説明

脱臭装置

【課題】薄型でサイズが小さい脱臭装置を提供する。
【解決手段】ハウジング8内に、前記シロッコファン6を収納するファン収納部23と、シロッコファン6の回転軸方向と直交する方向において前記ファン収納部23に隣接する隣接空間部24が形成される。ファン収納部23と隣接空間部24を仕切る仕切部37の片側半部にシロッコファン6の吐出口27が設けられる。仕切部37に対向する隣接空間部24の側面部40に下流側開口部39が形成される。隣接空間部24にシロッコファン6の吐出口27と下流側開口部39を接続する風洞42が形成される。隣接空間部24において、仕切部37の吐出口27と反対側の半部及び隣接空間部24の吐出口27と反対側の壁部46に沿って機器収納部43が形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はトイレ等に設置される脱臭装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に示されるようにトイレ等に設置される脱臭装置が利用されている。また、従来、脱臭装置を狭い設置スペースに設置する場合や、設置した際に脱臭装置が邪魔にならないようにするために、薄型の脱臭装置を利用することが多々ある。
【0003】
ところで、ファンを用いて空気を吸引し、これを脱臭フィルターのような脱臭手段で脱臭し、この後、脱臭された空気を排出する脱臭装置にあっては、薄型化を実現するために、ファン自体の厚みが薄いシロッコファンを用いることが好ましい。
【0004】
ここで、脱臭装置からシロッコファンの排気方向とは異なる方向に排気を行う場合には、脱臭装置内においてシロッコファンの下流側に風路を形成する必要があるが、この他にも脱臭装置内には内装機器等を配設する必要があり、脱臭装置の厚みやサイズが大きくなるという問題がある。
【特許文献1】特開2003−278221号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、薄型でサイズが小さい脱臭装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本発明に係る脱臭装置は、吸気口7及び排気口9が設けられたハウジング8と、ハウジング8内に収納されて、前記吸気口7から空気を吸い込んで排気口9から排出するシロッコファン6と、排気口9から排出される空気を脱臭する脱臭手段を備え、ハウジング8内に、前記シロッコファン6を収納するファン収納部23と、シロッコファン6の回転軸方向と直交する方向において前記ファン収納部23に隣接する隣接空間部24が形成され、ファン収納部23と隣接空間部24を仕切る仕切部37の片側半部にシロッコファン6の吐出口27が設けられ、仕切部37に対向する隣接空間部24の側面部40に下流側開口部39が形成され、隣接空間部24にシロッコファン6の吐出口27と下流側開口部39を接続する風洞42が形成されて、該風洞42を介してシロッコファン6の吐出口27が排気口9に連通され、前記隣接空間部24において、仕切部37の吐出口27と反対側の半部及び隣接空間部24の吐出口27と反対側の壁部46に沿って機器収納部43が形成され、該機器収納部43に内装機器が配設されることを特徴とする。
【0007】
また、前記下流側開口部39はその開口面積が吐出口27の開口面積よりも大きく形成され、風洞42と機器収納部43の境界壁45が風洞42の下流側に行くに従って風洞42の幅が広がるように傾斜し、該風洞42における吐出口27よりも幅が広げられた部分に脱臭手段を構成する脱臭フィルター50が設けられることが好ましい。
【発明の効果】
【0008】
請求項1にあっては、内装機器が収納される機器収納部を、ファン収納部に隣接する隣接空間部において、仕切部の吐出口と反対側の半部の側方で且つ風洞が形成されていないデッドスペースに形成することができ、このため、ハウジング内のスペースを有効に利用でき、脱臭装置を薄型で且つ小さいものとすることができる。
【0009】
また、請求項2にあっては、脱臭フィルターを風洞におけるファンの吐出口よりも幅が広げられた部分に亘って設けられるので、脱臭効率を高いものとすることができ、また、境界壁をテーパー状に傾斜させたことにより、風洞を通過する空気の圧力損失を低減でき、これによりシロッコファンを小型化し、脱臭装置をさらに薄型で小さいものとすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態の一例を添付図面に基づいて説明する。
【0011】
図1及び図2に示すように、本例の脱臭装置1はトイレの便器2の側方の壁68に沿って配設され、便器2の左右方向における外側に配置されるものである。
【0012】
図3のようにトイレの床に設置される便器2は洋式便器であって、便器2の後部上端部には便座3及び便蓋4が回動自在に取り付けられている。便器2の後部には脱臭装置1とは別に図示しない脱臭機が設けられ、ボウル部5内の空気を後方の脱臭機に吸い込んでこれを脱臭できるようになっている。
【0013】
以下、本例の脱臭装置1について詳述する。なお、以下の脱臭装置1の説明では、特に記載する場合を除き、図2において紙面に対して垂直な方向を前後方向とし、且つ、図2紙面手前側を前方と規定して説明する。
【0014】
脱臭装置1は、ハウジング8に設けられた吸気口7からシロッコファン6によりトイレ内の空気を吸い込み、該空気を脱臭手段にて脱臭し、この後、ハウジング8に設けられた排気口9からトイレ内に排出するものである。
【0015】
図4に示すように、脱臭装置1は、前方に開口し且つ上下方向の厚みが薄い略矩形薄箱状に形成されたハウジング8と、ハウジング8内に配設された上下厚みの薄い薄型の脱臭ユニット10と、ハウジング8の前開口12の全体を覆うようにハウジング8に取り付けられた通気性を有する通気グリル13を備えている。
【0016】
脱臭ユニット10は、内ケーシング14に、シロッコファン6、シロッコファン6を駆動制御するファン駆動制御部15、脱臭手段を構成する脱臭フィルター50及び静電霧化装置17、静電霧化装置17を駆動制御する霧化装置駆動制御部18等が設けられてユニット化されたものである。
【0017】
内ケーシング14は、上下厚みが薄く且つ左右方向に長い略長方形状をした箱状部20と、該箱状部20の片側(便座3に着座した着座者を基準としたときの後側)の半部から下方に向けて突設された機器配設部21と、機器配設部21の下部から外側方に向けて突設された設置部22を備えている。
【0018】
図5に示すように、箱状部20内の平面視で左右方向に長い略長方形状の空間は箱状部20に形成された仕切部37により左右に二分されており、これにより、箱状部20の設置部22と反対側の半部の内部には平面視略矩形状のファン収納部23が形成されている。また、箱状部20の設置部22側の半部の内部にはファン収納部23と左右方向において隣接する平面視略矩形状の隣接空間部24が形成されている。
【0019】
ファン収納部23にはシロッコファン6が配設されている。シロッコファン6は、回転軸方向が上下方向と平行となる羽根25と、羽根25を収納する平面視略蝸牛状のファンケース26を備えている。
【0020】
シロッコファン6の外郭を構成するファンケース26の下面部にはシロッコファン6の吸入口30が形成され、ファンケース26の隣接空間部24側の側面部の後側半部には矩形状の吐出口27が突設されている。
【0021】
図6に示すように、ファン収納部23の底面部28には上下に貫通する吸込口29が形成されている。シロッコファン6の吸入口30は吸込口29を介してファン収納部23の下方の空間31に連通している。空間31の上面及び側面の夫々は箱状部20の下面部(ファン収納部23の底面部28)及び機器配設部21の側面部33によって構成され、該箱状部20の下面部及び機器配設部21の側面部33によって上流側風路形成部34が構成されている。
【0022】
脱臭ユニット10をハウジング8内に組み込むことで、ハウジング8内には上流側風路形成部34とハウジング8の内面とで構成され機器配設部21及びファン収納部23と区画された上流側風路35が形成される。つまり、この上流側風路35はシロッコファン6の吸入口30側である下方に位置し、シロッコファン6の回転軸方向と平行な上下方向においてシロッコファン6と並設されている。
【0023】
ファン収納部23の下方の空間31の前方には、ハウジング8の前面に設けられた通気グリル13の一側部(前記着座者を基準としたときの前側部分)が位置し、該通気グリル13の一側部における上流側風路35に対向する部分で吸気口7が構成される。また、上流側風路35には吸気口7から吸い込んだ空気に含まれる塵を捕集する防塵フィルター36が配設されている。
【0024】
図5に示すようにファン収納部23と隣接空間部24を仕切る仕切部37の後側半部には左右方向に貫通する開口からなる嵌込部38が形成されている。嵌込部38にはシロッコファン6の吐出口27が嵌め込まれている。
【0025】
仕切部37に対向する隣接空間部24の側面部40には矩形状の下流側開口部39が形成されている。下流側開口部39は側面部40の前後方向の略全長に亘り、その前後幅は吐出口27の前後幅よりも大きい。これにより下流側開口部39の開口面積は吐出口27よりも大きくなっている。
【0026】
隣接空間部24にはシロッコファン6の吐出口27から側方に向かって伸びて、吐出口27と下流側開口部39を連通接続する風洞42が形成されている。
【0027】
隣接空間部24において、仕切部37の前側半部の側方に位置し且つ風洞42が形成されていない残りの部位には機器収納部43が形成されており、該機器収納部43にファン駆動制御部15が配設されている。
【0028】
風洞42と機器収納部43は境界壁45にて前後に仕切られている。境界壁45の吐出口27側の端部は仕切部37の開口からなる嵌込部38の前縁に接続されている。風洞42の前面の一部を構成する境界壁45は、左右方向において、下流側(下流側開口部39側)に行くに従って風洞42の前後幅を広げるように傾斜している。仕切部37の下流側開口部39側の端部は箱状部20の前面部を構成する隣接空間部24の隣接空間部24の吐出口27と反対側の壁部46に接続され、これにより機器収納部43は仕切部37の吐出口27が設けられた側とは反対側の半部と壁部46に沿った平面視略直角三角形状に形成されている。
【0029】
上記風洞42によって下流側風路形成部47が構成される。また、設置部22の上方で且つ箱状部20の側方には風洞42に連通する空間48が形成される。
【0030】
脱臭ユニット10をハウジング8内に組み込むことで、ハウジング8内には下流側風路形成部47とハウジング8の内面とで構成され機器配設部21及びファン収納部23と区画された下流側風路49が形成される。この下流側風路49は、ファン6の吐出口27側である側方に位置する。
【0031】
箱状部20側方の空間48の前方には通気グリル13の吸気口7とは反対側の側部が位置し、該通気グリル13の他側部における下流側風路49に対応する部分で排気口9が構成される。
【0032】
風洞42の境界壁45よりも下流側には脱臭フィルター50が設けられている。脱臭フィルター50は空気中に含まれる臭気成分を吸着するための触媒が塗布されたものであり、触媒の作用により排気口9から吐出される空気の脱臭を行う。
【0033】
脱臭フィルター50は風洞42の仕切部37に設けられたファン6の吐出口27よりも前後幅が広げられた部分に配設される。
【0034】
静電霧化装置17は、液体を静電霧化することにより、発生した帯電微粒子液を前記脱臭フィルター50を通過した空気に供給して脱臭を行うものである。
【0035】
静電霧化装置17は、図7に概略的に示すように、熱交換部52、霧化部53、及びこれらを駆動制御する霧化装置駆動制御部18(図6参照)で構成され、このうち熱交換部52及び霧化部53が設置部22上に設置される。
【0036】
熱交換部52は、霧化液となる結露水を後述の霧化電極54に供給する霧化液供給手段を成すものであり、通電により冷却側及び放熱側を形成するペルチェユニット55から成る。ペルチェユニット55の冷却側に備えた冷却板56が熱交換部52の冷却部を成し、ペルチェユニット55の放熱側に備えた放熱フィン57が熱交換部52の放熱部を成す。
【0037】
熱交換部52の冷却板56からは、上方に向けて細長柱状の霧化電極54を突設している。霧化電極54を覆う枠体58には、霧化電極54の上方にて霧化電極54の先端と所定距離を隔てて対向する位置に対向電極59が固定されている。霧化電極54、枠体58、及び対向電極59により、帯電微粒子液を発生させる霧化部53が構成される。
【0038】
霧化電極54と対向電極59の間には、両電極54、59間に高電圧を印加する高電圧印加部60が設けられている。高電圧印加部60及びペルチェユニット55にはこれらを制御する制御部61が接続され、該制御部61と高電圧印加部60で霧化装置駆動制御部18が構成される。
【0039】
制御部61がペルチェユニット55に通電を開始すると、冷却板56を介して霧化電極54が冷却され、空気中の水分を基にして霧化電極54上には結露水が生成される。そして霧化電極54表面に霧化液としての水が保持された状態で、制御部61は高電圧印加部60により霧化電極54と対向電極59との間に高電圧を印加し、霧化電極54上の水を該霧化電極54の先端にて静電霧化させて帯電微粒子液を生成する。
【0040】
霧化部53で生成された帯電微粒子液は、上方の上流側風路35の空間48に向けて放出される。
【0041】
図6に示すように、静電霧化装置17の霧化装置駆動制御部18を構成する高電圧印加部60、基板62、コンデンサー63等は、機器配設部21内に配設される。この機器配設部21は上下方向において下流側風路49の風洞42と並設され且つ上流側風路35の空間48の側方に位置する。
【0042】
図1及び図2に示すように、脱臭装置1は便器2の側方に立設されたトイレの壁68に突設したカウンター65の下面に取り付けられ、ハウジング8の長手方向が前記着座者を基準としたときの前後方向と平行とされ、吸気口7が便器2の前部の上方部に臨む。
【0043】
脱臭装置1を利用する場合、シロッコファン6及び静電霧化装置17を駆動する。これにより、トイレ内の便器2前部の上方部の空気が通気グリル13の一部で構成された吸気口7から上流側風路35に吸い込まれ、この後、防塵フィルター36で塵等が除去されて、吸込口29及び吸入口30を介してファンケース26内に吸い込まれる。
【0044】
続いて、ファン6の吐出口27からファン6の回転軸方向と直交する側方の風洞42に向けて前記清浄化された空気が吐出され、この空気が脱臭フィルター50を通過して脱臭がなされ、次に、下流側開口部39から側方の空間48に吐出され、該空間48において静電霧化装置17で発生した帯電微粒子液が付与される。
【0045】
そしてこの後、前記通気グリル13の一部で構成された排気口9に至り、該排気口9から脱臭及び清浄化され且つ帯電微粒子液を含む空気がトイレ内の便器2後部の上方部に向けて排出される。
【0046】
前記帯電微粒子液はナノメータサイズを含む小さな粒径であり且つ強い電荷を持つものであって、高い脱臭効果や殺菌効果等の多様な効果を奏するものである。このため、前述のように脱臭後の空気に乗せて帯電微粒子液をトイレ内に放出することで、トイレ内の隅々にまで帯電微粒子液を行き渡らせて、トイレ内の脱臭や除菌を行うことができる。
【0047】
以上説明した脱臭装置1は、図6のように、ファン駆動制御部15が収納される機器収納部43を、ファン収納部23に隣接する隣接空間部24において、仕切部37の吐出口27と反対側の半部の側方で且つ風洞42が形成されていないデッドスペースに形成することができ、このため、ハウジング8内のスペースを有効に利用でき、脱臭装置1を薄型で且つ小さいものとすることができる。
【0048】
また、脱臭フィルター50は風洞42の仕切部37に設けられたファン6の吐出口27よりも前後幅が広げられた部分に亘って配設される。このため下流側風路49を流れる空気の脱臭フィルター50による脱臭効率を高めることができる。また、境界壁45をテーパー状に傾斜させたことにより、風洞42における圧力損失を低減できる。
【0049】
なお、上記の例では、脱臭装置1をトイレのカウンター65に取り付けたが、図8に示すように、脱臭装置1をトイレの壁68に沿って設置したカウンターキャビネット67に組み込んでも良く、また、図9に示すように脱臭装置1をトイレの壁68に直接設けても良い。
【0050】
また、上記の例では、機器配設部21に霧化装置駆動制御部18を設けると共に、機器収納部43にファン駆動制御部15が設けたが、機器配設部21やファン駆動制御部15に設けられる内装部品はこれら霧化装置駆動制御部18やファン駆動制御部15に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】本発明の実施形態の一例を示すトイレ設備の平面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上の便器の斜視図である。
【図4】同上の脱臭装置の分解斜視図である。
【図5】同上の脱臭ユニットの上側から見た斜視図である。
【図6】同上の脱臭ユニットの下側から見た斜視図である。
【図7】同上の静電霧化装置を概略的に示す説明図である。
【図8】同上の脱臭装置をカウンターキャビネットに設けた例を示す斜視図である。
【図9】同上の脱臭装置を壁に設けた例を示す断面図である。
【符号の説明】
【0052】
1 脱臭装置
6 シロッコファン
7 吸気口
8 ハウジング
9 排気口
23 ファン収納部
24 隣接空間部
27 吐出口
37 仕切部
39 下流側開口部
40 側面部
42 風洞
43 機器収納部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
吸気口及び排気口が設けられたハウジングと、ハウジング内に収納されて、前記吸気口から空気を吸い込んで排気口から排出するシロッコファンと、排気口から排出される空気を脱臭する脱臭手段を備え、ハウジング内に、前記シロッコファンを収納するファン収納部と、シロッコファンの回転軸方向と直交する方向において前記ファン収納部に隣接する隣接空間部が形成され、ファン収納部と隣接空間部を仕切る仕切部の片側半部にシロッコファンの吐出口が設けられ、仕切部に対向する隣接空間部の側面部に下流側開口部が形成され、隣接空間部にシロッコファンの吐出口と下流側開口部を接続する風洞が形成されて、該風洞を介してシロッコファンの吐出口が排気口に連通され、前記隣接空間部において、仕切部の吐出口と反対側の半部及び隣接空間部の吐出口と反対側の壁部に沿って機器収納部が形成され、該機器収納部に内装機器が配設されることを特徴とする脱臭装置。
【請求項2】
前記下流側開口部はその開口面積が吐出口の開口面積よりも大きく形成され、風洞と機器収納部の境界壁が風洞の下流側に行くに従って風洞の幅が広がるように傾斜し、該風洞における吐出口よりも幅が広げられた部分に脱臭手段を構成する脱臭フィルターが設けられることを特徴とする請求項1に記載の脱臭装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2010−99145(P2010−99145A)
【公開日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−271424(P2008−271424)
【出願日】平成20年10月21日(2008.10.21)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】