説明

自走式樹木伐採運搬機

【課題】狭いスペースでも効率よく伐採・運搬作業の行える自走式樹木伐採運搬機を提供する。
【解決手段】樹木を把持するグラップル(把持部)13A,13Bと、把持した樹木を長手方向に送る材搬送ローラ(送出部)15A,15Bと、樹木を所望の位置で切断するチェーンソー(切断部)17と、切断した樹木を積載して運搬する荷台(運搬部)5と、走行部2とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹木を把持する把持部と、該把持した樹木を長手方向に送る送出部と、該送出部から送り出された樹木を所望の位置で切断する切断部と、前記切断された樹木を積載して運搬する運搬部と、走行部とを備える自走式樹木伐採運搬機に関する。
【背景技術】
【0002】
森林にて樹木を伐採する際に林業機械を用いること(樹木の伐倒、枝払い、玉切りの3つの作業)は広く知られている(たとえば特許文献1)。これらの3つの作業は、バックホーなどのアームの先端に取り付けたハーベスタを用いるとすべてを1台の機械で行うことができる。ハーベスタには、樹木を把持する一対のグラップル(把持部)と、グラップルで把持した樹木を長手方向に送るフィード装置(送出部)と、長手方向に送る樹木の枝払いをする枝払い装置、樹木を所望の位置で切断(玉切り)して木材とするチェーンソー(切断部)などを備え、通常、バックホーの先端に取り付けて作業を行う。そして、製造した木材は、別に用意したトラックなどの運搬手段に積載されて搬出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平3−114939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、このような従来の樹木の伐採・運搬方法では、ハーベスタを備えるバックホーに加えて、木材を運搬するトラックが必要となり、双方を運転操作するためにそれぞれの作業者が必要であり、人手を多く必要とするという問題があった。また、バックホーの大型作業スペースに加えて、木材を積み出すときには、搬送のためのトラックの駐車スペースが必要であった。このため、広いスペースが確保できないような場所では、機械による樹木の伐採・搬送作業が行えず、人力に頼るため作業効率が悪いという問題があった。
そこで、この発明の目的は、狭いスペースでも効率よく伐採・運搬作業の行える自走式樹木伐採運搬機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このため請求項1に記載の発明は、樹木を把持する把持部と、該把持部で把持した樹木を長手方向に送る送出部と、該送出部から送り出された樹木を所望の位置で切断する切断部と、前記切断された樹木を積載して運搬する運搬部と、走行部とを備えることを特徴とする自走式樹木伐採運搬機である。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自走式樹木伐採運搬機において、前記把持部、前記送出部、前記切断部を一体に備え、
前記樹木を切断する際に前記切断部が前記運搬部の上方に移動するとともに、前記切断された樹木が、前記切断部を挟んで前記送出部と反対側にある前記運搬部内に落下するように構成されることを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の自走式樹木伐採運搬機において、遠隔操作で作動することを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の自走式樹木伐採運搬機において、前記把持部、前記送出部、前記切断部、および前記運搬部が昇降自在に前記走行部の上方に配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、樹木を把持する把持部と、把持部で把持した樹木を長手方向に送る送出部と、送出部から送り出された樹木を所望の位置で切断する切断部と、切断された樹木を積載して運搬する運搬部と、走行部とを備えるので、樹木を伐採する自走式樹木伐採機と伐採した樹木を運搬する運搬車両とを別個に用意する必要がない。このため、2つの車両を運転操作する作業者を別個に配置させる必要がなく、人手を省力化することができる。また、これまで広いスペースが確保できず、機械による作業が困難で人力に頼ってきたような場所でも、この発明の自走式樹木伐採運搬機によって作業することができる。そのため、狭いスペースでも効率よく伐採・運搬作業の行える自走式樹木伐採運搬機を提供することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、前記把持部、前記送出部、前記切断部を一体に備え、樹木を切断する際に切断部が運搬部の上方に移動するとともに、切断された樹木が、切断部を挟んで送出部と反対側にある運搬部内に落下するように構成されるので、樹木の切断と同時に切断した樹木を運搬部に積載することができ、いっそう効率よく伐採・運搬作業の行える自走式樹木伐採運搬機を提供することができる。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、自走式樹木伐採運搬機が遠隔操作で作動するので、万が一、自走式樹木伐採運搬機が急傾斜地で転倒するようなことがあっても、作業者が乗車していないので作業者の安全を確保することができる。言い換えると、これまで、作業者の安全を考慮して、自走式樹木伐採機を用いて作業できず、人力による伐採と運搬を行っていたような急傾斜地であっても、遠隔操作によって機械化作業をすることができる。
【0012】
請求項4に記載の発明によれば、把持部、送出部、切断部、および運搬部が昇降自在に前記走行部の上方に配置されるので、伐採する樹木の高さに応じて、把持部、送出部、切断部、および運搬部を容易に昇降することができる。また、急傾斜地で車体の重心を低くしたいときなどは、把持部、送出部、切断部、および運搬部を下げて、また、急斜面にてその斜面の傾斜方向上側に伐採したい樹木がある場合などに、把持部、送出部、切断部、および運搬部を上昇させることで、作業をしやすくできる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】この発明の一例としての自走式無人樹木伐採機の側面図である。
【図2】その自走式無人樹木伐採機に備えるハーベスタの拡大正面図である。
【図3】自走式無人樹木伐採機を遠隔無線操作するコントローラの平面図である。
【図4】この発明の一例としての自走式無人樹木伐採機の要部概略平面図であり、(a)は伐倒時、(b)は枝払い・玉切り時、(c)は(b)のX矢視断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照しつつ、この発明を実施するための最良の形態について詳述する。図1にこの発明の一例としての自走式樹木伐採運搬機の側面図を示す。自走式樹木伐採運搬機1は、クローラと車輪などを備える走行部2、走行部2の上方に脚体3を介して本体部4、本体部4の上に荷台(搬送部)5を備える。本体部4の前部分には、ブーム6、アーム7、ブラケット8を介して、ハーベスタ10を備える。
【0015】
走行部2は、自走式樹木伐採運搬機1の進行方向の左右側にそれぞれ設けられる。走行部2は左右それぞれに2つのクローラ2Aを備えてなる。クローラ2Aの内部には、クローラ2Aを回転させるための駆動輪2Bのほか、トラックローラ、テンションローラなどを備えてなる。なお、駆動輪2Bは油圧式モータを備える。
【0016】
本体部4内には、エンジン、ラジエータ、油圧ポンプ、油圧バルブ、油圧タンクなど自走式樹木伐採運搬機1を作動させるための作動手段に加えて、これらを制御する制御手段、無線を送受信する通信手段などを備える。荷台5は、伐採した樹木を載置するためのものである。なお、脚体3は、油圧シリンダ3A,3Bを備える。油圧シリンダ3A,3Bが伸縮することで、本体部4は走行部2に対して上下することができるように構成されている。
【0017】
次にハーベスタ10について、図1を参照しつつ、図2を用いて説明する。ハーベスタ10は、樹木を伐倒、枝払い、玉切りして材木とするための林業機械である。ハーベスタ10は、アーム7に固設されたブラケット8の先端に連結部9を介して取り付ける。この連結部9はパイプ状に構成され、ブラケット8に対して回動自在である。連結部9の下端には、ハンガー11を取り付ける。なお、ハンガー11の上端にはハーベスタ10を旋回させるための旋回装置11Aを備えている。ハンガー11は側面視で略L字状に構成され、その下端には本体フレーム12を取り付ける。本体フレーム12は、側面視で略逆L字状に形成され、上端部分の上側には一対のグラップル(把持部)13A,13Bをそれぞれ回動軸13a,13bの周りに回動自在に備える。なお、ハンガー11の側面と、本体フレーム12の側面にはそれぞれ、油圧シリンダ11C,12Cが取り付けられている。油圧シリンダ11Cは、ハンガー11をその上端を支点として傾動させるように働き、油圧シリンダ12Cは、本体フレーム12をその下端を支点傾動さえるように働に、油圧シリンダ11C,12Cによって、ハーベスタ10として図1中で矢印方向に回動させる。
グラップル13A,13Bは樹木を把持する役割と、把持した樹木の枝払いをする役割を兼ね備える。後者の働きをするために、グラップル13A,13Bはそれぞれ略三日月形状である。また、その内周側すなわち、グラップル13A,13Bが樹木を把持する際に、樹木と接する側に枝払い用の刃が形成されている。そして、グラップル13A,13Bの後端部にそれぞれ回動軸13a,13bを貫通させ、グラップル13A,13Bがともに閉じる方向に回動すると、樹木を挟持するように構成されている。なお、グラップル13A,13Bには、把持した樹木の直径を測定するための不図示の測径手段を備える。測径手段は、たとえば、回動軸13a,13bにポテンショメータをとりつけて、回動軸13a,13bの回動角度から把持している樹木の直径を計算するようなものである。
【0018】
また、本体フレーム12には測尺装置18を設ける。測尺装置18は、グラップル13A,13Bが開いた状態のときに、グラップル13Aとグラップル13Bとの中間に位置し、かつ、グラップル13A,13Bが閉じて樹木を把持したときにその樹木の側面がこれに当接するように設けられる。
【0019】
本体フレーム12の上端部分の下側には、一対のローラアーム14A,14Bの上端部分を矢印方向(図2)に回動自在に取り付ける。ローラアーム14A,14Bの下端部分には、材搬送ローラ(送出部)15A,15Bを回転自在に取り付ける。グラップル13A,13Bが樹木を把持するときに、材搬送ローラ15A,15Bが開き、2つのローラの間に樹木を挟持し、これらのローラが回転することで挟持した樹木を送り出すことができる。材搬送ローラ15A,15Bの外周面には、樹木を確実に挟持して送り出すことができるように無数の凹凸が形成されて、ローラの回転スリップを防止するようになっている。
【0020】
材搬送ローラ15A,15Bの下方には下部フレーム16を備え、下部フレーム16の下側には、これと平行にチェーンソー(切断部)17を回動自在に取り付ける。なお、17Aはチェーンソーのモータである。チェーンソー17は、樹木を根元で切断したり、所望の長さで切断(玉切り)したりするためのものであり、通常、グラップル13A,13Bまたは/および材搬送ローラ15A,15Bが樹木を挟持した状態で切断操作がなされる。
【0021】
自走式樹木伐採運搬機1は、コントローラ50によって遠隔無線操作される。図3に示すように、コントローラ本体50Bの表面には操作部が形成されている。コントローラ本体50Bの表面の左右には、それぞれ操作スティック55,56を設ける。この操作スティック55,56は上下左右に傾動可能である。また、操作スティック55,56の間には、伐倒と玉切りをするための伐倒・玉切ボタン59と、枝払いをするための枝払ボタン60とを備える。操作スティック55の下側には、ブーム6の上下動作と回転動作、さらにアーム7の伸縮操作とを切り替える切替スイッチ57を設ける。
【0022】
また、操作スティック56の下側には、クローラ2A、グラップル13A,13B、脚体3の操作を切り替える、切替スイッチ58を設ける。これら2つの切替スイッチのさらに下側には、ディスプレイ(表示部)54を設ける。ディスプレイ54の右側には、ディスプレイ54に表示される項目を選択するための選択ボタン62と、選択した項目を決定する確定ボタン63とを設ける。また、ディスプレイ54の左側には、操作画面を切り替えるための画面切替ボタン64を設ける。
【0023】
コントローラ本体50Bの上端には、無線電波を送受信するためのアンテナ61を突出して備える。このアンテナ61はコントローラ本体50B内に備える送信部52、受信部53(ともに後述)に接続されている。また、操作部からの操作信号はすべてアンテナ61を介して自走式樹木伐採運搬機1の受信部へと無線送信される。
【0024】
次に、コントローラ50を用いて自走式樹木伐採運搬機1を操作する方法を説明する。まず、コントローラ50の切替スイッチ58をクローラ側に切り替える。そして、自走式樹木伐採運搬機1を進行させたい方向に操作スティッsdク56を倒すと、自走式樹木伐採運搬機1のクローラ2Aがその方向へと走行するように制御される。たとえば、図4中で上側に操作スティック56を倒すと自走式樹木伐採運搬機1は直進し、操作スティック56を左側に倒すと自走式樹木伐採運搬機1は左折する。
【0025】
このようにして、自走式樹木伐採運搬機1が所望の位置に到着したら、作業者は樹木の伐採の操作をコントローラ50によって行う。まず、伐倒である。グラップル13A,13Bで所望の樹木を把持するには、切替スイッチ58をグラップル側に切り替える。そして、操作スティック56を左に倒す。これによって一対のグラップル13A,13Bが開く。これに連動して、一対の材搬送ローラ15A,15Bも開く。自走式樹木伐採運搬機1をやや前進させて、樹木をグラップル13A,13Bの間で、かつ、材搬送ローラ15A,15Bの間に位置させる。次に、操作スティック56を右に倒すと、グラップル13A,13B、材搬送ローラ15A,15Bのそれぞれが閉じて、両者で樹木を把持する。この状態で、伐倒・玉切ボタン59を押下すると、チェーンソー17が作動して、樹木の根元付近を切断する。
【0026】
次に枝払いと玉切りを行う。枝払ボタン60を押下すると、ハーベスタ10が樹木を把持したままで、前側にほぼ90度傾倒する。同時に、ブーム6とアーム7が適宜操作されて、荷台5にわずかにかかる位置で荷台5の上方に移動する。言い換えると、樹木を切断する際にチェーンソー17が荷台5の上方に位置するとともに、切断された樹木が、チェーンソー17を挟んで材搬送ローラ15A,15Bと反対側でかつ、荷台5内に落下するように構成する。したがって、この発明では、玉切りと同時に木材の荷台5への積載が行われる。
【0027】
詳しくは、図4(a)に示すような位置で樹木の伐倒を行ったのち、図4(b)および図4(c)に示すような位置にハーベスタ10を移動させる。ハーベスタ10の移動位置は、樹木を玉切りしたときに、切り落とした材木が荷台5内に落下する位置である。さらに、その後、材搬送ローラ15A,15Bが回転して樹木を荷台5に向けて水平方向に送り出す。このとき、グラップル13A,13Bに形成された刃が樹木の側面に突出した枝を切り落としながら、樹木は送り出される。
【0028】
測尺装置18は送り出された樹木の長さを測定しており、あらかじめ設定された長さに到達すると、材搬送ローラ15A,15Bが回転を停止する。そして、伐倒・玉切ボタン59を押下すると、チェーンソー17が作動して、樹木を所望の長さで切断し、木材が製造される。切断された木材は、荷台5内に落下する。このときに、自走式樹木伐採運搬機1に備える送受信部は、切断した木材の外径、長さをコントローラ50に自動送信する。
【0029】
さらに枝払ボタン60を押下すると、材搬送ローラ15A,15Bが再び回転して、樹木の枝打ちをしながら樹木は送り出される。樹木が所定の長さだけ送り出されると、材搬送ローラ15A,15Bが回転を停止する。そして、伐倒・玉切ボタン59を押下すると、チェーンソー17が作動して、樹木を所望の長さで切断し、2本目の木材が製造されて、荷台5内に落下する。送受信部40は、切断した木材の外径、長さをコントローラ50に自動送信する。このような操作を樹木長さ方向全体にわたって行う。
【0030】
一本目の樹木の伐採が終了したら、次の目的の樹木へと自走式無人樹木伐採機1を移動させて同様の作業を行う。なお、荷台5、本体部4(またはハーベスタ10)の位置を上下させたいときは、切替スイッチ58を本体上下に切り替える。そしえ、操作スティック56を上下方向に操作して高さを変化させる。この脚体3の昇降は、油圧シリンダ3A,3Bの伸縮にてなされる。
【産業上の利用可能性】
【0031】
なお、この発明の自走式樹木伐採運搬機は上述の実施形態に限定されるものではない。上述の例では、自走式樹木伐採運搬機の走行部がクローラ式であったが、車輪走行タイプであってもよい。また、ハーベスタのタイプは、上述の例に限定されるものではなく、公知の技術を利用してもよい。さらに、上述の例では、遠隔操作であったため、自走式樹木伐採運搬機には作業者は乗車していないが、作業者が自走式樹木伐採運搬機に乗車して、樹木の伐採・運搬作業を行ってもよい。この場合、自走式樹木伐採運搬機1には運転キャビンを設け、キャビン内に運転座席、コントローラ50に相当するような操作部などを備えるものとする。
【符号の説明】
【0032】
1 自走式樹木伐採機
2 走行部
3 脚体
3A,3B,11C,12C 油圧シリンダ
4 本体部
5 荷台(搬送部)
6 ブーム
7 アーム
8 ブラケット
9 連結部
10 ハーベスタ
11 ハンガー
12 本体フレーム
13A,13B グラップル(把持部)
13a,13b 回動軸
14A,14B ローラアーム
15A,15B 材搬送ローラ(送出部)
16 下部フレーム
17 チェーンソー(切断部)
18 測尺装置
50 コントローラ
50B コントローラ本体
54 ディスプレイ(表示部)
55,56 操作スティック
57,58 切替スイッチ
59 伐倒・玉切ボタン
60 枝払ボタン
61 アンテナ
62 選択ボタン
63 確定ボタン
64 画面切替ボタン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
樹木を把持する把持部と、該把持部で把持した樹木を長手方向に送る送出部と、該送出部から送り出された樹木を所望の位置で切断する切断部と、前記切断された樹木を積載して運搬する運搬部と、走行部とを備えることを特徴とする、自走式樹木伐採運搬機。
【請求項2】
前記把持部、前記送出部、前記切断部を一体に備え、
前記樹木を切断する際に前記切断部が前記運搬部の上方に移動するとともに、前記切断された樹木が、前記切断部を挟んで前記送出部と反対側にある前記運搬部内に落下するように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の自走式樹木伐採運搬機。
【請求項3】
遠隔操作で作動することを特徴とする、請求項1に記載の自走式樹木伐採運搬機。
【請求項4】
前記把持部、前記送出部、前記切断部、および前記運搬部が昇降自在に前記走行部の上方に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の自走式樹木伐採運搬機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−10604(P2011−10604A)
【公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−158133(P2009−158133)
【出願日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【出願人】(000006781)ヤンマー株式会社 (3,810)