説明

聴覚機器用ケースの製造方法、モノリシック聴覚機器ケース

聴覚機器用ケースの高速モデリング及びプロトタイプの利点は、モノリシックユニットとしてケースを形成することによって、フェースプレートをケースの統合された部分として一体化することによって、大きくすることができる。聴覚機器の種々異なる電子コンポーネントを有するモジュールを受容するために、ケースのフェースプレート領域内に開孔が形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、統合して製造されたフェースプレート(基板)を有するモノリシック聴覚機器ケースの高速プロトタイプ製造に関する。
【0002】
発明の背景技術
高速プロトタイプ方法を用いた聴覚機器の製造用のプロシージャは、2001年6月22日付け出願の米国特許出願公開第09/887939号公報に記載されている。当該出願には、統合化されたフェースプレートが開示されている。別個に製造されたエレメントの代わりに、聴覚機器ケースは、統合化フェースプレートを有するモノリシックユニットとして製造することができ、従って、フェースプレートは、別個のエレメントではない。ケースは、別のやり方の場合にフェースプレートが取り付けられる場所の近くに開孔を有しており、機器の種々異なる電気コンポーネントを含むモジュールが、この開孔内に挿入される。
【0003】
図面の簡単な説明
図1は、モノリシック聴覚機器ケースの図、
図2及び図3は、図1のモノリシック聴覚機器のケース用のコンポーネントモジュールの図、
図4は、コンポーネントモジュールとペアレセプタクルとの、聴覚機器シェルに関しての相互の位置関係を示す図、
図5は、コンポーネントモジュール用のペアレセプタクルの図、
図6は、図4の聴覚機器シェルとペアレセプタクルを示す図、
図7及び図8は、聴覚機器ケースの製造を実行するための半径のグリッド及び輪郭線に関して、コンポーネントモジュール用のレセプタクルの相互の位置関係を示す図、
図9及び図10は、聴覚機器ケースの製造を実行するための半径及び輪郭線のグリッドを示す図、
図11は、部分的に製造した聴覚機器ケースを示す図、
図12は、完全に製造された聴覚機器ケースと、当該ケース内に挿入されたコンポーネントモジュールとを示す図
である。
【0004】
発明の説明
米国特許出願公開第09/887939号公報に詳細に説明されているように、聴覚機器ケース又はボディ10は、高速プロトタイプ製造技術又は直接製造技術を使用して製造することができる。ケース10の一部分、シェル20は、部分的に、耳甲介(イアカナル(外耳道)のちょうど外側の領域)内に配置される。機器のタイプに依存して(米国特許出願公開第09/887939号公報で説明されているように、完全にイアカナル(外耳道)内に位置するとか、カナルから部分的に延びているとか、又は、アウターイア(耳介)を更に多く占めるとか)、シェル20は、耳甲介内に延びているか、又は、イアカナル(外耳道)内にかろうじて延びているか、又は、完全にイアカナル(外耳道)内に配置される。
【0005】
シェル20は、ユーザのイアカナル(外耳道)にコンフォーミングしており、任意に、イアカナル(外耳道)に対して外側のイアの部分にコンフォーミングしている。ユーザのイアカナル(外耳道)を直接スキャンニングすること、必要な程度に応じて、イアカナル(外耳道)の外側のイアの何らかの部分を直接スキャンニングすることによって得られたデジタル表示から形成されるようにしてもよい。
【0006】
ケース10の残りの部分、フェースプレート(基板)又は外側部分30は、部分的に、聴覚機器の外から見える部分を構成する。大部分、外側に露出しているので、外側部分30は、何らかの所望の形状及び輪郭であるようにすることができる。ベント40が形成されており、それにより、聴覚機器を通って空気が流れるようにすることができる。
【0007】
ケース10用のコンポーネントモジュール100は、図2及び図3に示されている。前述のように、コンポーネントモジュール100は、マイクロフォン、バッテリ、及び、増幅器を含むようにしてもよい。ボリュームコントロール120、プッシュボタン122、マイクロフォンポート124、及び、バッテリドア130は、図2で可視であり、ケース10の外側の方に配向されている。図3には、モジュール100の「内部」又は「下側」から見た様子を示し、バッテリ140、マイクロフォン150、増幅器160及びプログラミングコンタクト190が示されている。モジュール100は、丸み又は傾斜がつけられたエッジ172を設けることができるベース170を有している。
【0008】
図2及び図3は、各コンポーネントのちょうど1つの部分及びアレンジメントを示しているが、各コンポーネントの他の組合せ及びアレンジメントも所望のように使用することができる。モジュール100は、ケース10の形状及びサイズを考慮して、用いられる各コンポーネントを収容するのに必要な、なんらかの所望の形状及び寸法であるようにしてもよい。
【0009】
モジュール100により、ケース10が完成した後、モジュール100が挿入されるケース10内に、囲繞レセプタクル200を形成するための基準構造が設けられる(図4及び図5に示されているレセプタクル200参照)。従って、モジュール100の外部、及び、レセプタクル200の内部は、相補的にペア状の特徴を有している。図では別個の要素であるように見えるけれども、レセプタクル200は、製造が完了した後、ケース10の統合部分であるようになる。
【0010】
モジュール100の周囲に沿って変化する高さ112の垂直周囲壁110を有する、図2及び図3に示されているモジュール100が形成されると、レセプタクル200は、図5に示されているように、相応の内壁202を有する。レセプタクル200の内部表面の寸法は、モジュール100よりもわずかに大きくして、過剰な力を加えずに、レセプタクル200内に挿入することができるようになる。
【0011】
シェル20及びモジュール100のデジタル表示を用いて作業して、モジュール100及びペアレセプタクル200は、図4に示されているように、聴覚機器ケース10のシェル20に対して所望の相対的な関係となるように、3次元空間内に配置される。これは、コンポーネントモジュール100上の各コンポーネントがケース10の内側でじゃまにならないようにクリアにする必要があるという点に留意して、いずれかの場所で行うことができる。大きなコンポーネントの1つは、バッテリ140であり、バッテリは、この図では、下方に突出している。つまり、マイクロフォン150及び増幅器160が、この図で見える。このような、ケース10に関するクリアランスは、前述の米国特許出願公開第09/887939号公報に記載されているような衝突回避技術を用いて確実に行うことができる。
【0012】
図5に示されているように、突起部204は、レセプタクル200の内側ベースの周囲に設けられており、それにより、モジュール100(図3参照)のベース170用のシートが提供される。レセプタクル200の突起部204の後ろ側に位置するようにする1つ以上のスプリングラッチ180が、ベース170から突出している。そのような4つのラッチ180が図3に示されているけれども、実際に用いられる個数は、設計上の選択事項である。モジュール100の丸みのつけられた、又は、勾配がつけられたエッジ172により、レセプタクル200内に挿入したり、設置したりするのが容易になる。付加的に強調すべき点として、突起部204は、下向きの延在部206を有しており、それにより、比較的長くて比較的大きなスプリング動作をラッチ180が行えるようになる。
【0013】
それから、ケース10は、レセプタクル200(図6)の方にシェル20のリム22を延ばすことによって完成される(図6)。(択一的に、レセプタクル200は、シェル20の方に延ばすことができる。)シェル20及びレセプタクル200は、このようにしてマージされて、シェル20とレセプタクル200(図1参照)との間の外側部分30を形成することができる。この外側部分30は、シェル20からレセプタクル200への移行面を平滑にするように曲げられている。
【0014】
この移行を達成する1方法は、シェル20とレセプタクル200との間の領域300を細分割することにある(図6)。これは、半径方向線310を、シェルのリム22からレセプタクル200に延ばすことによって(図7及び図8)、一連のセグメント320を形成するように行うことができる。半径方向線310は、直線、楕円状の線、又は、何らかの別の適切な曲線にしてもよい。
【0015】
セグメント320は、レセプタクル200からシェルのリム22までの領域300にわたって徐々に変わる一連の横方向輪郭330を描くことによって分割することができる(図9及び図10参照)。レセプタクル200の近くの輪郭330は、レセプタクル200の周囲にコンフォーミングされており、これらの最も近くのリム22は、その形状にコンフォーミングされている。半径310及び輪郭線330の数は、シェル20とレセプタクル200との間の表面を所望のように平滑にするのに必要な程度に多くすることができる。
【0016】
半径のグリッド310及び輪郭線330により、米国特許出願公開第09/887939号公報で説明されている高速プロトタイププロセスを使用して、ケース10内にファイリングするためのフレームワークが提供される。ケース10を徐々に仕上げるプロセスは、図11に示されており、仕上げられたケース10は、図12に示されている。製造時に、ケース10は、レセプタクル200の近くでレセプタクル200の高さにほぼ等しくなる厚みを有するようにすることができる。
【0017】
領域300が製造される場合、ベント40を考慮する必要があり、つまり、図7−12に示されているようにする必要がある。従って、表面にはベント40が外側に連続しているようにすることができる開孔が設けられている必要がある。
【0018】
図4,7,8及び10から分かるように、シェル20及び外側部分30を結合することによって、リム22でのエッジをシャープにすることができる。従って、ベベル(勾配)、フィレ(平縁)、チャムファ(かどをそいだ斜面)、又は、他の何らかの変化した形状のような、中間の移行面340を、これら2つのコンポーネントの接合部に形成することができる。中間の移行面340は、丸み、楕円状、平坦な勾配、又は、それ以外の所望の形状にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】モノリシック聴覚機器ケースの図
【図2】図1のモノリシック聴覚機器のケース用のコンポーネントモジュールの図
【図3】図1のモノリシック聴覚機器のケース用のコンポーネントモジュールの図
【図4】コンポーネントモジュールとペアレセプタクルとの、聴覚機器シェルに関しての相互の位置関係を示す図
【図5】コンポーネントモジュール用のペアレセプタクルの図
【図6】図4の聴覚機器シェルとペアレセプタクルを示す図
【図7】聴覚機器ケースの製造を実行するための半径のグリッド及び輪郭線に関して、コンポーネントモジュール用のレセプタクルの相互の位置関係を示す図
【図8】聴覚機器ケースの製造を実行するための半径のグリッド及び輪郭線に関して、コンポーネントモジュール用のレセプタクルの相互の位置関係を示す図
【図9】聴覚機器ケースの製造を実行するための半径及び輪郭線のグリッドを示す図
【図10】聴覚機器ケースの製造を実行するための半径及び輪郭線のグリッドを示す図
【図11】部分的に実行した聴覚機器ケースを示す図
【図12】完全な聴覚機器ケースと、当該ケース内に挿入されたコンポーネントモジュールとを示す図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
聴覚機器用ケースの製造方法において、
少なくとも一つのイアカナル(外耳道)及び当該イアカナル(外耳道)に対して外側の耳の部分のデジタル表示を得るステップ、
少なくとも一つの、前記イアカナル(外耳道)のデジタル表示の一部分、及び、任意に、前記イアカナル(外耳道)に対して外側の耳の部分にコンフォーミングするシェルのデジタル表示を形成するステップ、及び
前記シェルのデジタル表示を含む、モノリシックケースのデジタル表示を形成するステップ
を含むことを特徴とする製造方法。
【請求項2】
モノリシックケースのデジタル表示からモノリシックケースを製造するステップを更に含む請求項1記載の製造方法。
【請求項3】
モノリシックケースの製造ステップは、高速プロトタイプ製造又は直接製造により、ケースを製造するステップを含む請求項2記載の製造方法。
【請求項4】
エレクトロニクスモジュールのデジタル表示と、シェルのデジタル表示に関してのペアレセプタクルとを重畳するステップを更に含む請求項1記載の製造方法。
【請求項5】
エレクトロニクスモジュールのデジタル表示と、ペアレセプタクルとを重畳するステップは、エレクトロニクスモジュールとシェルのデジタル表示との衝突を回避するためのテスティングを含む請求項4記載の製造方法。
【請求項6】
シェルのデジタル表示とレセプタクルのデジタル表示との間のトランジション領域を形成するステップを更に含み、トランジション領域を形成するステップは、レセプタクルとシェルのデジタル表示との間で徐々に変化する一連の輪郭を固定するステップを含む前記請求項1記載の製造方法。
【請求項7】
レセプタクルとシェルのデジタル表示との間で徐々に変化する一連の輪郭を固定するステップは、前記レセプタクルと前記シェルのデジタル表示との間の複数の半径線を固定するステップを含む請求項6記載の製造方法。
【請求項8】
レセプタクルとシェルのデジタル表示との間の複数の半径線を固定するステップは、複数の楕円状の線、直線、又は、曲線を固定するステップを含む請求項7記載の製造方法。
【請求項9】
トランジション領域とシェルのデジタル表示との間の介在トランジションを形成するステップを更に含み、前記介在トランジションは、丸い形状、楕円形状、直線、曲線、又は、それ以外の何らかの形状である請求項6記載の製造方法。
【請求項10】
聴覚機器用ケースの製造方法において、
少なくとも一つのイアカナル(外耳道)及び当該イアカナル(外耳道)に対して外側の耳の部分のデジタル表示を得るステップ、
少なくとも一つの、前記イアカナル(外耳道)のデジタル表示の一部分、及び、任意に、前記イアカナル(外耳道)に対して外側の耳の部分にコンフォーミングするシェルのデジタル表示を形成するステップ、
エレクトロニクスモジュール及びペアレセプタクルのデジタル表示を、シェルのデジタル表示に関して重畳するステップ、
前記シェル及び前記レセプタクルのデジタル表示間のトランジション領域を形成するステップを有しており、当該トランジション領域を形成するステップは、前記レセプタクルと前記シェルのデジタル表示との間の徐々に変化する一連の輪郭を固定するステップを含み、
前記シェル及び前記レセプタクルのデジタル表示間のトランジション領域を形成するステップを有しており、当該のトランジション領域を形成するステップは、前記レセプタクル及び前記シェルのデジタル表示間の徐々に変化する一連の輪郭を固定するステップを含み、
前記トランジション領域及び前記シェルのデジタル表示間の介在トランジションを形成するステップを有しており、前記介在トランジションは、丸い形状、楕円形状、直線形状、曲線形状、又は、これ以外の何らかの形状であり、
前記シェル、前記レセプタクル、前記トランジション領域、及び、前記介在トランジションのデジタル表示を含む、モノリシックケースのデジタル表示を形成するステップを有しており、
高速プロトタイプ又は直接製造により、前記ケースのデジタル表示から前記モノリシックケースを製造するステップを有している
を含むことを特徴とする製造方法。
【請求項11】
モノリシック聴覚機器ケース。
【請求項12】
エレクトロニクスモジュール用のレセプタクルを有する請求の範囲11記載のケース。
【請求項13】
高速プロトタイプ又は直接製造を利用して製造されたモノリシック聴覚機器ケース。
【請求項14】
ユーザのイアカナル(外耳道)内に挿入するためのモノリシック聴覚機器ケースにおいて、
少なくとも、イアカナル(外耳道)のデジタル表示の一部分、及び、任意に前記イアカナル(外耳道)に対して外部のイアの一部分にコンフォーミングされたシェル、及び
エレクトロニクスモジュール用のレセプタクルを有しており、
ケースは、高速プロトタイプ又は直接製造を利用して製造される
ことを特徴とするモノリシック聴覚機器ケース。
【請求項15】
請求項10記載の方法を利用して製造されたモノリシック聴覚機器ケース。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
聴覚機器用ケースの製造方法において、
少なくとも一つのイアカナル(外耳道)及び当該イアカナル(外耳道)に対して外側の耳の部分のデジタル表示を得るステップ、
少なくとも一つの、前記イアカナル(外耳道)のデジタル表示の一部分、及び、任意に、前記イアカナル(外耳道)に対して外側の耳の部分にコンフォームするシェルのデジタル表示を形成するステップ
記シェルのデジタル表示を含む、モノリシックケースのデジタル表示を形成するステップ、
前記シェルのデジタル表示に関して、対用のレセプタクルのデジタル表示を電子モジュールと重畳するステップ、
前記シェルのデジタル表示と前記レセプタクルのデジタル表示との間のトランジション領域を形成するステップを含み、当該トランジション領域を形成するステップは、前記レセプタクルと前記シェルのデジタル表示との間で徐々に変化する一連の輪郭を固定するステップを含む
ことを特徴とする製造方法。
【請求項2】
モノリシックケースのデジタル表示からモノリシックケースを製造するステップを更に含む請求項1記載の製造方法。
【請求項3】
モノリシックケースの製造ステップは、ラピッドプロトタイピング又は直接製造により、ケースを製造するステップを含む請求項2記載の製造方法。
【請求項4】
エレクトロニクスモジュールのデジタル表示と、対レセプタクルとを重畳するステップは、エレクトロニクスモジュールとシェルのデジタル表示との衝突を回避するためのテスティングを含む請求項4記載の製造方法。
【請求項5】
レセプタクルとシェルのデジタル表示との間で徐々に変化する一連の輪郭を固定するステップは、前記レセプタクルと前記シェルのデジタル表示との間の複数の半径線を固定するステップを含む請求項記載の製造方法。
【請求項6】
レセプタクルとシェルのデジタル表示との間の複数の半径線を固定するステップは、複数の楕円状の線、直線、又は、曲線を固定するステップを含む請求項記載の製造方法。
【請求項7】
トランジション領域とシェルのデジタル表示との間の介在トランジションを形成するステップを更に含み、前記介在トランジションは、丸い形状、楕円形状、直線、曲線、又は、それ以外の何らかの形状である請求項記載の製造方法。
【請求項8】
請求項1記載の製造方法を利用して製造することを特徴とするモノリシック聴覚機器ケース
【請求項9】
聴覚機器用ケースの製造方法において、
少なくとも一つのイアカナル(外耳道)及び当該イアカナル(外耳道)に対して外側の耳の部分のデジタル表示を得るステップ、
少なくとも一つの、前記イアカナル(外耳道)のデジタル表示の一部分、及び、任意に、前記イアカナル(外耳道)に対して外側の耳の部分にコンフォームするシェルのデジタル表示を形成するステップ、
エレクトロニクスモジュール及び対レセプタクルのデジタル表示を、シェルのデジタル表示に関して重畳するステップ、
前記シェル及び前記レセプタクルのデジタル表示間のトランジション領域を形成するステップを有しており、当該トランジション領域を形成するステップは、前記レセプタクルと前記シェルのデジタル表示との間の徐々に変化する一連の輪郭を固定するステップを含み、
前記シェル及び前記レセプタクルのデジタル表示間のトランジション領域を形成するステップを有しており、当該のトランジション領域を形成するステップは、前記レセプタクル及び前記シェルのデジタル表示間の徐々に変化する一連の輪郭を固定するステップを含み、
前記トランジション領域及び前記シェルのデジタル表示間の介在トランジションを形成するステップを有しており、前記介在トランジションは、丸い形状、楕円形状、直線形状、曲線形状、又は、これ以外の何らかの形状であり、
前記シェル、前記レセプタクル、前記トランジション領域、及び、前記介在トランジションのデジタル表示を含む、モノリシックケースのデジタル表示を形成するステップを有しており、
ラピッドプロトタイピング又は直接製造により、前記ケースのデジタル表示から前記モノリシックケースを製造するステップを有している
を含むことを特徴とする製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公表番号】特表2006−520165(P2006−520165A)
【公表日】平成18年8月31日(2006.8.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−508619(P2006−508619)
【出願日】平成16年1月21日(2004.1.21)
【国際出願番号】PCT/US2004/001624
【国際公開番号】WO2004/082332
【国際公開日】平成16年9月23日(2004.9.23)
【出願人】(301007744)シーメンス ヒアリング インストルメンツ インコーポレイテッド (7)
【氏名又は名称原語表記】Siemens Hearing Instruments,Inc.
【住所又は居所原語表記】10 Constitution Ave.,Piscataway,NJ 08855,U.S.A.