足のバランス装置
【課題】本発明は、足の踵と足の内側足根小球が受ける力を均等にする足のバランス装置を提供する。
【解決手段】足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間的位置に少なくとも一つの調整部材を設けてなる。調整部材は、裏面に結合部が設けられた支点であるとともに、結合部を利用して靴或いは中敷きの対応する位置に結合される。それにより、足の踵と足の内側足根小球の間の力の配分が変化し、体重が均等に足の裏に配分され、調整部材の周縁の受ける力が均等になり、使用者の足が怪我をするのを防ぐとともに、快適感が向上する。
【解決手段】足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間的位置に少なくとも一つの調整部材を設けてなる。調整部材は、裏面に結合部が設けられた支点であるとともに、結合部を利用して靴或いは中敷きの対応する位置に結合される。それにより、足の踵と足の内側足根小球の間の力の配分が変化し、体重が均等に足の裏に配分され、調整部材の周縁の受ける力が均等になり、使用者の足が怪我をするのを防ぐとともに、快適感が向上する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は人の足にかかる力の配分を調整することができる足のバランス装置に関し、特に革靴、布靴、カジュアル靴、ハイヒール等に適用できる足のバランス装置に関する。
【背景技術】
【0002】
経済の発展と進歩とともに、現代の生活の中で、体力を使う労働の機会が以前に比べて大幅に減り、現代人の運動量が不足している。それにより、代謝症候群、肥満、高血圧、高脂血症、心肺機能の低下等の文明病が増え続けている。
【0003】
これらの文明病以外に、慢性痛がよく見られる。長い慢性痛が発生するのは、正しくない動作と姿勢で骨格と筋肉がバランスを失うことが主な原因である。生物の進化の観点で言うと、人類の進化の過程において、人類は四足歩行から直立二足歩行へと進化を遂げた。二足で直立して立つ状態と二足直立歩行の状態でバランスをとるために、骨格と筋肉は、相互に調和して相互に補完し合う作用が生じ、それにより、人類の体は両足で直立して立った状態でも倒れず、両足で直立した状態で歩き続けることができる。
【0004】
しかしながら、この補完作用は、異なる骨格と筋肉の間で生じる交互作用であり、この種の骨格と筋肉の間の交互作用により、人が立っている時或いは歩行している時に正しくない動作と姿勢になりやすく、正しくない動作と姿勢により、骨格と筋肉はバランスを失い、前述した慢性痛や各種の痛みを引き起こす。
【0005】
前述した慢性痛及び各種の痛みは、人体の全体の補完作用から来ているため、関連領域の医学技術或いは科学技術は、安易に薬を処方したりすることで問題を解決することは難しい。また、既存の医学技術や科学技術は、いまだ、体の骨格、筋肉、関節等を日常生活でバランスを保たせる具体的且つ簡単に行える手段を提供できておらず、また、正しくない動作と姿勢が酸痛及前述慢性痛を引き起こすのを避ける方法もない。
【0006】
人間が立つ時、或いは歩行する時、足の踵と足の内側足根小球が受ける力が均等になり、全身の重量が足底の中心に落ちて支える状態が最も理想である。図1に示すように、骨格と筋肉のシステムは、立った時、或いは歩行する時、中立にバランスがとれた位置に自然に位置される。しかしながら、自然の状況では、足底と鞋底は靴自体の設計の影響を受けやすい。踵に力を入れ過ぎた時、かかとに痛みが生じやすく、靴の踵も減りやすい。足の内側足根小球に力を入れ過ぎた時は、歩くと前につんのめりやすくなり、或いは、図2に示すように、歩行姿勢が内八の字になっている時、体の重量の配分が異なるため、足の踵と足の内側足根小球、或いは、足の踵と足の内側足根小球の内側、外側の箇所の片方がかならず大きな圧力を受ける。それにより、体のバランスをとるのが難しくなり、立つ方法或いは歩行する方法が変わることにより、正しくない動作と姿勢になりやすくなる。
【0007】
上述の問題に対する、足の問題を処理する医師或いは靴メーカーの従来の改善方法は、靴の構造内に楔型物(post)を加える方法、靴の踵に穴をあけ軟らかくて弾性のある材質を加える方法、或いは、足の踵用中敷きを採用する方法等がある。しかしながら、前述の従来の改善方法は、足の踵或いは足の内側足根小球が受ける力を逆に増加させ、上記の問題を改善することはできない。その原因は、前述の契形物、或いは、軟材質或足の踵用中敷きといった方法は、足の踵と足の内側足根小球にかかる力の不均衡による正しくない動作と姿勢をつくる状況を変えることができるものの、足の踵や足の内側足根小球の圧力を減らすことはできないことである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、本発明は、足の踵と足の内側足根小球が受ける力を均等にする足のバランス装置を提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明は、各種の靴に取り付けやすい足のバランス装置を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明は、足が怪我をしにくく且つ快適性が向上する足のバランス装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上述の目的を達成するために、本発明による足のバランス装置は、足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間の位置に少なくとも一つの調整部材を設けてなる。調整部材は、裏面に結合部が設けられた支点であるとともに、結合部を利用して靴或いは中敷きの対応する位置に結合される。それにより、足の踵と足の内側足根小球の間にかかる力の配分が変わり、靴の裏に均等に体重が配分され、調整部材の周縁の受ける力が均等になり、足が怪我をするのを防ぐとともに快適感を向上させることができる。
【0012】
上述の目的を達成するために、本発明による足のバランス装置は、中敷きと少なくとも一つの調整部材からなる。少なくとも一つの調整部材は、裏面に結合部が設けられた支点であるとともに、結合部を利用して中敷き表面の足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間の位置に結合される。それにより、調整部材の周縁の受ける力が均等になり、足が怪我をするのを防ぐとともに快適感を向上させることができる。
【0013】
上述の目的を達成するために、本発明による足のバランス装置は、中敷きと少なくとも一つの調整部材からなる。調整部材は、裏面に結合部が設けられた支点であるとともに、結合部を利用して中敷き裏面の足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間の位置に結合される。それにより、調整部材の周縁の受ける力が均等になり、足が怪我をするのを防ぐとともに快適感を向上させることができる。
【0014】
上述の足のバランス装置の少なくとも一つの調整部材は、円形、楕円形、長方形の内の一つである。
【0015】
上述の足のバランス装置の少なくとも一つの調整部材の表面は、凸面、円弧面、半円弧面、不規則面の内の一つである。
【0016】
上述の足のバランス装置の少なくとも一つの調整部材の一側は、裏のり或いは両面テープを備える。
【0017】
上述の足のバランス装置の少なくとも一つの調整部材は、靴内に結合されるとともに、中敷きに覆われる。
【発明の効果】
【0018】
本発明は、従来の技術と比較して、以下の優れた利点をもつ。
1、調整部材を使用することにより、足の内側足根小球が受ける力を均等にし、使用者は最も理想的な状態で立ったり歩いたりすることができる。
2、調整部材により、使用者の骨格と筋肉の間のバランス状態を改善し、慢性痛や各種の痛みが引き起こされるのを防ぐことができる。
3、調整部材は、各種の靴の形、靴の種類に合わせることができ、一切の使用の制限を受けないため、競争力を有している。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】足の底が均等に力を受けている状態を示した説明図である。
【図2】足の底が均等に力を受けていない状態を示した説明図である。
【図3】本発明の実施例1の外観を示した斜視図である。
【図4】本発明の実施例2の外観を示した斜視図である。
【図5】本発明の実施例2の構成部材を示した分解図である。
【図6】本発明の実施例2の使用状態を示した説明図1である。
【図7】本発明の実施例2の使用状態を示した説明図2である。
【図8】本発明を使用した後の足の裏が受ける力の状態を示した説明図である。
【図9】本発明の実施例1と実施例2の使用状態を示した説明図である。
【図10】本発明の実施例3の構成部材を示した分解図である。
【図11】本発明の実施例4の外観を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
(実施例1)
図3に示すように、本発明は少なくとも一つの調整部材10を備え、調整部材10は支点であり、また、調整部材10の底面には、結合に使用される結合部11が設けられる。その内、支点は、円形、楕円形、長方形の内の一つであり、支点表面は、凸面、円弧面、半円弧面、不規則面の内の一つであり、結合部11は、裏のり、両面テープ、面ファスナーの内の一つであり、本実施例では、円形、凸面、両面テープを例にして説明を行う。本発明を使用する時は、調整部材10を、靴内の足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間の土踏まずの中間の位置に設ける。使用者は、靴をはいてみて、調整部材10の位置を調整し、位置の調整が終わったら、両面テープで調整部材10を靴内に接着する。
【0021】
(実施例2、実施例4)
図4と図5と図9に示すように、本発明の実施例2は、中敷き20と少なくとも一つの調整部材10とからなる。中敷き20は、足の内側足根小球部、足の踵部、土踏まず部21に分けられ、調整部材10は支点である。また、調整部材10の底面には、結合に使用される結合部11(両面テープ)が設けられる。さらに、図6と図7を同時に参照する。調整部材10は、使用者の好みに合わせて、中敷き20表面の土踏まず部21の上、下、左、右等の周囲の縁に設けることができる。それにより、使用者が使用すると、調整部材10がてこの支点となり、靴の踵の高さに応じて前後左右へ移動し、それにより、足の踵と足の内側足根小球はシーソー作用を形成し、図8に示すように、足の裏の圧力が均等に分散される。また、図11を参照する。調整部材10は、結合部11を介して中敷き20裏面の土踏まず部21の上、下、左、右等の適切な箇所に設けることができ、それにより、同様の効果を得ることができる。
【0022】
(実施例3)
また、図10を参照する。調整部材10を、結合部11を介して靴30内の土踏まず部(靴30の中敷き20をめくる)に結合させた後、さらに、中敷き20を靴30内にを置いて、調整部材10を覆う。
【符号の説明】
【0023】
10 調整部材
11 結合部
20 中敷き
21 土踏まず部
30 靴
【技術分野】
【0001】
本発明は人の足にかかる力の配分を調整することができる足のバランス装置に関し、特に革靴、布靴、カジュアル靴、ハイヒール等に適用できる足のバランス装置に関する。
【背景技術】
【0002】
経済の発展と進歩とともに、現代の生活の中で、体力を使う労働の機会が以前に比べて大幅に減り、現代人の運動量が不足している。それにより、代謝症候群、肥満、高血圧、高脂血症、心肺機能の低下等の文明病が増え続けている。
【0003】
これらの文明病以外に、慢性痛がよく見られる。長い慢性痛が発生するのは、正しくない動作と姿勢で骨格と筋肉がバランスを失うことが主な原因である。生物の進化の観点で言うと、人類の進化の過程において、人類は四足歩行から直立二足歩行へと進化を遂げた。二足で直立して立つ状態と二足直立歩行の状態でバランスをとるために、骨格と筋肉は、相互に調和して相互に補完し合う作用が生じ、それにより、人類の体は両足で直立して立った状態でも倒れず、両足で直立した状態で歩き続けることができる。
【0004】
しかしながら、この補完作用は、異なる骨格と筋肉の間で生じる交互作用であり、この種の骨格と筋肉の間の交互作用により、人が立っている時或いは歩行している時に正しくない動作と姿勢になりやすく、正しくない動作と姿勢により、骨格と筋肉はバランスを失い、前述した慢性痛や各種の痛みを引き起こす。
【0005】
前述した慢性痛及び各種の痛みは、人体の全体の補完作用から来ているため、関連領域の医学技術或いは科学技術は、安易に薬を処方したりすることで問題を解決することは難しい。また、既存の医学技術や科学技術は、いまだ、体の骨格、筋肉、関節等を日常生活でバランスを保たせる具体的且つ簡単に行える手段を提供できておらず、また、正しくない動作と姿勢が酸痛及前述慢性痛を引き起こすのを避ける方法もない。
【0006】
人間が立つ時、或いは歩行する時、足の踵と足の内側足根小球が受ける力が均等になり、全身の重量が足底の中心に落ちて支える状態が最も理想である。図1に示すように、骨格と筋肉のシステムは、立った時、或いは歩行する時、中立にバランスがとれた位置に自然に位置される。しかしながら、自然の状況では、足底と鞋底は靴自体の設計の影響を受けやすい。踵に力を入れ過ぎた時、かかとに痛みが生じやすく、靴の踵も減りやすい。足の内側足根小球に力を入れ過ぎた時は、歩くと前につんのめりやすくなり、或いは、図2に示すように、歩行姿勢が内八の字になっている時、体の重量の配分が異なるため、足の踵と足の内側足根小球、或いは、足の踵と足の内側足根小球の内側、外側の箇所の片方がかならず大きな圧力を受ける。それにより、体のバランスをとるのが難しくなり、立つ方法或いは歩行する方法が変わることにより、正しくない動作と姿勢になりやすくなる。
【0007】
上述の問題に対する、足の問題を処理する医師或いは靴メーカーの従来の改善方法は、靴の構造内に楔型物(post)を加える方法、靴の踵に穴をあけ軟らかくて弾性のある材質を加える方法、或いは、足の踵用中敷きを採用する方法等がある。しかしながら、前述の従来の改善方法は、足の踵或いは足の内側足根小球が受ける力を逆に増加させ、上記の問題を改善することはできない。その原因は、前述の契形物、或いは、軟材質或足の踵用中敷きといった方法は、足の踵と足の内側足根小球にかかる力の不均衡による正しくない動作と姿勢をつくる状況を変えることができるものの、足の踵や足の内側足根小球の圧力を減らすことはできないことである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、本発明は、足の踵と足の内側足根小球が受ける力を均等にする足のバランス装置を提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明は、各種の靴に取り付けやすい足のバランス装置を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明は、足が怪我をしにくく且つ快適性が向上する足のバランス装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上述の目的を達成するために、本発明による足のバランス装置は、足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間の位置に少なくとも一つの調整部材を設けてなる。調整部材は、裏面に結合部が設けられた支点であるとともに、結合部を利用して靴或いは中敷きの対応する位置に結合される。それにより、足の踵と足の内側足根小球の間にかかる力の配分が変わり、靴の裏に均等に体重が配分され、調整部材の周縁の受ける力が均等になり、足が怪我をするのを防ぐとともに快適感を向上させることができる。
【0012】
上述の目的を達成するために、本発明による足のバランス装置は、中敷きと少なくとも一つの調整部材からなる。少なくとも一つの調整部材は、裏面に結合部が設けられた支点であるとともに、結合部を利用して中敷き表面の足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間の位置に結合される。それにより、調整部材の周縁の受ける力が均等になり、足が怪我をするのを防ぐとともに快適感を向上させることができる。
【0013】
上述の目的を達成するために、本発明による足のバランス装置は、中敷きと少なくとも一つの調整部材からなる。調整部材は、裏面に結合部が設けられた支点であるとともに、結合部を利用して中敷き裏面の足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間の位置に結合される。それにより、調整部材の周縁の受ける力が均等になり、足が怪我をするのを防ぐとともに快適感を向上させることができる。
【0014】
上述の足のバランス装置の少なくとも一つの調整部材は、円形、楕円形、長方形の内の一つである。
【0015】
上述の足のバランス装置の少なくとも一つの調整部材の表面は、凸面、円弧面、半円弧面、不規則面の内の一つである。
【0016】
上述の足のバランス装置の少なくとも一つの調整部材の一側は、裏のり或いは両面テープを備える。
【0017】
上述の足のバランス装置の少なくとも一つの調整部材は、靴内に結合されるとともに、中敷きに覆われる。
【発明の効果】
【0018】
本発明は、従来の技術と比較して、以下の優れた利点をもつ。
1、調整部材を使用することにより、足の内側足根小球が受ける力を均等にし、使用者は最も理想的な状態で立ったり歩いたりすることができる。
2、調整部材により、使用者の骨格と筋肉の間のバランス状態を改善し、慢性痛や各種の痛みが引き起こされるのを防ぐことができる。
3、調整部材は、各種の靴の形、靴の種類に合わせることができ、一切の使用の制限を受けないため、競争力を有している。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】足の底が均等に力を受けている状態を示した説明図である。
【図2】足の底が均等に力を受けていない状態を示した説明図である。
【図3】本発明の実施例1の外観を示した斜視図である。
【図4】本発明の実施例2の外観を示した斜視図である。
【図5】本発明の実施例2の構成部材を示した分解図である。
【図6】本発明の実施例2の使用状態を示した説明図1である。
【図7】本発明の実施例2の使用状態を示した説明図2である。
【図8】本発明を使用した後の足の裏が受ける力の状態を示した説明図である。
【図9】本発明の実施例1と実施例2の使用状態を示した説明図である。
【図10】本発明の実施例3の構成部材を示した分解図である。
【図11】本発明の実施例4の外観を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
(実施例1)
図3に示すように、本発明は少なくとも一つの調整部材10を備え、調整部材10は支点であり、また、調整部材10の底面には、結合に使用される結合部11が設けられる。その内、支点は、円形、楕円形、長方形の内の一つであり、支点表面は、凸面、円弧面、半円弧面、不規則面の内の一つであり、結合部11は、裏のり、両面テープ、面ファスナーの内の一つであり、本実施例では、円形、凸面、両面テープを例にして説明を行う。本発明を使用する時は、調整部材10を、靴内の足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間の土踏まずの中間の位置に設ける。使用者は、靴をはいてみて、調整部材10の位置を調整し、位置の調整が終わったら、両面テープで調整部材10を靴内に接着する。
【0021】
(実施例2、実施例4)
図4と図5と図9に示すように、本発明の実施例2は、中敷き20と少なくとも一つの調整部材10とからなる。中敷き20は、足の内側足根小球部、足の踵部、土踏まず部21に分けられ、調整部材10は支点である。また、調整部材10の底面には、結合に使用される結合部11(両面テープ)が設けられる。さらに、図6と図7を同時に参照する。調整部材10は、使用者の好みに合わせて、中敷き20表面の土踏まず部21の上、下、左、右等の周囲の縁に設けることができる。それにより、使用者が使用すると、調整部材10がてこの支点となり、靴の踵の高さに応じて前後左右へ移動し、それにより、足の踵と足の内側足根小球はシーソー作用を形成し、図8に示すように、足の裏の圧力が均等に分散される。また、図11を参照する。調整部材10は、結合部11を介して中敷き20裏面の土踏まず部21の上、下、左、右等の適切な箇所に設けることができ、それにより、同様の効果を得ることができる。
【0022】
(実施例3)
また、図10を参照する。調整部材10を、結合部11を介して靴30内の土踏まず部(靴30の中敷き20をめくる)に結合させた後、さらに、中敷き20を靴30内にを置いて、調整部材10を覆う。
【符号の説明】
【0023】
10 調整部材
11 結合部
20 中敷き
21 土踏まず部
30 靴
【特許請求の範囲】
【請求項1】
足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間の位置に少なくとも一つの調整部材を設けてなる足のバランス装置であって、
調整部材は、裏面に結合部が設けられた支点であるとともに、結合部を利用して足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間に結合され、それにより、調整部材の周縁の受ける力が均等になり、足が怪我をするのを防ぐとともに快適感を向上させることができることを特徴とする、足のバランス装置。
【請求項2】
中敷きと少なくとも一つの調整部材からなる足のバランス装置であって、
少なくとも一つの調整部材は、裏面に結合部が設けられた支点であるとともに、結合部を利用して中敷き表面の足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間の位置に結合され、それにより、調整部材の周縁の受ける力が均等になり、足が怪我をするのを防ぐとともに快適感を向上させることができることを特徴とする、足のバランス装置。
【請求項3】
中敷きと少なくとも一つの調整部材からなる足のバランス装置であって、
調整部材は、裏面に結合部が設けられた支点であるとともに、結合部を利用して中敷き裏面の足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間の位置に結合され、それにより、調整部材の周縁の受ける力が均等になり、足が怪我をするのを防ぐとともに快適感を向上させることができることを特徴とする、足のバランス装置。
【請求項4】
少なくとも一つの調整部材は、円形、楕円形、長方形の内の一つであることを特徴とする、請求項1または請求項2または請求項3に記載の足のバランス装置。
【請求項5】
少なくとも一つの調整部材の表面は、凸面、円弧面、半円弧面、不規則面の内の一つであることを特徴とする、請求項1または請求項2または請求項3に記載の足のバランス装置。
【請求項6】
少なくとも一つの調整部材の結合部は、裏のり、両面テープ、面ファスナーの内の一つであることを特徴とする、請求項1または請求項2または請求項3に記載の足のバランス装置。
【請求項7】
少なくとも一つの調整部材は、靴内に結合されるとともに、中敷きに覆われることを特徴とする、請求項1に記載の足のバランス装置。
【請求項1】
足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間の位置に少なくとも一つの調整部材を設けてなる足のバランス装置であって、
調整部材は、裏面に結合部が設けられた支点であるとともに、結合部を利用して足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間に結合され、それにより、調整部材の周縁の受ける力が均等になり、足が怪我をするのを防ぐとともに快適感を向上させることができることを特徴とする、足のバランス装置。
【請求項2】
中敷きと少なくとも一つの調整部材からなる足のバランス装置であって、
少なくとも一つの調整部材は、裏面に結合部が設けられた支点であるとともに、結合部を利用して中敷き表面の足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間の位置に結合され、それにより、調整部材の周縁の受ける力が均等になり、足が怪我をするのを防ぐとともに快適感を向上させることができることを特徴とする、足のバランス装置。
【請求項3】
中敷きと少なくとも一つの調整部材からなる足のバランス装置であって、
調整部材は、裏面に結合部が設けられた支点であるとともに、結合部を利用して中敷き裏面の足の前の内側足根小球と足の後ろの踵の間の位置に結合され、それにより、調整部材の周縁の受ける力が均等になり、足が怪我をするのを防ぐとともに快適感を向上させることができることを特徴とする、足のバランス装置。
【請求項4】
少なくとも一つの調整部材は、円形、楕円形、長方形の内の一つであることを特徴とする、請求項1または請求項2または請求項3に記載の足のバランス装置。
【請求項5】
少なくとも一つの調整部材の表面は、凸面、円弧面、半円弧面、不規則面の内の一つであることを特徴とする、請求項1または請求項2または請求項3に記載の足のバランス装置。
【請求項6】
少なくとも一つの調整部材の結合部は、裏のり、両面テープ、面ファスナーの内の一つであることを特徴とする、請求項1または請求項2または請求項3に記載の足のバランス装置。
【請求項7】
少なくとも一つの調整部材は、靴内に結合されるとともに、中敷きに覆われることを特徴とする、請求項1に記載の足のバランス装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2012−210399(P2012−210399A)
【公開日】平成24年11月1日(2012.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−258557(P2011−258557)
【出願日】平成23年11月28日(2011.11.28)
【出願人】(511287916)亞適足企業有限公司 (1)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年11月1日(2012.11.1)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年11月28日(2011.11.28)
【出願人】(511287916)亞適足企業有限公司 (1)
【Fターム(参考)】
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