説明

自動分析装置

【課題】試薬交換作業を早く正確に行うことができる自動分析装置を提供する。
【解決手段】
試薬を用いて試料の分析を行う少なくとも1台の分析装置4を備えた自動分析装置において、分析装置4に関する情報を記憶したデータ管理装置3から、その分析装置4の識別情報を用いて試薬情報を抽出し、情報表示端末6のディスプレイ60上に表示させる。オペレータは、ディスプレイ60に表示された試薬情報(試薬位置、分析項目、試薬残量、有効期限)を確認しながら、分析装置4において交換する必要のある試薬(試薬容器)を交換する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、血液、尿などの生体試料の定性・定量を行う自動分析装置に関する。
【背景技術】
【0002】
血液、尿などの生体試料の定性・定量を行う自動分析装置は、多検体に対する多項目の分析をより短時間で行うことが求められており、複数の分析装置を用いて並列で分析処理を行うモジュール・アセンブリ方式などの採用により分析時間の短縮が図られている。また、各種メンテナンスにはオペレータが手動で行うものもあるが、分析処理全体の時間短縮の観点から、それらメンテナンスについても同様に作業時間の短縮が要求されている。
【0003】
オペレータなどによる手動のメンテナンスにおいては、自動分析装置における分析処理についての各種情報をオペレータ自身が確認し、その情報に基づいてメンテナンスを行う必要があるが、情報は多種多様であり情報の確認作業が非常に煩雑となってしまう。
【0004】
このような情報の確認に関する従来技術として、例えば、特許文献1には、検体容器を架設する検体ラック、または試薬容器を架設する試薬ディスクのすくなくともいずれかについて、その実際の物理的配置と同じ配置状態を制御装置に設けられた表示装置に表示し、予め分類された検体または試薬の種類を指定し、指定された検体または試薬を他のものと識別して表示する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−36513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
オペレータが手動で行う自動分析装置のメンテナンスの一つとして、試薬の残量不足や有効期限切れなどの防止・解消を目的とした試薬容器の交換作業があり、試薬情報(試薬の設置されている分析装置、分析装置内での試薬の設置位置、試薬の分析項目、試薬の残量、試薬の有効期限など)に基づいて該当する試薬容器を交換している。
【0007】
上記従来技術において試薬容器の交換作業を行う場合は、分析装置を操作するための制御装置の位置に移動し、そこに設けられた表示部によって試薬情報を確認する必要がある。しかしながら、制御装置と分析装置とは必ずしも隣接して設置されるとは限られず、オペレータのメモや記憶に基づいて試薬容器の交換を行う必要があるので、オペレータの移動やメモに要する時間必要であり、さらには、交換対象である試薬容器の位置や種類を間違ってしまう恐れがあった。
【0008】
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、試薬交換作業を早く正確に行うことができる自動分析装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明は、試薬を用いて試料の分析を行う少なくとも1台の分析装置と、
前記分析装置を操作する操作装置と、前記分析装置に搭載された試薬に関する試薬情報を記憶したデータ管理装置とを備えた自動分析装置であって、前記自動分析装置の各構成に対して移動可能に設けられ、前記分析装置を識別するための識別情報に基づいて、データ管理装置から試薬情報を取得して表示する情報表示手段を備えるものとする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、試薬交換作業をより早く正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る自動分析装置の全体構成を示す概略図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る分析装置の構成を概略的に示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るデータ管理装置及び情報表示端末の処理内容の詳細を示す機能ブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る情報表示端末のディスプレイに表示される試薬設置情報画面の一例を表す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る自動分析装置の全体構成を示す概略図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るデータ管理装置及び情報表示端末の処理内容の詳細を示す機能ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0013】
<第1の実施の形態>
図1は、本実施の形態に係る自動分析装置の全体構成を示す概略図である。
【0014】
図1において、自動分析装置100は、試薬等を用いて試料の分析を行う少なくとも1台(本実施の形態ではN台:Nは正の整数)の分析装置4と、各種情報を記憶する内部記憶装置30を有し、分析処理のための各種パラメータ、試薬情報、装置構成情報、測定結果などの自動分析装置100における情報を一括管理するデータ管理装置3と、分析装置4及びデータ管理装置3を含む自動分析装置100の全体の動作を制御する操作装置1と、操作装置1及び分析装置4に対して移動可能に設けられ、各分析装置4に関する試薬情報を表示する情報表示端末6(情報表示手段)と、自動分析装置100の各構成要素と情報表示端末6との通信をおこなう通信部2と、操作装置1、通信部2、データ管理装置3、及び分析装置4の間のデータのやりとりを行うインタフェースや通信線などの伝送部5とを備えている。
【0015】
ここで、装置構成情報とは、自動分析装置100に設けられた分析装置4の数や個々の分析装置4に設定された識別情報(後述する識別ID40の情報など)であり、試薬情報とは、その試薬が収容された試薬容器が設置されている分析装置の識別情報、分析装置内での試薬の設置位置(後述する試薬ディスク41における載置位置)、分析項目、残量、有効期限、その試薬に関するアラーム情報(残量や有効期限が予め設定した範囲となった場合の情報)などである。
【0016】
操作装置1は、分析処理に関する検体情報、試薬情報、各種パラメータ等を入力するための入力装置、及びそれらを表示するための表示装置など(共に図示せず)を備えており、オペレータはそれらの装置を用いて分析処理に関する設定を行う。操作装置1は、設定された情報に基づいて自動分析装置100の各構成に対して動作指示を行う。
【0017】
通信部2は、情報表示装置6の通信部6aと無線通信することにより、情報表示装置6が伝送部5に接続されているのと同様に自動分析装置100の各構成要素とデータのやりとりを行えるようにするものである。
【0018】
図2は、分析装置の構成を模式的に示す図である。
【0019】
図2において、分析装置4は、分析対象である生体試料(例えば、血液・尿)を収容した試料容器43と、分析に用いる試薬を収容した試薬容器42を保持・搬送する試薬ディスク41と、試料容器43の生体試料と試薬容器42の試薬を分注して混合して反応させる反応容器44と、反応容器44に対して光を照射する光源部45と、光源部45から照射されて反応容器44及びその収容物(反応液)を通過した光を受光する受光部46とを備えている。分析装置4では、光源部45の発光量と受光部46の受光量から反応液の吸光度を求め、この吸光度を濃度に換算することにより分析結果が得られる。なお、受光部46の受光量の情報をデータ管理装置3に送り、吸光度算出や濃度換算を行っても良い。
【0020】
試薬ディスク41に載置した試薬容器42に収容した試薬の消費情報(使用量の情報)は伝送部5を介してデータ管理装置3に送られ、内部記憶装置30に記憶された試薬情報が更新される。
【0021】
図3は、データ管理装置3及び情報表示端末6の処理内容の詳細を示す機能ブロック図である。
【0022】
図3において、データ管理装置3は、内部記憶装置30と、装置構成情報抽出部31、試薬情報抽出部32の各種機能を有している。
【0023】
内部記憶装置30は、分析処理のための各種パラメータ、試薬情報、装置構成情報、測定結果などを記憶するものである。装置構成情報抽出部31は、情報表示端末6からの指示に基づいて内部記憶装置30から装置構成情報を抽出して情報表示端末6に送信し、試薬情報抽出部32は、情報表示端末6からの指示に基づいて内部記憶装置30から試薬情報を抽出して情報表示端末6に送信する。
【0024】
情報表示端末6は、ディスプレイ(表示部)60、識別ID読取部61、入力制御部62、表示制御部63、装置構成情報問い合わせ部64、試薬情報問い合わせ部65の各種機能を有している。
【0025】
識別ID読取部61は、各分析装置4に設けられ、分析装置4を個別に識別するための識別ID40を読み取り、識別情報として試薬情報問い合わせ部65に送る。
【0026】
試薬情報問い合わせ部65は、識別ID読取部61、または入力制御部62からの識別情報に基づいて、該当する分析装置4の試薬情報をデータ管理装置3の試薬情報抽出部32に問い合わせ、試薬情報抽出部32からの試薬情報を表示制御部63に送る。
【0027】
装置構成問い合わせ部64は、予め定められたタイミングで、自動分析装置100の装置構成情報をデータ管理装置3の装置構成情報抽出部32に問い合わせの指示を出力し、装置構成情報抽出部32からの装置構成情報を表示制御部63に送る。
【0028】
表示制御部63は、試薬情報、装置構成情報などの情報をディスプレイ60に送って表示させるとともに、表示情報(ディスプレイ60上における表示内容やその座標データなど)を入力制御部62に送る。
【0029】
ディスプレイ60には、試薬情報が表形式(後の図4参照)で表示されたり、装置構成情報が識別IDアイコン60aのかたちで表示されたりする。また、ディスプレイ60は、各種情報を表示する表示手段であるとともに、各種設定値や指示を入力する入力手段を兼ねており、例えば、タッチパネルで構成されている。ディスプレイ60への入力情報(タッチパネルの場合は、ディスプレイ60上でオペレータに指示された位置の座標など)は、入力制御部62に送られる。
【0030】
入力制御部62は、表示制御部63からの表示情報とディスプレイ60からの入力情報を基に、ディスプレイ60上で選択された識別IDアイコン60aに該当する分析装置4の識別情報を試薬情報問い合わせ部65に送る。
【0031】
図4は、情報表示端末6のディスプレイ60に表示される試薬情報の一例を表す図である。
【0032】
図4において、試薬情報を表示する試薬情報表示領域70には、該当する分析装置4の識別情報(識別ID)を表示する分析装置ID表示領域71と、分析装置内での試薬の設置位置(試薬ディスク41における載置位置)を表示する試薬設置位置表示領域72と、該当する試薬の分析項目を表示する分析項目表示領域73と、試薬の残量を表示する試薬残量表示領域74と、試薬の有効期限を表示する試薬有効期限表示領域75とが設けられている。例えば、識別情報(識別ID)がC2K1である分析装置4において、試薬ディスク41の1の位置に設置された試薬は、分析項目がALB(アルブミン)であり、残量は200ml、有効期限は2009年の12月31日であることがわかる。また、該当する試薬にアラームがある場合は、その項目に関して点滅や反転表示などによりオペレータに示される。
【0033】
以上のように構成した本実施の形態の動作を説明する。
【0034】
オペレータが、操作装置1及び分析装置4に対して移動可能に設けられた情報表示端末6を保持して分析装置4の位置に移動し、情報表示端末6の識別ID読取部61により、分析装置4の識別情報(識別ID40)を読み取る。
【0035】
情報表示端末6は、分析装置4の識別情報が読み取られると、通信部2及び試薬情報抽出部32を介してデータ管理装置3の内部記憶装置30から該当する分析装置4の試薬情報を受け取り、ディスプレイ60上に表示する。
【0036】
オペレータは、情報表示端末6のディスプレイ60に表示された試薬情報を確認しながら、分析装置4の試薬ディスク41に設置された交換対象である試薬容器42を交換する。
【0037】
以上のように構成した本実施の形態の効果を説明する。
【0038】
自動分析装置においては、オペレータが手動で行う自動分析装置のメンテナンスの一つとして、試薬の残量不足や有効期限切れなどの防止・解消を目的とした試薬容器の交換作業があり、試薬情報に基づいて該当する試薬容器を交換している。
【0039】
従来技術において試薬容器の交換作業を行う場合は、分析装置を操作するための制御装置の位置に移動し、そこに設けられた表示部によって試薬情報を確認する必要がある。しかしながら、制御装置と分析装置とは必ずしも隣接して設置されるとは限られず、オペレータのメモや記憶に基づいて試薬容器の交換を行う必要があるので、オペレータの移動やメモに要する時間必要であり、さらには、交換対象である試薬容器の位置や種類を間違ってしまう恐れがあった。
【0040】
これに対し、本実施の形態においては、情報表示端末に該当する分析装置の試薬情報を表示し、その試薬情報を確認しながら試薬の交換作業を行うことができるので、試薬交換作業を早く正確に行うことができる。
【0041】
なお、本実施の形態においては、情報表示端末に試薬情報を表示するように構成したが、これら試薬情報と併せて、メンテナンス実施状況情報、分析装置の装置状態(ステータス、反応槽温度など)の情報、分析装置にて発生しているアラーム情報などの各種情報を表示するように構成してもよい。また、情報表示端末6と伝送部5とを通信部2を介して無線通信により接続するように構成したがこれに限られず、有線接続により構成しても良い。
【0042】
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態を図5,図6を用いて説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態で示した自動分析装置の分析装置のそれぞれに対応する情報表示端末を設けた場合を示すものである。図中、第1の実施の形態と同等の部材には同じ符号を付し、説明を適宜省略する。
【0043】
図5は、本実施の形態に係る自動分析装置の全体構成を示す概略図である。
【0044】
図5において、自動分析装置200は、試薬を用いて試料の分析を行う少なくとも1台(本実施の形態ではN台)の分析装置4と、内部記憶装置30を有し、分析処理のための各種パラメータ、試薬情報、装置構成情報、測定結果などを一括管理するデータ管理装置203と、分析装置4及びデータ管理装置203を含む自動分析装置200の全体の動作を制御する操作装置1と、分析装置4のそれぞれに対応して1つずつ設けられるとともに、操作装置1及び分析装置4に対して移動可能に設けられ、各分析装置4に関する試薬情報を表示する情報表示端末206と、操作装置1、データ管理装置203、分析装置4及び情報表示端末206の間のデータのやりとりを行うインタフェースや通信線などの伝送部5とを備えている。
【0045】
図6は、データ管理装置203及び情報表示端末206の処理内容の詳細を示す機能ブロック図である。
【0046】
図6において、データ管理装置203は、内部記憶装置30と、試薬情報抽出部32の各種機能を有している。
【0047】
内部記憶装置30は、分析処理のための各種パラメータ、試薬情報、装置構成情報、測定結果などを記憶するものである。試薬情報抽出部32は、情報表示端末206からの指示に基づいて内部記憶装置30から試薬情報を抽出して情報表示端末206に送信する。
【0048】
情報表示端末206は、ディスプレイ(表示部)260、入力制御部262、表示制御部263、試薬情報問い合わせ部265、識別ID240の各種機能を有している。
【0049】
識別ID240は、情報表示端末206が設けられる分析装置4に応じて予め設定されるものであり、対応する分析装置4に関する識別IDが登録される。
【0050】
試薬情報問い合わせ部65は、情報表示端末206に予め設定された識別ID240からの識別情報に基づいて、該当する分析装置4の試薬情報をデータ管理装置203の試薬情報抽出部32に問い合わせ、試薬情報抽出部32からの試薬情報を表示制御部263に送る。
【0051】
表示制御部63は、試薬情報などの情報をディスプレイ260に送って表示させるとともに、表示情報(ディスプレイ260上における表示内容やその座標データなど)を入力制御部262に送る。
【0052】
ディスプレイ260には、第1の実施の形態と同様に試薬情報が表形式(図4参照)で表示される。また、ディスプレイ260は、各種情報を表示する表示手段であるとともに、各種設定値や指示を入力する入力手段を兼ねており、例えば、タッチパネルで構成されている。ディスプレイ260への入力情報(タッチパネルの場合は、ディスプレイ260上でオペレータに指示された位置の座標など)は、入力制御部262に送られる。
【0053】
その他の構成は、本発明の第1の実施の形態と同様である。
【0054】
以上のように構成した本実施の形態の動作を説明する。
【0055】
情報表示端末206は、分析装置4の識別情報に基づいて試薬情報抽出部32を介してデータ管理装置203の内部記憶装置30から該当する分析装置4の試薬情報を受け取り、ディスプレイ260上に表示する。
【0056】
オペレータは、情報表示端末206のディスプレイ260に表示された試薬情報を確認しながら、分析装置4の試薬ディスク41に設置された交換対象である試薬容器42を交換する。
【0057】
以上のように構成した本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、情報表示端末に該当する分析装置の試薬情報を表示し、その試薬情報を確認しながら試薬の交換作業を行うことができるので、試薬交換作業を早く正確に行うことができる。
【符号の説明】
【0058】
1 操作装置
2 通信部
3 データ管理装置
4 分析装置
5 伝送部
6 情報表示端末
30 内部記憶装置
31 装置構成情報抽出部
32 試薬情報抽出部
40 識別ID
41 試薬ディスク
42 試薬容器
43 試料容器
44 反応容器
45 光源部
46 受光部
60 ディスプレイ
61 識別ID読取部
62 入力制御部
63 表示制御部
64 装置構成情報問い合わせ部
65 試薬情報問い合わせ部
70 試薬情報表示部
71 分析装置ID表示領域
72 試薬設置位置表示領域
73 分析項目表示領域
74 試薬残量表示領域
75 試薬有効期限表示領域
100 自動分析装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
試薬を用いて試料の分析を行う少なくとも1台の分析装置と、
前記分析装置を操作する操作装置と、
前記分析装置に搭載された試薬に関する試薬情報を記憶したデータ管理装置とを備えた自動分析装置であって、
前記自動分析装置の各構成に対して移動可能に設けられ、前記分析装置を識別するための識別情報に基づいて、データ管理装置から試薬情報を取得して表示する情報表示手段を備えたことを特徴とする自動分析装置。
【請求項2】
請求項1記載の自動分析装置において、
前記情報表示手段に表示する試薬情報の対象となる分析装置を指定する指定手段を備えたことを特徴とする自動分析装置。
【請求項3】
請求項1記載の自動分析装置において、
前記情報表示手段は、前記分析装置のそれぞれに設けられた識別情報を読み取る識別情報読み取り部を備えたことを特徴とする自動分析装置。
【請求項4】
請求項1〜3の何れかに記載の自動分析装置において、
前記試薬情報は、確認対象試薬の設置位置、分析項目、残量、有効期限のうち少なくとも1つを情報として含むことを特徴とする自動分析装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−112524(P2011−112524A)
【公開日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−269534(P2009−269534)
【出願日】平成21年11月27日(2009.11.27)
【出願人】(501387839)株式会社日立ハイテクノロジーズ (4,325)
【Fターム(参考)】