記録再生装置
【課題】ホストコンピュータにFDCとの接続とISAバスなどのシリアルバスへ切り替える回路や半導体メモリのコントローラが無くとも半導体メモリへの記録再生可能とする。
【解決手段】ホストコンピュータ2とフロッピーインターフェイスケーブル4を介して接続される記録再生装置1において、ホストコンピュータ2と接続されるフロッピーインターフェイス11と、半導体メモリ5と接続される半導体メモリインターフェイス12と、半導体メモリ5から複数のファイルを読み込んで複数のフロッピーイメージファイルを一時的に保存する揮発性メモリ13と、スイッチ14により複数のフロッピーイメージファイルの中から記録再生が可能な1つのフロッピーイメージファイルを選択する選択回路16と、選択されたフロッピーイメージファイルの領域を表示するLED17と、を備える。
【解決手段】ホストコンピュータ2とフロッピーインターフェイスケーブル4を介して接続される記録再生装置1において、ホストコンピュータ2と接続されるフロッピーインターフェイス11と、半導体メモリ5と接続される半導体メモリインターフェイス12と、半導体メモリ5から複数のファイルを読み込んで複数のフロッピーイメージファイルを一時的に保存する揮発性メモリ13と、スイッチ14により複数のフロッピーイメージファイルの中から記録再生が可能な1つのフロッピーイメージファイルを選択する選択回路16と、選択されたフロッピーイメージファイルの領域を表示するLED17と、を備える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はフロッピーディスクドライブインターフェイスあるいはフレキシブルディスクドライブインターフェイスを使用して記録再生が可能な記録再生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
フロッピーディスクドライブあるいはフレキシブルディスクドライブ(以下「FDD」とする)は、長年にわたりコンピュータにおける業界標準の外部記憶媒体として用いられてきたが、近年、外部記憶媒体の主流は、半導体メモリに移っている。しかし、製造後10年以上使用される産業機器コントローラでは、FDDインターフェイスを供えている装置が多数稼動しているがFDDは普及度が落ちており、FDDそのものおよび記憶媒体であるフロッピーディスクあるいはフレキシブルディスク(以下「FD」とする)の入手性が悪くなっている。そこで、FDD物理的インターフェイスを使用して、半導体メモリを接続可能とした記録再生装置が考案されている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−22537号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の半導体メモリの記録再生機能を備えたディスクドライブでは、ホストコンピュータにフロッピーディスクコントローラあるいはフレキシブルディスクコントローラ(以下「FDC」とする)との接続とISAバスなどのパラレルバスへ切り替える回路が必要であった。また、半導体メモリへの記録再生のため、ホストコンピュータに半導体メモリのコントローラが必要であった。このため、前記パラレルバスへ切り替える回路および半導体メモリコントローラを有していない産業機器コントローラには、接続できないという課題があった。本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、ホストコンピュータにFDCとの接続とISAバスなどのシリアルバスへ切り替える回路や半導体メモリのコントローラが無くとも半導体メモリへの記録再生が可能な記録再生装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の記録再生装置は、ホストコンピュータとフロッピーインターフェイスケーブルを介して接続される記録再生装置において、フロッピーインターフェイスコネクタを介してホストコンピュータと接続されるフロッピーインターフェイスと、半導体メモリインターフェイスコネクタを介して半導体メモリと接続される半導体メモリインターフェイスと、前記半導体メモリから複数のファイルを読み込んで複数のフロッピーイメージファイルを一時的に保存する揮発性メモリと、スイッチにより複数のフロッピーイメージファイルの中から記録再生が可能な1つのフロッピーイメージファイルを選択する選択回路と、選択されたフロッピーイメージファイルの領域を表示するLEDと、を具備することを特徴とする。
【0006】
本発明の記録再生装置は、ホストコンピュータとフロッピーインターフェイスケーブルを介して接続される記録再生装置において、フロッピーインターフェイスコネクタを介してホストコンピュータと接続されるフロッピーインターフェイスと、半導体メモリインターフェイスコネクタを介して半導体メモリと接続される半導体メモリインターフェイスと、フロッピーイメージファイルを一時的に保存する揮発性メモリと、スイッチにより前記半導体メモリ内の複数のフロッピーイメージファイルの中から記録再生が可能な1つのフロッピーイメージファイルを選択して、前記揮発性メモリに保存する選択回路と、選択されたフロッピーイメージファイルの領域を表示するLEDと、を具備することを特徴とする。
【0007】
本発明の記録再生装置において、揮発性メモリ内のフロッピーイメージファイルに対してホストコンピュータより書き込みが行われると、該フロッピーイメージファイルに対応した半導体メモリ内のファイルを上書きもしくは新規作成すること、としても好適である。
【0008】
本発明の記録再生装置において、揮発性メモリ内のフロッピーイメージファイルに対して選択スイッチが切り替えられると該フロッピーイメージファイルに対応した半導体メモリ内のファイルを上書きもしくは保存すること、としても好適であるし、揮発性メモリ内のフロッピーイメージファイルの内容を定期的に半導体メモリ内にバックアップファイルとして保存すること、としても好適であるし、半導体メモリインターフェイスコネクタを介して接続される装置として、USB接続フロッピーディスクドライブの接続を可能とすることとしても好適である。
【発明の効果】
【0009】
以上のように本発明の記録再生装置によれば、ホストコンピュータにFDCとの接続とISAバスなどのシリアルバスへ切り替える回路や半導体メモリのコントローラが無くとも半導体メモリへの記録再生が可能となり、且つ、従来複数のFDで管理していたデータを一つの半導体メモリで管理できるため、利便性が向上する。また、半導体メモリの容量は、FDの数百倍から数千倍もあるため、前記半導体メモリ内にフロッピーイメージファイルを複数保存し、これらを任意に選択する手段を具備することで、従来は、複数枚のFDで管理していたデータを一つの半導体メモリで管理できるようになり、従来のFDでの運用よりも利便性を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の制御装置の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の記録再生装置の一例を示す第1の概念図である。
【図3】本発明の記録再生装置の一例を示す第2の概念図である。
【図4】本発明の記録再生装置の一例を示す第1のフローチャートである。
【図5】本発明の記録再生装置の一例を示す第2のフローチャートである。
【図6】本発明の記録再生装置が半導体メモリにフロッピーイメージファイルあるいはフレキシブルディスクイメージファイル(FDイメージファイル)を書き込む一例を示す第3のフローチャートである。
【図7】本発明の記録再生装置が半導体メモリにフロッピーイメージファイルあるいはフレキシブルディスクイメージファイル(FDイメージファイル)を書き込む一例を示す第4のフローチャートである。
【図8】本発明の記録再生装置が半導体メモリにフロッピーイメージファイルあるいはフレキシブルディスクイメージファイル(FDイメージファイル)を書き込む一例を示す第3の概念図である。
【図9】本発明の記録再生装置が半導体メモリにフロッピーイメージファイルあるいはフレキシブルディスクイメージファイル(FDイメージファイル)を書き込む一例を示す第5のフローチャートである。
【図10】本発明の記録再生装置が半導体メモリからフロッピーイメージファイルあるいはフレキシブルディスクイメージファイル(FDイメージファイル)を読み出す一例を示す第6のフローチャートである。
【図11】本発明の記録再生装置の一例を示す正投影図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本実施形態の記録再生装置は半導体メモリ内にフロッピーイメージファイル(あるいはフレキシブルディスクイメージファイル、FDイメージファイル)を保存し、記録再生装置内のコントローラにより前記フロッピーイメージのファイルをFDと等価に見せることで、従来のFDCにより前記フロッピーイメージファイルの読み書きが可能となるものである。図1は本発明の記録再生装置1の一例を示すブロック図である。本発明の記録再生装置1は、ホストコンピュータ2のフロッピーインターフェイスコネクタ(あるいはフレキシブルディスクインターフェイスコネクタ、FDインターフェイスコネクタ)21とフロッピーインターフェイスケーブル(あるいはフレキシブルディスクインターフェイスケーブル、FDインターフェイスケーブル)4で接続されるフロッピーインターフェイスコネクタ(あるいはフレキシブルディスクインターフェイスコネクタ、FDインターフェイスコネクタ)18と、フロッピーイメージファイルを保存する揮発性メモリ13と、揮発性メモリ13とホストコンピュータ2のFDC22との間でデータの受け渡しを行うフロッピーインターフェイス(あるいはフレキシブルディスクインターフェイス、FDインターフェイス)11と、半導体メモリ5と接続される半導体メモリインターフェイスコネクタ19と、揮発性メモリ13と半導体メモリ5との間でデータの受け渡しを行う半導体メモリインターフェイス12と、選択されるフロッピーイメージファイルの領域を切り替えるスイッチ14と、スイッチ14の読み込みを行うマイコン15と、マイコン15によって揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイルを選択する選択回路16と、選択回路16によって選択されているフロッピーイメージファイルの領域を表示するLED17とから構成される。
【0012】
図2の本発明の記録再生装置1の一例を示す第1の概念図と図4の本発明の記録再生装置1の一例を示す第1のフローチャートにて、フロッピーイメージファイルの選択方法の一例について説明する。記録再生装置1に電源が入るとマイコン15は、図4のステップ30に示すように、揮発性メモリ13の初期化と、図4のステップ31に示すように、スイッチ14の入力の情報の初期化を行う。マイコン15によって揮発性メモリ13の初期化が行われたことにより、揮発性メモリ13内にはフロッピーイメージファイル300からフロッピーイメージファイル399までのフロッピーイメージファイルの領域が確保されるので、図4のステップ32に示すように、選択回路16は、揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイル300の領域と半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイル500を選択した状態となり、図4のステップ33に示すように、フロッピーイメージファイル500は半導体メモリインターフェイス12を介してフロッピーイメージファイル300の領域に書き込まれる。また、図4のステップ34に示すように、LED17は「00」を表示する。
【0013】
図4のステップ35に示すように、マイコン15はスイッチ14の入力を監視しており、マイコン15はスイッチ14が入力されると、図4のステップ36に示すように、選択するフロッピーイメージファイルの領域をプラスまたはマイナスさせるかを判断する。プラスの判断がされると、図4のステップ40に示すように、選択回路16は揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイルの領域の番号に’+1’した番号のフロッピーイメージファイルの領域を選択し、半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイルの番号を’+1’した番号の半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイルを選択した状態となり、図4のステップ42aに示す様に、半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイル501は半導体メモリインターフェイス12を介して揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイル301の領域に書き込まれる。また、図4のステップ43に示すように、LED17は表示数字を’+1’する。一例の場合、選択回路16は図2に示すフロッピーイメージファイル301(300+1=301)とフロッピーイメージファイル501(500+1=501)を選択し、LED17は「01」(00+1)を表示する。なお、ここで’+1’とは図2に番号300から番号399まで100個の領域を番号の増える方向に向かって循環するように順次選択していくことを意味し、’+1’により番号300の次は301を選択し、番号399の次は元に戻って番号300を選択する。また、次に説明する‘−1’は、逆に100個の領域を番号の減少する方向に向かって循環するように順次選択していくことを意味し、’−1’により番号301の次は300を選択し、番号300の次は最後に戻って番号399を選択する。LEDの番号の選択も同様である。また、マイナスの判断がされると、図4のステップ44に示すように、選択回路16は揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイルの領域の番号を’−1’した番号のフロッピーイメージファイルの領域を選択し、半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイルの番号を’−1’した番号の半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイルを選択した状態となり、図4のステップ46aに示すように、半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイル599は半導体メモリインターフェイス12を介して揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイル399の領域に書き込まれる。また、図4のステップ47に示すように、LED17は表示の数字を’−1’する。一例の場合、先に説明したように、選択回路16はフロッピーイメージファイル399(300の一つ手前)とフロッピーイメージファイル599(500の一つ手前)を選択し、LED17は「99」(00の一つ手前)を表示する。
【0014】
図3の本発明の記録再生装置1の一例を示す第2の概念図と図5の本発明の記録再生装置1の一例を示す第2のフローチャートにて、第2のフロッピーイメージファイルの選択方法の一例について説明する。図5のステップ30に示すように、記録再生装置1に電源が入るとマイコン15は揮発性メモリ13の初期化と、図5のステップ31に示すように、スイッチ14の入力の情報初期化を行う。また、マイコン15によって揮発性メモリ13の初期化が行われたことにより、揮発性メモリ13内にはフロッピーイメージファイル300のフロッピーイメージファイルの領域が確保されるので、図5のステップ32に示すように、選択回路16は揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイル300の領域と半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイル500を選択した状態となり、図5のステップ33に示すように、フロッピーイメージファイル500は半導体メモリインターフェイス12を介してフロッピーイメージファイル300の領域に書き込まれる。また、図5のステップ34に示すようにLED17は「00」を表示する。
【0015】
図5のステップ35に示すように、マイコン15はスイッチ14の入力を監視しており、マイコン15はスイッチ14が入力されると、図5のステップ36に示すように、選択するフロッピーイメージファイルの領域をプラスまたはマイナスさせるかを判断する。プラスの判断がされると、図5のステップ41に示すように、選択回路16は半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイルの番号を’+1’した番号のフロッピーイメージファイルを選択した状態となり、図5のステップ42bに示すように、半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイル501は半導体メモリインターフェイス12を介して揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイル300の領域に書き込まれる。また、図5のステップ43に示すように、LED17は表示の数字を’+1’する。先に説明したのと同様に、一例の場合、選択回路16はフロッピーイメージファイル501を選択し、LED17は「01」を表示する。また、マイナスの判断がされると、図5のステップ45に示すように、選択回路16は半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイルを’−1’して選択した状態となり、図5のステップ46bに示すように、半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイル599は半導体メモリインターフェイス12を介して揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイル300の領域に書き込まれる。また、図5のステップ47に示すように、LED17は表示の数字を’−1’する。一例の場合、選択回路16はフロッピーイメージファイル599を選択し、LED17は「99」を表示する。
【0016】
これらの一例でスイッチ14は押しボタン型スイッチで説明を行ったが、ロータリースイッチやスライドスイッチを使用してもよい。
【0017】
以上のようなフロッピーイメージファイルの選択方法により複数のフロッピーイメージファイルから選択された1つのフロッピーイメージファイルは半導体メモリインターフェイスコネクタ19に接続された半導体メモリ5に半導体インターフェイスを通じて記録再生される。
【0018】
図6は本発明の記録再生装置1が半導体メモリ5にフロッピーイメージファイルを書き込む一例を示す第3のフローチャートである。図6のステップ50に示すように、ホストコンピュータ2より揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイルに書き込みが行われると、図6のステップ51に示すように、揮発性メモリ13内の該フロッピーイメージファイルを半導体メモリ5に保存する。
【0019】
図7は本発明の記録再生装置1が半導体メモリ5にフロッピーイメージファイルを書き込む一例を示す第4のフローチャートである。図7のステップ52に示すように、マイコン15はスイッチ14の入力を監視しており、図7のステップ53に示すように、マイコン15はスイッチ14が入力されると、揮発性メモリ13内の該フロッピーイメージファイルを半導体メモリ5に保存する。
【0020】
図8は本発明の記録再生装置1が半導体メモリ5にフロッピーイメージファイルを書き込む一例を示す第3の概念図を示し、図9は本発明の記録再生装置1が半導体メモリ5にフロッピーイメージファイルを書き込む一例を示す第5のフローチャートで、図10は本発明の記録再生装置1が半導体メモリ5からフロッピーイメージファイルを読み出す一例を示す第6のフローチャートである。図9のステップ60に示すように、記録再生装置1に電源が入るとマイコン15はマイコン15内のタイマーを初期化する。図9のステップ61に示すように、ホストコンピュータ2より揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイルに書き込みが行われると、図9のステップ62に示すように、マイコン15はタイマーのカウントを開始し、図9のステップ63に示すように、一定時間経過すると、図9のステップ64に示すように揮発性メモリ13内の該フロッピーイメージファイルを半導体メモリ5のバックアップ領域にバックアップフロッピーイメージファイル599aとして保存する。また、半導体メモリ5内のバックアップフロッピーイメージファイル599aの読み出しは、図10に示す第6のフローチャートのステップ70に示すように、マイコン15がスイッチ14のバックアップフロッピーイメージファイルの読み込み入力を監視しており、スイッチ14が入力されると、図10のステップ71に示すように、半導体メモリ5のバックアップフロッピーイメージファイル599aを揮発性メモリ13内のLED17で表示されたフロッピーイメージファイルの領域に書き込む。
【0021】
本発明の記録再生装置1の一例では半導体インターフェイスコネクタ19に半導体メモリ5が接続される形態を示したが、図1に示すように、半導体インターフェイスコネクタ19にUSB接続フロッピーディスクドライブ6を接続することも可能である。この場合、選択回路16によって選択された1つのフロッピーイメージファイルはフロッピーディスクに記録再生される。
【0022】
図11は本発明の記録再生装置1の一例を示す正投影図である。記録再生装置1の前面には半導体メモリ5と接続される半導体メモリインターフェイスコネクタ19と、スイッチ14と、選択されているフロッピーイメージファイルの領域を表示するLED17を配置する。また、記録再生装置1の背面にはフロッピーインターフェイスケーブル4で接続されるフロッピーインターフェイスコネクタ18と、記録再生装置1に電源を供給する電源コネクタ7を配置する。
【0023】
以上説明した各実施形態の記録再生装置1は、ホストコンピュータ2にFDCとの接続とISAバスなどのシリアルバスへ切り替える回路や半導体メモリ5のコントローラが無くとも半導体メモリ5への記録再生をすることができる。
【符号の説明】
【0024】
1 記録再生装置、2 ホストコンピュータ、4 フロッピーインターフェイスケーブル、5 半導体メモリ、6 USB接続FDD、7 電源コネクタ、11 フロッピーインターフェイス、12 半導体メモリインターフェイス、13 揮発性メモリ、14 スイッチ、15 マイコン、16 選択回路、17 LED、18、21 フロッピーインターフェイスコネクタ、19 半導体メモリインターフェイスコネクタ、300、301、399 フロッピーイメージファイル、500、501、599 フロッピーイメージファイル、599a バックアップフロッピーイメージファイル。
【技術分野】
【0001】
本発明はフロッピーディスクドライブインターフェイスあるいはフレキシブルディスクドライブインターフェイスを使用して記録再生が可能な記録再生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
フロッピーディスクドライブあるいはフレキシブルディスクドライブ(以下「FDD」とする)は、長年にわたりコンピュータにおける業界標準の外部記憶媒体として用いられてきたが、近年、外部記憶媒体の主流は、半導体メモリに移っている。しかし、製造後10年以上使用される産業機器コントローラでは、FDDインターフェイスを供えている装置が多数稼動しているがFDDは普及度が落ちており、FDDそのものおよび記憶媒体であるフロッピーディスクあるいはフレキシブルディスク(以下「FD」とする)の入手性が悪くなっている。そこで、FDD物理的インターフェイスを使用して、半導体メモリを接続可能とした記録再生装置が考案されている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−22537号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の半導体メモリの記録再生機能を備えたディスクドライブでは、ホストコンピュータにフロッピーディスクコントローラあるいはフレキシブルディスクコントローラ(以下「FDC」とする)との接続とISAバスなどのパラレルバスへ切り替える回路が必要であった。また、半導体メモリへの記録再生のため、ホストコンピュータに半導体メモリのコントローラが必要であった。このため、前記パラレルバスへ切り替える回路および半導体メモリコントローラを有していない産業機器コントローラには、接続できないという課題があった。本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、ホストコンピュータにFDCとの接続とISAバスなどのシリアルバスへ切り替える回路や半導体メモリのコントローラが無くとも半導体メモリへの記録再生が可能な記録再生装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の記録再生装置は、ホストコンピュータとフロッピーインターフェイスケーブルを介して接続される記録再生装置において、フロッピーインターフェイスコネクタを介してホストコンピュータと接続されるフロッピーインターフェイスと、半導体メモリインターフェイスコネクタを介して半導体メモリと接続される半導体メモリインターフェイスと、前記半導体メモリから複数のファイルを読み込んで複数のフロッピーイメージファイルを一時的に保存する揮発性メモリと、スイッチにより複数のフロッピーイメージファイルの中から記録再生が可能な1つのフロッピーイメージファイルを選択する選択回路と、選択されたフロッピーイメージファイルの領域を表示するLEDと、を具備することを特徴とする。
【0006】
本発明の記録再生装置は、ホストコンピュータとフロッピーインターフェイスケーブルを介して接続される記録再生装置において、フロッピーインターフェイスコネクタを介してホストコンピュータと接続されるフロッピーインターフェイスと、半導体メモリインターフェイスコネクタを介して半導体メモリと接続される半導体メモリインターフェイスと、フロッピーイメージファイルを一時的に保存する揮発性メモリと、スイッチにより前記半導体メモリ内の複数のフロッピーイメージファイルの中から記録再生が可能な1つのフロッピーイメージファイルを選択して、前記揮発性メモリに保存する選択回路と、選択されたフロッピーイメージファイルの領域を表示するLEDと、を具備することを特徴とする。
【0007】
本発明の記録再生装置において、揮発性メモリ内のフロッピーイメージファイルに対してホストコンピュータより書き込みが行われると、該フロッピーイメージファイルに対応した半導体メモリ内のファイルを上書きもしくは新規作成すること、としても好適である。
【0008】
本発明の記録再生装置において、揮発性メモリ内のフロッピーイメージファイルに対して選択スイッチが切り替えられると該フロッピーイメージファイルに対応した半導体メモリ内のファイルを上書きもしくは保存すること、としても好適であるし、揮発性メモリ内のフロッピーイメージファイルの内容を定期的に半導体メモリ内にバックアップファイルとして保存すること、としても好適であるし、半導体メモリインターフェイスコネクタを介して接続される装置として、USB接続フロッピーディスクドライブの接続を可能とすることとしても好適である。
【発明の効果】
【0009】
以上のように本発明の記録再生装置によれば、ホストコンピュータにFDCとの接続とISAバスなどのシリアルバスへ切り替える回路や半導体メモリのコントローラが無くとも半導体メモリへの記録再生が可能となり、且つ、従来複数のFDで管理していたデータを一つの半導体メモリで管理できるため、利便性が向上する。また、半導体メモリの容量は、FDの数百倍から数千倍もあるため、前記半導体メモリ内にフロッピーイメージファイルを複数保存し、これらを任意に選択する手段を具備することで、従来は、複数枚のFDで管理していたデータを一つの半導体メモリで管理できるようになり、従来のFDでの運用よりも利便性を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の制御装置の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の記録再生装置の一例を示す第1の概念図である。
【図3】本発明の記録再生装置の一例を示す第2の概念図である。
【図4】本発明の記録再生装置の一例を示す第1のフローチャートである。
【図5】本発明の記録再生装置の一例を示す第2のフローチャートである。
【図6】本発明の記録再生装置が半導体メモリにフロッピーイメージファイルあるいはフレキシブルディスクイメージファイル(FDイメージファイル)を書き込む一例を示す第3のフローチャートである。
【図7】本発明の記録再生装置が半導体メモリにフロッピーイメージファイルあるいはフレキシブルディスクイメージファイル(FDイメージファイル)を書き込む一例を示す第4のフローチャートである。
【図8】本発明の記録再生装置が半導体メモリにフロッピーイメージファイルあるいはフレキシブルディスクイメージファイル(FDイメージファイル)を書き込む一例を示す第3の概念図である。
【図9】本発明の記録再生装置が半導体メモリにフロッピーイメージファイルあるいはフレキシブルディスクイメージファイル(FDイメージファイル)を書き込む一例を示す第5のフローチャートである。
【図10】本発明の記録再生装置が半導体メモリからフロッピーイメージファイルあるいはフレキシブルディスクイメージファイル(FDイメージファイル)を読み出す一例を示す第6のフローチャートである。
【図11】本発明の記録再生装置の一例を示す正投影図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本実施形態の記録再生装置は半導体メモリ内にフロッピーイメージファイル(あるいはフレキシブルディスクイメージファイル、FDイメージファイル)を保存し、記録再生装置内のコントローラにより前記フロッピーイメージのファイルをFDと等価に見せることで、従来のFDCにより前記フロッピーイメージファイルの読み書きが可能となるものである。図1は本発明の記録再生装置1の一例を示すブロック図である。本発明の記録再生装置1は、ホストコンピュータ2のフロッピーインターフェイスコネクタ(あるいはフレキシブルディスクインターフェイスコネクタ、FDインターフェイスコネクタ)21とフロッピーインターフェイスケーブル(あるいはフレキシブルディスクインターフェイスケーブル、FDインターフェイスケーブル)4で接続されるフロッピーインターフェイスコネクタ(あるいはフレキシブルディスクインターフェイスコネクタ、FDインターフェイスコネクタ)18と、フロッピーイメージファイルを保存する揮発性メモリ13と、揮発性メモリ13とホストコンピュータ2のFDC22との間でデータの受け渡しを行うフロッピーインターフェイス(あるいはフレキシブルディスクインターフェイス、FDインターフェイス)11と、半導体メモリ5と接続される半導体メモリインターフェイスコネクタ19と、揮発性メモリ13と半導体メモリ5との間でデータの受け渡しを行う半導体メモリインターフェイス12と、選択されるフロッピーイメージファイルの領域を切り替えるスイッチ14と、スイッチ14の読み込みを行うマイコン15と、マイコン15によって揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイルを選択する選択回路16と、選択回路16によって選択されているフロッピーイメージファイルの領域を表示するLED17とから構成される。
【0012】
図2の本発明の記録再生装置1の一例を示す第1の概念図と図4の本発明の記録再生装置1の一例を示す第1のフローチャートにて、フロッピーイメージファイルの選択方法の一例について説明する。記録再生装置1に電源が入るとマイコン15は、図4のステップ30に示すように、揮発性メモリ13の初期化と、図4のステップ31に示すように、スイッチ14の入力の情報の初期化を行う。マイコン15によって揮発性メモリ13の初期化が行われたことにより、揮発性メモリ13内にはフロッピーイメージファイル300からフロッピーイメージファイル399までのフロッピーイメージファイルの領域が確保されるので、図4のステップ32に示すように、選択回路16は、揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイル300の領域と半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイル500を選択した状態となり、図4のステップ33に示すように、フロッピーイメージファイル500は半導体メモリインターフェイス12を介してフロッピーイメージファイル300の領域に書き込まれる。また、図4のステップ34に示すように、LED17は「00」を表示する。
【0013】
図4のステップ35に示すように、マイコン15はスイッチ14の入力を監視しており、マイコン15はスイッチ14が入力されると、図4のステップ36に示すように、選択するフロッピーイメージファイルの領域をプラスまたはマイナスさせるかを判断する。プラスの判断がされると、図4のステップ40に示すように、選択回路16は揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイルの領域の番号に’+1’した番号のフロッピーイメージファイルの領域を選択し、半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイルの番号を’+1’した番号の半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイルを選択した状態となり、図4のステップ42aに示す様に、半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイル501は半導体メモリインターフェイス12を介して揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイル301の領域に書き込まれる。また、図4のステップ43に示すように、LED17は表示数字を’+1’する。一例の場合、選択回路16は図2に示すフロッピーイメージファイル301(300+1=301)とフロッピーイメージファイル501(500+1=501)を選択し、LED17は「01」(00+1)を表示する。なお、ここで’+1’とは図2に番号300から番号399まで100個の領域を番号の増える方向に向かって循環するように順次選択していくことを意味し、’+1’により番号300の次は301を選択し、番号399の次は元に戻って番号300を選択する。また、次に説明する‘−1’は、逆に100個の領域を番号の減少する方向に向かって循環するように順次選択していくことを意味し、’−1’により番号301の次は300を選択し、番号300の次は最後に戻って番号399を選択する。LEDの番号の選択も同様である。また、マイナスの判断がされると、図4のステップ44に示すように、選択回路16は揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイルの領域の番号を’−1’した番号のフロッピーイメージファイルの領域を選択し、半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイルの番号を’−1’した番号の半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイルを選択した状態となり、図4のステップ46aに示すように、半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイル599は半導体メモリインターフェイス12を介して揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイル399の領域に書き込まれる。また、図4のステップ47に示すように、LED17は表示の数字を’−1’する。一例の場合、先に説明したように、選択回路16はフロッピーイメージファイル399(300の一つ手前)とフロッピーイメージファイル599(500の一つ手前)を選択し、LED17は「99」(00の一つ手前)を表示する。
【0014】
図3の本発明の記録再生装置1の一例を示す第2の概念図と図5の本発明の記録再生装置1の一例を示す第2のフローチャートにて、第2のフロッピーイメージファイルの選択方法の一例について説明する。図5のステップ30に示すように、記録再生装置1に電源が入るとマイコン15は揮発性メモリ13の初期化と、図5のステップ31に示すように、スイッチ14の入力の情報初期化を行う。また、マイコン15によって揮発性メモリ13の初期化が行われたことにより、揮発性メモリ13内にはフロッピーイメージファイル300のフロッピーイメージファイルの領域が確保されるので、図5のステップ32に示すように、選択回路16は揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイル300の領域と半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイル500を選択した状態となり、図5のステップ33に示すように、フロッピーイメージファイル500は半導体メモリインターフェイス12を介してフロッピーイメージファイル300の領域に書き込まれる。また、図5のステップ34に示すようにLED17は「00」を表示する。
【0015】
図5のステップ35に示すように、マイコン15はスイッチ14の入力を監視しており、マイコン15はスイッチ14が入力されると、図5のステップ36に示すように、選択するフロッピーイメージファイルの領域をプラスまたはマイナスさせるかを判断する。プラスの判断がされると、図5のステップ41に示すように、選択回路16は半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイルの番号を’+1’した番号のフロッピーイメージファイルを選択した状態となり、図5のステップ42bに示すように、半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイル501は半導体メモリインターフェイス12を介して揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイル300の領域に書き込まれる。また、図5のステップ43に示すように、LED17は表示の数字を’+1’する。先に説明したのと同様に、一例の場合、選択回路16はフロッピーイメージファイル501を選択し、LED17は「01」を表示する。また、マイナスの判断がされると、図5のステップ45に示すように、選択回路16は半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイルを’−1’して選択した状態となり、図5のステップ46bに示すように、半導体メモリ5内のフロッピーイメージファイル599は半導体メモリインターフェイス12を介して揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイル300の領域に書き込まれる。また、図5のステップ47に示すように、LED17は表示の数字を’−1’する。一例の場合、選択回路16はフロッピーイメージファイル599を選択し、LED17は「99」を表示する。
【0016】
これらの一例でスイッチ14は押しボタン型スイッチで説明を行ったが、ロータリースイッチやスライドスイッチを使用してもよい。
【0017】
以上のようなフロッピーイメージファイルの選択方法により複数のフロッピーイメージファイルから選択された1つのフロッピーイメージファイルは半導体メモリインターフェイスコネクタ19に接続された半導体メモリ5に半導体インターフェイスを通じて記録再生される。
【0018】
図6は本発明の記録再生装置1が半導体メモリ5にフロッピーイメージファイルを書き込む一例を示す第3のフローチャートである。図6のステップ50に示すように、ホストコンピュータ2より揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイルに書き込みが行われると、図6のステップ51に示すように、揮発性メモリ13内の該フロッピーイメージファイルを半導体メモリ5に保存する。
【0019】
図7は本発明の記録再生装置1が半導体メモリ5にフロッピーイメージファイルを書き込む一例を示す第4のフローチャートである。図7のステップ52に示すように、マイコン15はスイッチ14の入力を監視しており、図7のステップ53に示すように、マイコン15はスイッチ14が入力されると、揮発性メモリ13内の該フロッピーイメージファイルを半導体メモリ5に保存する。
【0020】
図8は本発明の記録再生装置1が半導体メモリ5にフロッピーイメージファイルを書き込む一例を示す第3の概念図を示し、図9は本発明の記録再生装置1が半導体メモリ5にフロッピーイメージファイルを書き込む一例を示す第5のフローチャートで、図10は本発明の記録再生装置1が半導体メモリ5からフロッピーイメージファイルを読み出す一例を示す第6のフローチャートである。図9のステップ60に示すように、記録再生装置1に電源が入るとマイコン15はマイコン15内のタイマーを初期化する。図9のステップ61に示すように、ホストコンピュータ2より揮発性メモリ13内のフロッピーイメージファイルに書き込みが行われると、図9のステップ62に示すように、マイコン15はタイマーのカウントを開始し、図9のステップ63に示すように、一定時間経過すると、図9のステップ64に示すように揮発性メモリ13内の該フロッピーイメージファイルを半導体メモリ5のバックアップ領域にバックアップフロッピーイメージファイル599aとして保存する。また、半導体メモリ5内のバックアップフロッピーイメージファイル599aの読み出しは、図10に示す第6のフローチャートのステップ70に示すように、マイコン15がスイッチ14のバックアップフロッピーイメージファイルの読み込み入力を監視しており、スイッチ14が入力されると、図10のステップ71に示すように、半導体メモリ5のバックアップフロッピーイメージファイル599aを揮発性メモリ13内のLED17で表示されたフロッピーイメージファイルの領域に書き込む。
【0021】
本発明の記録再生装置1の一例では半導体インターフェイスコネクタ19に半導体メモリ5が接続される形態を示したが、図1に示すように、半導体インターフェイスコネクタ19にUSB接続フロッピーディスクドライブ6を接続することも可能である。この場合、選択回路16によって選択された1つのフロッピーイメージファイルはフロッピーディスクに記録再生される。
【0022】
図11は本発明の記録再生装置1の一例を示す正投影図である。記録再生装置1の前面には半導体メモリ5と接続される半導体メモリインターフェイスコネクタ19と、スイッチ14と、選択されているフロッピーイメージファイルの領域を表示するLED17を配置する。また、記録再生装置1の背面にはフロッピーインターフェイスケーブル4で接続されるフロッピーインターフェイスコネクタ18と、記録再生装置1に電源を供給する電源コネクタ7を配置する。
【0023】
以上説明した各実施形態の記録再生装置1は、ホストコンピュータ2にFDCとの接続とISAバスなどのシリアルバスへ切り替える回路や半導体メモリ5のコントローラが無くとも半導体メモリ5への記録再生をすることができる。
【符号の説明】
【0024】
1 記録再生装置、2 ホストコンピュータ、4 フロッピーインターフェイスケーブル、5 半導体メモリ、6 USB接続FDD、7 電源コネクタ、11 フロッピーインターフェイス、12 半導体メモリインターフェイス、13 揮発性メモリ、14 スイッチ、15 マイコン、16 選択回路、17 LED、18、21 フロッピーインターフェイスコネクタ、19 半導体メモリインターフェイスコネクタ、300、301、399 フロッピーイメージファイル、500、501、599 フロッピーイメージファイル、599a バックアップフロッピーイメージファイル。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホストコンピュータとフロッピーインターフェイスケーブルを介して接続される記録再生装置において、
フロッピーインターフェイスコネクタを介してホストコンピュータと接続されるフロッピーインターフェイスと、
半導体メモリインターフェイスコネクタを介して半導体メモリと接続される半導体メモリインターフェイスと、
前記半導体メモリから複数のファイルを読み込んで複数のフロッピーイメージファイルを一時的に保存する揮発性メモリと、
スイッチにより複数のフロッピーイメージファイルの中から記録再生が可能な1つのフロッピーイメージファイルを選択する選択回路と、
選択されたフロッピーイメージファイルの領域を表示するLEDと、
を具備することを特徴とする記録再生装置。
【請求項2】
ホストコンピュータとフロッピーインターフェイスケーブルを介して接続される記録再生装置において、
フロッピーインターフェイスコネクタを介してホストコンピュータと接続されるフロッピーインターフェイスと、
半導体メモリインターフェイスコネクタを介して半導体メモリと接続される半導体メモリインターフェイスと、
フロッピーイメージファイルを一時的に保存する揮発性メモリと、
スイッチにより前記半導体メモリ内の複数のフロッピーイメージファイルの中から記録再生が可能な1つのフロッピーイメージファイルを選択して、前記揮発性メモリに保存する選択回路と、
選択されたフロッピーイメージファイルの領域を表示するLEDと、
を具備することを特徴とする記録再生装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の記録再生装置であって、
揮発性メモリ内のフロッピーイメージファイルに対してホストコンピュータより書き込みが行われると、該フロッピーイメージファイルに対応した半導体メモリ内のファイルを上書きもしくは新規作成すること、
を特徴とする記録再生装置。
【請求項4】
請求項1または2に記載の記録再生装置であって、
揮発性メモリ内のフロッピーイメージファイルに対して選択スイッチが切り替えられると該フロッピーイメージファイルに対応した半導体メモリ内のファイルを上書きもしくは保存すること、
を特徴とする記録再生装置。
【請求項5】
請求項1または2に記載の記録再生装置であって、
揮発性メモリ内のフロッピーイメージファイルの内容を定期的に半導体メモリ内にバックアップファイルとして保存すること、
を特徴とする記録再生装置。
【請求項6】
請求項1または2に記載の記録再生装置であって、
半導体メモリインターフェイスコネクタを介して接続される装置として、USB接続フロッピーディスクドライブの接続を可能とする記録再生装置。
【請求項1】
ホストコンピュータとフロッピーインターフェイスケーブルを介して接続される記録再生装置において、
フロッピーインターフェイスコネクタを介してホストコンピュータと接続されるフロッピーインターフェイスと、
半導体メモリインターフェイスコネクタを介して半導体メモリと接続される半導体メモリインターフェイスと、
前記半導体メモリから複数のファイルを読み込んで複数のフロッピーイメージファイルを一時的に保存する揮発性メモリと、
スイッチにより複数のフロッピーイメージファイルの中から記録再生が可能な1つのフロッピーイメージファイルを選択する選択回路と、
選択されたフロッピーイメージファイルの領域を表示するLEDと、
を具備することを特徴とする記録再生装置。
【請求項2】
ホストコンピュータとフロッピーインターフェイスケーブルを介して接続される記録再生装置において、
フロッピーインターフェイスコネクタを介してホストコンピュータと接続されるフロッピーインターフェイスと、
半導体メモリインターフェイスコネクタを介して半導体メモリと接続される半導体メモリインターフェイスと、
フロッピーイメージファイルを一時的に保存する揮発性メモリと、
スイッチにより前記半導体メモリ内の複数のフロッピーイメージファイルの中から記録再生が可能な1つのフロッピーイメージファイルを選択して、前記揮発性メモリに保存する選択回路と、
選択されたフロッピーイメージファイルの領域を表示するLEDと、
を具備することを特徴とする記録再生装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の記録再生装置であって、
揮発性メモリ内のフロッピーイメージファイルに対してホストコンピュータより書き込みが行われると、該フロッピーイメージファイルに対応した半導体メモリ内のファイルを上書きもしくは新規作成すること、
を特徴とする記録再生装置。
【請求項4】
請求項1または2に記載の記録再生装置であって、
揮発性メモリ内のフロッピーイメージファイルに対して選択スイッチが切り替えられると該フロッピーイメージファイルに対応した半導体メモリ内のファイルを上書きもしくは保存すること、
を特徴とする記録再生装置。
【請求項5】
請求項1または2に記載の記録再生装置であって、
揮発性メモリ内のフロッピーイメージファイルの内容を定期的に半導体メモリ内にバックアップファイルとして保存すること、
を特徴とする記録再生装置。
【請求項6】
請求項1または2に記載の記録再生装置であって、
半導体メモリインターフェイスコネクタを介して接続される装置として、USB接続フロッピーディスクドライブの接続を可能とする記録再生装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2012−64262(P2012−64262A)
【公開日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−205948(P2010−205948)
【出願日】平成22年9月14日(2010.9.14)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.フロッピー
【出願人】(000149066)オークマ株式会社 (476)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年9月14日(2010.9.14)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.フロッピー
【出願人】(000149066)オークマ株式会社 (476)
【Fターム(参考)】
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