説明

脚絆機能付き作業ズボン

【課題】脚絆を装備しなくとも容易に作業ズボンを絞り、かつ絞った状態を維持することを実現した脚絆機能付き作業ズボンを提供する。
【解決手段】スライダ14を下ろし、一対の務歯列12a、12bを噛み合わせることによって裾口を絞り込むスライドファスナ10を有する作業ズボン1において、スライダ14に、作業ズボン1を着用した作業員が履いている履き物に連結するクリップ部材24を有するストラップ20を取り付けたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、脚絆機能付き作業ズボンに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、各種の作業を行う際に、作業ズボンの裾の乱れが作業の妨げとなる場合がある。このため、作業場によっては、脛部分に脚絆を取り付けて作業ズボンの裾が乱れないようにすることが義務付けられている場合がある。
【0003】
また、従来、特許文献1に示すように、作業ズボンにファスナを取り付け、ファスナを下ろすことによって裾口を絞るものが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2−131513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、作業現場へ行く場合に、その作業現場においては、脚絆を着けることが義務付けられていれば、作業員は脚絆を装備する必要がある。しかし、脚絆の着け外しは、作業員にとって面倒な作業であり、特に、作業現場で作業する技術系作業員以外の作業員、例えば、事務系作業員にとっては、着け方が分からない場合がある。
【0006】
そこで、特許文献1に示す技術のように、作業ズボンにファスナを取り付けることにより、ファスナを閉じることによって容易に裾口が絞られ、作業ズボンの裾が乱れないようにすることが可能となる。
【0007】
ここで、ファスナを閉じることによって裾口を絞る機能を有する作業ズボンにおいては、裾口が小さい方が作業ズボンの裾の乱れを抑えることに有利である。しかしながら、例えば、足首付近で裾口が絞られている場合に、作業中においてしゃがんだり立ち上がったりすると、裾口が脚に沿って上下する。この時に、スライダが上がってファスナが開くことにより、裾口が再び開いてしまうおそれがある。
【0008】
本発明は、このような問題点を解決し、脚絆を装備しなくとも容易に作業ズボンの裾を絞り、かつ裾を絞った状態で維持することを実現した脚絆機能付き作業ズボンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するため、本発明は、次に記載する構成を備えている。
【0010】
(1) スライダを下ろし、一対の務歯列を噛み合わせることによって裾口を絞り込むスライドファスナを有する作業ズボンにおいて、前記スライダに、当該作業ズボンを着用した作業員が履いている履き物に連結する連結手段を設けたことを特徴とする脚絆機能付き作業ズボン。
【0011】
(1)によれば、スライドファスナのスライダを下ろすことによって作業ズボンの裾口が絞り込まれるため、作業ズボンの裾が乱れないようにすることが可能となり、作業ズボンに脚絆機能を持たせることが可能になる。さらに、スライダが連結手段を介して作業員が履いている履き物(例えば、作業靴)に連結することが可能であるため、スライダが上方に移動して、スライドファスナが開いてしまうことが防止できる。これにより、ズボンの裾口を絞った状態で維持することが可能になる。
【0012】
(2) (1)において、前記一対の務歯列は、前記作業ズボンに前記裾口の上部の所定部位から、前記裾口に向かって拡がるように取り付けられており、前記スライダを下ろした際に、前記一対の務歯列が連結することによって前記作業ズボンの内側に形成された略三角形の折り畳み部を、作業員の脛の前に位置付けた状態で保持する保持手段を備えたことを特徴とする脚絆機能付き作業ズボン。
【0013】
(2)によれば、スライダを下ろしてスライドファスナを閉じた際に、作業ズボンの内側に形成された略三角形の折り畳み部が、作業員の脛の前に位置付けられるため、作業員の脛を保護することが可能になる。
【0014】
(3) (1)又は(2)において、前記連結手段は、作業員が履いている履き物の一部に挟み付ける挟持部と、前記スライダに一端が固定され、前記挟持部に他端が固定される伸縮部材とからなることを特徴とする脚絆機能付き作業ズボン。
【0015】
(3)によれば、作業員が立ったりしゃがんだりした場合、作業員が履いている履き物と裾との距離が変化するが、この距離の変化に応じて伸縮部材が伸縮することにより、連結手段による履き物と裾との連結状態が維持される。
【0016】
(4) (1)において、前記スライドファスナは、前記作業ズボンの一対の脚部にそれぞれ複数取り付けたことを特徴とする脚絆機能付き作業ズボン。
【0017】
(4)によれば、スライダを下ろすスライドファスナの数によって、裾口の絞り量が調整可能になる。
【0018】
(5) (4)において、前記スライドファスナは、2組取り付けられており、2組の前記スライドファスナの前記スライダに取り付けられている前記連結手段は、前記スライダを下ろした状態において、作業員の足首の両側部に位置することを特徴とする脚絆機能付き作業ズボン。
【0019】
(5)によれば、2つのスライダを下ろした場合に、連結手段を、作業員が履いている履き物(例えば、作業靴)に連結する以外でも、例えば、帯状部材の両端を保持させ、この帯状部材を作業者の足裏に掛けることによって、ズボンの裾口を絞った状態で維持することが可能になる。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、脚絆を装備しなくとも容易に作業ズボンを絞り、かつ絞った状態を維持することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の第1実施形態における脚絆機能付き作業ズボンの構成を示す説明図である。
【図2】図2は、図1(b)に示す状態における左足の裾口を上方視した場合の模式図である。
【図3】スライドファスナのスライダを下ろす様子を示す図である。
【図4】クリップ部材を靴に連結した状態を示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施形態における脚絆機能付き作業ズボンの構成を示す説明図である。
【図6】図5(b)に示す状態における左足の裾口を上方視した場合の模式図である。
【図7】本発明の第3実施形態における脚絆機能付き作業ズボンの構成を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0023】
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態における脚絆機能付き作業ズボンの構成を示す説明図であり、図1(a)は通常状態を示し、図1(b)は脚絆機能を用いた状態を示すものである。図2は、図1(b)に示す状態における左足の裾口を上方視した場合の模式図である。
【0024】
図1に示すように、作業ズボン1の左右の裾部には、スライドファスナ10が取り付けられている。なお、図1に示すように、作業ズボン1において、A方向を上方向、B方向を下方向、C方向を左方向、D方向を右方向と称することにする。すなわち、以降の説明における方向は、作業者を基準とした方向とする。
【0025】
スライドファスナ10は、一対の務歯列12a、12bと、スライダ14とを備えている。スライダ14には、連結部材に相当するストラップ20が取り付けられている。
【0026】
一対の務歯列12a、12bは、作業ズボン1における膝部の下部でかつ膝部に近い部位を基点として左右に拡がるように取り付けられており、作業ズボン1の下部には、務歯列12a、12bによって囲まれた三角形領域が形成される。また、務歯列12a、12bの上端部には、スライダ14が取り付けられており、このスライダ14を下ろすことによって務歯列12aと務歯列12bとが噛み合い連結される。そして、スライダ14を務歯列12a、12bの下端まで下げることにより、務歯列12aと務歯列12bの全体が連結され、スライドファスナ10が閉じるとともに、作業ズボン1の裾口が絞り込まれる。逆に、務歯列12a、12bの下端に位置するスライダ14を上げることによって連結が解除され、スライドファスナ10が開かれる。この時、絞り込まれた作業ズボン1の裾口が広げられる。
【0027】
ストラップ20は、スライダ14に一端部が連結する伸縮部材22と、この伸縮部材22の他端部に連結するクリップ部材24とを備えている。伸縮部材22としては、例えば、帯状あるいは棒状のゴムが適用可能である。クリップ部材24は、挟持部に相当するものであり、2枚の板状部材の中央部同士を回動可能に連結し、2枚の板状部材の一端部を閉じることにより他端部が開かれ、一端部を開くことにより他端部が閉じられた状態となるように構成し、この他端部において所定部材に挟着する部材である。
【0028】
また、図2に示すように、裾の裏側には、係合面部30aと被係合面部30bとからなる保持手段に相当する面ファスナ30が取り付けられている。係合面部30aと被係合面部30bとは、務歯列12a、12bにおいて、脛の内側(土踏まず側)に近い務歯列に対して線対称の位置に配置されている。具体的に、図1(a)に示す作業ズボン1において、係合面部30aと被係合面部30bは、務歯列12aを挟む位置に配置されている。
【0029】
次に、裾口の絞り方について説明する。まず、図1(a)に示す状態において、務歯列12a、12bによって囲まれた三角形領域を織り込むことにより略三角形の折り畳み部16(図1(b)参照)を形成する。具体的に、折り畳み部16は、務歯列12a、12bの上端、すなわち、三角形領域の頂点から、三角形領域の底辺の中央を結ぶラインを谷折りすることによって形成される。次に、折り畳み部16を作業者の脛の前方に位置付け、図2に示すように、係合面部30aと被係合面部30bとを連結して作業ズボン1の裏側に折り畳み部16を保持させるとともに、務歯列12aと務歯列12bとを対向させる。そして、図3に示すように、作業員が、務歯列12a、12bの上端部に位置するスライダ14を、務歯列12a、12bの下端側に下ろすことによってスライドファスナ10が閉じられる。
【0030】
このとき、作業ズボン1の裾口は、裾口における務歯列12aの下端と務歯列12bの下端とを結ぶラインの長さ分だけ絞られる。また、連結された務歯列12a、12bのラインは、作業者の脚の側方に位置する。すなわち右脚であれば右側に、左脚であれば左側に位置する。
【0031】
さらに、作業者は、作業ズボン1の着用後に靴を履いた際に、スライダ14とともに下ろされたストラップ20のクリップ部材24を、図4に示すように、靴の一部に挟着させ、スライダ14と靴とをストラップ20によって連結する。
【0032】
以上、説明したように、第1実施形態によれば、スライドファスナ10のスライダ14を下ろすことによって作業ズボン1の裾口が絞り込まれるため、作業ズボン1の裾が乱れを抑えることが容易に可能となり、作業ズボン1に脚絆機能を持たせることが可能になる。さらに、スライダ14がストラップ20を介して作業員が履いている靴に連結することが可能であるため、スライダ14が上方に移動して、スライドファスナ10が開放することが防止できる。これにより、作業ズボン1の裾口を絞った状態で維持することが可能になる。
【0033】
また、スライダ14を下ろした際に、作業ズボン1の内側に形成された略三角形の折り畳み部16が、作業員の脛の前に位置付けられるため、作業員の脛を保護することが可能になる。
【0034】
また、ストラップ20は、クリップ部材24と伸縮部材22とからなり、クリップ部材24を靴の一部に挟み付ける。これにより、作業員が立ったりしゃがんだりした場合、作業員が履いている靴と作業ズボン1の裾との距離が変化するが、この距離の変化に応じて伸縮部材22が伸縮することにより、クリップ部材24が靴から外れることを低減することが可能になり、ストラップ20による靴と裾との連結状態が維持される。
【0035】
[第2実施形態]
図5は、本発明の第2実施形態における脚絆機能付き作業ズボンの構成を示す説明図であり、図5(a)は通常状態を示し、図5(b)は脚絆機能を用いた状態を示すものである。図6は、図5(b)に示す状態における左足の裾口を上方視した場合の模式図である。なお、図1、図2に示す第1実施形態における部材と同一の部材又は同一機能の部材には、同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
【0036】
第1実施形態においては、連結された務歯列12a、12bのラインは、作業者の脚の側方に位置しているが、第2実施形態においては、作業者の脚の前方の中央部に位置している。具体的に、スライドファスナ10を開放した場合には、図5(a)に示すように、作業ズボン1における左右の脚部の中心線(図中P、Q参照)に対して、務歯列12aと務歯列12bとが線対称になるように配置されている。このため、務歯列12a、12bによって囲まれた三角形領域も、作業ズボン1における左右の脚部の中心線に対して線対称である。また、スライドファスナ10を開放した場合には、作業ズボン1における左右の脚部の中心線と、務歯列12aと務歯列12bとを連結してなるラインが一致する。
【0037】
また、作業ズボン1における裾口の裏側において、三角形領域の底辺の両端から、底辺を1/4に分割した分の距離だけ離れた地点に対して務歯列12a及び務歯列12b寄りの部位に、係合面部30aが取り付けられている。また、務歯列12a、12bに対して係合面部30aの線対称位置に被係合面部30bが取り付けられている。
【0038】
そして、作業ズボン1の裾口を絞る際には、三角形領域の頂点と、三角形領域の底辺における、務歯列12a、12bの下端に対して三角形領域の底辺を1/4に分割した分の距離だけ離れた地点とを結ぶラインを谷折りすることによって、2つの折り畳み部16を形成する。この2つの折り畳み部16は、作業ズボン1における左右の脚部の中心線に対して線対称である。また、図6に示すように、2つの折り畳み部16を作業ズボン1内側に折り曲げて係合面部30aと被係合面部30bとを連結させ、務歯列12aと務歯列12bとを対向させて、作業員が、務歯列12a、12bの上端部に位置するスライダ14を、務歯列12a、12bの下端側に下ろすことによってスライドファスナ10が閉じられる。これにより、作業ズボン1の裾口が絞られる。
【0039】
さらに、作業者は、作業ズボン1の着用後に靴を履いた際に、スライダ14とともに下ろされたストラップ20のクリップ部材24を、靴の一部、例えば、足の甲をカバーする部材の先端部に挟着させて、スライダ14と靴とをストラップ20によって連結する。
【0040】
以上、説明したように、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏するとともに、連結された務歯列12a、12bのラインが、作業者の脚の前方の中央部に位置するように、スライドファスナ10が取り付けられている。このため、作業ズボン1の裾口を絞る作業が行いやすくなる。
【0041】
[第3実施形態]
図7は、本発明の第3実施形態における脚絆機能付き作業ズボンの構成を示す説明図であり、図7(a)は通常状態を示し、図7(b)は脚絆機能を用いた状態を示すものである。なお、図1、図2に示す第1実施形態における部材と同一の部材又は同一機能の部材には、同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
【0042】
第1実施形態においては、作業ズボン1の裾口を絞るためのスライドファスナ10が1つ取り付けられている。それに対し、第3実施形態においては、図7(a)に示すように、2つのスライドファスナ10が、作業者の脚の左右に取り付けられている。
【0043】
スライドファスナ10の一対の務歯列12a、12bは、第1実施形態と同様に、作業ズボン1における膝部の下部を基点として左右に拡がるように取り付けられており、作業ズボン1の下部には、務歯列12a、12bによって囲まれた三角形領域が形成される。また、務歯列12a、12bの上端部には、スライダ14が取り付けられており、このスライダ14を下ろすことによって務歯列12a、12bが噛み合い連結される。そして、務歯列12a、12bの下端までスライダ14を下ろし、務歯列12a、12bの全体を連結してスライドファスナ10を閉じることにより、作業ズボン1の裾口が絞り込まれる。
【0044】
スライダ14にはストラップ20が取り付けられており、スライダ14を、務歯列12a、12bの下端まで下ろした場合に、図7(b)に示すように、作業員の足首の両側部(左右)にストラップ20が位置する。このため、左右のスライドファスナ10の少なくともいずれかにおけるスライダ14を下ろして作業ズボン1の裾口を絞り込んだ後に、第1実施形態と同様に、クリップ部材24を作業員の靴の一部に連結することにより、スライダ14が上方に移動してスライドファスナ10が開くことが防止できる。
【0045】
なお、2つのスライダ14を下ろした場合には、2つのクリップ部材24を作業員の靴の一部に連結してもよいが、それに限らず、図7(b)に示すように、2つのクリップ部材24と、例えば、布製の帯状部材40の両端部とを連結し、帯状部材40を作業員の足の裏に引っ掛けてもよい。これにより、スライダ14が上方に移動してスライドファスナ10が開くことが防止できる。
【0046】
以上、説明したように、第3実施形態によれば、2つのスライドファスナ10を備えているため、スライダ14を下ろすスライドファスナの数によって、裾口の絞り量を調整することが可能になる。また、2つのスライダを下ろした場合には、2つのクリップ部材24を作業員の靴の一部に連結すること以外でも、2つのクリップ部材24と帯状部材40の両端部とを連結し、帯状部材40を作業員の足の裏に引っ掛けることによって、ズボンの裾口を絞った状態で維持することが可能になる。特に、作業員の靴に、クリップ部材24を付けることが可能な部位が無い場合には、帯状部材40を利用することによってズボンの裾口を絞った状態で維持することが可能になる。
【0047】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に限るものではない。例えば、前述した実施形態では、靴にクリップ部材24を取り付けているが、靴に限らず、例えば、靴下であってもよく、クリップ部材24を取り付けることができる履き物であればよい。
【0048】
また、第3実施形態においては、2つのスライドファスナ10を備えているが、それ以上のスライドファスナ10を備えてもよい。この場合は、裾口の絞り量を、より作業員に合うように調整することができる。
【符号の説明】
【0049】
1 作業ズボン
10 スライドファスナ
12a、12b 務歯列
14 スライダ
16 折り畳み部
20 ストラップ
22 伸縮部材
24 クリップ部材
30 面ファスナ
30a 係合面部
30b 被係合面部
40 帯状部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スライダを下ろし、一対の務歯列を噛み合わせることによって裾口を絞り込むスライドファスナを有する作業ズボンにおいて、
前記スライダに、当該作業ズボンを着用した作業員が履いている履き物に連結する連結手段を設けたことを特徴とする脚絆機能付き作業ズボン。
【請求項2】
前記一対の務歯列は、前記裾口の上部の所定部位から、前記裾口に向かって拡がるように取り付けられており、
前記スライダを下ろした際に、前記一対の務歯列が連結することによって前記作業ズボンの内側に形成された略三角形の折り畳み部を、作業員の脛の前に位置付けた状態で保持する保持手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の脚絆機能付き作業ズボン。
【請求項3】
前記連結手段は、作業員が履いている履き物の一部に挟み付ける挟持部と、前記スライダに一端が固定され、前記挟持部に他端が固定される伸縮部材とからなることを特徴とする請求項1又は2記載の脚絆機能付き作業ズボン。
【請求項4】
前記スライドファスナは、前記作業ズボンの一対の脚部にそれぞれ複数取り付けたことを特徴とする請求項1記載の脚絆機能付き作業ズボン。
【請求項5】
前記スライドファスナは、2組取り付けられており、
2組の前記スライドファスナの前記スライダに取り付けられている前記連結手段は、前記スライダを下ろした状態において、作業員の足首の両側部に位置することを特徴とする請求項4記載の脚絆機能付き作業ズボン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−172290(P2012−172290A)
【公開日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−38225(P2011−38225)
【出願日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【出願人】(000211307)中国電力株式会社 (6,505)
【出願人】(596133119)中電プラント株式会社 (101)
【Fターム(参考)】