説明

設定装置

【課題】調整しようとしている機能に関する表示の場所を即座に直感的に認識することができる設定装置を提供すること。
【解決手段】機能選択ダイヤル2が左回転位置または右回転位置または中立位置保持されているときに機能調整ダイヤル3を回転操作することによって、それぞれ第1の機能または第2の機能または第3の機能の設定変更が行なえるようになっており、機能調整ダイヤル3は機能選択ダイヤル2の前方に同心状に突出している。機能選択ダイヤル2の左方領域と右方領域にはそれぞれ、第1の機能の調整項目4aおよび点灯表示部4bを配列させた第1表示部4と、第2の機能の調整項目5aおよび点灯表示部5bを配列させた第2表示部5が設けられており、第1または第2の機能が選択されているとき、駆動制御信号10aを外部機器20に出力する制御手段10が点灯制御信号10bを出力して点灯表示部4b,5bを選択的に点灯させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばカーエアコン等の車載用電気機器の機能選択や機能調整を行なうために用いられる設定装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
この種の設定装置では、近年、液晶表示画面に複数の機能表示領域を設けて、各機能表示領域にそれぞれ対応する機能の調整状態が表示されるように設計したものが主流となりつつある。
【0003】
例えば、カーエアコンの風量調整と温度調整と吹出し口切替とを行なうために使用される車載用設定装置として、横長の液晶表示画面の中央領域と左寄り領域と右寄り領域をそれぞれ温度表示領域、風量表示領域、吹出し口表示領域となし、この液晶表示画面の下方に3個の機能選択キーと1個の機能調整ダイヤルを配設した構成のものが従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。かかる従来例において、3個の機能選択キーは、液晶表示画面の温度表示領域と風量表示領域と吹出し口表示領域の真下にそれぞれ位置する温度選択キーと風量選択キーと吹出し口選択キーであり、これら3個の機能選択キーは回転操作可能な機能調整ダイヤルの上縁に沿って配設されている。そして、任意の機能選択キーを押圧操作することによって該キーに対応する機能を選択できるため、所望の機能選択キー(例えば風量選択キー)を押圧操作してから機能調整ダイヤルを回転操作することによって、選択した機能の調整状態(例えば設定風量)が適宜変更できるようになっている。
【特許文献1】特開2005−81906号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述した従来の設定装置では、複数の機能に関する複数の表示が1つの液晶表示画面中に表示されるようになっているため、調整しようとしている機能に関する表示がどこに表示されているか探すのが面倒である、という問題があった。
【0005】
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、調整しようとしている機能に関する表示の場所を即座に直感的に認識することができる設定装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、本発明の設定装置は、回転操作によって少なくとも左回転位置と右回転位置とに選択的に保持可能な機能選択ダイヤルと、この機能選択ダイヤルの回転位置を検出する機能選択用検出手段と、前記機能選択ダイヤルの前方に同心状に突出して回転操作可能な機能調整ダイヤルと、この機能調整ダイヤルの回転状態を検出する機能調整用検出手段と、前記機能選択ダイヤルの左方領域に配設された第1表示部と、前記機能選択ダイヤルの右方領域に配設された第2表示部と、前記機能選択用検出手段の検出信号に基づいて選択した機能を前記機能調整用検出手段の検出信号に基づいて調整するための駆動制御信号を外部機器に出力する制御手段とを備え、前記第1表示部に、前記機能選択ダイヤルを前記左回転位置に設定することによって選択される第1の機能の選択可能な調整項目に応じて配列させた複数の点灯表示部が設けられていると共に、前記第2表示部に、前記機能選択ダイヤルを前記右回転位置に設定することによって選択される第2の機能の選択可能な調整項目に応じて配列させた複数の点灯表示部が設けられており、かつ、前記制御手段が前記駆動制御信号に対応する点灯制御信号を出力して前記点灯表示部を選択的に点灯させるように構成した。
【0007】
このように構成された設定装置では、第1表示部と第2表示部が機能選択ダイヤルを挟んでそれぞれ左側および右側に配置されているので、調整しようとしている機能に関する表示の場所を即座に直感的に認識することができる。また、機能選択ダイヤルを左に回転させると第1の機能が選択でき、機能選択ダイヤルを右に回転させると第2の機能が選択できるので、操作者は機能選択ダイヤルを把持すれば該装置から目を離しても所望の機能を正しく選択することができる。また、選択した第1の機能または第2の機能の調整状態を変更するために機能調整ダイヤルを回転操作したときに、その回転情報に基づく点灯制御信号によって所定の点灯表示部を点灯させることができるため、選択した機能の選択した調整項目を目立たせることができる。したがって、機能選択ダイヤルで選択した第1の機能または第2の機能を調整する際に、操作者は、機能調整ダイヤルを適宜回転操作して第1表示部または第2表示部を一瞥するだけで、選択した機能がどのような調整状態に設定されたのかを瞬時に把握できることになる。しかも、機能調整ダイヤルは機能選択ダイヤルの前方に同心状に突出しているため、両ダイヤルの連続操作は目を離したままでも円滑に行なえる。それゆえ、この設定装置は操作性が極めて良好であり、操作者が運転中であっても、所望の機能を所望の調整状態に設定する操作を前方確認を怠ることなく安全かつ円滑に行なうことができる。
【0008】
上記の構成において、機能選択ダイヤルが左回転位置と右回転位置との間の中立位置に保持可能であると共に、機能選択ダイヤルの上方領域または斜め上方領域に第3表示部が配設されており、この第3表示部に、機能選択ダイヤルを中立位置に設定することによって選択される第3の機能の調整状態が表示され、かつ該調整状態が機能調整ダイヤルの回転操作によって変更されるようにしてあると、運転中の操作者が操作しやすい優れた操作性を維持しつつ、選択可能な機能を増やすことができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の設定装置は、第1表示部と第2表示部が機能選択ダイヤルを挟んでそれぞれ左側および右側に配置されているので、調整しようとしている機能に関する表示の場所を即座に直感的に認識することができる。また、機能選択ダイヤルを左に回転させると第1の機能が選択でき、機能選択ダイヤルを右に回転させると第2の機能が選択できるので、操作者は機能選択ダイヤルを把持すれば該装置から目を離しても所望の機能を正しく選択することができる。また、選択した第1の機能または第2の機能の調整状態を変更するために機能調整ダイヤルを回転操作したときに、その回転情報に基づく点灯制御信号によって所定の点灯表示部を点灯させることができるため、選択した機能の選択した調整項目を目立たせることができる。したがって、機能選択ダイヤルで選択した第1の機能または第2の機能を調整する際に、操作者は、機能調整ダイヤルを適宜回転操作して第1表示部または第2表示部を一瞥するだけで、選択した機能がどのような調整状態に設定されたのかを瞬時に把握できることになる。しかも、機能調整ダイヤルは機能選択ダイヤルの前方に同心状に突出しているため、両ダイヤルの連続操作は目を離したままでも円滑に行なえる。それゆえ、この設定装置は操作性が極めて良好であり、操作者が運転中であっても、所望の機能を所望の調整状態に設定する操作を前方確認を怠ることなく安全かつ円滑に行なうことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
発明の実施の形態を図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係る設定装置の正面図、図2は該設定装置の側面図、図3は該設定装置の電気系統を示すブロック図である。
【0011】
これらの図に示す設定装置は、外部機器であるカーエアコン20(図3参照)の機能選択や機能調整を行なうためのものである。この設定装置の筐体1の前面板1aには、同心状に配置されて互いに独立に回転操作可能な機能選択ダイヤル2および機能調整ダイヤル3と、LED(発光素子)によって点灯可能な複数の点灯表示部4b,5bを有する第1および第2の表示部4,5と、液晶表示画面に数値がセグメント表示される第3表示部6と、押圧操作可能な複数の機能選択キー7とが配設されている。
【0012】
機能選択ダイヤル2は中立位置と左回転位置と右回転位置のいずれかのポジションにて保持可能である。そして、図1に示すように機能選択ダイヤル2が中立位置に保持されているときには、機能調整ダイヤル3を回転操作することによってカーエアコン20の設定温度が変更できる。また、この機能選択ダイヤル2を図1の反時計回りに所定量回転させて左回転位置に設定すると、機能調整ダイヤル3を回転操作することによってカーエアコン20の吹出し口が選択できる。さらに、機能選択ダイヤル2を図1の時計回りに所定量回転させて右回転位置に設定すると、機能調整ダイヤル3を回転操作することによってカーエアコン20の設定風量が変更できる。なお、機能選択ダイヤル2の回転位置は、図3に示す機能選択用検出手段8によって検出され、この機能選択用検出手段8の検出信号8aが同図に示す制御手段10に出力されるようになっている。
【0013】
機能調整ダイヤル3は、機能選択ダイヤル2よりも小径で該選択ダイヤル2の前方に同心状に突出している。この機能調整ダイヤル3を回転操作することによって、機能選択ダイヤル2で選択した機能の調整状態を変更することができる。また、この機能調整ダイヤル3を一定角度回転させる毎に図示せぬクリック機構がクリック感を生起するようになっているため、操作者は機能調整ダイヤル3を回転操作したときに、その回転角度をクリック数によって概略把握することができる。なお、機能調整ダイヤル3の回転情報は図3に示す機能調整用検出手段9によって検出され、この機能調整用検出手段9の検出信号9aが制御手段10に出力されるようになっている。
【0014】
すなわち、制御手段10には、機能選択用検出手段8の検出信号8aと機能調整用検出手段9の検出信号9aとが入力される。そして図3に示すように、この制御手段10は、検出信号8aに基づいて選択した機能を検出信号9aに基づいて調整するための駆動制御信号10aをカーエアコン20に出力すると共に、駆動制御信号10aに対応する点灯制御信号10bやLCD制御信号10cをLEDドライバ11や第3表示部6に出力するようになっている。
【0015】
第1表示部4は機能選択ダイヤル2の左方領域に配設されている。この第1表示部4は、図1において上下方向に配列されたアイコン群からなる複数の調整項目4aと、同じく上下方向に配列されてそれぞれが相異なる調整項目4aの左隣に位置する複数の点灯表示部4bとを含み、各点灯表示部4bがLEDドライバ11によって個別に点灯されるようになっている。具体的には、機能選択ダイヤル2が左回転位置に保持されていることを検出する機能選択用検出手段8の検出信号8aと、機能調整ダイヤル3の回転状態を検出する機能調整用検出手段9の検出信号9aとに基づいて、カーエアコン20の吹出し口を指定する駆動制御信号10aが制御手段10から該カーエアコン20に出力されるとき、この駆動制御信号10aに対応する点灯制御信号10bが制御手段10からLEDドライバ11に出力されて、指定された吹出し口に対応する点灯表示部4bをLEDドライバ11が点灯させるようになっている。例えば、駆動制御信号10aによってカーエアコン20の吹出し口がフットモードに設定されるときには、第1表示部4の最下部においてフットモードを示すアイコンからなる調整項目4aの左隣に位置する点灯表示部4bがLEDの光で点灯するようになっている。
【0016】
第2表示部5は機能選択ダイヤル2の右方領域に配設されている。この第2表示部5は、図1において上下方向に配列されたアイコン群からなる複数の調整項目5aと、同じく上下方向に配列されてそれぞれが相異なる調整項目5aの右隣に位置する複数の点灯表示部5bとを含み、各点灯表示部5bがLEDドライバ11によって個別に点灯されるようになっている。具体的には、機能選択ダイヤル2が右回転位置に保持されていることを検出する機能選択用検出手段8の検出信号8aと、機能調整ダイヤル3の回転状態を検出する機能調整用検出手段9の検出信号9aとに基づいて、カーエアコン20の設定風量を指定する駆動制御信号10aが制御手段10から該カーエアコン20に出力されるとき、この駆動制御信号10aに対応する点灯制御信号10bが制御手段10からLEDドライバ11に出力されて、指定された風量に対応する点灯表示部5bをLEDドライバ11が点灯させるようになっている。例えば、駆動制御信号10aによってカーエアコンの風量が最強モードに設定されるときには、第2表示部5の最下部において風量最強を示すアイコンからなる調整項目5aの右隣に位置する点灯表示部5bがLEDの光で点灯するようになっている。
【0017】
第3表示部6は機能選択ダイヤル2の右斜め上方領域に配設されている。この第3表示部6はカーエアコン20の設定温度を数値でセグメント表示するための液晶表示画面であり、機能選択ダイヤル2が中立位置に保持されているときに機能調整ダイヤル3を回転操作することによって、第3表示部6に表示される数値(設定温度)を適宜変更することができる。すなわち、機能選択ダイヤル2が中立位置に保持されていることを検出する機能選択用検出手段8の検出信号8aと、機能調整ダイヤル3の回転状態を検出する機能調整用検出手段9の検出信号9aとに基づいて、カーエアコン20の設定温度を指定する駆動制御信号10aが制御手段10から該カーエアコン20に出力されると共に、この駆動制御信号10aに対応するLCD制御信号10cが制御手段10から第3表示部6に出力されるようになっている。
【0018】
複数の機能選択キー7は機能選択ダイヤル2の上方領域および左斜め上方領域に横一列に配設されている。これら機能選択キー7は機能選択ダイヤル2と同様に、カーエアコン20の設定しようとする機能を選択するためのものであるが、機能選択キー7によって選択される機能はいずれも調整を必要としない機能(例えば風量自動切替モード等)なので、機能選択キー7を押圧操作した後に機能調整ダイヤル3を回転操作する必要はない。
【0019】
このように本実施形態例に係る設定装置は、吹出し口の設定に関する表示がされる第1表示部4と風量の設定に関する表示がされる第2表示部5とが機能選択ダイヤル2を挟んでそれぞれ左側および右側に配置されているので、調整しようとしている機能に関する表示の場所を即座に直感的に認識することができる。また、機能選択ダイヤル2が左回転位置または右回転位置に保持されているときに機能調整ダイヤル3を回転操作することによって、それぞれカーエアコンの吹出し口または風量の設定変更が行なえるようになっている。その際、機能選択ダイヤル2を左に回転させれば左側に表示されている第1の機能(吹出し口の設定)が選択でき、機能選択ダイヤル2を右に回転させれば右側に表示されている第2の機能(風量の設定)が選択できるので、操作者は機能選択ダイヤル2を把持すれば本装置から目を離しても所望の機能を正しく選択することができる。また、選択した第1の機能または第2の機能の調整状態を変更するために機能調整ダイヤル3を回転操作したときに、その回転情報に基づく点灯制御信号10bによって所定の点灯表示部4b,5bを点灯させることができるため、選択した機能の選択した調整項目4a,5aを目立たせることができる。したがって、機能選択ダイヤル2で選択した第1の機能または第2の機能を調整する際に、操作者は、機能調整ダイヤル3を適宜回転操作して第1表示部4または第2表示部5を一瞥するだけで、選択した機能がどのような調整状態に設定されたのかを瞬時に把握できることになる。しかも、機能調整ダイヤル3は機能選択ダイヤル2の前方に同心状に突出しているため、両ダイヤル2,3の連続操作は目を離したままでも円滑に行なえる。
【0020】
また、この設定装置は、機能調整ダイヤル3が中立位置に保持されているときに機能選択ダイヤル2を回転操作することによってカーエアコン20の設定温度が変更できると共に、その設定温度の数値が第3表示部6にセグメント表示されるようになっている。したがって、操作者は第3表示部6を見て数値を確認しながらカーエアコン20の設定温度を変更することになるが、この第3表示部6はカーエアコン20の設定温度だけを表示する専用の液晶表示画面なので、操作者は第3表示部6を一瞥するだけで該設定温度を瞬時に把握することができる。
【0021】
それゆえ、本実施形態例に係る設定装置は操作性が極めて良好であり、操作者が運転中であっても、所望の機能を所望の調整状態に設定する操作を前方確認を怠ることなく安全かつ円滑に行なうことができる。
【0022】
なお、上記の実施形態例では、カーエアコンの機能選択や機能調整を行なうための車載用設定装置について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばカーオーディオ等の機能選択や機能調整を行なうための車載用設定装置や他の設定装置に本発明を適用した場合にも、上記の実施形態例とほぼ同様の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の実施形態例に係る設定装置の正面図である。
【図2】該設定装置の側面図である。
【図3】該設定装置の電気系統を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0024】
1 筐体
1a 前面板
2 機能選択ダイヤル
3 機能調整ダイヤル
4 第1表示部
4b,5b 点灯表示部
5 第2表示部
6 第3表示部
8 機能選択用検出手段
8a,9a 検出信号
9 機能調整用検出手段
10 制御手段
10a 駆動制御信号
10b 点灯制御信号
10c LCD制御信号
11 LEDドライバ
20 カーエアコン(外部機器)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転操作によって少なくとも左回転位置と右回転位置とに選択的に保持可能な機能選択ダイヤルと、この機能選択ダイヤルの回転位置を検出する機能選択用検出手段と、前記機能選択ダイヤルの前方に同心状に突出して回転操作可能な機能調整ダイヤルと、この機能調整ダイヤルの回転状態を検出する機能調整用検出手段と、前記機能選択ダイヤルの左方領域に配設された第1表示部と、前記機能選択ダイヤルの右方領域に配設された第2表示部と、前記機能選択用検出手段の検出信号に基づいて選択した機能を前記機能調整用検出手段の検出信号に基づいて調整するための駆動制御信号を外部機器に出力する制御手段とを備え、
前記第1表示部に、前記機能選択ダイヤルを前記左回転位置に設定することによって選択される第1の機能の選択可能な調整項目に応じて配列させた複数の点灯表示部が設けられていると共に、前記第2表示部に、前記機能選択ダイヤルを前記右回転位置に設定することによって選択される第2の機能の選択可能な調整項目に応じて配列させた複数の点灯表示部が設けられており、かつ、前記制御手段が前記駆動制御信号に対応する点灯制御信号を出力して前記点灯表示部を選択的に点灯させるようにしたことを特徴とする設定装置。
【請求項2】
請求項1の記載において、前記機能選択ダイヤルが前記左回転位置と前記右回転位置との間の中立位置に保持可能であると共に、前記機能選択ダイヤルの上方領域または斜め上方領域に第3表示部が配設されており、この第3表示部に、前記機能選択ダイヤルを前記中立位置に設定することによって選択される第3の機能の調整状態が表示され、かつ該調整状態が前記機能調整ダイヤルの回転操作によって変更されるようにしたことを特徴とする設定装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−58747(P2010−58747A)
【公開日】平成22年3月18日(2010.3.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−228839(P2008−228839)
【出願日】平成20年9月5日(2008.9.5)
【出願人】(000010098)アルプス電気株式会社 (4,263)
【Fターム(参考)】