説明

自動開式洋傘の補助具

【課題】自動開式洋傘で荷物を手に、傘を閉じる際、荷物を下ろすか、もち手を替えてロクロに手を伸ばして閉じたりしなくても、手元で閉じる、自動開式洋傘の補助具を提供する。
【解決手段】自動開式洋傘のロクロ部分に、蝶ねじでロクロにあわせた丸い金具を留めて設け、その金具を留めた蝶ねじに紐を結んで、ビニール粘着テープで傘のもち手部分に、もち手と同じ長さの円柱のパイプを設け、金具を留めた蝶ねじに付けた紐をそのパイプに通しその紐の先端に、指通し用の輪を結んで設けたことを特徴とする自動開式洋傘の補助具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、開いた傘を閉じる時の自動開式洋傘の補助具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、自動開式洋傘がある。
【発明の概要】

【発明が解決しょうとする課題】
【0003】
次のような問題点があった。
自動開式洋傘は、荷物を手に持ってる場合、荷物を下ろすか傘を持ち替えてロクロ部分に手を伸ばして閉じる動作をしていた。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
自動開式洋傘のロクロに蝶ねじでロクロの丸みにあわせた金具を留めて設け、その金具を留めた蝶ねじに紐を結んで設け、傘のもち手にビニール粘着テープで円柱のパイプを固定し、そのパイプの中を、蝶ねじに結んだ紐を通し、先端に、指通し用の輪を結ぶ。
以上を特徴とする自動開式洋傘の補助具。
【発明の効果】
【0005】
従来の自動式洋傘に本発明を補助具として、取り付ける事により、ロクロ部分にまで手を伸ばすことなく、手もとで傘を閉じる事ができる。
本発明は、荷物を持っていても容易に傘が閉じる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の側面図
【図2】本発明の使用状態を示す要部拡大図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を説明する、
(イ)傘のロクロ(10)にロクロの丸みにあわせた金具(5)を蝶ねじ(4)で固定する。
(イ)傘のもち手(20)にもち手と同じ長さの円柱のパイプ(1)をビニール粘着テープ(2)で固定する。
(ロ)ロクロの丸みにあわせた金具(5)を留めた蝶ねじ(4)に紐(6)を結ぶ。
(ニ)蝶ねじ(4)に結んだ紐(6)を円柱のパイプ(1)に通す。
(ホ)円柱のパイプ(1)に通した紐(6)の先端に指通し用の輪(3)を設ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するとき自動開式洋傘の、ロクロ部分(10)にロクロの丸みにあわせた金具(5)を蝶ねじ(4)で取り付け、その蝶ねじに紐(6)を結んで、傘のもち手(20)に、ビニール粘着テープ(2)で固定した円柱のパイプ(1)の中を通して、指通し用の輪(3)と結ぶ。開いた傘を閉じるとき、その指通し用の輪(3)に指を通して引っ張ることにより、ロクロの部分まで手を伸ばさなくても手元で傘が容易に閉じる。
【符号の説明】
【0008】
1 パイプ
2 ビニール粘着テープ
3 指通し用の輪
4 蝶ねじ
5 金具
6 紐
10 ロクロ
20 傘のもち手

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動開式洋傘のロクロ部分に、蝶ねじでロクロにあわせた丸い金具を留めて設け、その金具を留めた蝶ねじに紐を結んで、ビニール粘着テープで傘のもち手部分に、もち手と同じ長さの円柱のパイプを設け、金具を留めた蝶ねじに付けた紐をそのパイプに通しその紐の先端に、指通し用の輪を結んで設けたことを特徴とする自動開式洋傘の補助具。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−240353(P2010−240353A)
【公開日】平成22年10月28日(2010.10.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−106993(P2009−106993)
【出願日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【出願人】(509118053)
【Fターム(参考)】