説明

給水装置、便器及び便器洗浄方法

【課題】ロータンクよりも容積の小さいタンクを用いても、また水道配管の管径が小さかったり、水道水圧が十分には高くなかったりした場合でも、便器に対し十分な瞬間流量にて洗浄水を供給することができる給水装置と、この給水装置を備えた便器と、この便器の洗浄方法とを提供する。
【解決手段】洗浄初期に水弁2を開く。エア弁9は開のままとする。これにより、水が流量Wにてタンク8から便器20へ供給される。洗浄後期には、エア弁9を閉とする。これにより、エゼクタ4から配管7を介して水と共にタンク8内に流入した空気は、タンク8内に籠もるようになり、タンク8内の水は、新たに供給される水量Wと、流入する空気の流量Aとの合計の水流量W=W+Aにてタンク8から便器20へ供給され、トラップ24に早期に強力なサイホンが形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、給水装置と、この給水装置を備えた便器と、この便器の洗浄方法とに関する。
【背景技術】
【0002】
便器を洗浄するために、便器の後部上面にロータンクを設置し、このロータンクから便鉢に洗浄水を供給することが広く行われているが、ロータンクを設置する分だけ便器が大形となってしまう。
【0003】
建物内に引き回された給水配管からフラッシュレバーを介して便器洗浄水を便器に導入することも広く行われているが、給水配管の管径が十分に大きく、また水道の水圧が十分に高く、フラッシュレバーを開栓操作したときに十分な瞬間流量にて水が便器に供給されることが必要である。
【0004】
給水配管が細かったり、水道水圧が低い場合の対策として、水道配管の途中に蓄圧器を設けることが特開平7−300891号公報に記載されている。しかしながら、この特開平7−300891号公報の洋風便器設備にあっては、洋風便器に供給される洗浄水の全量を蓄圧器によって蓄圧する必要があり、蓄圧器が大容積のものになる。
【0005】
便器洗浄時におけるサイホン形成を早期化するために、便器本体の下流側に連なる排水路と、該排水流路内の空気を排気するアスピレータとを備えた便器洗浄装置が、特開平10−96255号公報に記載されている。
【特許文献1】特開平10−96255号公報
【特許文献2】特開平7−300891号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、ロータンクよりも容積の小さいタンクを用いても、また水道配管の管径が小さかったり、水道水圧が十分には高くなかったりした場合でも、便器に対し十分な瞬間流量にて洗浄水を供給することができる給水装置と、この給水装置を備えた便器と、この便器の洗浄方法とを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の給水装置は、水の供給制御用の水弁と、該水弁からの水が通過すると共に、発生する負圧によって空気を吸い込むように構成されたエゼクタと、該エゼクタからの水が導入されるタンクと、該タンク内の上部と大気との連通、遮断を切り替えるエア弁と、該タンクの下部に接続され、該タンクの上部又はそれ以上の高さにまで立ち上がる水流出用配管とを備えてなるものである。
【0008】
請求項2の給水装置は、請求項1において、前記タンクは、水平断面が円形であり、前記エゼクタからの水が該タンクに接線方向に導入されることにより水がタンク内を旋回し、前記水流出用配管が該旋回方向に対し順方向の接線方向となるように該タンクに接続されていることを特徴とするものである。
【0009】
請求項3の便器は、便鉢と、該便鉢に便鉢洗浄水を供給するための給水装置と、該便鉢の下部に連なるトラップとを有する便器において、該給水装置が請求項1又は2に記載の給水装置であり、前記水流出用配管から水が該便鉢に供給されることを特徴とする。
【0010】
請求項4の便器は、請求項3において、前記給水装置は、該便器の背面の後方に配置されていることを特徴とするものである。
【0011】
請求項5の便器は、請求項3又は4において、タンクの容積が1〜4Lであることを特徴とするものである。
【0012】
請求項6の便器は、請求項3ないし5のいずれか1項において、前記水流出用配管からの水が前記便鉢の上部のリムに供給されることを特徴とするものである。
【0013】
請求項7の便器の洗浄方法は、請求項3ないし6のいずれか1項に記載の便器を、その給水装置によって洗浄する方法であって、洗浄初期にあっては、前記エア弁を開とし、エゼクタで吸い込んだ空気を該エア弁を介してタンク外に流出させることにより前記水弁の通過水量と等量の水を便鉢に供給し、その後、該エア弁を閉とし、水弁の通過水量とエゼクタによって吸い込まれ前記タンクに溜まる空気量との合計の流量にて水を便鉢に供給することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0014】
本発明の給水装置では、水弁及びエア弁を開とした場合、水弁からエゼクタを通過した水が、空気と共にタンク内に流入する。この空気は、エア弁を介してタンク外に流出するので、タンク内に水が溜められたり、あるいはタンクに規定水量が溜っているときには、タンクから配管へ水弁通過流量と等流量にて水が流出する。
【0015】
タンク内に水が溜っている状態でエア弁を閉、水弁を開とした場合、水弁からエゼクタを通過し、空気を巻き込んだ水がタンク内に流入する。タンクからはこの流入水量及び流入空気量の合計の流量にて水が流出する。
【0016】
かかるメカニズムを利用することにより、本発明の給水装置によると、タンクに水を溜めた状態でエア弁を閉、水弁を開とすることにより、瞬間的に多量の水を便器等へ供給することができる。
【0017】
本発明の給水装置によって便器に洗浄水を供給する場合、洗浄初期にはリムに比較的少量の水を供給して便鉢の鉢面を洗い流し、その後、比較的多量の水を供給してサイホンを速やかに形成させると共に、便鉢内の汚水を勢いよくトラップへ排出させるように便器洗浄することができる。
【0018】
また、タンクとして容積が1〜4L程度の小容積のものを用いても、便器を十分に洗浄することが可能となる。
【0019】
上記のタンクを水平断面が円形のものとし、エゼクタからの水をタンクに接線方向に導入するようにした場合、タンク内に旋回流が形成され、タンクがサイクロンの如く機能するので、空気が効率よく水から分離される。この場合、水流出用配管を旋回方向に対し順流方向となるようにタンクに接続することにより、タンク内から水がスムーズに流出する。
【0020】
なお、タンク等の機器を便器の背面の後方に配置することにより、便器設備の高さを低くすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0022】
第1〜5図は実施の形態に係る給水装置を備えた洋風便器設備が、それぞれ順に、非洗浄時、便鉢洗浄(初期)工程、便器洗浄工程(後期)、覆水工程及びタンク貯水工程にあるときの作動状態を示す模式図である。第6図は第1〜5図の洋風便器設備の作動を説明するタイミングチャートである。
【0023】
なお、第1,2,3図では(a)図が上記模式図であり、(b)図はタンクの水平断面図である。
【0024】
陶器製の洋風便器20における便鉢23の上部内周にリム22が設けられている。便鉢23は、トラップ24を介して排水口25と連通している。このトラップ24は、ウェア(あふれ面)と称されるトラップ最高位部24aから下方に立ち下がって排水口25に至っている。符号24bはクラウンと称されるあふれ面頂部を示している。
【0025】
この洋風便器20のリム22へは、水道本管から供給される水道水が、配管1、水弁2、配管3、エゼクタ4、配管7、タンク8、配管11、給水受入部21を介して供給される。エゼクタ4のスロート部には、逆止弁6を有した空気導入用配管5が接続されている。逆止弁6は、空気がエゼクタ4に吸い込まれる方向に流れることを許容する。
【0026】
タンク8は、この実施の形態では筒軸心方向を鉛直方向とした円筒状であり、配管7は該タンク8の上部に接線方向に接続されている。このため、配管7からタンク8内に水が流入すると、タンク8内に旋回流が形成される。配管11は、この旋回流の順流方向となるように、タンク8の下部に対し接線方向に接続された配管を示している。
【0027】
タンク8は、便器20の後背面に対峙するようにして設置されており、タンク8の大部分は便器20の給水受入部21よりも低いレベルに配置されている。配管11は、上流端が上記の通りタンク8に接続され、途中部が給水受入部21と同レベルまで立ち上がり、下流端が給水受入部21に接続されている。
【0028】
タンク8の頂部にはエア弁9を有した空気の給排用の配管10が接続されている。
【0029】
このように構成された給水装置付き洋風便器設備の洗浄動作について次に工程別に説明する。
【0030】
なお、この洗浄例では、第1図の通りタンク8に予め貯水されている。貯水レベルは配管11の末端と同レベルであり、配管7よりも若干下位である。
【0031】
[洗浄初期(鉢洗浄)]
第1図の状態において、水弁2を開く。エア弁10は開のままとする。これにより、第2図の通り水が配管1,3,7の順に流量Wにて流れてタンク8に流入する。エゼクタ4では配管5を介して空気が吸い込まれ、この空気は水と共にタンク8に流入する。エア弁9が開いているので、空気は配管10を介してタンク8外に流出し、水が流量Wにて配管11から便器20へ供給される。通常の便器の場合、このWは10〜20L/min程度が好適である。
【0032】
この水は、リム22から便鉢23内に流れ落ち、鉢面を洗う。水が便鉢23内に流入することにより、便鉢23及びトラップ24内の水位が若干上昇し、トラップ最高位部24aをオーバーフローするように便鉢23内の汚水が流出する。
【0033】
なお、タンク8内では、配管7からの水はタンク8の内周面に沿って螺旋状に流れ、気液分離が効率よく行われ、空気を含まない水が配管11から便器20へ供給される。
【0034】
[洗浄後期(増水+汚物排出)]
第2図の状態において、エア弁9を閉とする。これにより、エゼクタ4から配管7を介して水と共にタンク8内に流入した空気は、タンク8内に籠もるようになり、タンク8内の水は、第3図の通り新たに供給される水量Wと、エゼクタ4から流入しタンク8に貯まる空気Aとの合計の水流量W=W+Aにてタンク8から便器20へ供給される。
【0035】
即ち、第2図では水はWの流量にて便器20に供給されているが、この第3図の状態では、タンク8内の貯留水も流出水に重畳することにより、W=W+Aの大流量にて便器20へ水が供給される。
【0036】
この結果、便鉢23内の水位が急激に上昇し、トラップ24へ一度に多量の水が流れ込み、トラップ24に早期に強力なサイホンが形成される。これにより、便鉢23の汚物が強力に排出される。便鉢23から汚物が排出し終ると、サイホンがブレークする。
【0037】
[覆水]
タンク8内の水の大半が流出し、タンク8内の水位が配管11の開口レベルにまで低下した後もエア弁9を閉としておく。水弁2は開のままである。これにより、タンク8内に配管7から流量Wで流入した水が、該配管11から流量Wにて便器20へ供給される。
【0038】
この状態では、サイホンはブレークしており、第4図の通り便鉢23内に水が徐々に溜り、覆水が貯留される。なお、第4図でもエゼクタ4は空気を流量Aにて吸い込み続けている。この空気Aは、タンク8から配管11を介して水と共に便器20へ流出する。
【0039】
[タンク貯水]
覆水の水位がトラップ最高位部24aにまで達した後、エア弁9を開とする。水弁2は開のままである。これにより、エゼクタ4からタンク8に流入する空気が配管10を介して流出し、第5図の通りタンク8から便鉢20への水の供給が停止する。そして、配管7から流量Wにて流入する水によりタンク8内に水が徐々に貯留される。タンク8内の水位が配管11の末端のレベル(便器20の給水受入部21のレベル)にまで達した後、水弁2を閉とする。これにより、第1図に示す待機状態に復帰する。
【0040】
[効果]
この実施の形態では、上記の通り、タンク8に水を溜めておき、洗浄初期には流量Wにて便器20に給水し、洗浄後期にはタンク8内の貯水を流量Wに重畳させてW=W+Aの増水状態にて便器20に給水するので、サイホンを早期に且つ強力に、しかも確実に形成することができ、便鉢23内の汚物を十分に排出することができる。
【0041】
また、大流量Wにて水を便器20に供給するときでも、このWは新規流入水Wにタンク8内の貯留水を重畳させたものであり、タンク8の容積を徒に大きくするとことなく、十分な流量Wを所要の時間だけ継続させることができる。従って、タンク8としては、1〜4L程度の小容積のもので足りるようになり、便器設備が、ロータンク型便器設備に比べて小型でコンパクトなものとなる。また、配管1からの水をタンク8に貯水するので、水道配管の管径が小さい場合や、水道元圧が低い場合でも、便器20を十分に洗浄することができる。
【0042】
この実施の形態では、タンク8が便器の後背部に配置されており、便器20を含めた設備の高さが、ロータンク型便器設備に比べて低いものとなる。
【0043】
[別態様(第7図)]
上記実施の形態では、第6図の通り、覆水工程にひき続いてタンク貯水工程を行って第1図の待機状態としている。即ち、第1図の待機状態ではタンク8に水が貯水されている。
【0044】
これに対し、本発明では、第7図の通り、覆水工程にて洗浄動作を終了し、タンク8を略空のままとして待機状態に入ってもよい。
【0045】
即ち、第7図では、覆水工程が終了すると、水弁2を閉とし、洗浄動作を終了とし、待機状態に移行する。これにより、待機状態ではタンク8はほぼ空となっている。
【0046】
第7図では、便器洗浄の開始当初にまずタンク8に水を貯水し、それから第1図〜第6図の実施の形態における鉢洗浄(洗浄初期)〜覆水までの各工程を実行する。
【0047】
便器洗浄開始当初にタンク8への貯水を行うには、水弁2及びエア弁9の双方を開とすればよい。これにより、タンク8内に水が流量Wにて貯水される。エゼクタ4からの空気は配管10を介して排出される。
【0048】
このタンク貯水工程にひき続いて鉢洗浄工程(洗浄初期)を実行するが、そのためには弁2,9の開閉は行う必要がない。タンク8内の水位が配管11の末端レベルまで達すると、自ずとタンク8から配管11を介して水が便器20へオーバーフロー状に流出し、鉢洗浄(洗浄初期)が開始することになる。
【0049】
なお、第7図において、タンク貯水工程を開始するタイミングは、便器使用者が便器洗浄スイッチを操作したときとしてもよく、トイレルームへの人体の入室が検知されたときとしてもよく、便器への人体の近接や着座を検知したときとしてもよい。
【0050】
[タンクの別例]
第8図はタンク8と弁2,9、エゼクタ4等を一体化させた構成例を示している。即ち、タンク8の上側にバルブユニット30が設置され、その中に水弁2とエア弁9とが設置されている。また、タンク8の上部にバキュームブレーカ31を備えたハウジング32が一体的に取り付けられており、該ハウジング32内にエゼクタ4が設置されている。水弁2に連なる配管3は該バキュームブレーカ31の近傍に接続されている。配管3からハウジング32内に流入した水がエゼクタ4内に流入し、エゼクタ4の噴出水が直接的にタンク8内に流入するよう構成されている。
【0051】
上記実施の形態はいずれも本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態をもとりうる。
【0052】
本発明では、空気吸込用の配管5によって便器20のトラップ24内を吸引し、サイホン起動を補助するようにしてもよい。
【0053】
本発明では、タンク8は逆円錐形などテーパを有するものであってもよい。
【0054】
本発明では、便鉢のジェット孔に水を供給するようにしてもよい。即ち、本発明の給水装置は、トラップ内に向けてジェット孔から水をトラップ排出方向へ噴出するジェット洗浄型の便器にも適用でき、水を便鉢に供給するということは、ジェットに水を供給することも含む。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】実施の形態を示す系統図である。
【図2】実施の形態を示す系統図である。
【図3】実施の形態を示す系統図である。
【図4】実施の形態を示す系統図である。
【図5】実施の形態を示す系統図である。
【図6】実施の形態を説明するタイミングチャートである。
【図7】実施の形態を説明するタイミングチャートである。
【図8】タンクの別例を示す模式的な断面図である。
【符号の説明】
【0056】
2 水弁
4 エゼクタ
8 タンク
9 エア弁
20 便器
23 便鉢
24 トラップ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水の供給制御用の水弁と、
該水弁からの水が通過すると共に、発生する負圧によって空気を吸い込むように構成されたエゼクタと、
該エゼクタからの水が導入されるタンクと、
該タンク内の上部と大気との連通、遮断を切り替えるエア弁と、
該タンクの下部に接続され、該タンクの上部又はそれ以上の高さにまで立ち上がる水流出用配管と
を備えてなる給水装置。
【請求項2】
請求項1において、前記タンクは、水平断面が円形であり、前記エゼクタからの水が該タンクに接線方向に導入されることにより水がタンク内を旋回し、前記水流出用配管が該旋回方向に対し順方向の接線方向となるように該タンクに接続されていることを特徴とする給水装置。
【請求項3】
便鉢と、該便鉢に便鉢洗浄水を供給するための給水装置と、該便鉢の下部に連なるトラップとを有する便器において、
該給水装置が請求項1又は2に記載の給水装置であり、前記水流出用配管から水が該便鉢に供給されることを特徴とする便器。
【請求項4】
請求項3において、前記給水装置は、該便器の背面の後方に配置されていることを特徴とする便器。
【請求項5】
請求項3又は4において、タンクの容積が1〜4Lであることを特徴とする便器。
【請求項6】
請求項3ないし5のいずれか1項において、前記水流出用配管からの水が前記便鉢の上部のリムに供給されることを特徴とする便器。
【請求項7】
請求項3ないし6のいずれか1項に記載の便器を、その給水装置によって洗浄する方法であって、
洗浄初期にあっては、前記エア弁を開とし、エゼクタで吸い込んだ空気を該エア弁を介してタンク外に流出させることにより前記水弁の通過水量と等量の水を便鉢に供給し、
その後、該エア弁を閉とし、水弁の通過水量とエゼクタによって吸い込まれ前記タンクに溜まる空気量との合計の流量にて水を便鉢に供給することを特徴とする便器の洗浄方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−255067(P2007−255067A)
【公開日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−81102(P2006−81102)
【出願日】平成18年3月23日(2006.3.23)
【出願人】(000000479)株式会社INAX (1,429)
【Fターム(参考)】