説明

薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法および構造

【課題】非接触式の薄紙引張切断方式を利用して薄紙を引張切断する引張切断機構を有する薄紙巻付装置を提供する。
【解決手段】薄紙巻付装置は、上巻きローラ12、少なくとも1つのガイド板13、下巻きローラ15および押さえローラ16を含む。ガイド板13は、上巻きローラ12のローラ面の下方付近に配置される上、上巻きローラ12との間にシュート3が形成されている。上巻きローラ12と下巻きローラ15と押さえローラ16との間には、巻付部が形成されている。シュート3を通過した薄紙4は、巻付部において第1の紙管5に巻き付けられ、紙ロール51を形成する。上巻きローラ12の下方付近には、引張切断機構が配置されている。引張切断機構は、回転軸、少なくとも1つの回転ロッド142、駆動機構、吸気シュート及び吸気装置を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、薄紙を引張して切断する方法に関し、特に、薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法および機構に関する。
【背景技術】
【0002】
典型的な従来の薄紙巻付装置は、主に、上巻きローラ、ガイド板、下巻きローラおよび押さえローラを含む。ガイド板は、上巻きローラのローラ面の下方付近に配置される上、上巻きローラとの間にシュートが形成される。上巻きローラと下巻きローラと押さえローラとの間には、巻付部が形成される。
【0003】
一般に、薄紙巻付装置の紙管は、先ず、搬送装置により、上巻きローラの側部に搬送され、次に、プッシュロッドにより、ガイド板シュートに押し込まれ、その後、巻付部に到達する。次に、紙管上に薄紙が巻き付けられ、トイレットペーパなどの紙ロールが形成される。紙ロールの巻付作業が完了した後、回転アームの回転速度を制御し、上巻きローラの回転速度より速くするか遅くするかすることにより発生する速度差により、薄紙が引張切断される。
【0004】
また、他の従来技術において、接触式の薄紙引張切断方法および機構が存在する。例えば、回転ロッドを薄紙巻付装置に配置された上巻きローラ面に接触させ、上巻きローラ面を通過する薄紙を押え付けることにより、薄紙は、巻付部において形成される紙ロールの引張力を受けて引張切断される。
【0005】
しかし、上述の従来の薄紙巻付装置においては、回転アームの回転速度を上巻きローラの回転速度と異なる速度にしなければ、速度差を利用して薄紙を引張切断することができない。また、薄紙が高靭性材料からなる場合、回転アームと上巻きローラとの間の速度差を大きくしなければ、薄紙を引張切断することができない。
【0006】
また、前述の従来技術である接触式の薄紙引張切断においては、回転ロッドを上巻きローラ面に実際に接触させなければならないため、機構を構成する部材の耐久性および安全性に関し、克服できない欠点が存在する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の第1の目的は、非接触式の薄紙引張切断方式を利用して薄紙を引張切断する引張切断機構を有する薄紙巻付装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、吸気装置と、吸気シュートおよび中空シュートを有する引張切断機構と、を含む薄紙巻付装置を提供することにある。
本発明の第3の目的は、薄紙巻付装置中において、真空吸着力を発生させることにより、薄紙を引張切断する方法および装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法であって、前記薄紙巻付装置は、上巻きローラ、少なくとも1つのガイド板、下巻きローラおよび押さえローラを含み、前記ガイド板は、前記上巻きローラのローラ面の下方付近に配置される上、前記上巻きローラとの間にシュートが形成され、前記上巻きローラと前記下巻きローラと前記押さえローラとの間には、巻付部が形成され、前記上巻きローラの下方には、引張切断機構が配置され、前記引張切断機構は、回転軸と、前記回転軸から突出した回転ロッドと、を含み、前記回転ロッドは、薄紙接触端を含み、前記薄紙接触端には、少なくとも1つの吸着口が形成され、前記薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法は、(a)薄紙を一回転方向に回転する前記上巻きローラの下半部のローラ面に貼り付け、前記シュートを通過させるステップと、(b)前記シュートを通過した薄紙を前記巻付部において第1の紙管上に巻き付け、紙ロールを形成するステップと、(c)前記回転ロッドを駆動して回転させ、前記回転ロッドの薄紙接触端を前記上巻きローラの接触位置の方向に周期的に回転させ、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置に到達したとき、前記回転ロッドの薄紙接触端は、前記薄紙に接触する上、前記上巻きローラとの間に所定の間隔を保持するステップと、(d)前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置に位置するとき、前記吸着口により前記シュートを通過する薄紙を吸着するステップと、(e)前記薄紙を巻付部に形成される紙ロールの引張力により、前記接触位置と前記第1の紙管の紙ロールとの間において引張切断するステップと、を含むことを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明では、前記回転ロッドの回転方向は、前記上巻きローラの回転方向と同一であり、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置まで回転したとき、前記回転ロッドの薄紙接触端の回転方向は、前記上巻きローラの回転方向と逆方向であることを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明では、前記ステップ(a)において、前記薄紙を前記シュートに送り込む前に、前記薄紙に所定の間隔で1列の孔を穿孔するステップをさらに含むことを特徴とする。
【0011】
請求項4の発明では、前記ステップ(c)において、前記下巻きローラの回転速度を減速し、前記薄紙を若干懸垂させるステップをさらに含むことを特徴とする。
【0012】
請求項5の発明では、薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法であって、前記薄紙巻付装置は、上巻きローラ、少なくとも1つのガイド板、下巻きローラおよび押さえローラを含み、前記ガイド板は、前記上巻きローラのローラ面の下方付近に配置される上、前記上巻きローラとの間にシュートが形成され、前記上巻きローラと前記下巻きローラと前記押さえローラとの間には、巻付部が形成され、前記上巻きローラの下方には、引張切断機構が配置され、前記引張切断機構は、回転軸と、前記回転軸から突出した回転ロッドと、を含み、前記回転ロッドは、薄紙接触端を含み、前記薄紙接触端には、少なくとも1つの吸着口が形成され、前記薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法は、(a)薄紙を回転方向に回転する前記上巻きローラの下半部のローラ面に貼り付け、前記シュートを通過させるステップと、(b)前記シュートを通過した薄紙を前記巻付部において第1の紙管上に巻き付け、紙ロールを形成するステップと、(c)前記回転ロッドを駆動して回転させ、前記回転ロッドの薄紙接触端を前記上巻きローラの接触位置の方向に周期的に回転させ、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置に到達したとき、前記回転ロッドの薄紙接触端は、前記薄紙に接触する上、前記上巻きローラのローラ面との間に所定の間隔を保持するステップと、(d)第2の紙ロールを前記シュート中に送り込むステップと、(e)前記下巻きローラの回転速度を減速させ、前記シュートに位置する前記薄紙を若干懸垂させ、懸垂区間を形成するステップと、(f)前記回転ロッドの薄紙接触端によるガイドにより、前記薄紙の懸垂区間の少なくとも一部区間を前記第2の紙管と前記ガイド板との間にガイドして巻き込むステップと、(g)前記薄紙を巻付部に形成される紙ロールの引張力により、前記第2の紙管と前記ガイド板との間の薄紙を巻き込む位置と、前記第1の紙管の紙ロールと、の間において引張切断するステップと、を含むことを特徴とする。
【0013】
請求項6の発明では、前記回転ロッドの回転方向は、前記上巻きローラの回転方向と同一であり、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置まで回転したとき、前記回転ロッドの薄紙接触端の回転方向は、前記上巻きローラの回転方向と逆方向であることを特徴とする。
【0014】
請求項7の発明では、前記ステップ(a)において、前記薄紙を前記シュートに送り込む前に、前記搬送方向に搬送される前記薄紙に所定の間隔で1列の孔を穿孔するステップをさらに含むことを特徴とする。
【0015】
請求項8の発明では、前記回転ロッドの薄紙接触端に真空吸着力を発生させるステップをさらに含み、これにより、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記薄紙の懸垂区間の少なくとも一部区間を前記第2の紙管と前記ガイド板との間にガイドして巻き込むのが補助されることを特徴とする。
【0016】
請求項9の発明では、薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造であって、前記薄紙巻付装置は、上巻きローラ、少なくとも1つのガイド板、下巻きローラおよび押さえローラを含み、前記ガイド板は、前記上巻きローラのローラ面の下方付近に配置される上、前記上巻きローラとの間にシュートが形成され、前記上巻きローラと前記下巻きローラと前記押さえローラとの間には、巻付部が形成され、前記シュートを通過した薄紙は、前記巻付部において第1の紙管に巻き付けられ、紙ロールを形成し、前記上巻きローラの下方付近には、引張切断機構が配置され、前記引張切断機構は、外側環状面を有する回転軸と、前記回転軸の外側環状面に配置され、前記回転軸の外側環状面に連結固定される回転軸連結端と、前記回転軸の外側環状面から突出する上、少なくとも1つの吸着口が形成される薄紙接触端と、を含む少なくとも1つの回転ロッドと、前記回転軸に連結され、前記回転軸を回転中心とし、前記回転ロッドを回転させるのに使用され、前記回転ロッドの薄紙接触端を接触位置まで周期的に回転させるか、前記接触位置から離させ、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置のとき、前記回転ロッドの薄紙接触端は、前記薄紙に接触する上、前記上巻きローラとの間に所定の間隔を保持する駆動機構と、前記回転軸の内部に形成され、中空シュートにより、前記薄紙接触端の吸着口に連通する吸気シュートと、前記回転軸に連結される上、前記吸気シュートに連通し、前記回転ロッドの薄紙接触端の吸着口に真空吸着力を形成する吸気装置と、を含み、前記駆動機構の駆動により、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置まで回転したとき、前記回転ロッドの薄紙接触端の吸着口は、前記シュートを通過する薄紙を吸着し、前記薄紙は、巻付部に形成される紙ロールの引張力により、前記接触位置と前記第1の紙管の紙ロールとの間において引張切断されることを特徴とする。
【0017】
請求項10の発明では、前記回転ロッドの回転方向は、前記上巻きローラの回転方向と同一であり、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置まで回転したとき、前記回転ロッドの薄紙接触端の回転方向は、前記上巻きローラの回転方向と逆方向であることを特徴とする。
【0018】
請求項11の発明では、前記シュートの付近に配置される穿孔装置をさらに含み、前記薄紙は、前記シュートに送り込まれる前に、所定の間隔で1列の孔が穿孔されることを特徴とする。
【0019】
請求項12の発明では、薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造であって、前記薄紙巻付装置は、上巻きローラ、少なくとも1つのガイド板、下巻きローラおよび押さえローラを含み、前記ガイド板は、前記上巻きローラのローラ面の下方付近に配置される上、前記上巻きローラとの間にシュートが形成され、前記上巻きローラと前記下巻きローラと前記押さえローラとの間には、巻付部が形成され、前記シュートを通過した薄紙は、前記巻付部において第1の紙管に巻き付けられ、紙ロールを形成し、前記上巻きローラの下方付近には、引張切断機構が配置され、前記引張切断機構は、外側環状面を有する回転軸と、前記回転軸の外側環状面に配置され、前記回転軸の外側環状面に連結固定される回転軸連結端と、前記回転軸の外側環状面から突出する薄紙接触端と、を含む少なくとも1つの回転ロッドと、前記回転軸に連結され、前記回転軸を回転中心とし、前記回転ロッドを回転させるのに使用され、前記回転ロッドの薄紙接触端を接触位置まで周期的に回転させるか、前記接触位置から離させ、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置のとき、前記回転ロッドの薄紙接触端は、前記薄紙に接触する上、前記上巻きローラとの間に所定の間隔を保持する駆動機構と、を含み、前記駆動機構の駆動により、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置まで回転したとき、前記回転ロッドの薄紙接触端は、前記シュートの懸垂区間の少なくとも一部区間に位置する前記薄紙を前記第2の紙管と前記ガイド板との間にガイドして巻き込み、前記薄紙は、巻付部に形成される紙ロールの引張力によって、前記第2の紙管と前記ガイド板との間の薄紙を巻き込む位置と、前記第1の紙管の紙ロールと、の間において引張切断されることを特徴とする。
【0020】
請求項13の発明では、前記回転ロッドの回転方向は、前記上巻きローラの回転方向と同一であり、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置まで回転したとき、前記回転ロッドの薄紙接触端の回転方向は、前記上巻きローラの回転方向と逆方向であることを特徴とする。
【0021】
請求項14の発明では、前記シュートの付近に配置される穿孔装置をさらに含み、前記薄紙は、前記シュートに送り込まれる前に、所定の間隔で1列の孔が穿孔されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0022】
本発明の薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法および構造は、上巻きローラに回転ロッドを接触させることなく、薄紙巻付装置の薄紙を引張切断することができるため、薄紙巻付装置の運転をよりスムーズにする上、安全性を高めることができる上、薄紙巻付装置を構成する部材の機械耐久性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の第1実施形態による薄紙巻付装置を示す側面図である。
【図2】薄紙に所定の間隔で1列の孔が形成された状態を示す上面図である。
【図3】本発明の上巻きローラおよび引張切断機構の回転ロッドを示す側面図である。
【図4】引張切断機構の回転ロッドを示す断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造により、薄紙を引張切断する様子を示す第1の側面図である。
【図6】本発明の第1実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造により、薄紙を引張切断する様子を示す第2の側面図である。
【図7】本発明の第1実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造により、薄紙を引張切断する様子を示す第3の側面図である。
【図8】本発明の第1実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造により、薄紙を引張切断する様子を示す第4の側面図である。
【図9】本発明の第1実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造により、薄紙を引張切断する様子を示す第5の側面図である。
【図10】本発明の第1実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造により、薄紙を引張切断する様子を示す第6の側面図である。
【図11】本発明の第1実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造により、薄紙を引張切断する様子を示す第7の側面図である。
【図12】本発明の第1実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造により、薄紙を引張切断する様子を示す第8の側面図である。
【図13】本発明の第2実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造により、薄紙を引張切断する様子を示す第1の側面図である。
【図14】本発明の第2実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造により、薄紙を引張切断する様子を示す第2の側面図である。
【図15】本発明の第2実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造により、薄紙を引張切断する様子を示す第3の側面図である。
【図16】本発明の第2実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造により、薄紙を引張切断する様子を示す第4の側面図である。
【図17】本発明の第2実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造により、薄紙を引張切断する様子を示す第5の側面図である。
【図18】本発明の第2実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造により、薄紙を引張切断する様子を示す第6の側面図である。
【図19】本発明の第2実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造により、薄紙を引張切断する様子を示す第7の側面図である。
【図20】本発明の第2実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造により、薄紙を引張切断する様子を示す第8の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
(第1実施形態)
図1を参照する。図1に示すように、本発明の第1実施形態による薄紙巻付装置100は、ベース11、上巻きローラ12、複数のガイド板13(側面図では、1つしか見えない)、引張切断機構14、下巻きローラ15、押さえローラ16、紙管搬送装置17、一対の挟持搬送ローラ21、穿孔装置22および傾斜シュート23を含む。
【0025】
ガイド板13は、上巻きローラ12のローラ面の下方付近に配置される上、上巻きローラ12との間にシュート3が形成される。上巻きローラ12と下巻きローラ15と押さえローラ16との間には、巻付部19が形成される。所定の厚さおよび幅を有する薄紙4は、搬送方向I1に沿って挟持搬送ローラ21を経由して搬送される。薄紙4には、搬送方向I1に沿って穿孔装置22を通過するとき、搬送方向I1に直交する方向に1列に配列する孔41が所定の間隔で形成される(図2を参照)。薄紙4は、上巻きローラ12の下半部のローラ面に貼り付き、巻付部19に位置する第1の紙管5上に巻き付けられる。これにより、巻付部19において、所定の直径の紙ロール51(例えば、トイレットペーパなど)が形成される。
【0026】
図3を参照する。図3に示すように、引張切断機構14は、上巻きローラ12の下方付近に配置される。引張切断機構14は、回転軸141および少なくとも1つの回転ロッド142を含む。回転軸141は、外側環状面141aを有する。回転ロッド142は、回転軸141の外側環状面141aに配置される。各回転ロッド142は、回転軸141の外側環状面141aに連結固定される回転軸連結端142aと、回転軸141の外側環状面141aから突出する薄紙接触端142bと、を含む。
【0027】
駆動機構(図示せず)は、回転軸141を回転中心とし、回転ロッド142を駆動回転させる。回転ロッド142の回転方向I3は、上巻きローラ12の回転方向I2と同一の方向である。即ち、回転ロッド142の薄紙接触端142bが接触位置Aまで回転したとき、回転ロッド142の薄紙接触端142bの回転方向I3は、上巻きローラ12の回転方向I2と逆方向である。回転ロッド142の回転軌跡は、回転軌跡円142dを形成する。
【0028】
図4を同時に参照する。回転ロッド142の薄紙接触端142bには、吸着口142cが設けられる。また、回転軸141の内部は、中空管状であり、吸気シュート141bを有する。回転軸141の外側環状面141aの選定された位置には、吸気シュート141bに連通する複数の開孔141cが設けられる。また、回転ロッド142には、吸着口142cおよび回転軸141の開孔141cに連通する少なくとも1つの中空シュート142eが設けられる。回転軸141には、回転軸141の吸気シュート141b中の空気と、回転ロッド142の中空シュート142e中の空気と、を吸引し、回転ロッド142の薄紙接触端142bの吸着口142cに真空吸着力を発生させる吸気装置(図示せず)が連結される。薄紙接触端142bの吸着口142cは、吸着口142cが薄紙4を吸着するとき、最も優れた吸着効果を達成することができる凹状構造であるのが好ましい。
【0029】
図5〜図12を参照する。図5〜図12は、本発明の第1実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造が薄紙を引張切断する様子を示す側面図である。回転ロッド142が駆動されて回転方向I3に沿って回転し、回転ロッド142の薄紙接触端142bが上巻きローラ12の接触位置Aの方向に周期的に回転する(図6を参照)。このとき、回転ロッド142の薄紙接触端142bは、薄紙4に接触するが、上巻きローラ12との間に所定の間隔を保持し、接触しない。また、回転ロッド142の薄紙接触端142bの吸着口142cが薄紙4を吸着する。
【0030】
次に、第2の紙管6が紙管搬送装置17の受板171により搬送され、ガイド板13と上巻きローラ12との間に形成されるシュート3の入口に到達する。その後、第2の紙管6は、紙管搬送装置17の押し板172が回転することにより、シュート3内に押し入れられる(図7を参照)。
【0031】
本実施形態において、回転ロッド142の薄紙接触端142bをシュート3を通過する薄紙4にスムーズに吸着させるために、回転ロッド142の薄紙接触端142bが接触位置Aの位置にあるとき、コントローラ(図示せず)により、下巻きローラ15の回転速度を若干減速させ、薄紙4を若干懸垂状態にする(図7を参照)。これにより、回転ロッド142の薄紙接触端142bを薄紙4にスムーズに吸着させることができる。
【0032】
薄紙4は、回転ロッド142の薄紙接触端142bによって吸着されると同時に、薄紙4の右端が巻付部19に形成される紙ロール51の引張力により、引張切断される。これにより、薄紙4は、第1の紙管5に近い終端部43と、第2の紙管6に近い始端部44と、に分断される。薄紙4の終端部43は、第1の紙管5上に巻き付けられ、紙ロール51の巻付が完了する(図10を参照)。このとき、下巻きローラ15の回転速度は、元の回転速度に戻される。即ち、薄紙4の切断位置は、接触位置Aと第1の紙管5の紙ロール51との間に位置する。実際に産業上に利用するとき、切断位置は、穿孔装置22による穿孔によって形成された薄紙4の孔41の位置となる。
【0033】
薄紙4が引張切断されると同時に、回転ロッド142の薄紙接触端142bが薄紙4の始端部44を吸着する上、回転ロッド142が接触位置Aにおいて逆方向に回転することにより、薄紙4の始端部44は、シュート3に進入したばかりの第2の紙管6までガイドされる。これにより、薄紙4の始端部44は、第2の紙管6の外側環状面に若干巻き付けられる(図9および図10を参照)。
【0034】
回転ロッド142が回転して薄紙4およびシュート3から離れた後、第2の紙管6は、シュート3に沿って前方に転がり続け、薄紙4の始端部44は、第2の紙管6上に完全に巻き付けられる。これと同時に、薄紙4の終端部43が紙ロール51上に巻き付けられ、紙ロール51の巻付が完了する(図10および図11を参照)。
【0035】
図11および図12を参照する。図11および図12に示すように、第2の紙管6は、下巻きローラ15の回転速度が減速することによって発生する上巻きローラ12と下巻きローラ15との間の速度差により、巻付部19に搬送される(図12を参照)上、新しい紙ロールの巻付作業が開始される。完成した紙ロール51は傾斜シュート23に沿って排出される。
【0036】
このとき、紙ロール51は、すでに傾斜シュート23に沿って排出されている。また、押さえローラ16は、揺動アーム161に連結されている(図1を同時に参照)。揺動アーム161は、回転中心軸162を含み、回転中心軸162を中心として揺動可能であるため、揺動アーム161に連結された押さえローラ16も揺動アーム161の揺動軌跡に伴って上下に移動する。これにより、紙ロール51が排出された後、本来、紙ロール51に押圧接触していた押さえローラ16は、下方に移動し、第2の紙管6に押圧接触する。
【0037】
(第2実施形態)
図13〜図20を参照する。図13〜図20は、本発明の第2実施形態による薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造が薄紙を引張切断する様子を示す側面図である。ここで、図13〜図15は、前述の第1実施形態の動作と同一である。本実施形態においては、図16に示すように、正常な薄紙4の巻付動作を行う期間において、下巻きローラ15の回転速度が正常な回転速度から若干減速されることにより、シュート3に位置する薄紙4が若干懸垂され、懸垂区間42が形成される。薄紙4の懸垂区間42の少なくとも一部区間(即ち、第2の紙管6に近い区間)は、回転ロッド142の薄紙接触端142bによりガイドされ(図17を参照)、第2の紙管6とガイド板13との間に巻き込まれる。このとき、下巻きローラ15の回転速度が正常な回転速度に戻されるため、薄紙4は、巻付部19に形成される紙ロール51の引張力により引張切断される(図19を参照)。薄紙4の切断位置は、第2の紙管6とガイド板13との間の薄紙4が巻き込まれた位置と、第1の紙管5の紙ロール51と、の間の位置である。
【0038】
第1実施形態と同様に、回転ロッド142が駆動されたとき、回転ロッド142は、回転方向I3に沿って回転し、回転ロッド142の薄紙接触端142bが上巻きローラ12の接触位置Aの方向に周期的に回転する。次に、回転ロッド142の薄紙接触端142bの吸着口142cに発生する真空吸着力により、回転ロッド142の薄紙接触端142bが薄紙4の懸垂区間42の少なくとも一部区間を第2の紙管6とガイド板13との間にガイドして巻き込むのが補助される。
【0039】
薄紙4が引張切断された後に行われる後続の動作(図20を参照)は、第1実施形態の動作と同一である。
【0040】
当該技術分野の当業者が実施できるように、本発明の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではない。本発明の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本発明の特許請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0041】
3 シュート
4 薄紙
5 第1の紙管
6 第2の紙管
11 ベース
12 上巻きローラ
13 ガイド板
14 引張切断機構
15 下巻きローラ
16 押さえローラ
17 紙管搬送装置
19 巻付部
21 挟持搬送ローラ
22 穿孔装置
23 傾斜シュート
41 孔
42 懸垂区間
43 終端部
44 始端部
51 紙ロール
100 薄紙巻付装置
141 回転軸
141a 外側環状面
141b 吸気シュート
141c 開孔
142 回転ロッド
142a 回転軸連結端
142b 薄紙接触端
142c 吸着口
142d 回転軌跡円
142e 中空シュート
161 揺動アーム
162 回転中心軸
171 受板
172 押し板
A 接触位置
I1 搬送方向
I2 回転方向
I3 回転方向

【特許請求の範囲】
【請求項1】
薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法であって、
前記薄紙巻付装置は、上巻きローラ、少なくとも1つのガイド板、下巻きローラおよび押さえローラを含み、
前記ガイド板は、前記上巻きローラのローラ面の下方付近に配置される上、前記上巻きローラとの間にシュートが形成され、
前記上巻きローラと前記下巻きローラと前記押さえローラとの間には、巻付部が形成され、
前記上巻きローラの下方には、引張切断機構が配置され、前記引張切断機構は、回転軸と、前記回転軸から突出した回転ロッドと、を含み、前記回転ロッドは、薄紙接触端を含み、前記薄紙接触端には、少なくとも1つの吸着口が形成され、
前記薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法は、
(a)薄紙を一回転方向に回転する前記上巻きローラの下半部のローラ面に貼り付け、前記シュートを通過させるステップと、
(b)前記シュートを通過した薄紙を前記巻付部において第1の紙管上に巻き付け、紙ロールを形成するステップと、
(c)前記回転ロッドを駆動して回転させ、前記回転ロッドの薄紙接触端を前記上巻きローラの接触位置の方向に周期的に回転させ、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置に到達したとき、前記回転ロッドの薄紙接触端は、前記薄紙に接触する上、前記上巻きローラとの間に所定の間隔を保持するステップと、
(d)前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置に位置するとき、前記吸着口により前記シュートを通過する薄紙を吸着するステップと、
(e)前記薄紙を巻付部に形成される紙ロールの引張力により、前記接触位置と前記第1の紙管の紙ロールとの間において引張切断するステップと、を含むことを特徴とする薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法。
【請求項2】
前記回転ロッドの回転方向は、前記上巻きローラの回転方向と同一であり、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置まで回転したとき、前記回転ロッドの薄紙接触端の回転方向は、前記上巻きローラの回転方向と逆方向であることを特徴とする請求項1記載の薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法。
【請求項3】
前記ステップ(a)において、前記薄紙を前記シュートに送り込む前に、前記薄紙に所定の間隔で1列の孔を穿孔するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法。
【請求項4】
前記ステップ(c)において、前記下巻きローラの回転速度を減速し、前記薄紙を若干懸垂させるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法。
【請求項5】
薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法であって、
前記薄紙巻付装置は、上巻きローラ、少なくとも1つのガイド板、下巻きローラおよび押さえローラを含み、
前記ガイド板は、前記上巻きローラのローラ面の下方付近に配置される上、前記上巻きローラとの間にシュートが形成され、
前記上巻きローラと前記下巻きローラと前記押さえローラとの間には、巻付部が形成され、
前記上巻きローラの下方には、引張切断機構が配置され、前記引張切断機構は、回転軸と、前記回転軸から突出した回転ロッドと、を含み、前記回転ロッドは、薄紙接触端を含み、前記薄紙接触端には、少なくとも1つの吸着口が形成され、
前記薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法は、
(a)薄紙を回転方向に回転する前記上巻きローラの下半部のローラ面に貼り付け、前記シュートを通過させるステップと、
(b)前記シュートを通過した薄紙を前記巻付部において第1の紙管上に巻き付け、紙ロールを形成するステップと、
(c)前記回転ロッドを駆動して回転させ、前記回転ロッドの薄紙接触端を前記上巻きローラの接触位置の方向に周期的に回転させ、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置に到達したとき、前記回転ロッドの薄紙接触端は、前記薄紙に接触する上、前記上巻きローラのローラ面との間に所定の間隔を保持するステップと、
(d)第2の紙ロールを前記シュート中に送り込むステップと、
(e)前記下巻きローラの回転速度を減速させ、前記シュートに位置する前記薄紙を若干懸垂させ、懸垂区間を形成するステップと、
(f)前記回転ロッドの薄紙接触端によるガイドにより、前記薄紙の懸垂区間の少なくとも一部区間を前記第2の紙管と前記ガイド板との間にガイドして巻き込むステップと、
(g)前記薄紙を巻付部に形成される紙ロールの引張力により、前記第2の紙管と前記ガイド板との間の薄紙を巻き込む位置と、前記第1の紙管の紙ロールと、の間において引張切断するステップと、を含むことを特徴とする薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法。
【請求項6】
前記回転ロッドの回転方向は、前記上巻きローラの回転方向と同一であり、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置まで回転したとき、前記回転ロッドの薄紙接触端の回転方向は、前記上巻きローラの回転方向と逆方向であることを特徴とする請求項5記載の薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法。
【請求項7】
前記ステップ(a)において、前記薄紙を前記シュートに送り込む前に、前記搬送方向に搬送される前記薄紙に所定の間隔で1列の孔を穿孔するステップをさらに含むことを特徴とする請求項5記載の薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法。
【請求項8】
前記回転ロッドの薄紙接触端に真空吸着力を発生させるステップをさらに含み、これにより、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記薄紙の懸垂区間の少なくとも一部区間を前記第2の紙管と前記ガイド板との間にガイドして巻き込むのが補助されることを特徴とする請求項5記載の薄紙巻付装置の薄紙引張切断方法。
【請求項9】
薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造であって、
前記薄紙巻付装置は、上巻きローラ、少なくとも1つのガイド板、下巻きローラおよび押さえローラを含み、
前記ガイド板は、前記上巻きローラのローラ面の下方付近に配置される上、前記上巻きローラとの間にシュートが形成され、
前記上巻きローラと前記下巻きローラと前記押さえローラとの間には、巻付部が形成され、
前記シュートを通過した薄紙は、前記巻付部において第1の紙管に巻き付けられ、紙ロールを形成し、
前記上巻きローラの下方付近には、引張切断機構が配置され、
前記引張切断機構は、
外側環状面を有する回転軸と、
前記回転軸の外側環状面に配置され、前記回転軸の外側環状面に連結固定される回転軸連結端と、前記回転軸の外側環状面から突出する上、少なくとも1つの吸着口が形成される薄紙接触端と、を含む少なくとも1つの回転ロッドと、
前記回転軸に連結され、前記回転軸を回転中心とし、前記回転ロッドを回転させるのに使用され、前記回転ロッドの薄紙接触端を接触位置まで周期的に回転させるか、前記接触位置から離させ、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置のとき、前記回転ロッドの薄紙接触端は、前記薄紙に接触する上、前記上巻きローラとの間に所定の間隔を保持する駆動機構と、
前記回転軸の内部に形成され、中空シュートにより、前記薄紙接触端の吸着口に連通する吸気シュートと、
前記回転軸に連結される上、前記吸気シュートに連通し、前記回転ロッドの薄紙接触端の吸着口に真空吸着力を形成する吸気装置と、を含み、
前記駆動機構の駆動により、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置まで回転したとき、前記回転ロッドの薄紙接触端の吸着口は、前記シュートを通過する薄紙を吸着し、前記薄紙は、巻付部に形成される紙ロールの引張力により、前記接触位置と前記第1の紙管の紙ロールとの間において引張切断されることを特徴とする薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造。
【請求項10】
前記回転ロッドの回転方向は、前記上巻きローラの回転方向と同一であり、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置まで回転したとき、前記回転ロッドの薄紙接触端の回転方向は、前記上巻きローラの回転方向と逆方向であることを特徴とする請求項9記載の薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造。
【請求項11】
前記シュートの付近に配置される穿孔装置をさらに含み、前記薄紙は、前記シュートに送り込まれる前に、所定の間隔で1列の孔が穿孔されることを特徴とする請求項9記載の薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造。
【請求項12】
薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造であって、
前記薄紙巻付装置は、上巻きローラ、少なくとも1つのガイド板、下巻きローラおよび押さえローラを含み、
前記ガイド板は、前記上巻きローラのローラ面の下方付近に配置される上、前記上巻きローラとの間にシュートが形成され、
前記上巻きローラと前記下巻きローラと前記押さえローラとの間には、巻付部が形成され、
前記シュートを通過した薄紙は、前記巻付部において第1の紙管に巻き付けられ、紙ロールを形成し、
前記上巻きローラの下方付近には、引張切断機構が配置され、前記引張切断機構は、
外側環状面を有する回転軸と、
前記回転軸の外側環状面に配置され、前記回転軸の外側環状面に連結固定される回転軸連結端と、前記回転軸の外側環状面から突出する薄紙接触端と、を含む少なくとも1つの回転ロッドと、
前記回転軸に連結され、前記回転軸を回転中心とし、前記回転ロッドを回転させるのに使用され、前記回転ロッドの薄紙接触端を接触位置まで周期的に回転させるか、前記接触位置から離させ、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置のとき、前記回転ロッドの薄紙接触端は、前記薄紙に接触する上、前記上巻きローラとの間に所定の間隔を保持する駆動機構と、を含み、
前記駆動機構の駆動により、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置まで回転したとき、前記回転ロッドの薄紙接触端は、前記シュートの懸垂区間の少なくとも一部区間に位置する前記薄紙を前記第2の紙管と前記ガイド板との間にガイドして巻き込み、前記薄紙は、巻付部に形成される紙ロールの引張力によって、前記第2の紙管と前記ガイド板との間の薄紙を巻き込む位置と、前記第1の紙管の紙ロールと、の間において引張切断されることを特徴とする薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造。
【請求項13】
前記回転ロッドの回転方向は、前記上巻きローラの回転方向と同一であり、前記回転ロッドの薄紙接触端が前記接触位置まで回転したとき、前記回転ロッドの薄紙接触端の回転方向は、前記上巻きローラの回転方向と逆方向であることを特徴とする請求項12記載の薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造。
【請求項14】
前記シュートの付近に配置される穿孔装置をさらに含み、前記薄紙は、前記シュートに送り込まれる前に、所定の間隔で1列の孔が穿孔されることを特徴とする請求項12記載の薄紙巻付装置の薄紙引張切断構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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