説明

調味料などの容器洗浄ブラシ

【課題】調味料容器独特のカーブを描いた縁や底のコーナー部分まで綺麗に洗うことのできるブラシを提供する。
【解決手段】ステンレス素材でブラシ部分を巻きつけ、ブラシをまきつけた部分を長方形、あるいは楕円形状になるように湾曲させ元の直線部分に巻き付け固定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、醤油・お酢などの調味料容器のカーブしている縁や底などの洗いにくい部分を、容易に洗浄できるようにしたブラシに関するものである。

【背景技術】
【0002】
グラスなどを洗うためのブラシやタワシ
【特許文献1】実明353047 実公昭30−014484
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
醤油やお酢などの調味料容器を洗浄する場合、通常使用しているスポンジ、あるいは柄のついたグラス用のブラシやスポンジなどを使用しているが、従来の柄のついたブラシやスポンジはグラス用であるため、口が小さく容器の中が広くなっているような調味料容器を洗うのには適していない。
【0004】
従来の柄のついたグラス用のブラシやスポンジは、握り柄部の延長にブラシを固定、あるいはステンレス素材でブラシ部分を巻きつけ固定した、いずれも直線のみの形状であったために、調味料容器独特のカーブを描いた縁や底のコーナー部分までは綺麗に洗えず、汚れが取れない。また、汚れを落とそうとしても、一苦労である。
【0005】
本発明は、口が小さく容器の中が広くなっているような、独特のカーブを描く調味料容器を洗浄するのに適している構造を有したブラシの発明である。

【課題を解決するための手段】
【0006】
ステンレス素材でブラシ部分を巻きつけ、ブラシをまきつけた部分を長方形、あるいは楕円形状になるように湾曲させ元の直線部分に巻き付け固定する。これにより片側は直線、片側はブラシがコの字型に突出した形状とする。

【発明の効果】
【0007】
ブラシ部分を湾曲させることにより、ブラシ先端が一方向のみではなくあらゆる方向へ向くことになり、今まで洗いにくかったカーブ部分や容器の底やコーナー部分にもブラシがよく当たり、洗浄を容易にする。
【0008】
さらに、ブラシ部分を湾曲させて片側だけを突出させることにより、口が小さく容器の中が広くなっているような容器独特のカーブ部分にブラシがよく当たるようになるため、洗いにくい容器の隅々までを洗浄できるようになる。
【0009】
ブラシの長さや湾曲させる長さを変えることにより、小さな容器から大きな容器まで対応することが可能となる。

【実施例】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)柄のステンレス素材にナイロンやブタ毛などのブラシ素材を巻き付け、握り柄部の延長にブラシを固定させる。
(ロ)固定したブラシ部分を長方形あるいは卵形のような形になるように湾曲させ、柄の先端をブラシ巻き付け開始部分へ巻きつけ接着して固定する。
(ハ)これにより片側は直線、片側はブラシがコの字型に突出した形状になる。
(ニ)ブラシ部分を湾曲させることにより、ブラシ先端が一方向のみではなくあらゆる方向へ向くことになり、今まで洗いにくかったカーブ部分や底のコーナー部分の隅々までを容易に洗浄することが可能な、容器洗浄ブラシになる。
(ホ)柄の部分にプラスチックを使用することにより、握りやすくそして強度を高めることも考えられる。

【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の図(ブラシの先端を湾曲し固定した様子)。
【図2】本発明実施例の様子。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ステンレスの柄にナイロン素材のブラシを巻きつけ、ブラシ部分を長方形状、あるいは楕円形状に形を固定した清掃用ブラシ。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2006−266(P2006−266A)
【公開日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−177913(P2004−177913)
【出願日】平成16年6月16日(2004.6.16)
【出願人】(303038537)
【Fターム(参考)】