説明

販売促進用ツール

【課題】使用による効果を強くアピールすることのできる優れた販売促進用ツールを提供する。
【解決手段】化粧料の販売促進のために用いられる販売促進用ツールであって、スライド板2と、このスライド板2がスライド自在に保持される保持体1とを備えており、上記スライド板2の一側面に相対向する上記保持体1の前板部11の部分に複数の貫通穴11aが穿設され、上記前板部11の外側面が皮膚の色に着色され、上記スライド板2の一側面にスライド方向に、上記皮膚の色と同じ色の肌色帯状部およびこれと異なる色が表示された黒色帯状部24が交互に形成され、上記スライド板2をスライドさせることにより、上記各貫通穴11aに対応する位置に黒色帯状部24が位置決めされる状態と、肌色帯状部が位置決めされる状態とに切り換え可能に構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、店頭等において化粧料の販売促進のために用いられる販売促進用ツールに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、毛穴,小じわ等の皮膚(肌)の微小な凹凸部等を目立たなくする効果を有する化粧料がよく出回っており、新製品も各種発売されている。このような新製品を発売,販売等する場合には、専門の販売員が店頭,訪問販売先等で顧客に新製品の売り込みを行うようにしている。このとき、化粧品メーカーから新製品販売促進用のシートが配布されていることが多く、この販売促進用シートにもとづいて顧客に新製品を売り込むこともよく行われている。このような販売促進用シートは、通常、長方形の厚紙や薄いプラスチック板からなるシートの表面に新製品の種類,特長,使用方法,その使用効果を示す絵図等を印刷したものが多く、販売員はこのシートを顧客に提示しながら、顧客に対するカウンセリングやアドバイスを行うとともに具体的な新製品の推奨等を行い、顧客に購買意欲を起こさせるようにしている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記の販売促進用シートでは、そのシート表面に新製品の外観写真,使用方法や、その使用による効果を示す絵図等が並べて表示されているにすぎず、また、このような販売促進用シートを用いた新製品の売り込み等はよく行われているため、顧客に対するアピール力があまりなく、顧客の興味がそがれやすい。特に、新製品の場合には、その使用による効果を強くアピールすることが販売促進のために重要であるが、上記効果を絵図等で表示するだけでは、強くアピールすることができない。そこで、使用による効果を強くアピールすることができる販売促進用ツールの提供が強く要望されている。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、使用による効果を強くアピールすることのできる優れた販売促進用ツールの提供をその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するため、本発明の販売促進用ツールは、化粧料の販売促進のために用いられる販売促進用ツールであって、スライド板と、それ自体の内部に上記スライド板がその一側面に沿う方向にスライド自在に保持された状態で収容される保持体とを備え、上記スライド板の一側面に相対向する上記保持体の外板部の部分に複数の貫通穴が穿設され、上記外板部の外側面に、化粧料塗布後の仕上がり状態を示す皮膚状態が示され、上記スライド板の一側面にスライド方向に、上記皮膚状態と同じ状態のA表示部およびこれと異なる状態が示されたB表示部が交互に形成され、上記スライド板をスライドさせることにより、上記保持体の外板部の各貫通穴に対応する位置に上記B表示部が位置決めされる状態と、上記A表示部が位置決めされる状態とに切り換え可能に構成されているという構成をとる。
【発明の効果】
【0006】
本発明の販売促進用ツールは、スライド板と、それ自体の内部に上記スライド板がその一側面に沿う方向にスライド自在に保持された状態で収容される保持体とを備えている。また、上記スライド板の一側面に相対向する上記保持体の外板部の部分に複数の貫通穴が穿設され、上記外板部の外側面に、化粧料塗布後の仕上がり状態を示す皮膚状態が示され、上記スライド板の一側面にスライド方向に、上記皮膚状態と同じ状態のA表示部およびこれと異なる状態が示されたB表示部が交互に形成されている。そして、上記スライド板をスライドさせることにより、上記保持体の外板部の各貫通穴に対応する位置に上記B表示部が位置決めされる状態と、上記A表示部が位置決めされる状態とに切り換え可能に構成されている。したがって、本発明の販売促進用ツールでは、上記スライド板をスライド操作して、上各貫通穴に対応する位置にB表示部を位置決めし、上記各貫通穴からB表示部を見せることで、皮膚の状態が正常でない場合を、上記外板部の外側面の皮膚状態と、上記(外板部の外側面に複数存在する)B表示部に示された状態とが異なることにより、立体的に表すことができ、つぎに、上記スライド板をスライド操作して、上記各貫通穴に対応する位置にA表示部を位置決めし、上記各貫通穴からA表示部を見せることで、皮膚が正常である場合を、B表示部の状態が、A表示部に示された状態(すなわち、上記外板部の外側の皮膚状態と同じ状態)に変わったこと(すなわち、外板部の外側面の全体が同じ皮膚状態になっていること)により表すことができる。これにより、本発明の販売促進用ツールに係る化粧料を塗布すると、皮膚の状態が正常でない場合にも、正常な状態に仕上げることができ、また化粧料の使用を続けると、正常な状態を維持できることを、顧客に立体的に、かつ動きを伴って見せることができ、上記化粧料による使用の効果を強くアピールすることができる。しかも、このような優れた効果を奏しながらも、スライド板と保持体とで構成されているだけであり、構造が簡単であるうえ、スライド板をスライド操作するだけでよく、使い勝手がよい。なお、本発明では、外板部の外側面に示される皮膚状態は、外板部の外側面に着色される色や描かれる模様等で表され、同様に、A表示部もしくはB表示部に示される状態も、A表示部もしくはB表示部に着色される色や描かれる模様等で表される。
【0007】
本発明において、上記B表示部には、化粧料塗布前の皮膚の所定部分の好ましくない状態が、A表示部と異なる状態で示されていると、上記B表示部により、化粧料塗布前の皮膚の所定部分の好ましくない状態を表示することができる。
【0008】
本発明において、上記皮膚の所定部分が皮膚の凹凸部もしくは変色部であると、上記B表示部により、毛穴,小じわ等の皮膚の凹凸部の凹み,黒ずみ,角栓のつまり等や、しみ等の皮膚の変色部の色,形,大きさ等を表示することができる。
【0009】
本発明において、上記スライド板の一側面にA表示部およびB表示部の双方が、上記スライド方向に対して直交する方向に延びる帯状部に形成され、上記保持体の外板部に複数の貫通穴が、上記スライド方向およびこれに対して直交する方向の双方に列状に穿設されていると、上記保持体の外板部に縦横に(スライド方向およびこれに対して直交する方向の双方に)穿設された複数の貫通穴に対応させて、A表示部もしくはB表示部を位置決めすることができる。
【0010】
本発明において、上記A表示部が肌色に着色され、B表示部が黒色に着色されていると、例えば、皮膚の毛穴の凹み,黒ずみ,角栓のつまり等を目立たなくする効果を有する化粧料の販売促進用に好適である。すなわち、本発明の販売促進用ツールを用い、上記スライド板をスライド操作して、上記各貫通穴に対応する位置にB表示部を位置決めし、上記各貫通穴からB表示部の黒色を見せることで、肌色のなかに点在する凹部の底が黒くなっている(すなわち、皮膚の毛穴が黒ずんでいる)ことを立体的に表し、つぎに、上記スライド板をスライド操作して、上記各貫通穴に対応する位置にA表示部を位置決めし、上記各貫通穴からA表示部の肌色を見せることで、上記凹部の底が肌色になった(すなわち、正常な状態に戻った)ことを立体的に表すことができ、顧客に上記効果を強くアピールすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
【0012】
図1および図2は本発明の販売促進用ツールの一実施の形態を示している。この実施の形態では、上記販売促進用ツールとして、毛穴を目立たなくする効果を有する化粧料を販売促進するためのツールが使用されている。これらの図において、1は保持体であり、2は上記保持体1にスライド自在に保持されるスライド板である。上記保持体1は、1枚の薄紙製シート(図示せず)を折り曲げて作製した本体部分3と、この本体部分3に貼着される第1および第2の補強板部4,5(図2参照)とからなっている。
【0013】
上記本体部分3は、図3〜図5に示すように、四角形状の前板部(外板部)11と、この前板部11の下辺部分から後方に折り曲げられる四角形状の下側連結板部12と、この下側連結板部12の後辺部分から上方に折り曲げられる四角形状の後板部13と、上記前板部11の左右両辺部分から後方に折り曲げられる左右一対の四角形状の左右両側連結板部14,15と、これら両連結板部14,15の後辺部分から上記後板部13の後側面に沿って内側に折り曲げられる接着板部16,17と、上記後板部13の上辺部分からその前・下側に折り曲げられる折り曲げ板部18とからなっている。
【0014】
上記前板部11には、多数個の貫通穴11aが左右方向および上下方向に列状に(この実施の形態では、左右方向および上下方向にそれぞれ6列に)、かつそれぞれ略等間隔をあけて穿設されているとともに、上記前板部11の表面(外側面)および上記各貫通穴11aの内周面に、上記化粧料の塗布後の仕上がり状態を示す皮膚の色として、肌色が着色されている。また、上記下側連結板部12には、その中央部に、後述するスライド板2の操作片部22を左右方向にスライド自在に挿通しうる貫通穴12aが穿設されている(図5参照)。
【0015】
上記折り曲げ板部18には、その表面に、「毛穴の見えない仕上がり」、「ライトアップパウダー配合」、「毛穴(凹み,黒ずみ,角栓のつまりなど)の見えない上品な仕上がり」という文言が上下4段に分けて記載されている。また、上記折り曲げ板部18には、その右・上角部から略1/4楕円形状の突出部分18aが突出形成されており、この突出部分18aの表面に、「見て!この仕上がり」という文言が記載されている。
【0016】
上記第1補強板部4(図5参照)は、上記本体部分3の前板部11および両接着板部16,17の裏面に貼着されているとともに、上記両接着板部16,17に対応する上記第1補強板部4の部分(図示せず)が上記後板部13の裏面に貼着されている。また、上記第1補強板部4の、上記前板部11に対応する部分には、上記前板部11の各貫通穴11aに対応する位置に、これら各貫通穴11aと同じにもしくは少し大きく形成された貫通穴4aが穿設されている。
【0017】
上記第2補強板部5(図5参照)は、前後に2つ折りされており、これら両折り曲げ部分5a,5bの下半部分同士が貼着されているとともに、後側折り曲げ部分5aが上記後板部13の前面に貼着されている。また、上記第2補強板部5には、その右・上角部から略1/4楕円形状の突出部5cが、上記折り曲げ板部18の突出部分18aに相対向する状態で突出形成されている。
【0018】
上記スライド板2は、図6に示すように、1枚の厚紙からなり、上記保持体1の前板部11と後板部13との間に左右方向(すなわち、スライド板2の表面に沿う方向)にスライド自在に保持された状態で収容される四角形状の表示板部21と、この表示板部21の下辺部分の中央から垂下する操作片部22とで構成されている。この操作片部22は上記保持体1の下側連結板部12の貫通穴12aを挿通して下側連結板部12の下方に突出しており、その表面には左右方向を示す矢印と「move」という文言とが上下2段に記載されている。
【0019】
また、上記表示板部21の表面には、上下方向に上記表面の上下全幅にわたって延びる7本の肌色帯状部(A表示部)23と、肌色帯状部23と同様に上下方向に上記表面の上下全幅にわたって延びる6本の黒色帯状部(B表示部)24とが左右方向に交互に形成されており、上記肌色帯状部23には、上記保持体1の前板部11の肌色と同じ肌色が着色されている。また、上記各肌色帯状部23のうち、内側の5本の肌色帯状部23および上記各黒色帯状部24はそれぞれ同じ横幅(左右幅)に形成されているが、残りの2本の肌色帯状部23(すなわち、右端および左端の肌色帯状部23)は、上記5本の肌色帯状部23の横幅とは異なっており、横幅の広い左端の肌色帯状部23のほうが上記前板部11の各貫通穴11aに見えるようにしている。このようなスライド板2は、上記保持体1に上下方向にもスライド自在に保持されており、上方にスライドさせて上記保持体1の外部に取り出すこともできるようにしている。
【0020】
上記の構成において、まず、スライド板2の操作片部22を手指で操作して右側にスライドさせ、表示板部21の右端面を保持体1の右側連結板部14に当接させる。これにより、前板部11の各貫通穴11aに対応する位置に黒色帯状部24が位置決めされ、上記各貫通穴11aから黒色が見え(図7参照)、上記各貫通穴11aの底が黒くなっていることで、皮膚の毛穴が黒ずんでいることを立体的に表すことができる。つぎに、上記操作片部22を手指で操作して左側にスライドさせ、表示板部21の左端面を保持体1の左側連結板部15に当接させる。これにより、前板部11の各貫通穴11aに対応する位置に肌色帯状部23が位置決めされ、上記各貫通穴11aから肌色が見え(図1参照)、上記各貫通穴11aの底が肌色に変化している(すなわち、保持体1の前板部11の全面が肌色になっている)ことで、正常な状態に戻ったことを立体的に表すことができる。したがって、上記化粧料を皮膚に塗布すると、皮膚の毛穴の黒ずみが直って肌色になることがよく実感され、化粧料の使用による効果を顧客に強くアピールすることができる。
【0021】
上記のように、この実施の形態では、化粧品販売員は、上記販売促進用ツールを用い、このツールに係る化粧料を皮膚に塗布すると、黒ずんでいた毛穴が肌色になることを顧客に実感させた上で、上記化粧料を推奨することができる。また、セルフ方式で化粧料を販売する店舗等において、推奨しようとする化粧料の陳列棚やその近傍に、上記販売促進用ツールを設置しておけば、顧客が操作片部22の表示に従って左右にスライドさせるだけで、上記効果が一目でわかるため、販売員の説明を受けることなく、上記効果を実感することができる。しかも、保持体1とスライド板2とで構成されているだけであり、構造が簡単であるうえ、スライド板2の操作片部22を左右にスライド操作するだけでよく、使い勝手がよい。
【0022】
なお、上記実施の形態では、スライド板2の表示板部21の表面に、A表示部23として肌色帯状部を形成し、B表示部24として黒色帯状部を形成しているが、これに限定するものではなく、A表示部23を白色等に着色してもよいし、B表示部24をA表示部23の色とは異なるいかなる色に着色してもよいし、A表示部23の色と同じ色に着色してもよい(すなわち、化粧料の塗布によっても、色が変わらない仕上がり状態がある)。
【0023】
また、上記実施の形態では、上記表示板部21の表面の全面にA表示部23およびB表示部24を形成しているが、上記保持体1の前板部11の各貫通穴11aに対応する部分にだけ、円形,四角形等でA表示部23およびB表示部24を形成してもよい(図8参照)。また、上記実施の形態では、A表示部23およびB表示部24に肌色,黒色だけの単色を着色しているが、複数色を着色してもよい。また、上記保持体1の前板部11の各貫通穴11aに対応する部分に、B表示部24として、小じわ等を表す模様(図9参照)やそばかす等を表す模様等の各種模様を記載してもよい。この場合に、A表示部23およびB表示部24を同じ色(例えば、肌色)に着色することができる。
【0024】
また、上記実施の形態では、スライド板2のストッパーとして保持体1の左右両連結板部14,15を利用しているが、保持体1内に他のいかなるストッパー手段を設けるようにしてもよい。また、スライド板2の操作片部22を表示板部21の下辺部分から突出形成しているが、表示板部21の左右両辺部分や上辺部分から突出形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の販売促進用ツールの一実施の形態を示す正面図である。
【図2】上記販売促進用ツールを示す断面図である。
【図3】保持体の正面図である。
【図4】上記保持体の背面図である。
【図5】上記保持体の断面図である。
【図6】スライド板の正面図である。
【図7】上記販売促進用ツールの作用を示す正面図である。
【図8】上記スライド板の変形例を示す正面図である。
【図9】上記スライド板に記載する模様の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0026】
1 保持体
2 スライド板
11 前板部
11a 貫通穴
24 黒色帯状部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
化粧料の販売促進のために用いられる販売促進用ツールであって、スライド板と、それ自体の内部に上記スライド板がその一側面に沿う方向にスライド自在に保持された状態で収容される保持体とを備え、上記スライド板の一側面に相対向する上記保持体の外板部の部分に複数の貫通穴が穿設され、上記外板部の外側面に、化粧料塗布後の仕上がり状態を示す皮膚状態が示され、上記スライド板の一側面にスライド方向に、上記皮膚状態と同じ状態のA表示部およびこれと異なる状態が示されたB表示部が交互に形成され、上記スライド板をスライドさせることにより、上記保持体の外板部の各貫通穴に対応する位置に上記B表示部が位置決めされる状態と、上記A表示部が位置決めされる状態とに切り換え可能に構成されていることを特徴とする販売促進用ツール。
【請求項2】
上記B表示部には、化粧料塗布前の皮膚の所定部分の好ましくない状態が、A表示部と異なる状態で示されている請求項1記載の販売促進用ツール。
【請求項3】
上記皮膚の所定部分が皮膚の凹凸部もしくは変色部である請求項1または2記載の販売促進用ツール。
【請求項4】
上記スライド板の一側面にA表示部およびB表示部の双方が、上記スライド方向に対して直交する方向に延びる帯状部に形成され、上記保持体の外板部に複数の貫通穴が、上記スライド方向およびこれに対して直交する方向の双方に列状に穿設されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の販売促進用ツール。
【請求項5】
上記A表示部が肌色に着色され、B表示部が黒色に着色されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の販売促進用ツール。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2006−181017(P2006−181017A)
【公開日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−376293(P2004−376293)
【出願日】平成16年12月27日(2004.12.27)
【出願人】(504180206)株式会社カネボウ化粧品 (125)
【出願人】(000158781)紀伊産業株式会社 (327)