説明

自動車保険の契約支援システム

【課題】携帯電話を利用することにより、その場で自動車保険の契約が可能で、しかも保険料の支払いを含めすべての契約手続きを完了することできる自動車保険の契約支援システムを提供する。
【解決手段】自動車保険の見積もり・契約を選択すると、ネットワークを通じて自動車保険会社側のサーバに接続され、入力画面に必要項目を入力すると、契約情報が自動作成されて契約情報画面が表示され、支払い方法として銀行口座から振り込みを選択すると、銀行側のサーバによって口座へのログイン画面が表示され、ログイン画面にて口座番号と個人の識別情報を入力することにより、支払い実行画面に遷移し、支払いの実行を選択すると、銀行側のサーバで銀行の口座から振り込みが実行され、支払い完了確認画面に遷移すると共に、自動車保険会社側のサーバに支払い完了の情報が送信され、自動車保険会社側のサーバから携帯端末に契約引受のサンキューメールを送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車保険の契約を支援する契約支援システムに関し、特に携帯端末を利用した契約支援システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の自動車保険の契約として、ウェブサイトを利用した契約システムが知られているが、従来はパソコン端末がある場所でしか契約ができないのが現状である。
【0003】
また、ウェブサイトで契約を進めていても、最終的に保険料の支払いが確認されないと契約が完了せず、保険の契約から実際に契約が完了するまで時間がかかり、保険証券が届くころには契約時点の内容を忘れていることが多い。
【0004】
なお、自動車保険の料金計算に関する技術としては、たとえば特許文献1に記載のようなものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−213163号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、携帯端末を利用することにより、その場で自動車保険の契約が可能で、しかも保険料の支払いを含めすべての契約手続きを完了することできる自動車保険の契約支援システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、本発明は、携帯端末からネットワークを介して自動車保険の保険契約を支援する自動車保険の契約支援システムであって、
【0008】
携帯端末はネットワークを通じて銀行側のサーバに接続することで銀行サイトが表示可能となっており、該銀行サイトには、商品として自動車保険が表示され、自動車保険の見積もり・契約を選択すると、ネットワークを通じて自動車保険会社側のサーバに接続され、自動車保険会社側のサーバによって契約に必要な事項を入力するための入力画面が表示され、入力画面に必要項目を入力すると、自動車保険会社側のサーバによって契約情報が自動作成されて契約情報画面が表示され、支払い方法として銀行口座から振り込みを選択すると、ネットワークを通じて銀行側のサーバに接続され、銀行側のサーバによって口座へのログイン画面が表示され、ログイン画面にて口座番号と個人の識別情報を入力することにより、支払い実行画面に遷移し、支払いの実行を選択すると、銀行側のサーバで銀行の口座から振り込みが実行され、支払い完了確認画面に遷移すると共に、
【0009】
自動車保険会社側のサーバに支払い完了の情報が送信され、自動車保険会社側のサーバから携帯端末に契約引受のサンキューメールを送信する構成となっている。
【0010】
また、銀行サイトにて、契約・見積もりの入力前に、顧客情報の取り扱いについて弊害防止措置に関画面が表示され、同意する場合にのみ契約・見積もりの申し込みの画面に遷移することが好ましい。
【0011】
さらに、銀行サイトから契約・見積もりの申し込みをする際に、顧客データを保有した状態で保険会社側のサイトに遷移し、銀行側と保険会社側の双方に履歴が残る構成となっていることが好適である。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、携帯電話等の携帯端末によって、自動車保険の契約と、銀行の振込みまで、すべて完結することができる。これにより、自動車保険会社は、契約書作成後の銀行振り込みの管理をする必要がなくなる。一方、顧客にとっても、見積もりから契約、初回の保険料の振込まですべて完了することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1(A)は本発明の自動車保険の契約支援システムの基本的な流れを示す図、図1(B)はシステム構成を示す模式図である。
【図2】図2は本発明の自動車保険の契約支援システムのより具体的な画面遷移状態を示す図である。
【図3】図3は図2の続きの遷移状態を示す図である。
【図4】図4は図3の続きの遷移状態を示す図である。
【図5】図5は図4の続きの遷移状態を示す図である。
【図6】図6は図5の続きの遷移状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
すなわち、本自動車保険の契約支援システムは、携帯端末からネットワークを介して自動車保険の保険契約を支援するシステムである。携帯端末としては携帯電話であり、図1(B)に示すように、携帯電話100が、電話回線網及びインターネットを含むネットワーク101を介して銀行側のサーバ102と、自動車保険会社側のサーバ103とに接続可能となっている。
【0015】
図1(A)は、本発明の自動車保険の契約支援システムにおける基本的なフローである。
携帯端末100はネットワークを通じて銀行側のサーバ102にアクセスすることで銀行サイトが表示可能となっている。
【0016】
銀行サイトでは、取扱い商品として自動車保険があることを表示するトップ画面、自動車保険の商品説明、留意点、保険募集指針などが表示される商品説明画面、弊害防止措置についての確認画面、見積・契約の申込み画面が設定され、順次遷移するようになっている。弊害防止措置について同意した場合にのみ次に進み、同意されない場合には終了する。また、見積・契約の申込み画面では、携帯電話によって引き続き見積・契約手続きをする場合以外に、電話による見積、契約を行う場合に備え、保険会社のコールセンターの専用電話を表示する。
【0017】
一方、保険会社サイトでは、銀行サイトでの見積・契約の申込みとリンクする見積・契約スタート画面、さらに見積・契約画面が順次遷移し、自動車保険契約が携帯電話100だけで完結するようになっている。見積スタートの段階でも、電話による見積、契約を行う場合に備えて保険会社のコールセンターの専用電話を表示する。
銀行サイトで同意確認をとり、顧客データ(名前、ユニークID等)を保有した状態で保険会社側のサイトに遷移してくるので、携帯電話で契約を締結した場合には、銀行側、保険会社側の双方に履歴が残る。
【0018】
以下、図2乃至図5を参照して、具体的な画面の遷移について説明する。
図2は、銀行サイトの画面遷移のフローを示している。
銀行サイトのトップ画面には、提供する保険商品の一つとして、自動車保険が表示されている(S1)。操作者が「自動車保険」をクリックすると、商品説明画面に遷移する(S2)。
商品説明画面では、「商品案内」、「見積・契約の手続き」、「自動車保険に関する留意点」が記載され、「見積・ご契約」ボタンが設けられている。
「見積・ご契約」ボタンをクリックすると、保険募集指針画面に遷移する(S3)。保険募集指針画面には、「保険募集指針」と、「自動車保険商品のお見積もり、ご契約にあたって」の説明が記載されている。
【0019】
保険募集指針としては、1.保険契約の募集と引受け、2.取り扱い保険商品に関する情報提供、3.保険契約にかかるリスクのご説明、4.お客さまへの適切な対応といった項目が表示され、それぞれの項目をクリックすると説明が表示されるようになっている。
また、「自動車保険商品のお見積もり、ご契約に当たって」の内容として、1.当行の役割と引き受け保険会社について、2.預金などとの違いについて、3.他のお取り引きへの影響について、4.ご検討にあたってという項目が表示され、それぞれの項目をクリックすると説明が表示されるようになっている。
【0020】
「確認して次へ進む」をクリックすると、顧客情報の取り扱いについて弊害防止措置の画面に遷移する(S4)。
この弊害防止措置の説明画面には、顧客情報の取り扱いについて、たとえば、次のような説明が記載されている。
保険商品の案内にあたり、銀行が有している顧客情報(預金、為替取引、融資、投資、信託などの取引きや顧客資産に関する情報)を利用することがあること、保険商品の検討の際に顧客から得た情報について、銀行との取引全般に利用することがあること、保険商品の検討の際に顧客から得た情報について、引き受け保険会社に取り次ぐこと等が記載される。
この弊害防止措置の画面には、「同意する」ボタンがあり、「同意する」ボタンをクリックすると、見積り選択画面に遷移する(S5)。
見積り選択画面は、電話による見積・契約を行うか、携帯電話(モバイル)で見積・契約を行うかを選択する。
【0021】
電話で見積・契約をする場合には、「電話で見積・契約」をクリックし、モバイルで見積・契約を行う場合には、姓名のボックスにそれぞれ入力し、「モバイルで見積・契約」をクリックする。この情報は保険会社側のサーバに送信され、次画面からは保険会社側のサーバから情報が送信される。「モバイルで見積・契約」を選択した場合には、保険会社側のサーバには、銀行に口座を有する口座保有者は、データの入力を省略するために、保険会社側のサーバに、名前(漢字・カナ)、郵便番号、住所(漢字)、電話番号、メールアドレス、生年月日等の個人の属性情報が送信される。
【0022】
図3は、保険会社のサイトでの遷移画面となる。
図2の見積選択画面で「電話で見積・契約」をクリックすると、電話番号案内画面に遷移する(図3、S6)。この電話番号案内画面では、保険会社のコールセンターの受付電話番号と受付時間等が表示される。
【0023】
図2の見積選択画面で「モバイルで見積・契約」をクリックした場合には、見積スタート画面に移行する(図3,S7)。
この見積スタート画面では、他社の保険の加入者と、始めての加入者に分けて見積りをスタートするようになっている。また、「見積、申込みの手順、」「見積ができる方」「対応機種」「重要事項説明書の確認」について表示されている。
【0024】
「見積、申込みの手順、」は、1.お見積もり、2,お客様情報の入力、3.お申し込み、4.お支払い、5、ご契約の項目が記載されている。
これらの確認後、他社の保険加入者、初めての保険加入者の別に「お見積もりスタート」をクリックすると、契約に必要な事項を入力するための見積もり入力画面に遷移する(S8)。
データの入力に際し、契約者は、現在加入の保険証券、車検証および免許証を用意することが表示される。
【0025】
データの入力に先立って、契約書作成に必要は複数の質問項目と、それに対する「はい」か「いいえ」の回答入力欄が表示されている。
質問項目としては、次のような質問が表示されている。
「お見積もりを希望するお車について」として、次の質問項目がある。
1)現在自動車保険に加入されていますか?
2)保険期間は1年間ですか?
3)現在加入の自動車保険契約とお車が同一か?
4)お車は、平行輸入車、改造車、型式不明車、ダンプ装置が付いた車か?
お客様についてとして、
5)現在加入の自動車保険の契約者及び記名保険者は、本人、配偶者、または同居の親族か、
6)車の車検上の所有者が、本人、配偶者、または同居の親族か?ディーラーやリース会社目名義の場合は車の車検証上の使用者を所有者とみなす。
7)ご契約者と記名被保険者の関係は、本人、配偶者、または同居の親族か?
8)過去1年間に事故で自動車保険金の支払いを受けたか?
9)今回見積もりをするきっかけになったものは?
「はい」か「いいえ」を入力し、「次へ進む」をクリックすると、保険会社側のサーバによって契約確認情報画面に遷移する(S9)。
契約情報確認画面には、入力された契約情報と、「支払い方法を選択する」ボタンが表示されており、この「支払方法選択」ボタンをクリックすると、支払方法選択画面に遷移する(S10)。
支払方法選択画面においては、支払方法として、クレジットカードによる支払か、銀行口座から振り込みが選択項目が表示される。
クレジットカードでの支払いボタンをクリックすると、クレジットカード画面に遷移する(S11)。
【0026】
クレジットカード選択画面には、利用可能なクレジットカード一覧と、カード番号、有効期限、支払い回数の記入ボックスが設けられている。
各記入ボックスにデータを入力すると、契約完了画面に遷移する(S12)。
また、銀行口座からの振り込みが選択された場合も、契約完了画面に遷移する(S12)。
契約完了画面では、契約内容が表示される。
契約内容としては、「証券番号」、「保険始期日時」、「支払い方法」、「契約者情報」、「契約内容」、「保障内容」、「保険料」が表示される。
【0027】
契約者情報は、名前、性別、生年月日、住所、電話番号、メードアドレスなどである。
契約内容情報は、保険期間、型式、初年度登録年月である。
用途車種は、メーカー名、車名、使用、エアバッグ、ABSの有無、新車割り引き、現在の等級、次回の等級、事故暦、安全運転者特別割り引き、早期契約割引、使用目的、年間予定走行距離、免許証の色、登録番号、車台番号、車輌所有者などである。
「補償内容」は、相手方へは、対人賠償保険、対物賠償保険、
「車、身の回り品」として、車輌保険の有無、車輌保険金額、車輌保険条件、免責ゼロ特約、免責金額1回目、免責金額2回目以降、身の回り品担保特約、免責金額、
「自身への補償」として、自損事故保険、無保険車障害保険、搭乗者障害保険、人身障害補償担保特約などである。
特約として、被害事故弁護士費用など担保特約、車費用担保特約、日常生活賠償責任担保特約、等級プロテクション特約、ファミリーバイク特約、運転者年齢条件、運転者家族限定特約、障害特約、ファミリーケア特約である。
【0028】
さらに、契約完了画面の「次へ進む」ボタンをクリックすると、銀行サイトのログイン画面へ遷移する(S14)。
ログイン画面にて、口座番号と個人の識別情報を入力することにより、支払い実行画面に遷移する(S15)。支払実行画面では支払先の自動車保険会社名と、顧客番号(保険証券番号)、顧客名、振り込み内容、振り込み金額と、実行ボタンが表示される(S16)。内容を確認し、実行ボタンをクリックすると、銀行側のサーバは、口座番号及びパスワード等の個人識別情報に基づいて、顧客の口座から振り込み処理を実行し、振り込み処理が実行された情報を、自動車保険会社側のサーバに送信する。
【0029】
一方、自動車保険会社側のサーバは、契約完了の時点で(S13)(S14)、サンキューメールを作成し、顧客の携帯電話に対して、サンキューメールの送信を実行する(S17)。
サンキューメールは、振り込みが完了した時点で送信される。クレジットカード決済の場合には、クレジット決済が終了した段階で、サンキューメールの送信が実行される(S13)。
サンキューメールには、「ご契約引受のご連絡」として、顧客名、証券番号、契約内容を確認するためのURL,,約款を確認するためのURL、事故・故障の連絡方法、、サポート窓口の電話番号、保険会社名、住所等が記載される。
【符号の説明】
【0030】
100 携帯電話
101 ネットワーク
102 銀行側サーバ
103 保険会社側サーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上記目的を達成するために、本発明は、携帯端末からネットワークを介して自動車保険の保険契約を支援する自動車保険の契約支援システムであって、
携帯端末はネットワークを通じて銀行側のサーバに接続することで銀行サイトが表示可能となっており、該銀行サイトには、商品として自動車保険が表示され、自動車保険の見積もり・契約を選択すると、ネットワークを通じて自動車保険会社側のサーバに接続され、自動車保険会社側のサーバによって契約に必要な事項を入力するための入力画面が表示され、入力画面に必要項目を入力すると、自動車保険会社側のサーバによって契約情報が自動作成されて契約情報画面が表示され、支払い方法として銀行口座から振り込みを選択すると、ネットワークを通じて銀行側のサーバに接続され、銀行側のサーバによって口座へのログイン画面が表示され、ログイン画面にて口座番号と個人の識別情報を入力することにより、支払い実行画面に遷移し、支払いの実行を選択すると、銀行側のサーバで銀行の口座から振り込みが実行され、支払い完了確認画面に遷移すると共に、
自動車保険会社側のサーバに支払い完了の情報が送信され、自動車保険会社側のサーバから携帯端末に契約引受のサンキューメールを送信する構成となっている自動車保険の契約支援システム。
【請求項2】
銀行サイトにて、契約・見積もりの入力前に、顧客情報の取り扱いについて弊害防止措置に関画面が表示され、同意する場合にのみ契約・見積もりの申し込みの画面に遷移する請求項1に記載の自動車保険の契約支援システム。
【請求項3】
銀行サイトから契約・見積もりの申し込みを入力する際に、顧客名を入力する請求項1または2に記載の自動車保険の契約支援システム。
【請求項4】
携帯端末からネットワークを介して自動車保険の保険契約を支援する自動車保険の契約支援システムであって、
携帯端末はネットワークを通じて銀行側のサーバに接続することで銀行サイトが表示可能となっており、該銀行サイトには、商品として自動車保険が表示され、自動車保険の見積もり・契約を選択すると、ネットワークを通じて自動車保険会社側のサーバに接続され、自動車保険会社側のサーバによって契約に必要な事項を入力するための入力画面が表示され、入力画面に必要項目を入力すると、自動車保険会社側のサーバによって契約情報が自動作成されて契約情報画面が表示され、支払い方法として銀行口座からの振り込みを選択すると、ネットワークを通じて銀行側のサーバに接続され、銀行側のサーバによって口座へのログイン画面が表示され、ログイン画面にて口座番号と個人の識別情報を入力することにより、支払い実行画面に遷移し、支払いの実行を選択すると、銀行側のサーバで銀行の口座から振り込みが実行され、支払い完了確認画面に遷移すると共に、
自動車保険会社側のサーバに支払い完了の情報が送信され、自動車保険会社側のサーバから携帯端末に契約引受のサンキューメールを送信する構成となっていることを特徴とする自動車保険の契約支援システム。
【請求項5】
銀行サイトにて、契約・見積もりの入力前に、顧客情報の取り扱いについて弊害防止措置に関画面が表示され、同意する場合にのみ契約・見積もりの申し込みの画面に遷移する請求項1に記載の自動車保険の契約支援システム。
【請求項6】
銀行サイトから契約・見積もりの申し込みをする際に、顧客データを保有した状態で保険会社側のサイトに遷移し、銀行側と保険会社側の双方に履歴が残る構成となっている請求項1または2に記載の自動車保険の契約支援システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−257268(P2010−257268A)
【公開日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−107245(P2009−107245)
【出願日】平成21年4月27日(2009.4.27)
【出願人】(398075378)チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー (4)