説明

触媒材料、光アノード、ならびに水電気分解およびたの電気化学技術のための光電気化学セル

電気分解によってエネルギーを貯蓄するために、結合を組み換える「水分解」反応を効率よく媒介する触媒が必要である。特に、太陽エネルギー変換の分野におけるエネルギー貯蓄に用いることが可能な、および/または酸素および/または水素の製造に用いることが可能な、触媒材料、光アノード、水を電気分解するためのシステムおよび/または水を作るためのシステムが提供される。光アノード、および他のデバイスを作るための組成物および方法も提供される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
触媒的に水から酸素を生成するための光アノードを形成する方法であって、
金属イオン種およびアニオン種を含む溶液を提供することと;
光反応性電極を提供することと;
該光反応性電極に電圧を印加することによって、該金属イオン種および該アニオン種から、前記光反応性電極に会合する触媒材料を形成させることとを含む、方法。
【請求項2】
水から酸素を生成する方法であって、
光反応性電極、
電解質、および
金属イオン種およびアニオン種を含み、該光反応性電極に一体化するように結合し、本質的に金属酸化物または金属水酸化物からなるものではない触媒材料を含む光電気化学セルを提供する工程と;
該光電気化学セルに光を照射し、水から酸素を生成する工程とを含む、方法。
【請求項3】
前記光反応性電極が光反応性組成物を含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項4】
前記光反応性電極が、本質的に光反応性組成物からなる、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記光反応性電極が、本質的に光反応性組成物からなるものではない、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記光反応性組成物が、基板表面に膜として形成される、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記光反応性組成物が実質的に半透明である、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記光反応性組成物がFeを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記光反応性組成物がTiOを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記電圧が、電源によって前記光反応性電極に印加される、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
前記電源が電池である、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記電圧が、前記光反応性電極に電磁放射線を露光することによって前記光反応性電極に印加される、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
前記電磁放射線が日光によって提供される、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記電磁放射線が、人工光源によって提供される、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記光反応性電極に、マスクを介して電磁放射線を露光する、請求項12に記載の方法。
【請求項16】
前記光アノードが、触媒的に、気体状態の水から酸素を生成することができる、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項17】
前記光アノードが、触媒的に、液体の水から酸素を生成することができる、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
前記触媒材料が、本質的に金属酸化物および/または金属水酸化物からなるものではない、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
前記溶液が、対アニオンをさらに含み、該対アニオンが、金属イオン種を含む溶液を形成する前に、該金属イオン種と会合していた、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項20】
前記溶液が、対カチオンをさらに含み、該対カチオンが、アニオン種を含む溶液を形成する前に、該アニオン種と会合していた、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項21】
前記アニオン種が、本質的に水酸化物イオンまたは酸化物イオンからなるものではない、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
前記電圧が、約1分〜約24時間、前記光反応性電極に印加される、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項23】
前記触媒材料が、実質的に非結晶性である、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項24】
前記触媒材料が、前記光反応性電極上に層を形成している、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項25】
前記光反応性電極と会合する前記触媒材料が、実質的に均一な厚みを有する、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項26】
前記光反応性電極と会合する前記触媒材料が、実質的に均一な厚みを有さない、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項27】
前記光反応性電極と会合する前記触媒材料が、約10μm未満の平均厚みを有する、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項28】
前記光反応性電極と会合する前記触媒材料が、約1μm未満の平均厚みを有する、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項29】
前記光反応性電極と会合する前記触媒材料が、約100nm未満の平均厚みを有する、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項30】
前記光反応性電極と会合する前記触媒材料が、約10nm未満の平均厚みを有する、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項31】
前記光反応性電極と会合する前記触媒材料が、約1nm未満の平均厚みを有する、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項32】
前記光反応性電極と会合する前記触媒材料の厚みが、前記光反応性電極に電圧を印加する期間に依存する、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項33】
前記形成される触媒材料が、前記光反応性電極と会合する複数の合着した粒子を含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項34】
前記アニオン種がリンを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項35】
前記金属イオン種がコバルトイオンを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項36】
前記触媒材料が実質的に半透明である、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項37】
酸化状態が(n)の前記金属イオン種と前記アニオン種とを含む組成物のKsp値が、酸化状態が(n+x)の前記金属イオン種と、前記アニオン種とで実質的に非結晶性の組成物を規定し、よりも少なくとも10大きいKsp値を有する、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項38】
前記光反応性組成物が、前記触媒材料に一体化するように結合する、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項39】
前記光電気化学セルが、第2の電極をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項40】
前記第1の電極と前記第2の電極とを接続するための手段をさらに含む、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記光電気化学セルが電源をさらに含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項42】
前記第2の電極が光反応性電極である、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項43】
前記照射が日光によって提供される、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項44】
前記照射が人工光源によって提供される、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項45】
前記人工光源がランプである、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記水が液体状態である、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項47】
前記水が気体状態である、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項48】
前記方法が、ほぼ周囲温度で行われる、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項49】
前記方法が、約30℃よりも大きな温度で行われる、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項50】
前記水が、少なくとも1つの不純物を含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項51】
前記少なくとも1つの不純物が金属を含む、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
前記金属が、金属元素、金属イオン、金属原子を含む化合物、または金属イオンを含むイオン種である、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
前記金属が、リチウム、ナトリウム、マグネシウム、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、カリウム、水銀、鉛、またはバリウムである、請求項51に記載の方法。
【請求項54】
前記少なくとも1つの不純物が、有機材料、有機低分子、細菌、医薬化合物、除草剤、殺虫剤、タンパク質、または無機化合物である、請求項50に記載の方法。
【請求項55】
前記無機化合物が、ホウ素、ケイ素、硫黄、窒素、シアン化物、リンまたはヒ素を含む、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
前記少なくとも1つの不純物が、約1000ppm未満の量で存在する、請求項50に記載の方法。
【請求項57】
前記少なくとも1つの不純物が、約100ppm未満の量で存在する、請求項50に記載の方法。
【請求項58】
前記少なくとも1つの不純物が、約10ppm未満の量で存在する、請求項50に記載の方法。
【請求項59】
前記少なくとも1つの不純物が、約1ppm未満の量で存在する、請求項50に記載の方法。
【請求項60】
前記少なくとも1つの不純物が、約100ppb未満の量で存在する、請求項50に記載の方法。
【請求項61】
前記少なくとも1つの不純物が、約10ppb未満の量で存在する、請求項50に記載の方法。
【請求項62】
前記少なくとも1つの不純物が、約1ppb未満の量で存在する、請求項50に記載の方法。
【請求項63】
前記少なくとも1つの不純物が気体である、請求項50に記載の方法。
【請求項64】
前記気体が前記電解質に溶解している、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
前記気体が一酸化炭素である、請求項63に記載の方法。
【請求項66】
前記気体が二酸化炭素である、請求項63に記載の方法。
【請求項67】
前記電解質または溶液のpHが、ほぼ中性である、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項68】
前記電解質または溶液のpHが、中性または中性より低い、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項69】
前記電解質または溶液のpHが約8〜約6である、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項70】
前記電解質または溶液のpHが約7〜約4である、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項71】
前記電解質または溶液のpHが約8未満である、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項72】
前記電解質または溶液のpHが約7〜約1である、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項73】
前記電解質または溶液のpHが約7〜約2である、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項74】
前記電解質または溶液のpHが約5〜約9である、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項75】
前記電解質または溶液のpHが約8より大きい、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項76】
前記金属イオン種と前記アニオン種とが、前記金属イオン種の少なくとも一部分が繰り返し酸化され還元される動的平衡を含む触媒反応に関与し、それによって、それぞれ前記第1の電極と会合し、解離する、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項77】
前記光電気化学セルに光を照射すると、前記第2の電極で燃料を生成する、請求項39に記載の方法。
【請求項78】
前記燃料が水素である、請求項77に記載の方法。
【請求項79】
前記燃料が炭化水素である、請求項77に記載の方法。
【請求項80】
前記燃料が、一酸化炭素または二酸化炭素の還元から生じる任意の燃料である、請求項77に記載の方法。
【請求項81】
前記光反応性組成物および前記触媒材料が一体化するように結合する、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項82】
前記金属イオン種が、第1の種類の金属イオン種と、第2の種類の金属イオン種とを少なくとも含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項83】
前記金属イオン種が、第1の種類の金属イオン種と、第2の種類の金属イオン種とを少なくとも含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項84】
前記第1の種類の金属イオン種がコバルトイオンを含む、請求項83に記載の方法。
【請求項85】
前記第2の種類の金属イオン種が、ニッケルイオンまたはマンガンイオンを含む、請求項84に記載の方法。
【請求項86】
前記アニオン種が、本質的に水酸化物イオンまたは酸化物イオンからなるものではない、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項87】
前記アニオン種が、第1の種類のアニオン種と、第2の種類のアニオン種とを少なくとも含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項88】
前記第1の種類のアニオン種が、酸化物または水酸化物を含む、請求項87に記載の方法。
【請求項89】
前記第2の種類のアニオン種がリンを含む、請求項88に記載の方法。
【請求項90】
触媒的に水から酸素を生成するための光アノードであって、
光反応性電極と;
該光反応性電極と会合し、コバルトイオン、リンを含むアニオン種を含む触媒材料とを含む、光アノード。
【請求項91】
触媒的に水から酸素を生成するための光アノードであって、
光反応性組成物を含む光反応性電極と;
金属イオン種およびアニオン種を含む触媒材料とを含み、酸化状態が(n+x)の該金属イオン種と、該アニオン種とで実質的に非結晶性の組成物を規定し、酸化状態が(n)の該金属イオン種と、該アニオン種とを含む組成物のKsp値が、酸化状態が(n+x)の該金属イオン種と、該アニオン種とを含む組成物よりも少なくとも10大きいKsp値を有する、光アノード。
【請求項92】
触媒的に水から酸素を生成するための光アノードであって、
光反応性電極と;
金属イオン種およびアニオン種を含む触媒材料とを含み、光反応性電極に電圧を印加することによって該触媒材料が形成される、光アノード。
【請求項93】
前記金属イオン種がコバルトイオンを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項94】
前記アニオン種がリンを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項95】
コバルトイオン対リンを含むアニオン種の比率が、約5:1〜約1:5である、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項96】
コバルトイオン対リンを含むアニオン種の比率が、約3:1〜約1:3である、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項97】
コバルトイオン対リンを含むアニオン種の比率が、約2:1である、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項98】
コバルトイオン:リンを含むアニオン種:カチオン種の比率が約2:1:1である、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項99】
前記リンを含むアニオン種が、HPO−2、HPO−2PO−3、HPO、HPO−2、HPO−2またはPO−3からなる群から選択される、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項100】
前記リンを含むアニオン種がHPO−4である、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項101】
前記光反応性電極が光反応性組成物を含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項102】
前記光反応性電極が、本質的に光反応性組成物からなる、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項103】
前記光反応性電極が、本質的に光反応性組成物からなるものではない、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項104】
前記光反応性組成物が、基板表面に膜として形成されている、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項105】
前記光反応性組成物が実質的に半透明である、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項106】
前記光反応性組成物がFeを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項107】
前記光反応性組成物がTiOを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項108】
前記触媒材料が、実質的に非結晶性である、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項109】
前記触媒材料が、前記光反応性電極上に層を形成している、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項110】
前記光反応性電極と会合する前記触媒材料が、実質的に均一な厚みを有する、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項111】
前記光反応性電極と会合する前記触媒材料が、実質的に均一な厚みを有さない、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項112】
前記光反応性電極と会合する前記触媒材料が、約10μm未満の平均厚みを有する、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項113】
前記光反応性電極と会合する前記触媒材料が、約1μm未満の平均厚みを有する、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項114】
前記光反応性電極と会合する前記触媒材料が、約100nm未満の平均厚みを有する、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項115】
前記光反応性電極と会合する前記触媒材料が、約10nm未満の平均厚みを有する、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項116】
前記光反応性電極と会合する前記触媒材料が、約1nm未満の平均厚みを有する、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項117】
前記光反応性電極と会合する前記触媒材料が実質的に透明である、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項118】
前記触媒材料が、前記光反応性材料上に形成された複数の合着した粒子を含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項119】
前記コバルトイオンと、前記リンを含むアニオン種とを含む錯体が、約10−3〜約10−20のKsp定数を有する、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項120】
前記リンを含むアニオン種が、構造PO(OR)(OR)(R)を含み、ここで、R、R、Rは、同じであっても、異なっていてもよく、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、ヘテロアルケニル、ヘテロアルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、すべて、場合により置換されているか、または場合により存在しない、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項121】
前記リンを含むアニオン種がPOMe−2である、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項122】
先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノードを備えている、水を電気分解するための光電気化学デバイス。
【請求項123】
前記触媒材料および前記光反応性組成物が、電気的に直接接続している、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項124】
前記触媒材料および前記光反応性組成物が一体化するように結合する、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項125】
前記Ksp値が少なくとも10倍異なる、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項126】
前記Ksp値が少なくとも1010倍異なる、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項127】
前記Ksp値が少なくとも1015倍異なる、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項128】
前記触媒材料が、カチオン種をさらに含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項129】
前記カチオン種がKである、請求項128に記載の光アノード。
【請求項130】
前記電圧が、電源によって前記光反応性電極に印加される、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項131】
前記電源が電池である、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項132】
前記電圧が、光反応性電極に電磁放射線を露光することによって前記光反応性電極に印加される、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項133】
前記電磁放射線が日光によって提供される、請求項132に記載の光アノード。
【請求項134】
前記電磁放射線が、人工光源によって提供される、請求項132に記載の光アノード。
【請求項135】
前記光反応性電極に、マスクを介して電磁放射線を露光する、請求項132に記載の光アノード。
【請求項136】
前記組成物の形成が、電磁放射線を受けた量が少ない領域よりも、大きい電磁放射線を露光した領域で大きい、請求項135に記載の光アノード。
【請求項137】
前記光アノードが、触媒的に、気体状態の水から酸素を生成することができる、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項138】
前記光アノードが、触媒的に、液体の水から酸素を生成することができる、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項139】
前記触媒材料が、本質的に金属酸化物および/または金属水酸化物からなるものではない、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項140】
前記触媒材料が、第1の種類の金属イオン種と、第2の種類の金属イオン種とを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項141】
前記種類の金属イオン種のうち少なくとも1つがコバルトイオンを含む、請求項140に記載の光アノード。
【請求項142】
前記アニオン種が、リン酸塩の形態、硫酸塩の形態、炭酸塩の形態、ヒ酸塩の形態、亜リン酸塩の形態、ケイ酸塩の形態、またはホウ酸塩の形態を含む群から選択される、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項143】
前記触媒材料が、第1の種類のアニオン種と、第2の種類のアニオン種とを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項144】
前記第1の種類のアニオン種が、金属水酸化物および/または金属酸化物である、請求項143に記載の光アノード。
【請求項145】
前記第2の種類のアニオン種がリンを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項146】
前記金属イオン種が、第1の種類の金属イオン種と、第2の種類の金属イオン種とを少なくとも含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項147】
前記第1の種類の金属イオン種がコバルトイオンを含む、請求項146に記載の光アノード。
【請求項148】
前記第2の種類の金属イオン種が、ニッケルイオンまたはマンガンイオンを含む、請求項147に記載の光アノード。
【請求項149】
前記アニオン種が、本質的に水酸化物イオンまたは酸化物イオンからなるものではない、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項150】
前記アニオン種が、第1の種類のアニオン種と、第2の種類のアニオン種とを少なくとも含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光アノード。
【請求項151】
前記第1の種類のアニオン種が、酸化物または水酸化物を含む、請求項150に記載の光アノード。
【請求項152】
前記第2の種類のアニオン種がリンを含む、請求項151に記載の光アノード。
【請求項153】
光電気化学セルであって、
光反応性電極と金属イオン種およびアニオン種を含む触媒材料とを含み、該触媒材料が、本質的に金属酸化物または金属水酸化物からなるものではない光アノードと;
少なくとも1つの第2の電極と;
電解質とを含み、
該光電気化学セルによって、水から酸素ガスを製造することが可能な、光電気化学セル。
【請求項154】
前記電解質が水を含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項155】
前記第1の電極と前記第2の電極とを接続するための手段をさらに含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項156】
前記第2の電極が光反応性電極である、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項157】
前記電解質が固体を含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項158】
前記電解質が、固体のポリマー電解質である、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項159】
前記電解質が、非透過性の電解質である、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項160】
前記水が、少なくとも1つの不純物を含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項161】
前記水が気体状態である、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項162】
前記少なくとも1つの不純物が金属を含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項163】
前記少なくとも1つの不純物が、ハロゲン化物イオンを含む、請求項160に記載の光電気化学セル。
【請求項164】
前記少なくとも1つの不純物が気体である、請求項160に記載の光電気化学セル。
【請求項165】
酸化状態が(n+x)の前記金属イオン種と、前記アニオン種とで実質的に非結晶性の組成物を規定し、酸化状態が(n)の前記金属イオン種と、前記アニオン種とを含む組成物のKsp値が、酸化状態が(n+x)の前記金属イオン種と、前記アニオン種とを含む組成物のKsp値も少なくとも10大きいKsp値を有する、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項166】
前記Ksp値が少なくとも10倍異なる、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項167】
前記Ksp値が少なくとも1010倍異なる、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項168】
前記Ksp値が少なくとも1015倍異なる、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項169】
前記金属イオン種と前記アニオン種とが、前記金属イオン種の少なくとも一部分が繰り返し酸化され還元される動的平衡を含む触媒反応に関与し、それによって、それぞれ前記第1の電極と会合し、解離する、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項170】
前記金属イオン種および前記アニオン種が、前記電解質中に含まれる水と動的平衡にある、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項171】
前記金属イオン種がコバルトイオンを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項172】
前記アニオン種がリンを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項173】
前記光反応性電極が光反応性組成物を含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項174】
前記光反応性電極が、本質的に光反応性組成物からなる、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項175】
前記光反応性電極が、本質的に光反応性組成物からなるものではない、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項176】
前記光反応性組成物が、基板表面に膜として形成されている、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項177】
前記光反応性組成物が実質的に半透明である、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項178】
前記光反応性組成物がFeを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項179】
前記光反応性組成物がTiOを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項180】
前記光反応性組成物および前記触媒材料が一体化するように結合する、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項181】
前記光電気化学セルによって、水から水素ガスを製造することが可能な、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項182】
前記光電気化学セルによって、前記第2の電極で燃料を生成することが可能な、先行する請求項のいずれか1項に記載の光電気化学セル。
【請求項183】
前記燃料が水素である、請求項182に記載の光電気化学セル。
【請求項184】
前記燃料が炭化水素である、請求項182に記載の光電気化学セル。
【請求項185】
前記燃料が、一酸化炭素または二酸化炭素の還元から生じる任意の燃料である、請求項182に記載の光電気化学セル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【図5D】
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【図6】
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【図7−1】
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【図7−2】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15A】
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【図15B】
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【図16】
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【図17A】
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【図17B】
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【図17C】
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【図17D】
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【図17E】
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【図17F】
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【公表番号】特表2012−505310(P2012−505310A)
【公表日】平成24年3月1日(2012.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−531019(P2011−531019)
【出願日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【国際出願番号】PCT/US2009/005521
【国際公開番号】WO2010/042196
【国際公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【出願人】(596060697)マサチューセッツ インスティテュート オブ テクノロジー (233)
【出願人】(510333955)サン カタリティックス コーポレイション (2)
【Fターム(参考)】