説明

縫製データ作成装置

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイを備えた縫製データ作成装置に関し、特に縫製情報だけでなく、縫製に供する加工布の外形図形情報とその外形数値情報とを同一画面に一括表示するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、重ね合わせた2枚の加工布の布端部を縫製する縫製データを作成する場合、一般に、加工布の布端部には、重ね合わせの目印であるノッチ(V型の切欠き)が、重ね合わせの要所毎に多数形成されており、これら2つのノッチ間を複数に区分した縫製区間を設定し、これら縫製区間毎の縫製データを順次作成する。この縫製データとしては、布送り量や針数や縫製速度などを含む複数種類のデータで構成されている。特に、これら2枚の加工布のうち何れか一方の加工布をいせ込みながら縫製する場合には、いせ込み量に応じた送り量を設定するように構成され、この縫製データをディスプレイに表示するとともに、必要に応じて修正可能になっている。
【0003】例えば、国際公開番号「WO86/02673」の公開公報には、重ね縫いする一方である袖型紙の袖山の外周長さと、他方である身頃型紙のアームホールの外周長さとを、型紙に設けたノッチ間を複数に区分された各縫製区間毎に、型紙入力装置で測定するとともに、いせ込み量を各縫製区間毎に演算し、更に1針毎の布送り量を、各型紙について夫々演算し、作成された各縫製区間毎の縫製データをフロッピーディスクなどに記憶する。また、この縫製データをフロッピーディスクから読出して、その一部ずつを小型のディスプレイにスクロール表示し、必要に応じて、いせ込み量や針数などの数値を縫製区間毎に修正可能にしたぐし縫制御装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記「WO86/02673」号公報に記載のぐし縫制御装置においては、縫製データの一部がディスプレイに表示されるだけなので、この表示を介して縫製データを修正する場合に、表示された縫製データが縫製する袖布や身頃布の何れの縫製区間に対応するかが分からないという問題がある。また、これら表示された縫製区間と袖布や身頃布の縫製区間とを対応させる為には、例えば、これら複数の縫製区間の各々について対応関係をメモ書きしておき、そのメモ書きを参照しながら修正する布地の縫製区間を確認した上で縫製データを修正するので、縫製データの修正作業が複雑化する上、修正箇所を間違い易いなどの問題がある。
【0005】本発明の目的は、縫製情報を加えて、加工布の外形図形情報と外形数値情報とを一括表示することで、修正作業の迅速化を図るようにした縫製データ作成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る縫製データ作成装置は、ディスプレイを含む表示手段を有し、加工布の外周部に縫目を形成する為の縫製データを作成する縫製データ作成装置において、加工布の外形を規定する外形図形情報を入力する為の外形入力手段と、外形入力手段で入力された外形図形情報に基いて、複数の縫製区間の各々の外周長さや曲率値を含む外形数値情報を演算する外形数値情報演算手段と、外形数値情報演算手段で求められた外形数値情報に基いて、複数の縫製区間の各々の縫製情報を演算する縫製情報演算手段と、外形図形情報と外形数値情報と縫製情報とを記憶するデータ記憶手段と、データ記憶手段から読出した外形図形情報と、外形数値情報と、縫製情報とを、表示手段のディスプレイの同一画面の外形図形情報表示領域と、外形数値情報表示領域と、縫製情報表示領域とに夫々表示させる表示制御手段とを備えたものである。
【0007】ここで、前記外形入力手段は、図形の外形情報を読取る画像読取り装置を主体として構成するようにしてもよい。
【0008】
【作用】請求項1に係る縫製データ作成装置においては、加工布の外形を規定する外形図形情報は外形入力手段により入力されるので、外形数値情報演算手段は、その外形入力手段で入力された外形図形情報に基いて、複数の縫製区間の各々の外周長さや曲率値を含む外形数値情報を演算し、また縫製情報演算手段は、その外形数値情報演算手段で求められた外形数値情報に基いて、複数の縫製区間の各々の縫製情報を演算する。そして、データ記憶手段は、これら外形図形情報と外形数値情報と縫製情報とを記憶するので、表示制御手段は、そのデータ記憶手段から読出した外形図形情報と、外形数値情報と、縫製情報とを、表示手段のディスプレイの同一画面の外形図形情報表示領域と、外形数値情報表示領域と、縫製情報表示領域とに夫々表示させる。
【0009】このように、入力された外形図形情報と、外形数値情報と、縫製情報とは、ディスプレイの同一画面の外形図形情報表示領域と、外形数値情報表示領域と、縫製情報表示領域とに夫々対応させて一括表示されるので、これらの表示を介して外形図形と、外形数値情報及び縫製情報の対応関係が明確となり、外形数値データや縫製データの良否を容易に判定できる上、縫製区間毎の外形数値データや縫製データを簡単に且つ迅速にしかも間違いなく修正することができる。
【0010】請求項2に係る縫製データ作成装置においては、前記外形入力手段は、図形の外形情報を読取る画像読取り装置を主体として構成されるので、外形図形をキーボードやマウスなどを用いることなく、簡単に且つ精度よくしかも迅速に入力することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて説明する。本実施例は、パーソナルコンピュータなどからなる縫製データ作成装置に本発明を適用した場合のものである。図1に示すように、この縫製データ作成装置1は、文字や記号などを複数行分表示可能なCRTディスプレイ10と、キーボード11と、座標入力装置(マウス)12、画像読取り装置(イメージリーダー)13と、これらを制御する制御本体部14とから構成されている。
【0012】キーボード11には、アルファベット文字や数字や記号を入力する為の文字キー、スペースキー、改行キー、カーソルを上下左右方向に移動させる為のカーソル移動キー、画像読取り装置13にセットした加工布の外形図形を読取るスキャナキー、座標入力装置12で有効なノッチを指定するノッチキー、縫代設定キー、作成した縫製データをフロッピーディスクに記憶させるファイルキー、その他外形数値情報や縫製情報を修正する為の各種修正キーなどが設けられている。ここで、ノッチとは、2枚の加工布を重ね合わせる目印とするもので、加工布の外周部に形成されたV型の切欠きである。
【0013】次に、縫製データ作成装置1の制御系は、図2のブロック図に示すように構成されている。本体制御部14に設けられた制御装置25の入出力インターフェース(入出力I/F)28には、キーボード(K/B)11と、CRTディスプレイ(CRTD)10に表示データを出力する為の表示用RAMを有するCRTディスプレイコントローラ(CRTC)16と、座標入力装置12と、画像読取り装置13と、制御本体部14に設けられたフロッピーディスクドライブ(FDD)17の為のフロッピーディスクコントローラ(FDC)18とが夫々接続されている。
【0014】制御装置25は、CPU26と、このCPU26にデータバスなどのバス29を介して接続されたROM27と、RAM30と、入出力インターフェース28とから構成されている。前記ROM27には、外形図形情報から外形数値情報を求める為に、スプライン補間の演算プログラムなどを含む各種の外形図形解析用演算プログラム等が格納されている。
【0015】前記RAM30のノッチ・区間番号メモリ31には、設定されたノッチ番号と、そのノッチ間に設定された複数の縫製区間番号とが対応して格納される。外形図形情報メモリ32には、画像読取り装置13で読取られた加工布の外形図形情報が格納される。外形数値情報メモリ33には、この外形図形情報に基いて演算された外形に関する外周長さや曲率値のデータからなる外形数値情報が格納される。縫製情報メモリ34には、この外形数値情報に基いて演算された縫製に関する、針数や送り量などからなる縫製情報が格納される。
【0016】次に、縫製データ作成装置1の制御装置25で行なわれる縫製データ作成制御のルーチンについて、図3の概略フローチャートに基いて説明する。ここで、この縫製データ作成制御においては、布製の運動靴を作成する為に、甲被布と中底布とを重ね合わせて縫製する縫製データを作成するものであり、甲被布を下布とし、また中底布を上布として縫製する場合である。尚、図中符号Si(i=10、11、12・・・・)は各ステップである。
【0017】縫製データ作成装置1に電源が投入されるとこの制御が開始され、初期設定処理の後、CRTディスプレイ10には、3つの情報「外形図形情報」、「外形数値情報」、「縫製情報」を一括して表示する為の情報表示画面が表示される(S10)。例えば、図4示すように、CRTディスプレイ10の表示画面には、その上半部に外形図形情報表示領域10aが設けられ、その下半部の左半部には、外形数値情報表示領域10bが設けられ、更にその下半部の右半部には、縫製情報表示領域10cが設けられている。但し、この制御の開始時には、表示画面の下端部に、メッセージ「新規作成か?」が表示されている。
【0018】次に、このメッセージ「新規作成か?」が表示されているときに、キーボード11上の「Y」キーの操作により、新規作成処理が選択されたときには(S11:Yes )、スキャナキーの操作により、画像読取り装置13にセットされている中底布の外形図形UFの外形情報を読取るとともに、次にセットされた甲被布の外形図形DFの外形情報を読取る読取り処理が実行される(S12)。次に、この読取られた中底図形UFと甲被図形DFの外形図形情報が外形図形情報メモリ32に夫々格納されるとともに、その中底図形UFと甲被図形DFとが表示画面の外形図形情報表示領域10aに表示される(S13)。例えば、図4に示すように、外形図形情報表示領域10aには、これら中底図形UFと甲被図形DFとが夫々表示される。
【0019】次に、表示された中底図形UFについて、有効とする有効ノッチと、ノッチ間に設ける縫製区間とを指定する指定処理と、表示された甲被図形DFについて、有効とする有効ノッチと、ノッチ間に設ける縫製区間とを指定する指定処理とが夫々実行され、これらノッチ番号と縫製区間番号とが対応づけて、更に各縫製区間の開始位置がノッチ・区間番号メモリ31に夫々格納される(S14)。即ち、この指定処理について簡単に説明すると、キーボード11のノッチキーの操作により、マウスポインターが外形図形情報表示領域10aに表示されるので、座標入力装置12を操作して、マウスポインターを中底図形UFの最初のノッチに移動させてクリックし、次のノッチに移動してクリックし、以下同様に最終のノッチまで縫製順序に順次有効ノッチとして指定する。この指定処理により、指定された有効ノッチとそのノッチ番号(0、1、2、3・・・)とが対応してノッチ・区間番号メモリ31に格納され、これらノッチ番号(0、1、2、3・・・)が対応する有効ノッチの近傍に表示されるとともに、縫製区間番号も表示される。
【0020】更に、同様の操作を繰り返して、各有効ノッチ間の外周線をマウスポインターで順次指示して縫製区間を指定する。この指定された縫製区間番号は、ノッチ番号と対応させてノッチ・区間番号メモリ31に格納される。更に、甲被図形DFについても同様に操作されて、甲被図形DFについて指定されたノッチ番号と縫製区間番号とを対応させてノッチ・区間番号メモリ31に格納される。例えば、図4に示すように、これら中底図形UFと甲被図形DFについて、ノッチ番号が有効ノッチの近傍且つ外形図形UF、DFの内側に表示されるとともに、縫製区間番号が外形図形UF、DFの外側に表示される。
【0021】次に、これら中底図形UFと甲被図形DFとについて、このように指定された有効ノッチの各縫製区間毎に、縫製区間の外周長さと曲率値とを演算して求める外形数値情報作成処理が実行され(S15)、この求められた外形数値情報が外形数値情報メモリ33に格納されるとともに、表示画面の外形数値情報表示領域10bに表示される(S16)。例えば、図4に示すように、外形数値情報表示領域10bには、これら中底図形UFと甲被図形DFについて、4つの数値項目「中底長さ」、「甲被長さ」、「中底曲率」、「甲被曲率」の数値情報が、ノッチ番号に対応する縫製区間毎に表形式で表示される。
【0022】そして、これら中底図形UFの外形数値情報と、甲被図形DFの外形数値情報と、予め設定されている基準縫目ピッチや縫代量とに基いて、針数や上送り量や縫製速度などの縫製要素の数値からなる縫製情報を作成する縫製情報作成処理が実行され、これら求められた縫製情報が縫製情報メモリ34に格納され(S17)、この作成された縫製情報が表示画面の縫製情報表示領域10cに表示される(S18)。例えば、図4に示すように、縫製情報表示領域10cには、縫製要素「針数」、「上送り量」、「下送り量」、「縫製速度」などの数値からなる縫製情報が表形式で表示される。ここで、縫製要素「基準上下」は、上下両加工布の各々の布端を夫々検出する図示外の布端センサの基準位置であり、また縫製要素「中板昇降」は、踵部の縫製に関するものである。
【0023】次に、ファイルキー以外の、例えば、カーソル移動キーや数字キーが入力されたときには(S19:Yes 、S20:No)、その操作されたキーに応じて、カーソルKで指示された数値を修正する修正処理が実行され、その修正後の数値が縫製情報メモリ34内で変更して格納され(S21)、その修正後の数値が新規の数値として縫製情報表示領域10cに表示される(S18)。一方、ファイルキーが操作されたときには(S19・S20:Yes )、外形図形情報や外形数値情報に加えて、その縫製情報がフロッピーディスクドライブ17に装着されているフロッピーディスクに記憶され(S22)、S11に戻る。
【0024】ところで、この制御が開始されて、メッセージ「新規作成か?」が表示されているときに、キーボード11上の「N」キーの操作により、新規作成処理が選択されないとき、つまり既に作成した縫製情報などを表示するときには(S11:No)、外形図形情報メモリ32から読込んだ外形図形情報を外形図形情報表示領域10aに表示し、外形数値情報メモリ33から読込んだ外形数値情報を外形数値情報表示領域10bに表示し、更に縫製情報メモリ34から読込んだ縫製情報を縫製情報メモリ34に表示する表示処理が実行される(S23)。更に、ノッチ・区間番号メモリから読込んだノッチ番号と縫製区間番号の各々が外形図形情報表示領域10aに夫々表示され(S24)、S19に移行する。
【0025】以上説明したように、入力された中底図形UFや甲被図形DFの外形図形情報と、外形数値情報と、縫製情報とは、CRTディスプレイ10の同一画面の外形図形情報表示領域10aと、外形数値情報表示領域10bと、縫製情報表示領域10cとに夫々対応させて一括表示されるので、これらの表示を介して外形図形と、外形数値情報及び縫製情報の対応関係が明確となり、外形数値データや縫製データの良否を容易に判定できる上、縫製区間毎の外形数値データや縫製データを簡単に且つ迅速にしかも間違いなく修正することができる。
【0026】尚、前記画像読取り装置に代えて、キーボードから或いは座標入力装置を用いて中底図形UFや甲被図形DFを入力するようにしてもよい。尚、本発明の技術的思想の範囲内において、前記実施例の制御に関し、既存の技術や当業者に自明の技術に基いて種々の変更を加えることもあり得る。尚、表示装置やキーボードを備えた種々の縫製データ作成装置に本発明を適用し得ることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】請求項1に係る縫製データ作成装置によれば、外形入力手段と、外形数値情報演算手段と、縫製情報演算手段と、表示制御手段とを設け、入力された外形図形情報と、外形数値情報と、縫製情報とは、ディスプレイの同一画面の外形図形情報表示領域と、外形数値情報表示領域と、縫製情報表示領域とに夫々対応させて一括表示されるので、これらの表示を介して外形図形と、外形数値情報及び縫製情報の対応関係が明確となり、外形数値データや縫製データの良否を容易に判定できる上、縫製区間毎の外形数値データや縫製データを簡単に且つ迅速にしかも間違いなく修正することができる。
【0028】請求項2に係る縫製データ作成装置によれば、前記外形入力手段は、図形の外形情報を読取る画像読取り装置を主体として構成されるので、キーボードやマウスなどを用いることなく、外形図形を簡単に且つ精度よくしかも迅速に入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】縫製データ作成装置の概略斜視図である。
【図2】縫製データ作成装置の制御系のブロック図である。
【図3】縫製データ作成制御のルーチンの概略フローチャートである。
【図4】外形図形情報、外形数値情報及び縫製情報を一括表示した表示例の図である。
【符号の説明】
1 縫製データ作成装置
10 CRTディスプレイ
10a 外形図形情報表示領域
10b 外形数値情報表示領域
10c 縫製情報表示領域
13 画像読取り装置
25 制御装置
26 CPU
27 ROM
30 RAM
32 外形図形情報メモリ
33 外形数値情報メモリ
34 縫製情報メモリ

【特許請求の範囲】
【請求項1】 ディスプレイを含む表示手段を有し、加工布の外周部に縫目を形成する為の縫製データを作成する縫製データ作成装置において、加工布の外形を規定する外形図形情報を入力する為の外形入力手段と、前記外形入力手段で入力された外形図形情報に基いて、複数の縫製区間の各々の外周長さや曲率値を含む外形数値情報を演算する外形数値情報演算手段と、前記外形数値情報演算手段で求められた外形数値情報に基いて、複数の縫製区間の各々の縫製情報を演算する縫製情報演算手段と、前記外形図形情報と外形数値情報と縫製情報とを記憶するデータ記憶手段と、前記データ記憶手段から読出した外形図形情報と、外形数値情報と、縫製情報とを、前記表示手段のディスプレイの同一画面の外形図形情報表示領域と、外形数値情報表示領域と、縫製情報表示領域とに夫々表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする縫製データ作成装置。
【請求項2】 前記外形入力手段は、図形の外形情報を読取る画像読取り装置を主体として構成されたことを特徴とする請求項1に記載の縫製データ作成装置。

【図1】
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【図2】
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【図4】
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【図3】
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【特許番号】特許第3218147号(P3218147)
【登録日】平成13年8月3日(2001.8.3)
【発行日】平成13年10月15日(2001.10.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平6−120731
【出願日】平成6年5月9日(1994.5.9)
【公開番号】特開平7−299265
【公開日】平成7年11月14日(1995.11.14)
【審査請求日】平成11年8月25日(1999.8.25)
【出願人】(000005267)ブラザー工業株式会社 (13,856)
【参考文献】
【文献】特開 平4−338485(JP,A)
【文献】特開 平4−193288(JP,A)
【文献】特開 昭62−281993(JP,A)
【文献】特開 平6−121884(JP,A)
【文献】特開 平4−26443(JP,A)
【文献】特開 平4−132583(JP,A)
【文献】特開 平3−103290(JP,A)
【文献】特開 昭62−60586(JP,A)
【文献】特開 平6−114175(JP,A)
【文献】特公 平7−106274(JP,B2)
【文献】特公 平4−12999(JP,B2)
【文献】特公 平1−54070(JP,B2)