説明

貯湯タンク装置

【課題】配管をフレキシブル配管にすることで、任意の方向へ配管を出すことができる貯湯タンク装置を得る。
【解決手段】フレキシブル配管11は、例えば、本体ユニット2の底板に設置された現地配管接続配管12に内部ナット12aを介して接続されており、その現地配管接続配管12の外部ナット12bを介して、暖房器具等と接続される現地配管を接続する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、暖房用水の吐出配管と、本体ユニット内の配管とを簡便に接続することができる貯湯タンク装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の給湯機では浴室の蛇口と、そこへ温水を供給する配管との位置ずれを許容するため、可撓性を有する管継手が用いられているものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、継手にフレキシブルジョイントを用いることで配管を出す方向を自由に調整できる貯湯装置がある(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第2506006号公報(第2−3頁、第1図)
【特許文献2】実開平4−4666号公報(第7頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば、特許文献2に係る従来の技術においては、フレキシブルジョイントを任意の方向に調整することはできるが、作業者が接続配管をユニット外部から内部へ挿入し、その内部でジョイントに接続する作業が必要であり、作業性が悪いという問題点があった。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、配管をフレキシブル配管にすることで、任意の方向へ配管を出すことができる貯湯タンク装置を得ることである。
また、第2の目的は、配管を繋ぐ際に作業面で手間となるユニット壁を開ける作業を除き、作業を簡略化することができる貯湯タンク装置を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る貯湯タンク装置は、水を貯める貯湯タンクと、暖房用水を加熱する加熱手段と、該加熱手段がその内部に設置された本体ユニットと、前記加熱手段から流出した前記暖房用水が流通する配管の一部であり、可撓性を有するフレキシブル配管と、前記本体ユニットの壁面に設置され、一方の配管口が前記壁面の外部に向くように配置された、1つ又は複数の現地配管接続配管と、を備え、該現地配管接続配管のうちいずれか1つにおいて、その他方の配管口に前記フレキシブル配管が接続され、前記一方の配管口に現地配管が接続されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、本体ユニットの内部の配管と現地で接続する配管を、本体ユニットの壁面に設置された現地配管接続配管を介して接続できるので、その現地配管を、本体ユニットの内部にまで引き込む必要がなく、現地配管の接続作業を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の実施の形態1に係る貯湯タンク装置の全体構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る貯湯タンク装置の本体ユニット2の正面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る貯湯タンク装置における水の流路構成図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る貯湯タンク装置におけるフレキシブル配管11の設置例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る貯湯タンク装置におけるフレキシブル配管11の設置例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る貯湯タンク装置の本体ユニット2の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
(貯湯タンク装置の構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る貯湯タンク装置の全体構成図であり、図2は、その貯湯タンク装置の本体ユニット2の正面図であり、そして、図3は、その貯湯タンク装置における水の流路構成図である。以下、図1〜図3を参照しながら、本実施の形態に係る貯湯タンク装置の構成について説明する。
【0010】
貯湯タンク1は、直方体状の枠体3によって外形が構成された本体ユニット2の上面板に載置されている。この本体ユニット2の背面側(図2における奥側)には、本実施の形態に係る貯湯タンク装置の全体を制御するコントローラー等を備えたコントロールボックス4が設置されている。また、本体ユニット2内部の側面部には、プレート型熱交換器5及び膨張タンク6が設置されている。
なお、ここでプレート型熱交換器5を設置するものとしているが、熱交換器としてはプレート型に限定されるものではなく、その他の形態の熱交換器を設置するものとしてもよい。
【0011】
本体ユニット2内には、補助ヒーター7が、設置されており、本体ユニット2の底板に固定されたブラケットに支持されている。この補助ヒーター7は、配管によってプレート型熱交換器5に接続されている。さらに、本体ユニット2内部の前部側(図2における手前側)には暖房用水の流路を切り替える三方弁8が設置されている。この三方弁8は、加熱温水配管25によって補助ヒーター7に接続されており、さらに、この三方弁8から本体ユニット2上部の上方に延設された暖房用水吐出配管23によって貯湯タンク1に接続されている。この暖房用水吐出配管23は、貯湯タンク1内部の給湯用熱交換器1aに接続されている。また、三方弁8の下側の流出口には、可撓性を有するフレキシブル配管11が接続されている。
【0012】
また、本体ユニット2内の略中央部に、アキュームレーター9が設置されており、配管によって膨張タンク6に接続されている。このアキュームレーター9には、暖房用水を吸入する暖房用水吸入口24aが備えられている。さらに、アキュームレーター9には、汚れた暖房用水を排水するための排水口9aが備えられている。
【0013】
また、本体ユニット2内の底板には、水循環ポンプ10が固定されている。この水循環ポンプ10は、配管によってアキュームレーター9と接続されており、このアキュームレーター9から吐出された暖房用水を吸入する。さらに、水循環ポンプ10は、配管によってプレート型熱交換器5と接続されており、吐出した暖房用水をプレート型熱交換器5へ送り出す。
【0014】
なお、本体ユニット2の内部の各ユニットの配置は、上記のように図1及び図2で示される構成に限定されるものではなく、異なる配置によって構成されるものとしてもよい。
また、プレート型熱交換器5及び補助ヒーター7は、本発明の「加熱手段」に相当する。
【0015】
また、本体ユニット2の左右の側面板、及び底板には、それぞれ、所定の長さの現地配管接続配管12が設置されており、各板を貫通して設置されている。この現地配管接続配管12は、それぞれ、本体ユニット2の内部側に内部ナット12a、及び、本体ユニットの外側に外部ナット12bを備えている。これらの内部ナット12a及び外部ナット12bは、現地配管接続配管12の長手方向に移動させることができる。図2で示されるように、フレキシブル配管11は、例えば、本体ユニット2の底板に設置された現地配管接続配管12に内部ナット12aを介して接続されている。そして、その現地配管接続配管12の外部ナット12bを介して、暖房器具等と接続される現地配管(図示せず)が接続される。
【0016】
なお、前述の現地配管接続配管12は、図2で示されるように、本体ユニット2の左右の側面板、及び底板に、それぞれ設置されているが、これに限定されるものではなく、左右の側面板、及び底板すべてに設置する構成ではなく、少なくともいずれかに設置される構成としてもよい。
また、左右の側面板、及び底板のみならず、本体ユニット2の前面板、背面板又は上面板に取り付けられる構成としてもよい。
【0017】
貯湯タンク1には、その上下方向に沿って生活用水吐出配管21、生活用水吸入配管22、及び暖房用水吸入配管24が設置されている。このうち、生活用水吐出配管21及び生活用水吸入配管22は、貯湯タンク1内部に接続されており、貯湯タンク1内部に貯められた生活用水を流通させる暖房用水吸入配管24は、本体ユニット2内部に挿通しており、暖房用水吸入口24aに接続されている。また、暖房用水吸入配管24の上方側に向かう配管口は、暖房機器等に接続される。さらに、暖房用水吸入配管24から分岐した配管が、貯湯タンク1内部の給湯用熱交換器1aに接続されている。
【0018】
なお、上記のように、生活用水吐出配管21、生活用水吸入配管22及び暖房用水吸入配管24は、それぞれ、貯湯タンク1の上下方向に沿って設置される構成としたが、これに限定されるものではなく、生活用水の送り先、及び、暖房用水の送り先である暖房器具の設置場所に基づいて、異なる方向及び形態によって設置されるものとしてもよい。
【0019】
(貯湯タンク装置の動作)
次に、図3を参照しながら、本実施の形態に係る貯湯タンク装置の動作について説明する。
まず、コントロールボックス4内に設置されたコントローラー等によって三方弁8が、暖房用水を加熱温水配管25からフレキシブル配管11に送り出される流路に切り替えられているものとした場合の暖房用水の流通動作について説明する。暖房器具等から流出した暖房用水は、暖房用水吸入配管24を流通して、アキュームレーター9に流入する。アキュームレーター9は、暖房用水から汚れた水を分離し、排水口9aから排出する。また、アキュームレーター9は、配管によって膨張タンク6が接続されており、この膨張タンク6によって流通する水の膨張が吸収される。
【0020】
アキュームレーター9を流出した暖房用水は、水循環ポンプ10に吸入される。水循環ポンプ10は、吸入した暖房用水をプレート型熱交換器5へ向かって送り出す。
【0021】
プレート型熱交換器5に流入した暖房用水は、外気との熱交換が実施されて温められる。温められた暖房用水は、さらに補助ヒーター7へ流入する。この補助ヒーター7は、プレート型熱交換器5における温度の上昇が不十分であった場合に暖房用水を補助的に加熱する。補助ヒーター7によって温められた暖房用水は、加熱温水配管25を流通し、さらに、三方弁8を介してフレキシブル配管11、及び、そのフレキシブル配管11に現地配管接続配管12を介して接続された現地配管を流通して、暖房器具等に送られる。
【0022】
次に、コントロールボックス4内に設置されたコントローラー等によって三方弁8が、暖房用水を加熱温水配管25から暖房用水吐出配管23に送り出される流路に切り替えた場合の暖房用水の流通動作について説明する。この三方弁8の切り替えは、暖房器具等を使用しない場合、又は、貯湯タンク1に貯められた生活用水(シャワー水等)を温める場合等に実施される。
【0023】
水循環ポンプ10によって送り出された暖房用水は、前述のように、プレート型熱交換器5及び補助ヒーター7によって温められる。この温められた暖房用水は、加熱温水配管25を流通し、さらに、三方弁8を介して暖房用水吐出配管23を流通して、貯湯タンク1内の給湯用熱交換器1aに流入する。給湯用熱交換器1aに流入した暖房用水は、貯湯タンク1内の生活用水と熱交換が実施され、生活用水は、その熱交換によって温められる。
【0024】
その後、給湯用熱交換器1aから流出した暖房用水は、暖房用水吸入配管24を流通して、アキュームレーター9に流入する。前述のように、このアキュームレーター9は、暖房用水から汚れた水を分離し、排水口9aから排出する。そして、アキュームレーター9から流出した暖房用水は、水循環ポンプ10へ吸入され、この水循環ポンプ10によって、再び、プレート型熱交換器5へ送り出される。
【0025】
次に、貯湯タンク1に貯められる生活用水の流通動作について説明する。
生活用水吸入配管22を流通する生活用水は、貯湯タンク1内部へ流れ込み、その貯湯タンク1内に貯められる。この貯湯タンク1に貯められた生活用水は、前述のように、給湯用熱交換器1aにおける暖房用水と熱交換が実施されることによって温められる。そして、貯湯タンク1に貯められた生活用水は、生活用水吐出配管21を流通して、シャワー用水等に用いられる。
【0026】
(フレキシブル配管11の設置形態)
図4及び図5は、それぞれ、本発明の実施の形態1に係る貯湯タンク装置におけるフレキシブル配管11の設置例を示す図である。前述の図2、図4及び図5を参照しながら、フレキシブル配管11の設置形態について説明する。
前述の図2においては、三方弁8の下側の流出口に接続されたフレキシブル配管11は、本体ユニット2の底板に設置された現地配管接続配管12に内部ナット12aを介して接続されている。また、フレキシブル配管11は、任意の方向に曲げることができるので、図4で示されるように、本体ユニット2の右側の側面板に設置された現地配管接続配管12に内部ナット12aを介して接続することができる。さらに、図5で示されるように、本体ユニット2の左側の側面板に設置された現地配管接続配管12に内部ナット12aを介して接続することもできる。
【0027】
(実施の形態1の効果)
以上の構成のように、本体ユニット2の内部の配管と現地で接続する配管を、本体ユニット2の壁面に設置された現地配管接続配管12を介して接続できるので、その現地配管を、本体ユニット2の内部にまで引き込む必要がなく、現地配管の接続作業を簡略化することができる。
また、例えば、暖房器具等が、本実施の形態に係る貯湯タンク装置よりも下方に設置される場合、従来のように本体ユニットの上部から配管を引き出す技術と比較すると、本実施の形態に係る貯湯タンク装置は、本体ユニット2の壁面に現地配管を接続することができるので、暖房器具等への配管の長さを短くすることができ、暖房用水の温度低下を抑制することができる。
さらに、少なくとも、本体ユニット2の前面、背面、側面、及び底面のいずれかの壁面に現地配管接続配管12を設置する構成としたので、本実施の形態に係る貯湯タンク装置の本体ユニット2から暖房器具等が設置された位置まで設置する現地配管の長さを短くなるように接続することができる。
【0028】
なお、上記の本実施の形態に係る貯湯タンク装置における加熱手段として、プレート型熱交換器5及び補助ヒーター7を備える構成としているが、これに限定されるものではなく、少なくともいずれかが備えられ、あるいは、その他の加熱手段が備えられるものとしてもよい。
また、貯湯タンク1に貯められる水は生活用水としているが、これに限定されるものではなく、例えば、工業的に使用される水等を貯水するものとしてもよい。
【0029】
実施の形態2.
本実施の形態に係る貯湯タンク装置について、実施の形態1に係る貯湯タンク装置の構成と相違する点を中心に説明する。
【0030】
(貯湯タンク装置の構成)
図6は、本発明の実施の形態2に係る貯湯タンク装置の本体ユニット2の斜視図である。
図6で示されるように、本体ユニット2の内部の左側の側面板から内部に延び、かつ、板面が略水平となるように固定用板金13が取り付けられている。この固定用板金13には、円形状の孔が設けられており、この孔に挿通して現地配管接続配管12が、その長手方向が垂直方向と略一致するように設置されている。この現地配管接続配管12の両端にはナット12cが取り付けられている。このナット12cは、現地配管接続配管12の長手方向に移動させることができる。
なお、固定用板金13は、本発明の「固定手段」に相当する。
【0031】
また、実施の形態1と同様に、三方弁8の下側の流出口にはフレキシブル配管11が接続されており、このフレキシブル配管11は、前述の現地配管接続配管12の下側の配管口に向けて曲げられ、ナット12cを介して現地配管接続配管12の下側の配管口に接続されている。その他の構成は、実施の形態1に係る貯湯タンク装置の構成と同様である。
【0032】
なお、固定用板金13の取り付けは、左側の側面板になされているが、これに限定されるものではなく、その他の内部壁面へ取り付けるものとしてもよい。
また、現地配管接続配管12を固定する手段として、固定用板金13を用いているが、これに限定されるものではなく、非金属製のもの、又は、板状でないものを用いて固定するものとしてもよい。
【0033】
(実施の形態2の効果)
以上の構成のように、本体ユニット2の内部の配管と現地で接続する配管とを、本体ユニット2の壁面に設置された現地配管接続配管12、又は、固定用板金13に設置された現地配管接続配管12を介して接続できるので、その現地配管を、本体ユニット2の内部にまで引き込む必要がなく、現地配管の接続作業を簡略化することができる。
また、例えば、暖房器具等が、本実施の形態に係る貯湯タンク装置よりも上方に設置される場合、固定用板金13に設置された現地配管接続配管12に現地配管を接続することができるので、暖房器具等への配管の長さを短くすることができ、暖房用水の温度低下を抑制することができる。
【0034】
なお、上記のように固定用板金13によって固定された現地配管接続配管12の下側の配管口にフレキシブル配管11が接続される構成としているが、これに限定されるものではなく、上側の配管口にフレキシブル配管11が接続され、下側の配管口に現地配管が接続される構成としてもよい。
さらに、上記のように、固定用板金13によって、現地配管接続配管12は、その長手方向が垂直方向と略一致するように固定される構成としているが、これに限定されるものではなく、現地配管接続配管12は、その長手方向が任意の方向となるように固定されるものとしてもよい。
【符号の説明】
【0035】
1 貯湯タンク、1a 給湯用熱交換器、2 本体ユニット、3 枠体、4 コントロールボックス、5 プレート型熱交換器、6 膨張タンク、7 補助ヒーター、8 三方弁、9 アキュームレーター、9a 排水口、10 水循環ポンプ、11 フレキシブル配管、12 現地配管接続配管、12a 内部ナット、12b 外部ナット、12c ナット、13 固定用板金、21 生活用水吐出配管、22 生活用水吸入配管、23 暖房用水吐出配管、24 暖房用水吸入配管、24a 暖房用水吸入口、25 加熱温水配管。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水を貯める貯湯タンクと、
暖房用水を加熱する加熱手段と、
該加熱手段がその内部に設置された本体ユニットと、
前記加熱手段から流出した前記暖房用水が流通する配管の一部であり、可撓性を有するフレキシブル配管と、
前記本体ユニットの壁面に設置され、一方の配管口が前記壁面の外部に向くように配置された、1つ又は複数の現地配管接続配管と、
を備え、
該現地配管接続配管のうちいずれか1つにおいて、その他方の配管口に前記フレキシブル配管が接続され、前記一方の配管口に現地配管が接続される
ことを特徴とする貯湯タンク装置。
【請求項2】
前記本体ユニットは、直方体状であり、
前記現地配管接続配管は、前記本体ユニットの側面板、底板、又は上面板の少なくともいずれかに設置された
ことを特徴とする請求項1記載の貯湯タンク装置。
【請求項3】
水を貯める貯湯タンクと、
暖房用水を加熱する加熱手段と、
該加熱手段がその内部に設置された本体ユニットと、
前記加熱手段から流出した前記暖房用水が流通する配管の一部であり、可撓性を有するフレキシブル配管と、
前記本体ユニットの壁面に支持された固定手段によって固定された現地配管接続配管と、
を備え、
該現地配管接続配管において、その一方の配管口に前記フレキシブル配管が接続され、他方の配管口に現地配管が接続される
ことを特徴とする貯湯タンク装置。
【請求項4】
前記現地配管接続配管は、前記固定手段によって、その長手方向が垂直方向と略一致するように固定され、
前記フレキシブル配管は、前記現地配管接続配管の下側の前記配管口に接続され、
前記現地配管は、前記現地配管接続配管の上側の前記配管口に接続される
ことを特徴とする請求項3記載の貯湯タンク装置。
【請求項5】
前記加熱手段から流出した前記暖房用水が流通する配管に設置され、前記加熱手段から流出した前記暖房用水を暖房器具等へ送るか、前記貯湯タンクへ送るかを切り替える三方弁を備え、
前記三方弁の流出口のうち、前記暖房器具等へ前記暖房用水を送る流出口に前記フレキシブル配管が接続された
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の貯湯タンク装置。
【請求項6】
前記現地配管接続配管の長手方向に移動することが可能なナットを備え、
前記現地配管は、前記現地配管接続配管に前記ナットを介して接続される
ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の貯湯タンク装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2011−145018(P2011−145018A)
【公開日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−6781(P2010−6781)
【出願日】平成22年1月15日(2010.1.15)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】