説明

自動水栓

【課題】人体検知するごとに吐水の吐出と吐出停止とを交互に行う原水用及び浄水用の2つの人体検知センサを備えた自動水栓において、現在吐出中の吐水種を簡単且つ確実に吐出停止できるようにする。
【解決手段】原水用センサ60,浄水用センサ62の2つの人体検知センサを備えた自動水栓において、浄水用センサ62の操作により浄水吐出させた状態でこれを吐出停止するに際し、原水用センサ60の操作では吐出停止できず、浄水用センサの操作でのみ吐出停止できるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は少なくとも2種の異なった吐水を吐出可能で、且つそれら吐水種に対応して少なくとも2つの人体検知センサを備えて成る自動水栓に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、吐水管に人体検知センサを設け、差し出された手等を検知して(人体検知して)吐水口からの吐水の吐出と吐出停止とを自動的に行う自動水栓が公共トイレ等の主として手洗用水栓として広く用いられている。
この種の自動水栓では、吐水口の下方に差し出された手を検知すべく一般に人体検知センサが吐水管先端部の下面に設けられている。
このような自動水栓は手洗いを主目的としたものであるため、人体検知センサが手を検知している間だけ吐水の吐出を行い、非検知となったところで吐出停止すれば良く、従って人体検知センサは1つあれば目的を達することができる。
【0003】
しかしながら、例えば水を出しながら物を洗ったりする場合には、人体検知センサが一旦人体検知した後は非検知状態となっても水を出し続け、再び人体検知センサが人体検知したところで吐出停止させるようになすことが望ましい。
またキッチン水栓等では水だけでなく所望温度に温度調節した温調水や浄水等を出したい場合もあり、これに応じて水用センサ,湯用センサや浄水用センサを人体検知センサとして設けておくことが望ましい場合もある。
【0004】
例えば下記特許文献1には水用センサ,温調水用センサを設け、且つそれぞれのセンサを、人体検知するごとに吐水の吐出と吐出停止とを行う交互センサとして構成して成る自動水栓が提案されている。
ところでこのように自動水栓に複数種の人体検知センサを設けた場合、使用者が何れかの人体検知センサを操作しようとして、即ち人体検知センサにて人体検知させようとして手を差し出したときに、目的とする人体検知センサだけでなく他の人体検知センサも人体検知してしまう恐れがある。
【0005】
例えば原水用センサ(人体検知センサ)及び浄水用センサ(人体検知センサ)を、操作し易い吐水管の上面に且つ原水用センサを使用者に近い前側に、浄水用センサを奥側に並べて配置したところ、浄水用センサを操作して(手感知させて)浄水を吐出させた状態で、次に浄水を吐出停止させるべく浄水用センサに手を差し延ばしたときに、その途中で先ず前側の原水用センサが手を検知してしまい、この時点で原水の吐出が開始されるとともに浄水が一旦吐出停止し、その後続いて手が浄水センサに達したときには原水用センサと浄水用センサとが一時的にともに人体検知状態となって、浄水用センサによる手感知に基づいて浄水吐出が再び開始されてしまい、結果として浄水を止めようとして操作したにも拘らず浄水が出っ放しとなってしまうといった不都合の生ずることが判明した。
即ち現在吐出されている吐水種を吐出停止させようとして、対応する人体検知センサに手を延ばしたにも拘らず、その吐水種が出続けてしまうといった不具合の生ずることが判明した。
【0006】
以上の問題は、浄水用センサが前側に、原水用センサが奥側に配置されている場合において、現在吐出している原水を吐出停止させる場合、或いは前側に位置する人体検知センサに対応した吐水種が現在吐出されている状態で、これを止めようとして手を後方から前方に移動させて前側の人体検知センサを操作するような場合、また人体検知センサが吐水管の左右に並べて設けられている場合等、人体検知センサの配置や吐水種類の如何に拘らず生じ得、更には複数の人体検知センサが吐水管以外の個所に隣接して設けられている場合等にも共通して生じ得る。
【0007】
また上記のように2つの人体検知センサを隣接して設け、それらセンサがともに人体検知してしまう場合だけでなく、2つの人体検知センサがともに手を検知してしまうことのない位置に設けられている場合においても、現在吐出状態にある吐水種とは異なった吐水種に対応した人体検知センサを操作してしまい、これにより吐水が現在吐出状態の吐水種とは異なった吐水種に自動的に切り替わってしまって、使用者が吐出停止させようとしたにも拘らず吐水が吐出続行されてしまったり、また場合によって吐水種が切り替わったことに気付かなかったりする問題も生じ得る。
この場合、切り替わった吐水種が温度の高い湯や温調水であったりすると、使用者を驚かせてしまうといった問題を生ずる。
【0008】
【特許文献1】特開2004−346710号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は以上のような事情を背景とし、人体検知するごとに吐水の吐出と吐出停止とを交互に行う少なくとも2つの人体検知センサを備えた自動水栓において、現在吐出中の吐水種を簡単且つ確実に吐出停止できるようにすることを目的としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
而して請求項1のものは、少なくとも2種の異なった吐水を吐出可能でそれら吐水種に対応して、人体検知するごとに吐水の吐出と吐出停止とを交互に行わせる少なくとも2つの人体検知センサを備えるとともに該人体検知センサによる人体検知に基づいて吐水の吐出と吐出停止とを制御する制御部を備えて成る自動水栓において、前記制御部は、何れかの人体検知センサによる人体検知により対応する吐水種を吐出させた状態で該吐水種を吐出停止するに際し、該吐水種とは異なった種類の吐水種に対応した前記人体検知センサによる人体検知では吐出停止させず、該吐出状態の吐水種に対応した人体検知センサによる人体検知でのみ吐出停止させるものとなしてあることを特徴とする。
【0011】
請求項2のものは、請求項1において、前記2つの人体検知センサが吐水管に設けてあることを特徴とする。
【0012】
請求項3のものは、請求項2において、前記の各人体検知センサが吐水管の管軸方向に配列してあることを特徴とする。
【0013】
請求項4のものは、請求項3において、前記何れかの人体検知センサが使用者から遠い奥側に、前記他の人体検知センサが前側に設けてあることを特徴とする。
【0014】
請求項5のものは、請求項1〜4の何れかにおいて、前記何れかの人体検知センサが浄水用の人体検知センサであり、前記他の人体検知センサが原水用の人体検知センサであることを特徴とする。
【発明の作用・効果】
【0015】
以上のように本発明は、少なくとも2つの人体検知センサを備えた自動水栓において、何れかの人体検知センサによる人体検知に基づいて対応する吐水種を吐出させた状態でこれを吐出停止するに際し、その吐水種とは異なった種類の吐水種に対応した人体検知センサに対する操作(人体検知)では吐出停止できず、吐出状態の吐水種そのものに対応した人体検知センサに対する操作でのみ(人体検知でのみ)吐出停止できるようになしたもので、本発明によれば、使用者が吐水の吐出停止を行うべく手を延ばしたときに2つの人体検知センサがともに人体検知してしまった場合においても、確実に現在吐出している吐水種を吐出停止することができ、使用者にとって間違いなく簡単に目的とする吐出停止を行うことができる。
【0016】
更に本発明によれば、2つの人体検知センサが互いに離れて位置していて、それら両センサがともに人体検知することがない場合であっても、現在吐出している吐水種に対応した人体検知センサに対する操作のみによってこれを吐出停止するようになしていることから操作が分かり易く、確実に現在吐出している吐水種を吐出停止操作することができる。
また誤って別の人体検知センサを操作してしまうことにより、吐水種が気付かずに切り替わってしまうといった不具合の発生も防止することができる。
【0017】
本発明は、2つの人体検知センサの何れも吐水管に設けた場合に適用して効果の高いものであり(請求項2)、またそれらを吐水管の管軸方向に配列状態に設けた場合に適用して特に効果の高いものである(請求項3)。
特に各人体検知センサが吐水管の上面に隣接して並べて設けてある場合に適用して好適である。
【0018】
本発明はまた、上記何れかの人体検知センサが使用者から遠い奥側に、また他の人体検知センサが前側に設けてある場合において(請求項4)、更にはその何れかの人体検知センサが浄水用の人体検知センサであり、また他の人体検知センサが原水用の人体検知センサである場合に適用して好適である(請求項5)。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
次に本発明をシングルレバー式の湯水混合水栓からなるキッチン用のホース収納式の自動水栓に適用した場合の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において10はカウンターで、このカウンター10から起立する形態で、基部側の本体部12と、この本体部12から延び出した吐水管14とが設けられている。
ここで吐水管14は本体部12に対して所定角度回動可能とされている。
【0020】
本体部12には、使用者から見た正面視において吐水管14の右側に偏芯した位置にシングルレバー16が設けられている。ここでシングルレバー16は吐水の流量調節と温度調節とを行う。
具体的には、シングルレバー16を図中左右方向に回動操作することで吐水の温度調節が行われ、また上下に回動操作することで流量調節が行われる。
【0021】
吐水管14は、図2に示しているように略U字状のグースネック形状をなしている。
同図に示しているように吐水管14は、先端に吐水口18を有し、可撓性のホース20とともに引出し可能な吐水ヘッド22と、吐水ヘッド22を収納位置に保持するホルダとしての働きを有する吐水管本体24とを有している。
【0022】
図1に示しているように、本体部12には給水路26,給湯路28の上端部が接続されており、給水路26,給湯路28を通じて水,湯が本体部12へと供給されるようになっている。
本体部12には、図3に示す混合弁30が内蔵されており、この混合弁30から流出路32(図1)が延び出していて、この流出路32を通じ、温調水(シングルレバー16の操作により混合弁30にて水と湯とが所定比率で混合された温調水で水又は湯だけからなる場合もある。以下温調水を原水とする)が吐水口18へと導かれるようになっている。
【0023】
上記ホース20は、その内側に流出路32を形成している。そしてこの流出路32上に、これを開閉する原水弁(電磁弁)34が設けられている。ここで原水弁34はコントローラ(制御部)36により動作制御される。
図1に示しているように、給水路26からは浄水路38が分岐して延び出しており、その先端が原水弁34の下流部において流出路32に接続されている。
【0024】
この浄水路38上には、浄水器40及び浄水路38を開閉する浄水弁(電磁弁)42が設けられている。この浄水弁42もまたコントローラ36にて動作制御される。
尚、44は浄水路38上に設けられた定流量弁であり、また46は止水栓である。
【0025】
図3において、混合弁30はハウジング48の内部に固定弁体50と、その上面を摺動する可動弁体52とを有しており、その可動弁体52に対してシングルレバー16が作動的に連結されている。
固定弁体50には水,湯の入口54,54が設けられていて、それら入口54,54を通じて給水路26,給湯路28からの水,湯が可動弁体52の混合室56内に流入する。
そして混合室56で混合された後の温調水(原水)が出口58から流出し、流出路32を通じて吐水口18へと導かれる。
【0026】
本実施形態では、吐水管14先端部の上面に原水用センサ60と、浄水用センサ62とが管軸方向に前後に隣接して設けられている。
ここで原水用センサ60は、差し出された手を検知するごとに吐水口18からの原水(温調水)の吐出と吐出停止とを交互に行わせる交互センサである。
詳しくは、原水用センサ60の上方に手をかざすと、原水用センサ60が非接触で手を検知して、その検知に基づいて吐水口18から原水が吐出され、その後原水用センサ60から手を引き込めても原水の吐出が継続される。
そして再び手を延ばして原水用センサ60を操作すると、即ち原水用センサ60にて手を検知させると、吐水口18からの原水の吐出が停止する。
浄水用センサ62もまた、手を検知するごとに(人体検知するごとに)吐水口18からの浄水の吐出と吐出停止とを交互に行わせる。
【0027】
この実施形態では、原水用センサ60及び浄水用センサ62の何れもが、吐水管14の最上部位から下向きに湾曲した吐水管の先端部に設けられている。そして原水用センサ60が使用者に近い前側に、また浄水用センサ62が原水用センサ60よりも遠い奥側に管軸方向に沿って前後に設けられている。
【0028】
上記のようにこの実施形態では、図2(B)に示すように浄水用センサ62の上方に使用者が手をかざすことで、浄水用センサ62による手感知に基づいて吐水口18から浄水が吐出される。
その後浄水用センサ62の上方にかざした手を引き込めても、引き続いて吐水口18から浄水が吐出継続される。
その後に使用者が浄水の吐出を停止させるべく、再び浄水用センサ62の上方に手を延ばしたとき、原水用センサ60が使用者に近い前側に位置しているために、その途中で先ず原水用センサ60が手検知(人体検知)してしまい、引き続き浄水用センサ62が手検知することによって原水用センサ60と浄水用センサ62とが、ともに手を検知した状態が一時的に生じ得る。
【0029】
この場合単に原水用センサ60,浄水用センサ62のそれぞれが、手を検知するごとに対応する吐水の吐出と停止とを行わせるものであると、次のような現象が生じてしまう。
即ち、先ず原水用センサ60が手を検知することによって、浄水の吐出が停止すると同時に原水の吐出開始動作が行われ、そしてその後に続いて浄水用センサ62が手を検知することによって、そこで原水の吐出開始動作が停止するとともに再び浄水が吐出開始されてしまい、結果として浄水が吐水口18から出続けてしまうといった不具合が生ずる。
【0030】
これに対して本実施形態では、このような場合に現在吐出されている吐水に対応した人体検知センサ、詳しくは現在吐出している浄水に対応した浄水センサ62を操作したときにだけ浄水の吐出を停止するようにコントローラ(制御部)36が水栓を動作制御する。
詳しくは、浄水の吐出を停止すべく使用者が手を差し出して、このとき先ず原水用センサ60が手を検知し、そして引き続いて浄水用センサ62が手を検知し、その結果原水用センサ60及び浄水用センサ62の何れもが手を検知した状態となった場合であっても、原水用センサ60による手検知が無効化され、浄水用センサ62による手検知だけが有効なものとされて浄水の吐出が停止する。
【0031】
図4はこのときの原水弁34,浄水弁42の動作を、原水用センサ60,浄水用センサ62による手感知との関係でタイムチャートとして表している。
同図に示しているように浄水弁42が開弁状態、即ち浄水吐出状態の下で、原水用センサ60が手検知しても浄水弁42は閉弁せず、即ち浄水吐出が停止せず、その後浄水用センサ62が人体検知したところで、そこで始めて浄水弁62が閉弁して浄水が吐出停止する。
尚、浄水吐出状態で原水用センサ60が人体検知しても、その原水用センサ60による手検知は無効化されるため、この段階で原水弁34が開弁することはない。
【0032】
図5は本実施形態の自動水栓における動作制御の内容をフローチャートで示している。
同図に示しているように原水用センサ60を操作すると(手検知させると)、これに応じて原水弁34が開弁して、吐水口18から原水が吐出される(ステップS10,S12)。
また原水用センサ60が手検知することなく浄水用センサ62が手検知すると、これに応じて浄水弁42が開弁して、吐水口18から浄水が吐出される(ステップS14,S16)
【0033】
本実施形態ではこのとき原水用センサ60が無効化され、その無効時間中においては原水用センサ60が手検知しても原水吐出が行われない(ステップS18)。
続いて使用者が浄水の吐出を停止すべく手を差し延ばして浄水用センサ62を操作すると(手検知させると)、ここにおいて浄水弁42が閉弁動作させられて、浄水の吐出が停止する(ステップS20,22)。
【0034】
そして浄水弁42の閉弁及びこれによる浄水の吐出が停止したところで、ステップS18において無効化された原水センサが再び有効化され、原水用センサ60及び浄水用センサ62が検知待ち状態となる(ステップS24)。
【0035】
以上のような本実施形態によれば、浄水吐出状態の下でこれを吐出停止させるべく使用者が手を延ばして操作したときに、例え差し出した手が原水用センサ60及び浄水用センサ62の両方とにかかることがあっても、即ちそれら原水用センサ60及び浄水用センサ62の何れもが一時的に手を検知状態となることがあっても、目的とする浄水吐出を確実に行わせることができる。
【0036】
以上では現在浄水が吐出されている状態の下で浄水の吐出を停止させるための操作を行った場合について述べたが、逆に現在原水が吐出されている状態の下で、これを吐出停止させるべく使用者が手を差し出し、このとき差し出した手が原水用センサ60と上水用センサ62との何れにもかかることがあっても、確実に目的とする原水吐出を停止させるようになしておくことができる。
【0037】
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば原水用センサ60が吐水管14の奥側に、また浄水用センサ62が前側に配置されている場合においても本発明の適用は可能であるし、また原水用センサ60及び浄水用センサ62が吐水管の互いに反対側の側面に設けられている場合においても本発明の適用が可能である。
更に原水用センサと浄水用センサとの組合せでなく、水用センサと温調水を吐出及び吐出停止させるための温調水用センサとの組み合せでこれらを吐水管24に設けた場合においても本発明の適用が可能である。或いはそれら人体検知センサを吐水管ではなく他の個所に設けた場合においても本発明の適用が可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の一実施形態である自動水栓の全体構成を示す図である。
【図2】同実施形態における吐水管及びセンサを中心として示した図である。
【図3】同実施形態における混合弁と周辺部を示す図である。
【図4】同実施形態の自動水栓の動作をタイムチャートで表した図である。
【図5】同実施形態の自動水栓の動作制御の内容をフローチャートで示した図である。
【符号の説明】
【0039】
14 吐水管
36 コントローラ(制御部)
60 原水用センサ
62 浄水用センサ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも2種の異なった吐水を吐出可能でそれら吐水種に対応して、人体検知するごとに吐水の吐出と吐出停止とを交互に行わせる少なくとも2つの人体検知センサを備えるとともに該人体検知センサによる人体検知に基づいて吐水の吐出と吐出停止とを制御する制御部を備えて成る自動水栓において、
前記制御部は、何れかの人体検知センサによる人体検知により対応する吐水種を吐出させた状態で該吐水種を吐出停止するに際し、該吐水種とは異なった種類の吐水種に対応した前記人体検知センサによる人体検知では吐出停止させず、該吐出状態の吐水種に対応した人体検知センサによる人体検知でのみ吐出停止させるものとなしてあることを特徴とする自動水栓。
【請求項2】
請求項1において、前記2つの人体検知センサが吐水管に設けてあることを特徴とする自動水栓。
【請求項3】
請求項2において、前記の各人体検知センサが吐水管の管軸方向に配列してあることを特徴とする自動水栓。
【請求項4】
請求項3において、前記何れかの人体検知センサが使用者から遠い奥側に、前記他の人体検知センサが前側に設けてあることを特徴とする自動水栓。
【請求項5】
請求項1〜4の何れかにおいて、前記何れかの人体検知センサが浄水用の人体検知センサであり、前記他の人体検知センサが原水用の人体検知センサであることを特徴とする自動水栓。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−154587(P2007−154587A)
【公開日】平成19年6月21日(2007.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−354382(P2005−354382)
【出願日】平成17年12月8日(2005.12.8)
【出願人】(000000479)株式会社INAX (1,429)
【Fターム(参考)】