説明

自動販売システム

【課題】商品補充や商品入れ替え等に連動して商品情報を良好に表示することができる自動販売システムを提供すること。
【解決手段】各種情報を表示するための表示部13を備え、かつ本体キャビネット11の内部に収納された商品を販売する自動販売機10と、自動販売機10と所定の通信回線を通じて接続された管理装置30とを備えた自動販売システムにおいて、自動販売機10は、商品が補充された場合、あるいは商品が入れ替えられた場合に、その旨の信号を管理装置30に送出する一方、該信号が与えられた管理装置30から補充された、あるいは入れ替えられた商品に関する商品情報を与えられた場合に、該商品情報を表示部13に表示させる表示制御部100を備えたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動販売システムに関し、より詳細には、各種情報を表示するための表示手段を備え、かつ機内に収納された商品を販売する自動販売機と、自動販売機と所定の通信回線を通じて接続された管理装置とを備えた自動販売システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、各種情報を表示するための表示手段を備え、かつ機内に収納された商品を販売する自動販売機と、自動販売機と所定の通信回線を通じて接続された管理装置とを備えた自動販売システムとして次のようなものが知られている。
【0003】
例えば、商品を販売するタイミングに合わせて商品に関する商品情報が管理装置に与えられ、管理装置が通信回線を通じて自動販売機に対して商品情報を送出することにより、自動販売機は、管理装置から与えられた商品情報を、予め設定された時間帯に、あるいは予め設定された回数だけ表示手段に表示させるようにした自動販売システムである(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】特開2007−328390号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上述したような自動販売システムでは、販売するタイミングに合わせて管理装置に商品情報が与えられ、この管理装置から商品情報が与えられた自動販売機が予め設定された時間帯等に該商品情報を表示手段に表示させていたので、商品補充や商品入れ替え等に連動して表示されるものではなく、商品が売り切れ等で存在しない場合でもかかる商品の商品情報を表示してしまう虞れがあった。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みて、商品補充や商品入れ替え等に連動して商品情報を良好に表示することができる自動販売システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る自動販売機は、各種情報を表示するための表示手段を備え、かつ機内に収納された商品を販売する自動販売機と、前記自動販売機と所定の通信回線を通じて接続された管理装置とを備えた自動販売システムにおいて、前記自動販売機は、商品が補充された場合、あるいは商品が入れ替えられた場合に、その旨の信号を前記管理装置に送出する一方、該信号が与えられた管理装置から補充された、あるいは入れ替えられた商品に関する商品情報を与えられた場合に、該商品情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明の請求項2に係る自動販売システムは、上述した請求項1において、前記自動販売機は、複数種類の商品を収納するものであり、前記表示制御手段は、一の種類の商品が補充された場合、あるいは一の種類の商品が入れ替えられた場合に、その旨の信号を該商品に割り付けられた識別番号とともに前記管理装置に送出する一方、該識別番号に従って検索した管理装置から補充された、あるいは入れ替えられた商品の商品情報が該識別番号とともに与えられた場合に、該識別番号に従って、複数設けられた表示手段のうちの該当する表示手段に該商品情報を表示させることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の請求項3に係る自動販売システムは、上述した請求項1又は請求項2において、前記自動販売機は、商品が売り切れ状態にある場合にオン状態となる一方、売り切れ状態が解除された場合にオフ状態となって、商品が売り切れ状態にあるか否かを検出する売切検出手段を備えて成り、前記表示制御手段は、前記売切検出手段により売り切れ状態にあると検出された商品の商品情報の表示を停止させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、自動販売機の表示制御手段が、商品が補充された場合、あるいは商品が入れ替えられた場合に、その旨の信号を前記管理装置に送出する一方、該信号が与えられた管理装置から補充された、あるいは入れ替えられた商品に関する商品情報を与えられた場合に、該商品情報を表示手段に表示させるので、商品補充や商品入れ替え等に連動して商品情報を表示させることができ、商品が売り切れ等で存在しない場合でもかかる商品の商品情報を表示してしまう虞れがない。従って、商品補充や商品入れ替え等に連動して商品情報を良好に表示することができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売システムの好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明の実施の形態である自動販売システムを模式的に示すものである。個々で例示する自動販売システムは、自動販売機10と管理装置30とを備えて構成してある。
【0013】
自動販売機10は、例えば新聞(朝刊及び夕刊)を販売するものであり、本体キャビネット11及び前扉12を備えている。尚、本実施の形態では、説明の便宜上、2種類の新聞を販売商品とする自動販売機10を示しているが、本発明では、単一種類の新聞を販売対象とする自動販売機10でも構わないし、雑誌やCD等の記録媒体等を販売対象とする自動販売機10であっても構わない。
【0014】
本体キャビネット11は、鋼材を適宜組み合わせることにより前面が開口した箱状に構成したものである。図には明示しないが、本体キャビネット11の内部には、販売対象となる商品(新聞)が所定の収納機構(コラム)に収納されている。
【0015】
前扉12は、本体キャビネット11の前面開口を開閉するように本体キャビネット11の一側部に配設したもので、閉動作させた場合に本体キャビネット11の前面開口を完全に閉塞することが可能である。
【0016】
前扉12の前面には、表示部13、硬貨投入口14、紙幣挿入口15、硬貨返却口16、商品選択ボタン17、商品取出口18及び金額表示機19が設けてある。表示部13は、複数(図示の例では2つ)設けてあり、詳細は後述するが、商品情報を表示する表示手段である。
【0017】
硬貨投入口14は、硬貨を投入するための開口であり、紙幣挿入口15は、紙幣を挿入するための開口である。商品選択ボタン17は、複数(図示の例では2つ)設けてあり、商品を選択するためのものである。商品取出口18は、商品を取り出すための開口であり、本実施の形態では2つ設けてある。金額表示機19は、硬貨投入口14から投入され、あるいは紙幣挿入口15から挿入され、図示せぬ金銭処理機にて真偽が鑑別されて金銭処理された合計の金銭を表示するものである。
【0018】
ここで、本実施の形態では、上述したように2種類の新聞を販売するものであって、本体キャビネット11の内部に、2つのコラムにそれぞれ収納されているものとする。そして、上段側の表示部13、商品選択ボタン17及び商品取出口18は、一方のコラムに収納された商品に対応するものとし、これらには特定の識別番号が割り付けられている。下段側の表示部13、商品選択ボタン17及び商品取出口18は、他方のコラムに収納された商品に対応するものとし、これらには上記識別番号とは別個の特定の識別番号が割り付けられている。
【0019】
図2は、図1に示した自動販売機10の制御系を示すブロック図である。尚、この図2には、本実施の形態の特徴的な構成要素のみを例示している。図2に示すように、自動販売機10は、表示部13の他に、商品入替ボタン20、商品補充ボタン21、売切検出スイッチ22及び表示制御部100を備えている。
【0020】
商品入替ボタン20は、本体キャビネット11の内部の所定部位に配設した入力手段であり、押下されることによりその旨の入力信号を表示制御部100に与えるものである。かかる入力信号を与えられた表示制御部100は、詳細は後述するが、商品入替信号を管理装置30に送出することになる。
【0021】
このような商品入替信号は、例えばルートマンが前扉12を開動作させてコラムに収納された商品の入れ替えが完了した時点で押下するものである。従って、表示制御部100から管理装置30に送出される商品入替信号は、商品の入れ替えが完了したことを示している。
【0022】
商品補充ボタン21は、本体キャビネット11の内部の所定部位に配設した入力手段であり、押下されることによりその旨の入力信号を表示制御部100に与えるものである。かかる入力信号を与えられた表示制御部100は、詳細は後述するが、商品補充信号を管理装置30に送出することになる。
【0023】
このような商品補充信号は、例えばルートマンが前扉12を開動作させてコラムに収納される商品の補充が完了した時点で押下するものである。従って、表示制御部100から管理装置30に送出される商品補充信号は、商品の補充が完了したことを示している。
【0024】
売切検出スイッチ22は、各コラム毎に設けてあり、対応するコラムの商品が売り切れ状態にあるか否かを検出するものである。より詳細には、対応するコラムの商品が売り切れ状態にある場合にオン状態となる一方、売り切れ状態が解除された場合にオフ状態となるものである。
【0025】
表示制御部100は、予め与えられたプログラムに従って処理を行い、各部からの入力情報に応じて表示部13の表示制御を統括的に制御するものである。この表示制御部100は、通信処理部101、表示処理部102及び売切判断部103を備えて構成してある。
【0026】
通信処理部101は、管理装置30との間で例えばインターネット等の所定の通信回線を通じてデータの送受信を行うものである。具体的には、商品入替ボタン20から入力信号が与えられた場合に、商品入替信号を管理装置30に送出する一方、商品補充ボタン21から入力信号が与えられた場合に、商品補充信号を管理装置30に送出するものである。また、通信処理部101は、管理装置30から送出された商品情報を入力するものである。
【0027】
表示処理部102は、表示部13に商品情報を表示させたり、該商品情報の表示を停止させたりするものである。売切判断部103は、売切検出スイッチ22からの入力情報に応じて、それぞれのコラムが売り切れ状態にあるか否かを判断するものである。具体的には、売切検出スイッチ22がオン状態からオフ状態に切り替わったか、あるいはオフ状態からオン状態に切り替わったかを判断するものである。
【0028】
図3は、図1に示した管理装置30の制御系を示すブロック図である。尚、この図3には、本実施の形態の特徴的な構成要素のみを例示している。図3に示すように、管理装置30は、主制御部300及びデータベース310を備えている。ここでデータベース310は、管理者から予め与えられた種々の商品情報を格納しているものである。
【0029】
主制御部300は、予め与えられたプログラムに従って処理を行い、管理装置30の動作を統括的に制御するものである。この主制御部300は、通信処理部301及び検索処理部302を備えて構成してある。
【0030】
通信処理部301は、自動販売機10との間で例えばインターネット等の所定の通信回線を通じてデータの送受信を行うものである。具体的には、商品情報を自動販売機10に送出するものである。また、通信処理部301は、自動販売機10から送出された商品入替信号及び商品補充信号を入力するものである。
【0031】
検索処理部302は、詳細は後述するが、通信処理部301を通じて商品入替信号又は商品補充信号を入力した場合に、かかる商品入替信号又は商品補充信号に応じた商品情報をデータベース310より検索するものである。
【0032】
図4〜図8は、それぞれ自動販売機10の表示制御部100、又は管理装置30の主制御部300が実施する処理内容を示したフローチャートであり、図4は、表示制御部100が実施する入替表示制御処理、図5は、主制御部300が実施する処理、図6は、表示制御部100が実施する表示後制御処理、図7は、表示制御部100が実施する補充表示制御処理、図8は、主制御部300が実施する処理を示すものである。以下、これらの図を参照しながら自動販売システムの動作について説明する。
【0033】
図4に示す入替表示制御処理における自動販売機10の表示制御部100は、商品入替ボタン20が押下されたことが確認された場合(ステップS101:Yes)、すなわち、例えばルートマンにより商品の入れ替えが完了して商品入替ボタン20が押下されることにより、該商品入替ボタン20から入力信号が与えられた場合、通信処理部101を通じて管理装置30に商品入替信号を入れ替えが完了した商品に割り付けられた識別番号とともに送出し(ステップS102)、管理装置30からの応答待ちとなる。
【0034】
図5に示すように、管理装置30の主制御部300は、通信処理部301を通じて自動販売機10より送出された商品入替信号を入力した場合(ステップS201:Yes)、つまり商品入替信号とともに商品の識別番号を入力した場合、検索処理部302を通じて識別番号に基づき対応する識別番号の商品情報を検索する(ステップS202)。
【0035】
そして、主制御部300は、検索処理部302を通じての検索の結果、該当する商品情報が検出できた場合(ステップS203:Yes)、通信処理部301を通じて自動販売機10に商品情報を識別番号とともに送出し(ステップS204)、今回の処理を終了する。
【0036】
上記入替表示制御処理において、応答待ちの状態にあった表示制御部100が、通信処理部101を通じて管理装置30から商品情報を入力した場合(ステップS103:Yes)、つまり商品情報とともに商品の識別番号を入力した場合、表示処理部102を通じて、該識別番号に対応する表示部13に該商品情報を表示して(ステップS104)、その後に手順をリターンして今回の処理を終了する。ここで、入力された商品情報は、メモリに記憶されることになり、該メモリに記憶されていた以前の商品情報は消去される。
【0037】
このような入替表示制御処理によれば、商品の入れ替えに連動して、表示部13に商品情報を表示させることができる。
【0038】
図6に示す表示後制御処理における自動販売機10の表示制御部100は、売切判断部103を通じて売切検出スイッチ22がオン状態になったか否か、すなわち売切検出スイッチ22がオフ状態からオン状態に切り替わったか否かを判断する(ステップS301)。
【0039】
そして、売切検出スイッチ22がオン状態に切り替わった場合(ステップS301:Yes)、表示制御部100は、この売切検出スイッチ22が売切状態にあると検出したコラムに対応する表示部13の商品情報表示を停止させ(ステップS302)、手順をリターンして今回の処理を終了する。これによれば、利用者に対して商品が売り切れたことを知らせることが可能になる。
【0040】
このようにして商品が売り切れた場合には、例えばルートマンによる商品補充が必要となり、かかるルートマンが商品補充を行うことにより、自動販売機10の表示制御部100、及び管理装置30の主制御部300は、次のような処理を実施する。
【0041】
図7に示す補充表示制御処理における自動販売機10の表示制御部100は、商品補充ボタン21が押下されたことが確認された場合(ステップS401:Yes)、すなわち、例えばルートマンにより商品の補充が完了して商品補充ボタン21が押下されることにより、該商品補充ボタン21から入力信号が与えられた場合、通信処理部101を通じて管理装置30に商品補充信号を補充が完了した商品に割り付けられた識別番号とともに送出し(ステップS402)、管理装置30からの応答待ちとなる。
【0042】
図8に示すように、管理装置30の主制御部300は、通信処理部301を通じて自動販売機10より送出された商品補充信号を入力した場合(ステップS501:Yes)、つまり商品補充信号とともに商品の識別番号を入力した場合、検索処理部302を通じて識別番号に基づき対応する識別番号の商品情報を検索する(ステップS502)。
【0043】
そして、主制御部300は、検索処理部302を通じての検索の結果、該当する商品情報が検出できた場合(ステップS503:Yes)、通信処理部301を通じて自動販売機10に商品情報を識別番号とともに送出し(ステップS504)、今回の処理を終了する。
【0044】
上記補充表示制御処理において、応答待ちの状態にあった表示制御部100が、通信処理部101を通じて管理装置30から商品情報を入力した場合(ステップS403:Yes)、つまり商品情報とともに商品の識別番号を入力した場合、表示処理部102を通じて、該識別番号に対応する表示部13に該商品情報を表示して(ステップS404)、その後に手順をリターンして今回の処理を終了する。ここで、入力された商品情報は、メモリに記憶されることになり、該メモリに記憶されていた以前の商品情報は消去される。
【0045】
このような補充表示制御処理によれば、商品の補充に連動して、表示部13に商品情報を表示させることができる。
【0046】
以上説明したように、本発明の実施の形態である自動販売システムによれば、自動販売機10の表示制御部100が、商品が補充された場合、あるいは商品が入れ替えられた場合に、その旨の信号を管理装置30に送出する一方、該信号が与えられた管理装置30から補充された、あるいは入れ替えられた商品に関する商品情報を与えられた場合に、商品情報を表示部13に表示させるので、商品補充や商品入れ替え等に連動して商品情報を表示させることができ、商品が売り切れ等で存在しない場合にかかる商品の商品情報を表示してしまう虞れがない。従って、商品補充や商品入れ替え等に連動して商品情報を良好に表示することができる。特に、商品補充や商品入れ替え等に連動して商品情報を表示させることができることから、販売日付と商品情報との間に時差が生じる虞れがなく、販売増加を促進させることが可能になる。
【0047】
上記自動販売システムによれば、自動販売機10の表示制御部100が、売切検出スイッチ22により売り切れ状態にあると検出された場合には、該当する商品の商品情報の表示を停止させるので、利用者に商品が売り切れたことを知らせることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の実施の形態である自動販売システムを模式的に示す模式図である。
【図2】図1に示した自動販売機の制御系を示すブロック図である。
【図3】図1に示した管理装置の制御系を示すブロック図である。
【図4】自動販売機の表示制御部が実施する入替表示制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図5】管理装置の主制御部が実施する処理内容を示すフローチャートである。
【図6】自動販売機の表示制御部が実施する表示後制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図7】自動販売機の表示制御部が実施する補充表示制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図8】管理装置の主制御部が実施する処理内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0049】
10 自動販売機
13 表示部
20 商品入替ボタン
21 商品補充ボタン
22 売切検出スイッチ
30 管理装置
100 表示制御部
101 通信処理部
102 表示処理部
103 売切判断部
110 メモリ
300 主制御部
301 通信処理部
302 検索処理部
310 データベース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
各種情報を表示するための表示手段を備え、かつ機内に収納された商品を販売する自動販売機と、
前記自動販売機と所定の通信回線を通じて接続された管理装置と
を備えた自動販売システムにおいて、
前記自動販売機は、商品が補充された場合、あるいは商品が入れ替えられた場合に、その旨の信号を前記管理装置に送出する一方、該信号が与えられた管理装置から補充された、あるいは入れ替えられた商品に関する商品情報を与えられた場合に、該商品情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする自動販売システム。
【請求項2】
前記自動販売機は、複数種類の商品を収納するものであり、
前記表示制御手段は、一の種類の商品が補充された場合、あるいは一の種類の商品が入れ替えられた場合に、その旨の信号を該商品に割り付けられた識別番号とともに前記管理装置に送出する一方、該識別番号に従って検索した管理装置から補充された、あるいは入れ替えられた商品の商品情報が該識別番号とともに与えられた場合に、該識別番号に従って、複数設けられた表示手段のうちの該当する表示手段に該商品情報を表示させることを特徴とする請求項1に記載の自動販売システム。
【請求項3】
前記自動販売機は、商品が売り切れ状態にある場合にオン状態となる一方、売り切れ状態が解除された場合にオフ状態となって、商品が売り切れ状態にあるか否かを検出する売切検出手段を備えて成り、
前記表示制御手段は、前記売切検出手段により売り切れ状態にあると検出された商品の商品情報の表示を停止させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動販売システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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