説明

蒸気調理器

【課題】利便性を向上できる蒸気調理器を提供する。
【解決手段】調理物90を収納する加熱室20と、着脱自在の水タンク30と、水タンク30から給水されるハウジング41を有してハウジング41内の水を蒸気発生ヒータ42により加熱して加熱室20に蒸気を供給する蒸気発生装置40と、水タンク30または水タンク30を連結する貯水部31に浸漬される複数の電極30a〜30cを有して電極30a〜30c間の抵抗値によって水タンク30内の水の硬度を検出する硬度検出部36と、蒸気発生装置40の洗浄時期を報知する報知部4とを備え、硬度検出部36により検出された水タンク30内の水の硬度が高いときに低いときよりも蒸気発生装置40の洗浄周期を短くした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、蒸気により調理物の調理を行う蒸気調理器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の蒸気調理器は特許文献1に開示されている。この蒸気調理器は調理物を収納する加熱室に蒸気を供給する蒸気発生装置を備えている。蒸気発生装置は着脱自在の水タンクから給水されるハウジング内に蒸気発生ヒータが設けられる。また、ハウジングには自己加熱型感温素子から成る水位センサが設けられる。
【0003】
水道水等を貯水した水タンクが装着されると、水タンクから蒸気発生装置のハウジング内に給水される。水位センサによってハウジング内が所定水位になると給水が停止され、蒸気発生ヒータにより加熱された水が蒸発して蒸気が発生する。蒸気発生装置で発生した蒸気は加熱室に供給され、加熱室内の調理物が蒸気によって調理される。
【0004】
蒸気発生装置に供給される水には不純物が含有し、蒸気発生ヒータの加熱によって水分が蒸発してハウジングや水位センサにスケールが付着する。このため、ハウジング内が所定の水位よりも低下した際に水位センサを停止する。これにより、水位センサのスケールの付着を低減して水位センサの誤検知を防止することができる。
【0005】
一方、ハウジングはスケールが付着すると熱伝導率が低下して蒸気の発生量が減少し、蒸気発生装置の性能が低下する。日本国内の水道水は主に軟水であるためスケールの付着が少なく、蒸気調理器の耐用年数(例えば、10年)でスケールによる性能低下が小さい。
【0006】
しかし、日本国外では硬水である水道水やミネラルウォータが給水タンクに貯水される場合が多く、スケールの付着によって蒸気発生装置の性能低下が著しい。このため、蒸気発生装置のハウジング内をクエン酸等によって定期的に洗浄を行う必要がある。この時、水タンクに貯水される水の硬度を使用者が試験紙で計測し、計測された水の硬度が使用者の入力操作により設定される。そして、水の硬度に応じた周期で蒸気発生装置の洗浄時期が表示等によって使用者に報知され、蒸気発生装置の洗浄が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2005−337627号公報(第6頁−第14頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上記従来の蒸気調理器によると、蒸気発生装置の洗浄時期を使用者が判別するために使用者によって硬度の計測や設定等の繁雑な作業を行う必要がある。このため、蒸気調理器の利便性が悪い問題があった。
【0009】
本発明は、利便性を向上できる蒸気調理器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために本発明は、調理物を収納する加熱室と、着脱自在の水タンクと、前記水タンクから給水されるハウジングを有するとともに前記ハウジング内の水を蒸気発生ヒータにより加熱して前記加熱室に蒸気を供給する蒸気発生装置と、前記水タンクまたは前記水タンクを連結する貯水部に浸漬される複数の電極を有して前記電極間の抵抗値によって前記水タンク内の水の硬度を検出する硬度検出部と、前記蒸気発生装置の洗浄時期を報知する報知部とを備え、前記硬度検出部により検出された前記水タンク内の水の硬度が高いときに低いときよりも前記蒸気発生装置の洗浄周期が短いことを特徴としている。
【0011】
この構成によると、水道水等が貯水された水タンクが装着され、硬度検出部の電極が水タンク内または水タンクが連結される貯水部内の水に浸漬される。複数の電極間の抵抗値によって水タンク内の水の硬度が検出される。調理を開始すると水タンクから蒸気発生装置のハウジング内に給水される。ハウジング内が所定水位になると給水が停止され、蒸気発生ヒータにより加熱された水が蒸発して蒸気が発生する。蒸気発生装置で発生した蒸気は加熱室に供給され、加熱室内の調理物が蒸気によって調理される。また、蒸気発生装置の駆動時間が水タンク内の水の硬度に応じて決められた洗浄周期に達すると、報知部による表示や音声等によって洗浄時期であることが使用者に報知される。この時、硬度検出部で検出した水タンク内の水の硬度が高いときに低いときよりも蒸気発生装置の洗浄周期が短く設定される。
【0012】
また本発明は、上記構成の蒸気調理器において、前記電極間の導通によって前記水タンクの水位を検知することを特徴としている。この構成によると、水タンクまたは貯水部に浸漬される電極が導通していないときに水タンクの水量が不足と判断し、例えば調理の開始を待機する。
【0013】
また本発明は、上記構成の蒸気調理器において、前記水タンク内の水の硬度と前記蒸気発生装置の駆動時間との積の累計が所定値を超えた際に前記蒸気発生装置の洗浄時期と判断することを特徴としている。
【発明の効果】
【0014】
本発明によると、硬度検出部が水タンクまたは水タンクを連結する貯水部に浸漬される複数の電極を有して電極間の抵抗値によって水タンク内の水の硬度を検出し、水タンク内の水の硬度が高いときに低いときよりも蒸気発生装置の洗浄周期を短くして洗浄時期を報知部により報知するので、使用者による繁雑な作業を行うことなく水タンクの水の硬度に応じた蒸気発生装置の洗浄を行うことができる。従って、蒸気調理器の利便性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の実施形態の蒸気調理器を示す正面断面図
【図2】本発明の実施形態の蒸気調理器の貯水部を示す正面断面図
【図3】本発明の実施形態の蒸気調理器の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施形態の蒸気調理器の動作を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態の蒸気調理器を示す正面断面図である。蒸気調理器1は本体筐体部10内に調理物90を収納する加熱室20を備えている。加熱室20は扉(不図示)により開閉される前面を開口した箱状に形成される。加熱室20の周面には断熱材14が設けられ、加熱室20内の天井面には温度センサ76が設けられる。
【0017】
加熱室20の左側壁には突起部23、25が上下に設けられ、右側壁には突起部23、25とそれぞれ同じ高さに突起部24、26が設けられる。突起部23、24間や突起部25、26間に調理物90を載置する載置網22を有したトレイ21が橋架される。
【0018】
加熱室20の背後には循環ダクト27が設けられる。循環ダクト27には加熱室20の背面中央部に開口する吸込口20aと背面周部に開口する吹出口20b、20c、20d、20e、20f、20gとが設けられる。循環ダクト27内には循環ファン28(図3参照)及び加熱ヒータ29(図3参照)が設けられる。循環ファン28及び加熱ヒータ29の駆動によって加熱室20内の蒸気や空気が吸込口20aを介して循環ダクト27に流入し、加熱されて吹出口20b〜20gから吹き出される。
【0019】
加熱室20の下方には冷却ファン53、導波管60、マグネトロン50を配した外気流入ダクト56が設けられる。外気流入ダクト56は外気流入口62を本体筐体10の下面に開口し、外気流入口62に面して冷却ファン53が配される。マグネトロン50は導波管60を介して加熱室20内にマイクロ波を供給する。これにより、調理物90をマイクロ波加熱することができる。導波管60にはアンテナモータ52により回転するアンテナ51が設けられ、加熱室20に供給されるマイクロ波を均一化する。
【0020】
加熱室20の右側壁には給気口57及び排気口58が設けられる。外気流入ダクト56内の給気口57に面した位置には給気ファン55が配される。尚、外気流入ダクト56は仕切板34によって加熱室20の右方上部と仕切られる。排気口58には本体筐体10の上面に開口部73を開口した排気ダクト72が導出される。排気ダクト72には湿度センサ75及び温度センサ74が設けられる。
【0021】
加熱室20の右側の仕切板34の上方には着脱自在の水タンク30が配される。水タンク30の側方には貯水部31が設けられる。貯水部31は水タンク30の背面側に設けた止水弁(不図示)を介して連通路32によって水タンク30と連結され、水タンク30の装着によって水タンク30内の水が流入する。
【0022】
図2は貯水部31の正面断面図を示している。貯水部31には水タンク30から流入する水に浸漬して水位を検出する水位センサ36が設けられる。水位センサ36は浸漬深さが大きい順に電極36a、36b、36cを有し、電極36a、36b、36c間の導通によって水位タンク30の水位を検知する。
【0023】
例えば、電極36aと電極36cとが非導通状態になると水量の不足を表示部4(図3参照)等により報知し、調理開始前の場合は調理開始を待機する。また、電極36aと電極36bとが非導通状態になると調理の一時停止等を行う。
【0024】
また、水位センサ36の電極36a、36b間または電極36a、36c間の抵抗値を検知して、水タンク30の水の硬度が検出される。水の硬度はCaCO3の含有量によって表わされ、単位はppm、mg/LまたはdHである。硬度の高い水は電気伝導度が大きくなるため抵抗値が低下する。
【0025】
このため、予め硬度と抵抗値との関係を記憶部5(図3参照)に記憶し、水位センサ36により検知した抵抗値によって硬度が導出される。従って、水位センサ36は水タンク30の水の硬度を検出する硬度検出部を構成する。尚、水位センサ36を水タンク30の上面に設け、水タンク30の装着時に各電極36a、36b、36cに接触する端子部を本体筐体10に設けてもよい。
【0026】
図1において、加熱室2の右側壁の上部には蒸気発生装置40が設けられる。蒸気発生装置40は金属製のハウジング41内に蒸気発生ヒータ42が設けられる。ハウジング41には貯水部31から導出される給水管33が接続され、加熱室2に臨む吐出口44が開口する。
【0027】
給水管33の経路中に設けられる給水ポンプ35の駆動によって貯水部31からハウジング41内に給水される。ハウジング41内の水は蒸気発生ヒータ42の加熱により蒸発し、吐出口44から加熱室2内に蒸気が吐出される。これにより、飽和蒸気または過熱蒸気によって調理物90を調理することができる。
【0028】
図3は蒸気調理器1の構成を示すブロック図である。蒸気調理器1は各部を制御する制御部2を有している。制御部2には循環ファン28、加熱ヒータ29、冷却ファン53、給気ファン55、マグネトロン50、アンテナモータ52、給水ポンプ35、蒸気発生ヒータ42、温度センサ76、74、湿度センサ75、水位センサ36、操作部3、表示部4、記憶部5、タイマー6が接続される。
【0029】
操作部3は本体筐体10の扉(不図示)に設けられ、調理メニューの選択操作等を行う。表示部4は本体筐体10の扉(不図示)に設けられた液晶パネル等から成り、操作部3による選択項目、調理の進行状況、使用者への報知内容等を表示する。記憶部5はROMやRAM等から成り、蒸気調理器1の動作プログラムや調理メニューのデータベース等を記憶するとともに制御部2による演算の一時記憶を行う。タイマー6は調理時間や累計の使用時間を計測する。
【0030】
上記構成の蒸気調理器1において、マイクロ波による調理(レンジ調理)を開始すると、マグネトロン50及びアンテナモータ52が駆動される。また、冷却ファン53及び給気ファン55が駆動される。マグネトロン50によって導波管60を介して加熱室20内にマイクロ波が供給され、調理物90がマイクロ波加熱される。
【0031】
冷却ファン53により外気流入口62を介して外気流入ダクト56内に外気が流入する。外気流入ダクト56内に流入した外気はマグネトロン50を冷却して昇温され、給気ファン55によって給気口57から加熱室20に供給される。給気口57からの給気によって加熱室20内の空気は排気口58を介して排気ダクト72に流入し、天面の開口部73から外部に放出される。
【0032】
マイクロ波加熱によって調理物90から蒸気が発生し、加熱室20内が所定の湿度になると湿度センサ75の検知によって調理の終了時期が判断される。これにより、マイクロ波による調理が終了する。また、加熱室20内の異常高温を温度センサ74、76により検知した場合は調理を中断する。
【0033】
熱風による調理(オーブン調理)を開始すると、循環ファン28及び加熱ヒータ29が駆動される。加熱室20内の空気は吸込口20aから循環ダクト27内に流入し、加熱ヒータ29で加熱されて吹出口20b〜20gから吹き出される。これにより、加熱室20内の空気が所定温度に維持されて循環し、調理物90が調理される。タイマー6により調理時間の経過を検知すると調理が終了する。また、加熱室20内の異常高温を温度センサ76により検知した場合は調理を中断する。
【0034】
図4は蒸気による調理(蒸気調理)の動作を示すフローチャートである。水タンク30を装着して蒸気調理を開始すると、ステップ#11で水位センサ36により水タンク30の水位及び硬度が検出される。ステップ#12では水タンク30の水量が不足しているか否かを判断する。
【0035】
水タンク30の水量が不足している場合はステップ#22に移行し、表示部4によって水不足であることを報知して処理を終了する。水タンク30の水量が足りている場合はステップ#13に移行する。ステップ#13ではステップ#11で検出した硬度が記憶部5に記憶される。
【0036】
ステップ#14では蒸気発生ヒータ42及び給水ポンプ35が駆動される。これにより、貯水部31の水が所定の流量で蒸気発生装置40のハウジング41内に供給され、蒸気発生ヒータ42の加熱により発生した蒸気が加熱室20に供給される。ステップ#15では所定時間待機し、加熱室20内に蒸気が充満するとステップ#16に移行する。
【0037】
ステップ#16では循環ファン28及び加熱ヒータ29が駆動される。加熱室20内の蒸気は吸込口20aから循環ダクト27内に流入し、加熱ヒータ29で加熱されて吹出口20b〜20gから吹き出される。これにより、加熱室20内の蒸気が所定温度に維持されて循環し、飽和蒸気または過熱蒸気によって調理物90が調理される。
【0038】
ステップ#17では調理時間が経過するまで待機する。調理時間が経過するとステップ#18で循環ファン28、加熱ヒータ29、給水ポンプ35及び蒸気発生ヒータ42が停止される。
【0039】
ステップ#19ではステップ#13で記憶した水の硬度とタイマー6の計時による蒸気発生装置40の駆動時間との積を所定の変数Tに積算した累計を記憶する。変数Tは調理を行う毎に前回の累計値に積算して記憶される。ステップ#20では洗浄時期を示す所定値を変数Tが超え、洗浄時期に到達したか否かが判断される。即ち、硬度の高い水を使用すると蒸気発生時間が短くても洗浄時期に到達するため洗浄周期が短くなる。また、硬度の低い水を使用すると蒸気発生時間が短いと洗浄時期に到達しないため洗浄周期が長くなる。
【0040】
洗浄時期に到達していない場合は処理を終了し、洗浄時期に到達した場合はステップ#21で表示部4によって洗浄時期であることを報知して処理を終了する。即ち、表示部4は蒸気発生装置40の洗浄時期を報知する報知部を構成する。これにより、使用者は蒸気発生装置40の洗浄時期を認知し、所定の操作によってクエン酸等による蒸気発生装置40の洗浄を行う。この時、変数Tがリセットされる。その結果、蒸気発生装置40のスケールを除去して性能を維持することができる。
【0041】
本実施形態によると、水タンク30を連結する貯水部31に浸漬される複数の電極30a〜30cを有した硬度検出部を備え、電極30a〜30c間の抵抗値によって水タンク30内の水の硬度を検出する。そして、水タンク30内の水の硬度が高いときに低いときよりも蒸気発生装置40の洗浄周期を短くして洗浄時期を表示部4(報知部)により報知する。これにより、使用者による繁雑な作業を行うことなく水タンク30の水の硬度に応じた蒸気発生装置40の洗浄を行うことができる。従って、蒸気調理器1の利便性を向上することができる。
【0042】
尚、前述したように、電極30a〜30cを水タンク30に浸漬して水の硬度を検出してもよい。また、洗浄時期の報知を音声や警告灯(LED等)の点灯等により行ってもよい。
【0043】
また、電極30a〜30c間の導通によって水タンク30の水位を検知するので、水位センサ36に加えて別途硬度検出部を設ける必要がなく、蒸気調理器1のコストを削減することができる。
【0044】
また、ステップ#20で水タンク30内の水の硬度と蒸気発生装置40の駆動時間との積の累計が所定値を超えた際に蒸気発生装置40の洗浄時期と判断するので、調理毎に水タンク30に貯水される水の硬度が変化しても正確に洗浄時期を判断することができる。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明によると、蒸気により調理物の調理を行う蒸気調理器に利用することができる。
【符号の説明】
【0046】
1 蒸気調理器
2 制御部
3 操作部
4 表示部
5 記憶部
6 タイマー
10 本体筐体
20 加熱室
20a 吸込口
20b〜20g 吹出口
21 トレイ
27 循環ダクト
28 循環ファン
29 加熱ヒータ
30 水タンク
31 貯水部
35 給水ポンプ
36 水位センサ(硬度検知部)
36a〜36c 電極
40 蒸気発生装置
41 ハウジング
42 蒸気発生ヒータ
44 吐出口
50 マグネトロン
51 アンテナ
53 冷却ファン
55 給気ファン
56 外気流入ダクト
57 給気口
58 排気口
60 導波管
72 排気ダクト
74、76 温度センサ
75 湿度センサ
90 調理物

【特許請求の範囲】
【請求項1】
調理物を収納する加熱室と、着脱自在の水タンクと、前記水タンクから給水されるハウジングを有するとともに前記ハウジング内の水を蒸気発生ヒータにより加熱して前記加熱室に蒸気を供給する蒸気発生装置と、前記水タンクまたは前記水タンクを連結する貯水部に浸漬される複数の電極を有して前記電極間の抵抗値によって前記水タンク内の水の硬度を検出する硬度検出部と、前記蒸気発生装置の洗浄時期を報知する報知部とを備え、前記硬度検出部により検出された前記水タンク内の水の硬度が高いときに低いときよりも前記蒸気発生装置の洗浄周期が短いことを特徴とする蒸気調理器。
【請求項2】
前記電極間の導通によって前記水タンクの水位を検知することを特徴とする請求項1に記載の蒸気調理器。
【請求項3】
前記水タンク内の水の硬度と前記蒸気発生装置の駆動時間との積の累計が所定値を超えた際に前記蒸気発生装置の洗浄時期と判断することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蒸気調理器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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