説明

表示装置および表示装置の製造方法

【課題】従来の表示装置では、小型化することが困難である。
【解決手段】表示盤2と、表示盤2に対向して設けられ、表示盤2を照明する照明装置と、を備え、表示盤2は、透光性を有する基板11と、基板11の前記照明装置側に設けられた意匠層13と、意匠層13の前記照明装置側に設けられた金属層15と、を備えることを特徴とする表示装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置および表示装置の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、透明な樹脂基板に有色の意匠層が設けられた表示盤と、バックライトとしての光源とを有する表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−249028号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記特許文献1に記載された表示盤では、樹脂基板上に、有色の意匠層と、不透過部を形成するための黒色着色層が積層されている。この表示盤では、不透過部で光源からの光を遮ることによって、目盛りや文字の輪郭が表現されている。
しかしながら、このような黒色着色層で十分な遮光性を得るには、黒色着色層の厚みを厚くする必要がある。そして、黒色着色層の厚みを厚くすると、表示盤の厚みが厚くなる。
つまり、従来の表示装置では、小型化することが困難であるという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
【0006】
[適用例1]表示盤と、前記表示盤に対向して設けられ、前記表示盤を照明する照明装置と、を備え、前記表示盤は透光性を有する基板と、前記基板の前記照明装置側に設けられた意匠層と、前記意匠層の前記照明装置側に設けられた金属層と、を備えることを特徴とする表示装置。
【0007】
本適用例によれば、表示盤は、透光性を有する基板と、基板の照明装置側に設けられた意匠層と、意匠層の照明装置側に設けられた金属層と、を備える。金属層は、照明装置からの光に対する遮光性が高い。このため、意匠層の照明装置側に金属層が設けられているので、表示盤における遮光性を高め易くすることが出来る。この結果、金属層によって表示盤における遮光性を高め易くすることが出来るので、表示盤の厚みを軽減し易くすることが出来る。
【0008】
[適用例2]上記の表示装置であって、前記金属層は、前記照明装置からの光の少なくとも一部を反射させる性質を有することを特徴とする表示装置。
【0009】
この適用例では、金属層は、照明装置からの光の少なくとも一部を反射させる性質を有する。このため、照明装置からの光の少なくとも一部を金属層で反射させることによって、表示盤における遮光性を高め易くすることが出来る。
【0010】
[適用例3]上記の表示装置であって、前記照明装置は、光を発する光源と、前記光源の前記表示盤側とは反対側に設けられたリフレクターと、を備えることを特徴とする表示装置。
【0011】
この適用例では、照明装置は、光源と、リフレクターと、を備える。リフレクターは、光源の表示盤側とは反対側に設けられている。この表示装置では、光源からの光のうちで、表示盤側とは反対側に向かう光の少なくとも一部をリフレクターで表示盤側に反射させることが出来る。これにより、照明装置における光の利用効率を高め易くすることが出来る。
また、この表示装置では、金属層で照明装置側に反射した光の少なくとも一部もリフレクターで表示盤側に反射させることが出来る。この結果、照明装置における光の利用効率を一層高め易くすることが出来る。
【0012】
[適用例4]上記の表示装置であって、前記意匠層と前記金属層との間に黒色着色層が設けられていることを特徴とする表示装置。
【0013】
本適用例によれば、意匠層と金属層との間に黒色着色層が設けられているので、表示盤における遮光性を一層高め易くすることが出来る。
【0014】
[適用例5]透光性を有する基板に、インクジェット法で意匠層を形成する工程と、前記意匠層を形成する工程の後に、前記意匠層の前記基板側とは反対側に、インクジェット法で金属層を形成する工程と、を有することを特徴とする表示装置の製造方法。
【0015】
この適用例の表示装置の製造方法は、意匠層を形成する工程の後に、金属層を形成する工程を有する。
意匠層を形成する工程では、透光性を有する基板に、インクジェット法で意匠層を形成する。
金属層を形成する工程では、意匠層の基板側とは反対側に、インクジェット法で金属層を形成する。金属層は、光に対する遮光性が高い。
この製造方法によれば、意匠層の基板側とは反対側に金属層を形成するので、基板における遮光性を高め易くすることが出来る。
また、意匠層や金属層をインクジェット法で形成することで、例えばスクリーン印刷に用いる版等が不要となるため、表示装置を安価に製造することが可能となる。
【0016】
[適用例6]上記の表示装置の製造方法であって、前記意匠層を形成する工程と、前記金属層を形成する工程との間に、前記意匠層の前記基板側とは反対側に、インクジェット法で黒色着色層を形成する工程を有することを特徴とする表示装置の製造方法。
【0017】
この適用例の表示装置の製造方法は、意匠層を形成する工程と金属層を形成する工程との間に、意匠層の基板側とは反対側に、インクジェット法で黒色着色層を形成する工程を有する。これにより、意匠層と金属層との間に黒色着色層を形成することが出来る。この結果、基板における遮光性を一層高め易くすることが出来る。
また、黒色着色層をインクジェット法で形成することで、例えばスクリーン印刷に用いられる版等が不要となるため、表示装置を安価に製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本実施形態における表示装置の平面図。
【図2】図1中のA−A線における断面図。
【図3】図1中のB−B線における断面図。
【図4】本実施形態における表示装置の製造方法の流れを説明する図。
【図5】本実施形態における表示盤の製造方法の流れを説明する図。
【図6】本実施形態における表示盤の製造方法の流れを説明する図。
【図7】本実施形態における表示盤の他の例を示す断面図。
【図8】本実施形態における表示盤の他の例の製造方法の流れを説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本実施形態における表示装置1は、図1に示すように、表示盤2を有している。表示装置1は、例えば、自動車用の速度表示装置として用いられる。
【0020】
また、上記表示装置は、図1中のA−A線における断面図である図2に示すように、照明装置3を有している。照明装置3は、光源4と、リフレクター5と、を備えている。
光源4は、表示盤2に対向して設けられている。光源4は、表示盤2を照明する照明光を発する。
リフレクター5は、光源4の表示盤2側とは反対側に設けられている。リフレクター5は、光源4から表示盤2側とは反対側に向かう光の少なくとも一部を、表示盤2側に反射させる。
【0021】
表示盤2は、図1中のB−B線における断面図である図3に示すように、基板11と、基板11上に形成された有色の意匠層13と、金属層15と、を有する。
基板11は、光源4からの照明光に対する透光性を有している。基板11としては、例えばポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂からなるものを用いることが出来る。また、上記基板11の厚さは1mm以下であることが好ましい。
【0022】
意匠層13は、装飾のためのパターンである。装飾のためのパターンとしては、例えば、模様や図柄などを有するパターンや、模様や図柄などがない無地のパターンなどの種々のパターンが挙げられる。さらに、模様や図柄としては、例えば、木目調パターンなどが挙げられる。また、模様や図柄などに文字や記号などが含まれていてもよい。このような装飾のためのパターンによって、表示盤2に意匠性が付与され得る。
意匠層13は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、ライトシアン、ライトマゼンタ、ライトイエロー、ライトブラック、オレンジ、グリーン、ホワイト、クリアー等の種々のインクを組み合わせたり、これらを複数層に積み重ねて印刷したりすることにより、形成することが出来る。そして、意匠層13には、単色で模様が形成されていてもよいし、複数色によって模様が形成されてもよい。意匠層13には、単色又は複数色で図形が形成されてもよい。意匠層13の少なくとも一部に文字が印字されていてもよい。また、無地のパターンである場合には、上記種々のインクのうちのいずれか1つを用いたり、上記種々のインクの複数を用いたりすることができる。
【0023】
金属層15は、意匠層13の基板11側とは反対側、すなわち意匠層13の光源4側に設けられている。金属層15は、メタリック顔料、金属微粒子や、金属箔などを含有している。
金属層15は、意匠層13の少なくとも一部を被覆するように形成されている。図1及び図3では、金属層15は、文字“0”に対応した部位に設けられており、文字“0”の周囲には設けられていない。このように、本実施形態では、文字や記号が形成される領域にわたって金属層15が設けられている。つまり、本実施形態では、金属層15によって文字や記号が形成されている。金属層15により、表示盤2において、文字や記号の輪郭部分をはっきりと表示させることが可能となる。
表示装置1では、光源4から意匠層13に照射された照明光は、少なくとも一部が意匠層13と基板11とを透過することができる。他方で、光源4から金属層15に照射された照明光は、金属層15によって遮光され得る。
つまり、表示装置1では、光源4から表示盤2に照明光を照射したときに、照明光を透過する透過部17と、照明光を遮光する(透過しない)遮光部18とを形成することが出来る。また、換言すれば、金属層15は、透過部17には配置されておらず。遮光部18に配置されている。図1及び図2では、遮光部18は、矢印などの記号、文字、あるいはに対応して設けられている。また、図3に示すように、意匠層13の少なくとも1部は、金属層15と基板11との間に配置されている。図3において、金属層15と基板11との間に配置された意匠層13は、遮光部18に対応している。
【0024】
なお、金属層15としては、光源4からの照明光に対する反射性が高いことが好ましい。これは、光源4から金属層15に照射された照明光を、金属層15で表示盤2の光源4側に反射させやすくすることができるためである。これにより、金属層15で表示盤2の光源4側に反射した照明光の少なくとも一部を、リフレクター5で表示盤2側に反射させることができる。この結果、光源4からの照明光の利用効率を高めることができる。
【0025】
表示装置1は、照明装置3から表示盤2に照明光を照射することにより、バックライト式の表示装置として用いることが出来る。この際、金属層15が形成された部分(遮光部18)については、照明装置3からの照明光を遮光することができる。このため、表示盤2を照明装置3側とは反対側から観察する観察者は、目盛りや文字の輪郭をはっきりと認識することが出来る。
【0026】
表示装置1の製造方法につき、説明する。本実施形態における表示装置1の製造方法は、図4に示すように、表示盤2を製造する工程S1と、表示装置1を組み立てる工程S2と、を含む。
表示盤2を製造する工程S1では、表示盤2を製造する。
表示装置1を組み立てる工程S2では、表示盤2と照明装置3とを、表示装置1として組み立てる。
上記の製造方法によって、表示装置1が製造され得る。
【0027】
また、表示盤2を製造する工程S1は、図5に示すように、意匠層13を形成する工程S101と、金属層15を形成する工程S102と、を含む。
意匠層13を形成する工程S101では、まず、図6(a)に示すように、基板11にインクなどの液状体21で意匠パターン13aを描画する。意匠パターン13aの描画には、液滴吐出ヘッド23を利用したインクジェット法が活用され得る。
【0028】
液滴吐出ヘッド23からインクなどの液状体21を液滴21aとして吐出する技術は、インクジェット技術と呼ばれる。そして、インクジェット技術を活用して液状体21などを所定の位置に配置する方法は、インクジェット法と呼ばれる。このインクジェット法は、塗布法の1つである。
そして、液状体21で構成される意匠パターン13aを硬化させると、図6(b)に示す意匠層13が形成される。
また、液状体21は、光硬化性を有する樹脂に顔料を混合したものが採用され得る。光硬化性とは、光の照射を受けることによって硬化する性質である。なお、光としては紫外光が採用され得る。光硬化性を有する樹脂としては、重合性化合物(公知の重合性化合物を含む)と、光重合開始剤とを含有するものがある。重合性化合物としては、例えば、ラジカル重合性化合物や、カチオン重合性化合物などが挙げられる。
【0029】
次いで、金属層15を形成する工程S102では、図6(c)に示すように、意匠層13の基板11側とは反対側に、液状体31で遮光パターン15aを描画する。遮光パターン15aの描画においても、液滴吐出ヘッド23を利用したインクジェット法が活用され得る。つまり、液状体31を液滴吐出ヘッド23から液滴31aとして吐出することによって遮光パターン15aが描画され得る。
ここで、液状体31としては、機能材料としての金属微粒子を液体である分散媒に分散させた分散系金属インクを採用することができる。金属微粒子としては、例えば、粒径が数nmの機能材料としての金属微粒子を採用することができる。また、金属微粒子の材料としては、例えば、銀(Ag)やアルミニウム(Al)などが挙げられる。金属微粒子の粒径は、1nm以上、且つ0.1μm以下であることが好ましい。
【0030】
分散媒としては、上記の金属微粒子を分散できるもので、凝集を起こさないものであれば特に限定されない。例えば、水系溶媒のほか、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類、n−ヘプタン、n−オクタン、デカン、ドデカン、テトラデカン、トルエン、キシレン、シメン、デュレン、インデン、ジペンテン、テトラヒドロナフタレン、デカヒドロナフタレン、シクロヘキシルベンゼンなどの炭化水素系化合物、また、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、グリセリン、1,3−プロパンジオール等のポリオール類、ポリエチレングリコール、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールメチルエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、ビス(2−メトキシエチル)エーテル、p−ジオキサン等のエーテル系化合物、さらにプロピレンカーボネート、γ−ブチロラクトン、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、シクロヘキサノン、乳酸エチル等の極性化合物を例示できる。これらのうち、微粒子の分散性と分散液の安定性、またインクジェット法への適用の容易さの点で、水、アルコール類、炭化水素系化合物、エーテル系化合物が好ましく、より好ましい分散媒としては、水、炭化水素系化合物を挙げることが出来る。
【0031】
そして、液状体31で構成される遮光パターン15aを焼成させると、図3に示す金属層15が形成される。ここで、遮光パターン15aの焼成条件としては、例えば、大気圧の環境で、且つ150〜200℃の環境温度で、保持時間を約30分間とする条件が採用され得る。また、液状体31は、液状体21と同様、光硬化性を有する樹脂に顔料を混合したものが採用され得る。
【0032】
なお、本実施形態では、表示盤2において、意匠層13の基板11側とは反対側に金属層15が設けられている構成が採用されている。しかしながら、表示盤2の構成は、これに限定されず、基板11と意匠層13との間に金属層15が設けられている構成も採用され得る。
また、本実施形態では、文字や記号が形成される領域にわたって金属層15が設けられている。しかしながら、文字や記号の態様は、これに限定されない。文字や記号の態様としては、例えば、文字や記号の輪郭部だけに金属層15を設ける態様も採用され得る。文字や記号の輪郭部だけに金属層15を設ける態様としては、例えば、金属層15によって文字や記号を縁取る態様が挙げられる。金属層15で文字や記号を縁取る態様では、縁取りが施された領域が遮光部18となり、縁取られた内側の領域が透過部17となる。これにより、遮光部18で文字や記号の輪郭部を構成することができる。そして、輪郭部の内側の領域が透過部17となるので、文字や記号を中抜きの状態で表示することができる。
【0033】
また、本実施形態では、意匠層13と金属層15とが互いに接している構成が採用されている。しかしながら、表示盤2の構成は、これに限定されず、図7に示すように、意匠層13と金属層15との間に、黒色着色層41が介在する構成も採用され得る。
黒色着色層41は、平面視で、金属層15に重なる領域、すなわち遮光部18に設けられている。黒色着色層41は、例えば、カーボンブラックを含有する樹脂などが採用され得る。このため、黒色着色層41は、光を吸収する性質を有している。
【0034】
この構成によれば、表示盤2の遮光部18における遮光性を一層高めやすくすることができる。
黒色着色層41を有する表示盤2では、表示盤2を製造する工程S1は、図8に示すように、意匠層13を形成する工程S101と、金属層15を形成する工程S102との間に、黒色着色層41を形成する工程S103を有する。
黒色着色層41を形成する工程S103では、図7に示す意匠層13の基板11側とは反対側に、黒色着色層41を描画する。黒色着色層41の描画においても、液滴吐出ヘッド23を利用したインクジェット法が活用され得る。
【0035】
黒色着色層41の描画で採用される液状体としては、例えば、光硬化性を有する樹脂にカーボンブラックなどを主成分とする顔料を混合したものが採用され得る。光硬化性とは、光の照射を受けることによって硬化する性質である。なお、光としては紫外光が採用され得る。
光硬化性を有する樹脂としては、重合性化合物(公知の重合性化合物を含む)と、光重合開始剤とを含有するものがある。重合性化合物としては、例えば、ラジカル重合性化合物や、カチオン重合性化合物などが挙げられる。
【符号の説明】
【0036】
1…表示装置、2…表示盤、3…照明装置、4…光源、5…リフレクター、11…基板、13…意匠層、13a…意匠パターン、15…金属層、15a…遮光パターン、17…透過部、18…遮光部、21…液状体、21a…液滴、23…液滴吐出ヘッド、31…液状体、31a…液滴、41…黒色着色層。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示盤と、
前記表示盤に対向して設けられ、前記表示盤を照明する照明装置と、を備え、
前記表示盤は、
透光性を有する基板と、
前記基板の前記照明装置側に設けられた意匠層と、
前記意匠層の前記照明装置側に設けられた金属層と、を備えることを特徴とする表示装置。
【請求項2】
前記金属層は、前記照明装置からの光の少なくとも一部を反射させる性質を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記照明装置は、光を発する光源と、前記光源の前記表示盤側とは反対側に設けられたリフレクターと、を備えることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記意匠層と前記金属層との間に黒色着色層が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項5】
透光性を有する基板に、インクジェット法で意匠層を形成する工程と、前記意匠層を形成する工程の後に、前記意匠層の前記基板側とは反対側に、インクジェット法で金属層を形成する工程と、を有することを特徴とする表示装置の製造方法。
【請求項6】
前記意匠層を形成する工程と、前記金属層を形成する工程との間に、前記意匠層の前記基板とは反対側に、インクジェット法で黒色着色層を形成する工程を有することを特徴とする、請求項5に記載の表示装置の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−58297(P2012−58297A)
【公開日】平成24年3月22日(2012.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−198613(P2010−198613)
【出願日】平成22年9月6日(2010.9.6)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】