膝伸展筋力測定装置
【課題】安定して、確実に、容易な操作で、再現性を有した測定ができる膝伸展筋力測定装置を提供すること。
【解決手段】センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、三脚椅子5と、センサー2に設けられる表示器6とからなり、索体3を患者の足首に止着し、捕捉具4を三脚椅子5の後中脚7に掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展しその動作に係る筋力を表示器6に表示させて膝の伸展筋力を測定することを特徴とする膝伸展筋力測定装置である。
【解決手段】センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、三脚椅子5と、センサー2に設けられる表示器6とからなり、索体3を患者の足首に止着し、捕捉具4を三脚椅子5の後中脚7に掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展しその動作に係る筋力を表示器6に表示させて膝の伸展筋力を測定することを特徴とする膝伸展筋力測定装置である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人の膝の伸展に掛かる筋力を測定する膝伸展筋力測定装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術は、測定部と牽引シャフトと牽引用無端ベルトと押圧用ハンドルとからなる。
押圧ハンドルを検者が持ち、牽引用無端ベルトに腕を掛けた被検者が引いて腕の屈曲による筋力を測定する。
低価格、省スペースの効果がある。
【特許文献1】特開平9−56704号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来技術は、低価格、省スペースの効果がある。しかし、押圧用ハンドルが固定されていないので測定動作が不安定である。測定動作は検者の経験により巧拙が現われ、一定でなく、測定動作は容易でない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の目的は、安定して、確実に、容易な操作で、再現性を有した測定ができる膝伸展筋力測定装置を提供することにある。
即ち本発明は、センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、三脚椅子5と、センサー2に設けられる表示器6とからなり、索体3を患者の足首に止着し、捕捉具4を三脚椅子5の後中脚7に掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展しその動作に係る筋力を表示器6に表示させて膝の伸展筋力を測定することを特徴とする膝伸展筋力測定装置である。
或いは、センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、三脚椅子5と、センサー2に接続され該センサー2の検出信号を演算し加工し表示する演算記憶装置21とからなり、演算記憶装置21は、測定値を記憶し、画面31にグラフ表示するものであり、索体3を患者の足首に止着し、三脚椅子5の後中脚7に捕捉具4を掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展しその動作に係る筋力を演算記憶装置21に表示させて膝の伸展筋力を測定する。
又、演算記憶装置21には、個人メモリカード25を差し込み該個人メモリカード25に筋力測定値を記憶させる記録部24が設けられる。
更に、演算記憶装置21に接続されるケーブル23と、パソコン22とが設けられ、パソコン22は、患者毎の測定値を記録し、該測定値を、パソコン22に予め記憶させた標準値と比較して評価を得、又、各患者が自分の過去の測定値と比較した評価を得る。
或いは、センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、本体28aの内側に円形凹部28cと直角凹部28bとを有するクランプ28と、椅子40と、椅子40の下方又は下方且つ後方に設けられクランプ28を掛止できるクランプ掛止体41と、センサー2に接続され該センサー2の検出信号を演算し加工し表示する演算記憶装置21とからなり、前記演算記憶装置21は、測定値を記憶し、画面31にグラフ表示するものであり、クランプ掛止部41にクランプ28を掛止し、該クランプ28に捕捉具4を掛止し、索体3の先部を椅子40に腰掛けた患者の足首に止着し、該患者が膝を伸展しその動作に係る筋力を演算記憶装置21に表示させて膝の伸展筋力を測定する。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、索体3の先部を患者の足首に止着し、三脚椅子5の後中脚7に捕捉具4を掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展して伸展筋力を測定するものであるから、構成が簡単であり、安価に製作でき、又、準備作業が、捕捉具4を三脚椅子5の後部にあって左右方向の中央にある後中脚7の掛け環15に掛止させるだけの容易な操作でよく、安全に安定した状態で、容易に測定でき、好都合である。
更に、三脚椅子5を用いれば、三脚椅子5の腰掛けた患者の下腿と後中脚7との間に、センサー2の占める空間が座部16の下方に確保でき、好都合である。
又、三脚椅子5は、脚を必要な所へ最小限の数の3本だけ設けており、安価に、軽量に製作でき、好都合である。
【0006】
本発明は、索体3の先部を患者の足首に止着し、三脚椅子5の後中脚7に捕捉具4を掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展して伸展筋力を測定するものであるから、構成が簡単であり、安価に製作でき、好都合である。
又、膝伸展筋力の測定に係る準備作業が、捕捉具4を三脚椅子5の後中脚7に掛止させるだけの操作でよく、容易であり、好都合である。
又、演算記憶装置21には測定値が記憶でき、該測定値が画面31にリアルタイムにグラフで表示され、グラフから筋力の発現状況が分かり、測定及び診断上有利であり、好都合である。
【0007】
本発明に係る演算記憶装置21には、個人メモリカード25を差し込みこれに測定値を追加記憶させる記録部24が設けられる。
この構成によれば、患者が自分の個人メモリカード25を持つので、個人メモリカード25を適宜な読み出し器(図示省略)に入れて再現すれば、患者は医者に聞かなくても自分の膝伸展力が分かり、好都合である。
又、測定時に、個人メモリカード25を記録部24に入れると測定データが個人メモリカード25に蓄積できる。医者は、測定データを患者別に仕分けしなくてよく手数が省け、又、個人メモリカード25の操作が簡便であり、又、必要過去のデータとの比較が容易にでき、好都合である。
【0008】
本発明は、演算記憶装置21に接続されるケーブル23と、パソコン22とが設けられ、パソコン22は、個人ごとの測定データを記録し、該測定データを、パソコン22に予め記憶させた標準値と比較して評価を得、又、各個人が自己の過去のデータと比較して評価を得るものである。
この構成によれば、測定データを、ケーブル23を接続してパソコン22へ取り込み、自動的に個人別に蓄積でき、好都合である。
又、測定データを標準データと比較し、評価することが簡単にでき、好都合である。
【0009】
本発明は、クランプ掛止部41にクランプ28を掛止し、該クランプ28に捕捉具4を掛止し、索体3の先部を椅子40に腰掛けた患者の足首に止着し、該患者が膝を伸展しその動作に係る筋力を演算記憶装置21に表示させて膝の伸展筋力を測定するものである。
この構成によれば、既存の椅子40のクランプ掛止体41にクランプ28を掛止して、これに捕捉具4を掛止して測定するものであり、クランプ28はクランプ掛止体41が円柱であっても角柱であっても確実に取り付けることができ、又、クランプ28の掛け環15に捕捉具4を容易に取り付けることができ、測定に係る準備が簡単であり、好都合である。
又、クランプを掛止できる椅子支柱部27、背凭支柱部43、その他の適宜フレームであるクランプ掛止部41は、筋力運動装置によく存在するものであるから、クランプ28とセンサー2等を用いた本発明は利用し易いものとなり、本発明の汎用性は高く、好都合である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
安定して確実に再現性を有した測定ができ、容易な操作で測定できる膝伸展筋力測定装置を提供する目的を、
センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、三脚椅子5と、センサー2に設けられる表示器6とからなり、索体3の先部を患者の足首に止着し、三脚椅子5の後中脚7に捕捉具4を掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展して伸展筋力を測定するものとして、実現した。
【実施例1】
【0011】
図1に本発明の膝伸展筋力測定装置1の実施例1を示す。
実施例1は、センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、三脚椅子5と、センサー2に設けられる表示器6とからなる。
前記索体3の先部を患者の足首に止着し、三脚椅子5の後中脚7に捕捉具4を掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展して伸展筋力を測定するものである。
【0012】
センサー2は、引っ張り力をセンシングする歪みゲージ(図示省略)と、歪みゲージを保持する筐体8とからなる。筐体8の前部2a及び後部2bには前・後連結突起部9・10が形成される。前連結突起部9には連結環11が連結される。
【0013】
表示器6はセンサー2の上部の見易い位置に設けられる。
表示器6は、センサー2の出力値を演算して得る筋力値を表示するものである。
【0014】
索体3は、ベルト12と、ベルト12の途中に係止され足首に装着するアタッチメント13と、ベルト12の一端に設けられベルト12の長さを調節するベルト固定金具14とからなる。
ベルト12の他端は、連結環11に挿通した後、ベルト固定金具14に挿通され、該ベルト固定金具14に掛止され、当該ベルト長が決定される。
【0015】
捕捉具4は、センサー2の後連結突起部10に連結されており、センサー2を三脚椅子5の後中脚7の掛け環15に掛止し又は掛止解除する部材である。
【0016】
三脚椅子5は、座部16と、前左脚17と、前右脚18と、逆T字形の後中脚7とからなる。
後中脚7の縦部分7aは座部16の下方後部にあって左右方向の中央に垂直向に設けられ、該縦部分7aの中間の内側に前記掛け環15が形成される。座部16の裏面と後中脚7とに補強枠19が架設される。
図1中、33は面状テープ固定部である。
【0017】
実施例1を用いて患者の膝の伸展筋力を測定する。その場合の準備は、先ず患者は三脚椅子5に腰掛ける。
次に、索体3のアタッチメント13を患者の片足の足首に止着する。索体3を、センサー2の連結環11に挿通する。
センサー2の捕捉具4を、三脚椅子5の後中脚7の掛け環15に掛止する。
ベルト固定金具14のレバー20を押し、ベルト12の長さを調節し固定する。
【0018】
三脚椅子5に腰掛けた患者が、屈曲した膝を伸展し、測定を開始する。
伸展すると索体3が引っ張られ、索体3の張力がセンサー2に掛かり、当該センサー2が索体3の張力を検出する。
センサー2で検出した値を制御器(図示省略)で演算し筋力値に変換する。
筋力値の最大値を表示器6に数字表示し、施療者は表示器6の数値から、患者の膝の伸展筋力の最大値を測定する。
【実施例2】
【0019】
図2、3に示す実施例2は、実施例1のセンサー2に、演算記憶装置21とパソコン22を接続したものである。
実施例2に係る演算記憶装置21は、センサー2にセンサーケーブル32で接続され、該センサー2の検出信号を演算し加工し表示するものである。
演算記憶装置21は、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展して得た伸展筋力に係る測定値を記憶すると共に、該測定値を画面31にグラフ表示するものである。
【0020】
前記演算記憶装置21には、個人メモリカード25を差し込みこれに測定値を追加記憶させる記録部24が設けられる。
個人メモリカード25は、患者毎に製作される電子データを記録するカードである。
【0021】
パソコン22は、演算記憶装置21にケーブル23で接続され、個人ごとに当該患者の筋力を評価し表示するものである。
即ち、パソコン22は、個人ごとの測定データを記録し、該測定データを、パソコン22に予め記憶させた所定の標準値と比較して評価し、その評価結果を表示するものである。
又、各患者が自己の過去のデータと比較して評価し、その評価結果を表示するものである。
【0022】
実施例2を用いて筋力測定をする。
膝を伸展させた時の筋力値が、演算記憶装置21に記録されると共に、該演算記憶装置21に筋力値がY軸方向に時間がX軸にグラフ表示される。
【0023】
演算記憶装置21の記録部24に個人メモリカード25を差し込めば、該カード25に今の測定値が追加記録される。
患者は個人メモリカード25の記録データを再生する再生器(図示省略)に差し込めば、自己の膝伸展の筋力値が分かる。
【0024】
パソコン22に、予め作成した評価用の標準値を記録しておく。
測定した筋力値を標準値と比較し、該標準値に対する段階評価をし、その評価結果を表示する。
或いは、標準値を基に個人毎に設定した目標値に対する達成率を評価し、その評価値を表示する。
【0025】
又、パソコン22は各患者の過去のデータを記録している。
現在測定した筋力値と、患者自身の過去データとを比較して、該過去データに対する評価をし、患者の筋力運動の進展割合を算出し、その算出値を表示する。
患者は自己の筋力の程度を知ると共に、筋力運動の回復状況を知り筋力運動の成果を確認する。これらの評価は、診断の資料となり、更に、患者の運動意欲の亢進が期待できる。
図2中、34はセンサーコネクターである。
【実施例3】
【0026】
図4に示す実施例3は、実施例1の三脚椅子5を、椅子40に代えたものである。
実施例3は、下肢伸展運動機(=レッグエクステンション)35の椅子40(=具体例では一本支柱椅子26)の椅子支柱部27に掛着・離脱できるクランプ28が付加される。
一本支柱椅子26の直後には、背凭支柱部43に支持された背凭42が設けられる。
【0027】
クランプ28は、C字形の本体28aと、本体28aの一方部外側にクランプ掛け環29が形成され、本体28aの他方部にはクランプ調整ノブ30が設けられる。
図4に示す前記本体28aの一方部内側には、椅子支柱部27に確実に固定できるように、縦方向に直角凹部28bが設けられる。
【0028】
更に、円形凹部28cも縦方向に設けられており、椅子支柱部27が角柱であっても円柱であっても、その椅子支柱部27にクランプ28を確実に取り付けることができる。
クランプ28を掛止するクランプ掛止体41は、椅子支柱部27、及び背凭支柱部43、その他クランプ28を掛止できるフレーム36である。
【0029】
筋力測定の準備作業に当っては、アタッチメント13を患者足首に装着する。
次に、クランプ28をクランプ掛止体41に掛止する。
即ち、クランプ28を一本支柱椅子26の角柱でなる椅子支柱部27に当てがい、クランプ調整ノブ30を締め、クランプ28を椅子支柱部27に掛止固定する。
続いて、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4をクランプ掛け環29に掛ける。
【0030】
一本支柱椅子26に腰掛けた患者が、膝を伸展して、伸展筋力をセンサー2及び演算記憶装置21で測定する。
前述の準備ではクランプ28を椅子支柱部27に掛止したが、他の準備例ではこのクランプ28を背凭支柱部43へ掛止してもよい。
【0031】
図4中、37はロール、38は錘、39はアームである。
又、実施例3は、前記下肢伸展運動機35に限らず、下肢屈曲運動機、体幹伸展運動機、その他の運動機のクランプ掛止体41に取り付けて下肢伸展筋力を測定することができる。
【産業上の利用可能性】
【0032】
センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、三脚椅子5と、センサー2に設けられる表示器6とからなり、索体3を患者の足首に止着し、捕捉具4を三脚椅子5の後中脚7に掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展して伸展筋力を測定するものによって、安定して、確実に、容易な操作で、再現性を有した測定ができる膝伸展筋力測定装置に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の実施例1の斜視図である。
【図2】本発明の実施例2のセンサー等の部分図である。
【図3】本発明の実施例2の右側面である。
【図4】本発明の実施例3の椅子を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0034】
1 膝伸展筋力測定装置
2 センサー
2a前部
2b後部
3 索体
4 捕捉具
5 三脚椅子
6 表示器
7 後中脚
21 演算記憶装置
22 パソコン
23 ケーブル
24 記録部
25 個人メモリカード
26 一本支柱椅子
27 支柱部
28 クランプ
28a本体
28b直角凹部
28c円形凹部
31 画面
40 椅子
41 クランプ掛止体
【技術分野】
【0001】
本発明は、人の膝の伸展に掛かる筋力を測定する膝伸展筋力測定装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術は、測定部と牽引シャフトと牽引用無端ベルトと押圧用ハンドルとからなる。
押圧ハンドルを検者が持ち、牽引用無端ベルトに腕を掛けた被検者が引いて腕の屈曲による筋力を測定する。
低価格、省スペースの効果がある。
【特許文献1】特開平9−56704号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来技術は、低価格、省スペースの効果がある。しかし、押圧用ハンドルが固定されていないので測定動作が不安定である。測定動作は検者の経験により巧拙が現われ、一定でなく、測定動作は容易でない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の目的は、安定して、確実に、容易な操作で、再現性を有した測定ができる膝伸展筋力測定装置を提供することにある。
即ち本発明は、センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、三脚椅子5と、センサー2に設けられる表示器6とからなり、索体3を患者の足首に止着し、捕捉具4を三脚椅子5の後中脚7に掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展しその動作に係る筋力を表示器6に表示させて膝の伸展筋力を測定することを特徴とする膝伸展筋力測定装置である。
或いは、センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、三脚椅子5と、センサー2に接続され該センサー2の検出信号を演算し加工し表示する演算記憶装置21とからなり、演算記憶装置21は、測定値を記憶し、画面31にグラフ表示するものであり、索体3を患者の足首に止着し、三脚椅子5の後中脚7に捕捉具4を掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展しその動作に係る筋力を演算記憶装置21に表示させて膝の伸展筋力を測定する。
又、演算記憶装置21には、個人メモリカード25を差し込み該個人メモリカード25に筋力測定値を記憶させる記録部24が設けられる。
更に、演算記憶装置21に接続されるケーブル23と、パソコン22とが設けられ、パソコン22は、患者毎の測定値を記録し、該測定値を、パソコン22に予め記憶させた標準値と比較して評価を得、又、各患者が自分の過去の測定値と比較した評価を得る。
或いは、センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、本体28aの内側に円形凹部28cと直角凹部28bとを有するクランプ28と、椅子40と、椅子40の下方又は下方且つ後方に設けられクランプ28を掛止できるクランプ掛止体41と、センサー2に接続され該センサー2の検出信号を演算し加工し表示する演算記憶装置21とからなり、前記演算記憶装置21は、測定値を記憶し、画面31にグラフ表示するものであり、クランプ掛止部41にクランプ28を掛止し、該クランプ28に捕捉具4を掛止し、索体3の先部を椅子40に腰掛けた患者の足首に止着し、該患者が膝を伸展しその動作に係る筋力を演算記憶装置21に表示させて膝の伸展筋力を測定する。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、索体3の先部を患者の足首に止着し、三脚椅子5の後中脚7に捕捉具4を掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展して伸展筋力を測定するものであるから、構成が簡単であり、安価に製作でき、又、準備作業が、捕捉具4を三脚椅子5の後部にあって左右方向の中央にある後中脚7の掛け環15に掛止させるだけの容易な操作でよく、安全に安定した状態で、容易に測定でき、好都合である。
更に、三脚椅子5を用いれば、三脚椅子5の腰掛けた患者の下腿と後中脚7との間に、センサー2の占める空間が座部16の下方に確保でき、好都合である。
又、三脚椅子5は、脚を必要な所へ最小限の数の3本だけ設けており、安価に、軽量に製作でき、好都合である。
【0006】
本発明は、索体3の先部を患者の足首に止着し、三脚椅子5の後中脚7に捕捉具4を掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展して伸展筋力を測定するものであるから、構成が簡単であり、安価に製作でき、好都合である。
又、膝伸展筋力の測定に係る準備作業が、捕捉具4を三脚椅子5の後中脚7に掛止させるだけの操作でよく、容易であり、好都合である。
又、演算記憶装置21には測定値が記憶でき、該測定値が画面31にリアルタイムにグラフで表示され、グラフから筋力の発現状況が分かり、測定及び診断上有利であり、好都合である。
【0007】
本発明に係る演算記憶装置21には、個人メモリカード25を差し込みこれに測定値を追加記憶させる記録部24が設けられる。
この構成によれば、患者が自分の個人メモリカード25を持つので、個人メモリカード25を適宜な読み出し器(図示省略)に入れて再現すれば、患者は医者に聞かなくても自分の膝伸展力が分かり、好都合である。
又、測定時に、個人メモリカード25を記録部24に入れると測定データが個人メモリカード25に蓄積できる。医者は、測定データを患者別に仕分けしなくてよく手数が省け、又、個人メモリカード25の操作が簡便であり、又、必要過去のデータとの比較が容易にでき、好都合である。
【0008】
本発明は、演算記憶装置21に接続されるケーブル23と、パソコン22とが設けられ、パソコン22は、個人ごとの測定データを記録し、該測定データを、パソコン22に予め記憶させた標準値と比較して評価を得、又、各個人が自己の過去のデータと比較して評価を得るものである。
この構成によれば、測定データを、ケーブル23を接続してパソコン22へ取り込み、自動的に個人別に蓄積でき、好都合である。
又、測定データを標準データと比較し、評価することが簡単にでき、好都合である。
【0009】
本発明は、クランプ掛止部41にクランプ28を掛止し、該クランプ28に捕捉具4を掛止し、索体3の先部を椅子40に腰掛けた患者の足首に止着し、該患者が膝を伸展しその動作に係る筋力を演算記憶装置21に表示させて膝の伸展筋力を測定するものである。
この構成によれば、既存の椅子40のクランプ掛止体41にクランプ28を掛止して、これに捕捉具4を掛止して測定するものであり、クランプ28はクランプ掛止体41が円柱であっても角柱であっても確実に取り付けることができ、又、クランプ28の掛け環15に捕捉具4を容易に取り付けることができ、測定に係る準備が簡単であり、好都合である。
又、クランプを掛止できる椅子支柱部27、背凭支柱部43、その他の適宜フレームであるクランプ掛止部41は、筋力運動装置によく存在するものであるから、クランプ28とセンサー2等を用いた本発明は利用し易いものとなり、本発明の汎用性は高く、好都合である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
安定して確実に再現性を有した測定ができ、容易な操作で測定できる膝伸展筋力測定装置を提供する目的を、
センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、三脚椅子5と、センサー2に設けられる表示器6とからなり、索体3の先部を患者の足首に止着し、三脚椅子5の後中脚7に捕捉具4を掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展して伸展筋力を測定するものとして、実現した。
【実施例1】
【0011】
図1に本発明の膝伸展筋力測定装置1の実施例1を示す。
実施例1は、センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、三脚椅子5と、センサー2に設けられる表示器6とからなる。
前記索体3の先部を患者の足首に止着し、三脚椅子5の後中脚7に捕捉具4を掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展して伸展筋力を測定するものである。
【0012】
センサー2は、引っ張り力をセンシングする歪みゲージ(図示省略)と、歪みゲージを保持する筐体8とからなる。筐体8の前部2a及び後部2bには前・後連結突起部9・10が形成される。前連結突起部9には連結環11が連結される。
【0013】
表示器6はセンサー2の上部の見易い位置に設けられる。
表示器6は、センサー2の出力値を演算して得る筋力値を表示するものである。
【0014】
索体3は、ベルト12と、ベルト12の途中に係止され足首に装着するアタッチメント13と、ベルト12の一端に設けられベルト12の長さを調節するベルト固定金具14とからなる。
ベルト12の他端は、連結環11に挿通した後、ベルト固定金具14に挿通され、該ベルト固定金具14に掛止され、当該ベルト長が決定される。
【0015】
捕捉具4は、センサー2の後連結突起部10に連結されており、センサー2を三脚椅子5の後中脚7の掛け環15に掛止し又は掛止解除する部材である。
【0016】
三脚椅子5は、座部16と、前左脚17と、前右脚18と、逆T字形の後中脚7とからなる。
後中脚7の縦部分7aは座部16の下方後部にあって左右方向の中央に垂直向に設けられ、該縦部分7aの中間の内側に前記掛け環15が形成される。座部16の裏面と後中脚7とに補強枠19が架設される。
図1中、33は面状テープ固定部である。
【0017】
実施例1を用いて患者の膝の伸展筋力を測定する。その場合の準備は、先ず患者は三脚椅子5に腰掛ける。
次に、索体3のアタッチメント13を患者の片足の足首に止着する。索体3を、センサー2の連結環11に挿通する。
センサー2の捕捉具4を、三脚椅子5の後中脚7の掛け環15に掛止する。
ベルト固定金具14のレバー20を押し、ベルト12の長さを調節し固定する。
【0018】
三脚椅子5に腰掛けた患者が、屈曲した膝を伸展し、測定を開始する。
伸展すると索体3が引っ張られ、索体3の張力がセンサー2に掛かり、当該センサー2が索体3の張力を検出する。
センサー2で検出した値を制御器(図示省略)で演算し筋力値に変換する。
筋力値の最大値を表示器6に数字表示し、施療者は表示器6の数値から、患者の膝の伸展筋力の最大値を測定する。
【実施例2】
【0019】
図2、3に示す実施例2は、実施例1のセンサー2に、演算記憶装置21とパソコン22を接続したものである。
実施例2に係る演算記憶装置21は、センサー2にセンサーケーブル32で接続され、該センサー2の検出信号を演算し加工し表示するものである。
演算記憶装置21は、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展して得た伸展筋力に係る測定値を記憶すると共に、該測定値を画面31にグラフ表示するものである。
【0020】
前記演算記憶装置21には、個人メモリカード25を差し込みこれに測定値を追加記憶させる記録部24が設けられる。
個人メモリカード25は、患者毎に製作される電子データを記録するカードである。
【0021】
パソコン22は、演算記憶装置21にケーブル23で接続され、個人ごとに当該患者の筋力を評価し表示するものである。
即ち、パソコン22は、個人ごとの測定データを記録し、該測定データを、パソコン22に予め記憶させた所定の標準値と比較して評価し、その評価結果を表示するものである。
又、各患者が自己の過去のデータと比較して評価し、その評価結果を表示するものである。
【0022】
実施例2を用いて筋力測定をする。
膝を伸展させた時の筋力値が、演算記憶装置21に記録されると共に、該演算記憶装置21に筋力値がY軸方向に時間がX軸にグラフ表示される。
【0023】
演算記憶装置21の記録部24に個人メモリカード25を差し込めば、該カード25に今の測定値が追加記録される。
患者は個人メモリカード25の記録データを再生する再生器(図示省略)に差し込めば、自己の膝伸展の筋力値が分かる。
【0024】
パソコン22に、予め作成した評価用の標準値を記録しておく。
測定した筋力値を標準値と比較し、該標準値に対する段階評価をし、その評価結果を表示する。
或いは、標準値を基に個人毎に設定した目標値に対する達成率を評価し、その評価値を表示する。
【0025】
又、パソコン22は各患者の過去のデータを記録している。
現在測定した筋力値と、患者自身の過去データとを比較して、該過去データに対する評価をし、患者の筋力運動の進展割合を算出し、その算出値を表示する。
患者は自己の筋力の程度を知ると共に、筋力運動の回復状況を知り筋力運動の成果を確認する。これらの評価は、診断の資料となり、更に、患者の運動意欲の亢進が期待できる。
図2中、34はセンサーコネクターである。
【実施例3】
【0026】
図4に示す実施例3は、実施例1の三脚椅子5を、椅子40に代えたものである。
実施例3は、下肢伸展運動機(=レッグエクステンション)35の椅子40(=具体例では一本支柱椅子26)の椅子支柱部27に掛着・離脱できるクランプ28が付加される。
一本支柱椅子26の直後には、背凭支柱部43に支持された背凭42が設けられる。
【0027】
クランプ28は、C字形の本体28aと、本体28aの一方部外側にクランプ掛け環29が形成され、本体28aの他方部にはクランプ調整ノブ30が設けられる。
図4に示す前記本体28aの一方部内側には、椅子支柱部27に確実に固定できるように、縦方向に直角凹部28bが設けられる。
【0028】
更に、円形凹部28cも縦方向に設けられており、椅子支柱部27が角柱であっても円柱であっても、その椅子支柱部27にクランプ28を確実に取り付けることができる。
クランプ28を掛止するクランプ掛止体41は、椅子支柱部27、及び背凭支柱部43、その他クランプ28を掛止できるフレーム36である。
【0029】
筋力測定の準備作業に当っては、アタッチメント13を患者足首に装着する。
次に、クランプ28をクランプ掛止体41に掛止する。
即ち、クランプ28を一本支柱椅子26の角柱でなる椅子支柱部27に当てがい、クランプ調整ノブ30を締め、クランプ28を椅子支柱部27に掛止固定する。
続いて、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4をクランプ掛け環29に掛ける。
【0030】
一本支柱椅子26に腰掛けた患者が、膝を伸展して、伸展筋力をセンサー2及び演算記憶装置21で測定する。
前述の準備ではクランプ28を椅子支柱部27に掛止したが、他の準備例ではこのクランプ28を背凭支柱部43へ掛止してもよい。
【0031】
図4中、37はロール、38は錘、39はアームである。
又、実施例3は、前記下肢伸展運動機35に限らず、下肢屈曲運動機、体幹伸展運動機、その他の運動機のクランプ掛止体41に取り付けて下肢伸展筋力を測定することができる。
【産業上の利用可能性】
【0032】
センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、三脚椅子5と、センサー2に設けられる表示器6とからなり、索体3を患者の足首に止着し、捕捉具4を三脚椅子5の後中脚7に掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展して伸展筋力を測定するものによって、安定して、確実に、容易な操作で、再現性を有した測定ができる膝伸展筋力測定装置に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の実施例1の斜視図である。
【図2】本発明の実施例2のセンサー等の部分図である。
【図3】本発明の実施例2の右側面である。
【図4】本発明の実施例3の椅子を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0034】
1 膝伸展筋力測定装置
2 センサー
2a前部
2b後部
3 索体
4 捕捉具
5 三脚椅子
6 表示器
7 後中脚
21 演算記憶装置
22 パソコン
23 ケーブル
24 記録部
25 個人メモリカード
26 一本支柱椅子
27 支柱部
28 クランプ
28a本体
28b直角凹部
28c円形凹部
31 画面
40 椅子
41 クランプ掛止体
【特許請求の範囲】
【請求項1】
センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、三脚椅子5と、センサー2に設けられる表示器6とからなり、
索体3を患者の足首に止着し、捕捉具4を三脚椅子5の後中脚7に掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展しその動作に係る筋力を表示器6に表示させて膝の伸展筋力を測定することを特徴とする膝伸展筋力測定装置。
【請求項2】
センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、三脚椅子5と、センサー2に接続され該センサー2の検出信号を演算し加工し表示する演算記憶装置21とからなり、演算記憶装置21は、測定値を記憶し、画面31にグラフ表示するものであり、
索体3を患者の足首に止着し、三脚椅子5の後中脚7に捕捉具4を掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展しその動作に係る筋力を演算記憶装置21に表示させて膝の伸展筋力を測定することを特徴とする膝伸展筋力測定装置。
【請求項3】
演算記憶装置21には、個人メモリカード25を差し込み該個人メモリカード25に筋力測定値を記憶させる記録部24が設けられることを特徴とする請求項2記載の膝伸展筋力測定装置。
【請求項4】
演算記憶装置21に接続されるケーブル23と、パソコン22とが設けられ、パソコン22は、患者毎の測定値を記録し、該測定値を、パソコン22に予め記憶させた標準値と比較して評価を得、又、各患者が自分の過去の測定値と比較した評価を得ることを特徴とする請求項2記載の膝伸展筋力測定装置。
【請求項5】
センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、本体28aの内側に円形凹部28cと直角凹部28bとを有するクランプ28と、椅子40と、椅子40の下方又は下方且つ後方に設けられクランプ28を掛止できるクランプ掛止体41と、センサー2に接続され該センサー2の検出信号を演算し加工し表示する演算記憶装置21とからなり、前記演算記憶装置21は、測定値を記憶し、画面31にグラフ表示するものであり、
クランプ掛止部41にクランプ28を掛止し、該クランプ28に捕捉具4を掛止し、索体3の先部を椅子40に腰掛けた患者の足首に止着し、該患者が膝を伸展しその動作に係る筋力を演算記憶装置21に表示させて膝の伸展筋力を測定することを特徴とする膝伸展筋力測定装置。
【請求項1】
センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、三脚椅子5と、センサー2に設けられる表示器6とからなり、
索体3を患者の足首に止着し、捕捉具4を三脚椅子5の後中脚7に掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展しその動作に係る筋力を表示器6に表示させて膝の伸展筋力を測定することを特徴とする膝伸展筋力測定装置。
【請求項2】
センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、三脚椅子5と、センサー2に接続され該センサー2の検出信号を演算し加工し表示する演算記憶装置21とからなり、演算記憶装置21は、測定値を記憶し、画面31にグラフ表示するものであり、
索体3を患者の足首に止着し、三脚椅子5の後中脚7に捕捉具4を掛止し、三脚椅子5に腰掛けた患者が膝を伸展しその動作に係る筋力を演算記憶装置21に表示させて膝の伸展筋力を測定することを特徴とする膝伸展筋力測定装置。
【請求項3】
演算記憶装置21には、個人メモリカード25を差し込み該個人メモリカード25に筋力測定値を記憶させる記録部24が設けられることを特徴とする請求項2記載の膝伸展筋力測定装置。
【請求項4】
演算記憶装置21に接続されるケーブル23と、パソコン22とが設けられ、パソコン22は、患者毎の測定値を記録し、該測定値を、パソコン22に予め記憶させた標準値と比較して評価を得、又、各患者が自分の過去の測定値と比較した評価を得ることを特徴とする請求項2記載の膝伸展筋力測定装置。
【請求項5】
センサー2と、センサー2の前部2aに取着される索体3と、センサー2の後部2bに取着される捕捉具4と、本体28aの内側に円形凹部28cと直角凹部28bとを有するクランプ28と、椅子40と、椅子40の下方又は下方且つ後方に設けられクランプ28を掛止できるクランプ掛止体41と、センサー2に接続され該センサー2の検出信号を演算し加工し表示する演算記憶装置21とからなり、前記演算記憶装置21は、測定値を記憶し、画面31にグラフ表示するものであり、
クランプ掛止部41にクランプ28を掛止し、該クランプ28に捕捉具4を掛止し、索体3の先部を椅子40に腰掛けた患者の足首に止着し、該患者が膝を伸展しその動作に係る筋力を演算記憶装置21に表示させて膝の伸展筋力を測定することを特徴とする膝伸展筋力測定装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図2】
【図3】
【図4】
【公開番号】特開2008−104775(P2008−104775A)
【公開日】平成20年5月8日(2008.5.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−292410(P2006−292410)
【出願日】平成18年10月27日(2006.10.27)
【出願人】(000103471)オージー技研株式会社 (109)
【公開日】平成20年5月8日(2008.5.8)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年10月27日(2006.10.27)
【出願人】(000103471)オージー技研株式会社 (109)
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