説明

被り物

【課題】 ヘルメットを着用して長時間作業する場合、ヘルメットの重みで髪の毛が押さえられさらに、髪の毛が汗で蒸れてきます。ヘルメットを着けて作業している人と、着けない人を比較すると、着けている人の方が、髪の毛が細くなり抜けやすくなります。髪の毛環境の悪い中で、少しでも負担をなくし、抜け毛の心配をしなくても良いヘルメットは今まで無かった。
【解決手段】 ヘルメットの内装に頭部を刺激するためと、、髪の毛と内装の間に空間を作るための突起物を設け、その突起物に電気石とセラミックを混練した物を取付け、マイナスイオンを発生させ、活性酸素を中和し、さらに遠赤外線効果により、毛根細胞の活性化につながり脱毛の進行を抑制し、育毛を促進させる。さらに殺菌・消臭作用があるので、頭髪を清潔な状態に保持する事ができる脱毛予防ヘルメットである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被り物の内側に頭部を刺激するための突起物を設ける。
その突起物に電気石を取付けたことを特徴とする脱毛予防ヘルメット等の被り物に関するものである。
【背景技術】
【0002】
以下各種被り物においてヘルメットを代表して記述する。
文献内容は、これまで電気石を用いて悪臭や異臭の発しない自立型機能付き、ヘルメットが提案されている。
【特許文献】 特開2005−105498号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記したヘルメットを使用した場合、次のような問題点があった。
【0004】
この特許では、効果として一般に消臭効果だけを改善したものであって、頭皮の血行促進、新陳代謝の改善を行って脱毛を予防し、発毛促進を促す様な物ではなかった。
【0005】
このような不具合を解消するために、ヘルメットの内装に頭部を刺激するためと、髪の毛と内装の間に空間を作るための突起物を設け、髪と内装の間に押さえつけられてぺしゃんこにならないようにし、その突起物に電気石とセラミックの混練した物を設け、髪の毛に対して最悪の環境を少しでも良い環境に変えるものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1では、被り物内に設けられた(片面に凹凸を有する)突起物において、該突起物の表面あるいは/および内部に電気石を配置したことを特徴とする被り物である。請求項2では、被り物内に設けられた(片面に凹凸を有する)突起物において、該突起物の表面あるいは/および内部に電気石とセラミックの混練物を配置したことを特徴とする被り物である。請求項3では、被り物が内装部のないヘルメットであり、該ヘルメット内の頭部接触部に前記突起物を取付けたことを特徴とする請求項1または2記載の被り物である。請求項4では、被り物が内装部のあるヘルメットであり、該内装部の頭部接触部に前記突起物を取付けたことを特徴とす請求項1または2記載の被り物である。
【発明の効果】
【0007】
ヘルメットを着用した場合、長時間作業しているとヘルメットの重みで、髪の毛が押さえられてぺしゃんこになり、さらに髪の毛が汗で蒸れてきます。ヘルメットを着けて作業をしている人と、してない人と較べると、着けている人の方が、髪の毛が細くなり、抜けやすくなります。ヘルメットを着用し、髪の毛への環境の悪い中で、髪毛の気になる人にも、抜け毛の心配をしなくて作業が出来れば、ヘルメット着用率もアップし、良い仕事も出来ると思います。そんな悩みを解決するために、ヘルメットの内装に頭部を刺激するためと、髪の毛と内装の間に空間を作るための突起物を設け、電気石とセラミックの混練りした物を設け、髪と内装の空間より、マイナスイオンを発生させ、活性酸素を中和し、さらに遠赤外線効果により、毛根細胞の活性化につながり脱毛の進行を抑制し、育毛を促す。さらに殺菌・消臭作用があるので、頭髪を清潔な状態に保持する事が出来る脱毛予防ヘルメットである。
【発明を実施するための最良の形態】
以下、本発明の実施の形態について図に則して説明する。
まず、図1の内装のないヘルメット(1)の内側に頭部を刺激するためと、髪の毛とヘルメットの間に空間を作るためのシート状の突起物(2)を設け、その突起物に電気石とセラミックを混練りした物を設けた後裏面に両面テープ(4)を設けてヘルメットの内側に取付けた脱毛予防ヘルメットである。図2の内装付きヘルメット(1)の内装(3)の内側に頭部を刺激するためと、髪の毛とヘルメットの内装の間に空間を作るためのシート状の突起物(2)を設け、その突起物に電気石とセラミックを混練りした物を設けた後裏面に接着剤(5)を設けてヘルメットの内装の内側に取付けた脱毛予防ヘルメットである。また、両面テープ以外にマジックテープ(登録商標)なども用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の側面図ある。
【符号の説明】
1 ヘルメット本体
2 電気石とセラミックを混練りた物を設けたシート状の突起物
3 ヘルメットの内装
4 両面テープ
5 接着剤

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被り物内に設けられた(片面に凹凸を有する)突起物において、該突起物の表面あるいは/および内部に電気石を配置したことを特徴とする被り物である。
【請求項2】
被り物内に設けられた(片面に凹凸を有する)突起物において、該突起物の表面あるいは/および内部に電気石とセラミックの混練物を配置したことを特徴とする被り物である。
【請求項3】
被り物が内装部のないヘルメットであり、該ヘルメット内の頭部接触部に前記突起物を取付けたことを特徴とする請求項1または2記載の被り物である。
【請求項4】
被り物が内装部のあるヘルメットであり、該内装部の頭部接触部に前記突起物を取付けたことを特徴とす請求項1または2記載の被り物である。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−299248(P2009−299248A)
【公開日】平成21年12月24日(2009.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−180719(P2008−180719)
【出願日】平成20年6月13日(2008.6.13)
【出願人】(591233942)
【Fターム(参考)】