説明

表示制御システム及び故障検知方法

【課題】表示駆動部と、中央制御部との間を電気的に接続する制御線の断線や短絡などの故障を検出することができ、さらに制御線の故障時に少なくとも誤った表示を防止すること。
【解決手段】LCD100に与える表示信号を多数のデータ端子から出力するLCDドライバ11と、CPU10と、制御線11とを具備し、LCDドライバ11は、SEG端子S1〜S54のうち、SEG端子S1から出力されるS1フィードバックデータを制御線13経由でCPU10へ伝送し、CPU10は、LCDドライバ11に対して所定の信号を出力させる制御を行うと共に、LCDドライバ11のSEG端子S1から出力されるS1フィードバックデータを取得して、該データがLCDドライバ11に対して行った制御による所定の信号と合致するか否かを判別し、この判別結果から制御線13の故障を検知する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置を駆動する表示制御システム及び故障検知方法に関する。
【背景技術】
【0002】
LCD等の表示装置を駆動する駆動装置として、例えば特許文献1で開示されたものが知られている。特許文献1には、マイクロコントロールユニットのドライブ回路において、LCD駆動制御信号生成回路(以下、「表示駆動部」と呼ぶ)がCPUからの表示情報に基づいて、セグメントの点灯・非点灯を制御する2値化駆動制御信号を生成し、アナログスイッチがその2値化駆動制御信号を多値化駆動信号に変換して液晶表示装置を駆動する。一方、前記アナログスイッチからの多値化駆動信号を閾値可変コンパレータが2値化信号に変換し、自己故障検出回路がその2値化信号に基づいて駆動制御信号を生成し、生成した駆動制御信号と前記表示駆動部から出力される2値化駆動制御信号とを比較し、一致していない場合に故障を通知する信号を出力し、LCDの駆動を停止する技術が開示されている。
【0003】
ところで、自動車のシフターでは、シフトレバーのトップにシフトレンジを表示するためのLCDが配置されると共に該LCDの近傍にLCDを駆動する表示駆動部が配置され、表示駆動部に表示情報を与える中央制御部がシフトレバーから離れた場所に配置される。自動車のシフターのように、中央制御部と表示駆動部とが離れて配置される場合には、中央制御部と表示駆動部とを制御線(ハーネス)を介して電気的に接続する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−134655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、中央制御部と表示駆動部とを電気的に接続する制御線が長くなると、断線や短絡などの故障が発生する可能性が高くなる。制御線の故障は自動車の他の箇所での不具合発生率に比べて比較的発生頻度が高いことが推定されている。自動車のシフターで制御線に断線や短絡などの故障が発生すると、シフトレンジの表示が断線直前の状態のままになってしまい、運転手は誤った判断をしてしまう虞がある。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、LCD等の表示装置を駆動する表示駆動部と、この表示駆動部に表示情報を与える中央制御部との間を電気的に接続する制御線の断線や短絡などの故障を検出することができ、さらに制御線の故障時に少なくとも誤った表示を行うことのない表示制御システム及び故障検知方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の表示制御システムは、表示装置に対して表示データを出力するための多数の出力端子を有する表示駆動部と、前記表示駆動部の所定の出力端子に対する表示データを出力する中央制御部と、前記表示駆動部と前記中央制御部との間を接続する信号伝送ラインとを具備した表示制御システムにおいて、前記表示駆動部の出力端子のうち表示に用いられていない少なくとも一つを信号フィードバック端子として使用し、前記中央制御部が前記信号フィードバック端子に対する監視データを出力する一方、該信号フィードバック端子から出力される出力データを前記信号伝送ライン経由で前記中央制御部へフィードバックし、該中央制御部が信号フィードバック端子からフィードバックされた出力データをチェックし、故障検知した場合は前記表示装置の表示内容に誤った情報が表示されないように動作制御することを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、表示駆動部の多数のデータ端子のうち、少なくとも1つから出力される信号が信号伝送ライン経由で中央制御部へフィードバックされ、中央制御部においてフィードバック信号の状態から表示駆動部及び前記信号伝送ラインの故障を検知することができる。しかも、故障検知した場合は表示装置の表示内容に誤った情報が表示されないように動作制御するので、制御線の故障時に少なくとも誤った表示を行うことを防止できる。
【0009】
また本発明は、上記表示制御システムにおいて、前記フィードバック端子に対する監視データがハイレベルとローレベルを周期的に繰り返すものであることを特徴とする。
【0010】
この構成によれば、信号伝送ラインに異常があれば、表示駆動部の信号フィードバック端子から出力される信号がハイレベル又はローレベルのいずれか一方に固定されるので、信号伝送ラインの異常を容易に判別することができる。
【0011】
また本発明は、上記表示制御システムにおいて、前記中央制御部は、故障検知した場合、前記表示駆動部に前記表示装置の表示内容が非表示の状態となるように制御することを特徴とする。
【0012】
この構成によれば、信号伝送ラインに異常があれば、表示装置の表示内容が非表示の状態となるので、誤った表示を行うことを確実に防止できる。
【0013】
また本発明は、上記表示制御システムにおいて、前記中央制御部は、前記表示駆動部に車両のシフトレンジに関する表示を行う表示データを供給し、故障検知した場合、前記表示装置におけるシフトレンジに関する表示を無効化することを特徴とする。
【0014】
この構成によれば、信号伝送ラインに異常があると、表示装置におけるシフトレンジに関する表示を無効化するので、信号伝送ラインの故障時に少なくとも誤った表示を行うことがない。
【0015】
本発明の故障検知方法は、表示装置に対して表示データを出力するための多数の出力端子を有する表示駆動部に対して、中央制御部から信号伝送ラインを介して前記表示駆動部の所定の出力端子に対する表示データを伝送し、前記表示装置に対して前記表示駆動部の所定の出力端子から表示データを出力して情報を表示出力し、前記中央制御部が表示データの出力と共に、前記表示駆動部の出力端子のうち表示に用いられていない少なくとも一つを信号フィードバック端子として該信号フィードバック端子に対して、前記信号伝送ラインを介して監視データを伝送し、該信号フィードバック端子から出力される出力データを前記信号伝送ライン経由で前記中央制御部へフィードバックし、該中央制御部が信号フィードバック端子からフィードバックされた出力データをチェックし、故障検知した場合は前記表示装置の表示内容に誤った情報が表示されないように動作制御することを特徴とする。
【0016】
この方法によれば、LCD等の表示装置を駆動する表示駆動部と中央制御部との間での信号伝送線の故障を検知することができ、さらに信号伝送線の故障時に少なくとも誤った表示を行うことを防止できる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、LCD等の表示装置を駆動する表示駆動部と中央制御部との間での信号伝送線の故障を検知することができ、さらに信号伝送線の故障時に少なくとも誤った表示を行うことがない表示制御システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の一実施の形態に係る表示制御システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】シフターの外観を示す斜視図である。
【図3】シフターの断面図である。
【図4】図1の表示制御システムの動作を示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る表示制御システムの概略構成を示すブロック図である。同図において、本実施の形態の表示制御システム1は、自動車のシフター装置の表示部に適用したものであり、LCD(表示装置)100にシフトレンジを表示するための表示データを含むシリアルデータを生成するCPU(中央制御部)10と、CPU10で生成された表示データに基づいてLCD100を駆動するLCDドライバ(表示駆動部)11と、LCDドライバ11に電源を供給するレギュレータ12と、CPU10とLCDドライバ11を電気的に接続する制御線(信号伝送ライン)13とを備えている。
【0020】
図2はシフター装置200の外観を示す斜視図、図3は図2に示すシフター装置200の模式的な断面図である。なお、図3の断面図ではシフター装置200の内部の詳細な構造については省略しており、LCD100とLCDドライバ11の配置関係を示す程度としている。
【0021】
LCDドライバ11はシフター装置200の基端部内に配設されたLCDドライバ基板300に実装されており、LCD100はシフター装置200のシフトレバー先端部内に配設されている。CPU10は、シフター装置200から離れた場所に設置されたコントロールユニット310内のCPU基板310aに実装されている。シフター装置200内のLCD100の後方にバックライトLED基板320が配置される。このようにCPU10とLCDドライバ11は離れた位置関係になっている。
【0022】
図1に戻り、CPU10は、出力端子として、INH(inhibit)端子10−1、CE(Chip Enable)端子10−2、CL(Clock)端子10−3及びDI(Data)端子10−4を有し、LCDドライバ11からのフィードバック用の入力端子としてFB端子10−5を有している。LCDドライバ11は、入力端子として、INH端子11−1、CE端子11−2、CL端子11−3及びDI端子11−4を有し、出力端子としてCOM端子11−5及びSEG端子S1〜S54を有している。
【0023】
CPU10のINH端子10−1とLCDドライバ11のINH端子11−1、CPU10のCE端子10−2とLCDドライバ11のCE端子11−2、CPU10のCL端子10−3とLCDドライバ11のCL端子11−3、CPU11のDI端子10−4とLCDドライバ11のDI端子11−4、CPU10のFB端子10−5とLCDドライバ11のSEG端子S1が、それぞれ制御線13によって接続されている。
【0024】
CPU10のINH端子10−1から出力されるINH信号は、LCDドライバ11の動作を制御するものであり、INH信号が”L”になることでLCDドライバ11の動作が禁止される。CPU10のCE端子10−2から出力されるCE信号は、デバイス選択信号であり、このCE信号が”H”になることで、CL信号及びDIが有効になる。
【0025】
CPU10のDI端子10−4からは、LCD100のCOM端子11−5からコモンデータを、SEG端子S2〜S14からセグメントデータをそれぞれ出力させるデータが出力される。特に、LCDドライバ100のSEG端子S1からのセグメントデータがHiとLowを繰り返すパルスになるようなデータが出力される。本実施の形態では、表示用としてLCDドライバ11のSEG端子S2〜S14とCOM端子11−5のみ使用している。
【0026】
LCDドライバ11の空き端子であるSEG端子S1、S15〜S54のうちSEG端子S1は、前述したHiとLowを繰り返すパルスを出力するために使用される。CPU10は、表示データを一定周期でLCDドライバ11へ送信するとともに、タイミングをずらして(即ち遅れタイミングで)LCDドライバ11のSEG端子S1から出力されるパルス(以下、「S1フィードバックデータ」と呼ぶ)を受信する。
【0027】
表示データは、LCD100にP(パーキングレンジ)、R(リバースレンジ)、N(ニュートラルレンジ)、D(ドライブレンジ)、L(ロックドレンジ)などのシフトレンジを表示させるためのデータである。なお、LCDドライバ11によるLCD100の駆動は、LCD100における”8の字型”を構成する7個のセグメントを1つずつ駆動するスタテック駆動方式により行われる。
【0028】
CPU10は、LCDドライバ11のSEG端子S1から出力されるS1フィードバックデータを受信することで当該データを監視し、HiとLowを繰り返すパルスかどうか判別する。そして、この監視において、S1フィードバックデータがHiとLowを繰り返すパルスであれば、シリアルデータ(CE、CL、DI)は正常と判断し、シフトレンジを表示するための表示データをDI端子11−4から送信する。これに対して、S1フィードバックデータがHi又はLowのいずれか一方に固定されたものであれば、シリアルデータ(CE、CL、DI)は異常と判断し、シフトレンジを表示するための表示データを送信しない。また、CPU10はINH信号を”L”にし、LCDドライバ11からLCD100へのセグメントデータの出力を止める。さらに、レギュレータ12を制御してLCDドライバ11への電源供給を止める。即ち、LCDドライバ11のSEG端子S1から出力されるS1フィードバックデータがHi又はLowのいずれか一方に固定されたものであれば、制御線13に断線や短絡などの故障が生じたと推定できるので、運転手が誤った判断をしてしまうことがないように、(1)表示データの送信停止、(2)セグメントデータ出力停止、(3)LCDドライバ11への電源供給停止を行う。なお、必ずしも(1)〜(3)の全てを行う必要はなく、(1)と(2)のみでもよいし、(3)だけでもよい。
【0029】
図4は、本実施の形態の表示制御システム1の動作を示すタイミングチャートである。同図において、(a)はシリアルデータ(CE、CL、DI)を示し、(b)はLCD100の表示を示す。また、(c)はS1フィードバックデータを示し、(d)はINH信号を示す。また、(e)はLCDドライバ動作/非動作を示し、(f)はLCDバックライトオン/オフを示す。
【0030】
CPU10から”P(パーキングレンジ)”を表示する表示データが出力されることで、LCD100に”P”が表示され、その後、”P”から、”N(ニュートラルレンジ)”にレンジ変更が行われると、CPU10から”N”表示する表示データが出力される。CPU10から表示データが出力される毎にLCDドライバ11のSEG端子S1よりS1フィードバックデータが送信される。CPU10は、このS1フィードバックデータを受信することで当該データを監視し、HiとLowを繰り返すパルスかどうかを判別する。
【0031】
例えば、”N”をレンジ表示している際にシリアルデータに異常が発生した場合、図4(c)に示すように、S1フィードバックデータがLowに固定されるので、CPU10は、シリアルデータ(CE、CL、DI)が異常であると判断し、表示データの送信を停止し、またINH信号を”L”にし、またレギュレータ12を制御してLCDドライバ11への電源供給を停止して、LCDドライバ11を非動作状態にする。さらに、LCD100のバックライトをオフする。これにより、運転手はLCD100の表示を確認できなくなるが、誤った情報を運転手に呈示しないことで、安全性の改善が図られる。
【0032】
なお、シリアルデータに異常が発生した直後にシフトレンジ変更(例えば、”N”から”D(ドライブレンジ)”に変更)が行われた場合、一時的に”D”の表示データが送信されるが、その直後には表示データの送信は行われなくなる。
【0033】
以上のように本実施の形態の表示制御システム1によれば、LCDドライバ11がSEG端子S1〜S54のうち、SEG端子S1から出力されるS1フィードバックデータを制御線11経由でCPU10へ伝送し、CPU10がLCDドライバ11に対して所定の信号を出力させる制御を行うと共にLCDドライバ11のSEG端子S1から出力されるS1フィードバックデータを取得して、該データがLCDドライバ11に対して行った制御による所定の信号と合致するか否かを判別し、この判別結果から制御線11の故障を検知することができる。そして、制御線11の故障を検知した場合は、シリアルデータ(CE、CL、DI)が異常であると判断して表示データの送信を停止し、またINH信号を”L”にし、またレギュレータ12を制御してLCDドライバ11への電源供給を停止してLCDドライバ11を非動作状態にし、さらにLCD100のバックライトをオフする。これにより、運転手はLCD100の表示を確認できなくなるが、誤った情報を運転手に呈示しない分、安全性を確保することができる。
【0034】
LCDドライバ11のSEG端子S1から出力されるS1フィードバックデータは、ハイレベルとローレベルを周期的に繰り返すものとしたので、制御線13に異常があれば、S1フィードバックデータがハイレベル又はローレベルのいずれか一方に固定されることから、制御線13の異常を容易に判別することができる。
【0035】
なお、上述した実施の形態では、制御線13の異常を検知するために、SEG端子S1からのみS1フィードバックデータを出力させるようにしたが、他の空き端子も使用しても構わない。
【0036】
また、上述した実施の形態では、S1フィードバックデータとしてハイレベルとローレベルを周期的に繰り返すデータを使用したが、このようなパターンに限定されるものではない。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明は、自動車のシフターなど、表示データを生成するCPUと、CPUで生成された表示データに基づいてLCD等の表示装置を駆動するLCDドライバが離れて配置されているような機器に適用可能である。
【符号の説明】
【0038】
1 表示制御システム
10 CPU
11 LCDドライバ
12 レギュレータ
13 制御線
100 LCD
200 シフター
300 LCDドライバ基板
310 コントロールユニット
310a CPU基板
320 バックライトLED基板





【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示装置に対して表示データを出力するための多数の出力端子を有する表示駆動部と、
前記表示駆動部の所定の出力端子に対する表示データを出力する中央制御部と、
前記表示駆動部と前記中央制御部との間を接続する信号伝送ラインと、
を具備した表示制御システムにおいて、
前記表示駆動部の出力端子のうち表示に用いられていない少なくとも一つを信号フィードバック端子として使用し、前記中央制御部が前記信号フィードバック端子に対する監視データを出力する一方、該信号フィードバック端子から出力される出力データを前記信号伝送ライン経由で前記中央制御部へフィードバックし、該中央制御部が信号フィードバック端子からフィードバックされた出力データをチェックし、故障検知した場合は前記表示装置の表示内容に誤った情報が表示されないように動作制御することを特徴とする表示制御システム。
【請求項2】
前記中央制御部は、前記信号フィードバック端子に対する監視データとして、ハイレベルとローレベルを周期的に繰り返すデータを出力することを特徴とする請求項1記載の表示制御システム。
【請求項3】
前記中央制御部は、故障検知した場合、前記表示駆動部に前記表示装置の表示内容が非表示の状態となるように制御することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の表示制御システム。
【請求項4】
前記中央制御部は、前記表示駆動部に車両のシフトレンジに関する表示を行う表示データを供給し、故障検知した場合、前記表示装置におけるシフトレンジに関する表示を無効化することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の表示制御システム。
【請求項5】
表示装置に対して表示データを出力するための多数の出力端子を有する表示駆動部に対して、中央制御部から信号伝送ラインを介して前記表示駆動部の所定の出力端子に対する表示データを伝送し、
前記表示装置に対して前記表示駆動部の所定の出力端子から表示データを出力して情報を表示出力し、
前記中央制御部が表示データの出力と共に、前記表示駆動部の出力端子のうち表示に用いられていない少なくとも一つを信号フィードバック端子として該信号フィードバック端子に対して、前記信号伝送ラインを介して監視データを伝送し、
該信号フィードバック端子から出力される出力データを前記信号伝送ライン経由で前記中央制御部へフィードバックし、該中央制御部が信号フィードバック端子からフィードバックされた出力データをチェックし、故障検知した場合は前記表示装置の表示内容に誤った情報が表示されないように動作制御する、
ことを特徴とする故障検知方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−191351(P2010−191351A)
【公開日】平成22年9月2日(2010.9.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−37798(P2009−37798)
【出願日】平成21年2月20日(2009.2.20)
【出願人】(000010098)アルプス電気株式会社 (4,263)
【Fターム(参考)】