説明

記録装置および記録中の記憶媒体の交換方法

本発明は、交換可能な記憶媒体(7)用の外部インタフェース(6)および中間メモリ装置(5)を有する、オーディオ信号を記録するための記録装置に関する。この記録装置(1)においては、オーディオ信号を記憶するために中間メモリ装置(5)および記憶媒体(7)が使用され、第1の記憶媒体を第2の記憶媒体に交換することによって記憶媒体(7)を交換している間にオーディオ信号が中断による制限を受けることなく中間メモリ装置(5)に記憶され、この中間メモリ装置(5)に記憶されているオーディオ信号が第2の記憶媒体に伝送される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オーディオ信号を記録するための記録装置および記録中に記憶媒体を交換するための方法に関する。より詳細には本発明は、交換可能な記憶媒体用の外部インタフェースおよび中間メモリ装置を有する、オーディオ信号を記録するための記録装置に関し、この記録装置はオーディオ信号を記憶するためにメモリ装置および記憶媒体を使用するよう実現されている。さらに本発明は、オーディオ信号の記録中に記録装置において記憶媒体を交換するための方法に関し、この方法においては記憶媒体を交換している間にオーディオ信号が中間メモリ装置に記憶される。
【0002】
記録装置はディスカッション、会議、ミーティングなどを記録するために頻繁に使用される。記録された情報は後に、例えば会議録または注記事項を準備するために再検討または処理される。
【0003】
磁気記録装置、例えばテープレコーダに並行して2つの別個の記録媒体、例えばテープを挿入できる場合が多いことは公知である。この実施形態により、2つの別個の記録媒体のうちの第1の記録媒体が一杯になった場合でも第2の記録媒体において記録を継続することができる。記録が第2の記録媒体に切り換えられている場合には、ユーザは記録が中断されることなく第1の記録媒体を空の記録媒体に交換することができる。この二重媒体機能の付加的な利点は、第2の記録媒体がまだ動いている間に第1の記録媒体に由来する記録を既に処理できることである。そのようなレコーダは何時間も続くミーティングまたは会議を記録するために使用されることが多い。
【0004】
本願発明に最も近い刊行物DE 102 25 623 A1には、例えばカーラジオとの関係においてオーディオ信号を記録するための方法が開示されている。この方法においては、バッファメモリを用いて受信したオーディオ信号を遅延させ、記録命令に対する応答として、バッファされているオーディオ信号を例えばMMC(マルチメディアカード)として実現されている別のメモリ装置に記憶することが提案されている。提案されている方法のこのような着想によりユーザは歌などを完全にメモリ装置に記録することができ、また歌の無線伝送が既に開始されている場合には記録命令が発せられる前にも記録を行うことができる。
【0005】
発明の概要
本発明によれば、請求項1の特徴を有する記録装置および請求項11の特徴を有するオーディオ信号の記録中に記録装置において記憶媒体を交換する方法が提供される。利点または有利な実施形態は明細書および図面または従属請求項に記載されている。
【0006】
本発明による記録装置はディスカッション、会議およびミーティングなどを記録するために使用され、少なくとも2つの記憶媒体を連続的に使用した、この少なくとも2つの記憶媒体におけるオーディオ信号の長時間且つ中断による制限を受けない記録を提供するために実現されている。記憶媒体を収容および接続するために記録装置は外部インタフェースを有する。外部インタフェースはユーザが記憶媒体を有利には道具を使うことなく交換できるように実施されている。
【0007】
さらに中間メモリ装置は記録装置の一部である。有利には中間メモリ装置は記録装置の内部装置であるか、記録装置に集積されている。殊に、中間メモリ装置はユーザにより交換可能な装置としては実現されていない。
【0008】
記録装置がオーディオ信号を中間メモリ装置ならびに挿入された記憶媒体に選択的に記憶するように、すなわち中間メモリ装置および/または挿入された記憶媒体に記憶するように外部インタフェースまたはこの外部インタフェースに挿入された記憶媒体および中間メモリ装置は接続されている。本発明によれば、記録装置は、第1の記憶媒体の第2の記憶媒体への交換による記憶媒体の交換中のオーディオ信号の中断による制限を受けない記憶のために実現されている。記憶媒体を交換している間にオーディオ信号が中間メモリ装置に記憶され、記憶されたオーディオ信号が記憶媒体の交換終了後に中間メモリ装置から第2の記憶媒体に伝送される。
【0009】
したがって中間メモリ装置は有利には、外部インタフェースに記憶媒体が装着されていない間、または新しい記憶媒体もしくは空の記憶媒体が外部インタフェースに挿入されるまで記憶媒体が一杯である場合に、到来するオーディオ信号をバッファまたは遅延するためのバッファメモリとして実施されている。
【0010】
本発明が基礎とする着想は以下の考えに基づく:今日のオーディオ圧縮および大容量記憶媒体により、単一の記憶媒体において数時間、それどころか数日または数週間の記録が可能である。しかしながら、ユーザの中には依然としてミーティングが終了する前に記録の一部を既に処理できることを望む者もいる。さらにはインストールおよびセキュリティに関する問題をネットワークによる解決手段に比べて簡略化するために、ユーザが物理的な装置において記録されたものをその記録装置が設けられている部屋から、記録されたものを処理するための別の装置が設けられている別の部屋に移動させることを望む。このような既知の状態からテープのための2つの挿入部を備えた装置の使用が提案されている。しかしながらこの解決手段は記録装置に関して付加的なコストを要し、これは購入者のうちの少数しかそのような機能を実際に使用しないであろうから潜在的な全ての購入者にとって許容できるものではない。
【0011】
公知の装置の欠点を解消するために、本発明により提案される記録装置は情報を失うことなく、且つ第2の収容部のための付加的なコストを要することなく記録中の記憶媒体の交換を実現することができる。
【0012】
有利には、記録装置が複数のマイクロフォンをさらに有しているカンファレンスシステムの一部であり、それらのマイクロフォンは記録装置にオーディオ信号を供給するために記録装置と接続されている。有利には、記録装置を付加的にビデオ信号の記録のために使用することができ、この場合にはカンファレンスシステムは付加的なビデオカメラを有することができる。
【0013】
有利な実施形態においては、記憶媒体はフラッシュメモリ、光メモリ、磁気メモリ、ディスクメモリ、メモリカード、MMC(マルチメディアカード)、SD、ミニSD、USBスティック、メモリスティックまたは交換可能なハードディスク、殊にマイクロハードディスクである。したがって外部インタフェースは記憶媒体を収容し接続するためのインタフェーススロットまたはカードリーダである。この実施形態の利点は、一般的な記憶媒体を使用して記録されたものを従来のコンピュータによって処理できることである。さらにはそのような一般的な記憶媒体は広く知られており、ユーザは容易に取り扱うことができる。
【0014】
別の有利な、殊に廉価な実施形態においては、記録装置が外部インタフェースまたは記憶媒体を収容するためのインタフェーススロットを1つだけ有する。
【0015】
記録装置の別の実施形態においては、中間メモリ装置が記録装置の別の処理によって使用されるように構成されている。1つの例として、中間メモリ装置はCDまたはDVDからの信号ストリームをバッファするための「ショックプルーフメモリ」として使用される。一般的に、中間メモリ装置は有利には、オーディオ信号を約1分〜5分記憶するには十分な記憶容量を有する。有利には、中間メモリ装置はFIFO(first in first out)アーキテクチャで構成されている。記録装置がビデオ信号を記憶するためにも使用される場合には、中間メモリ装置は有利にはオーディオ信号およびビデオ信号を同じ期間にわたり記憶することに適合されている。
【0016】
別の有利な実施形態においては、記録装置が到来するオーディオおよび/またはビデオ信号をそれぞれ圧縮するため、および/または、中間メモリ装置に記憶されているオーディオ信号および/またはビデオ信号を圧縮するためのオーディオおよび/またはビデオ圧縮ユニットを有する。圧縮は有利には公知の標準、例えばMPEGを基礎とする。この実施形態においては、到来するオーディオ信号および/またはビデオ信号ではなく、圧縮された信号がメモリ装置および/または記憶媒体に記憶される。有利には、本明細書においてフレーズオーディオ信号および圧縮されたオーディオ信号は同義で使用されている。
【0017】
本発明の有利な実現形態においては記録装置が制御ユニットを有し、この制御ユニットは中間メモリ装置と記憶媒体との間でのオーディオ信号の分配を制御する。このことは有利には、制御ユニットがオーディオ信号を記憶するために中間メモリ装置または記憶媒体または両方を選択するよう構成されていることによって実現される。制御ユニットはオーディオ信号のストリームを中間メモリ装置か記憶媒体に切り換えることができるか、その両方に並行してオーディオ信号を記憶することができる。
【0018】
さらに別の有利な実施形態においては、制御ユニットが中間メモリ装置から記憶媒体に記憶されているオーディオ信号を伝送するために構成されている。この実施形態は、オーディオ信号の情報が失われることなく記録中の記憶媒体の交換を可能にするという本発明の目的を実現する有利な1つのやり方である。この目的は有利には、記憶媒体を交換している間に中間メモリ装置にオーディオ信号を中間的に記憶し、記憶されているオーディオ信号を交換後に新しい記憶媒体に伝送することによって達成される。
【0019】
有利には、制御ユニットに対する作動信号を形成するために、記録装置は記憶媒体の交換を自動的に検出するための検出ユニットを有することができる。検出ユニットは例えばスイッチとして実現されており、このスイッチは記憶媒体が記録装置から取り外されると自動的に起動される。択一的に、記憶媒体の交換を手動で指示するための切り換え装置を使用することができる。さらに択一的に、検出ユニットは記憶媒体の取り出しを検出するソフトウェアとして実施されている。
【0020】
別の実施形態においては、オーディオ信号の記録が第1の記憶媒体と第2の記憶媒体との間で一時的に重複するよう記録装置は実現されている。例えば、第1の記憶媒体における記録の最後の30秒は第2の記憶媒体における記録の最初の30秒も表す。この実施形態により後続の記録の処理が容易になる。
【0021】
要約すれば、記録装置の少なくとも2つの動作モードが存在する。
【0022】
第1の動作モードにおいては、ユーザが記憶媒体を交換しようとしたときに、ユーザは単に第1の記憶媒体を記録装置から単純に取り外す。選択的に、交換は自動的な検出によって、または切り換え装置の手動の起動によって記録装置に指示される。記録装置は中間メモリ装置において記録を継続する。ユーザは記録装置、殊に同一の外部インタフェースまたは同一のインタフェーススロットに第2の記憶媒体を設置するために所定の時間(例えば1分)を有する。記録装置が第2の記憶媒体を検出すると、記録されたものは中間メモリ装置から第2の記憶媒体に移動される。
【0023】
第2の動作モードは、第1の媒体と第2の媒体との間で記録が一時的に部分的に重複されることにより記録されたものの後の処理が簡略されるという点においてのみ第1の動作モードと異なる。
【0024】
さらに本発明は、オーディオ信号の記録中に記録装置において記憶媒体を交換するための方法に関し、この方法においては、記憶媒体の交換中に、第1の記憶媒体が第2の記憶媒体に交換され、オーディオ信号が中間メモリ装置に記憶され、記憶媒体の交換後に第2の記憶媒体に伝送される。
【0025】
本方法は有利には、請求項1から10までのいずれか1項記載の記録装置において、および/または、有利には上述したように実施される。殊に、本方法は中断無く、および/または、情報が失われること無く、および/または、一時的な部分的重複により、記憶媒体にオーディオ信号が記憶されることを保証する。有利には、中断の無い、または、中断による制限を受けないという用語は、記憶媒体に最終的に記憶されているデータから、記憶媒体の交換に起因する中断を有することなく、オリジナルのオーディオ信号を示すことができることを意味する。
【0026】
さらに本発明は、コンピュータおよび/または請求項1から9に記載されている記録装置においてプログラムが実行される場合に、請求項10または11のいずれかの全てのステップを実施するためのプログラムコード手段を有するコンピュータプログラムに関する。
【0027】
上記の本発明の特徴および利点ならびにさらなる特徴および利点は添付の図面と関連させた以下の有利な実施形態の詳細な説明から明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】記録装置の有利な実施形態ならびに本発明による方法の実施形態を説明するための概略的なブロック図を示す。
【0029】
図1は、本発明による記録装置1の機能ブロック図を示す。記録装置1はオーディオ入力部2を有し、このオーディオ入力部2はマイクロフォンのような1つまたは複数のソース(図示せず)と接続可能であるか、接続されている。
【0030】
記録装置1はアナログ・ディジタル変換器3を有し、このアナログ・ディジタル変換器3は到来するオーディオ信号、すなわちオーディオ入力をディジタルデータストリームに変換するために構成され実現されている。変換器3は制御ユニット4と接続されており、この制御ユニット4はMPEG2またはMP3のような一般的な標準に準拠するディジタルデータストリームを圧縮するためのレコーディングプロセッサおよびオーディオ圧縮機能を有する。
【0031】
制御ユニット4は双方向コネクションによって中間メモリ装置5に接続されている。中間メモリ装置5は記録装置1の一体的な部分および/または集積された部分であり、記録装置1のユーザによって交換することはできない。中間メモリ装置5の記憶容量は1分、有利には3分、殊に5分までオーディオ信号またはそれぞれの圧縮オーディオ信号を記憶するよう選択されている。中間メモリ装置は記録装置1内の別の機能のために使用される。例えばショックプルーフメモリまたは、到来するオーディオ信号および/またはビデオ信号を管理および記憶するためのアプリケーションプログラムを実行するためのメモリとして使用される。
【0032】
さらに制御ユニット4は単方向コネクション(図示せず)または双方向コネクションによって、例えばインタフェーススロットの形のスマートメディアインタフェース6と接続されている。この有利な実施形態においては、記録装置がスマートメディアインタフェース6を1つだけ有している。スマートメディアインタフェース6はスマートメディアストレージ7、例えばフラッシュカードを収容し接続するために適合されている。スマートメディアインタフェース6はユーザがスマートメディアストレージ7を通常の操作または記録装置1の使用において交換できるように構成されている。
【0033】
選択的に、切り換え装置8が記録装置1の一部であり、この切り換え装置8はユーザによって手動で作動させることができ、また制御ユニット4と接続されている。
【0034】
機能的な観点から殊に記録装置1は、記録されるべき会議またはミーティングのオーディオ信号が少なくとも2つのスマートメディアストレージ7に記憶されることによって、情報が失われることなく記録中にスマートメディアストレージ7を交換できるように実現されている、殊にプログラミングまたは配線されている。このような記録装置においては、オーディオ信号の第1の部分が第1のスマートメディアストレージ7に記憶され、第2の部分が第2のスマートメディアストレージ7に記憶され、これによりオーディオ信号の2つの部分が殊に中断の無い完全に記録された会議またはミーティングを表す。もちろん、会議またはミーティングの第3の部分およびそれ以降の部分を別のスマートメディアストレージ7に記憶することも可能である。記録装置1の原理を会議およびミーティングと関連させて、またオーディオ信号の観点において説明したが、記録装置1を他の用途、例えば職場におけるオーディオ電話を用いた注記の記録に使用することもできる。さらに付加的にビデオ情報または付加的な情報も同様のやり方で記録することができる。
【0035】
情報が失われることなく記録中の記憶媒体の交換機能を実現するために、記録装置1はスマートメディアストレージ7がスマートメディアインタフェース6から取り外されると即座に、到来するオーディオ信号(またはそれぞれ圧縮されたオーディオ信号)が中間メモリ装置5に一時的に記憶されるという基本的な原理を使用する。新しいスマートメディアストレージ7がスマートメディアインタフェース6に挿入されると即座に、記憶されているオーディオ信号がその新しいスマートメディアストレージ7に伝送されるので、取り外されたスマートメディアストレージ7に記憶されている部分と新しいスマートメディアストレージ7に記憶されている部分との間にオーディオ信号の一時的な隙間が残ることはない。
【0036】
記録装置1の付加的な特徴として、取り外されたスマートメディアカードに記憶される部分と新しいスマートメディアストレージ7に記憶される部分の幾分の部分的な重複、例えば30秒間の重複が提供される。この付加的な特徴は記録されたものの処理を簡略化する。この特徴の考えられる実現形態として、中間メモリ装置5がオーディオ信号を並行してスマートメディアストレージ7に記録し、有利には最後の1分間だけが記憶される。このことは、例えば中間メモリ装置5のFIFO構造によって実現される。スマートメディアストレージ7を交換した後に、例えば先行のスマートメディアストレージ7が取り外される前の一定時間、例えば30秒間に関するオーディオ信号、また付加的に、記憶のために新しいスマートメディアストレージ7を使用することができなかった時間に関するオーディオ信号が新しいスマートメディアストレージ7に伝送される。
【0037】
さらには、切り換え装置8を作動させることによってスマートメディアストレージ7の交換をユーザが指示することもできる。実際の実現形態においては、制御ユニット4が切り換え装置8からの作動信号の受信後に、上述のようなオーディオ信号の部分的重複を実現するためにオーディオ信号を中間メモリ装置5およびスマートメディアストレージ7に並行して記憶するよう構成されている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
交換可能な記憶媒体(7)用の外部インタフェース(6)および中間メモリ装置(5)を有する、オーディオ信号を記録するための記録装置であって、
前記オーディオ信号を記憶するために前記中間メモリ装置(5)および前記記憶媒体(7)が使用される、記録装置(1)において、
第1の記憶媒体を第2の記憶媒体に交換することによって記憶媒体(7)を交換している間に前記オーディオ信号が中断による制限を受けることなく前記中間メモリ装置(5)に記憶され、該中間メモリ装置(5)に記憶されている前記オーディオ信号が前記第2の記憶媒体に伝送されることを特徴とする、記録装置(1)。
【請求項2】
前記記憶媒体(7)はフラッシュメモリまたはディスクメモリまたはメモリカードまたはMMCとして実現されている、および/または、前記外部インタフェース(6)は前記記憶媒体を収容するためのインタフェーススロットとして実現されている、請求項1記載の記録装置(1)。
【請求項3】
交換可能な前記記憶媒体(7)用の外部インタフェース(6)または前記記憶媒体を収容するためのインタフェースが1つだけ設けられている、請求項1または2記載の記録装置(1)。
【請求項4】
前記中間メモリ装置(5)は記録装置の別の処理によって使用されるよう構成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の記録装置(1)。
【請求項5】
前記オーディオ信号を圧縮するためのオーディオ圧縮ユニット(4)を有する、請求項1から4までのいずれか1項記載の記録装置(1)。
【請求項6】
制御ユニット(4)を有し、該制御ユニット(4)は前記中間メモリ装置(5)と前記記憶媒体(7)との間での前記オーディオ信号の分配を制御する、請求項1から5までのいずれか1項記載の記録装置(1)。
【請求項7】
前記制御ユニット(4)は前記オーディオ信号を記憶するために前記中間メモリ装置(5)または前記記憶媒体(7)または両方を選択する、請求項1から6までのいずれか1項記載の記録装置(1)。
【請求項8】
前記制御ユニット(4)は記憶されているオーディオ信号を前記中間メモリ装置(5)から前記記憶媒体(7)に伝送する、請求項6または7記載の記録装置(1)。
【請求項9】
前記記憶媒体の交換を自動的に検出するための検出ユニットおよび/または前記記憶媒体の交換を手動で指示するための切り換え装置(8)が設けられている、請求項1から8までのいずれか1項記載の記録装置(1)。
【請求項10】
前記第1の記憶媒体におけるオーディオ信号の記録と前記第2の記憶媒体におけるオーディオ信号の記録の部分的重複を提供する、請求項1から9までのいずれか1項記載の記録装置(1)。
【請求項11】
オーディオ信号の記録中の記録装置(1)における記憶媒体の交換方法において、
第1の記憶媒体を第2の記憶媒体に交換することによって記憶媒体(7)を交換している間に前記オーディオ信号を中間メモリ装置(5)に記憶し、前記記憶媒体の交換後に前記第2の記憶媒体に伝送することを特徴とする、記憶媒体の交換方法。
【請求項12】
中断無く、および/または、一時的な部分的重複を伴って、前記記憶媒体(7)に前記オーディオ信号を記録する、請求項11記載の方法。
【請求項13】
ビデオ信号およびオーディオ信号を同一のやり方で記録および管理する、請求項11または12記載の方法。

【図1】
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【公表番号】特表2009−545094(P2009−545094A)
【公表日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−521112(P2009−521112)
【出願日】平成18年7月25日(2006.7.25)
【国際出願番号】PCT/EP2006/064637
【国際公開番号】WO2008/011914
【国際公開日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【出願人】(390023711)ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング (2,908)
【氏名又は名称原語表記】ROBERT BOSCH GMBH
【住所又は居所原語表記】Stuttgart, Germany
【Fターム(参考)】