説明

経口徐放性三層錠剤

本発明は経口徐放性三層錠剤に関し、より詳細には医薬活性成分を含む即放性内部層と膨潤性ポリマーを含む外層二層からなる三層錠剤に関する。本錠剤は水性媒体に曝されると直ちに、二層の外層が膨潤して内層の側面を覆うゲル化層を形成することにより、即放性内部層からの医薬活性成分の放出を効果的に制御することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は経口徐放性三層錠剤に関し、より詳細には医薬活性成分を含む即放性内部層と膨潤性ポリマーを含む外層二層からなる三層錠剤に関する。本錠剤は水性媒体に曝されると直ちに、二層の外層が膨潤して内層の側面を覆うゲル化層を形成することにより、即放性内部層からの薬剤の放出を効果的に制御することができる。
【背景技術】
【0002】
経口徐放性製剤は、活性成分の放出を所望の速度に制御し、治療に最適な血中濃度を得るために開発されている。この性質によって投与回数を減らすことができるので、患者のコンプライアンスを向上させ、副作用を防ぐことへの一助となっている。
【0003】
この目的を達成するために、種々の剤形が開発されてきた。なかでもマトリックス系については、組成の単純さと製剤のしやすさから種々研究がなされてきた。マトリックス系においては、放出速度を制御するポリマーに活性成分が分散している。
【0004】
しかしながら、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等の水溶性ポリマーを含む単純なマトリックスからの溶出をフィッキアン(Fickian)拡散により行うと、初期の急激な放出等の問題を生じる。
【0005】
初期の急激な放出を回避し、活性成分の放出を所定の時間以降に開始させる目的で、付加的な放出制御層をマトリックス製剤に導入することが試みられてきた。
【0006】
米国特許第5,422,123号はコアと、コアの表面を部分的に覆うように適用されたサポートとからなる錠剤を開示している。この錠剤において医薬活性成分の放出は次のように制御される。即ち、コアは薬剤と、水性媒体と接触した際に膨潤・ゲル化するポリマーとを1:9〜9:1の比(薬剤量基準)で含むことにより、医薬活性成分の放出はマトリックス製剤と同様のメカニズムで制御されるが、水性媒体中でゆっくりと溶解するかゲル化するポリマーを含有するサポートはコアの表面積を制御して放出パターンを変化させる。
【0007】
米国特許第5,549,913号は、医薬活性成分を一定の速度で0次の速度論プロファイルで放出させるための多層錠剤を開示している。この多層錠剤においては、二層の外層は医薬活性成分と親水性ポリマーを含み、内層は医薬活性成分を含まずに水溶性ポリマーを含む。内層は水性媒体中で容易に溶解して外層二層を分離し、これによりマトリックスの表面積を増加させる。
【0008】
米国特許第5,626,874号は、ゲル化可能又は被浸食可能なポリマーを含む外層二層と、活性成分を含む内層とからなる多層錠剤を開示している。内層の側面は錠剤の総表面の約5〜35%を占める。
【0009】
米国特許第5,783,212号は、医薬活性成分を一定の速度で0次の速度論プロファイルで放出させるための多層錠剤を開示している。この多層錠剤においては、外層二層は膨潤性及び被浸食可能なポリマーを含み、内層は医薬活性成分と膨潤性及び被浸食可能なポリマーを含み、各層の組成と厚さは異なる。
【0010】
米国特許第6,730,321号は、医薬活性成分のパルス様式の放出を容易とし、即放性のコアと、コアにプレスコートされた徐放性層とからなるプレスコート錠剤を開示している。
【0011】
前記従来技術においては、医薬活性成分を含む即放性内層が導入されていないか、或いは導入されていたとしても即放性内層は制御層により完全にコーティングされている。これは、もし三層錠剤の内層が放出制御のためのポリマーを含まずに水性媒体に曝されると、問題が起こるからである。即ち、過度の初期急激放出、即放性内部層が存在しないことによる層分離及び放出速度のかなりのバラつきの諸問題であり、当業者であれば容易に予測できることである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0012】
【特許文献1】米国特許第5,422,123号公報
【特許文献2】米国特許第5,549,913号公報
【特許文献3】米国特許第5,626,874号公報
【特許文献4】米国特許第5,783,212号公報
【特許文献5】米国特許第6,730,321号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明者らは、驚くべきことに、医薬活性成分を含む即放性内部層が二層の外層に完全にコーティングされてはいないが外層二層に接している場合であっても、もし該二層が膨潤性ポリマーを含んでいれば、水性媒体に曝された際、これら外層二層が膨潤して内層の側面を覆うゲル化層を直ちに形成することにより、均一に再現性良く即放性内部層からの活性成分放出を制御できることを見出し、本発明を完成した。
【0014】
本発明の目的は、医薬活性成分を含む即放性内部層と、膨潤性ポリマーを含む外層二層とからなる徐放性三層錠剤を提供することにある。水性媒体に曝された場合、外層二層は膨潤して内層の側面を覆うゲル化層を形成することにより、即放性内部層からの薬剤の放出を効果的に制御することができる。
【課題を解決するための手段】
【0015】
この目的を達成するために、本発明は単独で薬剤を素早く放出する内層と、三層錠剤からの薬剤放出を制御する膨潤性ポリマーを含む外層二層からなる徐放性三層錠剤を提供する。
【発明の効果】
【0016】
本発明に係る経口徐放性三層錠剤は水性媒体に曝された場合、外層二層は膨潤して内層の側面を覆うゲル化層を形成することにより、即放性内部層からの医薬活性成分の放出を効果的に制御することができる。上述の三層錠剤はマトリックスの一問題点である初期の急激放出を低減させることができ、各種徐放性錠剤を可能とする種々の放出パターンを達成する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】図1は、医薬活性成分を含む即放性内部層(102)と、膨潤性ポリマーを含む上外層(101)及び下外層(103)とからなる経口徐放性三層錠剤を示す。
【図2】図2は実施例1の攪拌ゲル化試験の結果を示す。
【図3】図3は比較例1、2の溶解試験の結果を示す。
【図4】図4は実施例3〜6の溶解試験の結果を示す。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明に係る三層錠剤は、水性媒体に曝された際、外層二層が膨潤して即放性内部層を覆うゲル化層を形成することにより、内部層からの医薬活性成分の放出を効果的に制御できることを特徴とする。
【0019】
以下、本発明に係る徐放性三層錠剤をより詳細に説明する。
【0020】
本発明において、前記即放性内部層は錠剤の総重量に対して5〜60w/w%、好ましくは10〜40w/w%含まれる。
【0021】
即放性内部層に含まれる医薬活性成分の例としては、降圧剤(ドキサゾシンメシレート、塩酸テラゾシン等)や抗良性前立腺肥大剤(塩酸タムスロシン等)、抗高脂血症剤(シムバスタチン、ロバスタチン、フルバスタチン等)、非ステロイド抗炎症剤(アセトアミノフェン、ザルトプロフェン等)、鎮痛剤(塩酸トラマドール等)、抗糖尿病剤、催眠剤が挙げられる。
【0022】
水性媒体において溶解試験を行う際、外層に覆われていない即放性内部層から医薬活性成分の80%以上が1時間以内に放出されることが好ましい。
【0023】
医薬活性成分に加え、即放性内部層は医薬的に許容される賦形剤(例えば、ラクトース、デキストロース、スクロース、デキストラート、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、二塩基性リン酸カルシウム、クエン酸、微結晶性セルロース等)、結合剤(例えば、コポヴィドン、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース等)、崩壊剤(例えば、Naスターチグリコレート、Naクロスカルメロース、クロスポヴィドン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース等)、滑沢剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸、ステアリルフマル酸ナトリウム、コロイド状二酸化ケイ素等)等を更に含むことができる。
【0024】
本発明においては、溶解媒体は即放性内部層を通じて徐放性三層錠剤に素早く浸透し、内層に接する外層二層の膨潤性ポリマーに素早く供給されて、内層を覆うゲル化層の形成が容易となる。
【0025】
本発明においては、外層二層は錠剤の総重量当たり40〜95w/w%、好ましくは60〜90w/w%の膨潤性ポリマーを含む。外層二層の組成及び量は必要に応じて互いに同一でも異なっていてもよい。
【0026】
外層二層に含まれるポリマーは水性媒体への曝露に対して膨潤性を示す。このようなポリマーの例としては、ポリエチレンオキシド、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、カルボマー等が挙げられ、好ましくは粘度400cps以上(2%水溶液中)のポリエチレンオキシド及び粘度4000cps以上(2%水溶液中)の)ヒドロキシプロピルメチルセルロースが挙げられる。
【0027】
様々な溶解プロファイルを得るために、外層二層は、即放性内部層に含まれる医薬活性成分を任意的に含むことができる。
【0028】
外層二層は、医薬的に許容される賦形剤(例えば、ラクトース、デキストロース、スクロース、デキストラート、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、二塩基性リン酸カルシウム、クエン酸、微結晶性セルロース等)、結合剤(例えば、コポヴィドン、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース等)、滑沢剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸、ステアリルフマル酸ナトリウム、コロイド状二酸化ケイ素等)等を更に含むことができる。
【0029】
本発明においては、徐放性三層錠剤は水性媒体に曝された際、外層二層が膨潤して即放性内部層を覆うゲル化層を形成する。この効果により、即放性内部層からの医薬活性成分の初期の急激放出が防止され、且つ胃腸運動によって錠剤が各層に分離されてしまうことのない錠剤強度が保障される。更に、ゲル化層は放出制御膜となって、徐放性剤形を形成する。
【0030】
また、本発明は、経口徐放性三層錠剤の調製方法であって、次の各段階:
薬剤と医薬的に許容される添加剤を混合し且つ必要に応じ造粒して、徐放性三層錠剤の即放性内部層用の混合物を調製することと、
膨潤性ポリマーと、医薬的に許容される添加剤と、任意に薬剤とを混合し且つ必要に応じ造粒して外層二層用の混合物をそれぞれ調製することと、
各混合物を順次錠剤化することと、を含む調製方法も提供する。
【0031】
上述の錠剤は従来法によって調製される。即ち、各層の成分をミキサーで混合し、多層錠剤製造機を用いて直接プレスすることにより、或いは、各層の成分を垂直造粒機、ロールコンパクター等の機械を用いて混合・造粒し、更にプレスすることにより経口徐放性三層錠剤を調製する。
【0032】
以下、本発明を実施例をもってより詳細に説明するが、これらは例示目的でのみ示されるものであり、本発明を限定するものとは解釈してはならない。
【実施例】
【0033】
実施例1及び2
表1に従って、水性顔料(イエローNo.5)、コポヴィドン、デキストラートを50メッシュの篩を通してから混合して内層用の混合物とした。また、ポリエチレンオキシド(商品名:ポリオクスWSR凝集剤、ダウケミカル)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(商品名:メトセルK100M CR、ダウケミカル)等の膨潤性ポリマーとステアリン酸マグネシウムを30メッシュの篩を通してから混合して外層二層用の混合物とした。各混合物をそれぞれプレス(水圧プレス、最終圧6MPa)することにより錠径9.0mmの三層錠剤とした。
【0034】
【表1】

【0035】
実施例3〜6
表2に従って、塩酸テラゾシン2水和物、コポヴィドン及びデキストラート又はラクトースを50メッシュの篩を通してから混合して内層用の混合物とした。また、ポリエチレンオキシド(商品名:ポリオクスWSR凝集剤、ダウケミカル)とステアリン酸マグネシウムを30メッシュの篩を通してから混合して外層二層用の混合物とした。各混合物をそれぞれプレス(水圧プレス、最終圧6MPa)することにより錠径9.0mmの三層錠剤とした。
【0036】
【表2】

【0037】
実施例7及び8
表3に従って、塩酸タムスロシン及びポヴィドンK30を1錠当たり4mgの精製水に溶解し、その溶液をラクトースに添加した。混合物を混練、乾燥、造粒した。続いてコポヴィドン及びデキストラートを50メッシュの篩を通してから混合して内層用の混合物とした。また、ポリエチレンオキシド(商品名:ポリオクスWSR凝集剤、ダウケミカル)とステアリン酸マグネシウムを30メッシュの篩を通してから混合して外層二層用の混合物とした。各混合物をそれぞれプレス(水圧プレス、最終圧6MPa)することにより錠径9.0mmの三層錠剤とした。
【0038】
【表3】

【0039】
比較例1及び2
表4に従って、塩酸テラゾシン2水和物、コポヴィドン及びデキストラート又はラクトースを50メッシュの篩を通してから混合して錠剤用組成物とした。混合物をプレス(水圧プレス、最終圧6MPa)することにより錠径9.0mmの錠剤とした。
【0040】
【表4】

【0041】
比較例3
表5に従って、塩酸タムスロシン及びポヴィドンK30を1錠当たり4mgの精製水に溶解し、その溶液をラクトースに添加した。混合物を混練、乾燥、造粒した。続いてコポヴィドンと更に混合し、得られた混合物をプレス(水圧プレス、最終圧6MPa)することにより錠径9.0mmの錠剤とした。
【0042】
【表5】

【0043】
試験1:攪拌ゲル化試験
実施例1について攪拌ゲル化試験を行って、水性媒体に曝された際に三層錠剤が内層を覆うゲル化層を形成するかどうか、また、各層が分離するかどうかを確認した。攪拌試験はpH6.8のリン酸バッファー(韓国薬局方、崩壊性試験第二溶液)(900mL)中、マグネティックスターラーを用いて行った。図2に結果を示す。
【0044】
図2は、実施例1の三層錠剤が水性媒体に曝された際にゲル化層を形成し、これら外側二層が膨潤して内層を覆う様子を示す。更に、攪拌3時間後においても層間分離が起こらなかったので、この三層錠剤が胃腸運動に耐えるのに、また、内層からの薬剤放出を制御するのに十分強固であることが示された。試験3時間後に膨潤した三層錠剤をドライヤーで完全に乾燥させた。断面図からわかるように、即放性内部層は最初の曝露に際して二層の膨潤した外層に覆われて、ゲル化層により溶解媒体から完全に隔離されていた。
【0045】
試験2:溶解試験
比較例1及び2、実施例4〜7について溶解試験を行った。試験はpH6.8のリン酸バッファー(韓国薬局方、崩壊性試験第二溶液)(900mL)においてパドル法(100rpm)により実施した。図3、4に結果を示す。
【0046】
比較例1及び2については、三層錠剤の即放性内部層(活性成分90%以上)のみからなる錠剤であり、30分以内に放出された。これに対し、実施例4〜7の三層錠剤は即放性内部層の上下面における放出を制御するための膨潤性ポリマーを含む外層を有していため、これら外層二層が即放性内部層の側面を覆い、内層からの医薬活性成分の放出を約24時間効果的に制御することが判明した。
【0047】
本発明をその好適な実施形態に即して詳述したが、当技術分野の技術者であれば、添付の請求の範囲とその均等物に定義される範囲の本発明の趣旨と精神を逸脱することなくこれら実施形態に変更を加え得ることが理解されよう。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1)医薬活性成分を含む即放性内部層と、2)膨潤性ポリマーを含む外層二層とからなる経口徐放性三層錠剤であって、水性媒体に曝されたとき、即放性内部層の曝された側面が膨潤した外層二層に覆われることにより、活性成分の放出が制御される三層錠剤。
【請求項2】
即放性内部層は、医薬的に許容される賦形剤、結合剤、崩壊剤又は滑沢剤を含む、請求項1に記載の経口徐放性三層錠剤。
【請求項3】
医薬活性成分は、ドキサゾシン、テラゾシン、タムスロシン、シムバスタチン、ロバスタチン、フルバスタチン、アセトアミノフェン、ザルトプロフェン及びトラマドールからなる群から選択される、請求項1に記載の経口徐放性三層錠剤。
【請求項4】
膨潤性ポリマーは、ポリエチレンオキシド、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール及びカルボマーからなる群から選択される、請求項1に記載の経口徐放性三層錠剤。
【請求項5】
膨潤性ポリマーを含む外層二層は、医薬的に許容される賦形剤、結合剤、崩壊剤又は滑沢剤を含む、請求項1に記載の経口徐放性三層錠剤。
【請求項6】
膨潤性ポリマーを含む外層二層は、医薬活性成分を含む、請求項1に記載の経口徐放性三層錠剤。
【請求項7】
即放性内部層は錠剤の総重量に対して5〜60重量%を占める、請求項1に記載の経口徐放性三層錠剤。
【請求項8】
膨潤性ポリマーを含む外層二層は錠剤の総重量に対して40〜95重量%を占める、請求項1に記載の経口徐放性三層錠剤。
【請求項9】
膨潤性ポリマーはポリエチレンオキシド、ヒドロキシプロピルメチルセルロース又はそれらの両者である、請求項1に記載の経口徐放性三層錠剤。
【請求項10】
前記ポリエチレンオキシドは粘度400cps(2%水溶液)以上を有する、請求項9に記載の経口徐放性三層錠剤。
【請求項11】
前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースは粘度4000cps(2%水溶液)以上を有する、請求項9に記載の経口徐放性三層錠剤。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2010−518073(P2010−518073A)
【公表日】平成22年5月27日(2010.5.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−549005(P2009−549005)
【出願日】平成20年2月11日(2008.2.11)
【国際出願番号】PCT/KR2008/000794
【国際公開番号】WO2008/097066
【国際公開日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【出願人】(509188045)ジーエル・ファームテック・コーポレイション (1)
【Fターム(参考)】