1個又は2個が前記主容器内に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載した組立式分別型ゴミ箱。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−13281(P2010−13281A)
【公開日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−177437(P2008−177437)
【出願日】平成20年7月7日(2008.7.7)
【出願人】(301033282)プラスステーショナリー株式会社 (24)
【Fターム(参考)】